グラジエントを含む人工受容体
本発明は、人工受容体または形成ブロックのグラジエント、グラジエントを作成する方法、およびグラジエントを使用する方法に関する。グラジエントは、1以上の形成ブロックを含み得る。グラジエントは、人工受容体または形成ブロックの濃度の変化;人工受容体または形成ブロックの同一性の変化:人工受容体または形成ブロックのトポグラフィーの変化;支持体への人工受容体または形成ブロックの結合のモードの変化;ローンまたはローン修飾因子の変化;人工受容体または形成ブロックの電荷、容量、親油性、または親水性の変化;または人工受容体または形成ブロックに対する分子記述因子の変化を含む人工受容体または形成ブロックの種々の特徴のいずれかの変化を含み得る。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持体;および
少なくとも1つの形成ブロックを含む支持体の一部を含み;
ここに、該形成ブロックは支持体にカップリングし;
ここに、該形成ブロックはグラジエントを形成する形成ブロックグラジエント。
【請求項2】
該形成ブロックが、複数の形成ブロックを含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項3】
該形成ブロックの濃度の変化;
該形成ブロックの同一性の変化;
該形成ブロックのトポグラフィーの変化;
支持体への該形成ブロックの結合のモードの変化;または
ローンまたはローン修飾因子の変化
を含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項4】
該形成ブロックの電荷の変化;
該形成ブロックの容量の変化;
該形成ブロックの親油性の変化、または
該形成ブロックの親水性の変化
を含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項5】
該形成ブロックに対する分子記述子の変化を含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項6】
該グラジエントが、2、3、4、5、または6つの異なる形成ブロックを含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項7】
該支持体が固体支持体を含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項8】
支持体にカップリングした機能化されたローンおよびローンにスポットでカップリングした該形成ブロックを含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項9】
機能化されたガラス支持体を含む請求項8記載のグラジエント。
【請求項10】
該支持体上に複数の領域を含み;
ここに、該領域は複数の形成ブロックを含み;
ここに、該形成ブロックは該支持体にカップリングし;次いで
ここに、該形成ブロックは該領域においてグラジエントを形成する請求項1記載のグラジエント。
【請求項11】
該領域が2、3、4、5、または6つの形成ブロックを含む請求項10記載のグラジエント。
【請求項12】
該支持体が固体支持体を含む請求項10記載のグラジエント。
【請求項13】
該固体支持体の表面上に複数の領域を含む請求項12記載のグラジエント。
【請求項14】
該支持体にカップリングした機能化されたローンおよびローンにカップリングした該形成ブロックを含む請求項11記載のグラジエント。
【請求項15】
機能化されたガラス支持体を含む請求項14記載のグラジエント。
【請求項16】
該複数の形成ブロックが、独立して、フレームワーク、リンカー、第1の認識要素、および第2の認識要素を含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項17】
少なくとも1つの該形成ブロックがテザーを含む請求項16記載のグラジエント。
【請求項18】
該フレームワークがアミノ酸を含む請求項16記載のグラジエント。
【請求項19】
該アミノ酸がセリン、スレオニン、またはチロシンを含む請求項18記載のグラジエント。
【請求項20】
該アミノ酸がチロシンを含む請求項18記載のグラジエント。
【請求項21】
該リンカーが、n=1-16である式(CH2)nC(O)-を有する請求項16記載のグラジエント。
【請求項22】
該第1の認識要素および第2の認識要素が、独立して、式B1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8、B9、A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、またはA9のものである請求項16記載のグラジエント。
【請求項23】
該支持体が支持体マトリックスを含み、該支持体マトリックスがアミンのローンを含む請求項16記載のグラジエント。
【請求項24】
表面;および
少なくとも1つの形成ブロックを含む表面上の領域を含み;
ここに、該形成ブロックは支持体にカップリングし;
ここに、該形成ブロックはグラジエントを形成する形成ブロックグラジエント。
【請求項25】
形成ブロックグラジエントを作成する方法であって:
固体支持体上に領域を形成し、ここに、該領域は少なくとも1つの形成ブロックを含み、ここに、該形成ブロックはグラジエントを提供し;
該領域において、該固体支持体に、該形成ブロックをカップリングすることを特徴とする該方法。
【請求項26】
複数の形成ブロックを、該領域において、該固体支持体にカップリングすることを特徴とする請求項25記載の方法。
【請求項27】
該形成ブロックの濃度の変化;
