説明

γセクレターゼ修飾因子

その多くの実施形態において、本発明は、γセクレターゼの修飾因子としての新規な部類の複素環化合物、そうした化合物の調製方法、1つもしくは複数のそうした化合物を含む医薬組成物、1つもしくは複数のそうした化合物を含む医薬処方物の調製方法、および、そうした化合物または医薬組成物を用いた中枢神経系に関連する1つもしくは複数の疾患の治療、予防、阻害または改善方法を提供する。一実施形態では、本出願は、式Iに示す一般構造(式中、R、R、R、R、R、R、R10、G、UおよびVは明細書0に定義する通りである)を有する化合物、または前記化合物の薬学的に許容される塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグを開示する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
次式に示す一般構造を有する化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
【化72】

(式中、
(i)RとRは共に結合して、C4〜C8シクロアルキル、C4〜C8シクロアルケニル、5〜8員ヘテロシクリルまたは5〜8員ヘテロシクレニル部分を形成しており、前記シクロアルキルまたはヘテロシクリル部分のそれぞれは置換されていないか、または同じであっても異なっていてもよい1〜5個の置換基で任意選択で独立に置換されており、各置換基は以下に示す部分からなる群から独立に選択されるか、あるいは、(ii)RとRは共に結合して、C4〜C8シクロアルキル、C4〜C8シクロアルケニル、5〜8員ヘテロシクリルまたは5〜8員ヘテロシクレニル部分を形成しており、前記シクロアルキルまたはヘテロシクリル部分のそれぞれは置換されていないか、または同じであっても異なっていてもよい1〜5個の置換基で任意選択で独立に置換されており、各置換基は以下に示す部分からなる群から独立に選択され、RとRは共に結合して、C4〜C8シクロアルキル、C4〜C8シクロアルケニル、5〜8員ヘテロシクリルまたは5〜8員ヘテロシクレニル部分を形成しており、前記シクロアルキルまたはヘテロシクリル部分のそれぞれは置換されていないか、または同じであっても異なっていてもよい1〜5個の置換基で任意選択で独立に置換されており、各置換基は以下に示す部分からなる群から独立に選択され、
Uは
【化73】

またはNであり、
GはOまたはSであり、
Vは、結合、O、−C(O)−およびN(R14)からなる群から選択され、
、RおよびR(RがRと結合していない場合)は同じであっても異なっていてもよく、それぞれは、H、アルキル−、アルケニル−およびアルキニル−、アリール−、アリールアルキル−、アルキルアリール−、シクロアルキル−、シクロアルキルアルキル−、ヘテロアリール−、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル−およびヘテロシクリルアルキル−からなる群から独立に選択され、前記アルキル−、アルケニル−およびアルキニル−、アリール−、アリールアルキル−、アルキルアリール−、シクロアルキル−、シクロアルキルアルキル−、ヘテロアリール−、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル−ならびにヘテロシクリルアルキル−のそれぞれは置換されていないか、または同じであっても異なっていてもよい1〜5個の置換基で任意選択で独立に置換されていてよく、各置換基は以下に示す部分からなる群から独立に選択されるか、
あるいは、RとRは一緒になって結合を形成しており、
14は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−CN、−C(O)R15、−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)N(R15)(R16)、−C(=NOR15)R16、および−P(O)(OR15)(OR16)からなる群から選択され、
は、H、アルキル−、アルケニル−およびアルキニル−、アリール−、アリールアルキル−、アルキルアリール−、シクロアルキル−、シクロアルキルアルキル−、ヘテロアリール−、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル−ならびにヘテロシクリルアルキル−からなる群から選択され、前記アルキル−、アルケニル−およびアルキニル−、アリール−、アリールアルキル−、アルキルアリール−、シクロアルキル−、シクロアルキルアルキル−、ヘテロアリール−、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル−ならびにヘテロシクリルアルキル−のそれぞれは置換されていないか、または同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で任意選択で独立に置換されており、各置換基は以下に示す部分からなる群から独立に選択され、
10は、結合、アルキル−、アルケニル−およびアルキニル−、アリール−、アリールアルキル−、アルキルアリール−、シクロアルキル−、シクロアルキルアルキル−、ヘテロアリール−、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル−、ヘテロシクリルアルキル−ならびに下記の部分:
【化74】

