説明

ウォッシャ装置

【課題】逆止弁を常にスムーズに開くことができるウォッシャ装置を提供する。
【解決手段】ウォッシャ液を貯蔵するタンクと、タンク内のウォッシャ液を外部へ供給するポンプと、ポンプから供給されたウォッシャ液を噴射させる2つのウォッシャノズル20,20′を備え、一方のウォッシャノズル20のノズルハウジング21に、流入路Gと該流入路から弁室Rを介してウォッシャ液をノズルハウジングの液体噴射口21a及び他方のウォッシャノズル20′に供給する液体供給流路25及び流出路Sを形成し、流入路と液体供給流路及び流出路を弁室内に収納された逆止弁30で開閉自在にし、この逆止弁の弁体32の円筒状の伸縮部32aの下端32dを弁ケース23の下端23dと蓋体24′との間に係止させたウォッシャ装置において、蓋体24′に、弁体32の円筒状の伸縮部32aを案内する円筒状のガイド部24eを突設した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、自動車用のウォッシャ液(洗浄液)をフロントウインドシールドガラス等の洗浄面に噴射させるウォッシャ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種のウォッシャ装置として、図3〜図5に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このウォッシャ装置10は、図3に示すように、ウォッシャ液(洗浄液)Wを貯蔵するタンク11と、このタンク11内のウォッシャ液Wをホース12を介してノズル側(外部)へ供給するポンプ13と、このポンプ13から供給されたウォッシャ液Wを図示しないフロントウインドシールドガラス等の洗浄面に噴射させる2つのウォッシャノズル20,20′とを備えている。このポンプ13側に位置する一方のウォッシャノズル20は、ポンプ13から供給されたウォッシャ液Wを該一方のウォッシャノズル20のノズルハウジング21の液体噴射口21aと他方のウォッシャノズル20′の2つに分配するウォッシャ液分配機能を有している。そして、このウォッシャ液分配機能を有した一方のウォッシャノズル20に、ホース14,15を介してポンプ13と他方のウォッシャノズル20′とが直列に接続されている。
【0004】
図3〜図5に示すように、一方のウォッシャノズル20は、ポンプ13から供給されるウォッシャ液Wを導入する流入路Gになる略円筒状の流入管22と、この流入管22から弁室Rになる略円筒状の弁ケース23及び蓋体24を介してウォッシャ液Wを2つに分配して液体噴射口21aに供給する液体供給流路25及び他方のウォッシャノズル(外部)20′にそれぞれ供給する流出路Sになる略円筒状の流出管26をそれぞれ形成した合成樹脂製のノズルハウジング21と、弁室R内に収納され、流入路Gと液体供給流路25及び流出路Sを開閉する逆止弁30と、この逆止弁30を流入路Gと液体供給流路25及び流出路Sを閉塞する方向に付勢する圧縮コイルスプリング(弾性体)33とを備えている。
【0005】
図4及び図5に示すように、弁室Rは、弁座部23aを有した略円筒状の弁ケース23と、この弁ケース23の下面開口部23bを覆う合成樹脂製で略円形皿状の蓋体24とで密閉された空間になるように形成されている。また、弁ケース23の弁座部23aの上側には、流入路Gを形成する流入管22と流出路Sを形成する流出管26とを円筒状の仕切壁27を介して一直線状に延びるように一体突出形成してある。
【0006】
さらに、弁ケース23の弁座部23aには、流入管22の流入路Gと液体供給流路25を連通させる円形状の連通口25aと、流入管22の流入路Gと流出管26の流出路Sを連通させるC字状の連通口26aをそれぞれ形成してある。これら流入管22の流入路Gと液体供給流路25との円形状の連通口25aと、流入管22の流入路Gと流出管26の流出路SとのC字状の連通口26aとは、後述する逆止弁30の弁体32で閉塞・開放されるようになっている。尚、蓋体24は弁ケース23の下面開口部23bに一体形成されたフック部23cに係合凹部24cを係止させることにより固定されている。
【0007】
また、図3〜図5に示すように、各ウォッシャノズル20,20′の流入管22,22′の導入口22b,22b′の端部には、ホース係止用の係止段部22c,22c′を形成してある。さらに、一方のウォッシャノズル20の流出管26の吐出口26bの端部には、ホース係止用の係止段部26cを形成してある。そして、ポンプ13と一方のウォッシャノズル20の流入管22はホース14で接続され、また、一方のウォッシャノズル20の流出管26と他方のウォッシャノズル20′の流入管22′はホース15で接続されている。
【0008】
