説明

カプセルへの物質充填装置におけるカプセル反転機構

【課題】 外径の小さい本体と外径の大きな蓋体が嵌合して成るカプセル内部に液体、粉体、又は粒体を詰める充填装置であって、ランダムに収容されているホッパーから落下するカプセルの向きが逆に成っている場合に、本体が下側で蓋体が上側に位置するように正す為の反転機構の提供。
【解決手段】 ホッパー29からカプセル1が導かれて落下する落し穴7に隣接して間歇的に回転する回転テーブル4を設け、該回転テーブル4の外周には落下したカプセル1が収容される収容穴15を有す回転体5を半径方向の軸を中心として回転可能に軸支し、そして回転体5の外側には係合片16を突出し、又、回転テーブル4に隣接した位置に上記係合片16に係合して180°回転する係合部23を設けている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は本体と蓋体が互いに嵌合して構成するカプセルであって、該カプセルに液体、粉体、又は粒状体を充填する装置において、該反対向きに成っているカプセルを反転する為の機構に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図1は従来から知られている一般的なカプセル形態であり、該カプセルは筒状の本体と筒状の蓋体から成り、本体の外径は蓋体の外径より小さく成っている。勿論、外径の大きな筒状蓋体の方を本体と定めてもよいが、本発明では外径の小さい方を本体とする。ところで、このカプセルには液状の薬、粉状の薬、又は粒状の薬が充填されている。
【0003】
上記カプセルに薬を詰める場合、蓋体を取外して本体から分離し、上部が開口した状態の本体に薬を詰めた後で蓋体をし、蓋体が外れないように糊付けしてから乾燥される。蓋体がされた空のカプセルはホッパー内にランダムに入っていて、このホッパーから1個づつ取り出して蓋体を開き、該本体に薬が詰められ、蓋体が外れないように糊付けされる。
【0004】
特開平11−59602号に係る「カプセル充填方法および装置」は、カプセルに医薬製品を充填する装置が、カプセルの上シェルが上側となるようにカプセルを鉛直方向に向けるための配向装置を具備し、そのように配向されたカプセルは上シェルを取り外すための取外装置へ逐次供給され、装置がカプセルの不存在を検査するための少なくとも1つの装置と、未だ閉じた状態のカプセルを配向装置から検査装置を通して取外装置へ移送する移送手段を具備している。
【0005】
特開平6−92393号に係る「薬剤を収納容器、特にカプセルに計量充填する装置」は、連続的に運転されると共に、カプセルの存在を検出する簡単で信頼性を有する装置を備え、かつ液体およびペースト状の両充填物に容易に適用されるように設計される薬剤を計量充填する装置である。
すなわち、可動ピストンにより係合される孔が形成されている回転底部分;カプセルを移送するベルト;薬剤用容器を有する回転頂部分;底部分および頂部分と一体の回転中央部分;中央部分に形成されている孔;各回転において各孔に沿って、容器が孔と連通すると共に、各ピストンが下方移動して薬剤内に引入れられる第1位置、およびピストンが上方移動して、開口が開口して所定量の薬剤が下方のカプセル内に供給される第2位置間を走行するようにされた一方のバルブ;および他方のバルブの移動を制御する機構から構成される。
【特許文献1】特開平11−59602号に係る「カプセル充填方法および装置」
【特許文献2】特開平6−92393号に係る「薬剤を収納容器、特にカプセルに計量充填する装置」
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このように、カプセルに薬を充填する装置は色々存在している。基本的には蓋体を取外してカプセル本体に薬が詰められるが、カプセルの向きを揃えるために逆向きにあるカプセルは反転させなくてはならない。本発明は従来の機構とは異なる方法とし、反転操作が安定すると共に構造が簡単なカプセルの反転機構を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るカプセルの反転機構は、ランダムに収容しているホッパーからカプセルを1個づつ落下し、この落下したカプセルを穴に入れて収容する。この際、カプセルの向きが本体を下側にしているならば、段付き穴を形成している下側の小さな穴に本体が嵌り、逆に蓋体が下側に位置している場合には小さな段付き穴には嵌らない。このカプセルの向きをセンサーで検出し、蓋体が下側に向いている場合には該カプセルを反転する。
【0008】
ところで、水平なベースから垂直に起立する軸の上端には間歇的に回転する回転テーブルを備え、該回転テーブル外周には半径方向に設けた水平軸を有す回転体を軸支している。この回転体には上下方向に貫通する収容穴を形成し、そして回転体の下側には円盤状のベースを近接して設け、このベースに本体は嵌るが蓋体は嵌らないように内径を小さくした穴を設けている。従って、回転体に設けた収容穴はカプセル蓋体が嵌る大きな穴であり、回転テーブルの下側ベースに設けた穴はカプセル本体だけが嵌る小さな穴と成っている。
