説明

ジブクレーン

【課題】 ビーム2を旋回位置にロックするための旋回ロック装置のロック解除を遠隔操作で行う。
【解決手段】 ビーム2から垂下させたスカート部8とポスト1との間にロック装置17を設け、このロック装置17のロックピンにレリーズワイヤから成る操作ケーブル25を連結する。この操作ケーブル25の先端側をビーム2に沿ってビーム先端側に導き、吊り装置4を操作するための操作盤7に止め付けることにより、ロック解除操作を操作盤7の位置で行い得るようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は固定されたポストに吊り装置を備えたビームを旋回自在に張り出して構成されるジブクレーンに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のジブクレーンを図6,7に示す。
【0003】
両図において、1は円筒状のポストで、据付面にこのポスト1が固定され、その上端部に吊り腕としての水平なビーム2の基端部が軸受3を介して取付けられ、これによってビーム2が縦軸(軸受3の中心)Xまわりに旋回自在な状態で張り出されている。
【0004】
吊り装置4は、図示しない水平移動用引きロープによりビーム2に沿って水平に移動する電動式のウィンチ5を備え、このウィンチ5から引き出された巻上ロープ5aに吊りフック6が取付けられている。
【0005】
この吊り装置4の図示しない巻上駆動部(電動機)は、ケーブル7aにより吊り装置4から作業員の手の届く高さ位置まで垂下させた操作盤7によって遠隔操作される。
【0006】
一方、ビーム2の基端部に、平面形状がコの字形のスカート部8がポスト1に沿って下向き垂直に設けられ、このスカート部8の下端部に、ビーム2を特定の旋回位置にロックするロック装置9が設けられている。
【0007】
このロック装置9は、図7に示すように旋回側であるスカート部8にロックスプリング(コイルスプリング)10付きのロックピン11とそのガイド部材12を組み込むとともに、固定側であるポスト1の外周にロックピン穴13を備えたロックブラケット14を取付けて構成され、ロックピン11がロックスプリング10のバネ力によりロックピン穴13に嵌まり込むことによってビーム2が旋回不能にロックされる。
【0008】
また、ロックピン11には操作ロープ15が連結されて垂下され、この操作ロープ15の引き操作によりロックピン11が引き上げられてロック解除される。図7中、16は操作ロープ15をUターン状にガイドするガイドローラである。
【0009】
なお、このようなジブクレーンについて本発明に関連する先行特許文献は見当たらない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところが、公知のジブクレーンによると、ロック装置9による旋回ロック機能に関して次の問題点があった。
【0011】
(i) 吊り作業は吊り装置4で行うため、作業員は吊りフック6に近い位置で操作盤7を手に持ち、荷の上げ下ろし操作、吊り装置4の水平移動操作及びビーム2の旋回操作を行う。
【0012】
この場合、ロック装置9はポスト1(スカート部8)にあるため、ロック解除に当たってわざわざポスト1まで移動しなければならない。このため、このロック解除操作が煩わしいものとなっていた。
【0013】
(ii) 公知のジブクレーンでは、非作業時にビーム2を格納位置にロックするという考えから、ロックピン穴13を一箇所のみに設けているため、ビーム2を特定の旋回位置にしかロックできない構成となっている。このため、設置面が傾斜している場合等、ビーム2が作業位置から勝手に動かないようにロックしたいという要望に応えることができず、安全性及び作業能率の点で好ましくなかった。
【0014】
そこで本発明は、このような旋回ロック機能に関する問題点を解消し得るジブクレーンを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
請求項1の発明は、固定されたポストの上部に吊り腕としてのビームが縦軸まわりに旋回自在な状態で張り出され、荷を吊り上げる吊り装置がこのビームに設けられるとともに、この吊り装置の巻上駆動部を操作する操作盤が吊り装置から垂下して設けられ、かつ、上記ビームを旋回不能にロックするロック装置が設けられたジブクレーンにおいて、上記ロック装置として、ビーム側にロックピンを設ける一方、ポスト側に、上記ロックピンが挿脱するロックピン穴を備えたロックブラケットを設け、上記ロックピンを遠隔操作する操作ケーブルの先端操作部分を上記操作盤の近傍に位置させたものである。
【0016】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、操作ケーブルとしてロックピンを機械的に作動させるワイヤを用い、この操作ケーブルの先端に操作ノブを設ける一方、他端をロックピンに連結したものである。
【0017】
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、操作ケーブルの先端部を操作盤に止め付けたものである。
