説明

ドライビングシミュレータ

【課題】被験者が特に高速で車両を模擬運転する場合に感じる違和感を解消し、実際の車両運転により近い感覚で交差路を認識できるドライビングシミュレータを提供すること。
【解決手段】被験者の車両の運転状態に応じて車両が走行する道路を表示部4に表示するドライビンクシミュレータ1は、車両の速度が速いほど車両の位置から離れた範囲を拡大表示範囲として設定する拡大表示範囲決定手段と、拡大表示範囲に含まれる交差路までの距離に応じて交差路の路幅を変更する変更手段とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドライビングシミュレータに関する。
【背景技術】
【0002】
車両の開発や運転者の訓練などを目的として、被験者の運転操作に応じて車両の運動を模擬体感することができるドライビングシミュレータが知られている。このようなドライビングシミュレータは、被験者に車両を運転している感覚を模擬体験させるものであり、アクセルやハンドルを操作する運転操作部、車両の位置に対応した交差路や他車両などの道路情報を表示する画面等を備えている。
【0003】
最近では、様々な交通環境内において、実際の運転により近い感覚で運転者が模擬運転できるように、道路インフラ設備及び周辺車両などの道路情報を3次元で表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
【特許文献1】特開平11−272158号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、運転者は、車両を高速で運転する場合には遠方を注視する傾向があり、車両を低速で運転する場合には近方を注視する傾向があることが知られている。しかしながら、従来のドライビングシミュレータの画面に表示される道路情報は、車両の速度の増加に比例して画面上の道路情報の移動速度(相対速度)が変わるものの、同一車両位置における画面上の道路情報の表示範囲や道路情報の形状は一定となっている。通常、ドライビングシミュレータの走行画像は平面状のモニタやスクリーンなどに表示されるため、被験者が高速で模擬運転をする場合、画面上の交差路が、実際の車両運転時に見える交差路に比べて、急に接近してくる印象を受け、その不自然さから被験者が違和感を感じる問題があった。また、実際の車両運転に比べて、被験者が遠方の交差路を認識しづらいという問題があった。
【0005】
そこで、本発明では、被験者が特に高速で車両を模擬運転する場合に感じる違和感を解消し、実際の車両運転により近い感覚で交差路を認識できるドライビングシミュレータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るドライビングシミュレータは、被験者の車両の運転状態に応じて車両が走行する道路を表示部に表示するドライビンクシミュレータにおいて、車両の速度が速いほど車両の位置から離れた範囲を拡大表示範囲として設定する拡大表示範囲決定手段と、拡大表示範囲に含まれる交差路までの距離に応じて交差路の路幅を変更する変更手段とを有することを特徴とする。
【0007】
このドライビングシミュレータは、被験者の車両の運転状態から求められる車両の速度が速いほど、車両の位置から離れた範囲を拡大表示範囲として設定する拡大表示範囲決定手段を有する。また、車両の位置から拡大表示範囲に含まれる交差路までの距離に応じて交差路の路幅を変更する変更手段を有する。
【0008】
これによって、被験者の模擬運転時の感覚が実際の車両運転時における運転者の感覚にほぼ一致するように、拡大表示範囲を設定して交差路の路幅を変更することができる。したがって、被験者が感じる違和感を低減し、実際の車両運転により近い感覚で模擬運転をすることができる。
【0009】
本発明のドライビングシミュレータは、変更手段において、車両の位置から交差路までの距離が遠いほど、交差路の路幅の拡大率を大きくして表示することが好ましい。これによって、被験者が、模擬運転において、表示された交差路を実際の車両運転により近い感覚で認識することができる。
【0010】
本発明のドライビングシミュレータは、変更手段において、拡大表示範囲に含まれる他車両の表示速度を交差路の路幅の拡大率に応じて変更して表示することが好ましい。これによって、被験者が、模擬運転において、他車両を実際の車両運転により近い感覚で認識することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、被験者が特に高速で車両を模擬運転する場合に感じる違和感を解消し、実際の車両運転により近い感覚で交差路を認識できるドライビングシミュレータを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、場合により図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
【0013】
図1は、本発明の一実施形態に係るドライビングシミュレータの構成概要図である。本実施形態に係るドライビングシミュレータ1は、運転操作部2、制御部3、及び表示部4を備えている。
