説明

スクリーン巻取装置

【課題】オイルダンパーをコイルスプリングのスプリング軸と切り離して設置することにより、長さの長いスプリング軸を不要にし、部品を規格化した場合の無駄をなくす。
【解決手段】巻取軸16の内部にコイルスプリング18とオイルダンパー22と配設し、コイルスプリング18の一端は巻取ボックス12の第1端12a側に固定的に連結し、他端はスプリング受け29を介して巻取軸16に固定的に連結し、オイルダンパー22は、粘性流体を用いたダンパー機構の介在によりスクリーン巻取時の相互回転が制限される第1ダンパー部材22a及び第2ダンパー部材22bのうち、第1ダンパー部材22aを巻取ボックス12の第2端12b側に固定的に連結し、第2ダンパー部材22bを巻取軸16に固定的に連結する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、防虫、遮光、断熱、目隠し等のための巻取式スクリーン装置におけるスクリーン巻取装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
巻取式スクリーン装置は、一般に、図1に防虫網戸を代表例として示したように、巻取軸16が縦向きに内蔵された巻取ボックス12と、該巻取ボックス12の上端及び下端から水平に延びる上側及び下側のガイドレール13a,13bと、該上側及び下側のガイドレール13a,13bの先端部間に取り付けられた受枠14とを有していて、前記巻取軸16にスクリーン(ネット)15の一端が連結され、該スクリーン15の先端にはスライドバー17が取り付けられ、該スライドバー17を前記ガイドレール13a,13bに沿って左右に動かすことにより、前記スクリーン15が前記巻取軸16に巻き取られたり該巻取軸16から引き出されたりして開閉されるようになっている。
【0003】
前記巻取軸16は、内蔵するコイルスプリングの捻り復元力をスクリーンの巻き取りのための駆動源とするもので、このコイルスプリングの他に、スクリーンを巻き取る際に該巻取軸が高速で回転してスクリーンが急激に巻き取られるのを防止するためのオイルダンパーを有している。
【0004】
図4及び図5には、巻取式スクリーン装置に使用される従来のスクリーン巻取装置の構成が示されている。このスクリーン巻取装置は、巻取ボックス12内に回転自在に配設された巻取軸16の内部に、前記コイルスプリング40とオイルダンパー41とが配設されると共に、コイルスプリング40の内部を貫通する金属製のスプリング軸42が、巻取軸16に対して回転方向には相互に係止し合わないように配設されている。
【0005】
前記スプリング軸42の上端42aは、前記巻取軸16から上方に延出して巻取ボックス12の上端部に固定的に係止され、該スプリング軸42の下端は、前記コイルスプリング40から下方に延出している。そして、前記コイルスプリング40の上端がこのスプリング軸42にねじ44で固定され、コイルスプリング40の下端は、スプリング受け43を介して前記巻取軸16に連結されている。
【0006】
また、前記オイルダンパー41は、例えば特許文献1に開示されているような構成を有するもので、粘性流体を用いたダンパー機構の介在によりスクリーン巻取時の相互回転が制限される第1ダンパー部材41aと第2ダンパー部材41bとを有し、前記第1ダンパー部材41aが前記スプリング軸42の下端部にねじ45で固定的に連結され、前記第2ダンパー部材41bが前記巻取軸16に固定的に連結されている。
【0007】
前記巻取装置において、スクリーン15が巻取軸16に完全に巻き取られている状態から該スクリーン15を引き出すと、前記巻取軸16が回転してコイルスプリング40が捻られ、エネルギーが蓄えられる。
そして、網戸を開放するため前記スクリーン15を巻取軸16に巻き取るときは、前記コイルスプリング40の捻り復元力により巻取軸16が駆動、回転され、自動的にスクリーン15が巻き取られる。このとき、前記オイルダンパー41で巻取軸16の回転速度が制限され、スクリーン15が高速で巻き取られるのが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2003−106076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
