説明

テープ印刷装置

【課題】簡単な構成で、熱転写方式のインクリボンに残った残存画像情報が漏洩できないようにする。
【解決手段】テープカートリッジ30を使用後に、残存画像情報処理ユニット50の処理ヘッド60を開口部47を介してインクリボンRと接触する処理位置まで移動させ、残存画像情報処理ユニット50によりインクリボンRの残存画像情報を読み取り不能にする。これにより、情報の漏洩が防止される。また、蓋体16の開閉に基づいて、残存画像情報処理ユニット50を処理位置と退避位置との間で進退させ、テープカートリッジ30を交換する際に、使用済みのテープカートリッジ30のリボンRの残存画像情報を読み取り不能にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクリボンを用いて印刷テープに熱転写方式の印刷を行うテープ印刷装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
テープ印刷装置では、熱転写されたインクリボンに残存画像情報が残るため、使用済みのテープカートリッジからインクリボンを引き出し、巻き取ったリボンを取り出すと、残存画像情報として印字された文字が確認できてしまう。すなわち、情報漏洩の問題が生ずる。
このような問題に対処するために、従来、リボン基材にインクと同色の印刷を施すことにより、印刷した情報が視認できないようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
【特許文献1】実公平6−16772号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記の従来技術では、リボン基材にインクと同色の印刷を施すためには、インクリボンに対して特殊な加工を行う必要があり、コストアップになるという問題があった。
【0004】
本発明は、インクリボンに特殊な加工を施すことなく、インクリボンに残った情報の漏洩を有効に防止することができるテープ印刷装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のテープ印刷装置は、カートリッジケースに印刷テープおよびインクリボンを収容したテープカートリッジと、テープカートリッジが着脱自在に装着されるカートリッジ装着部を有し、印刷テープとインクリボンを併走させて印刷を行う印刷装置本体と、を備え、印刷装置本体は、印刷位置から巻取り位置に至るインクリボンの送り経路に臨み、インクリボンの残存画像情報を読み取り不能に処理する残存画像情報処理手段を有し、カートリッジケースは、残存画像情報処理手段が臨む開口部を有していることを特徴とする。
【0006】
この構成によれば、印刷をした後、巻き取る前のインクリボンに、カートリッジケースの開口部を介して残存画像情報処理手段が臨み、インクリボンの残存画像情報を読み取り不能に処理するため、使用後のテープカートリッジから印刷情報が漏洩することがない。すなわち、インクリボンに特殊な加工を施すことなく、インクリボンに残った情報の漏洩を有効に防止することができる。
【0007】
この場合、残存画像情報処理手段は、インクリボンからのインクの熱転写を受ける熱転写機構を有していることが好ましい。
【0008】
この構成によれば、熱転写機構に、インクリボンに残った残存画像情報が熱転写されてしまうため、残存画像情報を読み取り不能にすることができる。
【0009】
また、残存画像情報処理手段は、インクリボンに溶剤を塗布する溶剤塗布機構と、塗布された溶剤を掻き乱すブラシ機構と、を有していることが好ましい。
【0010】
この構成によれば、溶剤塗布機構により軟化したインクが、ブラシ機構により掻き乱されるため、インクリボンに残った残存画像情報を読み取り不能にすることができる。
【0011】
一方、印刷装置本体は、カートリッジ装着部を開閉する開閉蓋と、開閉蓋の開閉に連動して、残存画像情報処理手段を、残存画像情報を処理する処理位置とテープカートリッジから退避する退避位置との間で進退させる進退動機構と、を更に有していることが好ましい。
【0012】
この構成によれば、カートリッジ装着部を開閉する開閉蓋と連動させて、残存画像情報処理手段を残存画像情報の処理位置と退避位置との間で進退させることができるので、テープカートリッジの交換に際し、画像情報処理手段が邪魔になることがない。
【0013】
同様に、印刷装置本体は、インクリボンの走行を検出する走行検出手段と、走行検出手段の検出結果に基づいて、残存画像情報処理手段を、残存画像情報を処理する処理位置とテープカートリッジから退避する退避位置との間で進退させる進退動機構と、を更に有していることが好ましい。
【0014】
この構成によれば、インクリボンの走行を検出する走行検出手段の検出結果に基づいて、残存画像情報処理手段を残存画像情報の処理位置と退避位置との間で進退させることができるので、テープカートリッジの交換に際し、画像情報処理手段が邪魔になることがない。なお、残存画像情報処理手段を使用しないことを望むユーザに対し、マニアル操作により、走行検出手段の検出結果をキャンセル可能とする構成としてもよい。
【0015】
これらの場合、残存画像情報処理手段は、残存画像情報を処理する処理ヘッドと、処理ヘッドを着脱自在に保持するヘッドホルダと、を有していることが好ましい。
【0016】