【0018】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、ポスト側にロックブラケットを設け、このロックブラケットに、ロックピンが選択的に挿脱される複数のロックピン穴をポスト周方向に間隔を置いて設けたものである。
【0019】
請求項5の発明は、固定されたポストの上部に吊り腕としてのビームが縦軸まわりに旋回自在な状態で張り出されるとともに、荷を吊り上げる吊り装置がこのビームに設けられたジブクレーンにおいて、ロック装置として、ビーム側にロックピンを設ける一方、ポスト側にロックブラケットを設け、このロックブラケットに、上記ロックピンが選択的に挿脱される複数のロックピン穴をポスト周方向に間隔を置いて設けたものである。
【0020】
請求項6の発明は、請求項4または5の構成において、ロックブラケットをポストの外周に全周に亘って設け、ロックピン穴をこのロックブラケットの全周に間隔を置いて設けたものである。
【0021】
請求項7の発明は、請求項6の構成において、半割り状の一対の分割ピースをポストに外周側から嵌め込んで結合することによってロックブラケットを構成したものである。
【0022】
請求項8の発明は、請求項4乃至7のいずれかの構成において、各ロックピン穴をポストの径方向に長い長穴として形成したものである。
【0023】
請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれかの構成において、ロックピンをロックピン穴に挿入される方向に付勢するロックスプリングを設けたものである。
【発明の効果】
【0024】
請求項1〜4の発明によると、ポスト部分で旋回ロックする構成をとりながら、ロックピンを遠隔操作する操作ケーブルの先端を操作盤の近傍に位置させたから、荷の上げ下ろし等の操作を行う作業位置(操作盤の近傍)でロック装置を遠隔操作することができる。
【0025】
従って、作業員がわざわざポスト位置まで移動してロック装置の操作を行う必要がなくなるため、作業能率を向上させることができる。
【0026】
とくに操作ケーブルの先端部を操作盤に止め付けた請求項3の発明によると、操作ケーブルを操作盤と一体として移動させ、常に操作盤の位置(作業時の操作位置)でロックピン操作を行うことができるため、操作性が良い。
【0027】
また、請求項2の発明によると、操作ケーブルとしてワイヤを用い、その先端に設けた操作ノブでロックピンを機械的に遠隔操作する構成としたから、ロックピン操作のための構造が簡単で設備コストが安くてすむ。
【0028】
一方、請求項4〜8の発明によると、ポスト側のロックブラケットに複数のロックピン穴をポスト周方向に間隔を置いて設けたから、ビームを荷の吊り下ろし作業を行う複数の旋回位置でロックすることができる。
【0029】
このため、特定の一つの旋回位置(格納位置)でしかロックできない従来のジブクレーンと比較して、とくにクレーンの設置面が傾斜している場合に作業位置で安全に効率良く作業することができる。
【0030】
ところで、請求項1〜4の発明のように作業員がロック装置まで移動する必要を無くするためにロック装置を遠隔操作する構成をとっても、ロックピン穴が一つだとロック時のロックピンとロックピン穴の位置合わせが困難となり、結局、作業員がロック装置まで出向かざるを得なくなる。
【0031】
この点、請求項4及びこれを引用する請求項の発明によると、複数のロックピン穴をポスト周方向に間隔を置いて設けているため、ロック時のロックピンと同ピン穴の位置合わせが容易となる。従って、作業員がロック装置まで移動する必要が一切なくなる。
【0032】
また、請求項6の発明によると、ロックブラケットをポストの外周に全周に亘って設け、ロックピン穴をこのロックブラケットの全周に間隔を置いて設けたから、ロック位置を全周360度のうちから任意に選択することができる。
【0033】
請求項7の発明によると、ロックブラケットを半割りにし、両分割ピースをポストに外周側から嵌め込んで結合するため、ポストに対するロックブラケットの組み込み、ロック装置の取替えが容易となる。
【0034】
請求項8の発明によると、各ロックピン穴をポストの径方向に長い長穴として形成したから、製作・組立の誤差によって各ピン穴にポスト径方向の位置ずれが生じても、確実なロック作用を確保することができる。
【0035】
また、請求項9の発明によると、ロックピンをロックスプリングのバネ力によってロックピン穴に挿入するため、自動ロック機能が得られ、とくに複数位置でロック可能な構成をとった場合に、任意の旋回位置で自動ロックできる点で有利となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0036】
本発明の実施形態を図1〜図5によって説明する。
【0037】
実施形態において、図6,7に示す従来のジブクレーンと同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
【0038】
