説明

カテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成

【課題】カテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成の提供。
【解決手段】カテキンの安定した製薬と化粧品構成が発表された。当製薬構成には酸化防止剤、金属キレ−ト剤、カテキンや派生物、そして水が含まれている。ここで発表された製薬構成はカテキン及びその派生物の酸化を抑制し、カテキンの製薬構成の保存時間を延長することができる上に、この構成の医療応用を増やすことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一般的製薬構成、特に、カテキンやその派生物による安定した製薬及び化粧品構成に関するものである。
【背景技術】
【0002】
カテキンとその派生物は良く知られており、緑茶の葉のエキスの中の有用な成分である。現今では、カテキンとその派生物は多種類の医学応用に使われている。例えば、緑茶カテキンは皮膚ガンを含める数種類の癌の予防に有効と示された。研究では、緑茶カテキンは発生と悪化の段階において腫瘍の形成を抑制する効用があると示された。マウスへの飲用水に添加された緑茶は、紫外線の照射で起こされた皮膚腫瘍の形成を抑制する(Wang et al,1991)。局部に皮膚に使われるEGCGは、テレオシデインによる形成したマウスの腫瘍の悪化を抑制する。その腫瘍は以前にDMBAで起こされたものである(Yosizawa et al.,1987)。
【0003】
一方、カテキンは酸化防止剤でもある。カテキンが腫瘍の発生と悪化を抑制するメカニズムは、部分的にその酸化防止剤の機能によるものかもしれない。紫外線の照射及び化学発癌因はス−パ−オキシド基、ヒドロキシル基、過酸化水素、過酸化硝酸、又は、アルキル基のような反応的な化学種を生み出す。これらの基は脂質、リポたんぱく質、酵素、核酸とその他の細胞生化学薬品の破壊と変化によって細胞の損傷及び細胞の機能障害を引き起こす可能性がある。カテキンは、活性酸素種によって引き起こされた遊離基の清掃者の役割をし、基の損害を防ぐことが出来る。
【0004】
しかも、緑茶カテキンは雄性ホルモンの活動を調整することが出来る。皮膚、前立腺、のような多くの雄性ホルモンの標的器官においては、テストステロンはより活発的な雄性ホルモン5−アルファ−ディハイドロテストステロンに(DHT)に変化する。DHTは雄性ホルモンの受容体に結合し、遺伝子の表現を調整する(Hipakka and Liao,1998)。実際に、EGCE及びECGのようなカテキンの派生物は酵素IIよりも酵素Iに対してより活発的になる。テストステロン或いはDHTが局部に使用される時にEGCGの抑制効果を観察すると、EGCG活動は他のメカニズムと同様に5−アルファ−還元酵素の抑制に依存しているように示された。他に、男性の額の皮脂も、直接に額にガンマリノレン酸或いはEGCGを局部に使うことによって抑制された(Liao, Kao, and Hipakka,2001)。更に、カテキンは炎症抑制効果と抗老化効果があるとの報告があった。カテキンとその派生物は特定の皮膚炎症、例えば脂漏性皮膚炎、酒さ鼻と乾癬に効果があると証明された。
【0005】
しかしながら、カテキンとその派生物は酸化しやすい。そのため、カテキンとその派生物は多くの医学応用に適用できても、カテキンの医療構成、特に皮膚科に使用されるものは長時間に保存できない。即ち、緑茶のポリフェノ−ル(カテキン又はその派生物)は空気に接触すると酸化しやすくなるため、これらのポリフェノ−ルの安定した部分構成や合成品はない。
【0006】
そのため、カテキン又はその派生物の安定した製薬と化粧品構成に対する一般の需要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従って、本発明の目的はカテキンや派生物の安定した製薬と化粧品構成、又は、カテキンや派生物の構成を安定させる方法に向けられている。ここで触れた製薬構成はカテキンと派生物の酸化を抑制でき、そして、カテキンの製薬構成の保存性を延長し、それらの構成の医学応用を広げるものである。
【0008】
これら、そしてほかの利点を達するためには、また、具体化され広く説明された本発明の目的に従い、カテキンや派生物の安定した製薬と化粧品構成が提供された。本発明の安定した製薬と化粧品構成は、構成の全体重量に基づく0.01wt%から20wt%の酸化防止剤、0.01wt%から20wt%の金属キレ−ト剤、0.05wt%から5wt%のカテキンや派生物、そして、水から構成されている。