前記従来の巻取装置は、巻取軸16の内部に金属製のスプリング軸42を、コイルスプリング40を貫通して外部に延出するように配設し、このスプリング軸42の先端にオイルダンパー41を取り付けている。このため、コイルスプリング40より長さの長い前記スプリング軸42を必要とし、それが金属製であることも相俟って、コストが高くなると共に巻取軸の重量が大きくなるという問題があった。
【0010】
また、前記コイルスプリング40とスプリング軸42とをセットにして規格化し、これにオイルダンパー41を加えるように設定した場合に、オイルダンパー41があるセットとないセットとで同じスプリング軸42を使用することになるため、オイルダンパー41がないセットにおいて長いスプリング軸42の使用が無駄を生むという問題もあった。このような問題を回避するためにオイルダンパー41があるセットとないセットとで異なる長さのスプリング軸を使用するように設定すると、巻取装置のサイズ等に合わせて何種類ものセットを用意しなければならなくなる。
【0011】
そこで本発明の目的は、オイルダンパーをコイルスプリングのスプリング軸と切り離して設置することにより、長さの長いスプリング軸を不要にして、部品を規格化した場合の無駄をなくし、スクリーン巻取装置を低コストで合理的な設計構造とすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記目的を達成するため、本発明は、第1端と反対側の第2端とを有する巻取ボックスの内部に、コイルスプリングを内蔵する巻取軸が両端を軸受部材に支持されて回転自在に収容され、該巻取軸にスクリーンの一端が連結され、該スクリーンを引き出したときの前記巻取軸の回転で前記コイルスプリングが捻られ、該コイルスプリングの捻り復元力により前記巻取軸が回転させられてスクリーンが巻き取られるように構成されたスクリーン巻取装置において、前記巻取軸の内部には、前記コイルスプリングと、前記スクリーンを巻き取る際の該巻取軸の回転速度を制限するオイルダンパーとが配設され、前記コイルスプリングは、一端が前記巻取ボックスの第1端側に固定的に連結され、他端が前記巻取軸に固定的に連結され、前記オイルダンパーは、粘性流体を用いたダンパー機構の介在によりスクリーン巻取時の相互回転が制限される第1ダンパー部材と第2ダンパー部材とを有し、第1ダンパー部材が前記巻取ボックスの第2端側に固定的に連結され、第2ダンパー部材が前記巻取軸に固定的に連結されていることを特徴とするものである。
【0013】
本発明において、前記コイルスプリングの一端は、スプリング軸を介して巻取ボックスの第1端側に連結され、他端はスプリング受けを介して前記巻取軸に連結され、前記巻取ボックスの第2端には、前記巻取軸内に嵌入するガイド軸が設けられ、該ガイド軸に前記オイルダンパーの第1ダンパー部材が連結されていることが好ましい。
【0014】
また、前記ガイド軸は、前記巻取ボックスの第2端側に設けられた第2軸受部材と一体であることが望ましい。
【発明の効果】
【0015】
本発明のスクリーン巻取装置は、オイルダンパーをコイルスプリングのスプリング軸と切り離し、巻取ボックスの第2端側に連結するようにしたので、従来のようなコイルスプリングを貫通して延びる長い金属製のスプリング軸が不要である。この結果、コストダウンを図ることができるだけでなく、前記コイルスプリングとスプリング軸とをセットにして規格化し、これにオイルダンパーを加えるように設定した場合に、オイルダンパーがないセットで金属製の長いスプリング軸を使用しなければならないといった無駄も完全になくすことができ、更に、オイルダンパーがあるセットとないセットとで異なる長さのスプリング軸を使用すべく何種類ものセットを用意する必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明に係るスクリーン巻取装置を備えた巻取式スクリーン装置の斜視図である。
