説明

カメラ用羽根駆動装置

【課題】小型化されたカメラ用羽根駆動装置を提供する。
【解決手段】カメラ用羽根駆動装置は、開口11を有する基板10と、開口11を開閉自在に支持された第1羽根20及び第2羽根30と、回動自在に支持されたロータ61を含むと共にロータ61の軸線方向の長さよりも軸線方向に直交する方向での長さのほうが長く形成されており、かつロータ61の軸線方向が開口11の光軸に直交するように配置されたアクチュエータ60と、アクチュエータ60からの駆動力を第1羽根20及び第2羽根30に伝達する伝達機構とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラ用羽根駆動装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、カメラ機能を有する携帯電話は、そのデザイン性による差別化などの理由により更なる薄型化が要請されている。従って、このような携帯電話に搭載されるカメラについても更なる薄型化、小型化が要請されている。
特許文献1には、このような小型化を目的としたカメラの絞り機構が開示されている。この絞り機構は、羽根の変位する方向の寸法が小型化されている。
【0003】
【特許文献1】特開平11−282041号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら上記絞り機構は、駆動源を構成するものの中で一番長さが長い部分が(この例の場合は回転軸となる。)、光軸に直交する方向に配置されており、羽根が変位する領域を含む面に対する絞り機構の寸法は大きくなってしまう。従って、上記絞り機構では更なる小型化への要請に対応できないという問題がある。
【0005】
そこで本発明は、小型化されたカメラ用羽根駆動装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、開口を有する基板と、前記開口を開閉自在に支持された羽根と、回動自在なロータを含む駆動源と、前記駆動源からの駆動力を前記羽根に伝達する伝達機構とを備え、前記駆動源の外形は、前記ロータの軸線方向の長さよりも前記軸線方向に直交する方向の長さの方が長く形成されており、前記ロータの軸線方向は、前記開口の光軸に直交するように配置されていることを特徴とすることを特徴とするカメラ用羽根駆動装置によって達成できる。
この構成により、光軸方向から見た大きさが小型化されたカメラ用羽根駆動装置を提供できる。
【0007】
上記構成において、前記駆動源は、前記ロータと、前記ロータの外周に対向する磁極部を有し前記軸線方向に直交する方向に延伸する腕部を有するステータと、前記ステータに巻回されるコイルとを備え、前記ロータの支軸は、前記腕部の延伸方向の前記ステータの長さよりも長さが短く形成されている、構成を採用できる。
この構成により、光軸方向から見た大きさを小型化することができる。
【0008】
上記構成において、前記伝達機構は、前記ロータと一体に回転する出力部材を含み、前記出力部材の一部は、前記基板面に沿う平面上で直線的に移動して前記羽根を駆動する、構成を採用できる。
このような構成の伝達機構を採用することにより、伝達機構の構成を簡易なものにすることができる。
【0009】
上記構成において、複数枚の前記羽根を含み、前記伝達機構は、前記複数の羽根のうち少なくとも1枚を前記伝達機構の移動に伴って揺動させ、他の少なくとも1枚をスライドさせる、構成を採用できる。
この構成により、複数の羽根全てを揺動させるよりも小型化されたカメラ用羽根駆動装置を提供できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、小型化されたカメラ用羽根駆動装置を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、図面を参照して本発明に係る実施例を説明する。
図1乃至図4は、本実施例に係るカメラ用羽根駆動装置の構成を示した図であり、図1は、全開状態でのカメラ用羽根駆動装置の正面図、図2は、図1におけるA−A断面図、図3は、カメラ用羽根駆動装置の背面図、図4は、カメラ用羽根駆動装置の側面図である。図5は、カメラ用羽根駆動装置の一部の構成を示した平面図である。
【0012】
カメラ用羽根駆動装置は、基板10、第1羽根20、第2羽根30、羽根押え板40、薄板50、駆動源としてのアクチュエータ60、モータ基板70、ケース部材80などから構成される。
【0013】
図1に示すように、基板10は、その中央部に開口11が形成されている。基板10には、第1羽根20を軸支する固定ピン12、第2羽根30に形成されたカム孔31と係合して第2羽根30をガイドするガイドピン13、アクチュエータ60を保持するための保持凹部15が形成されている。保持凹部15は、開口11の縁側から光軸方向の撮像素子側に突出して、図3に示すようにコ字状に形成されている。また、図2に示すように、基板10よりも被写体側と反対側の空間Aには図示しないが、レンズモジュールや撮像素子が配置される。
【0014】