【0009】
また、本発明は、カテキンや派生物の薬剤構成を安定させる方法を提供し、それは0.01wt%から20wt%の酸化防止剤、0.01wt%から20wt%の金属キレ−ト剤、0.05wt%から5wt%のカテキンや派生物、そして水と一緒に混ぜる手順を含めている。成分の重量割合は全部構成の全体重量に基づくものである。
【0010】
ここのカテキンや派生物は如何なる伝統的なカテキンと関連の派生物でも良いが、カテキンや関連の派生物は(−)−カテキン、(+)−カテキン、(−)−エピカテキン(EC)、(−)−エピガロカテキン(EGC)、(−)−エピカテキン−3−没食子酸塩(ECG)、(−)−ガロカテキン−3−没食子酸塩(GCG)、(−)−エピガロカテキン−3−没食子酸塩(EGCG)、又はその化合物が望ましい。更にはカテキンやその派生物は(−)−カテキン、(+)−カテキン、(−)−エピカテキン(EC)、(−)−エピガロカテキン(EGC)、(−)−エピカテキン−3−没食子酸塩(ECG)、(−)−ガロカテキン−3−没食子酸塩(GCG)、(−)−エピガロカテキン−3−没食子酸塩(EGCG)、又は茶エキスからの抽出物の化合物が望ましい。本発明の構成は更に選択的に医療効果や製薬効果を高めるための特定な成分を構成することが出来る。できれば、没食子酸塩、没食子酸塩の派生物、紫外線を遮断するための紫外線吸収反応物、又は、それらの合成物が添加されるのが望ましい。
【0011】
本発明構成の酸化防止剤は、化粧品構成、や従来の医療構成に使われたあらゆる伝統的な酸化防止剤でも良い。もちろん、一種類以上の酸化防止剤は一般に使われている。本発明によれば、使用可能な推奨酸化防止剤は、化粧品構成に相応しいか慣例的なあらゆる酸化防止剤、或いは従来の医療構成である。できれば、本発明構成の酸化防止剤は、以下の物質によって構成されたグル−プの中から選択されたほうが望ましい。これらの物質は、アミノ酸の派生物、イミダゾ−ルとその派生物、ペプチッド、クロロゲンとその派生物、リポ酸とその派生物、オ−ロチオグルコ−ス、プロピルチオウラシルとチオ−ル、葉酸やその派生物、ユビキノンとユビキノ−ルやその派生物、ビタミンCと派生物、トコフェロ−ルと派生物、ビタミンAと派生物、そして、安息香の安息香酸コニフリル、ルチン酸とその派生物、アルファ−グリコシルルチン、フェルリック酸、フルフリルイデネグルシトル、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアンソ−ル、ノルジヒドログアイアシック酸、ノルジヒドログアイアレチン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸とその派生物、マンノ−スとその派生物、亜鉛とその派生物、セレンとその派生物、スチルベンとその派生物、そして、本発明にしたがってふさわしい前述の活性物質の派生物(塩、エステル、エ−テル、砂糖、ヌクレオチッド、ヌクレオシド、ペプチッドと脂質)である。前に触れたチオ−ルは酸化防止剤の機能を果たす従来のあらゆるチオ−ルでも良いが、出来れば、チオ−ルは以下の物質によって形成されるグル−プから選ばれたものが望ましい。これらの物質は、チオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミン、硫黄、酸化硫黄酸、硫酸、亜硫酸、メタ重亜鉛硫酸塩、チオ硫酸、チオジプロピオン酸ジラウリル、チオジプロピオン酸ジステアリ、チオジプロピオン酸、チオニン、スルホン、ペンタとスルホンの混合物、とそれらの派生物である。スルホキシミン混合物は酸化防止剤になるための従来のあらゆるスルホキシミンで良いが、出来れば、スルホキシミンはブチオニンスルホキシミン、ホモシステインスルホキシミン、ブチオニンスルホン、ペンタ−ヘプタチオニンスルホキシミン、ヘキサ−ヘプタチオニンスルホキシミン、またはその組合せの方が望ましい。前に触れたアミノ酸は酸化防止剤になるための従来のあらゆるアミノ酸で良いが、出来れば、本発明構成のアミノ酸はグリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン,又はそれらの組合せの方が望ましい。前に触れたリポ酸は酸化防止剤になるための従来のあらゆるリポ酸でよいが、出来れば、本発明構成のリポ酸はジヒドロリポ酸のほうが望ましい。