説明

ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オンおよび3,4−ジヒドロピリミド[4,5−d]ピリミジン−2(1H)−オン誘導体の製造方法

本発明は式(II)または(IIa)[式中、G1はCH2またはNHであり;G2はCHまたは窒素であり;Rxはクロロ、ブロモ、ヨードまたはO−S(O)2CF3であり;RgはC1-10アルキルであり;mは0、または1もしくは2の値を有する整数であり;R3はC1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-10アルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、ヘテロサイクリックまたはヘテロサイクリルC1-10アルキル部分であり、ここで、これらの部分は各々置換されていてもよい]で示される2,4,8−三置換ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オン・ファルマコフォアの新規製造方法であって、適当な塩基の存在下にて式[式中、Ryはクロロ、ブロモ、ヨード、O−S(O)2CF3であり;RgはC1-10アルキルである]で示される化合物をオレフィン形成試薬と反応させて式(II)または(IIa)[式中、mは0である]で示される化合物を得ること、および必要に応じて硫黄を酸化することを含む方法を対象とする。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化1】

[式中、
G1は、CH2またはNHであり;
G2は、CHまたは窒素であり;
Rxは、クロロ、ブロモ、ヨード、またはO−S(O)2CF3であり;
Rgは、C1-10アルキルであり;
mは、0、または1もしくは2の値を有する整数であり;
3は、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-10アルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、ヘテロサイクリックまたはヘテロサイクリルC1-10アルキル部分である(ここで、これらの部分は各々置換されていてもよい)]
で示される化合物。
【請求項2】
式(II)で示される請求項1記載の化合物。
【請求項3】
式(IIa)で示される請求項1記載の化合物。
【請求項4】
Rgがメチルである、請求項1記載の化合物。
【請求項5】
mが0である、請求項4記載の化合物。
【請求項6】
mが1である、請求項4記載の化合物。
【請求項7】
Rxがクロロである、請求項1記載の化合物。
【請求項8】
3が置換されていてもよいアリールである、請求項1記載の化合物。
【請求項9】
3が存在ごとに独立してハロゲン、C1-10アルキル、ヒドロキシ、C1-10アルコキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、またはハロ置換C1-10アルキルによって1回またはそれ以上独立して置換されていてもよい、請求項8記載の化合物。
【請求項10】
3がフッ素、塩素またはメチルによって独立して1回またはそれ以上置換されているフェニルである、請求項9記載の化合物。
【請求項11】
3が、フェニル、4−トリフルオロメチル−フェニル、2−フルオロフェニル、2,6−ジフルオロ−フェニル、2,4−ジフルオロ−フェニル、2−クロロフェニル、2−メチルフェニル、または2,6−ジメチルフェニルである、請求項8記載の化合物。
【請求項12】
以下のものである、請求項1記載の化合物:
4−クロロ−8−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−2−メチルスルファニル−8H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オン;
4−クロロ−8−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−2−メチルスルフィニル−8H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オン;
4−クロロ−8−(2,4−ジフルオロ−フェニル)−2−メチルスルファニル−8H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オン;
4−クロロ−8−(2,4−ジフルオロ−フェニル)−2−メチルスルフィニル−8H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オン;
4−クロロ−8−(2,6−ジフルオロ−フェニル)−2−メチルスルファニル−8H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オン;および
4−クロロ−8−(2,6−ジフルオロ−フェニル)−2−メチルスルフィニル−8H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オン。
【請求項13】
式:
【化2】

[式中、
G1は、CH2またはNHであり;
G2は、CHまたは窒素であり;
Rxは、クロロ、ブロモ、ヨード、またはO−S(O)2CF3であり;
Xは、R2、OR2'、S(O)m2'、(CH2)n'N(R11)S(O)m2'、(CH2)n'N(R11)C(O)R2'、(CH2)n'NR414、または(CH2)n'N(R2')(R2")、またはN(R10')−Rh−NH−C(=N−CN)NRqRq'であり;
1は、N(R11)、O、S(O)m、またはCR1020であり;
Rhは、置換されていてもよいC1-10アルキル、−CH2−C(O)−CH2−、−CH2CH2−O−CH2−CH2−、−CH2−C(O)N(R10')CH2−CH2−、−CH2−N(R10')C(O)CH2−、−CH2−CH(OR10')−CH2、−CH2−C(O)O−CH2−CH2−、または−CH2−CH2−O−C(O)CH2−から選択され;
RqおよびRq'は、存在ごとに独立して、水素、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-10アルキル、C5-7シクロアルケニル、C5-7シクロアルケニル−C1-10アルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、ヘテロサイクリック、またはヘテロサイクリルC1-10アルキル部分から選択されるか(ここで、水素を除くこれらの部分は全て置換されていてもよい)、または、RqおよびRq'は、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、窒素または硫黄から選択されるさらなるヘテロ原子を含有していてもよい置換されていてもよい5〜7員環を形成し;
2は、水素、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルアルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、ヘテロサイクリック、またはヘテロサイクリルC1-10アルキル部分であるか(ここで、水素を除くこれらの部分は各々置換されていてもよい);またはR2は部分(CR1020)q'1(CR1020)qC(A1)(A2)(A3)、またはC(A1)(A2)(A3)であり;
2'は、水素、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルアルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、ヘテロサイクリック、またはヘテロサイクリルC1-10アルキル部分であり(ここで、水素を除くこれらの部分は各々置換されていてもよい);
2"は、水素、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルアルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、ヘテロサイクリック、またはヘテロサイクリルC1-10アルキル部分であるか(ここで、水素を除くこれらの部分は置換されていてもよい);またはR2"は、部分(CR1020)t1(CR1020)qC(A1)(A2)(A3)であり;
