説明

グローブボックス

【課題】メンテナスリッドの取付構造を簡単にするとともに、その取付作業を容易に行い、さらにはメンテナスリッドが脱落しないようにする。
【解決手段】メンテナスリッド21開閉時、メンテナスリッド21の第2係合片25をボックス部5の第2挿入孔43から離脱させるとともに、メンテナスリッド21の第1係合片23の突出基部27をボックス部5の第1挿入孔41内周面に係合させて、メンテナスリッド21を突出基部27を回動支点として回動させる。メンテナスリッド21閉時、突出基部27を第1挿入孔41内周面に係合させるとともに、第2係合片25を第2挿入孔43内周面に係合させてメンテナスリッド21の閉状態を保持する。メンテナスリッド21開時、第2係合片25を第2挿入孔43から離脱させるとともに、突出基部27から屈曲してメンテナスリッド21外側方に延出する屈曲延出部29を第1挿入孔41内周面に係合させてメンテナスリッド21開状態を保持する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、自動車のグローブボックスの改良に関し、特に、空調ユニットのフィルタを交換するためのメンテナス開口がボックス部奥部に形成され、該メンテナス開口をメンテナスリッドで開閉するようにしたグローブボックスに関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ボックス部奥部の縦壁と側壁とに連続して形成されたメンテナス開口を2枚のメンテナスリッドで開閉し、空調ユニットのフィルタをメンテナス開口を経て出し入れして交換するようにしたグローブボックスが開示されている。
【0003】
このグローブボックスでは、一方のメンテナスリッド(仮に第1リッドという)をメンテナス開口の側壁端縁にヒンジ結合して側壁のメンテナス開口部分に開閉可能に配置するとともに、この第1リッドの他端側に他方のメンテナスリッド(仮に第2リッドという)をヒンジ結合して奥壁のメンテナス開口部分に開閉可能に配置し、メンテナス開口を開く際には、上記第2リッドをスライドさせて第1リッドに折り畳むように重ね、これら第1及び第2リッドを重なった状態で一体的に回動させる一方、メンテナス開口を閉じる際には、上記とは逆の操作を行うようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−107581号公報(段落0023欄〜段落0027欄、図1〜図5)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記の特許文献1では、第1及び第2リッドはいずれも、凹凸嵌合によるヒンジ結合によりメンテナス開口に配置されているため、メンテナスリッドの取付構造が複雑になり、かつ取付作業に手間取るという不具合がある。
【0006】
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、メンテナスリッドの取付構造を簡単にするとともに、その取付作業を容易に行い、さらにはメンテナスリッドが脱落しないようにしたことである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため、この発明は、メンテナスリッドの端縁に突設した係合片をメンテナス開口近傍に形成した挿入孔に挿入係合させるようにし、この際、上記係合片の形状に工夫を凝らしたことを特徴とする。
【0008】
具体的には、この発明は、インストルメントパネルに組み込まれ車室内に開口する開口部を有するボックス部と、上記開口部を開閉するグローブリッドとを備え、上記ボックス部奥部には、空調ユニットのフィルタを交換するためのメンテナス開口が形成され、該メンテナス開口には、メンテナスリッドが開閉可能に取り付けられたグローブボックスを対象とし、次のような解決手段を講じた。
【0009】
すなわち、第1の発明は、上記メンテナスリッドの一端縁には、メンテナスリッド開閉時、その回動支点となる第1係合片が一体に突設されているとともに、他端縁には、メンテナスリッド閉時、その閉状態を保持する第2係合片が一体に突設され、上記第1係合片に対応するボックス部のメンテナス開口近傍には、上記第1係合片が挿入係合する第1挿入孔が形成されているとともに、上記第2係合片に対応するボックス部のメンテナス開口近傍には、上記第2係合片が挿入係合する第2挿入孔が形成され、上記第1係合片は、上記メンテナスリッド裏面に対して略垂直に突出する突出基部と、該突出基部の突出端に一体に設けられ、当該突出基部から屈曲してメンテナスリッド外側方に延出する屈曲延出部とを備え、上記メンテナスリッドは、メンテナスリッド開閉時、上記第2係合片が第2挿入孔から離脱するとともに、上記突出基部が第1挿入孔内周面に係合して突出基部を回動支点として回動し、かつメンテナスリッド閉時、上記突出基部が第1挿入孔内周面に係合するとともに、上記第2係合片が第2挿入孔内周面に係合してメンテナスリッド閉状態を保持する一方、メンテナスリッド開時、上記第2係合片が第2挿入孔から離脱するとともに、上記屈曲延出部が第1挿入孔内周面に係合してメンテナスリッド開状態を保持していることを特徴とする。
