説明

コンベアベルトおよびコンベア装置

【課題】コンベアベルトのコストを低く抑えつつ、縦裂きを精度良く検出でき、縦裂きの成長が進まないうちに縦裂きを発見できるコンベアベルトを提供する。
【解決手段】無端環状のコンベアベルト22には、高周波を受信することにより誘導電流が流れるループコイル26(26A、26B、26C・・・)が埋設されている。ループコイル26(26C、26D、26E・・・)は、コンベアベルト幅方向中央部から外側に延びて配置され、外側部が交互するように走行方向に千鳥状にして所定間隔で埋設されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンベアベルトおよびコンベア装置に関し、特に、被搬送物の搬送時に発生する縦裂きを検出できるコンベアベルトおよびコンベア装置に関する。
【背景技術】
【0002】
コンベアベルトへの搬送物を積載する部分において、ベルトとホッパの間に大塊の搬送物が詰まる、もしくは鋭利な搬送物が刺さるなどの現象が起こった場合、搬送物によってベルト表面が強く擦られ続け、ついにはコンベアベルトが縦裂きするという故障に至ることがある。これが発生した場合、コンベアベルト全周が裂けて搬送不能状態に陥るほか、搬送物が周辺に拡散し、甚大な被害をもたらすことがある。また、天然資源の採掘現場などでは、そのような故障が発見しづらい場合や、保守、修理に時間がかかる場合があることから、故障を自動検出する方法が求められていた。
【0003】
そのため、前もって全周縦裂きの予兆(縦裂きする距離を最小限にする)を自動検出する方法として、図1(a)に示すように、コンベアベルト2の内部にループコイル6を、その長手方向に所定間隔で挿入し、図1(b)の断面図に示すように、コンベアベルト2の近傍下方に1組の高周波発信器8Aと受信器8Bを配置して、電磁誘導の原理を用いて非接触でループコイル6の断線/非断線を感知し、断線していればシステムに停止信号を送る方法が提案されている(特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開昭51−055575号公報
【特許文献2】特開2005−162430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した縦裂きの検出方法においては、縦裂きの検出精度を上げ、かつ、縦裂きの成長が進まないうちに早く縦裂きを発見できるようにしようとすると、図2に示すようにループコイル6の挿入間隔を短くしなければならない。コイルの間隔を短くすると、挿入するコイルの総量が多くなるため、コンベアベルトが高額になるという問題がある。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、コイルの総量を減らしてコンベアベルトのコストを低く抑えることができると共に、縦裂きを精度良く検出でき、縦裂きの成長が進まないうちに縦裂きを発見できるコンベアベルトおよびコンベア置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、第1の発明は、高周波を受信することにより誘導電流が流れるループコイルが埋設された無端環状のコンベアベルトであって、前記ループコイルは、コンベアベルト幅方向中央部から外側に延びて配置され、外側部が交互するように走行方向に千鳥状にして所定間隔で複数埋設されていることを特徴とする。
【0008】
第2の発明は、第1の発明のコンベアベルトを搭載したコンベア装置であって、前記コンベアベルトの近傍にて、コンベアベルト幅方向中央部に配置され、通過する前記ループコイルに高周波を供給する発信器と、前記発信器の両側にて、コンベアベルト幅方向に配置され、前記ループコイルから前記高周波による誘導電流を交互に検知する第1および第2の受信器と、前記ループコイルが前記第1および第2の受信器を通過する時に、前記第1および第2の受信器からの信号に基づいて前記ループコイルの断線状態を判定する判定手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
第1の発明によれば、コンベアベルトのコストに関わるコイルの総量を減らしつつ、縦裂きが発生しやすいベルトの幅方向中央部においては、コイルの密度を大きくしたので、コストを低減できるとともに、縦裂きを精度良く検出でき、かつ、縦裂きの成長が進まないうちに縦裂きを早く発見できる。
【0010】
第2の発明によれば、コンベアベルト幅方向中央部にループコイルに高周波を供給する発信器が配置され、前記発信器の両側に、ループコイルの誘導電流を交互に検知する第1および第2の受信器が配置されているので、ループコイルが第1および第2の受信器を通過する時に、ループコイルの断線状態を判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】縦裂き検出用のループコイルが埋設されたコンベアベルト示す図である。
【図2】縦裂きを精度良く検出するためにループコイルが間隔を短くして埋設されたコンベアベルト示す図である。