(式中、Xは、O、N(R14)またはSである)
からなる群から選択され、
10についての前記アルキル−、アルケニル−およびアルキニル−、アリール−、アリールアルキル−、アルキルアリール−、シクロアルキル−、シクロアルキルアルキル−、ヘテロアリール−、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル−、ヘテロシクリルアルキル−ならびにR10についての上記部分のそれぞれは置換されていないか、または同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で任意選択で独立に置換されていてよく、各置換基は以下に示す部分からなる群から独立に選択され、
は、アルキル−、アルケニル−およびアルキニル−、アリール−、アリールアルキル−、アルキルアリール−、シクロアルキル−、シクロアルキルアルキル−、ヘテロアリール−、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル−ならびにヘテロシクリルアルキル−からなる群から選択され、前記アルキル−、アルケニル−およびアルキニル−、アリール−、アリールアルキル−、アルキルアリール−、シクロアルキル−、シクロアルキルアルキル−、ヘテロアリール−、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル−ならびにヘテロシクリルアルキル−のそれぞれは置換されていないか、または同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で任意選択で独立に置換されていてよく、各置換基は以下に示す部分からなる群から独立に選択され、
15、R16およびR17は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アリールシクロアルキル、アリールヘテロシクリル、R18−アルキル、R18−シクロアルキル、R18−シクロアルキルアルキル、R18−ヘテロシクリル、R18−ヘテロシクリルアルキル、R18−アリール、R18−アリールアルキル、R18−ヘテロアリールおよびR18−ヘテロアリールアルキル−からなる群から独立に選択され、
18は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、アリールアルキニル、−NO、ハロ、ヘテロアリール、HO−アルキルオキシアルキル、−CF、−CN、アルキル−CN、−C(O)R19、−C(O)OH、−C(O)OR19、−C(O)NHR20、−C(O)NH、−C(O)NH−C(O)N(アルキル)、−C(O)N(アルキル)(アリール)、−C(O)N(アルキル)(ヘテロアリール)、−SR19、−S(O)20、−S(O)NH、−S(O)NH(アルキル)、−S(O)N(アルキル)(アルキル)、−S(O)NH(アリール)、−S(O)NH、−S(O)NHR19、−S(O)NH(ヘテロシクリル)、−S(O)N(アルキル)、−S(O)N(アルキル)(アリール)、−OCF、−OH、−OR20、−O−ヘテロシクリル、−O−シクロアルキルアルキル、−O−ヘテロシクリルアルキル、−NH、−NHR20、−N(アルキル)、−N(アリールアルキル)、−N(アリールアルキル)−(ヘテロアリールアルキル)、−NHC(O)R20、−NHC(O)NH、−NHC(O)NH(アルキル)、−NHC(O)N(アルキル)(アルキル)、−N(アルキル)C(O)NH(アルキル)、−N(アルキル)C(O)N(アルキル)(アルキル)、−NHS(O)20、−NHS(O)NH(アルキル)、−NHS(O)N(アルキル)(アルキル)、−N(アルキル)S(O)NH(アルキル)および−N(アルキル)S(O)N(アルキル)(アルキル)からなる群から独立に選択される1〜5個の置換基であるか、
あるいは、隣接炭素上の2つのR18部分は共に結合して
【化75】

を形成することができ、
19は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、
20は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ハロ置換アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルであり、
、R−R、R、R、R、R、R10およびR14における、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルケニルおよびアルキニル基のそれぞれは、独立に置換されていないか、またはアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ハロ、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−S(O)N(R15)(R16)、−CH(R15)(R16)、−S(O)N(R15)(R16)、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−アルキル−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−CH−N(R15)C(O)R16、−CH−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH−R15;−CHN(R15)(R16)、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)16、−CH−N(R15)S(O)16、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)OR16、−CH−N(R15)C(O)OR16、−S(O)R15、=NOR15、−N、−NOおよび−S(O)15からなる群から独立に選択される1〜5個のR21基で任意選択で置換されており、
21のアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルケニルおよびアルキニル基のそれぞれは、独立に置換されていないか、またはアルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、−CF、−CN、−OR15、−C(O)R15、−C(O)OR15、−アルキル−C(O)OR15、C(O)N(R15)(R16)、−SR15、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)N(R15)(R16)、−C(=NOR15)R16、−P(O)(OR15)(OR16)、−N(R15)(R16)、−アルキル−N(R15)(R16)、−N(R15)C(O)R16、−CH−N(R15)C(O)R16、−N(R15)S(O)R16、−N(R15)S(O)16、−CH−N(R15)S(O)16、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)S(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−CH−N(R15)C(O)N(R16)(R17)、−N(R15)C(O)OR16、−CH−N(R15)C(O)OR16、−N、=NOR15、−NO、−S(O)R15および−S(O)15からなる群から独立に選択される1〜5個のR22基で置換されている)。
【請求項2】
次式に示す一般構造を有する化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
【化76】