【0014】
運転操作部2は、被験者の操作する車両(以下、「自車両」という。)の運転情報を制御部3に入力する機能を有する。運転操作部2は、被験者が操作するアクセルペダル、ブレーキペダル、及びハンドル等を備えている。自車両の速度は、被験者によって操作されるアクセルペダル及びブレーキペダルなどから入力される運転情報により求められる。また、自車両の進行方向は、被験者によって操作されるハンドルなどからの運転情報により求められる。この運転操作部2は、自車両の速度及び進行方向などの各運転情報を制御部3に入力する。
【0015】
制御部3は、ドライビングシミュレータ全体の制御処理を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び入出力インターフェイスなどを備えて構成されている。また、制御部3は、自車両が走行する道路情報を表示するために地図情報を有する地図データ、及びこの地図データ上の道路を走行する他車両の情報を有する他車両データを有する。この制御部3は、地図データに基づいて自車両が走行する道路を表示部4に描画する表示制御機能を備えている。
【0016】
さらに、制御部3は、車両の速度が速いほど車両の位置から離れた範囲を拡大表示範囲として設定する拡大表示範囲決定手段と、拡大表示範囲に含まれる交差路までの距離に応じて交差路の路幅を変更する変更手段として機能する。制御部3は、運転操作部2から入力される運転情報に基づいて上述の範囲決定手段及び変更手段を含む所定のデータ処理を行い、表示部4にその処理結果に応じて画像信号を出力する。
【0017】
表示部4は、制御部3が出力する画像信号に基づいて画像を表示する表示手段として機能する。表示部4は、例えばプロジェクタとディスプレイとから構成される。なお、表示部4は、液晶モニタ、CRT(Cathode Ray Tube)など、画像を表示する他の媒体で構成してもよい。被験者は、表示部4に表示される画像から、自車両が走行する道路、交差路及び他車両などの運転情報を認識することができる。
【0018】
次に、ドライビングシミュレータ1の動作について説明する。ドライビングシミュレータ1は、運転操作部2から入力される運転情報に基づいて制御部3で所定の処理を行い、表示部4に画像信号を出力する。図2は、本発明の一実施形態に係るドライビングシミュレータの動作を示すフローチャートである。
【0019】
ドライビングシミュレータ1の運転操作部2は、被験者の運転状態に応じ、各センサによってアクセルペダル、ブレーキペダルなどの各操作量を検出して、その検出信号を制御部3に入力する。
【0020】
制御部3は、一定時間毎に運転操作部2からの検出信号を受信すると各検出信号に示される各操作量に基づいて自車両の速度や進行方向などの運転状態を導出する(S10)。
【0021】
制御部3は、導出した運転状態に基づいて、模擬走行する自車両の現在位置を演算し、地図データから現在の走行位置に対応する地図情報を求める。制御部3は、求めた地図情報と自車両の速度とに基づいて、求めた地図情報から拡大表示する範囲(以下、「拡大表示範囲」という。)を決定する。
【0022】
例えば、図3に示すように、自車両の速度が速いほど自車両の位置から離れた範囲が拡大表示範囲として設定される。図3は、地図情報の拡大表示範囲を模式的に示す図である。図3(a)の自車両Aは30km/hの速度で模擬走行しており、図3(b)の自車両Aは60km/hの速度で模擬走行している。図3(a)において、速度30km/hで模擬走行している自車両Aにおける拡大表示範囲は、拡大表示範囲d10である。一方、図3(b)において、速度60km/hで模擬走行している自車両Aにおける拡大表示範囲は、拡大表示範囲d10よりも拡大された拡大表示範囲d20である。
【0023】
図3(a)及び図3(b)において、模擬走行している自車両Aの位置は互いに同一である。しかし、図3(a)及び図3(b)では、自車両Aの速度が互いに異なるので、拡大表示範囲が互いに異なる。自車両Aの速度が図3(b)よりも遅い図3(a)では、交差路Lのみが拡大表示範囲d10に含まれ、自車両Aから交差路Lより遠方にある交差路Lは拡大表示範囲d10に含まれない。一方、車両の速度が図3(a)よりも速い図3(b)では、拡大表示範囲d20に交差路L及び交差路Lの両方が含まれる。
【0024】
拡大表示範囲d10及びd20は、自車両の速度と拡大表示範囲との関係を記録した演算テーブルを用いて導出することができる。また、拡大表示範囲d10及びd20は、自車両の速度と拡大表示範囲の関係を表す数式を用いて導出してもよい。
【0025】
次に、図2のS14に示すように、制御部3は、地図データに基づいて、自車両の位置から交差路までの距離を算出する。例えば、図3(a)の場合、制御部3は、地図データに基づいて、自車両Aの位置から拡大表示範囲d10に含まれる交差路Lまでの距離を算出する。図3(b)の場合、制御部3は、地図データに基づいて、自車両Aの位置から拡大表示範囲d20に含まれる交差路L及び交差路Lまでのそれぞれの距離を算出する。