前に触れたビタミンCの派生物は酸化防止剤になるための従来のあらゆるビタミンCの派生物で良いが、出来れば、本発明構成のビタミンCの派生物はパルミチン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルMg、酢酸アスコルビル、又はそれらの組合せの方が望ましい。前に触れたビタミンEの派生物は酸化防止剤になるための従来のあらゆるビタミンEで良いが、出来れば、本発明構成のビタミンEの派生物はビタミンEアセテ−トの方が望ましい。同様に、前に触れたビタミンAの派生物も酸化防止剤になるための従来のあらゆるビタミンAで良いが、出来れば、本発明構成のビタミンAの派生物はビタミンAパルミチン酸のほうが望ましい。前に触れた、亜鉛の派生物は酸化防止剤になるための従来のあらゆる亜鉛の派生物で良いが、出来れば、本発明構成の亜鉛の派生物はZnQ、ZnSO4、又はそれらの組合せの方が望ましい。前に触れたセレンの派生物は酸化防止剤になるための従来のあらゆるセレンの派生物でよいが、できれば、本発明構成のセレンの派生物はセレンメチオニンのほうが望ましい。前に触れたスチルベンの派生物は酸化防止剤になるための従来のあらゆるスチルベンの派生物で良いが、出来れば、本発明構成のスチルベンの派生物は酸化スチルベン、特にトランス酸化スチルベンの方が望ましい。
【0012】
本発明構成の中にある前述の酸化防止剤(一つ或いは一つ以上の混合物)の量は重量の0.01から20%、特に、本発明構成の全体重量に基づいた重量の0.05から10%のほうが望ましい。もし、ビタミンE及び、又はその派生物は酸化防止剤として使われる場合、それぞれの濃度は重量、本発明構成の全体重量の0.01〜10%の範囲内から有利に選ばれる。同様に、ビタミンA及び、あるいはその派生物が酸化防止剤として使用される場合、それぞれの濃度も重量、本発明構成の全体重量の0.01〜10%の範囲内から有利に選ばれる。
【0013】
本発明構成の金属キレ−ト剤は化粧品構成、又は、従来の医学構成に使われる金属キレ−ト剤で良い。もちろん、一般には一つ以上の金属キレ−ト剤が使用される。本発明に従えば、使用できて好ましい金属キレ−ト剤は、化粧品構成または従来の医学構成に適用出来るか習慣に使われるあらゆる金属キレ−ト剤である。出来れば、本発明構成の金属キレ−ト剤は以下の物質によって形成されるグル−プから選出されるものが望ましい。これらの物質は、アルファ−ヒドロキシ酸、アミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、EDTA、EGTA、とそれらの派生物、不飽和脂肪酸とその派生物、ビタミンCと派生物、トコフェロ−ルと派生物、ビタミンAと派生物である。前に触れたアルファ−ヒドロキシ脂肪酸は酸化防止剤になるための従来のあらゆるアルファ−ヒドロキシ脂肪酸で良いが、出来れば、本発明構成のアルファ−ヒドロキシ脂肪酸はクエン酸、乳酸、リンゴ酸、又はそれらの組合せの方が望ましい。
【0014】
本発明構成は更に化粧品の補助物を構成することが出来る。これらの補助物は従来に、例えば、防腐剤、着色効果のある泡立たない香水、増粘剤、モイスチャ−クリ−ム及び/或いは湿潤剤、脂肪、油、ワックスや、アルコ−ル、ポリオ−ル、ポリマ−、泡立ち安定剤有機溶剤やシリコンオイルのような化粧品や皮膚科処方の他の従来成分のような準備に使われるものがある。
【0015】
前に触れたオイルは、脂質段階になるための従来のあらゆるオイルで良いが、本発明構成のオイルはミネラルオイル、ミネラルワックス、ヤギ酸のトリグリセリド、カプリル酸のトリグリセリド、又はそれらの組合せの方が望ましい。更に、オイルは分離、又は未分離炭化水素、炭化水素ワックス、ジアルキルエ−テル、飽和アルコ−ル、不飽和アルコ−ル、分離アルコ−ル、未分離アルコ−ル、ポリソルベ−ト、そして、脂肪酸トリグリセリド、即ち、8から24の連鎖の長さの飽和及び、又は不飽和、分離及び、又は未分離アルカンカルボン酸のトリグリセロ−ルエステルである方がより望ましい。最も望ましいのは、本発明構成のオイルはひまし油である。前に触れた脂肪は脂質段階になるための従来のあらゆる自然ワックスや合成ワックスで良いが、望ましいのは、本発明構成の使った脂肪は、低いカ−ボン数のアルコ−ルが付いている脂肪酸のエステルのほうが良い。更に、本発明構成の脂肪は、イソプロパノ−ル、プロピレングリコ−ルやグリセロ−ルの付いている脂肪酸のエステルの方がもっと良い。
【0016】
