説明

ネビボロールを含む組成物

ネビボロールは、高血圧、うっ血性心不全、動脈硬化、及び内皮機能不全等の心血管疾患の治療に有益であることが示されている。本発明は、ネビボロール及び少なくとも1つの他の活性剤を含む薬学的組成物を特徴とし、この少なくとも1つの他の活性剤は心血管剤である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネビボロール及び少なくとも1つの他の活性剤を含む組成物。
【請求項2】
前記他の活性剤の少なくとも1つが心血管剤である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記心血管剤が、ACE阻害剤、ARB、アドレナリン遮断薬、アドレナリン作動薬、褐色細胞腫用の作用薬、抗不整脈薬、抗血小板剤、抗凝固薬、抗高血圧薬、抗高脂血症剤、抗糖尿病薬、抗炎症剤、カルシウムチャネル遮断薬、CETP阻害剤、COX−2阻害剤、直接トロンビン阻害剤、利尿薬、エンドセリン受容体拮抗薬、HMG Co−Aレダクターゼ阻害剤、強心剤、レンニン阻害剤、血管拡張薬、血管収縮薬、AGE架橋切断薬、AGE形成阻害剤、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記心血管剤が、ACE阻害剤、ARB、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項2に記載の組成物。
【請求項5】
前記心血管剤がACE阻害剤である、請求項4に記載の組成物。
【請求項6】
前記ACE阻害剤が、アラセプリル、ベナゼプリル、カプトプリル、セロナプリル、シラザプリル、デラプリル、エナラプリル、エナラプリラート、ホシノプリル、イミダプリル、リシノプリル、ペリンドプリル、キナプリル、ラミプリル、ラミプリラート、スピラプリル、テモカプリル、トランドラプリル、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項5に記載の組成物。
【請求項7】
前記ACE阻害剤が、エナラプリル、ラミプリル、ラミプリラート、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項5に記載の組成物。
【請求項8】
前記心血管剤がARBである、請求項4に記載の組成物。
【請求項9】
前記ARBが、カンデサルタン、エプロサルタン、イルベサルタン、ロサルタン、バルサルタン、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
前記心血管剤が、AGE架橋切断薬、AGE形成阻害剤、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項2に記載の組成物。
【請求項11】
ネビボロール及び1つのみの他の活性剤を含む組成物。
【請求項12】
前記他の活性剤が心血管剤である、請求項11に記載の組成物。
【請求項13】
前記心血管剤が、ACE阻害剤、ARB、アドレナリン遮断薬、アドレナリン作動薬、褐色細胞腫用の作用薬、抗不整脈薬、抗血小板剤、抗凝固薬、抗高血圧薬、抗高脂血症剤、抗糖尿病薬、抗炎症剤、カルシウムチャネル遮断薬、CETP阻害剤、COX−2阻害剤、直接トロンビン阻害剤、利尿薬、エンドセリン受容体拮抗薬、HMG Co−Aレダクターゼ阻害剤、強心剤、レンニン阻害剤、血管拡張薬、血管収縮薬、AGE架橋切断薬、AGE形成阻害剤、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項12に記載の組成物。
【請求項14】
前記心血管剤が、ACE阻害剤及びARBから成る群から選択される、請求項12に記載の組成物。
【請求項15】
前記心血管剤が、アラセプリル、ベナゼプリル、カプトプリル、セロナプリル、シラザプリル、デラプリル、エナラプリル、エナラプリラート、ホシノプリル、イミダプリル、リシノプリル、ペリンドプリル、キナプリル、ラミプリル、ラミプリラート、スピラプリル、テモカプリル、及びトランドラプリルから成る群から選択されるACE阻害剤である、請求項12に記載の組成物。
【請求項16】
前記心血管剤が、カンデサルタン、エプロサルタン、イルベサルタン、ロサルタン、及びバルサルタンから成る群から選択されるARBである、請求項12に記載の組成物。
【請求項17】
前記心血管剤が、AGE架橋切断薬及びAGE形成阻害剤から成る群から選択される、請求項12に記載の組成物。
【請求項18】
ネビボロール及び少なくとも1つの他の活性剤、並びに薬学的に許容可能なキャリアを含む薬学的組成物。
【請求項19】
前記他の活性剤の少なくとも1つが心血管剤である、請求項18に記載の薬学的組成物。
【請求項20】