【0026】
次に、制御部3は、自車両の位置から拡大表示範囲に含まれる交差路までの距離に基づいて、交差路の路幅を変更する(S16)。この変更手段では、自車両の位置から拡大表示範囲に含まれる交差路までの距離と、交差路の路幅の拡大率との関係を表す演算テーブルを用いて、拡大率を導出することができる。また、拡大率は、該距離と交差路の拡大率との関係を表した数式を用いて導出してもよい。拡大表示範囲に含まれる交差路の路幅は、地図データに保管された交差路の路幅と求められた拡大率との演算結果によって変更される。
【0027】
この路幅変更処理を図4により具体的に説明する。制御部3は、図3のように決定された拡大表示範囲に含まれる交差路の路幅を、図4に示すように変更する。図4は、地図情報の拡大表示範囲と交差路の路幅及び他車両速度とを示す模式図である。図4(a)及び図4(b)における自車両Aの位置及び速度は図3(a)及び図3(b)にそれぞれ一致する。
【0028】
図4(a)の拡大表示範囲d10に含まれている交差路Lは、地図データにおける路幅l10から路幅l20に拡大されている。一方、自車両Aから交差路Lより遠方にある交差路Lは、拡大表示範囲d10に含まれていないため、地図データの路幅l12は変更されずに表示部4で表示される。
【0029】
図4(b)の拡大表示範囲d20に含まれている2つの交差路L及びLは、地図データにおける路幅l10及びl12から、路幅l20及びl22にそれぞれ拡大されて表示される。地図情報によれば交差路Lは、交差路Lよりも、自車両Aからの遠い位置にある。したがって、交差路Lの路幅l22は、交差路Lの路幅l20よりも、より大きい拡大率で地図データの路幅l12から拡大されて表示される。
【0030】
なお、図3及び図4では、説明の便宜上、地図情報を平面的に表示している。しかし、実際のドライビングシミュレータ1の表示部4は、自車両Aから見える道路画像を三次元で表示することができる。これによって、運転操作部1のシートに着座した被験者は、実際の車両運転により近い感覚で模擬運転をすることができる。
【0031】
また、制御部3は、他車両データにある他車両の表示速度を変更する(S18)。制御部3は、他車両データに基づいて拡大表示範囲に含まれる交差路を通過する他車両の表示速度を、交差路の路幅の拡大率に応じて変更する。他車両の表示速度は、上述のとおり変更手段で求めた拡大率と他車両データの他車両の速度とから算出することができる。これによって、交差路を拡大しても他車両が該交差路の通過に所要する時間を、拡大しない場合と同一にすることができる。すなわち、他車両の速度が同一の場合、路幅を拡大する場合としない場合とで交差路の通過に所要する時間は同一とすることができる。この場合、表示部4の画像上における他車両の見かけの速度(表示速度)は、通過する交差路の路幅の拡大率が大きくなるにつれて速くなる。
【0032】
例えば、図4(a)では、他車両Bが、拡大表示範囲d10に含まれる交差路Lを通過している。このため、他車両Bの表示速度V20は、他車両データの速度と交差路Lの路幅の拡大率とから算出する。これによって、他車両Bの交差路Lの通過に所要する時間は交差路Lを拡大する場合としない場合とで同一となる。一方、拡大表示範囲d10に含まれない交差路Lを通過している他車両Cの表示速度V12は、他車両データの速度と等しい。
【0033】
また、図4(b)では、他車両B及び他車両Cが拡大表示範囲d20に含まれる交差路L及びLをそれぞれ通過している。他車両Bの表示速度V20は、図4(a)と同様にして他車両データの速度と交差路Lの路幅の拡大率とから算出する。自車両Aの位置からより遠い交差路Lを通過している他車両Cの表示速度V22は、他車両データの速度と交差路Lの路幅の拡大率とから算出する。これによって、他車両Cの交差路Lの通過に所要する時間は交差路Lを拡大する場合としない場合とで同一となる。なお、変更手段において、自車両Aからより遠方にある交差点Lの路幅の拡大率の方が、交差点Lの路幅の拡大率よりも大きい。したがって、他車両Cの他車両データにおける速度に対する表示速度V22の比率は、他車両Bの他車両データにおける速度に対する表示速度V20の比率よりも大きい。
【0034】
制御部3は、以上の処理によって求めた画像信号を表示部4に出力する(S20)。表示部4では、制御部3から入力される画像信号を表示する。これによって、被験者は道路を走行する模擬運転において、道路の拡大表示範囲に属する路幅が変更された交差路を認識することができる。
【0035】
図5は、別の地図情報の拡大表示範囲と交差路の路幅及び他車両速度とを示す模式図である。図5(a)及び図5(b)の自車両Aの現在位置は、互いに同じである。図5(a)の自車両Aは30km/mの速度で模擬走行しており、図5(b)の自車両Bは60km/hの速度で模擬走行している。図5(a)及び図5(b)のそれぞれの道路における拡大表示範囲d12及びd22には交差路が含まれていない。すなわち、図5(a)及び図5(b)の道路は、拡大表示範囲に交差路が存在しない点で図3及び図4の道路と異なっている。上述の通り、図5(a)及び図5(b)の自車両Aの速度は互いに異なっているが、図5(a)及び図5(b)の拡大表示範囲にはともに交差路が含まれていない。このため、他車両B及び他車両Cの表示速度V10、V12は、それぞれ他車両データの速度のまま表示される。すなわち、他車両B及び他車両Cの速度は変更手段で変更されないため、他車両データの速度で表示部4に表示される。
