説明

グループ認証システム

【課題】 グループのメンバがそれぞれ携帯する無線端末を1つの無線端末グループとして識別することのできるグループ認証システムを提供する。
【解決手段】 無線端末をグループごとに登録する無線端末登録部1と、グループ管理部2により生成された、グループ登録された無線端末の固有の識別符号にグループ符号が付されたグループ管理情報を記憶するグループ管理情報記憶部3と、特定のエリアを交信エリアとする無線通信部4と、進入検知部5により無線通信部4の交信エリア内に進入したことが検知された無線端末の識別符号を取得する無線端末識別部6と、取得された識別符号をグループ管理情報記憶部3に記憶されているグループ管理情報と照合し、グループの総ての無線端末が無線端末識別部6により同時に識別されたときに、そのグループを認証するグループ認証部7と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、グループ認証システムに関し、特に複数の無線端末をグループ単位で識別するグループ認証システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、無線通信端末の小型化、高機能化が進展し、携帯型の無線端末の普及が進んでいる。そこで、このような携帯型の無線端末を利用し、センター側との無線交信によりその無線端末の位置を認識し、その無線端末を携帯するユーザを認証するシステムの構築が検討されている。
【0003】
そのようなシステムの例として、ユーザの携帯した無線タグとの交信によりユーザの識別データを受信し、ユーザ管理サーバが識別データの認証を行うユーザ認証システム(例えば、特許文献1参照。)や、無線通信を行なう親機と子機の距離が規定距離以上離れたときに親機側の警報を鳴らす迷子防止システム(例えば、特許文献2参照。)、などが提案されている。
【0004】
このような従来の認証システムでは、認証対象の無線端末は個々に識別される。これに対して、無線端末をグループとして識別したい場合もある。例えば、遊園地内をグループで行動する予定のメンバが分散することを防止するために、遊園地内を移動するグループのメンバがそれぞれ携帯する無線端末を1つのグループとして識別し、そのグループの無線端末があるエリアに一緒に揃っているときにその無線端末をグループとして認証したいことがある。
【0005】
同様に、荷物が集配される物流センターなどにおいて、1台の車両に積み込まれるべき荷物が総て揃っていることを確認するために、その車両に積み込まれる荷物に貼付されている無線タグを1つのグループとして識別し、そのグループの無線タグが、例えば、車両への搭載場に、一緒に揃ったときにその無線タグをグループとして認証したいことがある。
【0006】
しかし、従来の無線端末を使用した認証システムでは、グループのメンバがそれぞれ携帯する無線端末をグループとして識別できないという問題があった。
【特許文献1】特開2002−150740号公報 (第3ページ、図1)
【特許文献2】特開平11−242790号公報 (第2−3ページ、図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明の目的は、1つのグループのメンバがそれぞれ携帯する無線端末を1つの無線端末グループとして識別することのできるグループ認証システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様によれば、それぞれが固有の識別符号を有し移動可能な複数の無線端末をグループ符号で区分されるグループに登録する無線端末登録手段と、前記グループに対して、前記グループ符号と前記識別符号をもとにしたグループ管理情報を生成するグループ管理手段と、前記グループ管理情報を記憶するグループ管理情報記憶手段と、前記無線端末の移動経路内の特定のエリアを交信範囲とする無線通信手段と、前記無線通信手段と移動してきた前記無線端末との交信の開始を検出することにより前記無線端末が前記エリア内に進入したことを検知する進入検知手段と、前記進入検知手段により検知された無線端末からその識別符号を前記無線通信手段を介して取得する無線端末識別手段と、前記無線端末識別手段により取得された前記識別符号をグループ管理情報記憶手段に記憶されている前記グループ管理情報と照合し、あるグループに属する総ての無線端末が前記無線端末識別手段により