説明

センサディスペンシング器具

センサディスペンシング器具は、液の分析物濃度を測定するようになされ、また本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、およびセンサ前進機構を備える。キャップは、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。キャップおよび本体は、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされる。カートリッジは複数の試験センサを含む。カートリッジは、実質的にキャップ内に位置する。センサ前進機構は、ユーザが試験センサを手動で取り外し、試験センサを試験センサレセプタクル中に配置できるようにする位置へと、1つずつ複数の試験センサを進ませるようになされる。センサディスペンシング器具はまた、ランセットを含む穿刺デバイスを含むことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、センサディスペンシング器具に関し、より詳細には、液中の分析物(例えば、グルコース)の濃度を測定するために使用されるセンサディスペンシング器具に関する。
【背景技術】
【0002】
体液中の分析物の定量は、いくつかの生理学的異常の診断および維持において非常に重要である。例えば、いくつかの個体においては、乳酸塩、コレステロール、およびビリルビンがモニタされるべきである。特に、体液中のグルコースを測定することは、自分の食事のグルコース摂取量を調節するために、自分の体液中のグルコースレベルを高い頻度で検査する必要のある糖尿病の人にとって重要である。
【0003】
このような試験結果は、必要な場合、どのインスリンまたは他の薬物を投与する必要があるかを決定するために使用することができる。血糖試験システムの一方式では、血液サンプルなどの液を試験するために試験センサが使用される。試験センサは、通常、血糖と反応するバイオセンシングまたは試薬材料を含む。センサの試験端は、試験される液、例えば、指が刺された後の人の指上に蓄積される血液中に配置されるようになされる。液は、試験端から試薬材料までセンサ中で延びる毛管路に毛管作用により吸い込まれ、したがって、試験するのに十分な液量がセンサ中に吸い込まれる。次いで、液は、センサ中の試薬材料と化学的に反応する。この結果、試験センサの後端または接触端の近くに位置する接触領域に供給された液のグルコースレベルを示す電気信号が得られる。
【0004】
試験センサは、器具(計器とも呼ばれる)中に保管されるが、代替的に、器具とは別個の容器中に保管されてもよい。このような実施形態はそれぞれ、利点と欠点を有する。例えば、必要な要素のすべてが1つのデバイス内に配置されるように試験センサが器具中に保管されることが望ましい。しかし、これらのシステムでは、器具が大きくなり、ユーザの操作がより困難となり、また選択された構成要素が信頼性の問題を有するなどの欠点がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
所望の分析物の濃度を試験するための、簡単で容易であり、使い勝手のよい機構を提供しつつ、既存システムの上記で述べた欠点を克服することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態によると、センサディスペンシング器具は、液の分析物濃度を測定するようになされ、また本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、センサ前進機構、およびランセットを含む穿刺デバイスを備える。キャップは、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。キャップおよび本体は、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされる。カートリッジは複数の試験センサを含む。カートリッジは、実質的にキャップ内に位置する。センサ前進機構は、ユーザが試験センサを手動で取り外して試験センサレセプタクル中に配置できる位置へと、複数の試験センサを1つずつ進ませるようになされる。
【0007】
他の実施形態によると、センサディスペンシング器具は、液の分析物濃度を測定するようになされ、また本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、およびセンサ前進機構を備える。キャップは、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。キャップおよび本体は、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされる。カートリッジは複数の試験センサを含む。カートリッジは、実質的にキャップ内に位置する。センサ前進機構は、ユーザが試験センサを手動で取り外して試験センサレセプタクル中に配置できる位置へと、複数の試験センサを1つずつ進ませるようになされる。
【0008】
他の実施形態によると、センサディスペンシング器具は、液の分析物濃度を測定するようになされ、また本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、センサ前進機構、およびランセットを含む穿刺デバイスを備える。キャップは、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。キャップおよび本体は、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされる。カートリッジは複数の試験センサを含む。カートリッジは、実質的にキャップ内に位置する。センサ前進機構は、複数の試験センサを1つずつ、試験センサレセプタクルへと自動的に進ませるようになされる。
【0009】
他の実施形態によると、センサディスペンシング器具は、液の分析物濃度を測定するようになされ、また本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、およびセンサ前進機構を備える。キャップは、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。キャップおよび本体は、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされる。カートリッジは複数の試験センサを含む。カートリッジは、実質的にキャップ内に位置する。センサ前進機構は、複数の試験センサを1つずつ、試験センサレセプタクルへと自動的に進ませるようになされる。
【0010】
一方法によると、本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、センサ前進機構、およびランセットを含む穿刺デバイスを含むセンサディスペンシング器具が提供される。キャップは、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。キャップおよび本体は、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされる。カートリッジは複数の試験センサを含む。カートリッジは、実質的にキャップ内に位置する。センサ前進機構は、複数の試験センサを1つずつ進ませるように活動化される。試験センサは、手動で取り外され、試験センサレセプタクル中に配置される。液は、ランセットを用いて生成され、試験センサ上に配置される。液の分析物濃度が測定される。
【0011】
他の方法によると、本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、およびセンサ前進機構を含むセンサディスペンシング器具が提供される。キャップは、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。キャップおよび本体は、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされる。カートリッジは複数の試験センサを含む。カートリッジは、実質的にキャップ内に位置する。センサ前進機構は、複数の試験センサを1つずつ進ませるように活動化される。試験センサは手動で取り外され、試験センサレセプタクル中に配置される。液は試験センサ上に配置される。液の分析物濃度が測定される。
【0012】
他の方法によると、本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、センサ前進機構、およびランセットを含む穿刺デバイスを含むセンサディスペンシング器具が提供される。キャップは、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。キャップおよび本体は、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされる。カートリッジは複数の試験センサを含む。カートリッジは、実質的にキャップ内に位置する。センサ前進機構は、複数の試験センサを1つずつ、試験センサレセプタクルへと自動的に進ませるように活動化される。液は、ランセットを用いて生成され、試験センサ上に配置される。液の分析物濃度が測定される。
【0013】
他の方法によると、本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、およびセンサ前進機構を含むセンサディスペンシング器具が提供される。キャップは、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。キャップおよび本体は、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされる。カートリッジは複数の試験センサを含む。カートリッジは、実質的にキャップ内に位置する。センサ前進機構は、複数の試験センサを1つずつ、試験センサレセプタクルへと自動的に進ませるように活動化される。液は試験センサ上に配置される。液の分析物濃度が測定される。
【0014】
本発明は、様々の変更形態および代替形態が可能であるが、特有の諸実施形態を、例として図面で示し、また本明細書で詳細に説明する。しかし、本発明が、開示された特定の形態に限定されることを意図するものではないことを理解されたい。そうではなくて、本発明は、本発明の趣旨および範囲に含まれる変更形態、等価物、および代替形態をすべて包含する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1〜図4に示すものなど、本発明のセンサディスペンシング器具は、分析物濃度を測定するために使用される。本発明を用いて測定できる分析物は、グルコース、脂質プロフィール(例えば、コレステロール、トリグリセリド、LDL、およびHDL)、微量アルブミン、ヘモグロビンA1C、果糖、乳酸塩、またはビリルビンを含む。しかし、本発明は、これらの特有の分析物に限定されることなく、他の分析物濃度を測定できることも企図されている。分析物は、例えば、全血サンプル、血清サンプル、血漿サンプル、またはISF(間質液)や尿など他の体液中のものとすることもできる。
【0016】
図1a〜図1eを参照すると、一実施形態によるセンサディスペンシング器具10が示されている。センサディスペンシング器具10は、キャップ12、本体14、複数の試験センサ18を含むカートリッジ16、およびセンサ前進機構20を備える。
【0017】