前記心血管剤が、ACE阻害剤、ARB、アドレナリン遮断薬、アドレナリン作動薬、褐色細胞腫用の作用薬、抗不整脈薬、抗血小板剤、抗凝固薬、抗高血圧薬、抗高脂血症剤、抗糖尿病薬、抗炎症剤、カルシウムチャネル遮断薬、CETP阻害剤、COX−2阻害剤、直接トロンビン阻害剤、利尿薬、エンドセリン受容体拮抗薬、HMG Co−Aレダクターゼ阻害剤、強心剤、レンニン阻害剤、血管拡張薬、血管収縮薬、AGE架橋切断薬、AGE形成阻害剤、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項19に記載の薬学的組成物。
【請求項21】
前記心血管剤が、ACE阻害剤、ARB、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項19に記載の薬学的組成物。
【請求項22】
前記心血管剤がACE阻害剤である、請求項21に記載の薬学的組成物。
【請求項23】
前記ACE阻害剤が、アラセプリル、ベナゼプリル、カプトプリル、セロナプリル、シラザプリル、デラプリル、エナラプリル、エナラプリラート、ホシノプリル、イミダプリル、リシノプリル、ペリンドプリル、キナプリル、ラミプリル、ラミプリラート、スピラプリル、テモカプリル、トランドラプリル、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項22に記載の薬学的組成物。
【請求項24】
前記ACE阻害剤が、エナラプリル、ラミプリル、ラミプリラート、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項23に記載の薬学的組成物。
【請求項25】
前記心血管剤がARBである、請求項21に記載の薬学的組成物。
【請求項26】
前記ARBが、カンデサルタン、エプロサルタン、イルベサルタン、ロサルタン、バルサルタン、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項25に記載の薬学的組成物。
【請求項27】
前記心血管剤が、AGE架橋切断薬、AGE形成阻害剤、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項19に記載の薬学的組成物。
【請求項28】
心血管障害を治療及び/又は予防する方法であって、該状態を治療するのに十分であり、治療上安全で有効な量のネビボロール及び少なくとも1つの他の活性剤を被験体に投与することを含む、心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項29】
前記少なくとも1つの他の活性剤が心血管剤である、請求項28に記載の心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項30】
前記心血管剤が、ACE阻害剤、ARB、アドレナリン遮断薬、アドレナリン作動薬、褐色細胞腫用の作用薬、抗不整脈薬、抗血小板剤、抗凝固薬、抗高血圧薬、抗高脂血症剤、抗糖尿病薬、抗炎症剤、カルシウムチャネル遮断薬、CETP阻害剤、COX−2阻害剤、直接トロンビン阻害剤、利尿薬、エンドセリン受容体拮抗薬、HMG Co−Aレダクターゼ阻害剤、強心剤、レンニン阻害剤、血管拡張薬、血管収縮薬、AGE架橋切断薬、AGE形成阻害剤、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項29に記載の心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項31】
前記心血管障害が、うっ血性心不全、高血圧、肺高血圧、心筋梗塞及び脳梗塞、アテローム性動脈硬化症、アテローム発生、血栓症、虚血性心疾患、血管形成後再狭窄、冠動脈疾患、腎不全、安定狭心症、不安定狭心症及び異型(プリンツメタル型)狭心症、心臓性浮腫、腎機能不全、ネフローゼ性浮腫、肝性浮腫、発作、一過性脳虚血発作、脳血管障害、再狭窄、高血圧における血圧の制御、血小板粘着、血小板凝集、平滑筋細胞増殖、肺水腫、医療用具の使用に関連する血管合併症、医療用具の使用に関連する創傷、肺血栓塞栓症、脳血栓塞栓症、静脈血栓症、血小板減少症、及び出血性障害から成る群から選択される、請求項28に記載の心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項32】
前記心血管剤が、ACE阻害剤、ARB、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項30に記載の心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項33】