【図3】本発明のコンベアベルトおよびコンベアベルトを搭載したコンベア装置の構成の一例を示す図である。
【図4】駆動プーリおよび近接センサを示す斜視図である。
【図5】ループコイルおよび縦裂き検出センサについて説明する図である。
【図6】コンベア装置の断面図である。
【図7】運転時における各種信号のタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図3は、本発明のコンベアベルトおよびコンベアベルトを搭載したコンベア装置の構成の一例を示す図である。図3に示すように、コンベア装置10には、動力回転体としての駆動プーリ12が配置され、この駆動プーリ12と対となる従動プーリ14が設けられ、駆動プーリ12および従動プーリ14には、無端環状のゴム製のコンベアベルト22が巻き掛けられている。また、コンベアベルト22の上方には、ホッパ24が配設されており、このホッパ24からコンベアベルト22上に被搬送物が供給されることになる。なお、駆動プーリ12には、図示しないモータがギヤを介して連結されて回転されるようになっている。図3において、Cはコンベアベルトの進行方向を表す。
【0013】
コンベア装置10は、コンベアベルト22を駆動する駆動プーリ12もしくはコンベアベルト22に従動する従動プーリ14が回転する際、その所定回転角度ごとに信号を出力するプーリ回転センサを備えており、このプーリ回転センサの構成するものの例として、第1近接センサ20Aおよび第2近接センサ20Bを次に説明する。
【0014】
図4は、駆動プーリおよび近接センサを示す斜視図である。駆動プーリ12の側面12Aには、1枚以上(図示の場合は2枚)の検出用金属である鉄片16が取り付けられている。駆動プーリ12の側面12Aの近傍には、回転センササポートフレーム18が配置され、この回転センササポートフレーム18には、2個の近接センサ(第1近接センサ20A、第2近接センサ20B)が駆動プーリ12の軸心を中心とした同一円弧上に若干の間隔を持って固定されている。第1近接センサ20Aおよび第2近接センサ20Bには、図示しない増幅部を介してCPU35が接続されており、第1近接センサ20Aおよび第2近接センサ20Bは、駆動プーリ12の回転によって鉄片16が第1近接センサ20Aおよび第2近接センサ20Bを通過する毎に、CPU35にパルス信号を出力するようになっている。なお、第1近接センサ20Aおよび第2近接センサ20Bは、同一円弧上にずらして配置され、駆動プーリ12の回転方向を判断可能とされている。
【0015】
ここで、駆動プーリ12の回転量とコンベアベルト22の走行距離とは、駆動プーリ12とコンベアベルト22とのずれを除いてほぼ対応するので、第1、第2近接センサ20A、20BからCPU35に出力されるパルス信号の数もコンベアベルト22の走行距離にほぼ対応することになる。
【0016】
さらに、コンベア装置10には、コンベアベルト22の走行方向(長さ方向)に間隔をおいて配置され、そこでの縦裂きの有無の情報を保持する複数のループコイル26(26A、26B、26C、26D、26E・・・)と、コンベアベルト22の近くに固定配置され、コンベアベルト22の転動に伴って検出エリア内を通過するループコイル26から情報を取り出してその情報をリアルタイムに出力する縦裂き検出センサ28が設けられる。次に、ループコイル26および縦裂き検出センサ28について説明する。
【0017】
図5は、ループコイルおよび縦裂き検出センサについて説明する図である。コンベアベルト22の内部(下面に近いゴム内)には、細い撚り亜鉛めっき鋼線のループコイル26(26A、26B、26C、26D、26E・・・)が、コンベアベルト幅方向中央部から外側に延びて配置され、外側部が交互するように走行方向に千鳥状にして所定間隔で埋設されている。コンベアベルトの縦裂きは被搬送物を搬送するベルト中央部で起こりやすいため、この配置により中央部のループコイルの間隔は短く、比較的縦裂きの起こりにくい端部はループコイルの間隔を長くして、縦裂きの起こる可能性のある部分で集中的に縦裂きの有無を検出できるようにしている。ループコイル26は、同心状に配置された2本のスチールケーブルからなり、長辺がコンベアベルト22のほぼ全幅の2/3にわたる略矩形状の閉ループを導線で形成している。これらのループコイル26には、コンベアベルト22の縦裂き時に必ず断線する低い強度の導線が用いられる。
【0018】
近接して(本実施例では間隔が5mで)埋設された2本のループコイル26A、26Bは、スタートループコイルとされてベルト走行距離を計算するための基準とされる。スタートループコイル26Bに続く各ループコイル26C、26D、26E・・・は、本実施例では、間隔が25〜50mとなるように配置されてスタートループコイル26Aからの移動距離が検出できるようになっている。なお、ループコイル26の数や間隔は、種々の設定が可能である。
【0019】