キャップ12は、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。閉鎖位置では、図1aのキャップ12は本体14に合っており、センサディスペンシング器具10中に汚染物が侵入するのを阻止または抑制するぴったりした嵌合いを形成することが望ましい。キャップ12は、カートリッジ16、センサディスペンシング器具中の電気的な接続、およびランセット30を含む穿刺デバイス24を保護するのを助ける。キャップ12は、この実施形態で示すように、本体14の上部表面14aに(図1aを参照)、または本体14の底部表面14bに(図1dを参照)に合うようになされ得る。
【0018】
ユーザが、例えば、体液を吸い込み、試験センサを取り扱い、または分析物濃度の測定を待つなど、センサディスペンシング器具を用いて操作を行っているときに、キャップを配置するのに好都合な位置を提供するために、本体の上部表面および底部表面にキャップを取り付けるようになされると有利である。このような実施形態では、キャップおよび本体は、通常、取り付けられるというよりは、着脱可能に結合される。
【0019】
カートリッジ16は、実質的に、キャップ12内に位置する。カートリッジ16は、図1a、図1dなどに示すように、完全にキャップ12内に位置することが望ましい。カートリッジ16は、液サンプルの分析物濃度を測定するのを支援するようになされた複数の試験センサ18を含む。一実施形態では、図1a、図1dに示すように、複数の試験センサ18がキャップ12内で水平に積み重ねられている。複数の試験センサはまた、キャップ内で垂直に積み重ねてもよい(例えば、図2a、図2bの複数の試験センサ118を参照)。複数の試験センサ18は、電気化学的または光学的な測定に対してなされ得る。
【0020】
図5を参照すると、センサディスペンシング器具10で使用できるカートリッジ50が示されている。カートリッジ50は、ハウジング52および複数の試験センサ54を含む。複数の試験センサ54は、ばね56によって矢印Aの方向に移動される。カートリッジ50はまた、その複数の試験センサ54を湿度から保護する複数の移動可能なシール58a、bも含む。より具体的には、シール58a、bは、空気および湿気が、複数の試験センサ54を含むカートリッジ50の内部に侵入するのを阻止または抑制する。複数の試験センサ54は、1つずつ、開口部60を介してカートリッジ50から外にでる。例えば、移動可能なシールを貫通し、複数の試験センサ54の1つと接触し、かつ試験センサ54の1つを開口部60を介してカートリッジ50から押し出し、または抜き取るためのプッシャアセンブリを用いることにより、複数の試験センサ54を1つずつ取り外すことができる。このようなカートリッジ、ならびにカートリッジの他の諸実施形態は、2004年6月24日に出願された、「Cartridge and Sensor−Dispensing Instrument(カートリッジおよびセンサディスペンシング器具)」と題する出願第60/582712号に開示されている。複数の試験センサを含む他のカートリッジをセンサディスペンシング器具で使用できることも企図される。他のカートリッジ中の試験センサは、図5に示されたものとは異なる方法で分与(dispense)され得る。
【0021】
図1a〜図1eに戻って参照すると、キャップ12は、開放位置と閉鎖位置の間で移動するようになされた跳ね上げ蓋機構22を含む。跳ね上げ蓋機構22が開放位置にあるとき(図1dを参照)、カートリッジ16およびセンサ前進機構20が露出される。跳ね上げ蓋機構22が開放位置にあるとき、カートリッジにアクセスすることができる。開放位置にある跳ね上げ蓋機構は、センサ前進機構だけを露出ですることがき、カートリッジを露出しないように企図される。跳ね上げ蓋機構22は、汚染物がセンサディスペンシング器具110中に侵入するのを阻止または抑制するぴったりした嵌合いを有することが望ましい。跳ね上げ蓋機構は、環境(すなわち、湿気)がカートリッジ中に侵入するのを阻止または抑制するために、カートリッジに代えて、またはそれに追加してシールを有することができる。
【0022】
センサ前進機構20は、複数の試験センサ18をカートリッジ16から1つずつ進ませるようになされる。図1dのセンサ前進機構20は、複数の試験センサ18をカートリッジから1つずつ進ませるために矢印Bの方向に移動される。センサ前進機構20は、例えば、カートリッジ16から1つずつ複数の試験センサ18を抜き取るための様々な機構とすることができる。複数の試験センサ18をカートリッジ16から引っ張り、または押し出すことができる。
【0023】
複数の試験センサのうちの次に抜き取られるべき1つを配置するのを支援するために、複数の試験センサ18を図1aの矢印Cの方向に移動させる少なくとも1つのばね42を使用することができる。
【0024】
跳ね上げ蓋機構22が開放位置にあるとき、ユーザは、複数の試験センサ18を前進させ、またはカートリッジ16を交換することができる。閉鎖位置では、跳ね上げ蓋機構22は、(a)複数の試験センサ18の1つが不用意に進まないように、(b)複数の試験センサ18が環境に曝されないように保護する。
【0025】
複数の試験センサを保護するために、複数の試験センサ18を含むその内部で適切な湿度レベルを維持するように、乾燥材料44をカートリッジ16に追加することが望ましい。適切な湿度レベルを維持することによって、試験センサ中の試薬材料は、使用される場合、保護される。乾燥材料44の量は、所望の保存期間(複数の試験センサのいずれかが使用される前の時間期間)を得るのに十分なものとすべきである。乾燥材料44の量はまた、所望の使用期間(複数の試験センサの1つが最初に使用された後の時間期間)を得るのに十分なものとすべきである。
【0026】
乾燥剤は、球形、錠剤状、粒子状、紙状を含むいくつかの形態のものとすることができる。例えば、乾燥剤は、分子ふるい(molecular sieve)球体、または厚い乾燥紙とすることができる。乾燥剤は、乾燥材料44で示すようにカートリッジ16内に配置することができる。乾燥剤は、その中に湿気を吸収するように、カートリッジ16のハウジングの内部表面中に成形することができる。乾燥材料の非限定の一例は、例えば、分子ふるいビーズの形で、米国ニューヨーク州バッファローのMultisorb社から購入することができる。
【0027】
試験センサ18の残りを見ることができるように、センサディスペンシング器具10のキャップ12は、通常、半透明である。しかし、キャップ12は、キャップ12に窓を形成することにより複数の試験センサ18を見えるようになされ得る。
【0028】
カートリッジ16はまた、複数の試験センサ18に関する情報を含み、センサディスペンシング器具10の較正を支援するために使用される較正情報デバイス26(図1a参照)を含む。較正情報デバイス26は、通常、器具10の較正読取り機構27に接続される。較正情報デバイス26は、試薬もしくは温度プロフィールに対する感度、製造日、期限切れ日などの較正情報を含むことができる。デバイス26は、EPROMなどの記憶デバイス、電気的なバーコード方式ラベル、光学的なバーコード方式ラベル、RFラベルの形態、または較正情報を記憶し、もしくは伝達するようになされた他の形態とすることができる。電気的なバーコード方式のラベルは、較正読取り機構に接続され、プログラムされた導電性パターンに基づき較正に関する情報を伝達する複数の電気的な接触部とすることができる。光学的なバーコード方式ラベル、またはRFラベルなどの較正情報デバイスを使用することは、較正読取り機構への物理的な接続の使用を必要としない。
【0029】
情報は、光学的に、または電子的に読み取ることができる。センサディスペンシング器具10は、キャップ12を閉鎖すると較正するようになされ得る。
キャップ12は、複数の試験センサ18のそれぞれが使用された後、ユーザがキャップ12を処分するように使い捨て可能にすることができる。続いて、ユーザは、通常、複数の未使用の試験センサを有するカートリッジを含む第2の同一のキャップを配置するはずである。代替的には、キャップ12は、複数の試験センサの使用後にカートリッジ16が処分された場合に限って再使用可能にすることができる。このような実施形態では、複数の試験センサ18が使用された後に、ユーザは、センサディスペンシング器具10のキャップ12からカートリッジ16を取り外し、複数の未使用の試験センサを含む第2の同一のカートリッジと交換する。
【0030】
センサディスペンシング器具10の本体14は、試験センサレセプタクル28を含む。センサディスペンシング器具10の試験に備えるために、一方法によれば、キャップ12を開放位置に配置し、それにより穿刺デバイス24および試験センサレセプタクル28を露出する。次いで、キャップ12を、便利なように、本体14の底部表面14bに取り付けることができる。跳ね上げ蓋機構22(図1dを参照)が開かれて、センサ前進機構20および複数の試験センサ18が露出される。
【0031】
ユーザは、センサ前進機構20を摺動させて、複数の試験センサ18の1つをカートリッジ16から進ませる。ユーザは、ボタンを押すこと、または積み重ねたものから手で複数の試験センサ18を引っ張ることなど、他の方法によってセンサ前進機構20を活動化できることも企図される。
【0032】
ユーザは、次いで、試験センサを掴み、試験センサレセプタクル28中に配置する。図1a、図1eなどに示すように、試験センサレセプタクル28は、交互に、実地試験(site testing)と搭載を容易に行えるように角度を付けて配置され得る。例えば、図1eで、試験センサレセプタクル28中に角度を付けて配置された試験センサ18aが示されている。しかし、試験センサレセプタクル28は、概して、垂直に、または本体14の上部表面14aに対して直角をなすようにできることが企図される。
【0033】
図1a、図1eを参照すると、センサディスペンシング器具10の本体14は、(a)ランセット30、(b)ランセット30を保持する穿刺部分24a、および(c)ユーザが不用意にランセット30に接触することから保護する穿刺エンドキャップ24bを含む穿刺デバイス24を示す。ランセット30は、液サンプルをユーザから取得するようになされる。ランセット30は、通常、格納式である。穿刺デバイス24は、都合よく穿刺と試験を並んで行えるように、試験センサレセプタクル28に隣接しており、それにより、ユーザの構成要素操作に必要なレベルを低減する。しかし、穿刺デバイスと試験センサレセプタクルを、互いに対して異なる位置に配置され得ることも企図される。
【0034】
図1a、図1bに示すように、本体14は、コッキング(cocking)デバイス32、および発射機構34を含む。一実施形態によると、コッキングデバイス32は、穿刺デバイス24の発射を準備するために用いられ、発射機構34は、穿刺デバイス24を介してランセット30を発射する。コッキングデバイス32および発射機構34は、図1a、図1bに示すように、別個のものとすることができるが、共に組み合わせることもできる。
【0035】
拡張した保管の選択肢をユーザに提供するために、本体14は、複数のランセット、追加のカートリッジ、試験センサ、および/または他の要素を保管するようになされた、図1cに示すものなど、保管コンパートメント36を形成することができる。したがって、ユーザは、システムの交換用構成要素を含むセンサディスペンシング器具を運ぶことができ、好都合である。
【0036】
保管コンパートメント36は、センサディスペンシング器具10内に位置するので、自給式保管と呼ぶことができる。さらに、保管コンパートメント36中に保管される構成要素は、ランセット、カートリッジ、および試験センサなどの使用済み構成要素、または交換用構成要素とすることができる。このようにすると、必要な試験用供給物の移送および/または保管が容易になり、ならびに恒久的な廃棄が望まれるまで、使用済みの供給物を処分するための個別の方法が可能になる。使用済みの構成要素は、通常、さらに恒久的な廃棄物容器を利用できるまで保管される。保管コンパートメント36はさらに、例えば、試験センサが保管されている場合、乾燥剤などの追加の要素を含むことができる。汚染を阻止または抑制するために、使用済み構成要素と交換用構成要素に対して別々の保管領域を有することが望ましい。保管コンパートメントまたはその部分が、使用済み構成要素を含むようになされた衛生的なスリーブを有することもまた望ましい。