第1羽根20及び第2羽根30は、後述する開口11、開口41及び開口51を開閉する。第1羽根20には、後述する駆動ピン62bと係合する係合孔21が形成され、第2羽根30にも同様に駆動ピン62bと係合する係合孔32と、ガイドピン13に係合するカム孔31とが形成されている。係合孔21は、第2羽根30に形成されている係合孔32よりも大きく形成されている。尚、駆動ピン62b、係合孔21、第2羽根30に形成された係合孔、カム孔31は、第1羽根20及び第2羽根30にアクチュエータ60からの駆動力を伝達するための伝達機構として作用する。
【0015】
羽根押え板40は、基板10と共に第1羽根20及び第2羽根30が収納される羽根室Sを構成する。尚、図2においては、第1羽根20及び第2羽根30については省略してある。
【0016】
また、羽根押え板40には開口11と同心状に開口11よりも径の小さい開口41が形成されている。また、羽根押え板40は図2に示すように、基板10に形成された肉厚部14に、ねじ100により固定されている。このように肉厚部14が形成されている理由は、ねじ100と螺合する長さをかせぐことによって羽根押え板40を基板10に確実に固定するためである。
【0017】
また羽根押え板40は、図2及び図4に示すように、基板10に形成された挿入舌片17が挿入される横穴44を有している。この横穴44は、羽根押え板40の角部に設けられており、光軸方向及び光軸に直交する方向(基板10の面方向)に開口が開いている。この横穴44に挿入舌片17が光軸に直交する方向に挿入されることにより、羽根押え板40は基板10に固定される。
【0018】
また羽根押え板40は図1に示すように、後述する駆動ピン62bの所定範囲の駆動を許容する逃げ孔42が直線状に形成されている。また羽根押え板40には、ガイドピン13を羽根押え板40から逃がすための長孔43が形成されている。羽根押え板40を基板10に組み付けるときには、羽根押え板40を斜めにして(ねじ100のある側を高くして)挿入舌片17を先ず横穴44に挿入し、それから、ねじ100のある側を下ろしていって基板10に取り付けるようにする。このため、ガイドピン13を逃げるための孔43は長孔となっている。
【0019】
またこの取付時に羽根押え板40の横穴44には、後述する挿入舌片82も光軸方向に貫通される。また羽根押え板40の横穴44が設けられている1辺は、開口41が形成された面から光軸方向に折り曲げられて、挿入舌片17により羽根押え板40を軸線方向に動かないように規制する押え部45となっている。
【0020】
薄板50は基板10の被写体側の面に配置され、開口11、開口41と同心状に形成された開口51を有している。開口51は開口11及び開口41よりも更に径が小さく形成されている。従って、開口51が撮影用の開口径を規定している。尚、第1羽根20及び第2羽根30は、薄板50と羽根押え板40との間で保持される。
【0021】
アクチュエータ60は、図2及び図5に示すように、ロータ61、ステータ63、コイル65などから構成される。尚、図5は押え部45、後述するモータ基板70、半田部71及びケース部材80を省略した図である。
ロータ61は、周方向に異なる極性に着磁されており、保持凹部15から突出した支軸16によって回動可能に軸支されている。保持凹部15は、開口部41が形成された羽根押え板40の面や基板10の面に対して垂直な面を有し、当該面から支軸16は突出している。従って、ロータ61の回転中心軸となる支軸16は図2に示すように光軸方向に対して垂直方向に伸長して形成されている。
【0022】
ロータ61の駆動力を第1羽根20及び第2羽根30に伝達する伝達機構としての出力部材62aは、樹脂により成形され、ロータ61と一体に回動する。また、出力部材62aは、径方向外側に突出した駆動ピン62bを有しており、駆動ピン62bは、羽根押え板40に形成された逃げ孔42を貫通する。また駆動ピン62bは、係合孔21及び第2羽根30に形成された係合孔32と係合して、出力部材62aの回動を第1羽根20及び第2羽根30へと伝達する。先行技術文献1に示される従来の羽根駆動ピンは、ロータの回転中心軸の軸線方向に伸びて羽根部材に係合しているピン部を有するが、本実施例の駆動ピン62aは、ロータ61の支軸16の軸線方向に伸びるピン部は有していない。羽根押え板40に形成された逃げ孔42は直線状に形成されている。支軸16の軸船方向に伸びるピン部を有しない構成のため、有するものと比較するとより装置の小型化に有利である。
【0023】
ステータ63は、U字状に形成され、胴部64Cと、胴部64Cの両端部に形成された第1腕部64A及び第2腕部64Bとを有している。第1腕部64A及び第2腕部64Bのロータ側端部には、ロータ61の外周面と対向する第1磁極部64a、第2磁極部64bがそれぞれ形成されている。
【0024】
コイル65はコイルボビン66を介してステータ63に巻回され、コイル65への通電によってステータ63が励磁される。これにより第1磁極部64a及び第2磁極部64bは異なる極性に励磁され、ロータ61との間で磁気的吸引力又は反発力が作用してロータ61は所定範囲を回動する。
【0025】
