説明

ピザソース塗り機及びピザパイ製造システム

【課題】簡単な仕掛けで、ベルトコンベア上を流れるピザクラストの上面に滴下されたピザソースを手早く伸ばして塗ることができる、半自動のピザソース塗り機及び本機を組み込んだピザパイ製造システムを提供する。
【解決手段】本ピザソース塗り機は、スイッチ操作によって駆動される回転駆動源と、回転駆動源の回転軸に連結されて回転軸周囲を公転し、当該公転によりピザクラスト上面にピザソースを塗布する塗布板と、ピザソースの塗布時にピザクラストの上面に当接して塗布板の公転領域を囲むリング状の枠体と、回転駆動源、塗布板、枠体の全体をピザクラストから離れる方向に付勢する付勢手段と、回転駆動源、塗布板、枠体の全体をピザクラストとの接離方向及びピザクラストの搬送方向に移動させるための左右のハンドルとを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベルトコンベアで搬送されるピザクラスト上面に滴下されたピザソースを、円形のピザクラスト上面に伸ばすように塗る、半自動のピザソース塗り機及び本機を組み込んだピザパイ製造システムに関する。
【背景技術】
【0002】
ピザパイをベルトコンベアの流れ作業によって連続的に製造する場合、ピザクラストの上面に粘性のあるピザソースを塗ることは難しく、ピザクラストの表面に凹凸があったりするので、例えば、スプーンやへら等を用いて手作業で行っていた。そのため、1枚塗るのに6〜10秒がかかり、この速度を向上させる方法が求められていた。これを解決するには、回転体をピザクラストに押し付けてピザソースを伸ばす方法がある。
【0003】
しかし、モータを含む回転体を手に持ってピザクラスト上面に押し付ける場合、その力が強いとピザクラストの周囲にピザソースが集まってしまい、その力が弱いとピザクラストの周囲までピザソースが行き渡らないといった難しさがある。また、モータを含む回転体の重さを支えて、ベルトコンベア上を所定の速度で動いているピザクラストの動きに追随させることも大変である。
ベルトコンベアを一定速度で走行させ、ベルトコンベアをまたぐように設けられた長尺のノズルから一斉にピザソースを噴出するように完全自動化した例がある。この例では、ピザソースがピザクラスト以外の場所にも滴下されるので、ベルトコンベアの下部にピザソース受けを設けて戻すように構成している。(特許文献1参照)
【特許文献1】特開昭59−119194号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記のような問題点を解決するために創出されたもので、本発明の目的は、簡単な仕掛けでベルトコンベア上を流れるピザクラストの上面に滴下されたピザソースを手早く伸ばして塗ることができる、半自動のピザソース塗り機及び本機を組み込んだピザパイ製造システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によるピザソース塗り機は、スイッチ操作によって駆動される回転駆動源と、回転駆動源の回転軸に連結されて回転軸周囲を公転し、当該公転によりピザクラスト上面にピザソースを塗布する塗布板と、ピザソースの塗布時にピザクラストの上面に当接して塗布板の公転領域を囲むリング状の枠体と、回転駆動源、塗布板、枠体の全体をピザクラストから離れる方向に付勢する付勢手段と、回転駆動源、塗布板、枠体の全体をピザクラストとの接離方向及びピザクラストの搬送方向に移動させるための左右のハンドルとを有していることを特徴とする。
【0006】
前記塗布板のピザクラスト対向面には、互いに直交するように設けられた複数条の溝部が形成されていることが好ましい。
【0007】
前記塗布板は、前記回転軸に取り付けられた連結リンクに自転可能に取り付けられていることが好ましい。
【0008】
前記塗布板は、ピザクラストの上面中心部に対し、傾斜した状態となっていることが好ましい。
【0009】
本発明によるピザパイ製造システムは、ピザ生地からピザクラストを成形するピザクラスト成形部と、ピザクラスト延伸部と、ピザクラストを焼成する加熱部と、ピザクラストの上面にピザソースを供給するピザソース供給部と、請求項1乃至4のいずれかに記載のピザソース塗り機が配置されたピザソース塗り部と、ピザクラスト上にトッピングを行うトッピング部と、トッピングされたピザクラストを包装する包装部とが所定速度のベルトコンベアで動く搬送路上に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によるピザソース塗り機は、ベルトコンベア上方に設けられた支持部材から付勢手段すなわちバネによって吊り下げて設置するから、本装置が人の腕の力でピザクラストの上面に押し付けられた時、適切な押し付け力となるようにバネを選定することができる。そして、腕の力を抜くと本装置がピザクラストからすぐに離れるようにできる。また、左右のハンドルがあるから、ピザクラストの搬送方向に容易に移動させることができる。すなわち、ピザクラストの動きに本装置を追随させることができる。回転駆動源であるモータの回転軸に、ピザクラスト直径の半分の寸法を有する塗布板を取り付け、塗布板がピザクラスト上面を公転するように低速回転させるから、即座にピザソースがピザクラスト上面に引き伸ばされて塗ることができる。リング状でピザクラストの直径より小さく、塗布板の動く領域を囲む枠体を設けたので、ピザソースがピザクラストの外側にはみ出さないようにできる。