【0037】
図1cに示す保管コンパートメント36は、本体14によって恒久的に形成されている。保管コンパートメントは、本体に着脱可能に追加できることも企図される。したがって、このような実施形態では、保管コンパートメントはユーザにより取外し可能である。このような保管コンパートメントは、上記で論じたランセット、カートリッジ、および試験センサなどの使用済み構成要素、または交換用構成要素を含むことができる。
【0038】
さらに、保管コンパートメントは、図1cで示す正確な位置にある必要はない。例えば、保管コンパートメントは、本体14内の他の位置に、またはキャップ12内の他の位置であっても形成することができる。図1aで示すように、保管コンパートメント60a〜cが、本体14内に形成されるものとして示されている。上記で論じたように、保管コンパートメント60a〜cは、上記で論じたランセット、カートリッジ、および試験センサなどの使用済み構成要素および交換用構成要素を含むことができる。図1aで示したものよりも少ないまたは多くの保管コンパートメントにできることも企図される。保管コンパートメント60a〜cは、保管コンパートメント36に加えて、またはそれに代えて使用することができる。
【0039】
センサディスペンシング器具10は、キャップおよび/または跳ね上げ蓋が閉鎖位置にあるかどうかを検出する検出機構を含むことができる。例えば、センサディスペンシング器具は、キャップが閉鎖位置にない場合、ユーザに警告する接触スイッチなどの検出機構46を含むことができる。この警告は、可聴信号を介してユーザに提供することができる。閉鎖位置にあるキャップが、試験センサを環境からの湿度に曝されないように保護する主要なソースを提供する場合、これは特に望ましい。キャップ12はまた、湿気に複数の試験センサ18が曝されないように阻止または抑制するのを助けるシールを提供するように設計することができる。
【0040】
図1dに示すセンサディスペンシング器具10は、ユーザに利用可能な試験および試験結果の選択肢をナビゲートするようになされたナビゲーション制御38を含む。さらに、図1a、図1dを参照すると、センサディスペンシング器具10は、試験後、複数の試験センサ18の1つを解放するようになされた排出機構40を含む。
【0041】
排出は、いくつかの方法により達成することができる。一方法では、センサディスペンシング器具は、使用済みの試験センサをセンサディスペンシング器具から排出する排出機構を含むことができる。このような実施形態では、試験センサは強制的に解放される。他の方法では、試験センサは、(a)試験センサの把持部を解放すること、(b)試験センサが試験センサレセプタクルから重力で落ちるように、センサディスペンシング器具を傾けることにより排出され得る。他の方法では、試験センサはまた、センサディスペンシング器具から試験センサを掴み、または引っ張ることにより、センサディスペンシング器具から手動で取り外すこともできる。
【0042】
センサディスペンシング器具によって利用される複数のセンサは、通常、センサの前端すなわち試験端から、センサ中に配置されたバイオセンシングまたは試薬材料まで延びる毛管路を備える。センサの試験端が液(例えば、ランセットにより指が刺された後、人の指上に蓄積される血液)中に置かれた場合、液の一部分が毛管作用により毛管路に吸い込まれる。次いで、液は、試験センサ中の試薬材料と化学的に反応し、したがって、液中の分析物濃度(例えば、グルコース濃度)を示す電気信号が供給され、その後、それは電気的なアセンブリに送られる。
【0043】
分析結果は、次いで、センサディスペンシング器具の液晶ディスプレイ上などに表示することができる。センサディスペンシング器具上に表示され得るいくつかの情報は、以下のものを含む。すなわち、電池指示、数値表示、残りのセンサ数の指示、センサディスペンシング器具中にカートリッジを搭載するための指示、適用する血液の指示、温度指示、またはその様々な組合せである。他のタイプの表示を使用できることも企図される。
【0044】
1つの試験プロセスによると、全血サンプルは、以下により試験のために準備することができる。すなわち、(a)全血サンプルを受け入れるために、試験センサの1つを前進させ、その試験センサを試験センサレセプタクル中に手動で配置すること、(b)穿刺デバイスにより全血サンプルを生成すること、および(c)試験センサおよび全血サンプルを接触させること、その場合、血液は、概して毛管作用によりセンサ中に吸い込まれる。
【0045】
図2a、図2bは、他の実施形態によるセンサディスペンシング器具を示す。図2a、図2bのセンサディスペンシング器具110は、図1a〜図1eのセンサディスペンシング器具10と同様のいくつかの機構を含む。センサディスペンシング器具110は、キャップ112、本体114、複数の試験センサ118を含むカートリッジ116、およびセンサ前進機構120を備える。しかし、図2a、図2bのセンサディスペンシング器具110は、図1a〜図1eのセンサディスペンシング器具10で示した、例えば、穿刺デバイス、コッキングデバイス、発射機構、または複数のランセットのための保管スペースを含まない。
【0046】
キャップ112は、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。閉鎖位置では、キャップ112は、本体114に合っており、汚染物がセンサディスペンシング器具110中に侵入するのを阻止または抑制するぴったりした嵌合いを形成することが望ましい。図2aで示すように、キャップ112は、ヒンジ115を介してセンサディスペンシング器具110の本体114に取り付けられている。例えば、試験センサを取り扱うこと、または分析物濃度が測定されるのを待つことなど、ユーザがセンサディスペンシング器具を用いて操作を実施しているとき、キャップを固定するようにヒンジを介して本体にキャップが取り付けられると有利である。キャップ112および本体114がヒンジ115を介して取り付けられているので、キャップ112が再使用され、カートリッジが使い捨て可能であることが望ましい。しかし、キャップおよび本体は、キャップを使い捨て可能にできるように、ヒンジを介して着脱可能に結合され得ることも企図される。
【0047】
図2a、図2bのキャップ112は、センサ前進機構120、カートリッジ116、跳ね上げ蓋機構122、および残りの複数の試験センサ118を見ることができるようになされた窓142を含む。しかし、キャップはまた、不透明にすることも、他の方法によって複数の試験センサを見えるように適合させることもできる。複数の試験センサ118は、電気化学的または光学的な測定に対してなされる。図2a、図2bに示すように、複数の試験センサ118は、キャップ112中に垂直に積み重ねられている。カートリッジ116は、較正情報を記憶するように、または器具110の較正読取り機構127に較正情報を伝達するようになされた較正情報デバイス126を含む。センサディスペンシング器具110中で、他のカートリッジを使用できることも企図される。
【0048】
図2a、図2bのセンサディスペンシング器具110の本体114は、試験センサレセプタクル128、排出機構140、およびナビゲーション制御138を含む。センサディスペンシング器具110の試験準備をするために、一方法によると、ユーザは、センサ前進機構120を摺動させて、カートリッジ116から複数の試験センサ118の1つを前進させる。ユーザは、ボタンを押すなど他の方法で、センサ前進機構120を活動化できることも企図される。次いで、ユーザは、試験センサを試験センサレセプタクル128中に手動で配置する。本体114は、図1a、図1cにおいて上記で論じた保管コンパートメント36および保管コンパートメント60a〜cなど、ランセット用の保管スペースを含むように設計され得ることも企図される。
【0049】
図3a〜図3dを参照すると、他の実施形態によるセンサディスペンシング器具が示されている。図3a〜図3dのセンサディスペンシング器具210は、キャップ212、本体214、複数の試験センサ218を含むカートリッジ216、およびセンサ前進機構220を備える。
【0050】
キャップ212は、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。図3dの閉鎖位置では、キャップ212は、本体214に合っており、汚染物がセンサディスペンシング器具210に侵入するのを阻止または抑制するぴったりした嵌合いを形成することが望ましい。図3aのキャップ212は、本体214から取外し可能であり、本体214の上部表面214aまたは底部表面214bに合うように適合させることができる。
【0051】
ユーザが、例えば、体液を吸い込み、または分析物濃度の測定を待つことなど、センサディスペンシング器具を用いて操作を実施しているときに、キャップを配置するのに便利な位置を提供するために、キャップが本体の上部および底部表面に取り付けられるようになされると有利である。このような実施形態では、キャップおよび本体は、通常、取り付けられるというようりは、着脱可能に結合される。
【0052】
カートリッジ216は、実質的にキャップ212内に位置する。カートリッジ216は、例えば、図3aで示すように、完全にキャップ212内に位置することが望ましい。カートリッジ216は、液サンプルの分析物濃度を測定するのを支援するようになされた複数の試験センサ218を含む。図3aの実施形態で示すように、複数の試験センサ218は、キャップ212中で垂直に積み重ねられている。複数の試験センサ218は、電気化学的、または光学的な測定になされる。
【0053】
前に述べたように、キャップ212は、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。キャップ212が本体214から取り外されると(すなわち、開放位置)、穿刺デバイス224、カートリッジ216、および試験センサレセプタクル228が露出され、アクセス可能になる。カートリッジ216(図3aを参照)は、上記で論じたように、較正情報を記憶するように、または較正情報を器具210の較正読取り機構227に伝達するようになされた較正情報デバイス226を含む。センサ前進機構220は、カートリッジ216から1つずつ複数の試験センサ218を進ませるようになされる。開放位置では、ユーザは、一実施形態に従って、カートリッジ216を交換することができる。閉鎖位置では、キャップ212は、試験センサレセプタクル228、較正読取り機構227、および穿刺デバイス224を保護する。キャップ212はまた、湿気に複数の試験センサ218が曝されるのを阻止または抑制するのを支援するシールを提供するように設計され得る。
【0054】
複数の試験センサ218の残りを見えるようにするために、図3a〜図3dのセンサディスペンシング器具210のキャップ212は、通常、半透明である。しかし、キャップ212は、キャップ212に窓を形成することにより、複数の試験センサ218を見えるようになされ得る。センサディスペンシング器具210は、キャップ212を閉じると較正するように適合させることができる。
【0055】
複数の試験センサ218のそれぞれが使用された後、ユーザがキャップ212を処分するように、キャップ212を使い捨て可能にすることができる。その後、ユーザは、通常、複数の未使用の試験センサを有するカートリッジを含む第2の同一のキャップを配置するはずである。代替的には、複数の試験センサが使用された後、カートリッジ216だけを処分して、キャップ212は再使用可能にすることができる。このような実施形態では、複数の試験センサ218のそれぞれが使用された後、ユーザは、センサディスペンシング器具210のキャップ212からカートリッジ216を取り外し、それを、複数の未使用の試験センサを含む第2の同一のカートリッジと交換する。