【0010】
第2の発明は、第1の発明において、上記屈曲延出部先端には、メンテナスリッド開状態で、該メンテナスリッド裏面の第1挿入孔周縁に係止する係止爪が一体に形成されていることを特徴とする。
【0011】
第3の発明は、第1又は第2の発明において、上記メンテナス開口は、上記ボックス部奥部の少なくとも縦壁に形成され、上記第1係合片は、上記メンテナスリッド下端縁に一体に突設され、該メンテナスリッドは、メンテナスリッド開状態で、上記屈曲延出部が第1挿入孔内周面に係合して略水平に保持されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
第1の発明によれば、メンテナスリッドは、第1係合片の突出基部をボックス部の第1挿入孔内周面に係合させて、上記突出基部を回動支点として回動してメンテナス開口を開閉する。また、メンテナスリッドは、上記突出基部を上記第1挿入孔内周面に係合させるとともに、第2係合片をボックス部の第2挿入孔内周面に係合させて、メンテナス開口を閉じる一方、上記第2係合片を上記第2挿入孔から離脱させるとともに、上記突出基部から屈曲してメンテナスリッド外側方に延出する屈曲延出部を上記第1挿入孔内周面に係合させて、メンテナス開口を開ける。
【0013】
このように、特許文献1とは異なり、凹凸嵌合によるヒンジ結合によることなく第1係合片を第1挿入孔に挿入係合させるとともに、第2係合片を第2挿入孔に挿入係合させるだけでよく、メンテナスリッドを簡単にボックス部に取り付けることができるとともに、その取付作業を容易に行うことができる。また、メンテナスリッドは、メンテナスリッド開時、第1係合片の屈曲延出部が第1挿入孔内周面に係合して片持ち支持状態になっていて、荷重により屈曲延出部が第1挿入孔内周面に押し付けられるため、メンテナス開口からの脱落を防止することができる。
【0014】
第2の発明によれば、メンテナスリッドを開けると、屈曲延出部先端の係止爪がメンテナスリッド裏面の第1挿入孔周縁に係止するので、メンテナスリッドを確実にボックス部に保持してその脱落防止を確固たるものにすることができる。
【0015】
第3の発明によれば、メンテナスリッドを開けると、屈曲延出部が第1挿入孔内周面に係合してメンテナスリッドを略水平に保持するので、メンテナスリッドがフィルタを出し入れする際のガイドとなる受け棚の役目をなし、フィルタを容易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】インストルメントパネルの斜視図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】メンテナスリッドの開状態の図2相当図である。
【図4】メンテナスリッドの閉状態を実線で、開状態を仮想線でそれぞれ示す拡大断面図である。
【図5】グローブボックスを裏側から見た斜視図である。
【図6】メンテナスリッドの斜視図である。
【図7】グローブボックスのボックス部においてメンテナスリッドの第1係合片が挿入係合する第1挿入孔の拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は、自動車のフロントガラス下方に配設される樹脂製インストルメントパネル1を示す。該インストルメントパネル1の助手席前方である車幅方向左側下部には、実施形態に係るグローブボックス3が装着されている。
【0019】
このグローブボックス3は、図2〜図6に示すように、上記インストルメントパネル1の装着口1aに組み込まれた樹脂製ボックス部5を備え、該ボックス部5は、上壁7、下壁9、左右側壁11及び奥壁13により略直方体に形成され、上記奥壁13の対向側には、車室内に開口する開口部15が形成されている。上記上壁7は、その大半を占める前側上壁部7aと、該前側上壁部7aよりも一段下がった奥側上壁部7bと、該奥側上壁部7bと上記前側上壁部7aとに一体に連続する中間上壁部7cとで構成されている。
【0020】
上記開口部15前には、樹脂製グローブリッド17がその両側部下端に突設された支持ピン17aを上記インストルメントパネル1の装着口1a開口側縁に回動自在に係合させて上記開口部15を上下方向に開閉するように取り付けられている。なお、図2は図1のII−II線における断面図であり、図2には、本来ならグローブリッド17を構成するアウタリッドとインナリッドとの2枚のリッドが表れるのであるが、ここでは、便宜上、グローブリッド17だけは断面にしていない。図3においても同様である。
【0021】