該形成ブロックの同一性の変化;
該形成ブロックのトポグラフィーの変化;
該支持体への該形成ブロックの結合のモードの変化;または
ローンまたはローン修飾因子の変化を形成することを特徴とする請求項25記載の方法。
【請求項28】
該形成ブロックの電荷の変化;
該形成ブロックの容量の変化、
該形成ブロックの親油性の変化、または
該形成ブロックの親水性の変化を形成することを特徴とする請求項25記載のグラジエント。
【請求項29】
該形成ブロックに対する分子記述子の変化を形成することを特徴とする請求項25記載のグラジエント。
【請求項30】
さらに、複数の活性化された形成ブロックを混合し、該グラジエントを形成するのに、該混合物を使用することを特徴とする請求項25記載の方法。
【請求項31】
個々の活性化された形成ブロックを、該支持体に対して適用することを特徴とする請求項25記載の方法。
【請求項32】
該固体支持体が、ガラスプレートまたは顕微鏡用スライドを含む請求項25記載の方法。
【請求項33】
該形成ブロックグラジエントをテストリガンドと接触させ;
ここに、該形成ブロックは:
支持体;および
ここに、該支持体の一部は少なくとも1つの形成ブロックを含み;
ここに、該形成ブロックは該支持体にカップリングし;
ここに、該形成ブロックはグラジエントを形成し:
該テストリガンドの結合のために、該グラジエントをモニタリングすることを特徴とする形成ブロックグラジエントを使用する方法。
【請求項34】
該テストリガンドが蛋白質またはプロテオームを含む請求項33記載の方法。
【請求項35】
接触が、該テストリガンドを含む組成物を、該形成ブロックグラジエント上に流すことを含む請求項33記載の方法。
【請求項36】
接触が、該テストリガンドを含む組成物を、該形成ブロックグラジエントの少なくとも一部にわたり溶離することを含む請求項33記載の方法。
【請求項37】
該形成ブロックグラジエントが:
該形成ブロックの濃度の変化;
該形成ブロックの同一性の変化;
該形成ブロックのトポグラフィーの変化;
該支持体への該形成ブロックの結合のモードの変化;または
ローンまたはローン修飾因子の変化を含む請求項33記載の方法。
【請求項38】
該形成ブロックグラジエントが:
該形成ブロックの電荷の変化;
該形成ブロックの容量の変化、
該形成ブロックの親油性の変化、または
該形成ブロックの親水性の変化を含む請求項33記載のグラジエント。
【請求項39】
該形成ブロックグラジエントが、該形成ブロックに対する分子記述子の変化を含む請求項33記載のグラジエント。
【請求項1】
支持体;および
少なくとも1つの形成ブロックを含む支持体の一部を含み;
ここに、該形成ブロックは支持体にカップリングし;
ここに、該形成ブロックはグラジエントを形成する形成ブロックグラジエント。
【請求項2】
該形成ブロックが、複数の形成ブロックを含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項3】
該形成ブロックの濃度の変化;
該形成ブロックの同一性の変化;
該形成ブロックのトポグラフィーの変化;
支持体への該形成ブロックの結合のモードの変化;または
ローンまたはローン修飾因子の変化
を含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項4】
該形成ブロックの電荷の変化;
該形成ブロックの容量の変化;
該形成ブロックの親油性の変化、または
該形成ブロックの親水性の変化
を含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項5】
該形成ブロックに対する分子記述子の変化を含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項6】
該グラジエントが、2、3、4、5、または6つの異なる形成ブロックを含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項7】
該支持体が固体支持体を含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項8】
支持体にカップリングした機能化されたローンおよびローンにスポットでカップリングした該形成ブロックを含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項9】
機能化されたガラス支持体を含む請求項8記載のグラジエント。
【請求項10】
該支持体上に複数の領域を含み;
ここに、該領域は複数の形成ブロックを含み;
ここに、該形成ブロックは該支持体にカップリングし;次いで
ここに、該形成ブロックは該領域においてグラジエントを形成する請求項1記載のグラジエント。
【請求項11】
該領域が2、3、4、5、または6つの形成ブロックを含む請求項10記載のグラジエント。
【請求項12】
該支持体が固体支持体を含む請求項10記載のグラジエント。
【請求項13】
該固体支持体の表面上に複数の領域を含む請求項12記載のグラジエント。
【請求項14】
該支持体にカップリングした機能化されたローンおよびローンにカップリングした該形成ブロックを含む請求項11記載のグラジエント。
【請求項15】
機能化されたガラス支持体を含む請求項14記載のグラジエント。
【請求項16】
該複数の形成ブロックが、独立して、フレームワーク、リンカー、第1の認識要素、および第2の認識要素を含む請求項1記載のグラジエント。
【請求項17】
少なくとも1つの該形成ブロックがテザーを含む請求項16記載のグラジエント。
【請求項18】
該フレームワークがアミノ酸を含む請求項16記載のグラジエント。
