説明

ガスタービンエンジン用中空ファンブレードおよびその製造方法

【課題】 重量や費用を最小限に抑えつつ改良化された耐久性を備える内部キャビティとリブ形態を持つ、中空ファンブレードを提供する。
【解決手段】 ターボファンガスタービンエンジンの中空ファンブレードが2つに分割された詳細な半部(30a)により作られる。各々の詳細半部(30a)が軽量化してリブ(42a〜42d)を形成するように機械加工された複数のキャビティ(40a〜40d)を有する。機械加工を容易にするため、リブ(42a〜42d)は連続して互いに交差しないように延びる。リブ(42a〜42d)は詳細半部の異なる領域において種々の方向に延びる。少なくとも一つの領域において、リブ(42a〜42d)は蛇行通路の形で延び、連結したリブセグメントが実質的に互いに直角となって、複数の方向に対する剛性を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は概ねガスタービンエンジンに関し、特にガスタービンエンジン用に改良された中空ファンブレードに関する。
【背景技術】
【0002】
航空機のターボファンエンジンのようなガスタービンエンジンは、ファンセクション、圧縮セクション、燃焼セクション、およびタービンセクションを備える。エンジンの軸がエンジン内部の中央に位置し、各セクションを通して縦方向に延びる。作動ガスの1次流路がエンジンの各セクションを通して軸方向に延びる。作動ガスの2次流路が1次流路の半径方向外側で1次流路と並行して延びている。
【0003】
ファンセクションはロータアセンブリとステータアセンブリとを含む。ファンのロータアセンブリは、ロータディスクおよび複数の半径方向に延びるファンブレードを含む。ファンブレードが流路を通して延び、作動ガスと相互に作用して、このファンブレードと作動ガスとの間でエネルギーを変換する。ステータアセンブリは、ファンブレードの翼端にきわめて接近するようにロータアセンブリの周りを取り囲むファンケースを含む。
【0004】
運転中、ファンは作動ガス、具体的には空気をエンジン内に引き込む。ファンは2次流路に沿って引き込まれる空気の圧力を増幅させ、それにより有用な推力を生み出す。1次流路に沿ってコンプレッサセクション内に引き込まれた空気は圧縮される。圧縮された空気は燃焼セクションへと送られ、ここでこの圧縮空気に燃料が加えられて空気/燃料混合物が燃焼される。燃焼生成物はタービンセクションへ排出される。タービンセクションではこの生成物から、ファンや圧縮空気に動力を供給する仕事が抽出される。ファンやコンプレッサの駆動に必要とされない燃焼生成物からのエネルギーは、有用な推力の一部となる。
【0005】
あるガスタービンエンジンのファンブレードは、軽量化するために中空状である。個々のファンブレードは2つに分割した詳細な半部を結合することにより作られる。それぞれの半部は、構造的にしっかりとした内部構造を形成しながら軽量化するように機械加工された複数のキャビティとリブとを含んでなる。次に、これらの半部は接合されて中空ファンブレードを形成する。その後中空ファンブレードは、エアフォイルの形状や形態がつくられるまでの時間、極度に高い温度で成形工程にかけられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
大方の場合、中空ファンブレードの内部形状は鳥の対衝突性能を提供するように設計されている。従来技術の中空ファンブレードは、多数の機械加工された内部キャビティと、対応した半径方向に走る1次のリブおよび翼弦方向に走る2次のリブと、を備える内部形状を有していた。ファンブレードが大きい負荷に直面したとき、この負荷がリブに対して垂直な方向に加えられるとキャビティには座屈が生じやすい。
【0007】
