説明

テトラペプチドとトリペプチドの混合物を含む組成物

【課題】老化、若しくは光損傷を受けた皮膚に関連する小じわ、しわ及び他の症状を減少させ、皮膚の外観及び生理学的改善に有用な局所用組成物を提供する。
【解決手段】a)少なくとも1種のリジン系テトラペプチドを0.00001〜0.5質量百分率%と、少なくとも1種のGHK−トリペプチドを0.00001〜1.0質量百分率%;及び b)少なくとも1種の追加原料を含む局所用組成物とする。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)少なくとも1種のリジン系テトラペプチドを0.00001〜0.5質量百分率%と、少なくとも1種のGHK−トリペプチドを0.00001〜1.0質量百分率%;及び b)少なくとも1種の追加原料を含む局所用組成物。
【請求項2】
前記テトラペプチド及び前記トリペプチドが、50:1〜1:50の比で存在する請求項1に記載の局所用組成物。
【請求項3】
前記テトラペプチド及び前記トリペプチドが、10:1〜1:10の比で存在する請求項2に記載の局所用組成物。
【請求項4】
前記トリペプチドが質量百分率%で、前記テトラペプチドの量より多い量で存在する請求項1に記載の局所用組成物。
【請求項5】
前記テトラペプチド及び前記トリペプチドのうち少なくとも一方が、アシル誘導体である請求項1に記載の局所用組成物。
【請求項6】
前記テトラペプチド及び前記トリペプチドが、アシル誘導体である請求項5に記載の局所用組成物。
【請求項7】
前記テトラペプチドが、N−パルミトイル−Gly−Gln−Pro−Arg(配列番号3)である請求項5もしくは6のいずれかに記載の局所用組成物。
【請求項8】
前記トリペプチドが、N−パルミトイル−Gly−His−Lysである請求項5もしくは6のいずれかに記載の局所用組成物。
【請求項9】
前記追加原料が、前記組成物に導入される場合、過度の毒性、不適合性、不安定性、もしくはアレルギー反応がなくケラチン組織への適用に適している請求項1及び2、若しくは4乃至6のいずれかに記載の局所用組成物。
【請求項10】
前記少なくとも1種の追加原料が、洗浄剤、毛髪コンディショニング剤、皮膚コンディショニング剤、ヘアスタイリング剤、フケ防止剤、育毛剤、香水、日焼け止め、日焼け防止剤、顔料、湿潤剤、皮膜形成剤、毛染め剤、化粧剤、洗剤、薬、増粘剤、乳化剤、保湿剤、皮膚軟化剤、防腐剤、防臭活性物質、皮膚科学的に許容可能なキャリア、界面活性剤、研磨剤、吸収剤、香料、着色剤/着色料、精油、皮膚への刺激剤、収斂薬、抗ざ瘡剤、固化防止剤、消泡剤、抗菌剤、抗酸化剤、結合剤、生物学的添加物、酵素、酵素阻害剤、酵素賦活物質、補酵素、植物抽出物、セラミド、付加ペプチド、緩衝剤、増量剤、キレート剤、化粧用殺生物剤、変性剤、 薬用収斂剤、外用鎮痛剤、ポリマー、クアット、直接性増加剤、乳白剤、pH調整剤、噴射剤、還元剤、金属イオン封鎖剤、皮膚ブリーチング剤及び/又は美白剤、皮膚コンディショニング剤、皮膚鎮静剤及び/又は回復剤、アロエベラ、パントテン酸及びその誘導体、アラントイン、ビサボロール、グリチルリチン酸二カリウム、皮膚処理剤、濃厚剤、ビタミン及びその誘導体からなる群より選択される何れか1つ以上である請求項9に記載の局所用組成物。
【請求項11】
複数の追加原料を更に含み、該追加原料のうち少なくとも1種は、皮膚科学的に許容可能なキャリアである請求項10に記載の組成物。
【請求項12】
追加原料であるルチン及びボーマン・バーク型阻害剤及び皮膚科学的に許容可能なキャリアを更に含む請求項10に記載の局所用組成物。
【請求項13】
追加原料であるベルベリンもしくはクリシン及びキレート剤及び皮膚科学的に許容可能なキャリアを更に含む請求項10に記載の局所用組成物。
【請求項14】
少なくとも1種のリジン系テトラペプチド、少なくとも1種のGHK−トリペプチド及び少なくとも1種の追加原料を含有する皮膚細胞用の組成物であって、該組成物がコラーゲンIの合成を促進する皮膚細胞用の組成物。
【請求項15】
前記テトラペプチド及び前記トリペプチドが、100:1〜1:100の比で存在する請求項14に記載の局所用組成物。
【請求項16】
前記テトラペプチド及び前記トリペプチドが、50:1〜1:50の比で存在する請求項15に記載の局所用組成物。
【請求項17】
前記トリペプチドが質量百分率%で、前記テトラペプチドの量より多い量で存在する請求項14に記載の局所用組成物。
【請求項18】