(式中、
Uは
【化77】

またはNであり、
Gは、OまたはSであり、
Vは、結合、O、−C(O)およびN(R19)からなる群から選択され、
、RおよびRは同じであっても異なっていてもよく、それぞれは、H、アルキル−、アルケニル−およびアルキニル−、アリール−、アリールアルキル−、アルキルアリール−、シクロアルキル−、シクロアルキルアルキル−、ヘテロアリール−、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル−およびヘテロシクリルアルキル−からなる群から独立に選択され、前記アルキル−、アルケニル−およびアルキニル−、アリール−、アリールアルキル−、アルキルアリール−、シクロアルキル−、シクロアルキルアルキル−、ヘテロアリール−、ヘテロアリールアルキル−、ヘテロシクリル−ならびにヘテロシクリルアルキル−のそれぞれは置換されていないか、または同じであっても異なっていてもよい1〜5個の置換基で任意選択で独立に置換されていてよく、各置換基は以下に示す部分からなる群から独立に選択され、
とRは共に結合して、C4〜C8シクロアルキルまたは5〜8員ヘテロシクリル部分を形成しており、前記シクロアルキルまたはヘテロシクリル部分のそれぞれは置換されていないか、または同じであっても異なっていてもよい1〜5個の置換基で任意選択で独立に置換されており、各置換基は以下に示す部分からなる群から独立に選択され、
14は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−CN、−C(O)R15、−C(O)OR15、−C(O)N(R15)(R16)、−S(O)N(R15)(R16)、−S(O)N(R15)(R16)、−C(=NOR15)R16、および−P(O)(OR15)(OR16)からなる群から選択され、
は、H、アルキル、シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され、前記アルキル、シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールのそれぞれは置換されていないか、または同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で任意選択で独立に置換されており、各置換基はハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群から独立に選択され、
10は、結合、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリルアルキルならびに下記の部分:
【化78】