外側の翼幅は一般に鳥(もしくは他の異物)の衝突から負荷を受けやすく、これが前縁に大きな初期負荷を加えて、前縁でのエアフォイルの曲げを生じさせやすい。この負荷に対し、翼幅方向のリブやキャビティは座屈に対する抵抗を僅かにしか示さず、また、進歩したブレードの形態が翼弦方向に走る外側翼幅リブを特徴とするのはこのためである。しかし衝突のミリ秒後には二次的な負荷が発生し、衝突地点から放射状に広がる衝撃波をもたらして、先へ負荷を伝えるに従い金属を曲げる。その後、この発生によるエネルギーが吸収されるまでブレード翼端は前後に曲がり続ける。曲げ運動に対して平行に走るキャビティは、垂直方向に走るキャビティに比べてはるかに座屈しやすい。
【0008】
また、強い横風、あるいは機動飛行時の負荷の際、もしくは深刻な場合では、ブレードが外へ出てしまう際に、ブレードがケースと摩擦すると、ブレード翼端は随時円周方向に負荷を受けやすい。翼端摩擦により、翼弦方向のキャビティは座屈しやすい傾向がある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明により、重量や費用を最小限に抑えつつ改良化された耐久性を備える内部キャビティとリブの形態を持つ、中空ファンブレードが提供される。本発明により、翼幅の外側半分のような、複数の方向に負荷を受けうる中空ファンブレードの領域において、キャビティやリブが単一の翼幅方向もしくは翼弦方向に延びるのではなく、湾曲し、かつ方向転換する特徴を持つ。結果として、これらの領域は「ヒンジ線」を形成せず、断面慣性の低い、長く直線状のキャビティは排除される。
【0010】
互いにほぼ垂直方向に走るリブセグメントが相互支持を提供するとともに、2つのリブが交わるフィレットの体積を最小限に抑える二次的な利益をもたらす。リブの改良された配置のために壁面の厚さを減少させることができる。本質的に連続するキャビティを用いてリブを形成することにより費用や製造工程の複雑さを最小限に抑える一方で、このリブの形状により複数の方向に対する剛性が提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
エンジン中央線、すなわち中心軸12の周りに周方向に配置された、ターボファンガスタービンエンジンのような、ガスタービンエンジン10が図示されている。エンジン10は、ファン14と、コンプレッサ16と、燃焼セクション18と、タービン20とを含んでなる。周知の技術のように、コンプレッサ16で圧縮された空気が燃料と混合され、燃焼セクションで燃焼されてタービン20で膨張される。コンプレッサで圧縮された空気やタービン20で膨張された燃料混合物は双方とも熱ガス流28と呼ばれうる。タービン20は、膨張に反応して回転するロータ22を含み、コンプレッサ16やファン14を駆動する。タービン20は、回転エアフォイルすなわちブレード24と、静止エアフォイルすなわちベーン26と、が交互に並ぶ列を備える。
【0012】
ファン14は、ファンケース27によって取り囲まれ、ロータアセンブリを備える。ロータアセンブリは、ロータディスク29と、複数のファンブレード30とを含んでなる。各々のファンブレード30がロータディスク29から作動ガス流路を横切ってファンケース27の近くへと半径方向外側へ延びる。ファンブレード30は中空ファンブレードであり、第1の中空ファンブレード詳細半部30aと第2の中空ファンブレード詳細半部30bとを含み、一方が正圧面側壁を形成するとともに、もう一方が負圧面側壁を形成する。
【0013】
一方のファンブレード詳細半部30aの第1の実施例を図2に示す。もう一方のファンブレード詳細半部30bはこれと対応した形状をなす。ファンブレード詳細半部30aは、好ましくはチタンである基材31を備えており、翼端34の反対側にルートエッジ32を有し、後縁38の反対側に前縁36を有する。ファンブレード詳細半部30aはA部を含み、これはルートエッジ32に近接する半径方向の最も内側のほぼ3分の1の部分である。B部が前縁36に沿ってA部から翼端34に向かって延びている。B部と後縁38との間の、翼端34から間隔を置いた部位がC部である。
【0014】