【0011】
また、塗布板の底面の中央部には、塗布板直径の約半分の直径で囲まれる円形範囲内に、互いに直交する複数条の溝部が形成されているから、塗布板の底部が平坦でピザソースに面接触させる場合に比べて、ピザソースを確実に伸ばして、均一に塗ることができる。
【0012】
さらに、塗布板は、モータ回転軸に取り付けられた連結リンクに自転可能に取り付けられるから、公転を時計回りとするなら反時計回りに、ピザクラストとの接触抵抗によって回転させることができる。従って、自転と公転の両方の回転作用で均一にピザソースを塗ることができる。
【0013】
これに加えて、塗布板は、ピザクラストの中心部に対し傾斜した状態で取り付けられるから、ピザクラストの周縁部と塗布板との接触抵抗によって、公転を時計回りとするなら、反時計回りに自転させることができる。ピザクラスト中央部付近に盛られたピザソースは、公転によって塗布板の底面の外周部に設けられた間隙部に捉えられて、自転によりピザクラスト上面の周縁部分に引き伸ばされる。塗布板を傾斜して取り付けているので、円周方向に沿ったピザソースの厚さが均一で、ピザクラストの中央部分は厚くなる。この塗り方によれば、ピザパイを扇形に分けた時、各片のピザソース量に偏りがない。
【0014】
本発明による請求項5のピザパイ製造システムは、該ピザソース塗り機をベルトコンベアで搬送される生産ラインに組み入れて中規模のピザパイ製造システムを構築したものである。ピザソース塗りにかかる時間は、すべて人手にて作業した場合に比較して約2倍以上に改善できる。例えば、ベルトコンベアの速度を、作業の余裕を見て4秒に1枚程度の約15枚/分で運転した場合、ピザソース塗りがネックになることなくピザパイの焼成後の性能を約900枚/時間とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の好ましい実施例を、図面を参照して説明する。
【実施例1】
【0016】
図1は、本発明によるピザソース塗り機の使用状態を示す外観図である。図1に示すように、ピザソース塗り機1は、回転駆動源10が収納される本体ボディ2と、回転駆動源10を回転させるパワーオンオフスイッチ3と、回転駆動源10の回転軸4と、塗布板5と、リング状の枠体6と、左右に設けられたハンドル7と、ベルトコンベア11上方に設けられた支持部材19から吊り下げるように設けられた付勢手段8からなる。回転駆動源10には100Vの電源コード9によって供給される。
【0017】
ピザパイの生地であるピザクラスト12は、焼成されて、ベルトコンベア11に載せられて搬送される。その途中、ピザソーストッピング部で所定量のピザソース13が滴下される。ピザソース13は粘性があるので、ピザクラストの中央部分に一塊となっている。ベルトコンベア11の搬送速度は、本実施例では4秒/枚の一定速度とした。搬送速度を5秒/枚以上に遅い場合は、すべて人手にてピザソースを塗り、ピザソース塗り機を導入する必要はない。生産能力から搬送速度を2秒/枚と早くする場合は、本ピザソース塗り機のソース塗り時間は1秒程度になるから、ピザソース塗り機の塗布板を高速に回転させるからソースの飛び散りが出やすく、また、ピザソース塗り機の枠体6を動いているピサクラスト12にかぶせることが難しくなる。なお、ピザソース塗りの間は搬送を止め、ベルトコンベア11を間歇的に動かすようにすることもできる。その場合は、生産能力が停止時間を考慮した値になる。
【0018】
ピザソース塗り機1のオペレータは、左右のハンドル7を持って、ベルトコンベア11で搬送されるピザクラスト12上面のピザソースを塗る領域を枠体6で囲うように、吊り下げられた本体ボディ2を下方に押す。これにより付勢手段8のバネが伸びて、本体ボディ2をピザクラスト12の上面に着地させることができる。同時に、塗布板5が、回転軸4の周りを公転するように回っているから、ピザソース13と接触し、ピザソースをピザクラストの上面円周方向に均一に伸ばすように塗ることができる。本体ボディ2をピザクラストに押し付ける力は、付勢手段8の復元力が本体ボディ2とバランスしているので大きな力は必要としないがオペレータの技量による。
【0019】
