説明

テープカセット

【課題】テープの幅方向への移動を適切に規制することが可能なテープカセットを提供する。
【解決手段】テープカセットでは、上ケースおよび下ケース312を含む箱状のカセットケースに、テープが収納されている。アーム部34は、下周壁304の一部である下アーム前面壁35Bと、下アーム前面壁35Bとヘッド挿入部39との間に設けられ、底板306から上方に延びる分離壁33とを含む。アーム部34内では、下アーム前面壁35Bと分離壁33との間で、テープが搬送経路に沿って案内される。分離壁33には、テープの幅方向への移動を規制する第1テープ下規制部383および分離壁規制部381Bが設けられている。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
印字ヘッドを有するヘッドホルダおよびカセット装着部を備えたテープ印字装置に着脱可能なテープカセットであって、
上壁を有する上ケースと、底壁および前記底壁の縁部から上方へ垂直に延びる外壁である下外壁を有する下ケースとを含む箱状のカセットケースと、
前記カセットケース内に収納されたテープと、
前記カセットケースを上下方向に貫通する空間であって、前記テープカセットが前記カセット装着部に装着された場合に、前記ヘッドホルダが挿入されるヘッド挿入部と、
前記下外壁のうちで前記カセットケースの前面の一部である第1壁部と、前記第1壁部と前記ヘッド挿入部との間に設けられた、前記底壁から上方へ垂直に伸びる壁である第2壁部とを有し、前記テープを前記第1壁部と前記第2壁部との間で搬送経路に沿って排出口へ案内するアーム部と、
前記テープの種類によらず前記第1壁部に常に設けられ、前記テープカセットが前記カセット装着部の適正位置に装着されている場合に、前記前面に向けて突出する前記テープ印字装置の係止部によって係止される係止孔と、
前記第2壁部に設けられ、前記テープの幅方向への移動を規制する幅方向規制部とを備えることを特徴とするテープカセット。
【請求項2】
前記第1壁部に設けられ、前記テープの種類を示す前面指標部を備え、
前記前面指標部は、前記テープの種類に応じたパターンで配置された複数の指標部を含み、
前記複数の指標部の各々は、スイッチ孔および面部のいずれかであり、
前記前面指標部は、前記係止孔が前記係止部によって係止されている場合に、前記複数の指標部における前記スイッチ孔および前記面部の組み合わせに応じて、前記テープ印字装置が備える所定方向に進退可能な複数の検出スイッチを選択的に押圧することによって、前記テープ印字装置に前記テープの種類を検出させることを特徴とする請求項1に記載のテープカセット。
【請求項3】
印字ヘッドを有するヘッドホルダおよびカセット装着部を備えたテープ印字装置に着脱可能なテープカセットであって、
上壁を有する上ケースと、底壁および前記底壁の縁部から上方へ垂直に延びる外壁である下外壁を有する下ケースとを含む箱状のカセットケースと、
前記カセットケース内に収納されたテープと、
前記カセットケースを上下方向に貫通する空間であって、前記テープカセットが前記カセット装着部に装着された場合に、前記ヘッドホルダが挿入されるヘッド挿入部と、
前記下外壁のうちで前記カセットケースの前面の一部である第1壁部と、前記第1壁部と前記ヘッド挿入部との間に設けられた、前記底壁から上方へ垂直に伸びる壁である第2壁部とを有し、前記テープを前記第1壁部と前記第2壁部との間で搬送経路に沿って排出口へ案内するアーム部と、
前記第1壁部に設けられ、前記テープの種類を示す前面指標部と、
前記第2壁部に設けられ、前記テープの幅方向への移動を規制する幅方向規制部とを備え、
前記前面指標部は、前記テープの種類に応じたパターンで配置された複数の指標部を含み、
前記複数の指標部の各々は、スイッチ孔および面部のいずれかであり、
前記幅方向規制部は、前記前面指標部と隣接し、且つ、前記第1壁部の前方から目視可能な位置に設けられることを特徴とするテープカセット。
【請求項4】
前記テープの種類によらず前記第1壁部に常に設けられ、前記テープカセットが前記カセット装着部の適正位置に装着されている場合に、前記前面に向けて突出する前記テープ印字装置の係止部によって係止される係止孔を備え、
前記複数の指標部の各々は、スイッチ孔および面部のいずれかであり、
前記前面指標部は、前記係止孔が前記係止部によって係止されている場合に、前記複数の指標部における前記スイッチ孔および前記面部の組み合わせに応じて、前記テープ印字装置が備える所定方向に進退可能な複数の検出スイッチを選択的に押圧することによって、前記テープ印字装置に前記テープの種類を検出させることを特徴とする請求項3に記載のテープカセット。
【請求項5】
前記底壁は、前記カセットケースの底面を含み、
前記アーム部の近傍に位置する前記ヘッド挿入部の端部に連接して設けられ、前記底面から上方に凹んだ凹部である支持受け部を備え、
前記支持受け部は、前記テープカセットが前記カセット装着部の適正位置に装着されている状態で、前記テープ印字装置の支持部によって下方から支持されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のテープカセット。
【請求項6】
前記前面指標部は、前記係止孔が前記係止部によって係止された場合に、前記複数の検出スイッチのうちで特定の前記検出スイッチを押圧し、または、前記複数の検出スイッチの全てを押圧しないことによって、前記テープ印字装置に前記テープカセットの装着状態を検出させることを特徴とする請求項2または4に記載のテープカセット。
【請求項7】
前記複数の指標部は、それぞれ、前記複数の検出スイッチに対向する位置に設けられ、且つ、前記面部で構成された前記指標部が、対向する前記検出スイッチを押圧する一方、前記スイッチ孔で構成された前記指標部に、対向する前記検出スイッチが押圧されることなく挿入されることを特徴とする請求項2、4、および6のいずれかに記載のテープカセット。
【請求項8】
前記スイッチ孔は、前記第1壁部に形成される貫通孔または凹部であることを特徴とする請求項7に記載のテープカセット。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate

【図25】
image rotate

【図26】
image rotate

【図27】
image rotate

【図28】
image rotate

【図29】
image rotate

【図30】
image rotate

【図31】
image rotate

【図32】
image rotate

【図33】
image rotate

【図34】
image rotate

【図35】
image rotate

【図36】
image rotate

【図37】
image rotate

【図38】
image rotate

【図39】
image rotate

【図40】
image rotate

【図41】
image rotate

【図42】
image rotate

【図43】
image rotate

【図44】
image rotate

【図45】
image rotate

【図46】
image rotate

【図47】
image rotate

【図48】
image rotate

【図49】
image rotate

【図50】
image rotate

【図51】
image rotate

【図52】
image rotate

【図53】
image rotate

【図54】
image rotate


【公開番号】特開2011−206910(P2011−206910A)
【公開日】平成23年10月20日(2011.10.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−73747(P2010−73747)
【出願日】平成22年3月26日(2010.3.26)
【出願人】(000005267)ブラザー工業株式会社 (13,856)
【Fターム(参考)】