必要な剛性と強度を維持しつつ軽量化するため、複数の細長い連続したキャビティ40a〜40dが基材31の内表面に機械加工されている。キャビティ40a〜40dは互いに間隔を置いて設けられており、複数の連続した、交差しないリブ42a〜42dを形成する。機械加工に代えて(もしくは追加的に)、リブ42a〜42dは超塑性成形される。本明細書を通して、参照番号40は、総称的にキャビティ40について言及するために用い、一方、キャビティ40の特定の部分については、参照番号40に一つもしくは複数の文字a〜dが付加される。同様に、参照番号42は総称的にリブ42a〜42dの代わりに用いられうる。
【0015】
成形工程中および図1のタービンエンジン10の運転中の両方において、必要な部位に剛性を提供するように、リブ42が配置されかつ偏向されている。さらに、リブ42は、慣性が小さなものとなる長く直線状のキャビティ40を排除するように、カーブし、かつ向きを変えている。望ましくは、キャビティ40はいかなる方向についても、ブレード翼弦の半分以上の長さで一方向に連続したものとはならない。
【0016】
キャビティ40aとリブ42aの第1の部分集合がルートエッジ32から前縁36に向かって連続して延びている。これらのキャビティ40aとリブ42aは、ルートエッジ32からA部において始めは半径方向外側へ(すなわち翼端34に向けて)延び、前縁36から僅かに離れた後に前縁36に向かうようにカーブし、そしてB部においては実質的に45度の角度であるが、曲線状の経路となる。A部は著しいブレード引張力(すなわち、高引張応力)の加わる部位である。リブ42aのA部における部位はブレード半部30aの負荷を支持する助けとなる。またリブ42aの半径方向に延びる部位はフィレットからの応力の集中を最小限に抑える。A部の僅かなカーブは、成形工程中、ファンブレードの詳細半部30aが所望の形状に成形される際に、キャビティ40aの陥没を防ぐ。
【0017】
B部におけるキャビティ40とリブ42の一部、すなわちキャビティ40bとリブ42bの第2の部分集合が、キャビティ40aとリブ42aの第1の部分集合の半径方向外側へ配置されており、これらは、前縁36から後縁38に向かって連続して延び、かつルートエッジ32に向かって下方にカーブし、曲線状の経路でもって約45度の角度で、おおよその中間線の位置へ至り、ここからC部に連続して延びる。B部のリブ42aとリブ42bの部位は、バードストライク剛性を提供するように前縁36において実質的に翼弦方向に(約30〜60度の角度で)延びている。C部では、リブ42bとキャビティ40bが、実質的に直角な交互の折り返しによる蛇行通路の形で連続して延びる。図示の実施例では、各々のリブ42bとキャビティ40bが、約90度の角度の折り返しと、反対方向に約90度の折り返しと、そして約90度の折り返しとの3つの折り返しを通して連続するように延びる。このように連結された実質的に直角なリブ42bのリブセグメントが相互的な支持を提供してほぼW字状のリブ部位を形成する。(C部の)リブ42bのW字状のリブ部位が多方向への剛性を提供し、座屈、特にバードストライク(鳥等の衝突)の発生に対する改良された耐性を提供する。これによりブレード詳細半部30の壁面の厚さを減少させることが可能となり、全体的な重量とコストが軽減される。
【0018】
特定の設計要求によっては、リブ42aとリブ42bの部位が実質的に翼弦方向に延びるB部から、リブ42bのリブセグメントが蛇行通路を延びるC部への移行部が、図に示すよりも前縁36に近い位置、もしくは後縁38に近い位置となりうる。また、C部のリブ42bの実質的に直角なリブセグメントの数は図に示すより増加もしくは減少しうる。
【0019】
翼端34に近接するキャビティ40cとリブ42cの第3の部分集合は、翼弦方向に約30〜60度の経路のカーブに沿って連続するように延び、その後、直角に急に曲がり、実質的に半径方向へ翼端34に向かって約45〜60度の角度で延びる。後縁側半分の領域で翼端34に近接する短いキャビティ40dとリブ42dの第4の部分集合が、実質的に半径方向の曲線状の通路に沿って翼端34と後縁38に向かって約45〜60度の角度で連続するように延びる。