ビーム2の基端部に設けられたスカート部8の下端部とポスト1との間にロック装置17を設けている。
【0039】
このロック装置17の詳細を図2〜図4に示す。
【0040】
スカート部8の下端部一側面にサイドブラケット18(図2参照)を取付け、このサイドブラケット18にロックピン19と、同ピン19をガイドする円筒状のガイド部材20と、同ピン19に下向き(後述するロックピン穴に入り込む方向)のバネ力を付与するロックスプリング21(圧縮コイルスプリング)とを組み込んでいる。図2,3中、22はロックスプリング21のバネ受けを兼ねてガイド部材20の上面開口部を覆うカバーである。
【0041】
一方、ポスト1の高さ方向の中間部におけるスカート部8の下方位置にロックブラケット23を全周に亘って設け、このロックブラケット23に、ロックピン19が挿脱される多数のロックピン穴24…をブラケット全周に亘って一定間隔置きに設けている。
【0042】
ロックブラケット23は、図4に示すように半割り状の一対の分割ピース23a,23bをポスト1に外周側から嵌め込み、これらを相対向する端部でボルト結合することによって構成している。
【0043】
この半割り構成をとることにより、ポスト1に対するロックブラケット23の組み込み、及びロック装置17の取替え等が容易となる。
【0044】
ロックピン穴24…はロックピン19が嵌まり込む大きさの丸穴としてもよいが、製作、組立段階でポスト径方向の位置ずれが生じる場合がある。このポスト径方向の位置ずれが生じると、ポスト周方向の位置ずれの場合と異なり、ロック操作時の位置修正ができないため、ロック不能やロック不完全に陥るおそれがある。
【0045】
そこでこの実施形態においては、図示のように各ロックピン穴24…をポスト径方向に長い長穴として形成し、ポスト径方向の位置ずれを吸収できるようにしている。
【0046】
ロックピン19の上端には、同ピン19を遠隔操作でロックピン穴24から離脱操作するためのレリーズワイヤからなる操作ケーブル25の一端を連結している。
【0047】
この操作ケーブル25の他端側は、図1に示すようにスカート部8に沿って立ち上げた後、ビーム2沿いにビーム先端側に導いて、操作盤7のケーブル7aとパラレルに垂下させ、図5に示すようにその先端を操作盤7(正確にはケーブル7aの下端部)に止め具26によって止めつけている。
【0048】
図5中、25aは操作ケーブル25の本体としてのワイヤで、このワイヤ25aが操作ノブ25bによって下方に引かれることにより、ロックピン19がロックスプリング21に抗して引き上げられる。これにより、ロックピン19がロックピン穴24から離脱してビーム2の旋回ロックが解除される。
【0049】
また、任意の旋回位置で操作ノブ25bの引き操作を解除すると、ロックピン19がロックスプリング21のバネ力により下降してその位置のロックピン穴24に嵌まり込み、ビーム2が旋回ロック状態となる。
【0050】
図1中、27…は操作ケーブル25をビーム2下方に吊持するケーブルハンガーである。
【0051】
この構成において、吊り作業を行うときは、操作ケーブル25の操作ノブ25bを引いてロックピン19をロックピン穴24から抜き、ビーム2の旋回ロックを解いた状態でビーム2を所望の方向まで旋回させる。
【0052】
この旋回位置で吊り装置4を目標位置まで移動させ、必要に応じて旋回ロックした状態で荷の上げ下ろしを行う。
【0053】
この旋回ロック/同ロック解除操作は、作業員が操作盤7を持ったまま作業位置でのノブ操作によって行うことができる。
【0054】
すなわち、ロック解除時にわざわざポスト位置まで移動してロック装置17を操作する必要がなくなるため、作業能率を向上させることができる。
【0055】
この場合、操作ケーブル25の先端部を操作盤7に止め付けているため、操作ケーブル25を操作盤7と一体として移動させ、常に操作盤の位置(作業時の操作位置)でロックピン操作を行うことができる。このため、さらに操作性が良いものとなる。
【0056】
また、ロックピン穴24は、ポスト側のロックブラケット23に全周に亘って一定間隔置きに多数設けているため、ビーム2をあらゆる旋回位置でロックすることができる。すなわち、ロック位置を全周360度のうちから任意に選択することができる。
【0057】
このため、従来のように特定の一つの旋回位置(格納位置)でしかロックできない場合と比較して、とくにクレーンの設置面が傾斜している場合に作業位置で安全に効率良く作業することができる。
【0058】
しかも、多数のロックピン穴24…をポスト周方向に一定間隔置きに設けたことにより、ロック時のロックピン19とロックピン穴24の位置合わせが容易となる。従って、ロック時にも作業員がロック装置まで移動する必要がなくなる。
【0059】
他の実施形態
(1) 上記実施形態ではロックブラケット23をポスト全周に設け、ロックピン穴24を同ブラケット全周に一定間隔置きに設けたが、作業範囲が制限されている場合等には、その範囲のみに複数のロックピン穴24を設けてもよい。
【0060】