【0036】
このドライビングシミュレータ1によれば、自車両Aの模擬運転の速度に応じて模擬走行する道路の拡大表示範囲d10、d12、d20及びd22を設定し、自車両Aからの距離に応じて拡大表示範囲d10、d12、d20及びd22に含まれる交差路L及びLの路幅l10,l12を変更する。これによって、被験者の模擬運転時の感覚が実際の車両運転時における運転者の感覚にほぼ一致するように、画面上に交差路L,Lを表示することができる。したがって、被験者が感じる違和感を低減でき、実際の車両運転により近い感覚で模擬運転をすることができる。
【0037】
図6は、本発明の一実施形態に係るドライビングシミュレータの表示画面と従来のドライビングシミュレータの表示画面とを示す模式図である。図6(a)は、本発明の一実施形態に係るドライビングシミュレータの表示画面を示し、図6(b)は従来のドライビングシミュレータの表示画面を示す。本実施形態に係るドライビングシミュレータの表示画面(図6(a))は、自車両の速度が速いほど、自車両からより離れた交差路の路幅をより拡大して表示する。一方、従来のドライビングシミュレータの表示画面(図6(b))は、交差路の路幅を変更せずに地図データの道路をそのまま表示する。したがって、本実施形態に係るドライビングシミュレータの方が、遠方の交差路を認識しやすく、違和感なく、実際の車両運転により近い感覚で模擬運転をすることができる。
【0038】
また、ドライビングシミュレータ1は、拡大表示範囲に含まれる交差路L,Lの路幅の拡大率に応じて、道路を走行する他車両B,Cの速度を変更する。これによって、被験者が、模擬運転において、他車両B,Cを実際の車両運転により近い感覚で認識することができる。
【0039】
上述したドライビングシミュレータ1は、運転操作部2、制御部3、及び表示部4を備えるものであり、車両の開発用、運転教習所等における運転訓練用、ゲームなどの遊戯用のほか、道路上の模擬走行を行う様々な用途に適用することができる。
【0040】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の一実施形態に係るドライビングシミュレータの構成概要図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るドライビングシミュレータの動作を示すフローチャートである。
【図3】地図情報の拡大表示範囲を示す模式図である。
【図4】地図情報の拡大表示範囲と交差路の路幅及び他車両速度とを示す模式図である。
【図5】別の地図情報の拡大表示範囲と交差路の路幅及び他車両速度とを示す模式図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るドライビングシミュレータの表示画面と従来のドライビングシミュレータの表示画面とを示す模式図である。
【符号の説明】
【0042】
1…ドライビングシミュレータ、2…運転操作部、3…制御部、4…表示部、A…自車両、B,C…他車両、d10,d12,d20,d22…拡大表示範囲、l10,l12,l20,l22…路幅、L,L…交差路、V10,V12,V20,V22…表示速度。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被験者の車両の運転状態に応じて前記車両が走行する道路を表示部に表示するドライビンクシミュレータにおいて、
前記車両の速度が速いほど前記車両の位置から離れた範囲を拡大表示範囲として設定する拡大表示範囲決定手段と、
前記拡大表示範囲に含まれる交差路までの距離に応じて前記交差路の路幅を変更する変更手段と、
を有することを特徴とするドライビングシミュレータ。
【請求項2】
前記変更手段は、前記車両の位置から前記交差路までの距離が遠いほど、前記交差路の路幅の拡大率を大きくすることを特徴とする請求項1に記載のドライビングシミュレータ。
【請求項3】
前記変更手段は、前記拡大表示範囲に含まれる他車両の表示速度を、前記交差路の拡大率に応じて変更することを特徴とする請求項1または2に記載のドライビングシミュレータ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−256931(P2008−256931A)
【公開日】平成20年10月23日(2008.10.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−98662(P2007−98662)
【出願日】平成19年4月4日(2007.4.4)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】