【0056】
センサディスペンシング器具210の本体214は、試験センサレセプタクル228を含む。センサディスペンシング器具210の試験準備をするために、一方法によると、センサディスペンシング器具210は、閉鎖位置に配置される(図3dを参照)。閉鎖位置にある間に、ユーザは、センサ前進機構220を摺動させて、複数の試験センサ218の1つをカートリッジ216から進ませる。複数の試験センサ218は、1つずつ矢印Dの方向に移動される。センサディスペンシング器具210は、試験センサを手動で何も操作せずに、自動的に、試験センサ218の1つを試験センサレセプタクル228中に移動させる。センサ前進機構220が試験センサ218を、1つずつ試験センサレセプタクル228中に直接配置し、ユーザ操作の必要量を低減するので有利である。試験プロセスを続けるために、ユーザは本体214からキャップ212を取り外す(図3aの開放位置を参照)。図3aは、試験センサレセプタクル228中に自動的に配置された試験センサ218aを示す。
【0057】
図3aをさらに参照すると、センサディスペンシング器具210の本体214は、(a)ランセット230、(b)ランセット230を保持する穿刺部分224a、および(c)ランセット230をカバーし、意図せずにランセット230に接触することからユーザを保護する穿刺エンドキャップ224bを含む穿刺デバイス224を含む。図3aのセンサディスペンシング器具210では、穿刺デバイス224は、並んで穿刺および試験を行うのに好都合なように試験センサレセプタクル228に隣接しており、ユーザによる構成要素の操作に必要なレベルが低減される。しかし、穿刺デバイスおよび試験センサレセプタクルは、互いに対して異なる位置に配置され得ることも企図される。
【0058】
図3a、図3bに示すように、本体214は、コッキングデバイス232および発射機構234を含む。一実施形態によると、コッキングデバイス232は、穿刺デバイス224の発射を準備するために使用され、また発射機構234は、穿刺デバイス224を介してランセット230を発射する。発射機構234がランセット230を発射する前に、穿刺エンドキャップ224bは、ランセット230を露出するために穿刺部分224aから取り外される。コッキングデバイス232および発射機構234は、図3a、図3bで示すように別個のものとすることができるが、一緒に組み合わせることもできる。
【0059】
拡張した保管の選択肢をユーザに提供するために、本体214は、複数のランセット、追加のカートリッジ、試験センサ、および/または他の要素を保管するようになされた、保管コンパートメント236(図3b、図3cを参照)を形成する。したがって、ユーザは、システムの交換用構成要素を含むセンサディスペンシング器具を運ぶことができ、好都合である。
【0060】
保管コンパートメント236は、自給式保管と呼ぶことができる。さらに、保管コンパートメント236中に保管される構成要素は、ランセット、カートリッジ、および試験センサなどの使用済み構成要素、または交換用構成要素とすることができる。保管コンパートメント236は、例えば、試験センサが保管されている場合、乾燥剤などの追加の要素をさらに含むことができる。汚染を阻止または抑制するために、使用済み構成要素と交換用構成要素のための別々の保管領域を有することが望ましい。保管コンパートメントまたはその部分が、使用済み構成要素を含むようになされた衛生的なスリーブを有することもまた望ましい。使用済み構成要素は、通常、さらに恒久的な廃棄物容器を利用できるまで保管される。
【0061】
図3b、図3cに示す保管コンパートメント236は、本体214によって恒久的に形成されている。保管コンパートメントは、本体に着脱可能に追加できることも企図される。したがって、このような実施形態では、保管コンパートメントは、ユーザにより取外し可能である。このような保管コンパートメントは、上記で論じたランセット、カートリッジ、および試験センサなどの使用済み構成要素、または交換用構成要素を含むことができる。
【0062】
さらに、保管コンパートメントは、図3b、図3cで示された正確な位置にある必要はない。例えば、保管コンパートメントは、本体214内の他の位置に、または、キャップ212内の他の位置であっても形成することができる。図3aで示すように、保管コンパートメント260a、260bが、本体214内に形成されるものとして示されている。上記で論じたように、保管コンパートメント260a、260bは、上記で論じたランセット、カートリッジ、および試験センサなどの使用済み構成要素および交換用構成要素を含むことができる。図3aで示したものよりも少ないまたは多くの保管コンパートメントにできることも企図される。保管コンパートメント260a、260bは、保管コンパートメント236に加えて、またはそれに代えて使用することができる。
【0063】
センサディスペンシング器具210は、キャップが閉鎖位置にあるかどうかを検出する検出機構を含むことができる。例えば、センサディスペンシング器具は、キャップが閉鎖位置にない場合、ユーザに警告する接触スイッチなどの検出機構246を含むことができる。この警告は、可聴信号を介してユーザに提供することができる。閉鎖位置にあるキャップが、試験センサを環境からの湿度に曝されるのを保護する主要なソースを提供する場合、これは特に望ましい。
【0064】
センサディスペンシング器具210は、ユーザに利用可能な試験および試験結果の選択肢をナビゲートするようになされたナビゲーション制御238を含む(図3cを参照)。さらに、図3aを参照すると、センサディスペンシング器具210は、排出機構40に関して上記で述べたものと同様の排出機構240を含む。センサディスペンシング器具からの試験センサの排出は、図1のセンサディスペンシング器具10に関して上記で論じたものと同様な方法で達成され得る。
【0065】
図4a、図4bは、他の実施形態によるセンサディスペンシング器具を示す。センサディスペンシング器具310は、図3a〜図3dのセンサディスペンシング器具210と同様のいくつかの機構を含む。図4a、図4bのセンサディスペンシング器具310は、キャップ312、本体314、複数の試験センサ318を含むカートリッジ316、およびセンサ前進機構320を備える。しかし、図4a、図4bのセンサディスペンシング器具310は、図3a〜図3dのセンサディスペンシング器具210で示した、例えば、穿刺デバイス、コッキングデバイス、または発射機構を含まない。
【0066】
キャップ312は、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされる。閉鎖位置では、キャップ312は本体314に合っており、汚染物がセンサディスペンシング器具310中に侵入するのを阻止または抑制するぴったりした嵌合いを形成することが望ましい。図4aで示すように、キャップ312は、ヒンジ315を介してセンサディスペンシング器具310の本体314に取り付けられている。例えば、分析物濃度が測定されるのを待つなど、ユーザがセンサディスペンシング器具を用いて操作を実施しているとき、キャップを固定するようにヒンジを介してキャップが本体に取り付けられると有利である。
【0067】
キャップ312は、センサ前進機構320、カートリッジ316、および複数の試験センサ318を見えるようになされた窓342を含む。複数の試験センサ318は、電気化学的または光学的な測定に対してなされる。カートリッジ316(図4a参照)は、較正情報を記憶するように、または較正情報を器具310の較正読取り機構327に伝達するようになされる上記で論じた較正情報デバイス326を含む。
【0068】
図4a〜図4bのセンサディスペンシング器具310の本体314は、試験センサレセプタクル328、保管コンパートメント336、排出機構340、およびナビゲーション制御338を含む。保管コンパートメント336は、複数のランセット、追加のカートリッジ、試験センサ、および/または他の要素を保管するようになされる。保管コンパートメント336に代えて、またはそれに追加して他の保管コンパートメントを使用できることも企図される。他の保管コンパートメントのいくつかの非限定の例は、図1aの保管コンパートメント60a〜cとすることができる。
【0069】
センサディスペンシング器具310の試験準備するために、一方法によると、センサディスペンシング器具310は閉鎖位置に配置される。ユーザは、センサ前進機構320を摺動させて、複数の試験センサ318の1つをカートリッジ316から進ませる。ユーザはボタンを押すなど他の方法によりセンサ前進機構320を活動化できることが企図される。センサディスペンシング器具310は、試験センサを手動で何も操作せずに、自動的に、試験センサ318の1つを試験センサレセプタクル328中に移動させる。これは、図4aに示されており、図では、試験センサ318aが試験センサレセプタクル328中に配置されている。センサ前進機構320が試験センサ318を、1つずつ試験センサレセプタクル328中に直接配置し、ユーザ操作の必要量を低減するので有利である。センサディスペンシング器具310は、ヒンジ315を介してキャップ312を本体314に対して移動させることにより、開放位置に移動され試験プロセスを続けることができる。
【0070】
代替の実施形態A
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具であって、
本体と、
開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされたキャップであり、キャップおよび本体が、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされたキャップと、
複数の試験センサを含み、実質的にキャップ内に位置するカートリッジと、
試験センサレセプタクルと、
ユーザが、試験センサを手動で取り外し、試験センサを試験センサレセプタクル中に配置できるようにする位置へと、1つずつ複数の試験センサを進ませるようになされたセンサ前進機構と、
ランセットを含む穿刺デバイスと
を備えるセンサディスペンシング器具。
【0071】
代替の実施形態B
ランセットの発射を準備するようになされたコッキングデバイスをさらに含む、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0072】
代替の実施形態C
ランセットを発射するようになされた発射機構をさらに含む、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0073】
代替の実施形態D
穿刺デバイスが、試験センサレセプタクルに隣接している、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0074】
代替の実施形態E
穿刺デバイスが穿刺エンドキャップを含む、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0075】
代替の実施形態F
本体が、複数のランセット、試験センサ、またはカートリッジを保管するようになされた保管コンパートメントを形成する、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0076】
代替の実施形態G
複数のセンサが電気化学的センサである、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0077】
代替の実施形態H