(2) 上記実施形態ではロックピン19をレリーズワイヤから成る操作ケーブル25によって機械的に遠隔操作する構成をとったが、ロックピン19を電磁石によって構成し、操作ケーブル(電気ケーブル)で電気的に遠隔操作する構成をとってもよい。この場合、操作ケーブルの先端操作部は電磁石を通断電制御するスイッチとなる。
【0061】
あるいは、ロックピン19を油圧または空気圧シリンダ方式とし、油圧または空気圧を供給する弁(たとえば電磁弁)を遠隔操作するようにしてもよい。
【0062】
この油圧または空気圧シリンダ方式をとる場合、直接の操作対象は弁となるため、操作ケーブルはこの弁と操作盤近傍位置との間に設ければよい。
【0063】
(3) 上記実施形態ではロックピン19を遠隔操作する場合のみについて例示したが、ロックピン穴を複数設ける点を特徴とする請求項5の発明においてはこの遠隔操作は必須ではなく、手動操作する構成をとってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】本発明の実施形態にかかるジブクレーンの全体側面図である。
【図2】図1イ部の拡大図である。
【図3】図2の一部をさらに拡大した断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】図1ロ部の拡大図である。
【図6】従来のジブクレーンの全体側面図である。
【図7】図6の一部拡大断面図である。
【符号の説明】
【0065】
1 ポスト
2 ビーム
4 吊り装置
7 操作盤
7a 操作盤のケーブル
8 スカート部
17 ロック装置
19 ロックピン
21 ロックスプリング
23 ロックブラケット
24 ロックピン穴
25 レリーズワイヤ式の操作ケーブル
25a 同ケーブルのワイヤ
25b 同操作ノブ
26 操作ケーブルの先端部を操作盤に止め付ける止め具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定されたポストの上部に吊り腕としてのビームが縦軸まわりに旋回自在な状態で張り出され、荷を吊り上げる吊り装置がこのビームに設けられるとともに、この吊り装置の巻上駆動部を操作する操作盤が吊り装置から垂下して設けられ、かつ、上記ビームを旋回不能にロックするロック装置が設けられたジブクレーンにおいて、上記ロック装置として、ビーム側にロックピンを設ける一方、ポスト側に、上記ロックピンが挿脱するロックピン穴を備えたロックブラケットを設け、上記ロックピンを遠隔操作する操作ケーブルの先端操作部分を上記操作盤の近傍に位置させたことを特徴とするジブクレーン。
【請求項2】
操作ケーブルとしてロックピンを機械的に作動させるワイヤを用い、この操作ケーブルの先端に操作ノブを設ける一方、他端をロックピンに連結したことを特徴とする請求項1記載のジブクレーン。
【請求項3】
操作ケーブルの先端部を操作盤に止め付けたことを特徴とする請求項1または2記載のジブクレーン。
【請求項4】
ポスト側にロックブラケットを設け、このロックブラケットに、ロックピンが選択的に挿脱される複数のロックピン穴をポスト周方向に間隔を置いて設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のジブクレーン。
【請求項5】
固定されたポストの上部に吊り腕としてのビームが縦軸まわりに旋回自在な状態で張り出されるとともに、荷を吊り上げる吊り装置がこのビームに設けられたジブクレーンにおいて、ロック装置として、ビーム側にロックピンを設ける一方、ポスト側にロックブラケットを設け、このロックブラケットに、上記ロックピンが選択的に挿脱される複数のロックピン穴をポスト周方向に間隔を置いて設けたことを特徴とするジブクレーン。
【請求項6】
ロックブラケットをポストの外周に全周に亘って設け、ロックピン穴をこのロックブラケットの全周に間隔を置いて設けたことを特徴とする請求項4または5記載のジブクレーン。
【請求項7】
半割り状の一対の分割ピースをポストに外周側から嵌め込んで結合することによってロックブラケットを構成したことを特徴とする請求項6記載のジブクレーン。
【請求項8】
各ロックピン穴をポストの径方向に長い長穴として形成したことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載のジブクレーン。
【請求項9】
ロックピンをロックピン穴に挿入される方向に付勢するロックスプリングを設けたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のジブクレーン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−55697(P2007−55697A)
【公開日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−239800(P2005−239800)
【出願日】平成17年8月22日(2005.8.22)
【出願人】(000246273)コベルコ建機株式会社 (644)
【出願人】(000105682)コベルコ建機エンジニアリング株式会社 (12)
【Fターム(参考)】