説明

コラムホールカバー

【課題】ステアリングシャフト外周面への取付構造を改良することで、ステアリング操舵時の異音の発生を、長期的に確実に防ぐ。
【解決手段】シャフト取付部30は、本体部10に一体に設けられ環状の第1リング収納溝41を内周面に有する筒状の嵌合部40と、第1リング収納溝41に収納、固定され環状の第2リング収納溝54を内周面に有する第1樹脂リング50と、第2リング収納溝54に収納された第2樹脂リング60とからなる。シャフト取付部30がステアリングシャフト5に取り付けられた取付状態において、第2樹脂リング60は、所定の締め代をもってステアリングシャフト5の外周面に嵌合されるとともに、第1樹脂リング50の第2リング収納溝54内で摺動可能とされている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車体のダッシュパネルに貫設された取付孔を覆うように、ダッシュパネルに一端が取り付けられるとともに、取付孔に挿通されるステアリングシャフトの一部を覆うように、ステアリングシャフトの外周面に他端が取り付けられるコラムホールカバーに関し、詳しくはステアリングシャフトに対する取付構造を改良したコラムホールカバーに関する。
【背景技術】
【0002】
車両のステアリング機構では、ステアリングシャフトを介してステアリングホイールの回転力をステアリングギヤに伝達し、この回転力をタイロッドの左右方向運動に変換することで車輪の制御を行っている。ここで、ステアリングホイールは車室内に在る一方、ステアリングギヤは車体の外に在り、ステアリングシャフトは車体の内側から外側に延びている。したがって、通常、ステアリングシャフトは運転席の足元近くのダッシュパネルに設けられた孔を貫通している。すると、走行中に車両の外部から泥や水等が孔を介して車室内に入って来てしまう恐れがある。そこで、通常、ゴム等の弾性材料よりなるコラムホールカバーで孔を覆い、このコラムホールカバー内にステアリングシャフトを挿通させて、外部から泥や水等が車室内に侵入しないようにしている。
【0003】
このようなコラムホールカバーとして、ステアリングシャフトの外周面に所定の締め代をもってシールされる、ゴム製のシールリップ部を開口先端に有するものが知られている。このコラムホールカバーでは、ステアリングシャフトが回転すると、金属製のステアリングシャフトとゴム製のシールリップ部とが摺動することになるため、ゴム材料特有のスティックスリップ現象が発生する。
【0004】
そこで、このコラムホールカバーでは、シールリップ部の内側にグリス等の潤滑剤を塗って、スティックスリップ現象によるステアリング操舵時の異音の発生を防いでいる。
【0005】
しかし、グリス等の潤滑剤は経年劣化により消失することがある。このため、上記従来のコラムホールカバーでは、スティックスリップ現象によるステアリング操舵時の異音の発生を、長期的に確実に防ぐことができなかった。
【0006】
他方、特許文献1には、回転軸の外周面に装着される密封装置であって、ゴム製のシールリップと、合成樹脂製のシールリングとを軸方向に配列し、シールリップ及びシールリングの内周面にオイル等の潤滑剤を付与することで、摺動トルクを低く抑えつつ、シール性の向上を図ったものが開示されている。しかし、この密封装置であっても、経年劣化により潤滑剤が消失すれば、ステアリングシャフト外周面でスティックスリップ現象が同様に発生してしまい、ステアリング操舵時の異音の発生を防ぐことができない。
【特許文献1】特開2005−240932号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、ステアリングシャフト外周面への取付構造を改良することで、ステアリング操舵時の異音の発生を、長期的に確実に防ぐことを解決すべき技術課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決する本発明のコラムホールカバーは、両端に開口を有する筒状の本体部と、該本体部の一端側に設けられた、車体のダッシュパネルに貫設された取付孔を覆うように該ダッシュパネルに取り付けられるパネル取付部と、該本体部の他端側に設けられた、ステアリングシャフトの外周面に取り付けられるシャフト取付部と、を有するコラムホールカバーであって、前記シャフト取付部は、前記本体部に一体に設けられ環状の第1リング収納溝を内周面に有する筒状の嵌合部と、該嵌合部の該第1リング収納溝に収納、固定され環状の第2リング収納溝を内周面に有する第1樹脂リングと、該第1樹脂リングの該第2リング収納溝に収納された第2樹脂リングとからなり、前記シャフト取付部が前記ステアリングシャフトに取り付けられた取付状態において、前記第2樹脂リングは、所定の締め代をもって該ステアリングシャフトの外周面に嵌合されるとともに、前記第1樹脂リングの前記第2リング収納溝内で摺動可能とされていることを特徴とするものである。