図4及び図5に示すように、逆止弁30は、合成樹脂製で厚肉円筒状の本体31と、この本体31の上側大径部31aに嵌め込まれて弁ケース23の下端と蓋体24との間に係止された円筒状の伸縮部32aを有したゴム製の弁体32とで構成されている。そして、本体31の下面に円環溝状に形成された凹部31bと蓋体24の上面に円環溝状に形成された凹部24bとの間に圧縮コイルスプリング33を介在してある。
【0009】
さらに、図3に示すように、他方のウォッシャノズル20′は、一方のウォッシャノズル20の流出管26からホース15を介して供給されるウォッシャ液Wを導入する流入路Gになる略円筒状の流入管22′と、この流入管22′の端部から略直角に折れ曲がって液体噴射口21a′へ連通する液体供給流路25′とをそれぞれ形成した合成樹脂製のノズルハウジング21′とを備えている。
【0010】
以上構成のウォッシャ装置10によれば、一方のウォッシャノズル20は、ポンプ13から供給されるウォッシャ液Wを該一方のウォッシャノズル20のノズルハウジングの液体噴射口21aと他方のウォッシャノズル20′に分配するものであり、その使用時には、ポンプ13から一方のウォッシャノズル20の流入管22に導入されるウォッシャ液Wの圧力により圧縮コイルスプリング33の付勢力に抗して逆止弁30が流入管22と液体供給流路25との円形状の連通口25a、及び、流入管22と流出管26とのC字状の連通口26aを開く方向に移動する。これにより、図5に矢印で示すように、ウォッシャ液Wは、各連通口25a,26aを経て液体供給流路25と流出管26に分岐してそれぞれ流れ、各ウォッシャノズル20,20′の各液体噴射口21a,21a′からそれぞれ噴射される。
【0011】
また、非使用時(逆止弁30の作動停止時)には、図4に示すように、一方のウォッシャノズル20の圧縮コイルスプリング33の付勢力により逆止弁30の弁体32で流入管22と液体供給流路25との円形状の連通口25a、及び、流入管22と流出管26とのC字状の連通口26aが確実に閉塞される。
【0012】
【特許文献1】特開2008−80827号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
しかしながら、前記従来のウォッシャ装置10では、図5に示すように、逆止弁30のゴム製の弁体32が下がって弁ケース23の弁座部23aから離れて開状態になる際に、弁体32の円筒状の伸縮部32aに圧力(負荷)が掛かって内側に撓み易いため、逆止弁30の開きが悪くなる場合があった。
【0014】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、逆止弁を常にスムーズに開閉することができるウォッシャ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
請求項1の発明は、ウォッシャ液を貯蔵するタンクと、このタンク内のウォッシャ液を外部へ供給するポンプと、このポンプから供給された前記ウォッシャ液を洗浄面に噴射させる液体噴射口を形成した2つのウォッシャノズルとを備え、前記一方のウォッシャノズルのノズルハウジングに、前記ウォッシャ液を導入する流入路と該流入路から弁室を介して前記ウォッシャ液を2つに分配して前記液体噴射口に前記ウォッシャ液を供給する液体供給流路及び流出路をそれぞれ形成し、これら流入路と液体供給流路及び流出路を前記弁室内に収納された逆止弁で開閉自在にし、かつ、前記一方のウォッシャノズルの前記弁室を、弁座部を有した略円筒状の弁ケースと該弁ケースの下面開口部を覆う蓋体とで密閉形成し、この略円筒状の弁ケースの弁座部に前記流入路と液体供給流路を連通させる連通口を形成すると共に、前記流入路と前記流出路を連通させる連通口を形成し、これら流入路と液体供給流路の連通口と前記流入路と流出路の連通口を前記逆止弁の弁体で閉塞・開放自在にし、この弁体の円筒状の伸縮部の下端を前記弁ケースの下端と前記蓋体との間に係止させたウォッシャ装置において、前記蓋体に、前記弁体の円筒状の伸縮部を案内する円筒状のガイド部を突設したことを特徴とする。
【0016】
請求項2の発明は、請求項1記載のウォッシャ装置であって、前記弁体の円筒状の伸縮部を、上端部に形成された蛇腹部と該蛇腹部から下端部にかけて形成された円筒状の胴体部とで一体形成し、前記蓋体の円筒状のガイド部を前記円筒状の伸縮部の蛇腹部まで突設したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、弁座部を有した略円筒状の弁ケースの下面開口部を覆って密閉形成する蓋体に、逆止弁の弁体の円筒状の伸縮部を案内する円筒状のガイド部を突設したことにより、逆止弁の弁体が弁ケースの弁座部から離れて開状態になる際に、弁体の円筒状の伸縮部が蓋体の円筒状のガイド部により案内されるため、弁体の円筒状の伸縮部に負荷が掛かって内側に撓むことがなく、弁体をスムーズに開動作させることができる。これにより、流入路と液体供給流路及び流出路を弁室内に収納された逆止弁で開閉する際に、逆止弁をスムーズに開閉することができる。