本体ボディ2をピザクラストの上面に押し付けてピザソース13を塗る時間は、搬送速度4秒/枚の半分で約2秒/枚とした。この2秒間は、ピザクラスト12が、図1の左側から右側方向に移動するが、これに追随して付勢手段8も右方向に動くことができる。残り2秒は、ピザソース塗り機1の位置決め時間や戻し時間にすることができる。ピザソース13を塗る時間を3秒とすると、位置きめや戻しの時間が1秒となってオペレータに負担がかかる。なお、戻し時間を短くするため支持部材19を回動可能としてもよい。回転駆動源10の回転速度は、ピザクラスト上面を2秒間で塗るとしたので、この間塗布板を2回転させるとして、60rpmの低速のギアモータを使用した。ピザソースがピザクラスト12の表面に塗られた場合、ハンドル7の下方に押す力を緩めると、付勢手段8の復元力で本体ボディ2は上方に吊り上げられる。
【0020】
図2は、塗布板の動きを示す平面図である。図2に示すように、塗布板5は、枠体6の半径より少し大きい直径を有している。塗布板5は、連結リンク14にて回転軸4に連結されて、回転軸4を時計回り方向に回した場合、同様に時計回りでピザクラスト12の中心を公転する。また、塗布板5は、軸15によって連結リンク14の一端に回動可能に軸支される。そして、塗布板5の底面の枠体6に近い側が、回転軸4の側より強くピザクラスト12と接触されるので、その抵抗によって反時計回り方向に自転する。このような自転のさせ方は、特別のプーリやベルトを必要としないから機構を簡単にできる。なお、ピザソースの粘性がかなり高い場合は、積極的に自転させる機構を設けることもできる。
【0021】
図3は、本体ボディ2の内部構造を示す断面図である。図3に示すように、本体ボディ2の内部には、回転駆動源10が収容されている。回転駆動源10の下部には回転速度を指定された比率に落とすギアが実装されている。枠体6には、内側上部にリング状のカバー16を設けて、ピザソースが枠体6の上部から飛び出ないようにしている。連結リンク14は、塗布板5の側に傾斜しており、この傾斜が塗布板5の傾斜を作り出している。連結リンク14には、傾斜角の異なるいくつかの種類が用意されて、必要に応じて交換できる。なお、本体ボディ2は、A−Bの部分でネジを外すことにより上下に分離することができる。下側の部分は、ピザソース塗り作業が終了した時、洗浄することができるから、本機を常に清潔に保つことができる。
【0022】
図3に示すように、塗布板5は、枠体6側に低く、回転軸4側に高く、傾斜して取り付けている。これにより、自転が可能になり、ピザソーストッピング部で滴下した中央部に盛り上がった形のピザソース13を、ピザクラスト12の周囲に下ろすように塗ることができる。塗布板5の直径は、ここでは、枠体6の直径を20cmとしたので、その半分の10cmとした。なお、枠体の直径は、ピザクラストの直径によって決まる。塗布板5の直径は、枠体の直径の1/2以上であればよく、3/4以下が望ましい。塗布板5の傾斜は、水平方向10cmに対して約2cm高くなる傾きとした。傾斜がないと、自転の方向は、塗布板5とピザクラストの接触抵抗で決まる。塗布板5を大きく傾斜させると、中央部のピザソースが周辺側に伸ばされない。塗布板5の底面が、枠体6の底面より下側に突き出ないように軸15の長さを固定する。なお、リング状の枠体6をピザクラストに当接させるから、ピザソース13が底部から外側に飛び散ることがない。
【0023】
図4は、塗布板5の側面図である。図4に示すように、塗布板5の底面中央部には、塗布板直径の約1/2の直径で囲まれる円形範囲内に、互いに直交するように縦横各3本の溝17を形成した。なお、塗布板の外周縁まで延びるより長い溝を形成しても良い。また、塗布板5の底面側の外周部は、直角ではなく傾斜させて、ピザソース13と接触したとき間隙ができるようにしている。ここでピザソース13を捉えることができる。
塗布板5の材質は、エンジニアリングプラスチックの1つであるポリアセタールを使用した。ポリアセタールは、機械的性質がバランスしており、耐薬品性と耐熱性にも優れる。また、摩擦係数が小さくて、ピザソースが付着しにくい。
【0024】
図5は、塗布板5の底面の正面図である。図5に示すように、塗布板5の溝17は、縦方向と横方向に直交するように設けている。この溝17は、ピザソースと接触して、ピザソースを攪拌するように作用する。また、塗布板5を回転軸4側に傾斜させているから、溝17で捕らえられたピザソースは、自転による遠心力で枠体6側に伸ばされる。
【0025】
図6は、本発明によるピザパイ製造システムの平面図である。図6に示すように、ピザパイの生産ラインは、生地の形成から包装するまでがベルトコンベア接続された一貫ラインに構成される。ピザクラスト成形部20は、ピザ生地からピザクラストの成形機材からなる。ピザ生地は、原材料を混ぜ合わせミキシングし、練り上げた上、ボール状に丸めて生成される。
【0026】
ピザクラスト延伸部21は、ボール状の生地をベルトコンベア11に配置されたローラ30で伸ばす箇所である。加熱部22は、オーブンで構成され、ピザクラストを、例えば温度約400℃で、約1分間程度焼成する。ピザソーストッピング部23で、所定量のピザソースがピザクラストの上面に滴下される。