コイルボビン66は、コイル65の端部を絡ませるための端子部67a、67bを有している。モータ基板70はコイル65への通電を制御するためのものであり、コイル65の端部を絡めた端子部67a、67bに貫通挿入されて半田部71によりコイル65とモータ基板70とは電気的に接続される。尚、図4においては、モータ基板70、半田部71については省略して記載してある。
【0026】
ケース部材80は、アクチュエータ60を保持すると共に、ロータ61及び出力部材62aの軸線方向の振れを規制するものである。ケース部材80は図4に示すように、コイル65及びコイルボビン66の軸線方向の厚みを逃がすための逃げ部81が形成されている。ケース部材80には、保持凹部15と当接する脚部83を有している。
【0027】
またケース部材80は、図1、図2及び図4に示すように、光軸方向の被写体側に延伸して、横孔44を貫通する挿入舌片82が形成されている。また挿入舌片82には、挿入舌片17に貫通されるスリット84が形成されている。このようにしてケース部材80は組み付けられる。尚、挿入舌片17は、羽根押え板40の横穴44及びケース部材80を貫通する。
【0028】
次に図2及び図5を参照して、アクチュエータ60の基板10に対する配置状態について説明する。まず、アクチュエータ60の形状ついて説明する。
【0029】
アクチュエータ60の軸線方向の長さは、出力部材62aを回動することが可能となる、最小限の構成の中での軸線方向の長さをいう。従って、図2に示すように、本実施例のアクチュエータ60の軸線方向の長さとは、ロータ61の回転中心軸である支軸16の長さをいう。尚、軸線方向とは支軸16の延伸方向をいう。
【0030】
アクチュエータ60の幅とは、第1腕部64A及び第2腕部64Bの伸長方向において、出力部材62aが回動するために必要な、アクチュエータ60の最小限の構成の中での長さをいう。従って図5に示すように、本実施例のアクチュエータ60の幅とは、第1磁極部64a又は第2磁極部64bの先端部から、胴部64Cの端面までをいう。
【0031】
アクチュエータ60の奥行きとは、軸線方向及び幅方向と直交する方向において、出力部材62aが回動するために必要な、アクチュエータ60の最小限の構成の中での長さをいう。従って図5に示すように、本実施例のアクチュエータ60の奥行きとは、第1磁極部64aのロータ61と対向しない側の端面から、コイル65又はコイルボビン66の外側の端面までの長さをいう。
【0032】
アクチュエータ60の軸線方向の長さは、アクチュエータ60の幅及び奥行きよりも短く形成されている。また、アクチュエータ60は、ロータ61の軸線方向が基板10と交わらないようにこれと平行に配置されている。このようにアクチュエータ60を配置することにより、光軸方向から見たカメラ用羽根駆動装置の平面の大きさは小型化することができる。
【0033】
尚、アクチュエータ60をロータ61の軸線方向が基板10と直交するように配置(アクチュエータ60の軸線方向が光軸に平行となるように配置)した場合と比較すると、光軸方向でのカメラ用羽根駆動装置の大きさは大型化するが、図2に示すように、基板10の撮像素子側には、空間Aにレンズ及び撮像素子などの部品が配置されるため、アクチュエータ60の光軸方向での大きさは撮像装置全体の光軸方向の大きさに影響しない。
【0034】
また、アクチュエータ60の奥行きは、幅よりも短く形成されている。また、図2及び図5に示すように、基板10を平面と考えた場合、アクチュエータ60は軸線方向と幅方向とが、この平面(基板10)と交わらずにこの平面と平行になるように配置されている。従って、軸線方向と奥行方向とが基板10と交わらずこれと平行に配置されている場合と比較し、基板10と垂直な方向(光軸方向)の大きさを小型化することができる。
【0035】
またアクチュエータ60がこのように配置されることにより、ロータ61及び出力部材62aは基板10と直交する平面内を駆動する。駆動ピン62bは、第1羽根20及び第2羽根30と係合する部分が、出力部材62aから径方向外側に突出するように形成されている。この構成により、出力部材62aと羽根20,30との係合部分にロータ61の回転中心軸方向に延びるピン部を設けない簡易なものとすることができる。またこの構成により、光軸方向から見ると、駆動ピン62aは、第1羽根20、第2羽根30及び基板10と平行な面内を直線状に移動する。
【0036】
次に、第1羽根20及び第2羽根30の駆動について図1、図6及び図7を参照して説明する。
図6は、全開状態から全閉状態に移行する途中でのカメラ用羽根駆動装置の正面図、図7は、全閉状態でのカメラ用羽根駆動装置の正面図である。
【0037】
全開状態においては図1に示すように、駆動ピン62bは逃げ孔42のガイドピン13寄りで位置付けられる。このとき、第1羽根20及び第2羽根30は、基板10に設けられた不図示の位置決め部に当接して位置決めされている。次に駆動ピン62bは、ロータ61の回動により逃げ孔42を直線状に移動し、図6の状態に移行する。この際に駆動ピン62bは逃げ孔42の中間位置に位置し、第1羽根20は固定ピン12を支点として開口51側の先端が、開口51の中心に向けて揺動する。
【0038】