前記心血管剤がACE阻害剤である、請求項32に記載の心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項34】
前記心血管剤がARBである、請求項32に記載の心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項35】
前記心血管剤が、AGE架橋切断薬、AGE形成阻害剤、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項30に記載の心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項36】
前記組成物が薬学的キットを含む、請求項18に記載の薬学的組成物。
【請求項37】
前記心血管剤が血管拡張剤である、請求項2に記載の組成物。
【請求項38】
前記血管拡張剤が、二硝酸イソソルビド、一硝酸イソソルビド、ヒドララジン化合物、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項37に記載の組成物。
【請求項39】
前記他の活性剤の少なくとも1つがフラボノイドである、請求項1に記載の組成物。
【請求項40】
前記フラボノイドが、(−)−エピカテキン、(+)−カテキン、プロシアニジンB2、ケルセチン脱水物、タキシフォリン、レスベラトロール、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項39に記載の組成物。
【請求項41】
前記少なくとも1つの他の活性剤が、フラボノイド、カロテノイド、スルホニル尿素、ナイアシン、及び関連の誘導体、並びにこれらの混合物から成る群から選択される、請求項1に記載の組成物。
【請求項42】
前記少なくとも1つの他の活性剤がカロテノイドである、請求項41に記載の組成物。
【請求項43】
前記カロテノイドが、アスタキサンチン、ゼアキサンチン、ルテイン、リコピン、β−カロテン、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項42に記載の組成物。
【請求項44】
前記少なくとも1つの他の活性剤がスルホニル尿素である、請求項41に記載の組成物。
【請求項45】
前記スルホニル尿素が、アセトヘキサミド、DiaBeta、グリベンクラミド、グリクラジド、グリピジド、グリクロピラミド、クロルプロパミド、トラザミド、トルブタミド、グリメピリド、トルブタミド類似体及びメグリチニド類似体、並びにこれらの混合物から成る群から選択される、請求項44に記載の組成物。
【請求項46】
前記心血管剤が血管拡張剤である、請求項29に記載の心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項47】
前記血管拡張剤が、二硝酸イソソルビド、一硝酸イソソルビド、一硝酸イソソルビド、ヒドララジン化合物、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項46に記載の心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項48】
前記ヒドララジン化合物が、ブドララジン、カドララジン、ジヒドララジン、エンドララジン、ヒドララジン、ピルドララジン、トドララジン、又はこれらの薬学的に許容可能な塩、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項47に記載の心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項49】
前記少なくとも1つの他の活性剤がフラボノイドである、請求項28に記載の心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項50】
前記フラボノイドが、(−)−エピカテキン、(+)−カテキン、プロシアニジンB2、ケルセチン脱水物、タキシフォリン、レスベラトロール、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項49に記載の心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項51】
前記少なくとも1つの他の活性剤が、フラボノイド、カロテノイド、スルホニル尿素、ナイアシン、及び関連の誘導体、並びにこれらの混合物から成る群から選択される、請求項28に記載の心血管障害を治療及び/又は予防する方法。
【請求項52】
NO放出を改善する必要がある黒人患者においてNO放出を改善する方法であって、NO放出を改善するのに十分であり、治療上安全で有効な量のネビボロール又はその薬学的に許容可能な塩及び少なくとも1つの他の心血管剤を該黒人患者に投与することを含む、NO放出を改善する方法。