複数のセンサが光学的センサである、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0078】
代替の実施形態I
キャップが、本体から取外し可能であるようになされる、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0079】
代替の実施形態J
本体が、上部表面および底部表面を有し、キャップが、本体の上部表面および底部表面と合うようになされる、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0080】
代替の実施形態K
キャップが、ヒンジを介して本体に結合される、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0081】
代替の実施形態L
キャップが閉鎖位置にないとき、ユーザに警告する検出機構をさらに含む、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0082】
代替の実施形態M
閉鎖位置にあるキャップが、複数の試験センサを見えるようにする、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0083】
代替の実施形態N
キャップが窓を形成する、代替の実施形態Mのセンサディスペンシング器具。
代替の実施形態O
カートリッジがさらに、複数の試験センサについての較正情報を含む較正情報デバイスを含む、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0084】
代替の実施形態P
複数の試験センサ(ストリップ)が、キャップ内で水平に積み重ねられる、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0085】
代替の実施形態Q
複数の試験センサ(ストリップ)が、キャップ内で垂直に積み重ねられる、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0086】
代替の実施形態R
カートリッジが、完全にキャップ内に位置する、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0087】
代替の実施形態S
試験センサレセプタクルから、複数の試験センサの1つを排出するようになされた排出機構をさらに含む、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
【0088】
代替の実施形態T
キャップが跳ね上げ蓋機構を含む、代替の実施形態Aのセンサディスペンシング器具。
代替の実施形態U
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具であって、
本体と、
開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされたキャップであり、キャップおよび本体が、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされたキャップと、
複数の試験センサを含み、実質的にキャップ内に位置するカートリッジと、
試験センサレセプタクルと、
ユーザが、試験センサを手動で取り外し、試験センサを試験センサレセプタクル中に配置できるようにする位置へと、1つずつ複数の試験センサを進ませるようになされたセンサ前進機構と
を備えるセンサディスペンシング器具。
【0089】
代替の実施形態V
複数のセンサが電気化学的センサである、代替の実施形態Uのセンサディスペンシング器具。
【0090】
代替の実施形態W
複数のセンサが光学的センサである、代替の実施形態Uのセンサディスペンシング器具。
【0091】
代替の実施形態X
キャップが、本体から取外し可能であるようになされる、代替の実施形態Uのセンサディスペンシング器具。
【0092】
代替の実施形態Y
本体が、上部表面および底部表面を有し、キャップが、本体の上部表面および底部表面と合うようになされる、代替の実施形態Uのセンサディスペンシング器具。
【0093】
代替の実施形態Z
キャップが、ヒンジを介して本体に結合される、代替の実施形態Uのセンサディスペンシング器具。
【0094】
代替の実施形態AA
キャップが閉鎖位置にないとき、ユーザに警告する検出機構をさらに含む、代替の実施形態Uのセンサディスペンシング器具。
【0095】
代替の実施形態BB
閉鎖位置にあるキャップが、複数の試験センサを見えるようにする、代替の実施形態Uのセンサディスペンシング器具。
【0096】
代替の実施形態CC
キャップが窓を含む、代替の実施形態BBのセンサディスペンシング器具。
代替の実施形態DD
カートリッジがさらに、複数の試験センサについての較正情報を含む較正情報デバイスを含む、代替の実施形態Uのセンサディスペンシング器具。
【0097】
代替の実施形態EE
複数の試験センサ(ストリップ)が、キャップ内で水平に積み重ねられる、代替の実施形態Uのセンサディスペンシング器具。
【0098】
代替の実施形態FF
複数の試験センサ(ストリップ)が、キャップ内で垂直に積み重ねられる、代替の実施形態Uのセンサディスペンシング器具。
【0099】
代替の実施形態GG
カートリッジが、完全にキャップ内に位置する、代替の実施形態Uのセンサディスペンシング器具。
【0100】
代替の実施形態HH
試験センサレセプタクルから、複数の試験センサの1つを排出するようになされた排出機構をさらに含む、代替の実施形態Uのセンサディスペンシング器具。
【0101】
代替の実施形態II
キャップが跳ね上げ蓋機構を含む、代替の実施形態Uのセンサディスペンシング器具。
代替の実施形態JJ
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具であって、
本体と、
開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされたキャップであり、キャップおよび本体が、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされたキャップと、
複数の試験センサを含み、実質的にキャップ内に位置するカートリッジと、
試験センサレセプタクルと、
複数の試験センサを、自動的に、1つずつ試験センサレセプタクルへと進ませるようになされたセンサ前進機構と、
ランセットを含む穿刺デバイスと
を備えるセンサディスペンシング器具。
【0102】
代替の実施形態KK
ランセットの発射を準備するようになされたコッキングデバイスをさらに含む、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0103】
代替の実施形態LL
ランセットを発射するようになされた発射機構をさらに含む、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0104】
代替の実施形態MM
穿刺デバイスが、試験センサレセプタクルに隣接している、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0105】
代替の実施形態NN
穿刺デバイスが穿刺エンドキャップを含む、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0106】
代替の実施形態OO
本体が、複数のランセット、試験センサ、またはカートリッジを保管するようになされた保管コンパートメントを形成する、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0107】
代替の実施形態PP
複数の試験センサが電気化学的センサである、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0108】
代替の実施形態QQ
複数のセンサが光学的センサである、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0109】
代替の実施形態RR
キャップが、本体から取外し可能であるようになされる、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0110】
代替の実施形態SS
本体が、上部表面および底部表面を有し、キャップが、本体の上部表面および底部表面と合うようになされる、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0111】
代替の実施形態TT
キャップが、ヒンジを介して本体に結合される、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0112】
代替の実施形態UU
閉鎖位置にあるキャップが、複数の試験センサを見えるようにする、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0113】
代替の実施形態VV
キャップが窓を形成する、代替の実施形態UUのセンサディスペンシング器具。
代替の実施形態WW
カートリッジがさらに、複数の試験センサについての較正情報を含む較正情報デバイスを含む、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0114】
代替の実施形態XX
複数の試験センサ(ストリップ)が、キャップ内で垂直に積み重ねられる、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0115】
代替の実施形態YY
試験センサレセプタクルから、複数の試験センサの1つを排出するようになされた排出機構をさらに含む、代替の実施形態JJのセンサディスペンシング器具。
【0116】
代替の実施形態ZZ
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具であって、
本体と、
開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされたキャップであり、キャップおよび本体が、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされたキャップと、
複数の試験センサを含み、実質的にキャップ内に位置するカートリッジと、
試験センサレセプタクルと、
複数の試験センサを、自動的に、1つずつ試験センサレセプタクルへと進ませるようになされたセンサ前進機構と
を備えるセンサディスペンシング器具。
【0117】
代替の実施形態AAA
複数の試験センサが電気化学的センサである、代替の実施形態ZZのセンサディスペンシング器具。
【0118】
代替の実施形態BBB
複数のセンサが光学的センサである、代替の実施形態ZZのセンサディスペンシング器具。
【0119】
代替の実施形態CCC
キャップが、本体から取外し可能であるようになされる、代替の実施形態ZZのセンサディスペンシング器具。
【0120】
代替の実施形態DDD
本体が、上部表面および底部表面を有し、キャップが、本体の上部表面および底部表面と合うようになされる、代替の実施形態ZZのセンサディスペンシング器具。
【0121】
代替の実施形態EEE
キャップが、ヒンジを介して本体に結合される、代替の実施形態ZZのセンサディスペンシング器具。
【0122】
代替の実施形態FFF
閉鎖位置にあるキャップが、複数の試験センサを見えるようにする、代替の実施形態ZZのセンサディスペンシング器具。
【0123】
代替の実施形態GGG
キャップが窓を形成する、代替の実施形態FFFのセンサディスペンシング器具。
代替の実施形態HHH
カートリッジがさらに、複数の試験センサについての較正情報を含む較正情報デバイスを含む、代替の実施形態ZZのセンサディスペンシング器具。
【0124】
代替の実施形態III