【0009】
そして、回転体の外周には係合片を突出し、該係合片を回すならば回転体は回転テーブル内で回転する。ここで、回転テーブルは間歇的に回転することが出来るように構成され、その為に回転テーブルには間歇回転機構を備えているが、その具体的な構造は限定しないことにする。そして、回転テーブルに隣接して反転装置を備え、上記回転体の係合片を180°回転するように構成している。
【0010】
すなわち、回転テーブルが回転することで外周の回転体の係合片が反転装置の係合部に係合し、該係合部が回転することで回転体は180°回転して回転体の収容穴に収容されているカプセルはその向きを反転する。すなわち、この反転装置を過ぎることで、回転テーブルの回転体の収容穴に嵌っているカプセルは全て本体を下側にした正しい向きに揃えられる。
【0011】
このように、本体が下側に向いたカプセルは、本体が蓋体から分離し、この本体に液体、粉体、又は粒体が詰められる。その後、蓋体が取付けられた後、外れないように糊付け(シール)され、該糊は乾燥される。本発明の装置は空のカプセルに液体、粉体、粒体を詰めて蓋体を取付ける一連の工程を具体化したものであり、特に、ホッパーから落下したカプセルの向きを揃えるための機構である。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係るカプセルの反転機構はその機構が単純であると共に、カプセルの反転動作が確実にしかも安定して行われる。すなわち、ランダムに収容されているホッパーから落下するカプセルの向きが逆向きである場合、蓋体の外径が大きい為に段付き穴と成っている回転テーブル下側のベースに形成している小径穴に嵌ることなく、回転体の穴に嵌った状態となり、該回転体の係合片が反転機構の係合部に係合して回転することでカプセルは反転する。反転したカプセルは蓋体が取外されて本体に液、粉体、又は粒体が詰められて蓋体がされ、その後、糊付け(シール)して乾燥される。
【実施例】
【0013】
図1はカプセル1を示している具体例であり、本体2と蓋体3から成り、本体2の外径は蓋体3の外径より小さく、すなわち、本体2は蓋体3より細く成っている。本発明は、このカプセル1に液状の薬、粉状の薬、又は粒状の薬を詰めるための装置であり、上記液状の薬、粉状の薬、又は粒状の薬を詰める場合には蓋体3を取外して本体2に充填し、そして蓋体3を取付けると共に外れないように糊付けしてから乾燥する。
【0014】
ところで、ホッパー内にランダムに収容しているカプセル1,1・・は回転テーブルの外周に設けた回転体の収容穴に落下するが、落下して収容されるカプセル1の向きが逆向きの場合もあり、この場合には向きを反転して正しい向きに揃えることが必要となる。本発明に係る反転機構は本体2を下側にした正しい向きで落下して収容されたカプセルはそのままとし、蓋体3を下側にして逆向きで落下して収容されたカプセル1は反転して、全てのカプセル1,1・・の向きが統一される。
【0015】
本体2が下側に向いて統一されたところで、蓋体3が取外され、本体2に液状の薬、粉状の薬、又は粒状の薬が充填される。そして、蓋体3が再び取付けられてから糊付けされ、その後、乾燥して排出される。図2はカプセル1がホッパーから落下して、本体2に液状の薬、粉状の薬、又は粒状の薬を入れ、その後、蓋体3をして乾燥する一連の各工程を示している。
同図の(a)は本体2を下側にした正しい向きであるが、(b)は蓋体3を下側にした逆向きである。そこで、(b)のように、ホッパーから落下したカプセル1の向きが逆向きである場合には、反転してから蓋体3を外し、本体2に液状の薬、粉状の薬、又は粒状の薬が充填される。
【0016】
図3は本発明に係るカプセル1の反転機構を表している具体例であり、同図の29はホッパー、4は回転テーブル、5は回転体を示している。該ホッパー29には多数のカプセル1,1・・がランダムに収容され、カプセル1はこのホッパー29の中心軸の下方へ延びるパイプ6の落し穴7から落下する。
【0017】
ホッパー29はベース31から起立する支柱8の上端に取付けられ、そして、上記パイプ6の外周には誘導パイプ9を設け(パイプ6は誘導パイプ9の穴に嵌り)、該誘導パイプ9は上下動可能に取付けられている。すなわち、揺動パイプ9にはパイプ6が嵌っていて、ホッパー29の中心底にその上端が位置し、ランダムな状態にあるカプセル1,1・・をパイプ6の落し穴7へ導くように作用する。そして、ベース側に設けたエアシリンダー10の動作で、ロッド11を介して誘導パイプ9は上下動することが出来る。すなわち、ホッパー29内のカプセル1が1個づつ落し穴7に入るように、回転テーブル4の間歇的回転運動に同調して上下動することが出来る。