前記トリペプチド及び前記テトラペプチドのうち少なくとも一方が、アシル誘導体である請求項14に記載の局所用組成物。
【請求項19】
前記テトラペプチドがN−パルミトイル−Gly−Gln−Pro−Arg(配列番号3)であり、且つ前記トリペプチドがN−パルミトイル−Gly−His−Lysである請求項18に記載の局所用組成物。
【請求項20】
前記少なくとも1種の追加原料が、洗浄剤、毛髪コンディショニング剤、皮膚コンディショニング剤、ヘアスタイリング剤、フケ防止剤、育毛剤、香水、日焼け止め、日焼け防止剤、顔料、湿潤剤、皮膜形成剤、毛染め剤、化粧剤、洗剤、医薬品、増粘剤、乳化剤、保湿剤、皮膚軟化剤、防腐剤、防臭活性物質、皮膚科学的に許容可能なキャリア、界面活性剤、研磨剤、吸収剤、香料、着色剤/着色料、精油、皮膚への刺激剤、収斂薬、抗ざ瘡剤、固化防止剤、消泡剤、抗菌剤、抗酸化剤、結合剤、生物学的添加物、酵素、酵素阻害剤、酵素賦活物質、補酵素、植物抽出物、セラミド、付加ペプチド、緩衝剤、増量剤、キレート剤、化粧用殺生物剤、変性剤、 薬用収斂剤、外用鎮痛剤、ポリマー、クアット、直接性増加剤、乳白剤、pH調整剤、噴射剤、還元剤、金属イオン封鎖剤、皮膚ブリーチング剤及び/又は美白剤、皮膚コンディショニング剤、皮膚鎮静剤及び/又は回復剤、アロエベラ、パントテン酸及びその誘導体、アラントイン、ビサボロール、グリチルリチン酸二カリウム、皮膚処理剤、濃厚剤、ビタミン及びその誘導体からなる群より選択される何れか1つ以上である、請求項14に記載の局所用組成物。
【請求項21】
前記アシル基が、アミノ酸のうち少なくとも1個のN末端基に結合し、且つ直鎖もしくは分枝鎖、長鎖もしくは短鎖、飽和もしくは不飽和であり、ヒドロキシル、アミノ、アシルアミノ、硫酸もしくはスルフィド基のうち一つ以上で置換されているかもしくは非置換であり、且つ酢酸、ビオチン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、オクタン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、リノール酸、リノレン酸、リポ酸、オレイン酸、イソステアリン酸、エライドイック酸、2−ethylhexaneic acid 、ヤシ油脂肪酸、タロー脂肪酸、硬化タロー脂肪酸、パーム核油脂肪酸、ラノリン脂肪酸もしくはそれらの混合物からなる群より選択される何れか1つ以上から誘導することができる請求項18に記載の組成物。
【請求項22】
前記アシル基が、アセチル基、パルミトイル基、エライドイル基、ミリスチル基、ビオチニル基、オクタノイル基からなる群より選択される何れか1つである請求項21に記載の組成物。
【請求項23】
a)少なくとも1種のALAMCAT−テトラペプチドを0.00001〜5.0質量百分率%、及び少なくとも1種のHis系トリペプチドを0.00001〜10.0質量百分率%;及び b)少なくとも1種の追加原料を含む化粧品組成物。
【請求項24】
前記テトラペプチド及び前記トリペプチドが、50:1〜1:50の比で存在する請求項23に記載の局所用組成物。
【請求項25】
前記トリペプチドが質量百分率%で、前記テトラペプチドの量より多い量で存在する請求項24に記載の局所用組成物。
【請求項26】
前記トリペプチド及び前記テトラペプチドのうち少なくとも一方が、アシル誘導体である請求項23に記載の局所用組成物。
【請求項27】
前記テトラペプチドがN−パルミトイル−Gly−Gln−Pro−Arg(配列番号3)であり、且つ前記トリペプチドがN−パルミトイルGly−His−Lysである請求項 23もしくは26のいずれかに記載の局所用組成物。
【請求項28】
前記追加原料が、前記組成物に導入される場合、過度の毒性、不適合性、不安定性、もしくはアレルギー反応がなくケラチン組織への適用に適している、請求項23に記載の局所用組成物。
【請求項29】