複数の試験センサ(ストリップ)が、キャップ内で垂直に積み重ねられる、代替の実施形態ZZのセンサディスペンシング器具。
【0125】
代替の実施形態JJJ
試験センサレセプタクルから、複数の試験センサの1つを排出するようになされた排出機構をさらに含む、代替の実施形態ZZのセンサディスペンシング器具。
【0126】
代替のプロセスKKK
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具を使用する方法であって、
本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、センサ前進機構、ランセットを含む穿刺デバイスを含むセンサディスペンシング器具を提供する行為であり、キャップが、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされ、キャップおよび本体が、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされ、カートリッジが複数の試験センサを含み、実質的にキャップ内に配置される行為と、
複数の試験センサを1つずつ進ませるように、センサ前進機構を活動化する行為と、
試験センサを手動で取り外して、試験センサレセプタクル中に配置する行為と、
ランセットを用いて、液を生成する行為と、
液を試験センサ上に配置する行為と、
液の分析物濃度を測定する行為と
を含む方法。
【0127】
代替のプロセスLLL
ランセットを用いて、液を生成する行為が、コッキングデバイスを準備し、また発射機構を発射する行為を含む、代替のプロセスKKKの方法。
【0128】
代替のプロセスMMM
キャップが、本体から取外し可能であるようになされる、代替のプロセスKKKの方法。
【0129】
代替のプロセスNNN
本体が、上部表面および底部表面を有し、キャップが、本体の上部表面および底部表面と合うようになされる、代替のプロセスKKKの方法。
【0130】
代替のプロセスOOO
キャップが、ヒンジを介して本体に結合される、代替のプロセスKKKの方法。
代替のプロセスPPP
センサディスペンシング器具が、キャップが閉鎖位置にないとき、ユーザに警告する検出機構を含む、代替のプロセスKKKの方法。
【0131】
代替のプロセスQQQ
複数の試験ストリップが、キャップから水平に前進される、代替のプロセスKKKの方法。
【0132】
代替のプロセスRRR
複数の試験ストリップが、キャップから垂直に前進される、代替のプロセスKKKの方法。
【0133】
代替のプロセスSSS
試験センサを試験センサレセプタクルから排出機構を介して排出する行為をさらに含む、代替のプロセスKKKの方法。
【0134】
代替のプロセスTTT
キャップが跳ね上げ蓋機構を含む、代替のプロセスKKKの方法。
代替のプロセスUUU
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具を使用する方法であって、
本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、センサ前進機構を含むセンサディスペンシング器具を提供する行為であり、キャップが、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされ、キャップおよび本体が、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされ、カートリッジが、複数の試験センサを含み、実質的にキャップ内に配置される行為と、
複数の試験センサを1つずつ進ませるように、センサ前進機構を活動化する行為と、
試験センサを手動で取り外して、試験センサレセプタクル中に配置する行為と、
液を試験センサ上に配置する行為と、
液の分析物濃度を測定する行為と
を含む方法。
【0135】
代替のプロセスVVV
本体が、上部表面および底部表面を有し、キャップが、本体の上部表面および底部表面と合うようになされる、代替のプロセスUUUの方法。
【0136】
代替のプロセスWWW
キャップが、ヒンジを介して本体に結合される、代替のプロセスUUUの方法。
代替のプロセスXXX
センサディスペンシング器具が、キャップが閉鎖位置にないとき、ユーザに警告する検出機構をさらに含む、代替のプロセスUUUの方法。
【0137】
代替のプロセスYYY
複数の試験ストリップが、キャップから水平に前進される、代替のプロセスUUUの方法。
【0138】
代替のプロセスZZZ
複数の試験ストリップが、キャップから垂直に前進される、代替のプロセスUUUの方法。
【0139】
代替のプロセスAAAA
試験センサを試験センサレセプタクルから排出機構を介して排出する行為をさらに含む、代替のプロセスUUUの方法。
【0140】
代替のプロセスBBBB
キャップが跳ね上げ蓋機構を含む、代替のプロセスUUUの方法。
代替のプロセスCCCC
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具を使用する方法であって、
本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、センサ前進機構、ランセットを含む穿刺デバイスを含むセンサディスペンシング器具を提供する行為であり、キャップが、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされ、キャップおよび本体が、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされ、カートリッジが、複数の試験センサを含み、実質的にキャップ内に配置される行為と、
センサ前進機構が複数の試験センサを1つずつ試験センサレセプタクルへと自動的に進ませるように、センサ前進機構を活動化する行為と、
ランセットを用いて液を生成する行為と、
液を試験センサ上に配置する行為と、
液の分析物濃度を測定する行為と
を含む方法。
【0141】
代替のプロセスDDDD
ランセットを用いて液を生成する行為が、コッキングデバイスを準備し、また発射機構を発射する行為を含む、代替のプロセスCCCCの方法。
【0142】
代替のプロセスEEEE
キャップが、本体から取外し可能であるようになされる、代替のプロセスCCCCの方法。
【0143】
代替のプロセスFFFF
本体が、上部表面および底部表面を有し、キャップが、本体の上部表面および底部表面と合うようになされる、代替のプロセスCCCCの方法。
【0144】
代替のプロセスGGGG
キャップが、ヒンジを介して本体に結合される、代替のプロセスCCCCの方法。
代替のプロセスHHHH
センサディスペンシング器具が、キャップが閉鎖位置にないとき、ユーザに警告する検出機構を含む、代替のプロセスCCCCの方法。
【0145】
代替のプロセスIIII
試験センサを試験センサレセプタクルから排出機構を介して排出する行為をさらに含む、代替のプロセスCCCCの方法。
【0146】
代替のプロセスJJJJ
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具を使用する方法であって、
本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、センサ前進機構を含むセンサディスペンシング器具を提供する行為であり、キャップが、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされ、キャップおよび本体が、閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされ、カートリッジが、複数の試験センサを含み、実質的にキャップ内に配置される行為と、
センサ前進機構が複数の試験センサを1つずつ試験センサレセプタクルへと自動的に進ませるように、センサ前進機構を活動化する行為と、
液を試験センサ上に配置する行為と、
液の分析物濃度を測定する行為と
を含む方法。
【0147】
代替のプロセスKKKK
本体が、上部表面および底部表面を有し、キャップが、本体の上部表面および底部表面と合うようになされる、代替のプロセスJJJJの方法。
【0148】
代替のプロセスLLLL
キャップが、ヒンジを介して本体に結合される、代替のプロセスJJJJの方法。
代替のプロセスMMMM
センサディスペンシング器具が、キャップが閉鎖位置にないとき、ユーザに警告する検出機構を含む、代替のプロセスJJJJの方法。
【0149】
代替のプロセスNNNN
試験センサを試験センサレセプタクルから排出機構を介して排出する行為をさらに含む、代替のプロセスJJJJの方法。
【0150】
本発明は、例示の実施形態の詳細を参照して説明されてきたが、これらの詳細は、添付の特許請求の範囲で定義された本発明の範囲を限定することを意図していない。例えば、本センサディスペンシング器具を、血糖以外の液を試験するために使用することができる。実際、本センサディスペンシング器具は、試薬材料を用いて分析できる任意のタイプの化学液(chemistry fluid)の分析に関連して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0151】
【図1a】一実施形態による閉鎖位置にあるセンサディスペンシング器具の正面図である。
【図1b】図1aのセンサディスペンシング器具の側面図である。
【図1c】図1aのセンサディスペンシング器具の底面図である。
【図1d】開放位置にある図1aのセンサディスペンシング器具の斜視底面図である。
【図1e】試験センサが挿入された開放位置にある図1aのセンサディスペンシング器具の正面図である。
【図2a】他の実施形態による開放位置にあるセンサディスペンシング器具の正面図である。
【図2b】図2aのセンサディスペンシング器具の斜視上面図である。
【図3a】他の実施形態による、キャップが開放位置にあるセンサディスペンシング器具の正面図である。
【図3b】キャップが閉鎖位置にある図3aのセンサディスペンシング器具の側面図である。
【図3c】キャップが閉鎖位置にある図3aのセンサディスペンシング器具の反対側の側面図である。
【図3d】キャップが閉鎖位置にある図3aのセンサディスペンシング器具の正面図である。
【図4a】さらに他の実施形態による開放位置にあるセンサディスペンシング器具の正面図である。
【図4b】図4aのセンサディスペンシング器具の側面図である。
【図5】一実施形態によるカートリッジの正面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具であって、
本体と、
開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされたキャップであり、前記キャップおよび前記本体が、前記閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされたキャップと、
複数の試験センサを含み、実質的に前記キャップ内に位置するカートリッジと、
試験センサレセプタクルと、
ユーザが前記試験センサを手動で取り外し、前記試験センサを前記試験センサレセプタクル中に配置できるようにする位置へと、1つずつ前記複数の試験センサを進ませるようになされたセンサ前進機構と、
ランセットを含む穿刺デバイスと
を備えるセンサディスペンシング器具。
【請求項2】
前記ランセットの発射を準備するようになされたコッキングデバイスをさらに含む、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項3】
前記ランセットを発射するようになされた発射機構をさらに含む、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項4】