【図2】図1におけるスクリーン巻取装置の部分を一部の部材を省略して示す斜視図である。
【図3】図2を巻取軸の軸線に沿って破断した断面図である。
【図4】従来のスクリーン巻取装置を一部の部材を省略して示す斜視図である。
【図5】図4を巻取軸の軸線に沿って破断した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は本発明に係るスクリーン巻取装置11を備えた巻取式スクリーン装置10を示すもので、このスクリーン装置10は、横開き式の防虫網戸として構成されている。
【0018】
前記スクリーン装置10は、縦向きに配置された巻取ボックス12と、該巻取ボックス12の上端及び下端からそれぞれ水平に延びる上側及び下側のガイドレール13a,13bと、該上側及び下側のガイドレール13a,13bの先端部間に縦向きに取り付けられた受枠14とを有し、前記巻取ボックス12の内部に、スクリーン(ネット)15を巻き取るための巻取軸16が軸線Lを鉛直に向けた姿勢で縦向きに収容され、該巻取軸16に前記スクリーン15の一端が連結され、該スクリーン15の他端(先端)にスライドバー17が取り付けられている。
【0019】
前記スライドバー17及びスクリーン15の上端及び下端は、前記上側及び下側のガイドレール13a,13bに形成されたガイド溝にそれぞれ嵌合あるいは係合し、前記スライドバー17を上下のガイドレール13a,13bに沿って図1の左方向に動かすと、スクリーン15が上下のガイドレール13a,13bに沿って巻取ボックス12内の巻取軸16から引き出され、前記スライドバー17を上下のガイドレール13a,13bに沿って図1の右方向に動かすと、スクリーン15が上下のガイドレール13a,13bに沿って巻取ボックス12内の巻取軸16に巻き取られるようになっている。
【0020】
前記スクリーン15が最大限引き出されてスクリーン装置10が網戸としての使用状態にあるとき、前記スライドバー17は前記受枠14に当接し、係止金具で該受枠14に係止可能である。
【0021】
前記巻取軸16は、図2及び図3に示すように、コイルスプリング18が捻られたときの復元力、即ち捻り復元力を、スクリーン15の巻き取りのための駆動源とするもので、円筒状の軸本体19と、該軸本体19の上端及び下端に取り付けられたそれぞれ円筒状をなす第1支持部材20及び第2支持部材21とからなり、該巻取軸16の内部に、前記コイルスプリング18と、スクリーン15を巻き取る際に該巻取軸16が高速で回転してスクリーン15が急激に巻き取られるのを防止するためのオイルダンパー22とが、軸線L方向の異なる位置、即ち上方側の位置と下方側の位置とを占めるように内蔵されている。
【0022】
以下、図2及び図3に基づいて、前記巻取軸16を有するスクリーン巻取装置11の具体的構成について説明する。その説明中、必要に応じて前記巻取ボックス12の長さ方向の一端(図の上端)を第1端12aと呼び、他端(図の下端)を第2端12bと呼ぶこととする。
【0023】
図2及び図3において、前記巻取ボックス12の第1端12a側と第2端12b側とには、合成樹脂製の第1軸受部材24と第2軸受部材25とが取り付けられ、これら軸受部材24,25に、前記巻取軸16の一端(上端)と他端(下端)とがそれぞれ回転自在に支持されている。
【0024】
前記第1軸受部材24は、円柱状の軸受部24aを有し、該軸受部24aが、前記巻取軸16の上端の第1支持部材20に形成された円形の孔26の上端部に相対的に回転自在なるように嵌合し、この軸受部24aで前記巻取軸16の上端部が回転自在に支持されている。
前記第1支持部材20の上端には、フランジ状をした端板部20aが形成され、該端板部20aの上面中央に前記孔26が開口し、該孔26内にスプリング軸27が第1支持部材20を貫通するように挿入されている。
【0025】
また、前記第2軸受部材25は、平面視長円形状をなしていて、その上面に平滑な軸受面25aを有し、この軸受面25aに、前記巻取軸16の下端の第2支持部材21に形成された円板状の当接部21aが当接し、摺動状態で回転するようになっている。
【0026】