【0009】
このコラムホールカバーでは、ステアリングシャフトの外周面に第2樹脂リングが所定の締め代をもって嵌合される。このため、ステアリングシャフトが回転すると、第2樹脂リングが共回りする。そして、この第2樹脂リングは、嵌合部の第1リング収納溝に収納、固定された第1樹脂リングの第2リング収納溝に、摺動可能に収納されている。
【0010】
このため、本発明のコラムホールカバーでは、ステアリングシャフトが回転しても、このステアリングシャフトの外周面とゴム材料とが摺動することはない。また、ステアリングシャフトと共に回転する第2樹脂リングは、第1樹脂リングと摺動するが、樹脂材料同士の摺動であるため、第1樹脂リングと第2樹脂リングとの間ではスティックスリップ現象が発生しない。
【0011】
したがって、本発明のコラムホールカバーによれば、スティックスリップ現象によるステアリング操舵時の異音の発生を、長期的に確実に防ぐことが可能となる。
【0012】
また、本発明のコラムホールカバーでは、第1樹脂リングと第2樹脂リングとが摺動するため、両者間におけるシール性の低下が懸念されるが、第1樹脂リングの第2リング収納溝内に第2樹脂リングが収納されており、形状的に込み入ったラビリンス構造となっているため、第1樹脂リングと第2樹脂リングとの間から水等が侵入するおそれが少ない。
【0013】
本発明のコラムホールカバーにおいて、前記第1樹脂リングは硬質樹脂材料よりなり、前記第2樹脂リングは該硬質樹脂材料よりも軟らかい軟質樹脂材料よりなることが好ましい。
【0014】
このコラムホールカバーでは、第2樹脂リング内にステアリングシャフトを挿入して嵌合する際に、軟質樹脂材料よりなる第2樹脂リングが変形しやすい。このため、ステアリングシャフトの取付作業性が向上する。また、このコラムホールカバーでは、嵌合部の内周側に硬質樹脂材料よりなる第1樹脂リングが配設されている。このため、嵌合部がゴム材料等よりなる場合に、嵌合部の形状を第1樹脂リングで安定に保持することができる。したがって、嵌合部が異形に変形することによる不都合を回避することが可能となる。
【0015】
ここに、前記硬質樹脂材料としては、必要に応じてガラス繊維等の補強材が混入されたポリプロピレン(PP)、同様に必要に応じて補強材が混入されたポリアミド(PA)や、ポリアセタール(POM)等を好適に用いることができる。また、前記軟質樹脂材料としては、ポリオレフィン系エラストマー(TPO)やポリエステル系エラストマー(TPEE)等を好適に用いることができる。また、硬質樹脂材料と軟質樹脂材料との好ましい組み合わせとしては、PPとTPEEとの組み合わせや、PPとTPOとの組み合わせを挙げることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0017】
図1は本実施形態のコラムホールカバー1の取付状態を示す断面図であり、図2はその要部断面図である。図3は本実施形態に係るコラムホールカバーの構成部品たる第1樹脂リング及び第2樹脂リングを示す分解斜視図であり、図4は第2樹脂リングを内周面に取り込むように組み立てられた第1樹脂リングを示す斜視図である。
【0018】
本実施形態のコラムホールカバー1は、図1に示されるように、本体部10と、本体部10の一端側に一体に設けられたパネル取付部20と、本体部10の他端側に一体に設けられたシャフト取付部30とを有している。
【0019】
このコラムホールカバー1は、ゴム弾性体よりなり、射出成形により一体に成形したものである。なお、このコラムホールカバー1は、必要に応じて、パネル取付部20等を部分的にその他の部分よりも剛性の高い合成樹脂等により成形してもよい。
【0020】
本体部10は、両端に開口を有し、部分的に蛇腹状となった薄肉の筒状部材である。
【0021】
パネル取付部20は、図示しない車体のダッシュパネル2の取付孔3を覆うように、この取付孔3の周りのパネル内縁部4に取り付けられる。このパネル取付部20は、パネル内縁部4が嵌り込む環状の嵌合溝21を有している。すなわち、パネル取付部20の嵌合溝21内にパネル内縁部4が嵌り込むことで、パネル取付部20が取付孔3を覆うようにダッシュパネル2に取り付けられる。
【0022】
シャフト取付部30は、図2に示されるように、本体部10の他端側に一体に設けられたゴム弾性体よりなる嵌合部40と、この嵌合部40の内周側に配設された第1樹脂リング50と、この第1樹脂リング50の内周側に配設された第2樹脂リング60とからなる。
【0023】
嵌合部40の内周面には、第1樹脂リング50を収納、固定するための環状の第1リング収納溝41が設けられている。この第1リング収納溝41の底面には環状凹部42が設けられている。また、この環状凹部42には、周方向に等間隔を隔てて配置された4個の係合凹部43が設けられている。