図3および図5に示すように、コンベアベルト22の近傍下方には、縦裂き検出センサ28が固定配置されている。縦裂き検出センサ28は、コンベアベルト22の縦裂きが発生しやすい位置に対応して配置するのが好ましく、本実施例では、図3に示すように、ホッパ24の配設位置からコンベアベルト22の走行方向(矢印C方向)にややずれた位置に対応して配置している。
【0020】
図6は、縦裂き検出センサが配置されている位置でのコンベア装置の断面図である。縦裂き検出センサ28は、発信器28Aと第1受信器28Bと第2受信器28Cとを備え、コンベアベルト22の下方にて幅方向に、発信器28Aを中央部に配置し、発信器28Aの両側に第1受信器28Bと第2受信器28Cを配置している。発信器28Aは、高周波(例えば、11kHz程度)を発し、ループコイル26が通過するときに、ループコイル26に高周波を供給するようになっている。ここで、通過するループコイル26が断線していなければ、発信器28Aからの高周波により電磁誘導が生じてループコイル26に誘導電流が流れ、第1受信器28Bおよび第2受信器28Cは、交互にこの誘導電流を各々検知することができる。縦裂き検出センサ28には、図示しない増幅部を介してCPU35(判定手段)が接続され出力されるようになっている。
【0021】
コンベア装置10には、さらに、CPU35(判定手段)およびメモリ38が設けられる。CPU35は、メモリ38に記憶されたプログラムに基づき、第1近接センサ20Aおよび第2近接センサ20Bからのパルス数等を記憶し、第1、第2近接センサ20A、20Bからのパルス信号と縦裂き検出センサ28からの信号とによりコンベアベルト22の縦裂きの有無およびその位置を判定する。CPU35には、駆動制御部40が接続されており、コンベアベルト22の縦裂きが有ると判定された場合にCPU35から駆動制御部40に信号が出力され、これにより、駆動プーリ12を駆動するモータ(図示省略)が縦裂き部を所定位置に停止させるようになっている。
【0022】
次に、コンベア装置10における、コンベアベルト22の縦裂き検出について、図3、図5および図7を参照しながら説明する。
【0023】
まず、図3に示されるループコイル26A〜26Pの各間隔を記憶するために、コンベア装置10を運転する。図7には、運転時における各種信号のタイミングチャートが示されている。ここで、回転センサ信号V1は、第1近接センサ20Aから入力されるパルス信号であり、回転センサ信号V2は、回転センサ信号V1よりも所定時間遅延して第2近接センサ20Bから入力されるパルス信号である。また、ループコイル信号V3は、第1受信器28Bからの信号が図示しない増幅部で増幅されてCPU35に入力されたものであり、ループコイル信号V4は、第2受信器28Cからの信号が図示しない増幅部で増幅されてCPU35に入力されたものである。
【0024】
図7のループコイル信号V3において、ほぼ連続して発生するパルス信号326A、326Bは、図5に示される第1受信器28Bがほぼ連続して2つのループコイル26A、26Bを検知したことを示し、2つのループコイル26A、26Bは、スタートループコイルとして認識される。スタートループコイル26A、26Bの検知以後、CPU35は、ループコイル信号V3にコイル検知の信号であるパルス信号(326C、326E、326C、326G、・・・)が発生する毎に、回転センサ信号V1および回転センサ信号V2で入力されたパルス数を各ループコイル(26A、26B、26C、26E・・・)間の間隔として記憶する。第1受信器28Bが、再びほぼ連続して2つのループコイル(スタートループコイル)26A、26Bを検出し、図7に示されるループコイル信号V3において、再びパルス信号326A、326Bが連続して発生した段階で、CPU35は、コンベアベルト22が一周したものと判断して各ループコイル(26A、26B、26C、26E・・・)間の間隔の記憶を終了する。
【0025】
また、CPU35は、第1受信器28Bからのパルス信号(326A、326B、326C、326E、326G、・・・)に基づく各ループコイル(26A、26B、26C、26E・・・)間の間隔の記憶と並行して、同様に、第2受信器28Cからのパルス信号(426A、426B、426D、426F、426H・・・)に基づく各ループコイル(26A、26B、26D、26F・・・)間の間隔の記憶を行う。
【0026】
次に、コンベアベルト22の縦裂き検出を開始する。縦裂き検出は、第1受信器28Bおよび第2受信器28Cに基づいて行う。図5に示されるループコイル26Cは、第1受信器28Bを通過する。
【0027】
第1受信器28Bに基づくループコイル26Cの縦裂き検出では、まず、CPU35が、図7に示されるスタートループコイルのパルス信号326A、326Bの入力後における、回転センサ信号V1および回転センサ信号V2で発生したパルス数をカウントする。カウントされたパルス数と、ループコイル26Cの埋設箇所までのパルス数として記憶された数と、を比較対応させ、これらが等しい場合に、ループコイル26Cの図7に示されるパルス信号(コイル検知の信号)326Cの有無を判定する。ここで、パルス信号(コイル検知の信号)326Cがあれば、図5に示されるループコイル26Cの埋設箇所で縦裂きは発生していないと判定する。一方、パルス信号(コイル検知の信号)326Cがなければ、ループコイル26Cの埋設箇所での縦裂きによりループコイル26Cが破断している(断線状態にある)と判定して駆動制御部40に信号を出力し、駆動プーリ12の駆動を停止する。