1は、置換されていてもよいC1-10アルキル、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリックC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、アリール、またはアリールC1-10アルキルであり;
2は、置換されていてもよいC1-10アルキル、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリックC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、アリール、またはアリールC1-10アルキルであり;
3は、水素であるか、または置換されていてもよいC1-10アルキルであり;
3は、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-10アルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、ヘテロサイクリックまたはヘテロサイクリルC1-10アルキル部分であり(ここで、これらの部分は各々置換されていてもよい);
4およびR14は、各々独立して、水素、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-4アルキル、アリール、アリール−C1-4アルキル、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリックC1-4アルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールC1-4アルキル部分から選択されるか(ここで、水素を除くこれらの部分は各々置換されていてもよい);またはR4およびR14は、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、硫黄または窒素から選択されるさらなるヘテロ原子を含有していてもよい置換されていてもよい4〜7員複素環を形成し;
10およびR20は、独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
10'は、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
11は、独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
n'は、存在ごとに独立して、0、または1〜10のうち1つの値を有する整数から選択され;
mは、存在ごとに独立して0、または1もしくは2の値を有する整数から選択され;
qは、0、または1〜10のうち1つの値を有する整数であり;
q'は、0、または1〜6のうち1つの値を有する整数であるか;または
tは、2〜6のうち1つの値を有する整数である]
で示される化合物。
【請求項14】
式(III)で示される請求項13記載の化合物。
【請求項15】
式(IIIa)で示される請求項13記載の化合物。
【請求項16】
Rxがクロロである、請求項13記載の化合物。
【請求項17】
3が置換されていてもよいアリールである、請求項13記載の化合物。
【請求項18】
3が、存在ごとに独立して、ハロゲン、C1-10アルキル、ヒドロキシ、C1-10アルコキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、またはハロ置換C1-10アルキルによって1回またはそれ以上独立して置換されていてもよい、請求項17記載の化合物。
【請求項19】
3が、フッ素、塩素またはメチルによって1回またはそれ以上独立して置換されているフェニルである、請求項18記載の化合物。
【請求項20】
3がフェニル、4−トリフルオロメチル−フェニル、2−フルオロフェニル、2,6−ジフルオロ−フェニル、2,4−ジフルオロ−フェニル、2−クロロフェニル、2−メチルフェニル、または2,6−ジメチルフェニルである、請求項18記載の化合物。
【請求項21】
XがR2であり、R2が(CR1020)q'1(CR1020)qC(A1)(A2)(A3)、またはC(A1)(A2)(A3)である、請求項13記載の化合物。
【請求項22】
1、A2またはA3のうち少なくとも1つが(CR1020)nOR6によって置換されているC1-10アルキルであり;ここで、
nが0、または1〜10のうち1つの値を有する整数であり;
mは、0、または1もしくは2の値を有する整数であり;
6は、独立して、水素、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、ヘテロサイクリル、ヘテロサイクリルC1-10アルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールC1-10アルキル部分から選択され(ここで、水素を除くこれらの部分は、存在ごとに独立して、ハロゲン;ヒドロキシ;ヒドロキシ置換C1-10アルキル;C1-10アルコキシ;ハロ置換C1-10アルコキシ;S(O)mアルキル;C(O);NR4'14';C1-10アルキル;C3-7シクロアルキル;C3-7シクロアルキルC1-10アルキル;ハロ置換C1-10アルキル;非置換アリールもしくはアリールアルキル;またはハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシ置換アルキル、C1-10アルコキシ、S(O)mアルキル、アミノ、一置換および二置換C1-4アルキルアミノ、C1-4アルキルまたはCF3によって1回または2回置換されているアリールもしくはアリールアルキルによって1回またはそれ以上置換されていてもよい);
4'およびR14'が、各々、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択されるか、またはR4'およびR14'が、それらが結合している窒素と一緒に環化されて、酸素、硫黄またはNR9'から選択されるさらなるヘテロ原子を含有していてもよい置換されていてもよい5〜7員環を形成し;
9'が、存在ごとに独立して、水素、またはC1-4アルキルから選択される、
請求項21記載の化合物。
【請求項23】
1N(R10')、qが1または2であり、q'が0であり、R6が水素である、請求項21記載の化合物。
【請求項24】
Xが(CH2)n'NR414、または(CH2)n'N(R2')(R2")である、請求項13記載の化合物。
【請求項25】
Xが(CH2)n'NR414であり、R4およびR14が、独立して、水素、置換されていてもよいC1-10アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリール−C1-4アルキル、置換されていてもよいヘテロサイクリック、置換されていてもよいヘテロサイクリックC1-4アルキル、置換されていてもよいヘテロアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールC1-4アルキルから選択される、請求項24記載の化合物。
【請求項26】
1-10アルキルが、存在ごとに独立して、NR4'14';ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、C(O)NR4'14';またはNR4'C(O)C1-10アルキルで1回またはそれ以上置換されていてもよく;ここで、
4'およびR14'が、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択されるか、またはR4'およびR14'が、それらが結合している窒素と一緒になって、NR9'から選択されるさらなるヘテロ原子を含有していてもよい5〜7員複素環を形成し;
9'が、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択される、
請求項25記載の化合物。
【請求項27】
Xが(CH2)nN(R2')(R2")であり、R2'が置換されていてもよいC1-10アルキル、シクロアルキル、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリルC1-10アルキル、ヘテロアリールアルキルである、請求項24記載の化合物。