同時に識別されたときに、そのグループが前記グループ管理情報に記載されたグループであることを認証するグループ認証手段とを備えることを特徴とするグループ認証システムが提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、1つのグループのメンバがそれぞれ携帯する無線端末を1つの無線端末グループとして管理し、その無線端末グループに属する総ての無線端末が所定のエリア内に同時に存在するときに、その無線端末を1つのグループとして識別するので、その無線端末グループの無線端末を携帯するメンバを1つのグループとして認証することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【実施例1】
【0011】
図1は、本発明の実施例1に係るグループ認証システムの構成の例を示すブロック図である。本実施例は、遊園地をグループで遊興する観客が遊園地内のアトラクション施設の出口をばらばらに出てしまうことを防止するために、観客に無線端末を装着させ、アトラクション施設の出口において無線端末のグループ認証を行う例を示すものである。
【0012】
本実施例のグループ認証システムは、観客のグループに対応して生成され、グループ符号で区分されるグループに、観客のメンバがそれぞれ装着する無線端末を登録する無線端末登録部1と、無線端末登録部1で生成されたグループに対して、グループ符号とそのグループに登録された無線端末の固有の識別符号を1組にしたグループ管理情報を生成するグループ管理部2と、グループ管理部2で生成されたグループ管理情報を記憶するグループ管理情報記憶部3と、アトラクション施設内の出口付近を交信エリアとする無線通信部4と、無線通信部4が観客に装着された無線端末との交信を開始したことを検出し、この無線端末が無線通信部4の交信エリア内に進入したことを検知する進入検知部5と、進入検知部5で検知された無線端末の識別符号を無線通信部4を介して取得する無線端末識別部6と、無線端末識別部6で取得された識別符号をグループ管理情報記憶部3に記憶されているグループ管理情報と照合し、あるグループに属する総ての無線端末が無線端末識別部6により同時に識別されたときに、そのグループがグループ管理情報に記載されたグループであることを認証するグループ認証部7と、を備える。
【0013】
また本実施例では、アトラクション施設の出口にゲート10が設けられ、グループ認証部7でグループとして認証された無線端末を装着したグループのみが、このゲート10の通過を許可される。
【0014】
本実施例の無線端末登録部1は、例えば、遊園地の入口付近に設けられ、入場してきた観客のうち、本システムによるグループ認証を希望するグループに無線端末を装着してもらい、その無線端末を、観客のグループごとに、識別符号で区分されるグループとして登録する。無線端末としては、携帯型の無線端末、あるいは無線タグなどを使用する。無線タグの場合、シール形状にして観客の衣服に貼り付けるようにしてもよい。
【0015】
例えば、無線端末T1、T2、T3が1つのグループで使用される場合は、このグループを識別符号Aのグループ(グループA)とし、無線端末T4、T5、T6が1つのグループで使用される場合は、このグループを識別符号Bのグループ(グループB)とする。
【0016】
グループ管理部2は、この各グループに対して、そのグーループにどの無線端末が属しているかを管理するために、グループ符号とそのグループの無線端末の固有の識別符号を1組にしたグループ管理情報を生成する。
【0017】
図2に、グループ管理部2で生成されるグループ管理情報の例を示す。
【0018】
図2(a)は図1で示したグループA、グループBに対する管理情報を示す。いま、無線端末T1、T2、T3、T4、T5、T6の固有の識別符号をそれぞれt1、t2、t3、t4、t5、t6とする。
【0019】
グループAに対しては、グループ識別符号Aと無線端末識別符号t1、t2、t3を1組とするグループ管理情報が生成され、グループBに対しては、グループ識別符号Bと無線端末識別符号t4、t5、t6を1組とするグループ管理情報が生成される。
【0020】
なお、無線端末登録部1による、各グループに対する無線端末の組み合わせは任意に変更することができる。それに応じて、グループ管理部2は、各グループに対するグループ管理情報を生成する。
【0021】
