スプリングの製造方法および製造装置
本発明は、スプリングワイヤに螺旋形状を与えるようにスプリングワイヤ(1)が折り曲げラグ(5、6)を用いて曲げられる不等ピッチスプリング(9)を製造するための方法に関し、隙間は、スプリングワイヤの供給と同期させた回転を有する回転ディスク(2)の傾斜側面を、成形されつつある各ターンの間に配置することによって各ターンの間に成形され、ディスク(2)は、ディスクの周囲に沿って変化する傾斜輪郭を有し、スプリングワイヤは、各スプリングの成形の終わりに切断(3)される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コイルスプリング、特に圧縮コイルスプリングの製造に関する。
【背景技術】
【0002】
当業界で知られているように、コイルスプリングは、通常、製造されるべきスプリングの直径に対応する湾曲をつける折り曲げフィンガによって、直線径路に沿って(実際には、駆動ローラの間を)移動する実質的に直線のワイヤから製造される。各ターンは、傾斜ツールが、成形されつつある各ターンの間に間隔を生じさせるように挿入されなければ、隣接するような方法で成形される(このようなツールがスプリングのピッチを規定する場合、これは、「ピッチツール」と呼ばれることがある)。このようにして成形されたスプリングが要求される長さに達した後に、ワイヤは切断され、このようにして成形されたスプリングが回収され、新しい製造サイクルが開始される。
【0003】
従来の方法では、隣接する各ターンの間にゼロでない間隔を生じさせる傾斜ツールの挿入は、ワイヤの径路に横方向に、交互する前後の移動に従って行われることが指摘されるべきである。このような交互する移動は、特に、隣接していない各ターンを有するスプリング、特に圧縮スプリングが、実際には、それにもかかわらずスプリングの端部の近くに実質的に横方向の接触面積を与えるように隣接する巻端(end turn)を有し、従って、この種のスプリングの製造の間中、ピッチツールが各ターンの間になければならない時点、およびピッチツールが引っ込められなければならない時点があるということの結果である。
【0004】
各スプリングの成形の終わりでのワイヤの切断については、これは、通常、交互する前後の移動を使って駆動される切断工具によってもたらされ、また、工具が閉ループで移動し、所与の方向付けを実質的に保持するようにワイヤに対する横方向の移動、およびそれに対する接線方向の移動を含む切断工具の移動が提案されている。
【0005】
このように、既存の機械は、円形運動と並進(直線)運動の両方を使用し、実際にスプリングを成形するサイクルは、切断の瞬間においてワイヤ供給速度を停止し、または少なくともかなり減速させることを強いている。
【0006】
直線運動に関係する場合は、ピッチツールおよび切断工具の連係動作を確実にするように、カム、リンク、または方向変換装置という複雑なシステムによって円形運動が直線運動に変換され、それにより摩耗および振動がもたらされる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この種の振動、および切断作業のときの規則的な停止は、機械の速度をかなり制限し、生産品質を低下させ、長い休止時間と共に高い維持費、それゆえに低い生産性をもたらす。
【0008】
本発明の目的は、成形されつつあるスプリングに対して工具の形状の変化がスプリングワイヤの供給を停止することなく、および著しい振動することなく行われるように、コイルスプリングのピッチを工具によって制御できるようにすることである。
【0009】
本発明の他の目的は、スプリングワイヤの供給を停止する必要なしに、および振動を生じることなく、スプリングを成形する各サイクルの終わりにスプリングワイヤの切断を可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
明らかに、前述の2つの態様は、これらが相乗的に作用することは有利ではあるが独立していると考えられ得る。
【0011】
このために、本発明は、スプリングワイヤに螺旋形状を与えるようにスプリングワイヤが折り曲げフィンガを用いて曲げられる、不等ピッチスプリングを製造する方法を提案し、隙間は、スプリングワイヤの供給と同期させた回転を有する回転ディスクを含むピッチツールの傾斜縁を、成形されつつある各ターンの間に配置することによって各ターンの間に成形され、ディスクは、ディスクの周囲に沿って変化する傾斜輪郭を有し、スプリングワイヤは、各スプリングの成形の終わりに切断される。
【0012】
この縁部は、スプリングが隣接する各ターン、およびゼロでないいろいろなピッチを有する各ターンを含むように、スプリングの各ターンのうちのいくつかのみの間に配置されることが好ましい。
【0013】
ディスクは、スプリングの成形がディスクの1回転に対応するような回転速度で駆動されることが好ましい。
【0014】
スプリングワイヤは、セパレータディスクと同期した回転で駆動される切断工具によって切断されることが有利である。切断工具の回転は、セパレータディスクと同じ速度を有することが好ましい。
【0015】
セパレータディスクは、一定の回転速度を有することが有利である。
【0016】