【0027】
ピザソース塗り部24は、ピザソース塗り機1で構成され、オペレータによって操作されて、滴下されたピザソースがピザクラスト上面に伸ばされる。トッピング部25では、チーズトッピングを行っている。チーズは、調理台31で用意される。包装部は、ピザクラストをラップする内装用包装機26と、計量機27と、袋に格納する外装用包装機29などで構成される。なお、包装されたピザをすぐ冷凍して輸送するような場合、例えば、スパイラルフリーザ28が設けられても良い。スパイラルフリーザ28は、ベルトコンベアに載せたままピザクラストを冷凍もしくは冷却(チルド)することができる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本発明によるピザソース塗り機は、オペレータの操作によってピザソースをピザクラスト上面に、迅速かつ均一に塗ることができる。また、ピザソース塗りの品質も安定させることができる。さらに、ベルトコンベア搬送の生産ラインに組み入れて使用することもでき、中規模のピザパイ製造システムに好適である。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明によるピザソース塗り機の使用状態を示す外観図である。
【図2】本発明によるピザソース塗り機の塗布板の動きを示す平面図である。
【図3】本発明によるピザソース塗り機の内部構造を示す断面図である。
【図4】本発明によるピザソース塗り機の塗布板の側面図ある。
【図5】本発明によるピザソース塗り機の塗布板底面の正面図ある。
【図6】本発明によるピザパイ製造システムの平面図である。
【符号の説明】
【0030】
1 ピザソース塗り機
2 本体ボディ
3 パワーオンオフスイッチ
4 回転軸
5 塗布板
6 枠体
7 ハンドル
8 付勢手段
9 電源コード
10 回転駆動源
11 ベルトコンベア
12 ピザクラスト
13 ピザソース
14 連結リンク
15 軸
16 カバー
17 溝
19 支持部材
20 ピザクラスト成形部
21 ピザクラスト延伸部
22 加熱部
23 ピザソーストッピング部
24 ピザソース塗り部
25 トッピング部
26 内装用包装機
27 計量機
29 外装用包装機
30 ローラ
31 調理台

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スイッチ操作によって駆動される回転駆動源と、
回転駆動源の回転軸に連結されて回転軸周囲を公転し、当該公転によりピザクラスト上面にピザソースを塗布する塗布板と、
ピザソースの塗布時にピザクラストの上面に当接して塗布板の公転領域を囲むリング状の枠体と、
回転駆動源、塗布板、枠体の全体をピザクラストから離れる方向に付勢する付勢手段と、
回転駆動源、塗布板、枠体の全体をピザクラストとの接離方向及びピザクラストの搬送方向に移動させるための左右のハンドルとを有していることを特徴とするピザソース塗り機。
【請求項2】
前記塗布板のピザクラスト対向面には、互いに直交するように設けられた複数条の溝部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のピザソース塗り機。
【請求項3】
前記塗布板は前記回転軸に取り付けられた連結リンクに自転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2記載のピザソース塗り機。
【請求項4】
前記塗布板は、ピザクラストの上面中心部に対し、傾斜した状態となっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のピザソース塗り機。
【請求項5】
ピザ生地からピザクラストを成形するピザクラスト成形部と、ピザクラスト延伸部と、ピザクラストを焼成する加熱部と、ピザクラストの上面にピザソースを供給するピザソース供給部と、請求項1乃至4のいずれかに記載のピザソース塗り機が配置されたピザソース塗り部と、ピザクラスト上にトッピングを行うトッピング部と、トッピングされたピザクラストを包装する包装部とが、所定速度のベルトコンベアで動く搬送路上に配置されていることを特徴とするピザパイ製造システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−121951(P2006−121951A)
【公開日】平成18年5月18日(2006.5.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−312914(P2004−312914)
【出願日】平成16年10月27日(2004.10.27)
【出願人】(000118497)伊藤ハム株式会社 (57)
【Fターム(参考)】