前に触れたシリコンオイルは、脂質段階や増粘剤になるための従来のあらゆるシリコンオイルで良いが、出来れば本発明構成のシリコンオイルはジメチルポリシロキサン、ジエチルポリシロキサン、ジフェニル−ポリシロキサン、シクルメチコン(オクタメチルシクロテトラシロキサン)、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、ポリジメチルシロキサン、ポリ(メチルフェニルシロキサン)、またはそれらの組み合わせのほうが望ましい。
【0017】
前に触れたアルコ−ルは補助物になるための従来のあらゆるオイルで良いが、出来れば、アルコ−ルはモノアルコ−ル、低いカ−ボン数のジオ−ルやポリオ−ルの方が望ましい。更に、アルコ−ルはイソプロパノ−ル、プロピレングリコ−ル、グリセロ−ル、エチレングリコ−ル、エチレングリコ−ルモノエチルやモノブチルエ−テル、プロピレングリコ−ルモノメチル、モノエチルやモノブチルエ−テル、ジエチレングリコ−ルモノメチル、モノエチルエ−テル及びアナログ商品の方がもっと望ましい。
【0018】
前に触れた増粘剤は補助物になるための従来のあらゆる増粘剤で良いが、出来れば、アルコ−ルはモノアルコ−ル、低いカ−ボン数のジオ−ルやポリオ−ルが望ましい。更に、増粘剤は二酸化シリコン、ドデシル硫酸、そして、ドデシル硫酸のナトリウム塩、アルミニウムケイ酸塩、ヒアルロン酸、キサンタンガム、多糖体及びそれらの組合せの方がもっと望ましい。
【0019】
本発明構成を乳化するために、オレゲル(olegels)、や乳液に使われた界面活性剤は構成の中に選択的に添加されることが出来るが、出来れば、オレゲルは飽和及び、または不飽和、分離及び、又は、未分離のアルカンカルボン酸のエステルグル−プの方が良い。エステルは、飽和及び、または不飽和、分離及び、又は未分離の3から30の炭素原子の連鎖長さを持っているアルカンカルボン酸、そして飽和及び、又は不飽和、分離及び、または未分離の3から30の炭素原子の連鎖長さを持っているアルコ−ルがあるものや、芳香剤カルボン酸と飽和及び、又は不飽和、分離及び、又は未分離の3から30の炭素原子の連鎖長さを持っているアルコ−ルのエステルがある。出来れば、オレゲルは以下の物質によって形成されるグル−プから選出されるものが良い。これらの物質はミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステリア酸イソプロピル、オレイン酸イソプロピル、ステリア酸n−ブチル、ラウリン酸正ヘキシル、ラウリン酸正エチルヘキシル、ステリア酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、エルカ酸オレイル、オレイン酸エルシル、エルカ酸エルシル、とホホバオイルのエステルである。
【0020】
ゲルの準備には、アルコ−ルの総量は構成の全体重量に基づいた重量の30〜85%の範囲内である。化粧品クリ−ムの準備には、アルコ−ルの総量は構成の全体重量に基づいた重量の10〜50%から有利に選ばれる。EGCGの量は構成の全体重量に基づいた重量の0.01%から20%の範囲内である。
【0021】
本発明構成のpHは、カテキンやその派生物を安定させるために慎重に控えられている。一般に、pHは7.4以下に抑えられている。出来れば、本発明構成のpHは1.8から6.4の範囲内に控えられているのが望ましい。
【0022】
本発明構成は従来のあらゆる医療目的に使うことが出来る。出来れば、本発明構成は皮膚疾病や異常の治療に利用されるのが良い。更に、本発明構成はニキビ、脂漏性皮膚炎、酒さ鼻、乾癬、男性型脱毛症(わかはげ)、多毛症、日光角化症、と皮膚癌の治療に使われるのがもっと望ましい。
【0023】
本発明の付加的な特徴と利点は以下の論述の中で述べられ、そして、部分的にはその論述の中で明らかにされ、又は本発明の実行によって獲得される。本発明の特徴と利点は、特に後から付け加えられる要求の中で指摘された要素との組合せによって実現されて達成される。
【0024】
理解してもらいたいのは、前の一般の説明と次の詳細な説明は両方とも述べたように典型的で注釈的なものに過ぎず、本発明に制限するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0025】
請求項1の発明は、カテキンとその派生物の安定した製薬及び化粧品構成は次の内容から構成される、
構成の総重量に基づく0.01wt%から20wt%の酸化防止剤、
構成の総重量に基づく0.01wt%から20wt%の金属キレ−ト剤、