前記軸受面25aの中央には、円柱状の支持部25bが形成されると共に、該支持部25bの中央から上方に向けて延びる円柱状のガイド軸28が設けられ、これらの支持部25bとガイド軸28とが、前記第2支持部材21に形成された円形の凹部21bとガイド孔21cとに相互回転自在なるように嵌合し、これらの支持部25bとガイド軸28とで巻取軸16がぶれないように支持されている。前記ガイド軸28の長さは、前記巻取軸16の長さの1/10〜2/10程度で、前記第2支持部材21から上方に若干突出する程度である。該ガイド軸28は、合成樹脂で前記支持部25bと共に前記第2軸受部材25と一体に形成されていることが望ましい。
【0027】
前記コイルスプリング18は、前記巻取軸16の内部の上端寄りの位置即ち巻取ボックス12の第1端12a側寄りの位置に配設され、その一端即ち上端が、前記第1支持部材20の下端部近くで前記スプリング軸27の下端27aに嵌合して固定されている。その固定は、例えば、該コイルスプリング18の内部に前記スプリング軸27の下端27aを圧嵌する方法や、該コイルスプリング18の端部を内側に折曲し、嵌合するスプリング軸27の側面の係止孔に挿入、係止させる方法や、ねじ止め等の方法により行うことができる。
一方、前記コイルスプリング18の他端即ち下端は、円筒形のスプリング受け29を介して前記巻取軸16の内周に固定的に連結されている。
【0028】
前記スプリング軸27の上端27bは、角軸状に形成されて前記第1支持部材20から上方に突出し、前記第1軸受部材24の軸受部24aの下面に形成された角形の係止孔24b内に嵌合、係止することにより、前記巻取ボックス12の第1端12a側に固定的に連結されている。従って、前記コイルスプリング18の一端は、前記スプリング軸27を介して前記巻取ボックス12の第1端12a側に固定的に連結されていることになる。前記スプリング軸27は、コストや製造の容易さ等を考慮すると合成樹脂製であることが望ましいが、金属製とすることもできる。
【0029】
なお、前記スプリング軸27の下端は、前記コイルスプリング18の内部を貫通して前記スプリング受け29の位置まで延在し、このスプリング受け29に相互回転自在に摺接していても良い。
【0030】
前記オイルダンパー22は、前記巻取軸16内の下端寄りの位置、即ち前記巻取ボックス12の第2端12b寄りの位置に配設されている。このオイルダンパー22は、円筒状をした第1ダンパー部材22aと第2ダンパー部材22bとを有し、この第1ダンパー部材22aと第2ダンパー部材22bとが、粘性流体を用いたダンパー機構(不図示)の介在によりスクリーン15の巻取動作時の相対的な回転を制限されるように構成されたもので、前記第1ダンパー部材22aが、前記ガイド軸28の上端部にねじ33で固定されることで前記巻取ボックス12の第2端12b側に固定的に連結され、前記第2ダンパー部材22bが、前記巻取軸16の内面に固定的に連結されている。
【0031】
前記第1ダンパー部材22aと第2ダンパー部材22bとは、一方向クラッチ機構(不図示)の介在により、スクリーン15の巻取時にのみ前記ダンパー機構が働いて相対的な回転が制限され、スクリーン15が巻取軸16から引き出される際には、前記一方向クラッチ機構が空回りしてダンパー機能が発揮されないように構成されている。
なお、前記オイルダンパー22の具体的な構成は、例えば特許文献1によって公知であるため、ここでのこれ以上の具体的な説明は省略する。
【0032】
前記構成を有するスクリーン巻取装置11において、スクリーン15が巻取軸16に完全に巻き取られている状態から、網戸を閉鎖するため前記スクリーン15を引き出すと、前記巻取軸16が正回転してコイルスプリング18が捻られ、エネルギーが蓄えられる。このとき、前記オイルダンパー22の第1ダンパー部材22aと第2ダンパー部材22bとは互いに空回りし、ダンパー機能は発揮されない。
【0033】