【0024】
第1樹脂リング50は、嵌合部40の第1リング収納溝41内に嵌合、固定されている。この第1樹脂リング50は、図4にも示されるように、軸方向中央の中央大径部51と、軸方向両端の小径部52、52とを有している。第1樹脂リング50の小径部52の径方向厚さは、嵌合部40の第1リング収納溝41の深さの値よりも大きい。このため、嵌合部40の第1リング収納溝41内に嵌合固定された第1樹脂リング50の内周面は、嵌合部40の内周面よりも内周側に突出している(図2参照)。
【0025】
第1樹脂リング50の中央大径部51の外周面には、前記係合凹部43にそれぞれ嵌合するように、周方向に等間隔を隔てて配置された4個の係合突起53が設けられている。これら係合突起53が係合凹部43と係合することで、嵌合部40に対する第1樹脂リング50の相対回転が確実に規制されている。また、第1樹脂リング50の内周面(中央大径部51の内周面)には、第2樹脂リング60を収納するための環状の第2リング収納溝54が設けられている。
【0026】
この第1樹脂リング50は、図3にも示されるように、第1リング50Aと、第2リング50Bとの2分割品よりなる。第1リング50A及び第2リング50Bは互いに同一の形状及び大きさのものである。
【0027】
第1リング50Aは、前記小径部52に相当する小径筒部55Aと、小径筒部55Aの軸方向一端に一体に設けられた大径フランジ部56Aと、大径フランジ部56Aの外周端から軸方向に一体に延び、周方向に等間隔を隔てて径方向に相対する一対の外周壁部57A、57Aとを有している。各外周壁部57Aは、大径フランジ部56Aの軸方向一端面(図3に示される大径フランジ部56Aの上面)に、所定の径方向幅の内周側端面58Aが残存するように、前記軸方向一端面の外周側に設けられている。また、大径フランジ部56Aの前記軸方向一端面の外周を周方向に均等に4分割した4つの分割部のうちの、径方向に対向する2つの分割部に外周壁部57A、57Aが配設されている。そして、各外周壁部57Aの外周面に前記係合突起53がそれぞれ設けられている。
【0028】
第2リング50Bも、第1リング50Aと同様に、小径筒部55Bと、大径フランジ部56Bと、一対の外周壁部57B、57Bとを有し、各外周壁部57Bの外周面に前記係合突起53がそれぞれ設けられている。
【0029】
そして、例えば、第1リング50Aの外周壁部57A、57Aの内周側、すなわち前記内周側端面58Aの部分に第2樹脂リング60を配置した状態で、第1リング50Aの外周壁部57A及び57A間に、第2リング50Bの外周壁部57B、57Bをそれぞれ嵌め込んで、第1リング50Aと第2リング50Bとを組み合わせることにより、第1樹脂リング50とされている。
【0030】
こうして組み合わされた第1樹脂リング50においては、4つの前記外周壁部57A、57A、57B、57Bの内周側に前記第2リング収納溝54が形成され、この第2リング収納溝54内に第2樹脂リング60が周方向に摺動可能に収納されている。そして、この第2樹脂リング60がステアリングシャフト5の外周面に所定の締め代をもって嵌合される。
【0031】
第2樹脂リング60は、第1樹脂リング50の第2リング収納溝54の深さ(すなわち、前記内周側端面58Aの径方向幅)の値よりも大きな厚さt(図3参照)を有している。また、第2樹脂リング60の外径は、第1樹脂リング50の第2リング収納溝54の内径よりも若干小さい。このため、第1樹脂リング50の第2リング収納溝54内に摺動可能に収納された第2樹脂リング60の内周面は、第1樹脂リング50の内周面よりも長さs(図2参照)だけ内周側に突出している。すなわち、第2樹脂リング60に嵌合されたステアリングシャフト5の外周面と、第1樹脂リング50の内周面との間には前記長さs分の隙間が形成される。なお、第2樹脂リング60の軸方向長さは、第1樹脂リング50の第2リング収納溝54の軸方向長さよりも若干短い。
【0032】
また、第2樹脂リング60の内周面は、ステアリングシャフト5への取り付け・取り外し性を向上させるために、軸方向の両端が面取りされている。
【0033】
ここに、前記第1樹脂リング50は、硬質樹脂材料としてのPPよりなる。また、前記第2樹脂リング60は、軟質樹脂材料としてのTPEEよりなる。
【0034】
本実施形態のコラムホールカバーでは、ステアリングシャフト5の外周面に第2樹脂リング60が所定の締め代をもって嵌合される。このため、ステアリングシャフト5が回転すると、第2樹脂リング60が共回りする。このとき、第1樹脂リング50の内周面とステアリングシャフト5の外周面との間には前記長さsの隙間が形成されているため、第1樹脂リング50とステアリングシャフト5とが摺動することはない。また、第2樹脂リング60は、第1樹脂リング50内で摺動する。そして、嵌合部40の第1リング収納溝41内に嵌合、固定された第1樹脂リング50は、ステアリングシャフト5が回転しても回転しない。