第2羽根30は、ガイドピン13と係合するカム孔31により、第2羽根30の開口側の先端が開口51の中心に向けてスライドする。
更に駆動ピン62bが移動すると、図7に示すように全閉状態に移行する。この際に第1羽根20及び第2羽根30は、基板10に設けられた不図示の位置決め部に当接して位置決めされる。第1羽根20は、図6の状態から更にその開口51側の先端が開口中心に向けて揺動して、開口51の一部を遮蔽する。
第2羽根30は、図6に示した状態から更に開口51の中心に向けてスライドし、開口51の一部を遮蔽する。第1羽根20及び第2羽根30は共同して開口51を遮蔽する。
【0039】
前述したように、駆動ピン62bは第1羽根20及び第2羽根30が駆動する平行な面内を直線状に移動する。また、第1羽根20は、駆動ピン62bの移動に伴って揺動し、第2羽根30はスライドする。この構成により駆動ピン62bが第1羽根20及び第2羽根30と平行な面内を直線状に移動する場合であっても、第1羽根20及び第2羽根30が共同して開口41、51、11を開閉することができる。
【0040】
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、変形・変更が可能である。例えば、実施例では、シャッタ装置について述べたが、これに限らず絞り装置等でもよい。また、第1羽根を揺動し第2羽根をスライドさせる構成に限らず、第1羽根及び第2羽根のいずれも揺動するようにしてもよい。また、ロータの回転中心軸の軸線方向は、開口の光軸と略直交する方向であればよく、厳密に光軸と直交する必要はない。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】全開状態でのカメラ用羽根駆動装置の正面図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】カメラ用羽根駆動装置の背面図である。
【図4】カメラ用羽根駆動装置の平面図である。
【図5】カメラ用羽根駆動装置の一部の構成を示した平面図である。
【図6】全開状態から全閉状態に移行する途中でのカメラ用羽根駆動装置の正面図である。
【図7】全閉状態でのカメラ用羽根駆動装置の正面図である。
【符号の説明】
【0042】
10 基板
11 開口
12 固定ピン
13 ガイドピン
14 肉厚部
15 保持凹部
16 支軸
17 挿入舌片
20 第1羽根
21 係合孔
30 第2羽根
31 カム孔
32 係合孔
40 羽根押え板
41 開口
42 逃げ孔
43 縦孔
44 横孔
45 押え部
50 薄板
51 開口
60 アクチュエータ
61 ロータ
62a 出力部材
62b 駆動ピン
63 ステータ
64A 第1腕部
64B 第2腕部
64C 胴部
64a 第1磁極部
64b 第2磁極部
65 コイル
66 コイルボビン
67a、67b 端子部
70 モータ基板
71 半田部
80 ケース部材
81 逃げ部
82 挿入舌片
83 脚部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口を有する基板と、
前記開口を開閉自在に支持された羽根と、
回動自在なロータを含む駆動源と、
前記駆動源からの駆動力を前記羽根に伝達する伝達機構とを備え、
前記駆動源の外形は、前記ロータの軸線方向の長さよりも前記軸線方向に直交する方向の長さの方が長く形成されており、前記ロータの軸線方向は、前記開口の光軸に直交するように配置されている、
ことを特徴とすることを特徴とするカメラ用羽根駆動装置。
【請求項2】
前記駆動源は、前記ロータと、前記ロータの外周に対向する磁極部を有し前記軸線方向に直交する方向に延伸する腕部を有するステータと、前記ステータに巻回されるコイルとを備え、
前記ロータの支軸は、前記腕部の延伸方向の前記ステータの長さよりも長さが短く形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ用羽根駆動装置。
【請求項3】
前記伝達機構は、前記ロータと一体に回転する出力部材を含み、
前記出力部材の一部は、前記基板面に沿う平面状で直線的に移動して前記羽根を駆動する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ用羽根駆動装置。
【請求項4】
複数枚の前記羽根を含み、
前記伝達機構は、前記複数の羽根のうち少なくとも1枚を前記伝達機構の移動に伴って揺動させ、他の少なくとも1枚をスライドさせる、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のカメラ用羽根駆動装置。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−233752(P2008−233752A)
【公開日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−76387(P2007−76387)
【出願日】平成19年3月23日(2007.3.23)
【出願人】(396004981)セイコープレシジョン株式会社 (481)
【Fターム(参考)】