【0018】
一方、回転テーブル4はベース31から起立する支柱12に支えられ、該支柱12には支軸13が貫通しており、該支軸13の上端に回転テーブル4が取着されている。支軸13の下端部は支柱12から下方へ延び、下端はプーリー14が取付けられ、タイミングベルト(図示なし)を介して該プーリー14が回転することで、上記回転テーブル4も回転することが出来る。この場合、該回転テーブル4は90°づつ間歇的に回転駆動する。
【0019】
回転テーブル4を間歇回転駆動する機構は色々あるが、一般的にはカムが使用され、タイミングベルトを介してプーリー14と連結している他方のプーリーはカムに取付けられて間歇運動を行うように構成している。この間歇運動に関してはプレス機械へ材料を供給する送り装置などにも一般に使用されているもので、ここでの説明は省略する。
【0020】
そして、回転テーブル4の外周に半径方向に水平軸を持った回転体5,5・・が取付けられているが、この回転体5は上下方向にカプセル1が嵌る収容穴15を有し、外側には係合片16を回転テーブル4の外周から突出して設けている。そこで、ホッパー29から落し穴7を通って落下したカプセル1は回転体5の収容穴15に嵌る。そして、回転体5の収容穴15の下方には押上げピン17が設けられ、該押上げピン17はエアシリンダー30にて上下動することが出来る。
【0021】
カプセル1の高さ(長さ)寸法は色々あり、落し穴7には複数のカプセル1,1・・が連続して積み重なった状態にあり、その為に、上方に位置するカプセル1の下端部が収容穴15に係合することがあり、このカプセル1を押上げピン17を上昇する為に押し上げる。従って、回転体5の収容穴15にはあくまでも1個のカプセル1が収容された状態とし、そして該押上げピン17が降下しても上方のカプセル1が落下して収容穴15に侵入しないようにエアーにて吸着することが出来る。
【0022】
このように、回転体5の収容穴15に嵌ったカプセル1は回転テーブル4の回転と共に90°回転移動し、この位置でカプセル1の向きが検出される。図4は回転体5の収容穴15に収容されているカプセル1の状態を表している拡大図である。図4(a)は正しい向きであり、本体2は下側に位置し、蓋体3は上側に位置している。これに対して図4(b)はカプセル1が逆向き状態にある場合で、本体2は上側に位置し、蓋体3は下側に位置している。
【0023】
回転体5の下側には概略リング状のベース18が設けられ、このベース18に形成した穴19に本体2が嵌って下方へ突出する。しかし、(b)のように逆向きに成っている場合には、蓋体3の外径が大きくて穴19に嵌らない。従って、ベース18の下方へ突出した本体2をセンサーで検出してカプセル1の向きを知ることが出来る。このように、回転体5の収容穴15とベース18の穴19とは段付き穴と成っている。
【0024】
図5は回転テーブル4の正面図であり、回転テーブル4の外周4箇所には回転体5,5・・が回転可能に軸支され、各回転体5,5・・には細長い係合片16,16・・が突出している。そして、回転テーブル4の下側にはベース18が設けられ、該ベース18の下側に設けたセンサー20にて穴19に嵌ってベース下側へ突出するカプセル1の本体2を検出することが出来る。そして、穴19の下方には押上げピン21が取付けられ、該押上げピン21はエアシリンダー22の動作にて上下動することが出来る。
【0025】
回転テーブル4が回転する場合、図4(a)のように、穴19に嵌っているカプセル1の本体2を押し上げる必要があり、又、(b)のように一部下端が嵌っている蓋体3を押し上げることが必要になる。この為に、上記エアシリンダー22の動作によって押上げピン21を上昇させてカプセル1を押し上げることが出来る。所定の高さに押し上げられた状態で回転テーブル4が回転してカプセル1を収容した回転体5は、その位置を90°回転移動する。
【0026】
回転体5が90°回転移動するならば、前記図3に示しているように回転体5の外側へ突出した係合片16は係合部23の凹溝に嵌って係合する。係合片16は細長い水平部位を成している為に、同じく水平に切欠かれた凹溝に嵌合することになる。そこで、係合部23が180°回転するならば、該係合部23の凹溝に係合している係合片16及び回転体5も180°回転することになる。
【0027】
従って、回転体5の収容穴15に逆向きに嵌っているカプセル1は、その向きが正されて本体2が下側で蓋体3は上側に位置する反転する。本発明では、前記図5で示したように、カプセル1の向きをセンサー20によって検出し、該カプセル1が正しい向きにある時には上記係合部23は回転することなく、しかしカプセル1の向きが逆向きにある時には、係合部23は180°回転してカプセル1の向きを正すことが出来る。
【0028】