構成の総重量に基づく0.05wt%から5wt%のカテキンとその派生物、及び水ことを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、カテキンや派生生物は(−)−カテキン、(+)−カテキン、(−)−エピカテキン(EC)、(−)−エピガロカテキン(EGC)、(−)−エピカテキン−3−没食子酸(ECG)、(−)−ガロカテキン−3−没食子(GCG)、(−)−エピガロカテキン−3−没食子(EGCG)、またはそれらの組み合わせであることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項3の発明は、請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、酸化防止剤は、アミノ酸の派生物、イミダゾ−ルとその派生物、ペプチッド、クロロゲン酸とその派生物、リポ酸とその派生物、オ−ロチオグルコ−ス、プロピルチオウラシルとチオ−ルから構成したグル−プから選出されることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項4の発明は、請求項3記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、少なくともひとつのチオ−ルは、チオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミン、酸化硫黄酸、硫酸、亜硫酸、メタ−亜硫酸、チオ硫酸、チオジプロピオン酸ジラウリル、チオジプロピオン酸ジステアリ、チオジプロピオン酸、チオニンスルホン、ペンタとスルホキシミン混合物、とそれらの派生物によって構成されたグル−プから選出されることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項5の発明は、請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、酸化防止剤は、葉酸やその派生物、ユビキノン、ユビキノ−ルやその派生物、ビタミンCと派生物、トコフェロ−ルと派生物、ビタミンAと派生物、そしてベンゾインの安息香酸塩コニフェリル、ルチン酸と派生物、アルファ−グリコシルルチン、フェルリック酸、フルフリルイデネグルシト−ル、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソ−ル、ノルジヒドログアイアシック酸、ノルジヒドログアイアレチン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸と派生物、マンノ−スとその派生物、亜鉛とその派生物、セレンとその派生物、スチルベンとその派生物ことを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項6の発明は、請求項5記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、酸化防止剤は、パルミチン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルMg、酢酸アスコルビル、酢酸ビタミンE、酢酸ビタミンA、ZnO、ZnSO4、セレノメチオニン、酸化スチルベン、やそれらの組み合わせであることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項7の発明は、請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、金属キレ−ト剤は、アルファ−ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリン、アルファ−ヒドロキシ酸、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、EDTA、EGTAとその派生物、不飽和脂肪酸とその派生物、ビタミンCと派生物、トコフェロ−ルと派生物、ビタミンAと派生物によって構成されたグル−プから選出されることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項8の発明は、請求項7記載のの安定した製薬と化粧品構成の中で、アルファ−ヒドロキシ酸は、クエン酸、乳酸、リンゴ酸やそれらの組み合わせであることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項9の発明は、請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成は更に、ミネラルオイル、ミネラルワックス