【請求項28】
水素を除くR2'部分が、存在ごとに独立して、C1-10アルキル、ハロ置換C1-10アルキル、C2-10アルケニル、C2-10アルキニル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-10アルキル、C5-7シクロアルケニル、C5-7シクロアルケニルC1-10アルキル、ハロゲン、−C(O)、シアノ、ニトロ、アリール、アリールC1-10アルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリックC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、(CR1020)nOR6、(CR1020)nSH、(CR1020)nS(O)m7、(CR1020)nN(R10')S(O)27、(CR1020)nNReRe'、(CR1020)nNReRe'C1-4アルキルNReRe'、(CR1020)nCN、(CR1020)nS(O)2NReRe'、(CR1020)nC(Z)R6、(CR1020)nOC(Z)R6、(CR1020)nC(Z)OR6、(CR1020)nC(Z)NReRe'、(CR1020)nN(R10')C(Z)R6、(CR1020)nN(R10')C(=N(R10'))NReRe'、(CR1020)nC(=NOR6)NReRe'、(CR1020)nOC(Z)NReRe'、(CR1020)nN(R10')C(Z)NReRe'、または(CR1020)nN(R10')C(Z)OR7によって1〜4回置換されていてもよく、ここで、
6が、存在ごとに独立して、水素、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、ヘテロサイクリル、ヘテロサイクリルC1-10アルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールC1-10アルキルから選択され(ここで、水素を除くこれらの部分は各々置換されていてもよい);
7が、存在ごとに独立して、C1-6アルキル、アリール、アリールC1-6アルキル、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリルC1-6アルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアリールC1-6アルキル部分から選択され(ここで、これらの部分は各々置換されていてもよい);
ReおよびRe'が、各々、存在ごとに独立して、水素、C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-4アルキル、アリール、アリール−C1-4アルキル、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリックC1-4アルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールC1-4アルキル部分から選択されるか;またはReおよびRe'が、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、硫黄または窒素から選択されるさらなるヘテロ原子を含有していてもよい置換されていてもよい4〜7員複素環を形成し(ここで、水素を除くこれらの部分が、各々、存在ごとに独立して、ハロゲン;ヒドロキシ;ヒドロキシ置換C1-10アルキル;C1-10アルコキシ;ハロ置換C1-10アルコキシ;アミノ、一置換および二置換C1-4アルキルアミノ、S(O)mRf';C(O)Rj;C(O)ORj;(CR1020)nN(R10')C(Z)OR7;(CR1020)nN(R10')C(Z)NRdRd';C(O)NR4'14';NR4'C(O)C1-10アルキル;NR4'C(O)アリール;シアノ;ニトロ;C1-10アルキル;C3-7シクロアルキル;C3-7シクロアルキルC1-10アルキル;ハロ置換C1-10アルキル;アリール、アリールC1-4アルキル、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリックC1-4アルキル、ヘテロアリール、またはヘテロC1-4アルキルによって1〜4回置換されていてもよく、ここで、これらのアリール、ヘテロサイクリックおよびヘテロアリール含有部分が、存在ごとに独立して、ハロゲン、C1-4アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシ置換C1-4アルキル、C1-10アルコキシ、S(O)mアルキル、アミノ、一置換および二置換C1-4アルキルアミノ、C1-4アルキルまたはCF3によって1〜2回置換されていてもよい);
Rfは、存在ごとに独立して、C1-10アルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、ヘテロサイクリック、またはヘテロサイクリックC1-10アルキル部分から選択され(ここで、これらの部分は全て置換されていてもよい);
4'およびR14'が、各々、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択されるか、またはR4'およびR14'が、それらが結合している窒素と一緒に環化されて、酸素、硫黄またはNR9'から選択されるさらなるヘテロ原子を含有していてもよい5〜7員環を形成し;
Rjが、存在ごとに独立して、水素、C1-4アルキル、アリール、アリールC1-4アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-4アルキル、ヘテロサイクリックまたはヘテロサイクリックC1-4アルキル部分から選択され(ここで、水素を除くこれらの部分は置換されていてもよい);
nが、存在ごとに独立して、0、または1〜10のうち1つの値を有する整数から選択される、
請求項27記載の化合物。
【請求項29】
2'が、C1-10アルキル、アリール、アリールアルキル、(CR1020)nNReRe'、または(CR1020)nN(R10')C(Z)OR7によって1回またはそれ以上独立して置換されているヘテロサイクリックまたはヘテロサイクリックアルキルである、請求項27記載の化合物。
【請求項30】
(CH2)nN(R2')(R2")部分が、1−(フェニルメチル)−4−ピペリジンアミン、2−[4−(フェニルメチル)−1−ピペラジニル]エチルアミン、2−(1−ピペリジニル)エチルアミン、2−(1−メチル−2−ピロリジニル)エチルアミン、1−[(フェニルメチル)−3−ピロリジニル]アミン、3−[(1−ピロリジニル)プロピル]アミン、3−[(ヘキサヒドロ−1H−アゼピン−1−イル)プロピル]アミン、(1−メチル−4−ピペリジニル)アミン、3−[(4−モルホリニル)プロピル]アミン、3−[(2−オキソ−1−ピロリジニル)プロピル]アミン、2−[(4−モルホリニル)エチル]アミン、2−[(1−ピロリジニル)エチル]アミン、または[(1−エチル−2−ピロリジニル)メチル]アミンである、請求項13記載の化合物。
【請求項31】
2'が、(CR1020)nNReRe'または(CR1020)nNReRe'C1-4アルキルNReRe'によって置換されているC1-10アルキルである、請求項13記載の化合物。
【請求項32】
ReおよびRe'が、独立して、メチル、エチル、イソプロピル、n−ブチル、またはt−ブチルから選択される、請求項31記載の化合物。
【請求項33】
(CH2)nN(R2')(R2")が、3−(ジメチルアミノ)プロピル(メチル)アミン、3−(ジエチルアミノ)プロピルアミン、プロピルアミン、(2,2−ジメチルプロピル)アミン、(2−ヒドロキシプロピル)アミノ、2−(ジメチルアミノ)エチルアミン、2−(ジメチルアミノ)エチル(メチル)アミン、3−(ジメチルアミノ)プロピルアミン、2−(ジメチルアミノ)エチル(メチル)アミン、3−(ジエチルアミノ)プロピルアミン、2−(メチルアミノ)エチルアミン、[(1−メチルエチル)アミノ]エチルアミン、3−(ジエチルアミノ)プロピルアミン、3−(ジブチルアミノ)プロピルアミン、3−[(1−メチルエチル)アミノ]プロピルアミン、3−(1,1−ジメチルエチル)アミノプロピルアミン、3−(ジメチルアミノ)−2,2−ジメチルプロピルアミン、4−(ジエチルアミノ)−1−メチルブチルアミン、または3−[[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−(メチル)アミノ]プロピル(メチル)アミンである、請求項13記載の化合物。