セパレータディスクの回転がスプリングワイヤの供給と同期されるということは、この回転、または切断工具の回転が一定であることを自動的に意味するものではなく、切断工具の回転速度およびセパレータディスクの回転速度は、変化することができ、互いの速度の、およびスプリングワイヤの供給との同期化により、切断を適切な位置で行うことができるようになるならば、これらは停止することさえでき、独立して再び開始できることに留意されたい。
【0017】
また、本発明は、本発明を実施するために、スプリングワイヤ供給部材と、このワイヤを所定の直径を有する螺旋体に変形させるための折り曲げフィンガと、各ターンの間で間隔を生じるように成形されつつある各ターンの間に配置されるように構成されたセパレータと、切断工具とを含む、スプリングを製造するための装置であって、セパレータは、セパレータの回転がスプリングワイヤ供給速度と同期される回転ディスクであり、回転ディスクの縁部は、ディスクの周囲に沿って変化する傾斜輪郭を有し、ディスクは、周辺縁部がこの縁部によって成形されつつある過程で各ターンの間を移動するように配置されることを特徴とする装置も提案している。
【0018】
ディスクは、一定直径の周縁部、および平坦部から成る相補形の部分を有し、この相補形の部分が、成形過程において各ターンからから離れたままであることが有利である。
【0019】
ディスクの縁部の斜面の傾斜は、平坦部分のある縁部からディスクの周囲に沿って増加して最大になり、次いで、平坦部分の別の縁部まで減少することが有利である。
【0020】
切断工具は、その長さに対して横方向にスプリングワイヤを切断するように、セパレータディスクと同期して回転するように取り付けられることが有利である。切断工具は、セパレータディスクと平行なディスクによって担持されることが好ましい。切断工具は、切断加工の間にセパレータディスクの傍を進行するように取り付けられることが好ましい。
【0021】
装置は、その間にセパレータディスクの縁部が配置される各ターンに対してフィンガベアリングを含むことが有利である。
【0022】
したがって、本発明は先行技術の解決策である交互する直線運動によって必要となるスプリングワイヤの供給の停止の削除をもたらすことが理解されよう。
【0023】
本発明の目的、特徴、および利点は、添付の図面を参照して非限定的な例示として与えられる次の説明から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】圧縮スプリングを製造するための本発明の装置の核心部の部分立面図である。
【図2】上方からの装置の図である。
【図3】図1の線III−IIIによる装置の断面図である。
【図4】図3の細部IVの拡大図である。
【図5】図2の細部Vの拡大図である。
【図6】圧縮スプリングを製造するための異なる装置の核心部の部分立面図である。
【図7】上方からの装置の図である。
【図8】図6の線VIII−VIIIによる断面図である。
【図9】切断工具による切断の進行中のスプリングワイヤを示す詳細図である。
【図10】切断過程のスプリングの詳細図である。
【図11】切断工具を担持するディスクの断面図である。
【図12】切断加工の直後の図6の装置の図である。
【図13】切断工具が回転セパレータディスクの傍にある図6の装置の図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
図1および図2は、圧縮スプリングを製造するための装置の核心部を略示している。
【0026】
これらのスプリングは、スプリングワイヤから成形され、端部での隣接する各ターン、および端部の間にゼロでない間隔を有する各ターンを含む。
【0027】
スプリングワイヤは、従来、スプールで入手でき、このようなスプールは、図示されていない、当業界で知られている部材によって巻き戻され、スプリングワイヤ1は、駆動ローラ1Aによって、ここで水平な直線径路に沿って供給される。次いで、ワイヤは、供給されるにつれてスプリングワイヤに一定の湾曲を与えるのに適応している、この場合には2つある折り曲げフィンガ5および折り曲げフィンガ6の近くまで、ロッド7および部品2によって案内され、このようにこのワイヤは、連続した螺旋体を成形し、その各ターンは通常、隣接している。
【0028】
折り曲げフィンガによるワイヤのこの成形は、その切断面が半月形であることが有利である成形具4の存在によって容易にされる。
【0029】
図示された例では、スプリングワイヤは、下向きに適合されている。
【0030】
案内部品2に一致する回転セパレータディスクは、バー7および成形具4の縁部の傍に傾斜縁を有する。
【0031】
この回転セパレータディスク2は、その周囲の一部にわたって平坦部2Aを成形する縮小された半径を有する。
【0032】
それが成形具から離れて傾斜され、したがって連続する各ターンの間に隙間の出現をもたらすように、その傾斜周縁が、成形されつつあるターンの傍を走行することができるように、このディスクは、折り曲げフィンガ5および折り曲げフィンガ6および成形具に対して配置される。
【0033】
この斜面の傾斜は、平坦部2Aの一方の縁部の近くの最小値から、次に各ターンの所期の間隔を規定する一定の値で周囲に沿って変化し、次いで平坦部2Aの他方の縁部の近くのもう一つの最小値まで減少することが有利である。したがって、この傾斜の変化は、スプリングが成形されながらスプリングのピッチを変化する。
【0034】