図2(b)は、グループAに無線端末T1、T3、T5が属し、グループBに無線端末T2、T4、T6が属すときのグループ管理情報の例である。また、図2(c)は、グループAに4台の無線端末T1、T2、T3、T4が属し、グループBに2台の無線端末T5、T6が属すときのグループ管理情報の例である。
【0022】
このようにグループ管理情報が生成された無線端末を装着した観客は、遊園地内を移動し、各種のアトラクション施設でアトラクションを楽しむ。アトラクションが終了すると、アトラクション施設の出口が混雑し、観客のグループのメンバがアトラクション施設の内と外に分断されることがある。そのため、例えば親子連れの場合、子供だけ先にアトラクション施設の外に出てしまい、子供が迷子になるおそれがある。
【0023】
本実施例のグループ認証システムは、このようなことが起きないよう、アトラクション施設の出口付近で、観客が装着している無線端末のグループ認証を行う。
【0024】
図3および図4を用いて、アトラクション施設の出口付近でのグループ認証動作について説明する。
【0025】
図3は、無線通信部4の交信エリア内に無線端末T1が進入し、無線通信部4との交信を開始した様子を示す。
【0026】
無線通信部4の交信エリア内に無線端末T1が進入すると、無線通信部4は無線端末T1との交信を開始する。この交信の開始を検出して、進入検知部5は、無線端末識別部6へ、無線通信部4の交信エリア内に進入した無線端末を検知したことを通知する。この通知を受けて、無線端末識別部6は、無線通信部4の交信エリア内に進入した無線端末の識別符号を無線通信部4を介して取得する。この場合、無線端末T1の識別符号t1を取得する。無線端末識別部6は、この取得した識別符号t1をグループ認証部7へ出力する。
【0027】
グループ認証部7は、入力された識別符号t1をグループ管理情報記憶部3に記憶されているグループ管理情報と照合する。その結果、この識別符号t1がグループ識別符号Aのグループに属しているとの情報を得る。また、このグループに識別符号t2およびt3が登録されているとの情報を得る。
【0028】
続いて、グループ認証部7は、この識別符号t2およびt3を取得済みであるかどうかをチェックする。その結果、この時点では、まだ識別符号t2およびt3を取得していないことが判明する。そこで、グループ認証部7は、無線通信部4の交信エリア内に進入した無線端末T1をグループとして認証しない。
【0029】
そのため、仮に、無線端末T1がゲート10を通過しようとした場合、グループ認証部7は、その通過を許可しない。具体的には、例えば、無線端末T1を装着した観客がゲートの通過を制止するよう、出口の係員に対して警報を発する。
【0030】
その後、無線通信部4の交信エリア内に、無線端末T2、T3およびT4が移動して来ると、グループ認証部7は、次のように動作する。
【0031】
図4は、無線通信部4の交信エリア内に無線端末T1、T2、T3、T4が存在し、無線通信部4と交信を行っている様子を示す。
【0032】
無線端末T1に続いて無線端末T2、T3が無線通信部4の交信エリア内に進入し、進入検知部5によりその進入が検知され、無線端末識別部6によりその識別符号t2、t3が取得されると、グループ認証部7は、その識別符号t2、t3をグループ管理情報記憶部3に記憶されているグループ管理情報と照合する。
【0033】
その結果、この識別符号t2、t3がグループ識別符号Aのグループに属しているとの情報を得る。また、このグループ識別符号Aのグループには、識別符号t1、t2、t3が登録されているとの情報を得る。
【0034】
これにより、グループ認証部7は、既に取得済みの識別符号t1と合わせて、グループ識別符号Aのグループに登録されている無線端末の識別符号が同時に総て識別された、と判定し、無線端末T1、T2、T3をグループとして認証する。
【0035】
したがって、無線端末T1、T2、T3がゲート10を通過する場合、グループ認証部7は、その通過を許可する。
【0036】
一方、無線端末T4に対しては、その識別符号t4をグループ管理情報と照合した結果、その属するグループ識別符号Bのグループの他の識別符号t5、t6がまだ識別されていないため、グループとして認証しない。その結果、グループ認証部7は、無線端末T4のゲート10の通過を許可しない。
【0037】