、脂肪質ワックス、シリコンオイル、オレオジェル(oleogels)、乳液用の界面活性剤、とそれらの組み合わせを構成ことを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項10の発明は、請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成は更に、没食子や没食子の派生物を構成することを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項11の発明は、請求項9記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、界面活性剤は脂肪性の不飽和脂肪酸ことを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項12の発明は、請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成は更に、紫外線防止用の紫外線吸収薬剤を構成ことを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項13の発明は、請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、カテキンやその派生ぶつは茶のエキスから抽出されることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項14の発明は、請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成は皮膚疾病の治療に利用されることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
請求項15の発明は、請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、pHは1.8から6.4ことを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成としている。
【発明の効果】
【0026】
本発明の構成には酸化防止剤、金属キレ−ト剤、カテキンや派生物、そして水が含まれている。カテキン及びその派生物の酸化を抑制し、カテキンの製薬構成の保存時間を延長することができる上に、この構成の医療応用を増やすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
本発明の具体例を説明するには、参考事項が詳しくあげられる。これらの例は添付の図面にて表示される。同じ参照番号は出来るだけ、全部の図面の中において同じ又は似ている部分に対照するように付けられている。
【0028】
EGCGは最も酸化しやすいものなので、多くの研究ではEGCGは例として使われた。最初にはEGCGが販売されているロ−ションやクリ−ムの中に混合できるかそして安定できるかを確認する。EGCGはエタノ−ルの中で溶けず、ロ−ション、クリ−ムや軟膏の中に添加されていた。これらのには100種類以上のスキンケア−用品や処方箋が必要とする薬品がある。これらのEGCGの調製品は均質のものであり、室温で保存されていたが、数日又は数週間を経てば全て茶色っぽく変化した。この茶色っぽい色はEGGが酸化した後の結果である。それで、EGCGの安定化は確実に肝心なものになった。
【0029】
下記の例は制限なく本発明の説明に使われる。特別な指摘がなければ、総量、割合とパ−センテ−ジは、重量、そして総量や調製品の総重量に基づくようになっている。全体の手順は、有機の薬剤を温度セ氏65〜70度の条件で30分間調和してかき混ぜる。別に、水溶フェ−ズは混ぜられ、そして温度セ氏65〜70度の条件下、有機フェ−ズに加えられ、その後は更に15分間かき混ぜられる。EGCG (98%)はこの温度で加えられて更に15分間かき混ぜる。
【0030】
その上、下記の分析のためには、EGCGは、振り続ける2mlの蒸留水を含んでいる前述の公式の100Mgのエキスという構成から抽出される。溶液の約数を割り出して薄膜フィルタ−の付いているHPLC−小瓶に流し、そして、HPLCシステムに20mlを注入する。融合、目盛り定めと計算はソフトによって自動的に実施され、また、EGCGの維持時間とその目盛り定めは、各HPLC分析のための基準の1%のEGCG水溶液を共に注入することによって完了される。
【0031】
比較例1:EGCGスキンクリ−ムの調製品、
【表1】