この構成によれば、処理ヘッドを着脱自在としているので、処理ヘッドを簡単に交換することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、添付図面を参照し、本発明の実施形態に係るテープ印刷装置について説明する。このテープ印刷装置は、装着したテープカートリッジから印刷テープおよびインクリボンを繰り出すと共に、印刷テープとインクリボンとを併走させ、熱転写により印刷テープに印刷を行うものであり、印刷テープの印刷済み部分を切断してラベルを作成する。
【0018】
図1および図2に示すように、テープ印刷装置1のケース本体11内には、図示しないが、各種の回路基板や、テープ送り機構等が収納されている。ケース本体11の上面には、キー入力部12が設けられている。キー入力部12は、複数の文字キーや制御キーが配列されている。また、ケース本体11の前側には、搬送用の把手部13が形成されている。さらに、ケース本体11の上面の後側には、カートリッジ装着部14および液晶ディスプレイ15が設けられている。カートリッジ装着部14には、蓋体16が開閉自在に取り付けられている。蓋体16には、ロック爪17、カートリッジ押え片18、印刷ヘッド22を回動させる連動突片19が突設されている。
【0019】
また、カートリッジ装着部14には、テープカートリッジ30の形状に対応するポケット21が形成されている。このポケット21には、印刷ヘッド22や位置決め突起23、さらにはプラテン駆動軸24やリボン巻取り駆動軸25等が配設されている。位置決め突起23にガイドさせて、カートリッジ装着部14にテープカートリッジ30を装着すると、後述するプラテンローラ45がプラテン駆動軸24に、またリボン巻取りリール44がリボン巻取り駆動軸25に係合し、印刷テープTの繰り出し、およびインクリボンRの繰り出し/巻き取りが可能となる。この状態で、蓋体16を閉めると、上記の連動突片19により印刷ヘッド22が印刷テープTおよびインクリボンRに接触して、印刷待機状態となる。
【0020】
図3および図4に示すように、テープカートリッジ30は、下ケース31aと上ケース31bとから成るケース31を有している。ケース31には、印刷ヘッド22の部分が入り込む方形の貫通開口34が形成される。また、下ケース31aには、プラテンローラ45を回転させるプラテン駆動軸24用の係合孔35が形成されている。また、下ケース31aのリボン巻取りリール44に対応する位置には、上記のリボン巻取り駆動軸25が臨む挿入孔36が形成されている。
【0021】
ケース31内には、図4に示すように、印刷テープTを巻回したテープリール42と、インクリボンRを巻回したリボン巻出しリール43と、使用後のインクリボンRを巻き取るリボン巻取りリール44とが、それぞれ回転自在に収容されている。また、ケース31内には、プラテンローラ45が回転自在に収容されている。プラテンローラ45とリボン巻取りリール44とが同期して回転すると、印刷テープTおよびインクリボンRは同時に走行し、プラテンローラ45の位置で重ね合わされて、印刷ヘッド22により印刷が行われる。印刷後、インクリボンRはリボン巻取りリール44に巻き取られ、また印刷テープTは、テープ排出口46から送り出される。
【0022】
さらに、本実施形態においては、貫通開口34の近傍に位置して、ケース31の側面に、開口部47が形成されている。この開口部47は、インクリボンRに対して印刷ヘッド22による印刷がされた後、リボン巻取りリール44に巻き取られるまでのインクリボンRの送り経路に、後述する残存画像情報処理ユニット50がアクセスできるような位置に設けられている。貫通開口34を構成するケース31部分は、プラテンローラ45(印刷ヘッド22)が臨む部位を除いて周壁となっており、この周壁の外側の2辺がインクリボンRの走行をガイドするガイド壁47aとなっている。
【0023】
図4に示すように、開口部47には、残存画像情報処理ユニット50の処理ヘッド60が挿入される。印刷がされた後のインクリボンRは、上記のガイド壁47aに沿って送られる。すなわち、開口部47を介して、このガイド壁47aとの間に、走行するインクリボンRを挟むようにして残存画像情報処理ユニット50の処理ヘッド60が臨む。詳細は後述するが、これにより、インクリボンRに残った残存画像情報(印刷転写後のネガ画像)が読み取り不能になり、情報の漏洩が防止される。
【0024】
次に、残存画像情報処理ユニット50について、詳細に説明する。残存画像情報処理ユニット50に採用できる残存画像情報を読み取り不能にする機構としては、以下のものが挙げられる。
【0025】
(1)インクリボンRからインクの熱転写を受ける熱転写機構。すなわち、使用後のインクリボンRに残った全ての情報を熱転写させる。この場合、処理ヘッド60には、図5(A)に示すように、発熱部を有し熱転写を受ける機構81が配設される。
【0026】
(2)インクリボンRに溶剤を塗布し、溶剤を塗布された残存画像情報をブラシにより読み取り不能に掻き乱す機構。この場合、処理ヘッド60には、図5(B)に示すように、溶剤を塗布する塗布部を有する機構82と、ブラシを有するブラシ機構83とが配設される。
【0027】
(3)インクリボンRと同色の色を塗布する機構。この場合、処理ヘッド60には、図5(C)に示すように、インクを塗布するペン機構84が配設される。
【0028】