実際には、セパレータディスク2は、ディスクの1回転が1つのスプリング9の成形に対応するようにローラ1Aの回転と同期され、この種のスプリングの始まりは、折り曲げフィンガの前において平坦部が通過することに対応し、これは、各ターンの間隔のないことに対応し、次いで、成形具の縁部の前において通過する平坦部の縁部は、ディスクの周囲の最大傾斜に対応する最大間隔まで各ターンの連続的な間隔を生じさせ、平坦部の他の縁部が成形具4の縁部に接近してディスクの傾斜が局部的に減少すると、各ターンの間の間隔は、平坦部が成形具の縁部に面するに至る瞬間にこれがゼロに達するまで減少する。したがって、当業界で知られている任意の適切な手段によって分離され、回収され得るスプリングが、ワイヤを切断することによって得られる。
【0035】
明らかに、さまざまな移動の間の同期化は、速度が一定であることを意味するものではなく、切断工具の速度および回転ディスクの回転速度は、変化することができ、これらは停止されることさえでき、独立して再び開始されることができるが、切断の瞬間に、切断工具3および回転ディスク2の平坦部2Aは、この切断を可能にするように互いに向かい合う。
【0036】
明らかに、スプリングのいろいろな(ゼロと最大値との間で変化する)ピッチを決定するセパレータツールは回転要素であるので、直線の交互する移動を使ったセパレータの場合よりもはるかに少ない振動しかなく、製造は、この種の交互する直線移動のセパレータの場合よりも著しく高い速度で行われ得る。
【0037】
図示された例では、回転セパレータディスクは、折り曲げフィンガがスプリングワイヤを曲げるのと、かつこれが起こるときと同じ回転方向を有するが、反対方向の回転が等しく可能であることが容易に理解される。
【0038】
図は、左に巻き取られるスプリングに対応し、上記の教示を右巻きスプリングの製造に適応させることは、当業者の一般的な背景知識の範囲内にあることが注目され得る(底部ではフィンガ5で、スプリングを上方へ巻き取らせ、頂部ではカッタでスプリングを上方へ巻き取らせ、これは、図を単に逆にすることに対応する)。
【0039】
回転ディスクの回転の方向は、時計回り、または反時計周りであることができる。
【0040】
スプリングワイヤは、回転ディスク3Aの直径上に配置されるカッタによって、ここに成形される回転ツールによってスプリングの成形の終わりに切断されることが有利である。その加工は、後に詳細に説明される。切断工具がディスクに固締されることは、このディスクが切断の有効性に寄与するフライホイール構成するという特別な利点を有する。
【0041】
図6および図7は、第3のフィンガ8が付加されていることを除いて、図1および図2のそれと同様な装置を示している。このフィンガ8は、スプリングが成形される間にスプリングの本体に圧力を加え、このことは、離間される各ターンの直径を調整することに寄与する。スプリングの中間の各ターンのゼロでないピッチを成形すると、そのためにこれらの各ターンの直径が減少されるという欠点を引き起こす場合があり、この第3のフィンガの存在により、この影響を低減することができる(図10を参照されたい)。
【0042】
切断工具3の回転は、セパレータディスクの各平坦部に面するスプリングワイヤが切断されることを確実にするように、セパレータディスク2の回転と同期され、セパレータディスクはただ1つの平坦部を有するので、2つのディスクが同じ速度で回転するということになる(スプリングの成形は、セパレータ装置の1回転および切断工具の1回転に対応する)。
【0043】
切断工具によるような切断は、成形具4の端部で生じる(図9および図10を参照されたい)。
【0044】
図6および図7では、切断工具は、スプリングの成形の終わりにおけるワイヤの切断の過程にあり、したがって、切断は工具の長さに対して横方向に行われ、その長さの方向には行われず、もちろん切断工具の端部は、この切断効果を促進するように湾曲され得ることが注目され得る。
【0045】
切断工具は、セパレータディスクを妨害することなくこれがセパレータディスクの傍を走行できるように寸法取りされ、配置される。このディスクは、この工具に面するその平坦部を有するが、切断工具のポイントは、セパレータディスクによって隠され(図12を参照されたい)、図13については、これは、切断工具の先端が、実際には、ロッド7の下を通過するセパレータディスクの半径上にある配置を示していることに留意されたい。
【0046】
ローラ、セパレータディスク、および切断工具はすべて、連続して回転するので、装置の全体的な構成は、運動変換やリンク装置を成形することがもはや必要でないので簡単化され、これは、より頑健な装置を作ることに寄与し、同時に一定の加工速度、したがって性能の改善が可能である。
【0047】
先行技術と比較すると、連続した(実際は一定の)円形運動になるようにセパレータおよび/または切断工具の運動に連結される停止、ならびに交互する直線運動を排除することは、多くの振動および摩耗を排除することにも寄与することが理解されよう。これにより、休止時間および維持費の90パーセントと同程度の低減、ならびに生産速度の増大が可能になる(これは、先行技術の機械に比べて4から6倍という程度にもなり得る)。
【0048】
先行技術の解決策のような運動の方向の逆転が全くないので、上述の利点の大きな部分は、上で示したように回転ディスクおよび切断工具の回転が変化する(停止し、再び開始する)ことができるならば保たれる。
【0049】