このような本実施例によれば、アトラクション施設の出口付近の交信エリア内に同時に存在している無線端末のグループのみがグループとして認証され、出口のゲートの通過を許可される。一方、グループとして認証されない無線端末は、出口のゲートの通過を許可されない。これにより、この無線端末を装着した観客グループのメンバが、アトラクション施設の内と外に分断されることを防止することができる。
【実施例2】
【0038】
実施例1に示した遊園地のような場合、観客が遊園地の出口を出た時点で、無線端末のグループの認証の必要性はなくなる。そこで、本実施例では、実施例1に、さらに無線端末のグループ登録を抹消する登録抹消手段を設ける。
【0039】
図5は、本実施例のグループ認証システムのうち、無線端末のグループ登録抹消に関わる要部のみを抽出したブロック図である。その他の構成は、図1に示した実施例1と同じであるので、ここではその説明を省略する。
【0040】
登録抹消部8は、遊園地の出口に設けられ、グループ登録された無線端末が揃って遊園地の出口から退場したことを検知すると、その情報をグループ管理部2へ通知する。
【0041】
この通知を受けると、グループ管理部2は、グループ管理情報記憶部3に記憶されているそのグループの管理情報を削除する。
【0042】
例えば、グループ識別符号Aのグループに登録されている無線端末T1、T2、T3が遊園地の出口を退場すると、このグループの管理情報は、図6に示すように削除される。
【0043】
このような本実施例によれば、グループ認証の必要がなくなったグループの管理情報は、随時削除されるので、グループ管理情報記憶部の記憶容量に無駄が生じることを防止できる。また、グループ認証に必要な管理情報のみが管理情報記憶部に記憶されているので、グループ認証部7による管理情報照合動作に無用な時間が生じることを防止することができる。
【実施例3】
【0044】
図7は、本発明の実施例3に係るグループ認証システムの構成の例を示すブロック図である。本実施例は、荷物が集配される物流センターで、1台の車両に積み込まれるべき荷物が総て揃っていることを確認するために、その車両に積み込まれる荷物に無線端末として無線タグを貼付し、車両の荷台において、無線タグのグループ認証を行う例を示すものである。
【0045】
本実施例を構成する各ブロックは、図1に示した実施例1の各ブロックと同一の機能を有するので、図7の各ブロックに図1と同一の符号を付し、ここではその詳細な説明を省略する。
【0046】
図7において、無線端末T1、T2、T3は、車両20Aに一緒に積み込まれるべき荷物に貼付されている無線タグとし、無線端末T4、T5、T6は、車両20Bに一緒に積み込まれるべき荷物に貼付されている無線タグとし、無線端末T7は、また別の車両に積み込まれるべき荷物に貼付されている無線タグとする。
【0047】
無線端末登録部1で、それぞれグループ登録された無線端末T1〜T7が貼付された荷物は、ベルトコンベアのような搬送装置により車両の荷台へ搬送される。
【0048】
この車両の荷台に対して、それぞれの車両の荷台を別々の交信エリアとする無線通信部4が設けられている。
【0049】
いま、車両20Aの荷台に無線端末T1、T2、T3が貼付された荷物が搭載され、無線通信部4が無線端末T1、T2、T3との交信を開始したことを進入検知部5が検知すると、無線端末識別部6は、無線通信部4を介して無線端末T1、T2、T3の識別符号を取得してグループ認証部7へ出力する。
【0050】
グループ認証部7は、この識別符号をグループ管理情報記憶部3に記憶されているグループ管理情報と照合する。その結果、グループ認証部7は、無線端末T1、T2、T3の識別情報が登録されているグループの識別情報は総て識別されたと判定し、無線端末T1、T2、T3をグループとして認証する。
【0051】
このようにして、無線端末T1、T2、T3をグループとして認証できたので、グループ認証部7は、無線端末T1、T2、T3が貼付された荷物を搭載した車両20Aに対して出発を許可する。すなわち、グループ認証部7により、無線端末T1、T2、T3が貼付された荷物の輸送が許可される。
【0052】
一方、車両20Bの荷台に搭載された荷物に貼付された無線端末T4に対しては、グループに属する他の無線端末の識別符号が識別されていないため、グループ認証部7は、この時点ではグループとして認証せず、この荷物を搭載する車両20Bに対して出発を許可しない。