ところで、図6は係合部23の回転機構を示す具体例である。係合部23には軸24が設けられてベース31から起立する支柱25にベアリングを介して軸支され、そして、この軸24にはピニオン26が取着されている。このピニオン26はラック27と噛み合っていて、エアシリンダー28の動作によってラック27が上下動するならば、該ピストン26は回転することが出来る。ラック27は回転体5が180°回転するように、その上昇距離又は下降距離が制御されている。
【0029】
上昇又は下降したラック27は回転テーブル4がさらに回転して係合部23の凹溝から係合片16が外れたところで元の位置に戻される。そして、上記反転機構によって、カプセル1が正しい向きに揃ったところで、該カプセル1は本体2と蓋体3が分離される。そして、分離した本体2に液体、粉体、又は粒体を充填してから蓋体3が取付けられ、さらに糊付け(シール)される。その後は、この糊を乾燥する為に乾燥工程へ導かれ、乾燥されたカプセル1は排出穴から排出される。
【0030】
図7は本発明の反転機構を備えたカプセルへの物質充填装置を示す概略図である。この物質充填装置はカプセル1,1・・をランダムに収容しているホッパー、本発明の反転機構、本体と蓋体との分離部、液体の充填部、乾燥部を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】カプセルの具体例。
【図2】カプセルに物質を充填する一連の工程。
【図3】本発明に係る反転機構を示す実施例。
【図4】回転体の収容穴に嵌っているカプセルの向き。
【図5】回転体を具えた回転テーブルの正面図。
【図6】回転体の回転機構を示す具体例。
【図7】カプセルへの物質充填装置。
【符号の説明】
【0032】
1 カプセル
2 本体
3 蓋体
4 回転テーブル
5 回転体
6 パイプ
7 落し穴
8 支柱
9 誘導パイプ
10 エアシリンダー
11 ロッド
12 支柱
13 支軸
14 プーリー
15 収容穴
16 係合片
17 押上げピン
18 ベース
19 穴
20 センサー
21 押上げピン
22 エアシリンダー
23 係合部
24 軸
25 支柱
26 ピニオン
27 ラック
28 エアシリンダー
29 ホッパー
30 エアシリンダー
31 ベース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外径の小さい本体と外径の大きな蓋体が嵌合して成るカプセル内部に液体、粉体、又は粒体を詰める充填装置であって、ランダムに収容されているホッパーから落下するカプセルの向きが逆に成っている場合に、本体が下側で蓋体が上側に位置するように正す為の反転機構において、上記ホッパーからカプセルが導かれて落下する落し穴に隣接して間歇的に回転する回転テーブルを設け、該回転テーブルの外周には落下したカプセルが収容される収容穴を有す回転体を半径方向の軸を中心として回転可能に軸支し、そして回転体の外側には係合片を突出し、又、回転テーブルに隣接した位置に上記係合片に係合して180°回転する係合部を設けたことを特徴とするカプセルへの物質充填装置におけるカプセル反転機構。
【請求項2】
上記ホッパーから下方へ延びる落し穴の位置に、回転体の収容穴に嵌ったカプセルを押し上げる押上げピンを、回転テーブルの間歇回転動に同調して上下動するように取付けた請求項1記載のカプセルへの物質充填装置におけるカプセル反転機構。
【請求項3】
回転テーブルの下側にベースを近接して設け、該ベースにはカプセル本体が嵌る穴を形成し、この穴に嵌ってベース下方へ突出する本体の検出するセンサーを取付けた請求項1、又は請求項2記載のカプセルへの物質充填装置におけるカプセル反転機構。
【請求項4】
ホッパーから下方へ延びる落し穴を形成するパイプが嵌る誘導パイプを回転テーブルの間歇回転動に同調して上下動するように取付けた請求項1、請求項2、又は請求項3記載のカプセルへの物質充填装置におけるカプセル反転機構。
【請求項5】
係合部が軸支される軸にはピニオンを取付け、該ピニオンにはエアシリンダーの動作で上下動するラックを噛み合わせた請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4記載のカプセルへの物質充填装置におけるカプセル反転機構。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−35298(P2009−35298A)
【公開日】平成21年2月19日(2009.2.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−200930(P2007−200930)
【出願日】平成19年8月1日(2007.8.1)
【出願人】(507259213)株式会社 ノサカテック (3)
【出願人】(507259855)有限会社 ソフィア (3)
【Fターム(参考)】