【0020】
一般的に、翼端34の近くでは、翼端摩擦の発生に対する半径方向の剛性が必要とされる。翼端34と前縁36に近接する角と、翼端34と後縁38に近接する角における、対角方向の剛性が必要である。
【0021】
図3はカッタ54によって機械加工されている詳細半部30aの断面図である。各々のキャビティ40が、向かい合った壁の内面50の間に床面48を有し、いくつかの内面50がリブ42を画定している。さらに各々のキャビティ40は、壁の内面50から床面48へと移行する円弧部52を含んでなる。図示のように、床面48と両側の壁の内面50とがカッタ54の一回の通過で同時に切削されることが望ましい。キャビティ40は連続していてリブ42は交差しないため、各々のキャビティ40は単一のカッタを用いる一回通しによって加工される。代替例として、キャビティ40はそれぞれ一回の荒削りと、二回目の仕上げ削りにより成形されうるが、それでもなお切削回数や必要なカッタの数を著しく削減できる。さらに、床の曲面半径が比較的大きくカッタ54の外表面の曲率にほぼ従うため、従来まで必要であった5軸式機械(5−axis machine)に代わって、3軸式機械55(3−axis machine)(模式的に示す)により加工しうる。さらに、リブ42と交差する横方向に延びるリブが存在しないため、必要な異なる直径のカッタの数が大幅に減少される。想定される一方の詳細半部は、荒削りと仕上げ削りの両方を含めて、単一の成形カッタによって加工されうる。もう一方のファンブレード詳細半部30bも同様の方法で成形される。
【0022】
図4はファンブレード30の一部の断面図である。ファンブレード詳細半部30aのリブ42が、ファンブレード詳細半部30bのリブ42と整合されて結合している。成形工程および運転中に、強化された強度を提供するように、リブ42は先細り状で、伝統的なアーチ設計の構成要素に擬似する複合曲面(円弧部52と床面48を含む)に移行する。(円弧部52と床面48との)2つの曲率半径は、互いの間の移行と先細り状の壁面形状が円滑で緩やかになるよう選択されるべきである。寸法設定は必要な負荷の移行や荷重能力に依存する。好ましくは、リブ壁面フィレットが終了する所でのキャビティの幅wの、床面48の厚さtに対する比率は10以下であるべきであるが、リブが負荷に対してより平行に並ぶ場合には比率は10以上になりうる。
【0023】
半部30a、30bが結合された後、成形工程でファンブレード30がエアフォイルの形状につくられる。成形工程中、2つの詳細半面が高熱の下で捻じられ反らされて所望の形状となる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の中空ファンブレードを有する軸流ターボファンガスタービンエンジンの断面図。
【図2】図1の中空ファンブレードのうちの一つの詳細半部を示す平面図。
【図3】図2の詳細半部のキャビティのうちの3つと、これらのキャビティを成形するカッタとを通る断面図。
【図4】図3のファンブレード詳細半部に対応するファンブレードが組み合わされた断面図。
【符号の説明】
【0025】
30a…ファンブレードの詳細半部
32…ルートエッジ
34…翼端
36…前縁
38…後縁
40a,40b,40c,40d…キャビティ
42a,42b,42c,42d…リブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ルートエッジと、この根元部から半径方向外側へ離れた反対側の翼端と、後縁と、この後縁から翼弦方向に離れた反対側の前縁と、を含み、かつ第1の表面を含んでなる基材と、
前記基材の第1の領域における複数の蛇行リブ部位と、
を備えてなる中空ファンブレード詳細半部。
【請求項2】
前記複数の蛇行リブ部位が、互いにもしくは他のリブ部位と交差しないことを特徴とする請求項1に記載の中空ファンブレード詳細半部。
