説明

ココア成分、高められたポリフェノール含有量を有する食用製品、その製造法、および医学的利用法

【課題】高められたココアポリフェノールレベルを有するココア成分、有意な量のココアポリフェノールを保持しながらココア成分を産生する工程、ココア成分またはココアポリフェノールを含んでいる組成物、および哺乳類の健康を改善するためのココア成分またはココアポリフェノールの使用法の提供。
【解決手段】焙煎したカカオニブまたはその画分、チョコレート液、あるいは部分的脱脂ココア固形物の製造において275以下の発酵係数を有するカカオ豆を使用する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
焙煎したカカオニブまたはその画分、チョコレート液、あるいは部分的脱脂ココア固形物の製造における、275以下の発酵係数を有するカカオ豆の使用。
【請求項2】
275以下の発酵係数を有するカカオ豆またはその混合物から得られるチョコレート液または部分的脱脂ココア固形物。
【請求項3】
請求項2記載のチョコレート液を含む食用組成物または食用製品。
【請求項4】
チョコレート、チョコレート風味の菓子、チョコレート風味の組成物、飲料、経口摂取可能な製品、消化しやすい製品、咀嚼可能な組成物、補足物、またはそれらの組み合わせであることを特徴とする請求項3記載の食用組成物または食用製品。
【請求項5】
部分的脱脂ココア固形物またはココア粉末を含む飲料であることを特徴とする請求項4記載の食用組成物。
【請求項6】
ペットフード、乾燥ココア混合物、プディング、シロップ、クッキー、香りの良いソース、ライスミックス、ライスケーキ、またはチョコレート菓子であることを特徴とする請求項4記載の食用組成物または食用製品。
【請求項7】
乳および請求項6記載の乾燥ココア混合物を含むチョコレート風味の飲料。
【請求項8】
チョコレート菓子が、ダークチョコレートまたはミルクチョコレートであることを特徴とする請求項6記載の食用製品。
【請求項9】
歯周病またはアテローム性動脈硬化症を軽減し、あるいは抗歯肉炎薬、抗歯周病薬、LDL酸化防止剤、高血圧薬、抗酸化薬、抗腫瘍性物質、DNAトポイソメラーゼII酵素阻害剤、シクロオキシゲナーゼモジュレーター、リポオキシゲナーゼモジュレーター、一酸化窒素(NO)またはNO−シンターゼモジュレーター、非ステロイド性消炎剤、アポトーシスモジュレーター、血小板凝集モジュレーター、血液インビボグルコースモジュレーター、抗菌物質、および酸化的DNA損傷活性阻害剤として作用することによって、哺乳動物の健康を増進させる物質であって、275以下の発酵係数を有するカカオ豆またはカカオ豆混合物から得られた、チョコレート液、部分的脱脂ココア固形物、およびココアポリフェノール抽出物より成る群から選択されるココアプロシアニジン含有材料を含むことを特徴とする物質。
【請求項10】
酸化的ストレス指標の引き下げ、抗ウイルス応答、抗細菌応答、サイトカインレベルの引き下げ、T細胞産生レベルの増大、高血圧の引き下げ、および血管拡張よりなる群から選択される、哺乳動物に利益をもたらす生理的応答を惹起させるのに用いられる物質であって、275以下の発酵係数を有するカカオ豆またはカカオ豆混合物から得られた、チョコレート液、部分的脱脂ココア固形物、およびココアポリフェノール抽出物より成る群から選択されるココアプロシアニジン含有材料を含むことを特徴とする物質。
【請求項11】
プロシアニジンオリゴマーが全体で1μg以上含まれ、かつ60日間より長い期間に亘り毎日投与されることを特徴とする請求項9または10記載の物質。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2006−34291(P2006−34291A)
【公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−209992(P2005−209992)
【出願日】平成17年7月20日(2005.7.20)
【分割の表示】特願2002−330663(P2002−330663)の分割
【原出願日】平成9年9月8日(1997.9.8)
【出願人】(500166655)マーズ インコーポレーテッド (5)
【Fターム(参考)】