スロットマシン
【課題】 遊技の制御を行うマイクロコンピュータの記憶手段の未使用領域に不正プログラムが常駐することを防止できるとともに、電断を誤って検出した際に、誤って停電処理が行われてしまうことを防止できるスロットマシンを提供すること。
【解決手段】 CPU41aは、1ゲーム毎にRAM41cの未使用領域及び未使用スタック領域を初期化する。また、CPU41aは、トリガー端子CLK/TRGに電圧低下信号が入力されることで、電断割込処理を実行するが、電断割込処理では、電断復旧時に電断前の制御状態に復帰するための処理を行う前に、信号入力端子PORTに電圧低下信号が入力されているか否かを判定し、信号入力端子PORTに電圧低下信号が入力されていなければ、元の処理に復帰する。
【解決手段】 CPU41aは、1ゲーム毎にRAM41cの未使用領域及び未使用スタック領域を初期化する。また、CPU41aは、トリガー端子CLK/TRGに電圧低下信号が入力されることで、電断割込処理を実行するが、電断割込処理では、電断復旧時に電断前の制御状態に復帰するための処理を行う前に、信号入力端子PORTに電圧低下信号が入力されているか否かを判定し、信号入力端子PORTに電圧低下信号が入力されていなければ、元の処理に復帰する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
信号が入力されることにより外部割込を発生させる割込入力端子と、通常入力端子と、を有するマイクロコンピュータにて構成され、遊技の制御を行うメイン制御手段を搭載したメイン制御基板と、
前記メイン制御手段から送信された制御情報の受信に基づき演出の制御を行うサブ制御手段を搭載したサブ制御基板と、
前記スロットマシンで用いられる所定の電力の状態を監視し、電力供給が断たれたことに関わる電断条件が成立しているときに電断信号を出力する電断検出手段と、
前記メイン制御基板と前記サブ制御基板とを通信可能に接続する中継基板と、
を備え、
前記電断検出手段は、前記電断信号を前記マイクロコンピュータの前記割込入力端子及び前記通常入力端子の双方に出力し、
前記メイン制御手段は、
データを読み出し及び書き込み可能に記憶する記憶領域を有し、電力供給が停止しても該記憶領域に記憶されているデータを保持することが可能な記憶手段であり、前記記憶領域として前記メイン制御手段を構成するマイクロコンピュータが動作を行うためのデータが記憶されるワーク領域と、前記メイン制御手段を構成するマイクロコンピュータが動作を行うためのデータが読み出し及び書き込みが行われることのない未使用領域と、が少なくとも割り当てられたメインデータ記憶手段と、
前記メインデータ記憶手段における記憶領域の少なくとも一部を初期化する初期化手段と、
電力供給が開始されたときに、前記メインデータ記憶手段に記憶されているデータに基づいて該メイン制御手段の制御状態を電力供給が停止する前の制御状態に復帰させるメイン制御状態復帰処理を実行するメイン制御状態復帰処理手段と、
前記外部割込の発生に応じて、電力供給が開始されたときに前記メイン制御状態復帰手段が前記メイン制御手段の制御状態を電力供給が停止する前の制御状態に正常に復帰できるようにするための電断処理を含む電断時割込処理を実行する電断時割込処理実行手段と、
前記制御情報を送信する際に、該制御情報の送信の遅延時間を所定の範囲でランダムに設定する遅延時間設定手段と、
前記遅延時間設定手段により設定された遅延時間が経過するまで前記制御情報の送信を遅延させる送信遅延手段と、
を含み、
前記初期化手段は、前記メインデータ記憶手段の記憶領域における前記未使用領域を1ゲーム毎に初期化し、
前記電断時割込処理実行手段は、前記電断時割込処理において前記通常入力端子を監視し、前記電断信号が入力されているか否かを判定し、前記通常入力端子に前記電断信号が入力されていると判定したときに、前記電断処理を実行し、前記通常入力端子に前記電断信号が入力されていないと判定したときに、前記電断処理を行わずに割込元の処理に復帰させる、
ことを特徴とするスロットマシン。
【請求項1】
1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
信号が入力されることにより外部割込を発生させる割込入力端子と、通常入力端子と、を有するマイクロコンピュータにて構成され、遊技の制御を行うメイン制御手段を搭載したメイン制御基板と、
前記メイン制御手段から送信された制御情報の受信に基づき演出の制御を行うサブ制御手段を搭載したサブ制御基板と、
前記スロットマシンで用いられる所定の電力の状態を監視し、電力供給が断たれたことに関わる電断条件が成立しているときに電断信号を出力する電断検出手段と、
前記メイン制御基板と前記サブ制御基板とを通信可能に接続する中継基板と、
を備え、
前記電断検出手段は、前記電断信号を前記マイクロコンピュータの前記割込入力端子及び前記通常入力端子の双方に出力し、
前記メイン制御手段は、
データを読み出し及び書き込み可能に記憶する記憶領域を有し、電力供給が停止しても該記憶領域に記憶されているデータを保持することが可能な記憶手段であり、前記記憶領域として前記メイン制御手段を構成するマイクロコンピュータが動作を行うためのデータが記憶されるワーク領域と、前記メイン制御手段を構成するマイクロコンピュータが動作を行うためのデータが読み出し及び書き込みが行われることのない未使用領域と、が少なくとも割り当てられたメインデータ記憶手段と、
前記メインデータ記憶手段における記憶領域の少なくとも一部を初期化する初期化手段と、
電力供給が開始されたときに、前記メインデータ記憶手段に記憶されているデータに基づいて該メイン制御手段の制御状態を電力供給が停止する前の制御状態に復帰させるメイン制御状態復帰処理を実行するメイン制御状態復帰処理手段と、
前記外部割込の発生に応じて、電力供給が開始されたときに前記メイン制御状態復帰手段が前記メイン制御手段の制御状態を電力供給が停止する前の制御状態に正常に復帰できるようにするための電断処理を含む電断時割込処理を実行する電断時割込処理実行手段と、
前記制御情報を送信する際に、該制御情報の送信の遅延時間を所定の範囲でランダムに設定する遅延時間設定手段と、
前記遅延時間設定手段により設定された遅延時間が経過するまで前記制御情報の送信を遅延させる送信遅延手段と、
を含み、
前記初期化手段は、前記メインデータ記憶手段の記憶領域における前記未使用領域を1ゲーム毎に初期化し、
前記電断時割込処理実行手段は、前記電断時割込処理において前記通常入力端子を監視し、前記電断信号が入力されているか否かを判定し、前記通常入力端子に前記電断信号が入力されていると判定したときに、前記電断処理を実行し、前記通常入力端子に前記電断信号が入力されていないと判定したときに、前記電断処理を行わずに割込元の処理に復帰させる、
ことを特徴とするスロットマシン。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
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【図11】
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【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
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【図26】
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【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【公開番号】特開2007−209812(P2007−209812A)
【公開日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−139847(P2007−139847)
【出願日】平成19年5月28日(2007.5.28)
【分割の表示】特願2005−40606(P2005−40606)の分割
【原出願日】平成17年2月17日(2005.2.17)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年5月28日(2007.5.28)
【分割の表示】特願2005−40606(P2005−40606)の分割
【原出願日】平成17年2月17日(2005.2.17)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】
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