また、本発明の第1実施形態では、残存画像情報処理ユニット50を蓋体16の開閉に連動させて、進退されるようにしている。つまり、テープカートリッジ30を交換する際には、蓋体16が閉じられると、インクリボンRに残った残存画像情報を読み取り不能にするために、残存画像情報処理ユニット50の処理ヘッド60が開口部47を介してインクリボンRと接触する処理位置まで移動する。逆に蓋体16が開けられると、処理ヘッド60がテープカートリッジ30から退避する退避位置まで、残存画像情報処理ユニット50が移動する。
【0029】
図6は、蓋体16の開閉に連動して、残存画像情報処理ユニット50を、処理位置と退避位置との間で進退させる進退動機構を示すものである。図6において、ポケット21は、上フレーム51と下フレーム52とから構成されている。上フレーム51には、印刷ヘッド22と対向する位置に、切欠61が形成されている。また、上フレーム51には、残存画像情報処理ユニット50を取り付けるための取付部62aおよび62bが突設されている。取付部62a、62bには、長穴63a、63bが形成されている。
【0030】
一方、印刷ヘッド22を回動自在に支持するヘッドホルダ53は、挿入穴72a、72bを有する取付部71a、71bが形成されている。この挿入穴72a、72bに、下フレーム52から立設された回動軸65が挿入され、ヘッドホルダ53は下フレーム52に対して回動自在に取り付けられる。また、ヘッドホルダ53からは、リリースアーム73が延設されると共に、連動アーム74が延設されている。リリースアーム73の先端は、スプリング75を介して、連動片76に接続されている。連動片76には、蓋体16に設けた上記の連動突片19(図1参照)と当接する突起77が形成されている。そして、連動片76は、回動軸78に回動自在に軸支されている。
【0031】
残存画像情報処理ユニット50は、図7に示すように、処理ヘッド60と、処理ヘッド60を着脱自在に保持するヘッドホルダ70とを有している。これにより、処理ヘッド60に汚れが生じた場合、これを簡単に交換することができる。また、処理ヘッド60が不要な場合(処理を行わない)には、これを取り去っておくことができる。また、残存画像情報処理ユニット50の両側には、突起82a、82bが形成されている。残存画像情報処理ユニット50の底面には、ガイド穴83が形成されている。残存画像情報処理ユニット50の両側の突起82a、82bは、上フレーム51の取付部62a、62bの長穴63a、63bに前後に移動自在に取り付けられる。また、残存画像情報処理ユニット50の処理ヘッド60は、上フレーム51の切欠61と対向するように配置される。
【0032】
蓋体16が閉じられると、蓋体16の連動突片19と連動片76の突起77が当接し、連動片76が矢印A1方向に動き、リリースアーム73が矢印B1方向に回動する。これにより、ヘッドホルダ53に取り付けられた印刷ヘッド22が矢印C1で示すように印刷テープTおよびインクリボンRに接触するように動く。また、このとき、連動アーム74の先端の突起77が残存画像情報処理ユニット50の底面のガイド穴83に沿って位置83bの方向に動き、矢印D2で示すように、残存画像情報処理ユニット50が切欠61を介して上フレーム51の中に入り、残存画像情報処理ユニット50の処理ヘッド60が切欠61、開口部47(図4参照)を介して印刷テープTおよびインクリボンRに接触し、残存画像情報を処理する処理位置となる。
【0033】
蓋体16が開かれると、蓋体16の連動突片19と連動片76の突起77とが離れ、連動片76が矢印A2方向に動き、リリースアーム72が矢印B2方向に回動する。これにより、ヘッドホルダ53に取り付けられた印刷ヘッド22が矢印C2で示すように印刷テープTおよびインクリボンRから外れるように動く。また、このとき、連動アーム74の先端の突起77が残存画像情報処理ユニット50の底面のガイド穴83に沿って位置83aの方向に動き、矢印D1で示すように、残存画像情報処理ユニット50が上フレーム51の側面から外れ、退避位置に移動する。
【0034】
図8は、本発明の第2の実施形態を示すものである。この実施形態では、図8に示すように、残存画像情報処理ユニット50に対して進退動作を行うモータ101が設けられる。また、インクリボンRのリボン巻取りリール44の回転を検出するセンサ102が設けられる。このセンサ102の出力信号がコントローラ103に送られる。
【0035】
通常の印字を行っているときには、図9に示すように、処理ヘッド60は、退避位置にある。センサ102の出力信号により、テープカートリッジ30を使用後に印刷後のインクリボンRを巻き取ることが検出されると、コントローラ103は、図10に示すように、モータ101を駆動して、残存画像情報処理ユニット50を残存画像情報を処理する処理位置まで移動させる。これにより、印刷後のインクリボンRに残った残存画像情報が読み取り不能にされて、インクリボンRに巻き取られる。
【0036】
このように、本発明の第2実施形態では、センサ102により、インクリボンRの走行を検出し、これに基づいて、残存画像情報処理ユニット50を残存画像情報を処理する処理位置と退避位置との間で進退させている。なお、ここでは、残存画像情報処理ユニット50を退避位置と処理位置との間を移動させるのにモータ101を用いているが、ソレノイドを用いても良い。
【0037】