上記ボックス部5奥部の縦壁である奥壁13及び奥側上壁部7bには、空調ユニット(図示せず)のフィルタF(図2及び図3参照)を交換するためのメンテナス開口19が奥壁13及び奥側上壁部7bに跨るように矩形状に形成されている。
【0022】
該メンテナス開口19には、断面略L字状の矩形板材からなる樹脂製メンテナスリッド21が開閉可能に取り付けられている。該メンテナスリッド21の一端縁(下端縁)には、メンテナスリッド21開閉時、その回動支点となる左右一対の第1係合片23が一体に突設されているとともに、他端縁(上端縁)には、メンテナスリッド21閉時、その閉状態を保持する左右一対の第2係合片25が一体に突設されている(図6参照)。
【0023】
上記第1係合片23は、上記メンテナスリッド21裏面に対して略垂直に突出する突出基部27と、該突出基部27の突出端に一体に設けられ、当該突出基部27から屈曲してメンテナスリッド21外側方(下方)に延出する屈曲延出部29とを備え、これら突出基部27及び屈曲延出部29の両側端には、補強リブ31が全長に亘って一体に突設されている。また、上記屈曲延出部29先端(下端)には、メンテナスリッド21開状態で、該メンテナスリッド21裏面の後述する第1挿入孔41周縁に係止する係止爪33が一体に形成されている。なお、35は、メンテナスリッド21成形時に上記係止爪33形成箇所がアンダーカットとならないようにするための開口である。
【0024】
一方、上記第2係合片25は、略J字状に屈曲した形状(図4参照)であり、基端側部分25aには補強リブ37が一体に形成されているとともに、先端側部分25bには後述する第2挿入孔43内周縁が係止する係止溝39が形成され、上記先端側部分25bは指で押し下げると弾性変形するようになっている。
【0025】
上記第1係合片23に対応するボックス部5のメンテナス開口19近傍、つまりメンテナスリッド21下端縁近傍には、上記第1係合片23が挿入係合する左右一対の第1挿入孔41が横長矩形状に形成されている(図7参照)とともに、上記第2係合片25に対応するボックス部5のメンテナス開口19近傍、つまりメンテナス開口19上端縁近傍(上壁7の中間上壁部7c)には、上記第2係合片25が挿入係合する左右一対の第2挿入孔43が横長矩形状に形成されている。
【0026】
そして、上記メンテナスリッド21は、メンテナスリッド21開閉時、上記第2係合片25が第2挿入孔43から離脱するとともに、上記第1係合片23の突出基部27が第1挿入孔41内周面に係合して突出基部27を回動支点とし、図4実線の状態と図4仮想線の状態との間で上下方向に回動するようになっている。
【0027】
また、上記メンテナスリッド21は、メンテナスリッド21閉時、上記第1係合片23の突出基部27が第1挿入孔41内周面に係合するとともに、上記第2係合片25が第2挿入孔43内周面に係合してメンテナスリッド21閉状態を保持するようになっている。また、この状態でメンテナスリッド21の第1係合片23周りの前後方向の動きは、奥壁13の内側とメンテナスリッド21の外側とが第1挿入孔41の上方で当接するとともに、第1係合片23の突出基部27と屈曲延出部29との境(屈曲部)が第1挿入孔41の下端縁に当接することで規制される(図2及び図4実線参照)。
【0028】
さらに、上記メンテナスリッド21は、メンテナスリッド21開時、上記第2係合片25が第2挿入孔43から離脱するとともに、上記第1係合片23の屈曲延出部29が第1挿入孔41内周面に係合して略水平にメンテナスリッド21開状態が保持されるようになっている。また、この状態で上記第1係合片23の突出基部27が奥壁13の内側と当接することでメンテナスリッド21の下方向の回動が規制され、メンテナスリッド21の開状態が安定して略水平に保持される。(図3及び図4仮想線参照)。
【0029】
このように構成されたグローブボックス3において、ボックス部5へメンテナスリッド21を組付ける場合には、まず第1係合片23を第1挿入孔41に挿入係合し、次ぎに第2係合片25を第2挿入孔43に挿入係合させるだけで簡単に行うことができる。
【0030】
また、空調ユニットのフィルタFを交換する場合には、まず、図3に示すように、グローブリッド17を開く。
【0031】
次いで、ボックス部5内に手を入れて、メンテナスリッド21の第2係合片25の先端側部分25bを指で押さえて弾性変形させ、第2係合片25の係止溝39と第2挿入孔43内周縁との係止状態を解除し、この状態で上記先端側部分25bを引っ張る。これにより、上記第2係合片25が第2挿入孔43から離脱し、これに伴い、メンテナスリッド21が突出基部27を回動支点として下方に回動して略水平になると、第1係合片23は、今まで第1挿入孔41内周面に係合していた突出基部27から屈曲延出部29へと係合が切り換わり、上記第1係合片23の突出基部27が奥壁13の内側に当接してメンテナスリッド21の下方向に回動が規制され、メンテナスリッド21が片持ち支持状態になって、その荷重により屈曲延出部29が第1挿入孔41内周面に押し付けられ、メンテナスリッド21の略水平状態が保持されてメンテナス開口19が開放される。この状態で仮にメンテナスリッド21を後方に引っ張る力が作用しても、屈曲延出部29先端の係止爪33がメンテナスリッド21裏面の第1挿入孔41周縁に係止する。