【0053】
また、例えば、他の車両に搭載されるはずの荷物に貼付されている無線端末T7が、車両20Bの交信エリア内で識別されたときは、グループ認証部7は、異なるグループの荷物が混載されていると判断する。これにより、車両20Bに誤搭載された荷物があることを検出できる。
【0054】
このような本実施例によれば、1台の車両に搭載すべき荷物が総て揃ったときに、初めてその荷物の輸送が許可される。これにより運搬車両への荷物の積み忘れを防止することができる。また、運搬車両への荷物の誤搭載を防止することも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の実施例1に係るグループ認証システムの構成の例を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例1におけるグループ管理情報の例を示す図。
【図3】本発明の実施例1のグループ認証部の動作を説明するための図。
【図4】本発明の実施例1のグループ認証部の動作を説明するための図。
【図5】本発明の実施例2に係るグループ認証システムの要部を抽出したブロック図。
【図6】本発明の実施例2におけるグループ管理情報の例を示す図。
【図7】本発明の実施例3に係るグループ認証システムの構成の例を示すブロック図。
【符号の説明】
【0056】
1 無線端末登録部
2 グループ管理部
3 グループ管理情報記憶部
4 無線通信部
5 進入検知部
6 無線端末識別部
7 グループ認証部
8 登録抹消部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれが固有の識別符号を有し移動可能な複数の無線端末をグループ符号で区分されるグループに登録する無線端末登録手段と、
前記グループに対して、前記グループ符号と前記識別符号をもとにしたグループ管理情報を生成するグループ管理手段と、
前記グループ管理情報を記憶するグループ管理情報記憶手段と、
前記無線端末の移動経路内の特定のエリアを交信範囲とする無線通信手段と、
前記無線通信手段と移動してきた前記無線端末との交信の開始を検出することにより前記無線端末が前記エリア内に進入したことを検知する進入検知手段と、
前記進入検知手段により検知された無線端末からその識別符号を前記無線通信手段を介して取得する無線端末識別手段と、
前記無線端末識別手段により取得された前記識別符号をグループ管理情報記憶手段に記憶されている前記グループ管理情報と照合し、あるグループに属する総ての無線端末が前記無線端末識別手段により同時に識別されたときに、そのグループが前記グループ管理情報に記載されたグループであることを認証するグループ認証手段と
を備えることを特徴とするグループ認証システム。
【請求項2】
前記無線端末登録手段により、前記グループに登録する前記無線端末の組み合わせを任意に変更することが可能であることを特徴とする請求項1に記載のグループ認証システム。
【請求項3】
前記グループ管理手段が、グループ認証が不要となったグループに対する前記グループ管理情報を抹消することを特徴とする請求項1または2に記載のグループ認証システム。
【請求項4】
さらに通過ゲートを備え、前記認証手段により認証されたグループに属する無線端末のみが前記通過ゲートの通過を許可されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のグループ認証システム。
【請求項5】
さらに輸送手段を備え、前記認証手段により認証されたグループに属する無線端末のみが前記輸送手段による輸送を許可されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のグループ認証システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−286922(P2007−286922A)
【公開日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−113891(P2006−113891)
【出願日】平成18年4月17日(2006.4.17)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(598010562)東芝エルエスアイシステムサポート株式会社 (119)
【Fターム(参考)】