また、セパレータディスクがスプリングワイヤの案内部材でもあるということは、それ自体が簡単化でもある。
【0050】
明らかに、関係しているスプリングのピッチの要求される展開の関数としてセパレータディスクの周囲に応じて輪郭を規定する方法は、当業者には明白であろう。
【0051】
さらに、関係しているスプリングのピッチの要求される展開に応じて平坦部の輪郭を最適化する方法は、当業者には明白であろうことは明らかである。
【0052】
本発明は、圧縮スプリングが隣接する各ターンとゼロでない長手方向の間隔を有する各ターンとの両方を含むので、特に圧縮スプリングの製造に当てはまることが指摘されているが、本発明は、たとえば捩りスプリングなどの各ターンの間にこの種のピッチの変化を有する他のスプリングに一般化することが容易である。
【0053】
セパレータディスクは、複数のスプリングがディスクの1回転中に成形され得るように複数の平坦部を含むことができ、同時に切断工具は、平坦部のこの数に比例する回転速度、または平坦部のこの数に等しいいくつかの切断部分を有することは注目するに値する。それにもかかわらず、セパレータディスクに単一の平坦部を設けることは、スプリングのすべてが互いに正確に同一であることを保証するという利点を有する。
【0054】
より一般的には、本発明は、たとえピッチが決してゼロまで減少されなくても、いろいろなピッチのスプリングの状況に一般化され得る(その場合には、成形されつつあるスプリングから離れたままである平坦部を成形する必要はない)。
【技術分野】
【0001】
本発明は、コイルスプリング、特に圧縮コイルスプリングの製造に関する。
【背景技術】
【0002】
当業界で知られているように、コイルスプリングは、通常、製造されるべきスプリングの直径に対応する湾曲をつける折り曲げフィンガによって、直線径路に沿って(実際には、駆動ローラの間を)移動する実質的に直線のワイヤから製造される。各ターンは、傾斜ツールが、成形されつつある各ターンの間に間隔を生じさせるように挿入されなければ、隣接するような方法で成形される(このようなツールがスプリングのピッチを規定する場合、これは、「ピッチツール」と呼ばれることがある)。このようにして成形されたスプリングが要求される長さに達した後に、ワイヤは切断され、このようにして成形されたスプリングが回収され、新しい製造サイクルが開始される。
【0003】
従来の方法では、隣接する各ターンの間にゼロでない間隔を生じさせる傾斜ツールの挿入は、ワイヤの径路に横方向に、交互する前後の移動に従って行われることが指摘されるべきである。このような交互する移動は、特に、隣接していない各ターンを有するスプリング、特に圧縮スプリングが、実際には、それにもかかわらずスプリングの端部の近くに実質的に横方向の接触面積を与えるように隣接する巻端(end turn)を有し、従って、この種のスプリングの製造の間中、ピッチツールが各ターンの間になければならない時点、およびピッチツールが引っ込められなければならない時点があるということの結果である。
【0004】
各スプリングの成形の終わりでのワイヤの切断については、これは、通常、交互する前後の移動を使って駆動される切断工具によってもたらされ、また、工具が閉ループで移動し、所与の方向付けを実質的に保持するようにワイヤに対する横方向の移動、およびそれに対する接線方向の移動を含む切断工具の移動が提案されている。
【0005】
このように、既存の機械は、円形運動と並進(直線)運動の両方を使用し、実際にスプリングを成形するサイクルは、切断の瞬間においてワイヤ供給速度を停止し、または少なくともかなり減速させることを強いている。
【0006】
直線運動に関係する場合は、ピッチツールおよび切断工具の連係動作を確実にするように、カム、リンク、または方向変換装置という複雑なシステムによって円形運動が直線運動に変換され、それにより摩耗および振動がもたらされる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この種の振動、および切断作業のときの規則的な停止は、機械の速度をかなり制限し、生産品質を低下させ、長い休止時間と共に高い維持費、それゆえに低い生産性をもたらす。
【0008】
本発明の目的は、成形されつつあるスプリングに対して工具の形状の変化がスプリングワイヤの供給を停止することなく、および著しい振動することなく行われるように、コイルスプリングのピッチを工具によって制御できるようにすることである。
【0009】
本発明の他の目的は、スプリングワイヤの供給を停止する必要なしに、および振動を生じることなく、スプリングを成形する各サイクルの終わりにスプリングワイヤの切断を可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
明らかに、前述の2つの態様は、これらが相乗的に作用することは有利ではあるが独立していると考えられ得る。
【0011】
このために、本発明は、スプリングワイヤに螺旋形状を与えるようにスプリングワイヤが折り曲げフィンガを用いて曲げられる、不等ピッチスプリングを製造する方法を提案し、隙間は、スプリングワイヤの供給と同期させた回転を有する回転ディスクを含むピッチツールの傾斜縁を、成形されつつある各ターンの間に配置することによって各ターンの間に成形され、ディスクは、ディスクの周囲に沿って変化する傾斜輪郭を有し、スプリングワイヤは、各スプリングの成形の終わりに切断される。