【0018】
請求項2の発明によれば、弁体の円筒状の伸縮部を、上端部に形成された蛇腹部と該蛇腹部から下端部にかけて形成された円筒状の胴体部とで一体形成し、蓋体の円筒状のガイド部を円筒状の伸縮部の蛇腹部まで突設したことにより、弁体が弁ケースの弁座部から離れる方向に移動して開状態になる際に、弁体の伸縮部の円筒状の胴体部が蓋体の円筒状のガイド部により案内されるため、弁体の伸縮部の円筒状の胴体部に負荷が掛かって該伸縮部が内側に撓むことがなく、弁体を常にスムーズに開動作させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
図1は本発明の一実施形態のウォッシャ装置に用いられるウォッシャ液分配機能を有したウォッシャノズルの逆止弁の閉状態を示す断面図、図2は同ウォッシャノズルの逆止弁の開状態を示す断面図であり、図3に示すウォッシャ装置は援用する。
【0021】
図1及び図2に示すように、ウォッシャ装置10に用いられる一方のウォッシャノズル20は、ポンプ13から供給されるウォッシャ液Wを導入する流入路Gになる略円筒状の流入管22と、この流入管22から弁室Rになる略円筒状の弁ケース23及び蓋体24′を介してウォッシャ液Wを2つに分配して液体噴射口21aに供給する液体供給流路25及び他方のウォッシャノズル(外部)20′にそれぞれ供給する流出路Sになる略円筒状の流出管26をそれぞれ形成した合成樹脂製のノズルハウジング21と、弁室R内に収納され、流入路Gと液体供給流路25及び流出路Sを開閉する逆止弁30と、この逆止弁30を流入路Gと液体供給流路25及び流出路Sを閉塞する方向に付勢する圧縮コイルスプリング(弾性体)33とを備えている。
【0022】
弁室Rは、弁座部23aを有した略円筒状の弁ケース23と、この弁ケース23の下面開口部23bを覆う合成樹脂製で略円形皿状の蓋体24′とで密閉された空間になるように形成されている。また、弁ケース23の弁座部23aの上側には、流入路Gを形成する流入管22と流出路Sを形成する流出管26とを円筒状の仕切壁27を介して一直線状に延びるように一体突出形成してある。さらに、弁ケース23の弁座部23aには、流入管22の流入路Gと液体供給流路25を連通させる円形状の連通口25aと、流入管22の流入路Gと流出管26の流出路Sを連通させるC字状の連通口26aをそれぞれ形成してある。これら流入管22の流入路Gと液体供給流路25との円形状の連通口25aと、流入管22の流入路Gと流出管26の流出路SとのC字状の連通口26aとは、後述する逆止弁30の弁体32で閉塞・開放されるようになっている。また、蓋体24′は、弁ケース23の下面開口部23bに一体形成されたフック部23cに係合凹部24cを係止させることにより固定されている。
【0023】
図1及び図2に示すように、逆止弁30は、合成樹脂製で厚肉円筒状の本体31と、この本体31の上側大径部31aに嵌め込まれて弁ケース23の下端23dと蓋体24′との間に係止された円筒状の蛇腹部(伸縮部)32aを有したゴム製の弁体32とで構成されている。そして、本体31の上側大径部31aの下面に一体突出形成された円筒部31bと蓋体24′の上面24aに円環溝状に形成された凹部24bとの間に圧縮コイルスプリング33を介在してある。
【0024】
ゴム製の弁体32の円筒状の伸縮部32aは、上端部に形成された蛇腹部32bと該蛇腹部32bから下端部にかけて一体形成された円筒状の胴体部32cとを備えている。この弁体32の円筒状の胴体部32cの下端32dは、弁ケース23の下端23dと蓋体24′の底部24dとの間に係止されている。そして、蓋体24′の上面24aの外周側には、弁体32の円筒状の伸縮部32aの蛇腹部32bまで延びるように円筒状のガイド部24eを一体突出形成してある。尚、他の構成は、前記従来例のものと同様であるため、同一構成部分に同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0025】
以上実施形態のウォッシャ装置10によれば、一方のウォッシャノズル20は、ポンプ13から供給されるウォッシャ液Wを該一方のウォッシャノズル20のノズルハウジングの液体噴射口21aと他方のウォッシャノズル20′に分配するものであり、その使用時には、ポンプ13から一方のウォッシャノズル20の流入管22に導入されるウォッシャ液Wの圧力により圧縮コイルスプリング33の付勢力に抗して逆止弁30が流入管22と液体供給流路25との円形状の連通口25a、及び、流入管22と流出管26とのC字状の連通口26aを開く方向に移動する。詳述すると、逆止弁30のゴム製の弁体32が圧縮コイルスプリング33の付勢力に抗して下がることにより、逆止弁30のゴム製の弁体32が弁ケース23の弁座部23aから離れて開状態になる。