【請求項34】
3が、ハロゲン、ニトロ、C1-10アルキル、ハロ置換C1-10アルキル、C2-10アルケニル、C2-10アルキニル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-10アルキル、C5-7シクロアルケニル、C5-7シクロアルケニルC1-10アルキル、(CR1020)nOR6、(CR1020)nSH、(CR1020)nS(O)m7、(CR1020)nN(R10')S(O)27、(CR1020)nNR1626、(CR1020)nCN、(CR1020)nS(O)2NR1626、(CR1020)nC(Z)R6、(CR1020)nOC(Z)R6、(CR1020)nC(Z)OR6、(CR1020)nC(Z)NR1626、(CR1020)nN(R10')C(Z)R6、(CR1020)nN(R10')C(=N(R10'))NR1626、(CR1020)nOC(Z)NR1626、(CR1020)nN(R10')C(Z)NR1626、または(CR1020)nN(R10')C(Z)OR7で存在ごとに独立して1回またはそれ以上置換されていてもよいアリールであり;ここで、
6が、独立して、水素、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、ヘテロサイクリル、ヘテロサイクリルC1-10アルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールC1-10アルキル部分から選択され(ここで、水素を除くこれらの部分は置換されていてもよい);
7が、C1-6アルキル、アリール、アリールC1-6アルキル、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリルC1-6アルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアリールC1-6アルキルであり(ここで、これらの部分は各々置換されていてもよい);
10'が、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
10およびR20が、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
16およびR26が、各々独立して、水素またはC1-4アルキルから選択されるか;またはR16およびR26が、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、硫黄またはNR9'から選択されるさらなるヘテロ原子を含有していてもよい非置換または置換4〜7員複素環を形成し;
9'が、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
nが、存在ごとに独立して、0、または1〜10のうち1つの値を有する整数から選択され;
mが、独立して、0、または1もしくは2の値を有する整数から選択され;
Zが、存在ごとに独立して、酸素または硫黄から選択される、
請求項13記載の化合物。
【請求項35】
3が、置換されていてもよいフェニルである、請求項33記載の化合物。
【請求項36】
フェニル環上の任意の置換基が、存在ごとに独立して、ハロゲン、C1-10アルキル、(CR1020)nOR6、シアノ、ニトロ、(CR1020)nNR1626、またはハロ置換C1-10アルキルから選択される、請求項35記載の化合物。
【請求項37】
フェニルが、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノまたはCF3によって1回またはそれ以上置換されている、請求項24記載の化合物。
【請求項38】
3が、フェニル、4−トリフルオロメチル−フェニル、2−フルオロフェニル、2,6−ジフルオロ−フェニル、2,4−ジフルオロ−フェニル、2−クロロフェニル、2−メチルフェニル、または2,6−ジメチルフェニルである、請求項36記載の化合物。
【請求項39】
2−(ヒドロキシ−ヒドロキシメチル−エチルアミノ)−4−クロロ−8−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−8H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オン;
2−(ヒドロキシ−ヒドロキシメチル−エチルアミノ)−4−クロロ−8−(2,4−ジフルオロ−フェニル)−8H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オン;および
2−(ヒドロキシ−ヒドロキシメチル−エチルアミノ)−4−クロロ−8−(2,6−ジフルオロ−フェニル)−8H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−オン
である、請求項13記載の化合物。
【請求項40】
4−クロロ−8−(2,6−ジフルオロフェニル)−2−{[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−アミノ}ピリド[2,3−d]ピリミジン−7(8H)−オン;
4−クロロ−2−{[3−(ジエチルアミノ)プロピル]アミノ}−8−(2,6−ジフルオロフェニル)ピリド[2,3−d]ピリミジン−7(8H)−オン;
4−クロロ−8−(2,6−ジフルオロフェニル)−2−(4−メチル−1,4'−ビピペリジン−1'−イル)ピリド[2,3−d]ピリミジン−7(8H)−オン;
5−クロロ−7−{[3−(ジエチルアミノ)プロピル]アミノ}−1−(2,6−ジフルオロフェニル)−3,4−ジヒドロピリミド[4,5−d]ピリミジン−2(1H)−オン・トリフルオロ酢酸塩;
5−クロロ−1−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−[4−(1−ピロリジニル)−1−ピペリジニル]−3,4−ジヒドロピリミド[4,5−d]ピリミジン−2(1H)−オン;または
5−クロロ−1−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−{[2−(ジメチルアミノ)エチル]アミノ}−3,4−ジヒドロピリミド[4,5−d]ピリミジン−2(1H)−オン
である、請求項13記載の化合物。
【請求項41】
式:
【化3】

[式中、
Ryは、ブロモ、ヨード、O−S(O)2CF3であり;
Rgは、C1-10アルキルである]
で示される化合物。
【請求項42】
Rgがメチルである、請求項41記載の化合物。
【請求項43】
mが0であり、G1またはG2がCHである請求項1記載の式(II)および(IIa)で示される化合物の製造方法であって、適当な塩基中にて式:
【化4】

[式中、
Ryは、クロロ、ブロモ、ヨード、O−S(O)2CF3であり;
Rgは、C1-10アルキルである]
で示される化合物をオレフィン形成試薬と反応させて式(IIa)で示される化合物を得ること、および還元して式(II)で示される化合物を得てもよいことを含む方法。
【請求項44】
オレフィン形成試薬が、(メトキシカルボニルメチル)ホスホン酸ビス(2,2,2−トリフルオロエチル)、(エトキシカルボニルメチル)ホスホン酸ビス(2,2,2−トリフルオロエチル)、(イソプロポキシカルボニルメチル)ホスホン酸ビス(2,2,2−トリフルオロエチル)、(ジエトキシ−ホスホリル)酢酸メチルエステル、(ジイソプロポキシ−ホスホリル)−酢酸メチルエステル、(ジフェニルオキシ−ホスホリル)酢酸メチルエステル、(ジエトキシ−ホスホリル)酢酸エチルエステル、(ジイソプロポキシ−ホスホリル)酢酸エチルエステル、または(ジフェニルオキシ−ホスホリル)酢酸エチルエステルから選択される、請求項43記載の方法。
【請求項45】