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、テープカートリッジ30を使用後に、残存画像情報処理ユニット50によりインクリボンRに残っている残存画像情報が読み取り不能にされる。これにより、情報の漏洩が防止される。 また、蓋体16の開閉やインクリボンRの走行を検出するセンサ102の検出結果に基づいて、残存画像情報処理ユニット50を残存画像情報を処理位置と退避位置との間で進退させることができるので、テープカートリッジ30を交換する際に、処理ヘッド60が邪魔になることがない。
【0038】
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の実施形態に係るテープ印刷装置の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係るテープ印刷装置の構成を示す他の斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係るテープ印刷装置に装着されるカートリッジの構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係るテープ印刷装置に装着されるカートリッジの内部構成を示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態に係るテープ印刷装置に搭載された残存画像情報処理ユニットの各種処理ヘッド廻りの平面図である。
【図6】本発明の第実施形態に係るテープ印刷装置の残存画像情報処理ユニットの説明に用いる分解斜視図である。
【図7】本発明の実施形態に係るテープ印刷装置に搭載した処理ヘッドおよびヘッドホルダの斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係るテープ印刷装置の進退機構の視野図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係るテープ印刷装置の進退機構の動作説明図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係るテープ印刷装置の進退機構の動作説明図である。
【符号の説明】
【0040】
1:テープ印刷装置、14:カートリッジ装着部、19:連動突片、22:印刷ヘッド、30:テープカートリッジ、31:ケース、34:貫通開口、47:開口部、50:残存画像情報処理ユニット、53:ヘッドホルダ、60:処理ヘッド、70:ヘッドホルダ、73:リリースアーム、74:連動アーム、76:連動片、78:回動軸、83:ガイド穴、101:モータ、102:センサ、103:コントローラ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カートリッジケースに印刷テープおよびインクリボンを収容したテープカートリッジと、
前記テープカートリッジが着脱自在に装着されるカートリッジ装着部を有し、印刷テープと前記インクリボンを併走させて印刷を行う印刷装置本体と、を備え、
前記印刷装置本体は、印刷位置から巻取り位置に至るインクリボンの送り経路に臨み、前記インクリボンの残存画像情報を読み取り不能に処理する残存画像情報処理手段を有し、
前記カートリッジケースは、前記残存画像情報処理手段が臨む開口部を有していることを特徴とするテープ印刷装置。
【請求項2】
前記残存画像情報処理手段は、前記インクリボンからのインクの熱転写を受ける熱転写機構を有していることを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
【請求項3】
前記残存画像情報処理手段は、前記インクリボンに溶剤を塗布する溶剤塗布機構と、
塗布された溶剤を掻き乱すブラシ機構と、を有していることを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
【請求項4】
前記印刷装置本体は、前記カートリッジ装着部を開閉する開閉蓋と、
前記開閉蓋の開閉に連動して、前記残存画像情報処理手段を、前記残存画像情報を処理する処理位置と前記テープカートリッジから退避する退避位置との間で進退させる進退動機構と、を更に有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のテープ印刷装置。
【請求項5】
前記印刷装置本体は、前記インクリボンの走行を検出する走行検出手段と、
前記走行検出手段の検出結果に基づいて、前記残存画像情報処理手段を、前記残存画像情報を処理する処理位置と前記テープカートリッジから退避する退避位置との間で進退させる進退動機構と、を更に有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のテープ印刷装置。
【請求項6】
前記残存画像情報処理手段は、前記残存画像情報を処理する処理ヘッドと、
前記処理ヘッドを着脱自在に保持するヘッドホルダと、を有していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のテープ印刷装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−76168(P2010−76168A)
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−245307(P2008−245307)
【出願日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】