【0035】
このため、本実施形態のコラムホールカバー1では、ステアリングシャフト5が回転しても、このステアリングシャフト5の外周面とゴム材料とが摺動することはない。また、ステアリングシャフト5と共に回転する第2樹脂リング60は、第1樹脂リング50と摺動するが、樹脂材料同士の摺動であるため、第1樹脂リング50と第2樹脂リング60との間ではスティックスリップ現象が発生しない。
【0036】
特に、本実施形態では、第1樹脂リング50を構成する硬質樹脂材料と、第2樹脂リング60を構成する軟質樹脂材料との組み合わせがPPとTPEEであるため、両者間における摺動性が良好である。
【0037】
したがって、本実施形態のコラムホールカバーによれば、スティックスリップ現象によるステアリング操舵時の異音の発生を、長期的に確実に防ぐことが可能となる。
【0038】
また、本実施形態のコラムホールカバーでは、第1樹脂リング50の第2リング収納溝54内に第2樹脂リング60が収納されて、形状的に込み入ったラビリンス構造となっているため、第1樹脂リング50と第2樹脂リング60との間から水等が侵入するおそれが少ない。
【0039】
さらに、本実施形態のコラムホールカバーでは、第2樹脂リング60内にステアリングシャフト5を挿入して嵌合する際に、軟質樹脂材料よりなる第2樹脂リング60が変形しやすい。このため、ステアリングシャフト5の取付作業性が向上する。また、このコラムホールカバーでは、ゴム弾性体よりなる嵌合部40の内周側に硬質樹脂材料よりなる第1樹脂リング50が配設されているため、嵌合部40の形状を第1樹脂リング50で安定に保持することができる。したがって、嵌合部40が異形に変形することによる不都合を回避することが可能となる。
【0040】
なお、嵌合部40に対する第1樹脂リング50の相対回転の規制が、嵌め合い代や接着剤等により確保できるのであれば、前記係合凹部43及び前記係合突起53を省略してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本実施形態のコラムホールカバーの取付状態を示す断面図である。
【図2】本実施形態のコラムホールカバーの取付状態を示す要部断面図である。
【図3】本実施形態に係るコラムホールカバーの構成部品たる第1樹脂リング及び第2樹脂リングを示す分解斜視図である。
【図4】本実施形態に係り、第2樹脂リングを内周面に取り込むように組み立てられた第1樹脂リングを示す斜視図である。
【符号の説明】
【0042】
1…コラムホールカバー 2…ダッシュパネル
3…取付孔 5…ステアリングシャフト
10…本体部 20…パネル取付部
30…シャフト取付部 40…嵌合部
41…第1リング収納溝 50…第1樹脂リング
54…第2リング収納溝 60…第2樹脂リング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
両端に開口を有する筒状の本体部と、該本体部の一端側に設けられた、車体のダッシュパネルに貫設された取付孔を覆うように該ダッシュパネルに取り付けられるパネル取付部と、該本体部の他端側に設けられた、ステアリングシャフトの外周面に取り付けられるシャフト取付部と、を有するコラムホールカバーであって、
前記シャフト取付部は、前記本体部に一体に設けられ環状の第1リング収納溝を内周面に有する筒状の嵌合部と、該嵌合部の該第1リング収納溝に収納、固定され環状の第2リング収納溝を内周面に有する第1樹脂リングと、該第1樹脂リングの該第2リング収納溝に収納された第2樹脂リングとからなり、
前記シャフト取付部が前記ステアリングシャフトに取り付けられた取付状態において、前記第2樹脂リングは、所定の締め代をもって該ステアリングシャフトの外周面に嵌合されるとともに、前記第1樹脂リングの前記第2リング収納溝内で摺動可能とされていることを特徴とするコラムホールカバー。
【請求項2】
前記第1樹脂リングは硬質樹脂材料よりなり、前記第2樹脂リングは該硬質樹脂材料よりも軟らかい軟質樹脂材料よりなる請求項1に記載のコラムホールカバー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−80991(P2008−80991A)
【公開日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−264408(P2006−264408)
【出願日】平成18年9月28日(2006.9.28)
【出願人】(000241463)豊田合成株式会社 (3,467)
【Fターム(参考)】