塩基が、トリエチルアミン、ピリジン、ジイソプロピルエチルアミンもしくはピロリドン、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項44記載の方法。
【請求項46】
方法がさらに有機溶媒を含む、請求項43記載の方法。
【請求項47】
溶媒が、クロロホルム、塩化メチレン、アセトニトリル、トルエン、DMFもしくはn−メチルピロリジン、またはそれらの組み合わせである、請求項46記載の方法。
【請求項48】
オレフィン形成試薬が、(メトキシカルボニルメチル)ホスホン酸ビス(2,2,2−トリフルオロエチル)であり、塩基がトリエチルアミンである、請求項43記載の方法。
【請求項49】
Rxがクロロである、請求項43記載の方法。
【請求項50】
Rgがメチルである、請求項43記載の化合物。
【請求項51】
さらに、式(II)または(IIa)で示される化合物を酸化剤と反応させて、式(II)または(IIa)で示される対応するスルホンまたはスルホキシド、またはその混合物を得ることを含む、請求項43記載化合物。
【請求項52】
酸化剤が、3−クロロ過安息香酸、過酸化水素、過ヨウ素酸ナトリウム、過ヨウ素酸カリウム、オキソン、OsO4、触媒第三アミンN−オキシド、過酸、酸素、オゾン、有機過酸化物、無機過酸化物、過マンガン酸カリウム、過マンガン酸亜鉛、過硫酸カリウム、または過塩素酸ナトリウム、または過酸化水素とタングステン酸ナトリウム、酢酸もしくは過塩素酸ナトリウムとの組み合わせである、請求項51記載の方法。
【請求項53】
mが0であり、G1またはG2がCHである請求項1記載の式(II)または(IIa)で示される化合物の製造方法であって、有機溶媒中にて式:
【化5】

[式中、
Ryは、クロロ、ブロモ、ヨード、O−S(O)2CF3であり;
Rgは、C1-10アルキルである]
で示される化合物をアシル化剤と反応させて式(IIa)で示される化合物を得ること、および還元して式(II)で示される化合物を得てもよいことを含む方法。
【請求項54】
アシル化剤が、無水酢酸または塩化アセチルである、請求項53記載の方法。
【請求項55】
溶媒が、クロロホルム、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、アセトニトリル、トルエン、DMF、n−メチルピロリジンもしくはジオキサン、またはそれらの組み合わせもしくは混合物である、請求項53記載の方法。
【請求項56】
Rxがクロロである、請求項53記載の方法。
【請求項57】
さらに、式(II)で示される化合物を酸化剤と反応させて、式(II)で示される対応するスルホンもしくはスルホキシドまたはその混合物を得ることを含む、請求項53記載の方法。
【請求項58】
酸化剤が、3−クロロ過安息香酸、過酸化水素、過ヨウ素酸ナトリウム、過ヨウ素酸カリウム、オキソン、OsO4、触媒第三アミンN−オキシド、過酸、酸素、オゾン、過酸化物、有機過酸化物、過マンガン酸カリウム、過マンガン酸亜鉛、過硫酸カリウム、または過塩素酸ナトリウムである、請求項57記載の方法。
【請求項59】
請求項7記載の式(III)または(IIIa)で示される化合物の製造方法であって、無水有機溶媒中にて請求項1記載の式(II)または(IIa)で示される化合物を化合物X−Y(ここで、Xは、式(III)で示される化合物について定義したとおりであり、Yは、NH2、NH(R10)、OHまたはSHである)と反応させて式(III)で示される化合物を得ることを含む方法(ただし、
a)XはR2であり、R2は、水素、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルアルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、ヘテロサイクリックまたはヘテロサイクリルC1-10アルキルであるか;または
b)Xは、(CH2)n'N(R10')S(O)m2'、(CH2)n'N(R10')C(O)R2'、(CH2)n'NR414、(CH2)n'N(R2')(R2")であり、n'は、2よりも大きい)。
【請求項60】
溶媒が、塩化メチレン、クロロホルム、アセトニトリル、ベンゼン、THF、ヘキサン、エチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、DMSO、DMF、トルエン、DMF、アセトン、n−メチル−ピロリジンもしくはジオキサンまたはそれらの組み合わせもしくは混合物である、請求項59記載の方法。
【請求項61】
さらに、塩基を含む、請求項59記載の方法。
【請求項62】
塩基が、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、NaH、n−BuLi、tert−BuLi、tert−BuOK、Li2CO3、Cs2CO3またはピリジンである、請求項61記載の方法。
【請求項63】
請求項7記載の式(III)または(IIIa)で示される化合物の製造方法であって、求核試薬を含まない無水有機溶媒中にて請求項1記載の式(II)または(IIa)で示される化合物を化合物X−Y(ここで、Xは、式(III)で示される化合物について定義したとおりであり、Yは、水素、金属、ボロン酸誘導体またはトリアルキルスズ誘導体である)と反応させて式(III)または(IIIa)で示される化合物を得ることを含む方法(ただし、
Yが水素である場合、
a)XはOR2'であるか、またはXはS(O)m2'である(mは0である)か;または
b)Xは(CH2)n'N(R10')S(O)m2'、(CH2)n'N(R10')C(O)R2'、(CH2)n'NR414または(CH2)n'N(R2')(R2")であり、n'は0であるか;または
c)XはR2であり、R2は(CR1020)q'1(CR1020)qC(A1)(A2)(A3)であり、q'は0であり、X1はN(R10')、O、S(O)mであり、mは0であり、
d)XはN(R10')−Rh−NH−C(=N−CN)NRqRq'であり;
YがLi、Mgもしくはいずれもの他の適当な金属のような金属または金属錯体化合物である場合、
a)XはR2であり、R2はC1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-10アルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、ヘテロサイクリックまたはヘテロサイクリルC1-10アルキル部分であり;
Yがボロン酸(B(OH)2)またはボロン酸エステル誘導体である場合、
a)XはR2であり、R2はアリールまたはヘテロアリールであり;
Yが(C1-4アルキル)3Snのようなトリアルキルスズ誘導体である場合、
a)XはR2であり、R2はアリールまたはヘテロアリールである)。
【請求項64】
無水有機溶媒が、CH2Cl2、クロロホルム、CH3CN、ベンゼン、THF、ヘキサン、エチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、DMSO、DMFおよびトルエンから選択される、請求項63記載の方法。
【請求項65】
さらに、塩基を含む、請求項63記載の方法。
【請求項66】
塩基が、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、NaH、n−BuLi、tert−BuLi、tert−BuOK、Li2CO3、Cs2CO3またはピリジンである、請求項65記載の方法。
【請求項67】
本明細書で定義される式(I)および(Ia)で示される化合物の製造方法であって、溶媒中にて請求項7記載の式(III)または(IIIa)で示される化合物をパラジウム触媒と一緒にアリールボロン酸、ヘテロアリールボロン酸またはそれらの対応するボロン酸エステルから選択されるカップリング剤と反応させて式(I)または(Ia)で示される化合物を得ることを含む方法。
【請求項68】
パラジウム触媒が、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、PdCl2、Pd(OAc)2、(CH3CN)2PdCl2、Pd(dppf)2、または[1,1'−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)である、請求項67記載の方法。
【請求項69】