【化79】

(式中、Xは、O、NHまたはSである)
からなる群から選択され、
10についての前記アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルおよびR10についての上記部分のそれぞれは置換されていないか、または同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で任意選択で独立に置換されていてよく、各置換基はハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群から独立に選択され、
は、アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリールアルキル、アルキルアリール、ヘテロアリールアルキルおよびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され、前記アルキル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルのそれぞれは置換されていないか、または同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で任意選択で独立に置換されていてよく、各置換基はハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群から独立に選択されている。)
【請求項3】
UがC(R)である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
UがNである、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
GがOである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
GがSである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
がHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
がアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
がメチルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
(a)RとRが共に結合して、シクロペンチル環を形成しているか、または、
(b)RとRが共に結合して、同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で置換されたシクロペンチル環を形成しており、各置換基は、ハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群から独立に選択されるか、または、
(c)RとRが共に結合して、シクロヘキシル環を形成しているか、または、
(d)RとRが共に結合して、同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で置換されたシクロヘキシル環を形成しており、各置換基は、ハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群から独立に選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
(a)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しており、前記環はアリールまたはヘテロアリール環と縮合しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(b)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しており、前記環はアリール環と縮合しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(c)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しており、前記環はフェニル環と縮合しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(d)RとRが共に結合して環を形成しており、前記環はアリールまたはヘテロアリール環と縮合しているか、あるいは、
(e)RとRが共に結合して環を形成しており、前記環はフェニル環と縮合しているか、あるいは、
(f)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたヘテロシクリル環を形成しており、前記環はアリールまたはヘテロアリール環と縮合しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(g)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたヘテロシクリル環を形成しており、前記環はアリール環と縮合しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(h)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたヘテロシクリル環を形成しており、前記環はフェニル環と縮合しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(i)RとRが共に結合して、ヘテロシクリル環を形成しており、前記環はアリールまたはヘテロアリール環と縮合しているか、あるいは、
(j)RとRが共に結合して、ヘテロシクリル環を形成しており、前記環はフェニル環と縮合しているか、あるいは、
(k)UがNであり、RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたピペリジニル環を形成しており、前記環はアリールまたはヘテロアリール環と縮合しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(l)UがNであり、RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたピペリジニル環を形成しており、前記環はアリール環と縮合しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(m)UがNであり、RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたピペリジニル環を形成しており、前記環はフェニル環と縮合しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(n)UがNであり、RとRが共に結合して、ピペリジニル環を形成しており、前記環はアリールまたはヘテロアリール環と縮合しているか、あるいは、
(o)UがNであり、RとRが共に結合して、ピペリジニル環(例えば、UはNである)を形成しており、前記環はフェニル環と縮合している、
請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
(a)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しており、RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しているか、あるいは、
(b)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しており、RとRが共に結合して、アリールまたはヘテロアリール環と縮合した環を形成しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(c)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しており、RとRが共に結合して、アリールまたはヘテロアリール環と縮合したC4〜C8シクロアルキル環を形成しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(d)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しており、RとRが共に結合して、アリール環と縮合したC4〜C8シクロアルキル環を形成しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(e)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したC4〜C8シクロアルキル環を形成しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(f)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したC4〜C8シクロアルキル環を形成しており、前記フェニル部分は1〜3個の独立に選択されたハロで置換されているか、あるいは、
(g)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したシクロペンチル環を形成しており、前記フェニル部分は1〜3個のFで置換されているか、あるいは、
(h)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したテトラヒドロピラニル環を形成しており、前記フェニル部分は1〜3個のFで置換されているか、あるいは、
(i)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したシクロペンチル環を形成しており、前記フェニル部分は1個のFで置換されているか、あるいは、
(j)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したテトラヒドロピラニル環を形成しており、前記フェニル部分は1個のFで置換されているか、あるいは、
(k)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたヘテロシクリル環を形成しており、RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換された環を形成しているか、あるいは、
(l)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたヘテロシクリル環を形成しており、RとRが共に結合して、アリールまたはヘテロアリール環と縮合した環を形成しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(m)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたヘテロシクリル環を形成しており、RとRが共に結合して、アリールまたはヘテロアリール環と縮合したC4〜C8シクロアルキル環を形成しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(n)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたヘテロシクリル環を形成しており、RとRが共に結合して、アリール環と縮合したC4〜C8シクロアルキル環を形成しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(o)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたヘテロシクリル環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したC4〜C8シクロアルキル環を形成しており、得られた前記縮合環は1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されているか、あるいは、