【請求項53】
前記少なくとも1つの他の心血管剤が、ACE阻害剤、ARB、アドレナリン遮断薬、アドレナリン作動薬、褐色細胞腫用の作用薬、抗不整脈薬、抗血小板剤、抗凝固薬、抗高血圧薬、抗高脂血症剤、抗糖尿病薬、抗炎症剤、カルシウムチャネル遮断薬、CETP阻害剤、COX−2阻害剤、直接トロンビン阻害剤、利尿薬、エンドセリン受容体拮抗薬、HMG Co−Aレダクターゼ阻害剤、強心剤、レンニン阻害剤、血管拡張薬、血管収縮薬、AGE架橋切断薬、AGE形成阻害剤、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項52に記載のNO放出を改善する方法。
【請求項54】
前記少なくとも1つの他の心血管剤が血管拡張剤である、請求項53に記載のNO放出を改善する方法。
【請求項55】
前記血管拡張剤が、二硝酸イソソルビド、一硝酸イソソルビド、ヒドララジン化合物、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項54に記載のNO放出を改善する方法。
【請求項56】
前記ヒドララジン化合物が、ブドララジン、カドララジン、ジヒドララジン、エンドララジン、ヒドララジン、ピルドララジン、トドララジン、又はこれらの薬学的に許容可能な塩、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項55に記載のNO放出を改善する方法。
【請求項57】
黒人患者において心血管疾患に関連する死亡率を低減する方法であって、治療上有効な量の
(i)ネビボロール又はその薬学的に許容可能な塩と、
(ii)少なくとも1つのヒドララジン化合物又はその薬学的に許容可能な塩と、
(iii)二硝酸イソソルビド及び/又は一硝酸イソソルビドの少なくとも一方と、
(iv)適宜、ジギタリス化合物、利尿化合物、カリウム、アンギオテンシン変換酵素阻害剤、β−アドレナリン遮断薬、コレステロール抑制剤、カルシウムチャネル遮断薬、アンギオテンシンII受容体拮抗薬、及びエンドセリン拮抗薬から成る群から選択される1つ又は複数の化合物と
を前記黒人患者に投与することを含む、心血管疾患に関連する死亡率を低減する方法。
【請求項58】
前記心血管障害が、うっ血性心不全、高血圧、肺高血圧、心筋梗塞及び脳梗塞、アテローム性動脈硬化症、アテローム発生、血栓症、虚血性心疾患、血管形成後再狭窄、冠動脈疾患、腎不全、安定狭心症、不安定狭心症及び異型(プリンツメタル型)狭心症、心臓性浮腫、腎機能不全、ネフローゼ性浮腫、肝性浮腫、発作、一過性脳虚血発作、脳血管障害、再狭窄、高血圧における血圧の制御、血小板粘着、血小板凝集、平滑筋細胞増殖、肺水腫、医療用具の使用に関連する血管合併症、医療用具の使用に関連する創傷、肺血栓塞栓症、脳血栓塞栓症、静脈血栓症、血小板減少症、及び出血性障害から成る群から選択される、請求項57に記載の心血管疾患に関連する死亡率を低減する方法。
【請求項59】
前記心血管障害が高血圧である、請求項58に記載の心血管疾患に関連する死亡率を低減する方法。
【請求項60】
前記ヒドララジン化合物が、ブドララジン、カドララジン、ジヒドララジン、エンドララジン、ヒドララジン、ピルドララジン、トドララジン、又はこれらの薬学的に許容可能な塩、及びこれらの混合物である、請求項59に記載の心血管疾患に関連する死亡率を低減する方法。
【請求項61】
前記ネビボロールが、約1mg/日〜約10mg/日の量で投与される、請求項57に記載の心血管疾患に関連する死亡率を低減する方法。
【請求項62】
NO放出を改善する必要がある黒人患者においてNO放出を改善する方法であって、安全で治療上有効な量の
(i)ネビボロール又はその薬学的に許容可能な塩と、
(ii)少なくとも1つのヒドララジン化合物又はその薬学的に許容可能な塩と、
(iii)二硝酸イソソルビド及び/又は一硝酸イソソルビドの少なくとも一方と、
(iv)適宜、ジギタリス化合物、利尿化合物、カリウム、アンギオテンシン変換酵素阻害剤、β−アドレナリン遮断薬、コレステロール抑制剤、カルシウムチャネル遮断薬、アンギオテンシンII受容体拮抗薬、及びエンドセリン拮抗薬から成る群から選択される1つ又は複数の化合物と
を前記黒人患者に投与することを含む、NO放出を改善する方法。
【請求項63】
前記心血管障害が高血圧である、請求項62に記載のNO放出を改善する方法。
【請求項64】
前記ヒドララジン化合物が、ブドララジン、カドララジン、ジヒドララジン、エンドララジン、ヒドララジン、ピルドララジン、トドララジン、又はこれらの薬学的に許容可能な塩、及びこれらの混合物である、請求項62に記載のNO放出を改善する方法。