パラジウム触媒がテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)である、請求項68記載の方法。
【請求項70】
溶媒が、ジオキサン、THF、DMF、DMSO、NMP、アセトン、水、またはそれらの組み合わせもしくは混合物である、請求項67記載の方法。
【請求項71】
溶媒が、THFおよびH2O、またはジオキサンおよびH2Oである、請求項70記載の方法。
【請求項72】
さらに、塩基を含む、請求項67記載の方法。
【請求項73】
塩基が、NaHCO3、KHCO3、Na2CO3、K2CO3、KOAcまたはそれらの組み合わせもしくは混合物である、請求項72記載の方法。
【請求項74】
塩基が、K2CO3もしくはKOAcまたはそれらの組み合わせもしくは混合物である、請求項72記載の方法。
【請求項75】
アリールボロン酸が、R1B(OH)2、R1B(O−C1-4アルキル)2、または
【化6】

[ここで、
10およびR20は、独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
rは、2〜6のうち1つの値を有する整数であり;
1は、置換されていてもよいフェニルである]
である、請求項67記載の方法。
【請求項76】
フェニル環が、ハロゲン、C1-4アルキル、ハロ置換C1-4アルキル、シアノ、ニトロ、(CR1020)v'NRdRd'、(CR1020)v'C(O)R12、SR5、S(O)R5、S(O)25、または(CR1020)v'OR13、(CR1020)vC(Z)NR414、(CR1020)vC(Z)OR8、(CR1020)vCORa'、(CR1020)vC(O)H、ZC(Z)R11、N(R10')C(Z)R11、N(R10')S(O)27、C(Z)N(R10')(CR1020)vRb、C(Z)O(CR1020)vRb、N(R10')C(Z)(CR1020)vRb;N(R10')C(Z)N(R10')(CR1020)vRb;またはN(R10')OC(Z)(CR1020)vRbによって存在ごとに独立して1回またはそれ以上置換されており;ここで、
Ra'が、C1-4アルキル、ハロ置換C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、C3-7シクロアルキル、C5-7シクロアルケニル、アリール、アリールC1-4アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-4アルキル、ヘテロサイクリル、ヘテロサイクリルC1-4アルキル、(CR1020)vOR7、(CR1020)vS(O)m7、(CR1020)vN(R10')S(O)27、または(CR1020)vNR414であり(ここで、該アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルは置換されていてもよい);
Rbが、水素、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-10アルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、ヘテロサイクリック、またはヘテロサイクリルC1-10アルキル部分であり(ここで、水素を除くこれらの部分は全て置換されていてもよい);
RdおよびRd'が、各々独立して、水素、C1-4アルキル、C3-5シクロアルキル、C3-5シクロアルキルC1-4アルキルから選択されるか、またはRdおよびRd'が、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、硫黄またはNR9'から選択されるさらなるヘテロ原子を含有していてもよい置換されていてもよい5〜6員複素環を形成し(ここで、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルキルC1-4アルキルであるRdおよびRd'部分ならびにR4およびR14が環化した環は置換されていてもよい);
7が、C1-6アルキル、アリール、アリールC1-6アルキル、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリルC1-6アルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアリールC1-6アルキルであり(ここで、これらの部分は各々置換されていてもよい);
8が、存在ごとに独立して、水素、C1-4アルキル、ハロ置換C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-4アルキル、C5-7シクロアルケニル、C5-7シクロアルケニルC1-4アルキル、アリール、アリールC1-4アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-4アルキル、ヘテロサイクリル、またはヘテロサイクリルC1-4アルキル部分から選択され(ここで、水素を除くこれらの部分は存在ごとに独立して置換されていてもよい);
9'が、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
mが、存在ごとに独立して、0、または1もしくは2の値を有する整数から選択され;
vが、存在ごとに独立して、0、または1〜2のうち1つの値を有する整数から選択され、
v'が、存在ごとに独立して、0、または1もしくは2の値を有する整数から選択され;
4およびR14が、各々、存在ごとに独立して、水素、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-4アルキル、アリール、アリール−C1-4アルキル、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリックC1-4アルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールC1-4アルキルから選択されるか;またはR4およびR14が、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、硫黄または窒素から選択されるさらなるヘテロ原子を含有していてもよい非置換または置換4〜7員複素環を形成し(ここで、水素を除くこれらの部分は全て置換されていてもよい);
4'およびR14'が、各々、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択されるか、またはR4'およびR14'が、それらが結合している窒素と一緒に環化されて、酸素、硫黄またはNR9'から選択されるさらなるヘテロ原子を含有していてもよい置換されていてもよい5〜7員環を形成することができ;
5が、存在ごとに独立して、水素、C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニルまたはNR4'14'から選択され(ここで、部分SR5がSNR4'14'となる場合、S(O)25がSO2Hとなる場合、およびS(O)R5がSOHとなる場合を除く);
10およびR20が、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
10'が、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
11が、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
12が、存在ごとに独立して、水素、C1-4アルキル、ハロ置換C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-4アルキル、C5-7シクロアルケニル、C5-7シクロアルケニルC1-4アルキル、アリール、アリールC1-4アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-4アルキル、ヘテロサイクリル、またはヘテロサイクリルC1-4アルキルから選択され(ここで、水素を除くこれらの部分は置換されていてもよい);