そして、網戸を開放するために前記スクリーン15を巻取軸16に巻き取るときは、前記コイルスプリング18の捻り復元力により巻取軸16が逆回転し、自動的にスクリーン15が巻き取られる。このとき、前記オイルダンパー22の第1ダンパー部材22aと第2ダンパー部材22bとが、粘性流体を用いたダンパー機構の介在によりダンパー機能を発揮し、巻取軸16の回転速度が制限されるため、スクリーン15が高速で巻き取られるのが防止される。
【0034】
前記スクリーン巻取装置11は、オイルダンパー22をコイルスプリング18のスプリング軸27から切り離し、巻取軸16内の該コイルスプリング18と反対側の位置に配設し、巻取ボックス12の第2端12b側に形成されたガイド軸28に連結するようにしたので、従来のようなコイルスプリング18を貫通して延びる長い金属製のスプリング軸が不要である。
【0035】
この結果、コストダウンが可能となるだけでなく、前記コイルスプリング18とスプリング軸27とをセットにして規格化し、これにオイルダンパー22を加えるように設定した場合に、オイルダンパー22がないセットで金属製の長いスプリング軸を使用しなければならないといった無駄も完全になくすことができ、更に、オイルダンパー22があるセットとないセットとで異なる長さのスプリング軸を使用すべく何種類ものセットを用意する必要もなくなる。
【0036】
なお、前記実施形態は、スクリーン15を左右に移動させて開閉する横開き式のスクリーン装置に使用されるスクリーン巻取装置であるが、本発明は、スクリーン15を上下方向に移動させて開閉する縦開き式のスクリーン装置に使用されるスクリーン巻取装置にも適用することができる。
【符号の説明】
【0037】
11 スクリーン巻取装置
12 巻取ボックス
12a 第1端
12b 第2端
15 スクリーン
16 巻取軸
18 コイルスプリング
22 オイルダンパー
22a 第1ダンパー部材
22b 第2ダンパー部材
24,25 軸受部材
27 スプリング軸
28 ガイド軸
29 スプリング受け

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1端と反対側の第2端とを有する巻取ボックスの内部に、コイルスプリングを内蔵する巻取軸が両端を軸受部材に支持されて回転自在に収容され、該巻取軸にスクリーンの一端が連結され、該スクリーンを引き出したときの前記巻取軸の回転で前記コイルスプリングが捻られ、該コイルスプリングの捻り復元力により前記巻取軸が回転させられてスクリーンが巻き取られるように構成されたスクリーン巻取装置において、
前記巻取軸の内部には、前記コイルスプリングと、前記スクリーンを巻き取る際の該巻取軸の回転速度を制限するオイルダンパーとが配設され、
前記コイルスプリングは、一端が前記巻取ボックスの第1端側に固定的に連結され、他端が前記巻取軸に固定的に連結され、
前記オイルダンパーは、粘性流体を用いたダンパー機構の介在によりスクリーン巻取時の相互回転が制限される第1ダンパー部材と第2ダンパー部材とを有し、第1ダンパー部材が前記巻取ボックスの第2端側に固定的に連結され、第2ダンパー部材が前記巻取軸に固定的に連結されている、
ことを特徴とするスクリーン巻取装置。
【請求項2】
前記コイルスプリングの一端は、スプリング軸を介して巻取ボックスの第1端側に連結され、他端はスプリング受けを介して前記巻取軸に連結され、
前記巻取ボックスの第2端には、前記巻取軸内に嵌入するガイド軸が設けられ、該ガイド軸に前記オイルダンパーの第1ダンパー部材が連結されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン巻取装置。
【請求項3】
前記ガイド軸は、前記巻取ボックスの第2端側に設けられた第2軸受部材と一体であることを特徴とする請求項2に記載のスクリーン巻取装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−62676(P2012−62676A)
【公開日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−207006(P2010−207006)
【出願日】平成22年9月15日(2010.9.15)
【出願人】(390020101)セイキ住工株式会社 (27)
【Fターム(参考)】