【0012】
この縁部は、スプリングが隣接する各ターン、およびゼロでないいろいろなピッチを有する各ターンを含むように、スプリングの各ターンのうちのいくつかのみの間に配置されることが好ましい。
【0013】
ディスクは、スプリングの成形がディスクの1回転に対応するような回転速度で駆動されることが好ましい。
【0014】
スプリングワイヤは、セパレータディスクと同期した回転で駆動される切断工具によって切断されることが有利である。切断工具の回転は、セパレータディスクと同じ速度を有することが好ましい。
【0015】
セパレータディスクは、一定の回転速度を有することが有利である。
【0016】
セパレータディスクの回転がスプリングワイヤの供給と同期されるということは、この回転、または切断工具の回転が一定であることを自動的に意味するものではなく、切断工具の回転速度およびセパレータディスクの回転速度は、変化することができ、互いの速度の、およびスプリングワイヤの供給との同期化により、切断を適切な位置で行うことができるようになるならば、これらは停止することさえでき、独立して再び開始できることに留意されたい。
【0017】
また、本発明は、本発明を実施するために、スプリングワイヤ供給部材と、このワイヤを所定の直径を有する螺旋体に変形させるための折り曲げフィンガと、各ターンの間で間隔を生じるように成形されつつある各ターンの間に配置されるように構成されたセパレータと、切断工具とを含む、スプリングを製造するための装置であって、セパレータは、セパレータの回転がスプリングワイヤ供給速度と同期される回転ディスクであり、回転ディスクの縁部は、ディスクの周囲に沿って変化する傾斜輪郭を有し、ディスクは、周辺縁部がこの縁部によって成形されつつある過程で各ターンの間を移動するように配置されることを特徴とする装置も提案している。
【0018】
ディスクは、一定直径の周縁部、および平坦部から成る相補形の部分を有し、この相補形の部分が、成形過程において各ターンからから離れたままであることが有利である。
【0019】
ディスクの縁部の斜面の傾斜は、平坦部分のある縁部からディスクの周囲に沿って増加して最大になり、次いで、平坦部分の別の縁部まで減少することが有利である。
【0020】
切断工具は、その長さに対して横方向にスプリングワイヤを切断するように、セパレータディスクと同期して回転するように取り付けられることが有利である。切断工具は、セパレータディスクと平行なディスクによって担持されることが好ましい。切断工具は、切断加工の間にセパレータディスクの傍を進行するように取り付けられることが好ましい。
【0021】
装置は、その間にセパレータディスクの縁部が配置される各ターンに対してフィンガベアリングを含むことが有利である。
【0022】
したがって、本発明は先行技術の解決策である交互する直線運動によって必要となるスプリングワイヤの供給の停止の削除をもたらすことが理解されよう。
【0023】
本発明の目的、特徴、および利点は、添付の図面を参照して非限定的な例示として与えられる次の説明から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】圧縮スプリングを製造するための本発明の装置の核心部の部分立面図である。
【図2】上方からの装置の図である。
【図3】図1の線III−IIIによる装置の断面図である。
【図4】図3の細部IVの拡大図である。
【図5】図2の細部Vの拡大図である。
【図6】圧縮スプリングを製造するための異なる装置の核心部の部分立面図である。
【図7】上方からの装置の図である。
【図8】図6の線VIII−VIIIによる断面図である。
【図9】切断工具による切断の進行中のスプリングワイヤを示す詳細図である。
【図10】切断過程のスプリングの詳細図である。
【図11】切断工具を担持するディスクの断面図である。
【図12】切断加工の直後の図6の装置の図である。
【図13】切断工具が回転セパレータディスクの傍にある図6の装置の図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
図1および図2は、圧縮スプリングを製造するための装置の核心部を略示している。
【0026】
これらのスプリングは、スプリングワイヤから成形され、端部での隣接する各ターン、および端部の間にゼロでない間隔を有する各ターンを含む。
【0027】
スプリングワイヤは、従来、スプールで入手でき、このようなスプールは、図示されていない、当業界で知られている部材によって巻き戻され、スプリングワイヤ1は、駆動ローラ1Aによって、ここで水平な直線径路に沿って供給される。次いで、ワイヤは、供給されるにつれてスプリングワイヤに一定の湾曲を与えるのに適応している、この場合には2つある折り曲げフィンガ5および折り曲げフィンガ6の近くまで、ロッド7および部品2によって案内され、このようにこのワイヤは、連続した螺旋体を成形し、その各ターンは通常、隣接している。
【0028】
折り曲げフィンガによるワイヤのこの成形は、その切断面が半月形であることが有利である成形具4の存在によって容易にされる。
【0029】
図示された例では、スプリングワイヤは、下向きに適合されている。
【0030】
案内部品2に一致する回転セパレータディスクは、バー7および成形具4の縁部の傍に傾斜縁を有する。
【0031】