13が、存在ごとに独立して、水素、C1-4アルキル、ハロ置換C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-4アルキル、C5-7シクロアルケニル、C5-7シクロアルケニルC1-4アルキル、アリール、アリールC1-4アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-4アルキル、ヘテロサイクリル、またはヘテロサイクリルC1-4アルキル部分から選択される(ここで、水素を除くこれらの部分は各々置換されていてもよい)、
請求項75記載の方法。
【請求項77】
フェニル環が、ハロゲン、C1-4アルキル、ハロ置換C1-4アルキル、SR5、S(O)R5、S(O)25、(CR1020)v'OR13、(CR1020)vC(Z)NR414、C(Z)N(R10')(CR1020)vRb、および(CR1020)vC(Z)OR8によって存在ごとに独立して1回またはそれ以上置換されている、請求項76記載の方法。
【請求項78】
8が水素またはC1-4アルキルであり、R13が水素、またはメチルのようなC1-4アルキルであり;Rbが適当には水素、C1-4アルキル、アリールまたはヘテロアリールである、請求項77記載の方法。
【請求項79】
フェニル環が、2−メトキシ、3−メトキシ、4−メトキシ、2−クロロ、3−クロロ、4−クロロ、2−フルオロ、3−フルオロ、4−フルオロ、,4−ジフルオロ、2,4,6−トリフルオロ、3,4−ジフルオロ、3,5−ジフルオロ、2−メチル−4−フルオロ、2−メチル−4−クロロ、2−メチルスルファニル、3−メチルスルファニル、4−メチルスルファニル、2−フェニル、3−フェニル、4−フェニル、2−メチル、3−メチル、4−メチル、3−フルオロ−4−フェニル、2−ヒドロキシ、3−ヒドロキシ、4−ヒドロキシ、2−メチルスルホニル、3−メチルスルホニル、4−メチルスルホニル、3−N−シクロプロピルアミド、2−メチル−3−フルオロ−5−N−シクロプロピルアミド、2−C(O)OH、3−C(O)OH、4−C(O)OH、2−メチル−5−C(O)OH、2−メチル−3−C(O)OH、2−メチル−4−C(O)OH、2−メチル−3−F−5−C(O)OH、4−F−フェニル1−アミド、2−エチル−5−C(O)OH、2−エチル−3−C(O)OH、2−エチル−4−C(O)OH、2−メチル−5−ジメチルアミド、2−メチル−4−ジメチルアミド、5−ジメチルアミド、および4−ジメチルアミドによって置換されている、請求項78記載の方法。
【請求項80】
フェニルが、ハロゲン、C1-4アルキルまたはハロ置換C1-4アルキルによって存在ごとに独立して二置換されている、請求項77記載の方法。
【請求項81】
アリールが、フェニル、2−メチル−4−フルオロフェニル、2−メチルフェニル、2−クロロフェニル、2−フルオロフェニル、または2−メチル−3−フルオロフェニル、2−メチル−4−フルオロフェニル、および2−メチル−4−クロロフェニルである、請求項75記載の方法。
【請求項82】
フェニルがC(Z)N(R10')(CR1020)vRbによって4位または5位で置換されており、Zが酸素であり、Rbが、置換されていてもよいC1-10アルキルまたは置換されていてもよいヘテロアリールである、請求項75記載の方法。
【請求項83】
フェニル環がまた、ハロゲン、C1-4アルキルまたはハロ置換C1-4アルキルによって存在ごとに独立して1回またはそれ以上置換されている、請求項82記載の方法。
【請求項84】
アリールが、4−メチル−N−1,3−チアゾール−2−イルベンズアミド、N−(4−フルオロフェニル)−4−メチルベンズアミド、4−メチル−N−イソプロピルベンズアミドまたは4−メチル−N−プロピルベンズアミドである、請求項81記載の方法。
【請求項85】
本明細書で定義される式(I)および(Ia)で示される化合物の製造方法であって、請求項7記載の式(III)または(IIIa)で示される化合物を有機溶媒と一緒にR1−ZnBr、R1−ZnCl、R1−Zn−R1、(R1)2−CuLi、R1−Sn(CH3)3、R1−Sn(CH2CH2CH2CH3)3、または他のR1−有機金属試薬と反応させて式(I)または(Ia)で示される化合物を得ることを含む方法。
【請求項86】
溶媒が、ジオキサン、THF、塩化メチレン、クロロホルム、ベンゼン、ヘキサン、エチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテルまたはそれらの組み合わせもしくは混合物である、請求項85記載の方法。
【請求項87】
さらに、触媒を含む、請求項85記載の方法。
【請求項88】
触媒が、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、PdCl2、Pd(OAc)2、(CH3CN)2PdCl2、またはPd(dppf)2である、請求項87記載の方法。
【請求項89】
有機金属試薬におけるR1部分が、ハロゲン、C1-4アルキル、ハロ置換C1-4アルキル、シアノ、ニトロ、(CR1020)v'NRdRd'、(CR1020)v'C(O)R12、SR5、S(O)R5、S(O)25、または(CR1020)v'OR13、(CR1020)vC(Z)NR414、(CR1020)vC(Z)OR8、(CR1020)vCORa'、(CR1020)vC(O)H、SR5、S(O)R5、S(O)25、(CR1020)vOR8、ZC(Z)R11、N(R10')C(Z)R11、N(R10')S(O)27、C(Z)N(R10')(CR1020)vRb、C(Z)O(CR1020)vRb、N(R10')C(Z)(CR1020)vRb;N(R10')C(Z)N(R10')(CR1020)vRb;またはN(R10')OC(Z)(CR1020)vRbによって存在ごとに独立して1回またはそれ以上置換されているフェニル環であり;ここで、
Ra'が、C1-4アルキル、ハロ置換C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、C3-7シクロアルキル、C5-7シクロアルケニル、アリール、アリールC1-4アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-4アルキル、ヘテロサイクリル、ヘテロサイクリルC1-4アルキル、(CR1020)vOR7、(CR1020)vS(O)m7、(CR1020)vN(R10')S(O)27、または(CR1020)vNR414であり(ここで、該アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルは置換されていてもよい);
Rbが、水素、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-10アルキル、アリール、アリールC1-10アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-10アルキル、ヘテロサイクリック、またはヘテロサイクリルC1-10アルキル部分であり(ここで、水素を除くこれらの部分は全て置換されていてもよい);
RdおよびRd'が、各々独立して、水素、C1-4アルキル、C3-5シクロアルキル、C3-5シクロアルキルC1-4アルキルから選択されるか、またはRdおよびRd'が、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、硫黄またはNR9'から選択されるさらなるヘテロ原子を含有していてもよい置換されていてもよい5〜6員複素環を形成し(ここで、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルキルC1-4アルキルであるRdおよびRd'部分ならびにR4およびR14が環化した環は置換されていてもよい);
7が、C1-6アルキル、アリール、アリールC1-6アルキル、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリルC1-6アルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアリールC1-6アルキルであり(ここで、これらの部分は各々置換されていてもよい);