前記穿刺デバイスが、前記試験センサレセプタクルに隣接している、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項5】
前記穿刺デバイスが穿刺エンドキャップを含む、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項6】
前記本体が、複数のランセット、試験センサ、またはカートリッジを保管するようになされた保管コンパートメントを形成する、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項7】
前記複数のセンサが電気化学的センサである、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項8】
前記複数のセンサが光学的センサである、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項9】
前記キャップが、前記本体から取外し可能であるようになされる、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項10】
前記本体が、上部表面および底部表面を有し、前記キャップが、前記本体の前記上部表面および前記底部表面と合うようになされる、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項11】
前記キャップが、ヒンジを介して前記本体に結合される、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項12】
前記キャップが前記閉鎖位置にないとき、ユーザに警告する検出機構をさらに含む、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項13】
前記閉鎖位置にある前記キャップが、前記複数の試験センサを見えるようにする、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項14】
前記キャップが窓を形成する、請求項13に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項15】
前記カートリッジがさらに、前記複数の試験センサについての較正情報を含む較正情報デバイスを含む、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項16】
前記複数の試験ストリップが、前記キャップ内で水平に積み重ねられる、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項17】
前記複数の試験ストリップが、前記キャップ内で垂直に積み重ねられる、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項18】
前記カートリッジが、完全に前記キャップ内に位置する、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項19】
前記試験センサレセプタクルから、前記複数の試験センサの1つを排出するようになされた排出機構をさらに含む、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項20】
前記キャップが跳ね上げ蓋機構を含む、請求項1に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項21】
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具であって、
本体と、
開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされたキャップであり、前記キャップおよび前記本体が、前記閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされたキャップと、
複数の試験センサを含み、実質的に前記キャップ内に位置するカートリッジと、
試験センサレセプタクルと、
ユーザが、前記試験センサを手動で取り外し、前記試験センサを前記試験センサレセプタクル中に配置できるようにする位置へと、1つずつ前記複数の試験センサを進ませるようになされたセンサ前進機構と
を備えるセンサディスペンシング器具。
【請求項22】
前記複数のセンサが電気化学的センサである、請求項21に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項23】
前記複数のセンサが光学的センサである、請求項21に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項24】
前記キャップが、前記本体から取外し可能であるようになされる、請求項21に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項25】
前記本体が、上部表面および底部表面を有し、前記キャップが、前記本体の前記上部表面および前記底部表面と合うようになされる、請求項21に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項26】
前記キャップが、ヒンジを介して前記本体に結合される、請求項21に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項27】
前記キャップが前記閉鎖位置にないとき、ユーザに警告する検出機構をさらに含む、請求項21に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項28】
前記閉鎖位置にある前記キャップが、前記複数の試験センサを見えるようにする、請求項21に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項29】
前記キャップが窓を含む、請求項28に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項30】
前記カートリッジがさらに、前記複数の試験センサについての較正情報を含む較正情報デバイスを含む、請求項21に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項31】
前記複数の試験ストリップが、前記キャップ内で水平に積み重ねられる、請求項21に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項32】
前記複数の試験ストリップが、前記キャップ内で垂直に積み重ねられる、請求項21に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項33】
前記カートリッジが、完全に前記キャップ内に位置する、請求項21に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項34】
前記試験センサレセプタクルから、前記複数の試験センサの1つを排出するようになされた排出機構をさらに含む、請求項21に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項35】
前記キャップが跳ね上げ蓋機構を含む、請求項21に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項36】
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具であって、
本体と、
開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされたキャップであり、前記キャップおよび前記本体が、前記閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされたキャップと、
複数の試験センサを含み、実質的に前記キャップ内に位置するカートリッジと、
試験センサレセプタクルと、
前記複数の試験センサを、自動的に、1つずつ前記試験センサレセプタクルへと進ませるようになされたセンサ前進機構と、
ランセットを含む穿刺デバイスと
を備えるセンサディスペンシング器具。
【請求項37】
前記ランセットの発射を準備するようになされたコッキングデバイスをさらに含む、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項38】
前記ランセットを発射するようになされた発射機構をさらに含む、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項39】
前記穿刺デバイスが、前記試験センサレセプタクルに隣接している、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項40】
前記穿刺デバイスが穿刺エンドキャップを含む、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項41】
前記本体が、複数のランセット、試験センサ、またはカートリッジを保管するようになされた保管コンパートメントを形成する、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項42】
前記複数の試験センサが電気化学的センサである、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項43】
前記複数のセンサが光学的センサである、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項44】
前記キャップが、前記本体から取外し可能であるようになされる、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項45】
前記本体が、上部表面および底部表面を有し、前記キャップが、前記本体の前記上部表面および前記底部表面と合うようになされる、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項46】
前記キャップが、ヒンジを介して前記本体に結合される、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項47】
前記閉鎖位置にある前記キャップが、前記複数の試験センサを見えるようにする、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項48】
前記キャップが窓を形成する、請求項47に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項49】
前記カートリッジがさらに、前記複数の試験センサについての較正情報を含む較正情報デバイスを含む、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項50】
前記複数の試験ストリップが、前記キャップ内で垂直に積み重ねられる、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項51】
前記試験センサレセプタクルから、前記複数の試験センサの1つを排出するようになされた排出機構をさらに含む、請求項36に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項52】
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具であって、
本体と、
開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされたキャップであり、前記キャップおよび前記本体が、前記閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされたキャップと、