この回転セパレータディスク2は、その周囲の一部にわたって平坦部2Aを成形する縮小された半径を有する。
【0032】
それが成形具から離れて傾斜され、したがって連続する各ターンの間に隙間の出現をもたらすように、その傾斜周縁が、成形されつつあるターンの傍を走行することができるように、このディスクは、折り曲げフィンガ5および折り曲げフィンガ6および成形具に対して配置される。
【0033】
この斜面の傾斜は、平坦部2Aの一方の縁部の近くの最小値から、次に各ターンの所期の間隔を規定する一定の値で周囲に沿って変化し、次いで平坦部2Aの他方の縁部の近くのもう一つの最小値まで減少することが有利である。したがって、この傾斜の変化は、スプリングが成形されながらスプリングのピッチを変化する。
【0034】
実際には、セパレータディスク2は、ディスクの1回転が1つのスプリング9の成形に対応するようにローラ1Aの回転と同期され、この種のスプリングの始まりは、折り曲げフィンガの前において平坦部が通過することに対応し、これは、各ターンの間隔のないことに対応し、次いで、成形具の縁部の前において通過する平坦部の縁部は、ディスクの周囲の最大傾斜に対応する最大間隔まで各ターンの連続的な間隔を生じさせ、平坦部の他の縁部が成形具4の縁部に接近してディスクの傾斜が局部的に減少すると、各ターンの間の間隔は、平坦部が成形具の縁部に面するに至る瞬間にこれがゼロに達するまで減少する。したがって、当業界で知られている任意の適切な手段によって分離され、回収され得るスプリングが、ワイヤを切断することによって得られる。
【0035】
明らかに、さまざまな移動の間の同期化は、速度が一定であることを意味するものではなく、切断工具の速度および回転ディスクの回転速度は、変化することができ、これらは停止されることさえでき、独立して再び開始されることができるが、切断の瞬間に、切断工具3および回転ディスク2の平坦部2Aは、この切断を可能にするように互いに向かい合う。
【0036】
明らかに、スプリングのいろいろな(ゼロと最大値との間で変化する)ピッチを決定するセパレータツールは回転要素であるので、直線の交互する移動を使ったセパレータの場合よりもはるかに少ない振動しかなく、製造は、この種の交互する直線移動のセパレータの場合よりも著しく高い速度で行われ得る。
【0037】
図示された例では、回転セパレータディスクは、折り曲げフィンガがスプリングワイヤを曲げるのと、かつこれが起こるときと同じ回転方向を有するが、反対方向の回転が等しく可能であることが容易に理解される。
【0038】
図は、左に巻き取られるスプリングに対応し、上記の教示を右巻きスプリングの製造に適応させることは、当業者の一般的な背景知識の範囲内にあることが注目され得る(底部ではフィンガ5で、スプリングを上方へ巻き取らせ、頂部ではカッタでスプリングを上方へ巻き取らせ、これは、図を単に逆にすることに対応する)。
【0039】
回転ディスクの回転の方向は、時計回り、または反時計周りであることができる。
【0040】
スプリングワイヤは、回転ディスク3Aの直径上に配置されるカッタによって、ここに成形される回転ツールによってスプリングの成形の終わりに切断されることが有利である。その加工は、後に詳細に説明される。切断工具がディスクに固締されることは、このディスクが切断の有効性に寄与するフライホイール構成するという特別な利点を有する。
【0041】
図6および図7は、第3のフィンガ8が付加されていることを除いて、図1および図2のそれと同様な装置を示している。このフィンガ8は、スプリングが成形される間にスプリングの本体に圧力を加え、このことは、離間される各ターンの直径を調整することに寄与する。スプリングの中間の各ターンのゼロでないピッチを成形すると、そのためにこれらの各ターンの直径が減少されるという欠点を引き起こす場合があり、この第3のフィンガの存在により、この影響を低減することができる(図10を参照されたい)。
【0042】
切断工具3の回転は、セパレータディスクの各平坦部に面するスプリングワイヤが切断されることを確実にするように、セパレータディスク2の回転と同期され、セパレータディスクはただ1つの平坦部を有するので、2つのディスクが同じ速度で回転するということになる(スプリングの成形は、セパレータ装置の1回転および切断工具の1回転に対応する)。
【0043】
切断工具によるような切断は、成形具4の端部で生じる(図9および図10を参照されたい)。
【0044】
図6および図7では、切断工具は、スプリングの成形の終わりにおけるワイヤの切断の過程にあり、したがって、切断は工具の長さに対して横方向に行われ、その長さの方向には行われず、もちろん切断工具の端部は、この切断効果を促進するように湾曲され得ることが注目され得る。
【0045】
切断工具は、セパレータディスクを妨害することなくこれがセパレータディスクの傍を走行できるように寸法取りされ、配置される。このディスクは、この工具に面するその平坦部を有するが、切断工具のポイントは、セパレータディスクによって隠され(図12を参照されたい)、図13については、これは、切断工具の先端が、実際には、ロッド7の下を通過するセパレータディスクの半径上にある配置を示していることに留意されたい。
【0046】
ローラ、セパレータディスク、および切断工具はすべて、連続して回転するので、装置の全体的な構成は、運動変換やリンク装置を成形することがもはや必要でないので簡単化され、これは、より頑健な装置を作ることに寄与し、同時に一定の加工速度、したがって性能の改善が可能である。