8が、存在ごとに独立して、水素、C1-4アルキル、ハロ置換C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-4アルキル、C5-7シクロアルケニル、C5-7シクロアルケニルC1-4アルキル、アリール、アリールC1-4アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-4アルキル、ヘテロサイクリル、またはヘテロサイクリルC1-4アルキル部分から選択され(ここで、水素を除くこれらの部分は存在ごとに独立して置換されていてもよい);
9'が、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
mが、存在ごとに独立して、0、または1もしくは2の値を有する整数から選択され;
vが、存在ごとに独立して、0、または1〜2のうち1つの値を有する整数から選択され;
v'が、存在ごとに独立して、0、または1もしくは2の値を有する整数から選択され;
4およびR14が、各々、存在ごとに独立して、水素、C1-10アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-4アルキル、アリール、アリール−C1-4アルキル、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリックC1-4アルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールC1-4アルキルから選択されるか;またはR4およびR14が、それらが結合している窒素と一緒になって、酸素、硫黄または窒素から選択されるさらなるヘテロ原子を含有していてもよい非置換または置換4〜7員複素環を形成し(ここで、水素を除くこれらの部分は全て置換されていてもよい);
4'およびR14'は、各々、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択されるか、またはR4'およびR14'が、それらが結合している窒素と一緒になって環化して、酸素、硫黄またはNR9'から選択されるさらなるヘテロ原子を含有していてもよい置換されていてもよい5〜7員環を形成することができ;
5が、存在ごとに独立して、水素、C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニルまたはNR4'14'から選択され(ここで、部分SR5がSNR4'14'となる場合、S(O)25がSO2Hとなる場合、およびS(O)R5がSOHとなる場合を除く);
10およびR20が、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
10'が、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
11が、存在ごとに独立して、水素またはC1-4アルキルから選択され;
12が、存在ごとに独立して、水素、C1-4アルキル、ハロ置換C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-4アルキル、C5-7シクロアルケニル、C5-7シクロアルケニルC1-4アルキル、アリール、アリールC1-4アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-4アルキル、ヘテロサイクリル、またはヘテロサイクリルC1-4アルキルから選択され(ここで、水素を除くこれらの部分は置換されていてもよい);
13が、存在ごとに独立して、水素、C1-4アルキル、ハロ置換C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-4アルキル、C5-7シクロアルケニル、C5-7シクロアルケニルC1-4アルキル、アリール、アリールC1-4アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールC1-4アルキル、ヘテロサイクリル、またはヘテロサイクリルC1-4アルキル部分から選択される(ここで、水素を除くこれらの部分は各々置換されていてもよい)、
請求項85記載の方法。
【請求項90】
フェニル環が、ハロゲン、C1-4アルキル、ハロ置換C1-4アルキル、SR5、S(O)R5、S(O)25、(CR1020)v'OR13、(CR1020)vC(Z)NR414、C(Z)N(R10')(CR1020)vRb、および(CR1020)vC(Z)OR8によって存在ごとに独立して1回またはそれ以上置換されている、請求項89記載の方法。
【請求項91】
8が水素またはC1-4アルキルであり、R13が水素、またはメチルのようなC1-4アルキルであり;Rbが適当には水素、C1-4アルキル、アリールまたはヘテロアリールである、請求項90記載の方法。
【請求項92】
フェニル環が、2−メトキシ、3−メトキシ、4−メトキシ、2−クロロ、3−クロロ、4−クロロ、2−フルオロ、3−フルオロ、4−フルオロ、,4−ジフルオロ、2,4,6−トリフルオロ、3,4−ジフルオロ、3,5−ジフルオロ、2−メチル−4−フルオロ、2−メチル−4−クロロ、2−メチルスルファニル、3−メチルスルファニル、4−メチルスルファニル、2−フェニル、3−フェニル、4−フェニル、2−メチル、3−メチル、4−メチル、3−フルオロ−4−フェニル、2−ヒドロキシ、3−ヒドロキシ、4−ヒドロキシ、2−メチルスルホニル、3−メチルスルホニル、4−メチルスルホニル、3−N−シクロプロピルアミド、2−メチル−3−フルオロ−5−N−シクロプロピルアミド、2−C(O)OH、3−C(O)OH、4−C(O)OH、2−メチル−5−C(O)OH、2−メチル−3−C(O)OH、2−メチル−4−C(O)OH、2−メチル−3−F−5−C(O)OH、4−F−フェニル1−アミド、2−エチル−5−C(O)OH、2−エチル−3−C(O)OH、2−エチル−4−C(O)OH、2−メチル−5−ジメチルアミド、2−メチル−4−ジメチルアミド、5−ジメチルアミド、および4−ジメチルアミドによって置換されている、請求項78記載の方法。
【請求項93】
フェニル環が、ハロゲン、C1-4アルキルまたはハロ置換C1-4アルキルによって存在ごとに独立して1回またはそれ以上置換されている、請求項89記載の方法。
【請求項94】
フェニルが、フッ素またはメチルによって存在ごとに独立して二置換されている、請求項93記載の方法。
【請求項95】
アリールが、フェニル、2−メチル−4−フルオロフェニル、2−メチルフェニル、2−クロロフェニル、2−フルオロフェニル、2−メチル−4−クロロフェニルまたは2−メチル−3−フルオロフェニルである、請求項87記載の方法。
【請求項96】
フェニルが、C(Z)N(R10')(CR1020)vRbによって4位または5位で置換されており、Zが酸素であり、Rbが置換されていてもよいC1-10アルキルまたは置換されていてもよいヘテロアリールである、請求項87記載の方法。
【請求項97】
フェニル環がまた、ハロゲン、C1-4アルキルまたはハロ置換C1-4アルキルによって存在ごとに独立して1回またはそれ以上置換されている、請求項96記載の方法。
【請求項98】
アリールが、4−メチル−N−1,3−チアゾール−2−イルベンズアミド、N−(4−フルオロフェニル)−4−メチルベンズアミド、4−メチル−N−イソプロピルベンズアミドまたは4−メチル−N−プロピルベンズアミドである、請求項83記載の方法。

【公表番号】特表2008−537937(P2008−537937A)
【公表日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−503241(P2008−503241)
【出願日】平成18年3月24日(2006.3.24)
【国際出願番号】PCT/US2006/010859
【国際公開番号】WO2006/104917
【国際公開日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【出願人】(397009934)グラクソ グループ リミテッド (832)
【氏名又は名称原語表記】GLAXO GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Glaxo Wellcome House,Berkeley Avenue Greenford,Middlesex UB6 0NN,Great Britain
【Fターム(参考)】