【請求項3】
前記複数の蛇行リブ部位が、前記基材の前記第1の表面に形成される複数の実質的に平行な細長い連続するキャビティによって、少なくとも部分的に画定されることを特徴とする請求項2に記載の中空ファンブレード詳細半部。
【請求項4】
前記第1の領域が、概ね前記翼端および前記後縁に近接する位置にあることを特徴とする請求項3に記載の中空ファンブレード詳細半部。
【請求項5】
前記蛇行リブ部位が、複数の第1のリブの中の一つのリブの各々の部分であって、この第1のリブは、前記基材の前記前縁に近接する第2の領域内に連続して延びるとともに、この第2の領域では前記翼端と前記前縁とに向かって鋭角に延びることを特徴とする請求項4に記載の中空ファンブレード詳細半部。
【請求項6】
前記複数の蛇行リブ部位の各々が、複数の実質的に直角に連結したリブセグメントを含むことを特徴とする請求項5に記載の中空ファンブレード詳細半部。
【請求項7】
前記複数の蛇行リブ部位の各々が、複数の実質的に直角に連結したリブセグメントを含むことを特徴とする請求項1に記載の中空ファンブレード詳細半部。
【請求項8】
請求項1記載の中空ファンブレード詳細半部が一対結合してなり、一方の中空ファンブレード詳細半部の前記複数の蛇行リブ部位が、他方の詳細半部の対応する蛇行リブ部位と接合されていることを特徴とする中空ファンブレード。
【請求項9】
複数の請求項8記載の中空ファンブレードを含んでなるガスタービンエンジン。
【請求項10】
a)基材の第1の領域に、互いにもしくは他のリブ部位と交差しない、一組の実質的に平行に連続かつ蛇行した第1のリブ部位を形成するステップと、
b)前記第1のリブ部位の各々に隣接する一組の実質的に平行に連続かつ蛇行した第1のキャビティを形成するステップと、
を備えてなる中空ファンブレード詳細半部の製造方法。
【請求項11】
前記第1の領域が、前記基材の翼端に近接していることを特徴とする請求項10に記載の製造方法。
【請求項12】
前記第1の領域が、前記基材の後縁に近接していることを特徴とする請求項11に記載の製造方法。
【請求項13】
前記第1のリブ部位の各々が、複数の実質的に直角なリブセグメントを含むことを特徴とする請求項10に記載の製造方法。
【請求項14】
前記ステップa)と前記ステップb)が、前記基材に前記第1のキャビティを機械加工することにより実行されることを特徴とする請求項13に記載の製造方法。
【請求項15】
翼端と、前縁と、後縁と、を有する正圧面側壁と、
前記正圧面側壁から間を隔てた負圧面側壁と、
前記正圧面側壁と前記負圧面側壁との間に延びる複数の蛇行リブ部位と、
を備えてなる中空ファンブレード。
【請求項16】
前記複数の蛇行リブ部位が、互いにもしくは他のリブ部位と交差しないことを特徴とする請求項15に記載の中空ファンブレード詳細。
【請求項17】
前記複数の蛇行リブ部位が、前記正圧面側壁と前記負圧面側壁との間に形成される、複数の実質的に平行な細長い連続するキャビティによって、少なくとも部分的に画定されることを特徴とする請求項15に記載の中空ファンブレード詳細。
【請求項18】
前記複数の蛇行リブ部位が、概ね前記翼端と前記後縁とに近接する位置にあることを特徴とする請求項17に記載の中空ファンブレード詳細。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−51637(P2007−51637A)
【公開日】平成19年3月1日(2007.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−205497(P2006−205497)
【出願日】平成18年7月28日(2006.7.28)
【出願人】(590005449)ユナイテッド テクノロジーズ コーポレイション (581)
【氏名又は名称原語表記】UNITED TECHNOLOGIES CORPORATION
【Fターム(参考)】