【0032】
水溶フェ−ズでは持続してかき混ぜながら、セ氏70度で加温される。ホモジェナイザ−はキサンタンガムの分解を促進するために使用され、そして一時間加熱される。室温まで下がったら、室温で24時間放置してから、またセ氏70度に加熱して1時間かき混ぜる。
【0033】
その上、0.08gのチオ硫酸と共に、98%のEGCGが0.2g添加され、そして、この温度で15分間加熱してかき混ぜる。
【0034】
有機フェ−ズは取り入れられ、セ氏70度で1時間加熱される。このときに、水溶フェ−ズが有機フェ−ズに注入され、同じ温度で15分間均質化される。さらに、今の比較例の構成にはクエン酸は入っていない。
【0035】
今述べられた成分は前の文書の中で触れた手順に従って混合される。用意された構成は室温で一週間室内に放置される。そして、EGCGの維持量を確認するためにHPLCによって分析される。紫外線(274nm)検知器が付いているHPLC (高圧液体の色層分析)は、処方の中のEGCG内容を分析するために使用された(Lee et al.,2000, Liao 2001)。
【0036】
HPLCの結果資料は一週間経過後、EGCGは13.3エリアパ−セントしか残っていないことを示している。
【0037】
実施例1:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表2】

【0038】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCG (78エリアパ−センテ−ジ以上)は一週間経過しても変化なしと示している。
【0039】
実施例2:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表3】