【0047】
先行技術と比較すると、連続した(実際は一定の)円形運動になるようにセパレータおよび/または切断工具の運動に連結される停止、ならびに交互する直線運動を排除することは、多くの振動および摩耗を排除することにも寄与することが理解されよう。これにより、休止時間および維持費の90パーセントと同程度の低減、ならびに生産速度の増大が可能になる(これは、先行技術の機械に比べて4から6倍という程度にもなり得る)。
【0048】
先行技術の解決策のような運動の方向の逆転が全くないので、上述の利点の大きな部分は、上で示したように回転ディスクおよび切断工具の回転が変化する(停止し、再び開始する)ことができるならば保たれる。
【0049】
また、セパレータディスクがスプリングワイヤの案内部材でもあるということは、それ自体が簡単化でもある。
【0050】
明らかに、関係しているスプリングのピッチの要求される展開の関数としてセパレータディスクの周囲に応じて輪郭を規定する方法は、当業者には明白であろう。
【0051】
さらに、関係しているスプリングのピッチの要求される展開に応じて平坦部の輪郭を最適化する方法は、当業者には明白であろうことは明らかである。
【0052】
本発明は、圧縮スプリングが隣接する各ターンとゼロでない長手方向の間隔を有する各ターンとの両方を含むので、特に圧縮スプリングの製造に当てはまることが指摘されているが、本発明は、たとえば捩りスプリングなどの各ターンの間にこの種のピッチの変化を有する他のスプリングに一般化することが容易である。
【0053】
セパレータディスクは、複数のスプリングがディスクの1回転中に成形され得るように複数の平坦部を含むことができ、同時に切断工具は、平坦部のこの数に比例する回転速度、または平坦部のこの数に等しいいくつかの切断部分を有することは注目するに値する。それにもかかわらず、セパレータディスクに単一の平坦部を設けることは、スプリングのすべてが互いに正確に同一であることを保証するという利点を有する。
【0054】
より一般的には、本発明は、たとえピッチが決してゼロまで減少されなくても、いろいろなピッチのスプリングの状況に一般化され得る(その場合には、成形されつつあるスプリングから離れたままである平坦部を成形する必要はない)。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スプリングワイヤに螺旋形状を与えるようにスプリングワイヤが折り曲げフィンガを用いて曲げられる不等ピッチスプリングを製造する方法であって、隙間が、スプリングワイヤを供給することと同期させた回転を有する回転ディスクを含むピッチツールの傾斜縁を、成形されつつある各ターンの間に配置することによって各ターンの間に成形され、ディスクが、ディスクの周囲に沿って変化する傾斜輪郭を有し、スプリングワイヤが、各スプリングの成形の終わりに切断される方法。
【請求項2】
この縁部が、スプリングが隣接する各ターンおよびゼロでないいろいろなピッチを有する各ターンを含むように、スプリングの各ターンのうちのいくつかのみの間に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ディスクが、スプリングの成形がディスクの1回転に対応するような回転速度で駆動されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
スプリングワイヤが、セパレータディスクと同期した回転で駆動される切断工具によって切断されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
切断工具に回転が、セパレータディスクと同じ速度を有することを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
セパレータディスクが、一定の回転速度を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
スプリングワイヤ供給部材と、このワイヤを所定の直径を有する螺旋体に変形させるための折り曲げフィンガと、各ターンの間に間隔を生じるように成形されつつある各ターンの間に配置されるように構成されたセパレータと、切断工具とを含む、スプリングを製造するための装置であって、セパレータが、セパレータの回転がスプリングワイヤ供給速度と同期される回転ディスクであり、回転ディスクの縁部が、ディスクの周囲に沿って変化する傾斜輪郭を有し、ディスクが、この周辺縁部がこの縁部によって成形されつつある過程で各ターンの間を移動するように配置されることを特徴とする、装置。
【請求項8】
ディスクが、一定直径の周縁部、および平坦部から成る相補形の部分を有し、この相補形の部分が、成形過程において各ターンから離れたままであるように適応されることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
ディスクの縁部の斜面の傾斜が、平坦部分のある縁部からディスクの周囲に沿って増加して最大になり、次いで、平坦部分の別の縁部まで減少することを特徴とする、請求項7または8に記載の装置。
【請求項10】
切断工具が、その長さに対して横方向にスプリングワイヤを切断するように、セパレータディスクと同期して回転するように取り付けられることを特徴とする、請求項7から9のいずれか一項に記載の装置。