【0032】
これにより、メンテナスリッド21をメンテナス開口19から確実に脱落しないようにすることができる。
【0033】
その後、フィルタFの交換作業を行う。この際、略水平状態のメンテナスリッド21がフィルタFを出し入れする際のガイドとなる受け棚の役目となるので、フィルタFの交換作業を容易に行うことができる。
【0034】
フィルタFの交換作業が終わると、第2係合片25の先端側部分25bを指で摘んで上方に持ち上げる。これにより、第1挿入孔41に対する第1係合片23の係合が屈曲延出部29から突出基部27に切り換わってメンテナスリッド21が上方に回動し、第2係合片25の先端側部分25bを弾性変形させながら第2係合片25を第2挿入孔43に挿入し、係止溝39を第2挿入孔43内周縁に係止させる。
【0035】
したがって、特許文献1とは異なり、凹凸嵌合によるヒンジ結合によることなく第1係合片23を第1挿入孔41に、第2係合片25を第2挿入孔43にそれぞれ挿入係合させるだけで、メンテナスリッド21のボックス部5への取付けを簡単に行うことができるとともに、その取付作業を容易に行うことができる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
この発明は、空調ユニットのフィルタを交換するためのメンテナス開口がボックス部奥部に形成され、該メンテナス開口をメンテナスリッドで開閉するようにしたグローブボックスについて有用である。
【符号の説明】
【0037】
1 インストルメントパネル
3 グローブボックス
5 ボックス部
13 奥壁(縦壁)
15 開口部
17 グローブリッド
19 メンテナス開口
21 メンテナスリッド
23 第1係合片
25 第2係合片
27 突出基部
29 屈曲延出部
33 係止爪
41 第1挿入孔
43 第2挿入孔
F フィルタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
インストルメントパネルに組み込まれ車室内に開口する開口部を有するボックス部と、上記開口部を開閉するグローブリッドとを備え、
上記ボックス部奥部には、空調ユニットのフィルタを交換するためのメンテナス開口が形成され、
該メンテナス開口には、メンテナスリッドが開閉可能に取り付けられたグローブボックスであって、
上記メンテナスリッドの一端縁には、メンテナスリッド開閉時、その回動支点となる第1係合片が一体に突設されているとともに、他端縁には、メンテナスリッド閉時、その閉状態を保持する第2係合片が一体に突設され、
上記第1係合片に対応するボックス部のメンテナス開口近傍には、上記第1係合片が挿入係合する第1挿入孔が形成されているとともに、上記第2係合片に対応するボックス部のメンテナス開口近傍には、上記第2係合片が挿入係合する第2挿入孔が形成され、
上記第1係合片は、上記メンテナスリッド裏面に対して略垂直に突出する突出基部と、該突出基部の突出端に一体に設けられ、当該突出基部から屈曲してメンテナスリッド外側方に延出する屈曲延出部とを備え、
上記メンテナスリッドは、メンテナスリッド開閉時、上記第2係合片が第2挿入孔から離脱するとともに、上記突出基部が第1挿入孔内周面に係合して突出基部を回動支点として回動し、かつメンテナスリッド閉時、上記突出基部が第1挿入孔内周面に係合するとともに、上記第2係合片が第2挿入孔内周面に係合してメンテナスリッド閉状態を保持する一方、メンテナスリッド開時、上記第2係合片が第2挿入孔から離脱するとともに、上記屈曲延出部が第1挿入孔内周面に係合してメンテナスリッド開状態を保持していることを特徴とするグローブボックス。
【請求項2】
請求項1に記載のグローブボックスにおいて、
上記屈曲延出部先端には、メンテナスリッド開状態で、該メンテナスリッド裏面の第1挿入孔周縁に係止する係止爪が一体に形成されていることを特徴とするグローブボックス。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のグローブボックスにおいて、
上記メンテナス開口は、上記ボックス部奥部の少なくとも縦壁に形成され、
上記第1係合片は、上記メンテナスリッド下端縁に一体に突設され、
該メンテナスリッドは、メンテナスリッド開状態で、上記屈曲延出部が第1挿入孔内周面に係合して略水平に保持されていることを特徴とするグローブボックス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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