(p)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたヘテロシクリル環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したC4〜C8シクロアルキル環を形成しており、前記フェニル部分は1〜3個の独立に選択されたハロで置換されているか、あるいは、
(q)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたピペリジニル環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したシクロペンチル環を形成しており、前記フェニル部分は1〜3個の独立に選択されたハロで置換されているか、あるいは、
(r)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたピペリジニル環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したテトラヒドロピラニル環を形成しており、前記フェニル部分は1〜3個の独立に選択されたハロで置換されているか、あるいは、
(s)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたピペリジニル環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したシクロペンチル環を形成しており、前記フェニル部分は1個のFで置換されているか、あるいは、
(t)RとRが共に結合して、1〜5個の独立に選択されたR21置換基で任意選択で置換されたピペリジニル環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したテトラヒドロピラニル環を形成しており、前記フェニル部分は1個のFで置換されているか、あるいは、
(u)RとRが共に結合して、ヘテロシクリル環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したC4〜C8シクロアルキル環を形成しており、前記フェニル部分は1〜3個の独立に選択されたハロで置換されているか、あるいは、
(v)RとRが共に結合して、ピペリジニル環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したシクロペンチル環を形成しており、前記フェニル部分は1〜3個の独立に選択されたハロで置換されているか、あるいは、
(w)RとRが共に結合して、ピペリジニル環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したテトラヒドロピラニル環を形成しており、前記フェニル部分は1〜3個の独立に選択されたハロで置換されているか、あるいは、
(x)RとRが共に結合して、ピペリジニル環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したシクロペンチル環を形成しており、前記フェニル部分が1個のFで置換されているか、あるいは、
(y)RとRが共に結合して、ピペリジニル環を形成しており、RとRが共に結合して、フェニル環と縮合したテトラヒドロピラニル環を形成しており、前記フェニル部分が1個のFで置換されている、
請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
(a)UがNであり、GがOであり、RとRが共に結合してピペリジニル環を形成しており、Uの前記Nは前記ピペリジニル環の窒素として含まれており、前記ピペリジニル環は置換されていないか、あるいは、
(b)UがNであり、GがOであり、RとRが共に結合してピペリジニル環を形成しており、Uの前記Nは前記ピペリジニル環の窒素として含まれており、前記ピペリジニル環は、同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で置換されており、各置換基は、ハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群から独立に選択されるか、あるいは、
(c)UがNであり、GがOであり、RとRが共に結合してピロリジニル環を形成しており、Uの前記Nは前記ピロリジニル環の窒素として含まれており、前記ピロリジニル環は置換されていないか、あるいは、
(d)UがNであり、GがOであり、RとRが共に結合してピロリジニル環を形成しており、Uの前記Nは前記ピロリジニル環の窒素として含まれており、前記ピロリジニル環は、同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で置換されており、各置換基は、ハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群から独立に選択されるか、あるいは、
(e)UがNであり、GがOであり、RとRが共に結合してピペラジニル環を形成しており、Uの前記Nは前記ピペラジニル環の窒素として含まれており、前記ピペラジニル環は置換されていないか、あるいは、
(f)UがNであり、GがOであり、RとRが共に結合してピペラジニル環を形成しており、Uの前記Nは前記ピペラジニル環の窒素として含まれており、前記ピペラジニル環は、同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で置換されており、各置換基は、ハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群から独立に選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
(a)RとRが共に結合して置換されていないモルホリニル環を形成しているか、あるいは、
(b)RとRが共に結合して、同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で置換されたモルホリニル環を形成しており、各置換基は、ハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群から独立に選択されるか、あるいは、
(c)RとRが共に結合して置換されていないピラニル環を形成しているか、あるいは、
(d)RとRが共に結合して、同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で置換されたピラニル環を形成しており、各置換基は、ハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群から独立に選択されるか、あるいは、
(e)RとRが共に結合して置換されていないピロリジニル環を形成しているか、あるいは、
(f)RとRが共に結合して、同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で置換されたピロリジニル環を形成しており、各置換基は、ハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群から独立に選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
がアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
が非置換フェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
が、同じであっても異なっていてもよい1〜4個の置換基で置換されたフェニルであり、各置換基は、ハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールおよびヘテロアリール基からなる群から独立に選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
が4−フルオロフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
(a)Rが非置換ナフチルであるか、または
(b)Rが、同じであっても異なっていてもよい1〜4個の置換基で置換されたナフチルであり、各置換基は、ハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールおよびヘテロアリール基からなる群から独立に選択されるか、または
(c)Rが非置換ビフェニルであるか、または
(d)Rが、同じであっても異なっていてもよい1〜4個の置換基で置換されたビフェニルであり、各置換基は、ハロ、アルキル、−CN、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、ヒドロキシおよびアルコキシ基からなる群から独立に選択されるか、または
(e)Rが3−(1,1’−ビフェニル)−イルであるか、または
(f)Rが4−(1,1’−ビフェニル)−イルである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
がHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
がアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
がメチルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
10がアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
10がフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
10がヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
が非置換ヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
が同じであっても異なっていてもよい1〜3個の置換基で置換されたヘテロアリールであり、各置換基は、ハロ、アルキル、CN、NH、NH(アルキル)、N(アルキル)、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロで置換されたアルキルおよび−OR15で置換されたアルキルからなる群から独立に選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
がイミダゾール−1−イルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
が4−メチル−イミダゾール−1−イルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項30】
が5−クロロ−4−メチル−イミダゾール−1−イルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
次式に示す一般構造を有する化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
【化80】