【請求項19】
該アミノ酸がセリン、スレオニン、またはチロシンを含む請求項18記載のグラジエント。
【請求項20】
該アミノ酸がチロシンを含む請求項18記載のグラジエント。
【請求項21】
該リンカーが、n=1-16である式(CH2)nC(O)-を有する請求項16記載のグラジエント。
【請求項22】
該第1の認識要素および第2の認識要素が、独立して、式B1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8、B9、A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、またはA9のものである請求項16記載のグラジエント。
【請求項23】
該支持体が支持体マトリックスを含み、該支持体マトリックスがアミンのローンを含む請求項16記載のグラジエント。
【請求項24】
表面;および
少なくとも1つの形成ブロックを含む表面上の領域を含み;
ここに、該形成ブロックは支持体にカップリングし;
ここに、該形成ブロックはグラジエントを形成する形成ブロックグラジエント。
【請求項25】
形成ブロックグラジエントを作成する方法であって:
固体支持体上に領域を形成し、ここに、該領域は少なくとも1つの形成ブロックを含み、ここに、該形成ブロックはグラジエントを提供し;
該領域において、該固体支持体に、該形成ブロックをカップリングすることを特徴とする該方法。
【請求項26】
複数の形成ブロックを、該領域において、該固体支持体にカップリングすることを特徴とする請求項25記載の方法。
【請求項27】
該形成ブロックの濃度の変化;
該形成ブロックの同一性の変化;
該形成ブロックのトポグラフィーの変化;
該支持体への該形成ブロックの結合のモードの変化;または
ローンまたはローン修飾因子の変化を形成することを特徴とする請求項25記載の方法。
【請求項28】
該形成ブロックの電荷の変化;
該形成ブロックの容量の変化、
該形成ブロックの親油性の変化、または
該形成ブロックの親水性の変化を形成することを特徴とする請求項25記載のグラジエント。
【請求項29】
該形成ブロックに対する分子記述子の変化を形成することを特徴とする請求項25記載のグラジエント。
【請求項30】
さらに、複数の活性化された形成ブロックを混合し、該グラジエントを形成するのに、該混合物を使用することを特徴とする請求項25記載の方法。
【請求項31】
個々の活性化された形成ブロックを、該支持体に対して適用することを特徴とする請求項25記載の方法。
【請求項32】
該固体支持体が、ガラスプレートまたは顕微鏡用スライドを含む請求項25記載の方法。
【請求項33】
該形成ブロックグラジエントをテストリガンドと接触させ;
ここに、該形成ブロックは:
支持体;および
ここに、該支持体の一部は少なくとも1つの形成ブロックを含み;
ここに、該形成ブロックは該支持体にカップリングし;
ここに、該形成ブロックはグラジエントを形成し:
該テストリガンドの結合のために、該グラジエントをモニタリングすることを特徴とする形成ブロックグラジエントを使用する方法。
【請求項34】
該テストリガンドが蛋白質またはプロテオームを含む請求項33記載の方法。
【請求項35】
接触が、該テストリガンドを含む組成物を、該形成ブロックグラジエント上に流すことを含む請求項33記載の方法。
【請求項36】
接触が、該テストリガンドを含む組成物を、該形成ブロックグラジエントの少なくとも一部にわたり溶離することを含む請求項33記載の方法。
【請求項37】
該形成ブロックグラジエントが:
該形成ブロックの濃度の変化;
該形成ブロックの同一性の変化;
該形成ブロックのトポグラフィーの変化;
該支持体への該形成ブロックの結合のモードの変化;または
ローンまたはローン修飾因子の変化を含む請求項33記載の方法。
【請求項38】
該形成ブロックグラジエントが:
該形成ブロックの電荷の変化;
該形成ブロックの容量の変化、
該形成ブロックの親油性の変化、または
該形成ブロックの親水性の変化を含む請求項33記載のグラジエント。
【請求項39】
該形成ブロックグラジエントが、該形成ブロックに対する分子記述子の変化を含む請求項33記載のグラジエント。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【公表番号】特表2007−521493(P2007−521493A)
【公表日】平成19年8月2日(2007.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−542804(P2006−542804)
【出願日】平成16年12月2日(2004.12.2)
【国際出願番号】PCT/US2004/040578
【国際公開番号】WO2005/053835
【国際公開日】平成17年6月16日(2005.6.16)
【出願人】(504330317)レセプターズ エルエルシー (4)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年8月2日(2007.8.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年12月2日(2004.12.2)
【国際出願番号】PCT/US2004/040578
【国際公開番号】WO2005/053835
【国際公開日】平成17年6月16日(2005.6.16)
【出願人】(504330317)レセプターズ エルエルシー (4)
【Fターム(参考)】
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