複数の試験センサを含み、実質的に前記キャップ内に位置するカートリッジと、
試験センサレセプタクルと、
前記複数の試験センサを、自動的に、1つずつ前記試験センサレセプタクルへと進ませるようになされたセンサ前進機構と
を備えるセンサディスペンシング器具。
【請求項53】
前記複数の試験センサが電気化学的センサである、請求項52に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項54】
前記複数のセンサが光学的センサである、請求項52に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項55】
前記キャップが、前記本体から取外し可能であるようになされる、請求項52に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項56】
前記本体が、上部表面および底部表面を有し、前記キャップが、前記本体の前記上部表面および前記底部表面と合うようになされる、請求項52に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項57】
前記キャップが、ヒンジを介して前記本体に結合される、請求項52に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項58】
前記閉鎖位置にある前記キャップが、前記複数の試験センサを見えるようにする、請求項52に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項59】
前記キャップが窓を形成する、請求項58に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項60】
前記カートリッジがさらに、前記複数の試験センサについての較正情報を含む較正情報デバイスを含む、請求項52に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項61】
前記複数の試験ストリップが、前記キャップ内で垂直に積み重ねられる、請求項52に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項62】
前記試験センサレセプタクルから、前記複数の試験センサの1つを排出するようになされた排出機構をさらに含む、請求項52に記載のセンサディスペンシング器具。
【請求項63】
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具を使用する方法であって、
本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、センサ前進機構、ランセットを含む穿刺デバイスを含むセンサディスペンシング器具を提供する行為であり、前記キャップが、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされ、前記キャップおよび前記本体が、前記閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされ、前記カートリッジが、複数の試験センサを含み、実質的に前記キャップ内に配置される行為と、
前記複数の試験センサを1つずつ進ませるように、前記センサ前進機構を活動化する行為と、
前記試験センサを手動で取り外して、前記試験センサレセプタクル中に配置する行為と、
前記ランセットを用いて液を生成する行為と、
前記液を前記試験センサ上に配置する行為と、
前記液の前記分析物濃度を測定する行為と
を含む方法。
【請求項64】
前記ランセットを用いて、前記液を生成する前記行為が、コッキングデバイスを準備し、また発射機構を発射する行為を含む、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記キャップが、前記本体から取外し可能であるようになされる、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
前記本体が、上部表面および底部表面を有し、前記キャップが、前記本体の前記上部表面および前記底部表面と合うようになされる、請求項63に記載の方法。
【請求項67】
前記キャップが、ヒンジを介して前記本体に結合される、請求項63に記載の方法。
【請求項68】
前記センサディスペンシング器具が、前記キャップが前記閉鎖位置にないとき、ユーザに警告する検出機構を含む、請求項63に記載の方法。
【請求項69】
前記複数の試験ストリップが、前記キャップから水平に前進される、請求項63に記載の方法。
【請求項70】
前記複数の試験ストリップが、前記キャップから垂直に前進される、請求項63に記載の方法。
【請求項71】
前記試験センサを前記試験センサレセプタクルから排出機構を介して排出する行為をさらに含む、請求項63に記載の方法。
【請求項72】
前記キャップが跳ね上げ蓋機構を含む、請求項63に記載の方法。
【請求項73】
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具を使用する方法であって、
本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、センサ前進機構を含むセンサディスペンシング器具を提供する行為であり、前記キャップが、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされ、前記キャップおよび前記本体が、前記閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされ、前記カートリッジが、複数の試験センサを含み、実質的に前記キャップ内に配置される行為と、
前記複数の試験センサを1つずつ進ませるように、前記センサ前進機構を活動化する行為と、
前記試験センサを手動で取り外して、前記試験センサレセプタクル中に配置する行為と、
前記液を前記試験センサ上に配置する行為と、
前記液の前記分析物濃度を測定する行為と
を含む方法。
【請求項74】
前記本体が、上部表面および底部表面を有し、前記キャップが、前記本体の前記上部表面および前記底部表面と合うようになされる、請求項73に記載の方法。
【請求項75】
前記キャップが、ヒンジを介して前記本体に結合される、請求項73に記載の方法。
【請求項76】
前記センサディスペンシング器具が、前記キャップが前記閉鎖位置にないとき、ユーザに警告する検出機構をさらに含む、請求項73に記載の方法。
【請求項77】
前記複数の試験ストリップが、前記キャップから水平に前進される、請求項73に記載の方法。
【請求項78】
前記複数の試験ストリップが、前記キャップから垂直に前進される、請求項73に記載の方法。
【請求項79】
前記試験センサを前記試験センサレセプタクルから排出機構を介して排出する行為をさらに含む、請求項73に記載の方法。
【請求項80】
前記キャップが跳ね上げ蓋機構を含む、請求項73に記載の方法。
【請求項81】
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具を使用する方法であって、
本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、センサ前進機構、ランセットを含む穿刺デバイスを含むセンサディスペンシング器具を提供する行為であり、前記キャップが、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされ、前記キャップおよび前記本体が、前記閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされ、前記カートリッジが、複数の試験センサを含み、実質的に前記キャップ内に配置される行為と、
前記センサ前進機構が前記複数の試験センサを1つずつ前記試験センサレセプタクルへと自動的に進ませるように、前記センサ前進機構を活動化する行為と、
前記ランセットを用いて液を生成する行為と、
前記液を前記試験センサ上に配置する行為と、
前記液の前記分析物濃度を測定する行為と
を含む方法。
【請求項82】
前記ランセットを用いて前記液を生成する前記行為が、コッキングデバイスを準備し、また発射機構を発射する行為を含む、請求項81に記載の方法。
【請求項83】
前記キャップが、前記本体から取外し可能であるようになされる、請求項81に記載の方法。
【請求項84】
前記本体が、上部表面および底部表面を有し、前記キャップが、前記本体の前記上部表面および前記底部表面と合うようになされる、請求項81に記載の方法。
【請求項85】
前記キャップが、ヒンジを介して前記本体に結合される、請求項81に記載の方法。
【請求項86】
前記センサディスペンシング器具が、前記キャップが前記閉鎖位置にないとき、ユーザに警告する検出機構を含む、請求項81に記載の方法。
【請求項87】
前記試験センサを前記試験センサレセプタクルから排出機構を介して排出する行為をさらに含む、請求項81に記載の方法。
【請求項88】
液の分析物濃度を測定するようになされたセンサディスペンシング器具を使用する方法であって、
本体、キャップ、カートリッジ、試験センサレセプタクル、センサ前進機構を含むセンサディスペンシング器具を提供する行為であり、前記キャップが、開放位置と閉鎖位置の間を移動するようになされ、前記キャップおよび前記本体が、前記閉鎖位置を形成すべく互いに合うようになされ、前記カートリッジが、複数の試験センサを含み、実質的に前記キャップ内に配置される行為と、
前記センサ前進機構が前記複数の試験センサを1つずつ前記試験センサレセプタクルへと自動的に進ませるように、前記センサ前進機構を活動化する行為と、
前記液を前記試験センサ上に配置する行為と、
前記液の前記分析物濃度を測定する行為と
を含む方法。
【請求項89】
前記本体が、上部表面および底部表面を有し、前記キャップが、前記本体の前記上部表面および前記底部表面と合うようになされる、請求項88に記載の方法。
【請求項90】
前記キャップが、ヒンジを介して前記本体に結合される、請求項88に記載の方法。
【請求項91】
前記センサディスペンシング器具が、前記キャップが前記閉鎖位置にないとき、ユーザに警告する検出機構を含む、請求項88に記載の方法。
【請求項92】
前記試験センサを前記試験センサレセプタクルから排出機構を介して排出する行為をさらに含む、請求項88に記載の方法。

【図1a】
image rotate

【図1b】
image rotate

【図1c】
image rotate

【図1d】
image rotate

【図1e】
image rotate

【図2a】
image rotate

【図2b】
image rotate

【図3a】
image rotate

【図3b】
image rotate

【図3c】
image rotate

【図3d】
image rotate

【図4a】
image rotate

【図4b】
image rotate

【図5】
image rotate


【公表番号】特表2008−522786(P2008−522786A)
【公表日】平成20年7月3日(2008.7.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−546812(P2007−546812)
【出願日】平成17年12月12日(2005.12.12)
【国際出願番号】PCT/US2005/044949
【国際公開番号】WO2006/065754
【国際公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【出願人】(503106111)バイエル・ヘルスケア・エルエルシー (154)
【Fターム(参考)】