(式中、
UがC(H)またはC(アルキル)であり、
がHであり、
とRが結合して4〜7員シクロアルキル環を形成しており、
がフェニルであり、
がHであり、
10がアルコキシ置換フェニルであり、
が4−メチル−イミダゾール−1−イルである)。
【請求項32】
次式に示す一般構造を有する化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
【化81】

(式中、
UがC(H)、C(アルキル)またはNであり、
がHであり、
とRが結合して5〜7員ヘテロシクリル環を形成しており、
がフェニルであり、
がHであり、
10がアルコキシ置換フェニルであり、
が4−メチル−イミダゾール−1−イルである)。
【請求項33】
次式に示す一般構造を有する化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
【化82】

(式中、
UがCH、C(アルキル)またはNであり、
がHであり、
とRが結合してピペリジニル環を形成しており、
が4−フルオロ−フェン−1−イルであり、
がHであり、
10がフェニルであり、
がイミダゾール−1−イルである)。
【請求項34】
次式に示す一般構造を有する化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
【化83】

(式中、
UがCH、C(アルキル)またはNであり、
がHであり、
とRが結合してピペラジニル環を形成しており、
が4−フルオロ−フェン−1−イルであり、
がHであり、
10がフェニルであり、
が5−クロロ−4−メチル−イミダゾール−1−イルである)。
【請求項35】
次式に示す一般構造を有する化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
【化84】

(式中、
UがCH、C(アルキル)またはNであり、
がHであり、
とRが結合してピペリジニル環を形成しており、
がフェニルであり、
がHであり、
10がフェニルであり、
がイミダゾール−1−イルである)。
【請求項36】
次式に示す一般構造を有する化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
【化85】