【0028】
第2受信器28Cに基づくループコイル26Dの縦裂き検出では、まず、CPU35が、図7に示されるスタートループコイルのパルス信号426A、426Bの入力後における、回転センサ信号V1および回転センサ信号V2で発生したパルス数をカウントする。カウントされたパルス数と、ループコイル26Dの埋設箇所までのパルス数として記憶された数と、を比較対応させ、これらが等しい場合に、ループコイル26Dの図7に示されるパルス信号(コイル検知の信号)426Dの有無を判定する。ここで、パルス信号(コイル検知の信号)426Dがあれば、図5に示されるループコイル26Dの埋設箇所で縦裂きは発生していないと判定する。一方、パルス信号(コイル検知の信号)426Dがなければ、ループコイル26Dの埋設箇所での縦裂きによりループコイル26Dが破断している(断線状態にある)と判定して駆動制御部40に信号を出力し、駆動プーリ12の駆動を停止する。
【0029】
以下、同様に第1受信器28Bは、ループコイル(26E、26G・・・)のコイル位置におけるパルス信号の検出有無により埋設箇所での縦裂き発生の有無を検知し、第2受信器28Cは、ループコイル(26F、26H・・・)のコイル位置におけるパルス信号の検出有無により埋設箇所での縦裂き発生の有無を検知する。
【0030】
なお、上記の実施の形態では、第1、第2近接センサ20A、20Bによりコンベアベルト22の走行距離を推定しているが、タイマにてコンベアベルト22の走行距離を推定してもよい。また、鉄片16を駆動プーリ側面12Aでなく、従動プーリ14の側面に取り付けると共に、第1、第2の近接センサ20A、20Bを駆動プーリ側面12Aの近傍でなく、従動プーリ14の側面の近傍に設けてもよい。
【0031】
また、第1受信器28Bと第2受信器28Cとの両方がループコイル26を検知した場合に別途第3のパルス信号を発生させ、この発生させたパルス信号と第1、第2近接センサ20A、20Bのパルス信号とを対比させて判定してもよい。
【0032】
さらに、第1、第2受信器28B、28Cに基づくループコイル信号V3、V4同士を比較演算処理して別途第3のパルス信号を発生させ、この発生させたパルス信号と第1、第2近接センサ20A、20Bのパルス信号とを対比させて判定してもよい。
【0033】
上述のように、本発明は、ループコイルを、ループコイルの外側部が交互するように走行方向に千鳥状にしてコンベアベルトに埋設するので、コイルの総量を減らすことができ、したがって、コンベアベルトのコストを低く抑えることができる。また、本発明は、縦裂きが発生しやすいベルトの幅方向中央部においては、コイルの密度を大きくしたので、縦裂きを精度良く検出でき、かつ、縦裂きの成長が進まないうちに縦裂きを早く発見できる。
【符号の説明】
【0034】
10 コンベア装置
12 駆動プーリ
12A 駆動プーリ側面
14 従動プーリ
16 鉄片
18 回転センササポートフレーム
20A 第1近接センサ
20B 第2近接センサ
22 コンベアベルト
24 ホッパ
26、26A〜26P ループコイル
28 縦裂き検出センサ
28A 発信器
28B 第1受信器
28C 第2受信器
35 CPU
38 メモリ
40 駆動制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
高周波を受信することにより誘導電流が流れるループコイルが埋設された無端環状のコンベアベルトであって、
前記ループコイルは、コンベアベルト幅方向中央部から外側に延びて配置され、外側部が交互するように走行方向に千鳥状にして所定間隔で複数埋設されていることを特徴とするコンベアベルト。
【請求項2】
請求項1に記載のコンベアベルトを搭載したコンベア装置であって、
前記コンベアベルトの近傍にて、コンベアベルト幅方向中央部に配置され、通過する前記ループコイルに高周波を供給する発信器と、
前記発信器の両側にて、コンベアベルト幅方向に配置され、前記ループコイルから前記高周波による誘導電流を交互に検知する第1および第2の受信器と、
前記ループコイルが前記第1および第2の受信器を通過する時に、前記第1および第2の受信器からの信号に基づいて前記ループコイルの断線状態を判定する判定手段と、
を備えることを特徴とするコンベア装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2012−224471(P2012−224471A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−96416(P2011−96416)
【出願日】平成23年4月22日(2011.4.22)
【出願人】(000005278)株式会社ブリヂストン (11,469)
【Fターム(参考)】