上記少なくとも1種の追加原料が、洗浄剤、毛髪コンディショニング剤、皮膚コンディショニング剤、ヘアスタイリング剤、フケ防止剤、育毛剤、香水、日焼け止め、日焼け防止剤、顔料、湿潤剤、皮膜形成剤、毛染め剤、化粧剤、洗剤、医薬、増粘剤、乳化剤、保湿剤、皮膚軟化剤、防腐剤、防臭活性物質、皮膚科学的に許容可能なキャリア、界面活性剤、研磨剤、吸収剤、香料、着色剤/着色料、精油、皮膚への刺激剤、収斂薬、抗ざ瘡剤、固化防止剤、消泡剤、抗菌剤、抗酸化剤、結合剤、生物学的添加物、酵素、酵素阻害剤、酵素賦活物質、補酵素、植物抽出物、セラミド、付加ペプチド、緩衝剤、増量剤、キレート剤、化粧用殺生物剤、変性剤、 薬用収斂剤、外用鎮痛剤、ポリマー、クアット、直接性増加剤、乳白剤、pH調整剤、噴射剤、還元剤、金属イオン封鎖剤、皮膚ブリーチング剤及び美白剤、皮膚コンディショニング剤、皮膚鎮静剤及び/又は回復剤、アロエベラ、パントテン酸及びその誘導体、アラントイン、ビサボロール、グリチルリチン酸二カリウム、皮膚処理剤、濃厚剤、ビタミン及びその誘導体なる群より選択される何れか1つである、請求項25もしくは27のいずれかに記載の局所用組成物。
【請求項30】
前記追加原料がルチン、ボーマン・バーク型阻害剤及び皮膚科学的に許容可能なキャリアである請求項29に記載の局所用組成物。
【請求項31】
前記追加原料が、ベルベリンもしくはクリシン及びキレート剤及び皮膚科学的に許容可能なキャリアである請求項29に記載の局所用組成物。
【請求項32】
老化の目に見える徴候を減少させる方法であって、そのような処置を必要とする皮膚の老化の徴候を示すヒトの皮膚の一部分に、請求項1の組成物を少なくとも1日1回、前記老化の目に見える徴候を含む前記ヒトの皮膚の部分の老化の目に見える徴候を減少させるのに少なくとも十分な期間にわたって適用することを含む方法。
【請求項33】
老化の目に見える徴候を減少させる方法であって、そのような処置を必要とする皮膚の老化の徴候を示すヒトの皮膚の一部分に請求項14の組成物を少なくとも1日1回、前記老化の目に見える徴候を含む前記ヒトの皮膚の部分の老化の目に見える徴候を減少させるのに少なくとも十分な期間にわたって適用することを含む方法。
【請求項34】
老化の目に見える徴候を減少させる方法であって、そのような処置を必要とする皮膚の老化の徴候を示すヒトの皮膚の一部分に請求項23の組成物を少なくとも1日1回、前記老化の目に見える徴候を含む前記ヒトの皮膚の部分の老化の目に見える徴候を減少させるのに少なくとも十分な期間にわたって適用することを含む方法。
【請求項35】
伸展線を減少させる方法であって、そのような処置を必要とする皮膚の伸展線を示すヒトの皮膚の一部分へ、少なくとも1日1回、ヒトの皮膚のその部分の伸展線の前記目に見える徴候を減少させるのに少なくとも十分な期間にわたって請求項12の組成物を適用することを含む方法。
【請求項36】
伸展線を減少させる方法であって、そのような処置を必要とする皮膚の伸展線を示すヒトの皮膚の一部分へ、少なくとも1日1回、ヒトの皮膚のその部分の伸展線の前記目に見える徴候を減少させるのに少なくとも十分な期間にわたって請求項23の組成物を適用することを含む方法。
【請求項37】
伸展線を減少させる方法であって、そのような処置を必要とする皮膚の伸展線を示すヒトの皮膚の一部分へ、少なくとも1日1回、ヒトの皮膚のその部分の伸展線の前記目に見える徴候を減少させるのに少なくとも十分な期間にわたって請求項30の組成物を適用することを含む方法。
【請求項38】
目の下のくまを減少させる方法であって、そのような処置を必要とする皮膚の目の下のくまを示すヒトの皮膚の一部分に、少なくとも1日一回、ヒトの皮膚のその部分の目に見える目のくまを減少させるのに少なくとも十分な期間にわたって請求項13の組成物を適用することを含む方法。
【請求項39】
目の下のくまを減少させる方法であって、そのような処置を必要とする皮膚の目の下のくまを示すヒトの皮膚の一部分に、少なくとも1日一回、ヒトの皮膚のその部分の目に見える目のくまを減少させるのに少なくとも十分な期間にわたって請求項23の組成物を適用することを含む方法。
【請求項40】
目の下のくまを減少させる方法であって、そのような処置を必要とする皮膚の目の下のくまを示すヒトの皮膚の一部分に、少なくとも1日一回、ヒトの皮膚のその部分の目に見える目のくまを減少させるのに少なくとも十分な期間にわたって請求項31の組成物を適用することを含む方法。


【公表番号】特表2007−515381(P2007−515381A)
【公表日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−510711(P2005−510711)
【出願日】平成15年11月17日(2003.11.17)
【国際出願番号】PCT/EP2003/014019
【国際公開番号】WO2005/048968
【国際公開日】平成17年6月2日(2005.6.2)
【出願人】(505414872)
【Fターム(参考)】