(式中、
UがCH、C(アルキル)またはNであり、
がHであり、
がHであり、
とRが結合してピペラジニル環を形成しており、
がHであり、
10がアルコキシ置換フェニルであり、
がイミダゾール−1−イルである)。
【請求項37】
次式に示す一般構造を有する化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
【化86】

(式中、
UがCH、C(アルキル)またはNであり、
がHであり、
が(アルコキシ)アリール−アルキルであり、
とRが結合してピペリジニル環を形成しており、
がHであり、
10が(アルコキシ置換)アリールであり、
がイミダゾール−1−イルである)。
【請求項38】
次式に示す一般構造を有する化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ
【化87】

(式中、
UがCH、C(アルキル)またはNであり、
がHであり、
とRが結合してピペラジニル環を形成しており、
がハロで置換されたフェニルであり、
がHであり、
10が(アルコキシ置換)アリールであり、
がイミダゾール−1−イルである)。
【請求項39】
式1A〜40Aの化合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物もしくはエステル。
【請求項40】
式1A〜40Aの化合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項41】
式1〜7および9〜22の化合物からなる群から選択される化合物、または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物、エステルもしくはプロドラッグ。
【請求項42】
式1〜7および9〜22の化合物からなる群から選択される化合物。
【請求項43】
請求項42に記載の化合物の薬学的に許容される塩である、請求項42に記載の化合物。
【請求項44】
請求項42に記載の化合物の溶媒和物である、請求項42に記載の化合物。
【請求項45】
請求項42に記載の化合物のエステルである、請求項42に記載の化合物。
【請求項46】
治療有効量の請求項1に記載の化合物および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項47】
治療有効量の請求項42に記載の化合物および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項48】
治療有効量の請求項1に記載の化合物、薬学的に許容される担体、ならびに(a)アルツハイマー病の治療に有用な薬物、(b)神経組織の中、その上もしくはその周りのアミロイドタンパク質(例えば、アミロイドβタンパク質)の沈着を阻害するのに有用な薬物、(c)神経変性疾患の治療に有用な薬物、および(d)γ−セクレターゼを阻害するのに有用な薬物からなる群から選択される有効量の1つまたは複数の他の薬学的に活性な薬物を含む医薬組成物。
【請求項49】
治療有効量の請求項42に記載の化合物、薬学的に許容される担体、ならびに(a)アルツハイマー病の治療に有用な薬物、(b)神経組織の中、その上もしくはその周りのアミロイドタンパク質(例えば、アミロイドβタンパク質)の沈着を阻害するのに有用な薬物、(c)神経変性疾患の治療に有用な薬物、および(d)γ−セクレターゼを阻害するのに有用な薬物からなる群から選択される有効量の1つまたは複数の他の薬学的に活性な薬物を含む医薬組成物。
【請求項50】
治療有効量の請求項1に記載の化合物、薬学的に許容される担体、および有効量の1つまたは複数のBACE阻害剤を含む医薬組成物。
【請求項51】
治療有効量の請求項42に記載の化合物、薬学的に許容される担体、および有効量の1つまたは複数のBACE阻害剤を含む医薬組成物。
【請求項52】
(1)治療有効量の少なくとも1つの請求項1に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物もしくはエステル、および少なくとも1つの薬学的に許容される担体を含むか、あるいは、
(2)治療有効量の少なくとも1つの請求項1に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物もしくはエステル、および少なくとも1つの薬学的に許容される担体、ならびに(a)アルツハイマー病の治療に有用な薬物、(b)神経組織の中、その上もしくはその周りのアミロイドタンパク質(例えば、アミロイドβタンパク質)の沈着を阻害するのに有用な薬物、(c)神経変性疾患の治療に有用な薬物、および(d)γ−セクレターゼを阻害するのに有用な薬物からなる群から選択される有効量の1つもしくは複数の他の薬学的に活性な薬物を含むか、あるいは、
(3)治療有効量の少なくとも1つの請求項1に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物もしくはエステル、および少なくとも1つの薬学的に許容される担体、ならびに有効量の1つもしくは複数のBACE阻害剤を含むか、あるいは、
(4)治療有効量の少なくとも1つの請求項1に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物もしくはエステル、および少なくとも1つの薬学的に許容される担体、ならびに有効量の1つもしくは複数のコリンエステラーゼ阻害剤を含むか、あるいは、
(5)治療有効量の少なくとも1つの請求項1に記載の化合物および少なくとも1つの薬学的に許容される担体、ならびに有効量の1つもしくは複数のコリンエステラーゼ阻害剤を含むか、あるいは、
(6)治療有効量の少なくとも1つの請求項1に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物もしくはエステル、および少なくとも1つの薬学的に許容される担体、ならびに有効量の1つもしくは複数のBACE阻害剤、ムスカリン性アンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤;γセクレターゼ阻害剤;γセクレターゼ修飾因子;HMG−CoAレダクターゼ阻害剤;非ステロイド系抗炎症薬;N−メチル−D−アスパラギン酸受容体アンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリン受容体アゴニスト;CB1受容体インバースアゴニストまたはCB1受容体アンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進因子;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4阻害剤;GABAインバースアゴニスト;アミロイド凝集の阻害剤;グリコーゲンシンターゼキナーゼβ阻害剤;αセクレターゼ活性の促進剤;PDE−10阻害剤およびコレステロール吸収阻害剤を含むか、あるいは、
(7)治療有効量の少なくとも1つの請求項1に記載の化合物および少なくとも1つの薬学的に許容される担体、ならびに有効量の1つまたは複数のBACE阻害剤、ムスカリン性アンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤;γセクレターゼ阻害剤;γセクレターゼ修飾因子;HMG−CoAレダクターゼ阻害剤;非ステロイド系抗炎症薬;N−メチル−D−アスパラギン酸受容体アンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリン受容体アゴニスト;CB1受容体インバースアゴニストまたはCB1受容体アンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進因子;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4阻害剤;GABAインバースアゴニスト;アミロイド凝集の阻害剤;グリコーゲンシンターゼキナーゼβ阻害剤;αセクレターゼ活性の促進剤;PDE−10阻害剤およびコレステロール吸収阻害剤を含むか、あるいは、
(8)治療有効量の少なくとも1つの請求項1に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩、溶媒和物もしくはエステル、および少なくとも1つの薬学的に許容される担体、ならびに有効量のドネペジル塩酸塩を含むか、あるいは、
(9)治療有効量の少なくとも1つの請求項1に記載の化合物、および少なくとも1つの薬学的に許容される担体、ならびに有効量のドネペジル塩酸塩を含む
医薬組成物。
【請求項53】
そうした治療を必要とする患者に有効量の1つまたは複数の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、γ−セクレターゼを調節する方法。
【請求項54】
治療を必要とする患者に有効量の1つまたは複数の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、1つまたは複数の神経変性疾患を治療する方法。
【請求項55】
治療を必要とする患者に有効量の1つまたは複数の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、神経組織の中、その上もしくはその周りのアミロイドタンパク質の沈着を阻害する方法。
【請求項56】
治療を必要とする患者に有効量の1つまたは複数の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、アルツハイマー病を治療する方法。
【請求項57】
治療を必要とする患者に有効量の1つまたは複数の請求項42に記載の化合物を投与することを含む、アルツハイマー病を治療する方法。
【請求項58】
治療を必要とする患者に有効量の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、アルツハイマー病を治療する方法。
【請求項59】
治療を必要とする患者に有効量の請求項42に記載の化合物を投与することを含む、アルツハイマー病を治療する方法。
【請求項60】
そうした治療を必要とする患者に、
(1)有効量の請求項1に記載の化合物、ならびに
(2)BACE阻害剤、ムスカリン性アンタゴニスト、コリンエステラーゼ阻害剤;γセクレターゼ阻害剤;γセクレターゼ修飾因子;HMG−CoAレダクターゼ阻害剤;非ステロイド系抗炎症薬;N−メチル−D−アスパラギン酸受容体アンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリン受容体アゴニスト;CB1受容体インバースアゴニストまたはCB1受容体アンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進因子;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4阻害剤;GABAインバースアゴニスト;アミロイド凝集の阻害剤;グリコーゲンシンターゼキナーゼβ阻害剤;αセクレターゼ活性の促進剤;PDE−10阻害剤およびコレステロール吸収阻害剤からなる群から選択される有効量の1つまたは複数の他の薬剤として活性な成分を投与することを含む、
(a)γ−セクレターゼを調節するか、(b)1つまたは複数の神経変性疾患を治療するか、(c)神経組織の中、その上もしくはその周りのアミロイドタンパク質の沈着を阻害するか、あるいは(d)アルツハイマー病を治療する方法。
【請求項61】
そうした治療を必要とする患者に有効量の請求項1に記載の化合物、ならびに有効量のAβ抗体阻害剤、γセクレターゼ阻害剤およびβセクレターゼ阻害剤からなる群から選択される1つまたは複数の化合物を投与することを含む、アルツハイマー病を治療する方法。
【請求項62】
そうした治療を必要とする患者に有効量の請求項1に記載の化合物、および有効量の1つまたは複数のBACE阻害剤を投与することを含む、アルツハイマー病を治療する方法。
【請求項63】