【請求項11】
切断工具が、セパレータディスクと平行なディスクによって担持されることを特徴とする、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
切断工具が、切断加工の間にセパレータディスクの傍を進行するように取り付けられることを特徴とする、請求項10または11に記載の装置。
【請求項13】
その間にセパレータディスクの縁部が配置される各ターンに対してフィンガベアリングを含むことを特徴とする、請求項7から12のいずれか一項に記載の装置。
【請求項1】
スプリングワイヤに螺旋形状を与えるようにスプリングワイヤが折り曲げフィンガを用いて曲げられる不等ピッチスプリングを製造する方法であって、隙間が、スプリングワイヤを供給することと同期させた回転を有する回転ディスクを含むピッチツールの傾斜縁を、成形されつつある各ターンの間に配置することによって各ターンの間に成形され、ディスクが、ディスクの周囲に沿って変化する傾斜輪郭を有し、スプリングワイヤが、各スプリングの成形の終わりに切断される方法。
【請求項2】
この縁部が、スプリングが隣接する各ターンおよびゼロでないいろいろなピッチを有する各ターンを含むように、スプリングの各ターンのうちのいくつかのみの間に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ディスクが、スプリングの成形がディスクの1回転に対応するような回転速度で駆動されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
スプリングワイヤが、セパレータディスクと同期した回転で駆動される切断工具によって切断されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
切断工具に回転が、セパレータディスクと同じ速度を有することを特徴とする、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
セパレータディスクが、一定の回転速度を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
スプリングワイヤ供給部材と、このワイヤを所定の直径を有する螺旋体に変形させるための折り曲げフィンガと、各ターンの間に間隔を生じるように成形されつつある各ターンの間に配置されるように構成されたセパレータと、切断工具とを含む、スプリングを製造するための装置であって、セパレータが、セパレータの回転がスプリングワイヤ供給速度と同期される回転ディスクであり、回転ディスクの縁部が、ディスクの周囲に沿って変化する傾斜輪郭を有し、ディスクが、この周辺縁部がこの縁部によって成形されつつある過程で各ターンの間を移動するように配置されることを特徴とする、装置。
【請求項8】
ディスクが、一定直径の周縁部、および平坦部から成る相補形の部分を有し、この相補形の部分が、成形過程において各ターンから離れたままであるように適応されることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
ディスクの縁部の斜面の傾斜が、平坦部分のある縁部からディスクの周囲に沿って増加して最大になり、次いで、平坦部分の別の縁部まで減少することを特徴とする、請求項7または8に記載の装置。
【請求項10】
切断工具が、その長さに対して横方向にスプリングワイヤを切断するように、セパレータディスクと同期して回転するように取り付けられることを特徴とする、請求項7から9のいずれか一項に記載の装置。
【請求項11】
切断工具が、セパレータディスクと平行なディスクによって担持されることを特徴とする、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
切断工具が、切断加工の間にセパレータディスクの傍を進行するように取り付けられることを特徴とする、請求項10または11に記載の装置。
【請求項13】
その間にセパレータディスクの縁部が配置される各ターンに対してフィンガベアリングを含むことを特徴とする、請求項7から12のいずれか一項に記載の装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公表番号】特表2012−507405(P2012−507405A)
【公表日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−533788(P2011−533788)
【出願日】平成21年10月26日(2009.10.26)
【国際出願番号】PCT/FR2009/052054
【国際公開番号】WO2010/052407
【国際公開日】平成22年5月14日(2010.5.14)
【出願人】(511109179)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年10月26日(2009.10.26)
【国際出願番号】PCT/FR2009/052054
【国際公開番号】WO2010/052407
【国際公開日】平成22年5月14日(2010.5.14)
【出願人】(511109179)
【Fターム(参考)】
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