【0040】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0041】
実施例3:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表4】

【0042】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0043】
実施例4:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表5】

【0044】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0045】
実施例5:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表6】

【0046】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0047】
実施例6:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表7】

【0048】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0049】
実施例7:構成は、構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表8】

【0050】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0051】
実施例8:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表9】

【0052】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0053】
実施例9:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表10】

【0054】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0055】
実施例10:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表11】

【0056】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0057】
実施例11:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表12】

【0058】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0059】
実施例12:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表13】

【0060】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0061】
実施例13:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表14】

【0062】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0063】
実施例14:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表15】

【0064】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0065】
実施例15:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表16】

【0066】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0067】
実施例16:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表17】

【0068】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0069】
実施例17:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表18】

【0070】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0071】
実施例18:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表19】

【0072】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0073】
実施例19:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表20】

【0074】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0075】
実施例20:構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表21】

【0076】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示しているる。
【0077】
実施例21(EGCG配合の治療用ジェル):構成は、下記の組合せで代えられた成分と各成分の重量の割合を除いて比較例1で説明されたのと同じ手順で用意されて分析された。
【表22】

【0078】
HPLCの結果資料は、殆どのEGCGは一週間経過しても変化なしと示している。
【0079】
以上の説明した結果は、現在の案出構成は有効にカテキンとその派生物を安定させることを示している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カテキンとその派生物の安定した製薬及び化粧品構成は次の内容から構成される、
構成の総重量に基づく0.01wt%から20wt%の酸化防止剤、
構成の総重量に基づく0.01wt%から20wt%の金属キレ−ト剤、
構成の総重量に基づく0.05wt%から5wt%のカテキンとその派生物、及び水であることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項2】
請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、カテキンや派生生物は(−)−カテキン、(+)−カテキン、(−)−エピカテキン(EC)、(−)−エピガロカテキン(EGC)、(−)−エピカテキン−3−没食子酸(ECG)、(−)−ガロカテキン−3−没食子(GCG)、(−)−エピガロカテキン−3−没食子(EGCG)、またはそれらの組み合わせであることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項3】
請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、酸化防止剤は、アミノ酸の派生物、イミダゾ−ルとその派生物、ペプチッド、クロロゲン酸とその派生物、リポ酸とその派生物、オ−ロチオグルコ−ス、プロピルチオウラシルとチオ−ルから構成したグル−プから選出されることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項4】
請求項3記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、少なくともひとつのチオ−ルは、チオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミン、酸化硫黄酸、硫酸、亜硫酸、メタ−亜硫酸、チオ硫酸、チオジプロピオン酸ジラウリル、チオジプロピオン酸ジステアリ、チオジプロピオン酸、チオニンスルホン、ペンタとスルホキシミン混合物、とそれらの派生物によって構成されたグル−プから選出されることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項5】
請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、酸化防止剤は、葉酸やその派生物、ユビキノン、ユビキノ−ルやその派生物、ビタミンCと派生物、トコフェロ−ルと派生物、ビタミンAと派生物、そしてベンゾインの安息香酸塩コニフェリル、ルチン酸と派生物、アルファ−グリコシルルチン、フェルリック酸、フルフリルイデネグルシト−ル、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソ−ル、ノルジヒドログアイアシック酸、ノルジヒドログアイアレチン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸と派生物、マンノ−スとその派生物、亜鉛とその派生物、セレンとその派生物、スチルベンとその派生物であることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項6】
請求項5記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、酸化防止剤は、パルミチン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルMg、酢酸アスコルビル、酢酸ビタミンE、酢酸ビタミンA、ZnO、ZnSO4、セレノメチオニン、酸化スチルベン、やそれらの組み合わせであることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項7】
請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、金属キレ−ト剤は、アルファ−ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリン、アルファ−ヒドロキシ酸、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、EDTA、EGTAとその派生物、不飽和脂肪酸とその派生物、ビタミンCと派生物、トコフェロ−ルと派生物、ビタミンAと派生物によって構成されたグル−プから選出されることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項8】
請求項7記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、アルファ−ヒドロキシ酸は、クエン酸、乳酸、リンゴ酸やそれらの組み合わせであることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項9】
請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成は更に、ミネラルオイル、ミネラルワックス、脂肪質ワックス、シリコンオイル、オレオジェル(oleogels)、乳液用の界面活性剤、とそれらの組み合わせを構成することを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項10】
請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成は更に、没食子や没食子の派生物を構成することを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項11】
請求項9記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、界面活性剤は脂肪性の不飽和脂肪酸であることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項12】
請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成は更に、紫外線防止用の紫外線吸収薬剤を構成することを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項13】
請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、カテキンやその派生物は茶のエキスから抽出されることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項14】
請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成は皮膚疾病の治療に利用されることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。
【請求項15】
請求項1記載の安定した製薬と化粧品構成の中で、pHは1.8から6.4であることを特徴とするカテキン又はその派生物の安定した製薬及び化粧品構成。

【公開番号】特開2007−31420(P2007−31420A)
【公開日】平成19年2月8日(2007.2.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−30138(P2006−30138)
【出願日】平成18年2月7日(2006.2.7)
【出願人】(506043550)アナゲン セラぺティクス,インコーポレイティッド (1)
【氏名又は名称原語表記】ANAGEN THERAPEUTICS,INC.
【住所又は居所原語表記】3424 South StateStreet, Suite 104 Chicago, Illinois 60616,USA
【Fターム(参考)】