(1)治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のコリンエステラーゼ阻害剤と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(2)治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量のドネペジル塩酸塩と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(3)治療を必要とする患者に有効量の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のコリンエステラーゼと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(4)治療を必要とする患者に有効量の請求項1に記載の化合物を、有効量のドネペジル塩酸塩と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(5)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量のリバスチグミンと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(6)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量のタクリンと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(7)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量のタウキナーゼ阻害剤と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(8)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、GSK3β阻害剤、cdk5阻害剤、ERK阻害剤からなる群から選択される有効量の1つもしくは複数のタウキナーゼ阻害剤と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(9)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つの抗Aβワクチン接種と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(10)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のAPPリガンドと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(11)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のインスリン分解酵素および/またはネプリライシンを上方調節する薬剤と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(12)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のコレステロール降下薬と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(13)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、アトルバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、メバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチンおよびエゼチミブからなる群から選択される有効量の1つもしくは複数のコレステロール降下薬と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(14)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のフィブラートと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(15)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、クロフィブラート、クロフィブリド、エトフィブラート、アルミニウムクロフィブラートからなる群から選択される有効量の1つもしくは複数のフィブラートと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(16)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のLXRアゴニストと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(17)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のLRP模倣体と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(18)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数の5−HT6受容体アンタゴニストと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(19)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のニコチン性受容体アゴニストと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(20)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のH3受容体アンタゴニストと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(21)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のヒストンデアセチラーゼ阻害剤と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(22)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のhsp90阻害剤と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(23)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のm1ムスカリン性受容体アゴニストと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(24)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数の5−HT6受容体アンタゴニストmGluR1もしくはmGluR5ポジティブアロステリック修飾因子またはアゴニストと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(25)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のmGluR2/3アンタゴニストと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(26)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の式Iの化合物を、有効量の1つもしくは複数の神経炎症を軽減することができる抗炎症薬と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(27)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のプロスタグランジンEP2受容体アンタゴニストと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(28)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のPAI−1阻害剤と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(29)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のAβの流出を誘発させることができる薬剤と合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(30)そうした治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量のゲルゾリンと合わせて投与することを含む、アルツハイマー病の治療方法、または
(31)治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、ダウン症候群の治療方法、または
(32)治療を必要とする患者に有効量の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、ダウン症候群の治療方法、または
(33)治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のコリンエステラーゼ阻害剤と合わせて投与することを含む、ダウン症候群の治療方法、または
(34)治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を、有効量のドネペジル塩酸塩と合わせて投与することを含む、ダウン症候群の治療方法、または
(35)治療を必要とする患者に有効量の請求項1に記載の化合物を、有効量の1つもしくは複数のコリンエステラーゼ阻害剤と合わせて投与することを含む、ダウン症候群の治療方法、または
(37)治療を必要とする患者に有効量の請求項1に記載の化合物を、有効量のドネペジル塩酸塩と合わせて投与することを含む、ダウン症候群の治療方法、または
(38)治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、軽度認識障害の治療方法、または
(39)治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、緑内障の治療方法、または
(40)治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、脳アミロイド血管症の治療方法、または
(41)治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、脳卒中の治療方法、または
(42)治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、認知症の治療方法、または
(43)治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を投与することを含む、小膠細胞症の治療方法、または
(44)治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を投与することを含む脳の炎症の治療方法、または
(45)治療を必要とする患者に有効量の1つもしくは複数の請求項1に記載の化合物を投与することを含む嗅覚器官機能喪失の治療方法。
【請求項64】
併用して用いるための医薬組成物を単一のパッケージ中の別々の容器に含むキットであって、1つの容器が薬学的に許容される担体中に有効量の請求項1に記載の化合物を含み、別の容器が有効量の別の薬剤として活性な成分を含み、前記請求項1に記載の化合物と前記の別の薬剤として活性な成分を合わせた量が(a)アルツハイマー病を治療するか、(b)神経組織の中、その上もしくはその周りのアミロイドタンパク質の沈着を阻害するか、(c)神経変性疾患を治療するか、または(d)γ−セクレターゼの活性を調節するのに有効であるキット。

【公表番号】特表2010−529014(P2010−529014A)
【公表日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−510315(P2010−510315)
【出願日】平成20年5月28日(2008.5.28)
【国際出願番号】PCT/US2008/006733
【国際公開番号】WO2008/153792
【国際公開日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】