【0026】
この弁体32が弁ケース23の弁座部23aから離れる方向に移動して開状態になる際に、弁体32の伸縮部32aの円筒状の胴体部32cが蓋体24′の円筒状のガイド部24eにより案内されるため、弁体32の伸縮部32aの円筒状の胴体部32cに圧力(負荷)が掛かって該胴体部32c及び蛇腹部32bが内側に撓むことがなく、弁体32を常にスムーズに開動作させることができる。これにより、図2に矢印で示すように、ウォッシャ液Wは、各連通口25a,26aを経て液体供給流路25と流出管26に分岐してそれぞれ流れ、各ウォッシャノズル20,20′の各液体噴射口21a,21a′からそれぞれ噴射される。
【0027】
また、非使用時(逆止弁30の作動停止時である閉状態時)には、図1に示すように、一方のウォッシャノズル20の圧縮コイルスプリング33の付勢力により逆止弁30の弁体32で流入管22と液体供給流路25との円形状の連通口25a、及び、流入管22と流出管26とのC字状の連通口26aを確実に閉塞させることができる。即ち、逆止弁30のゴム製の弁体32が弁ケース23の弁座部23aに当接して閉状態になるため、一方のウォッシャノズル20の1つの逆止弁30で2つのウォッシャノズル20,20′のウォッシャ液Wの逆流を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の一実施形態のウォッシャ装置に用いられるウォッシャ液分配機能を有したウォッシャノズルの逆止弁の閉状態を示す断面図である。
【図2】上記ウォッシャノズルの逆止弁の開状態を示す断面図である。
【図3】従来のウォッシャ装置を示す構成図である。
【図4】上記従来のウォッシャ装置に用いられるウォッシャ液分配機能を有したウォッシャノズルの逆止弁の閉状態を示す断面図である。
【図5】上記従来のウォッシャノズルの逆止弁の開状態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0029】
10 ウォッシャ装置
11 タンク
13 ポンプ
14,15 ホース
20 一方のウォッシャノズル
20′ 他方のウォッシャノズル
21 ノズルハウジング
21a 液体噴射口
22 流入管(流入路)
23 弁ケース(弁室)
23a 弁座部
23b 下面開口部
23d 下端
24′ 蓋体
24e 円筒状のガイド部
25 液体供給流路
25a 連通口
26 流出管(流出路)
26a 連通口
30 逆止弁
32 弁体
32a 円筒状の伸縮部
32b 蛇腹部
32c 円筒状の胴体部
33 圧縮コイルスプリング(弾性体)
G 流入路
R 弁室
S 流出路
W ウォッシャ液

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウォッシャ液を貯蔵するタンクと、このタンク内のウォッシャ液を外部へ供給するポンプと、このポンプから供給された前記ウォッシャ液を洗浄面に噴射させる液体噴射口を形成した2つのウォッシャノズルとを備え、
前記一方のウォッシャノズルのノズルハウジングに、前記ウォッシャ液を導入する流入路と該流入路から弁室を介して前記ウォッシャ液を2つに分配して前記液体噴射口に前記ウォッシャ液を供給する液体供給流路及び流出路をそれぞれ形成し、これら流入路と液体供給流路及び流出路を前記弁室内に収納された逆止弁で開閉自在にし、
かつ、前記一方のウォッシャノズルの前記弁室を、弁座部を有した略円筒状の弁ケースと該弁ケースの下面開口部を覆う蓋体とで密閉形成し、この略円筒状の弁ケースの弁座部に前記流入路と液体供給流路を連通させる連通口を形成すると共に、前記流入路と前記流出路を連通させる連通口を形成し、これら流入路と液体供給流路の連通口と前記流入路と流出路の連通口を前記逆止弁の弁体で閉塞・開放自在にし、この弁体の円筒状の伸縮部の下端を前記弁ケースの下端と前記蓋体との間に係止させたウォッシャ装置において、
前記蓋体に、前記弁体の円筒状の伸縮部を案内する円筒状のガイド部を突設したことを特徴とするウォッシャ装置。
【請求項2】
請求項1記載のウォッシャ装置であって、
前記弁体の円筒状の伸縮部を、上端部に形成された蛇腹部と該蛇腹部から下端部にかけて形成された円筒状の胴体部とで一体形成し、前記蓋体の円筒状のガイド部を前記円筒状の伸縮部の蛇腹部まで突設したことを特徴とするウォッシャ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−909(P2010−909A)
【公開日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−161520(P2008−161520)
【出願日】平成20年6月20日(2008.6.20)
【出願人】(000144027)株式会社ミツバ (2,083)
【Fターム(参考)】