【請求項65】
前記ヒドラジン化合物が塩酸ヒドラジンである、請求項64に記載のNO放出を改善する方法。
【請求項66】
運動耐容を改善させるか、又は生活の質を改善させる必要がある黒人患者において、運動耐用を改善させるか、又は生活の質を改善する方法であって、治療上有効な量の
(i)ネビボロール又はその薬学的に許容可能な塩と、
(ii)少なくとも1つのヒドララジン化合物又はその薬学的に許容可能な塩と、
(iii)二硝酸イソソルビド及び/又は一硝酸イソソルビドの少なくとも一方と、
(iv)適宜、ジギタリス化合物、利尿化合物、カリウム、アンギオテンシン変換酵素阻害剤、β−アドレナリン遮断薬、コレステロール抑制剤、カルシウムチャネル遮断薬、アンギオテンシンII受容体拮抗薬、及びエンドセリン拮抗薬から成る群から選択される1つ又は複数の化合物と
を前記黒人患者に投与することを含む、運動耐容を改善させるか、又は生活の質を改善する方法。
【請求項67】
前記ヒドララジン化合物が、ブドララジン、カドララジン、ジヒドララジン、エンドララジン、塩酸ヒドララジン、ピルドララジン、トドララジン、又はこれらの薬学的に許容可能な塩、及びこれらの混合物である、請求項66に記載の運動耐容を改善させるか、又は生活の質を改善する方法。
【請求項68】
前記ヒドララジン化合物が塩酸ヒドララジンである、請求項67に記載の運動耐容を改善させるか、又は生活の質を改善する方法。
【請求項69】
NO放出を改善する必要がある黒人患者においてNO放出を改善する方法であって、約1mg/日〜約10mg/日の量のネビボロール又は薬学的に許容可能な塩と、少なくとも1つの他の心血管剤とを該黒人患者に投与することを含む、NO放出を改善する方法。
【請求項70】
前記心血管剤が、二硝酸イソソルビド、一硝酸イソソルビド、ヒドララジン化合物、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項69に記載のNO放出を改善する方法。
【請求項71】
一酸化窒素欠乏を特徴とする心血管疾患を治療及び/又は予防する方法であって、約1mg/日〜約10mg/日の量のネビボロール又は薬学的に許容可能な塩と、二硝酸イソソルビド、一硝酸イソソルビド、ヒドララジン化合物、及びこれらの混合物から成る群から選択される少なくとも1つの他の心血管剤とを患者に投与することを含む、一酸化窒素欠乏を特徴とする心血管疾患を治療及び/又は予防する方法。
【請求項72】
運動耐容を改善するか、又は運動耐容を改善する必要がある黒人患者において、運動耐用を改善するか、又は生活の質を改善する方法であって、治療上有効な量の
(i)約1mg/日〜約10mg/日の量のネビボロール又はその薬学的な塩と、
(ii)少なくとも1つの心血管剤と、
(iii)適宜、ジギタリス化合物、利尿化合物、カリウム、アンギオテンシン変換酵素阻害剤、β−アドレナリン遮断薬、コレステロール抑制剤、カルシウムチャネル遮断薬、アンギオテンシンII受容体拮抗薬、及びエンドセリン拮抗薬から成る群から選択される1つ又は複数の化合物と
を前記黒人患者に投与することを含む、運動耐容を改善するか、又は生活の質を改善する方法。
【請求項73】
前記心血管剤が、ACE阻害剤、ARB、アドレナリン遮断薬、アドレナリン作動薬、褐色細胞腫用の作用薬、抗不整脈薬、抗血小板剤、抗凝固薬、抗高血圧薬、抗高脂血症剤、抗糖尿病薬、抗炎症剤、カルシウムチャネル遮断薬、CETP阻害剤、COX−2阻害剤、直接トロンビン阻害剤、利尿薬、エンドセリン受容体拮抗薬、HMG Co−Aレダクターゼ阻害剤、強心剤、レンニン阻害剤、血管拡張薬、血管収縮薬、AGE架橋切断薬、AGE形成阻害剤、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項72に記載の運動耐容を改善するか、又は生活の質を改善する方法。
【請求項74】
ネビボロール、ヒドロクロロチアジド、及び少なくとも1つの他のさらなる活性剤を含む組成物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2008−545742(P2008−545742A)
【公表日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−514616(P2008−514616)
【出願日】平成17年11月16日(2005.11.16)
【国際出願番号】PCT/US2005/041275
【国際公開番号】WO2006/130174
【国際公開日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【出願人】(507257183)マイラン ラボラトリーズ インク. (3)
【Fターム(参考)】