説明

プロテクトフィルム

【課題】 被着体の表面の各種形状や、平均粗さの異なる表面に対しても、ある程度一定な剥離強度、剥離感覚を与えられ、さらに、表面がビーズ面、裏面がレンズ面で構成されるプリズムシートにおいても、1品種のプロテクトフィルムで両面に使用できるプロテクトフィルムを提供する。
【解決手段】 ポリオレフィン系樹脂からなる基材、厚みが0.25〜3μmの粘着層からなり、前記プロテクトフィルムと、平均粗さ5μm〜50μmの凹凸が賦形されてなるアクリル樹脂板の凹凸面とのJIS−Z−0237に準拠した粘着強度が0.1〜1N/25mmであることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテクトフィルムに関し、さらに詳しくは、金属、ガラス、プラスチックなどの成形品、加工品、塗装物等、特に表面粗度の低い被着面に対してプロテクトさせることで、被着面の傷や汚れを防護し、使用時には容易に剥離することができるプロテクトフィルムに関するものである。
【0002】
本明細書において、配合を示す「比」、「部」、「%」などは特に断わらない限り質量基準であり、「/」印は一体的に積層されていることを示す。また、「PP」は「ポリプロピレン」、「LDPE」は「低密度ポリエチレン」、「MDPE」は「中密度ポリエチレン」、「HDPE」は「高密度ポリエチレン」、及び「MFR」は「メルトフローレート」の略語、機能的表現、通称、又は業界用語である。また、プロテクト強度(プロテクト力)とは、貼り合わせ時には粘着強度で、剥離時には剥離強度で、見る観点の違いであり同意味を表す。
【背景技術】
【0003】
(背景技術)表面に機能、装飾や艶を有する被着体では、使用時まで表面を防護するためにプロテクトフィルムが仮着され、運搬や保管などの後、プロテクトフィルムを剥離して使用される。例えば、合成樹脂板、金属板、化粧合板や、各種銘板、光学部材などの様々な被着体がある。従来、被着体には、意匠性などが付与された場合や、表面に凹凸がある場合や、また汚れ防止加工処理が施されている場合が多く、プラスチックフィルムにプロテクト剤を塗布したプロテクトフィルムを用いるのが一般的である。しかしながら、液晶パネルなどのディスプレイ製品の部材として使用されているプリズムシート(レンズシート)に代表される被着体は、片側が平面あるいはマット面となっており、且つ反対面が凹凸を有するなど特異的な表面状態を有している。しかし、最近のトレンドとして光学部材の一体化などが進んでおり、プリズムシートにおいても片面が拡散機能を有し、反対面がレンズ機能を有するなど、平面を保護することが少なくなってきている。ここで問題となるのは表が平面で、裏が賦形面の時と同様に、表裏面でプロテクト力の異なる2種のプロテクトフィルムを使用せざるを得なくなっている。レンズ賦形面は多数の突起があり、且つその突起の形状が尖って(断面を確認すると三角形状)いて約20〜50μmの高さを有している。反面、拡散用のアクリルビーズは粒径5〜20μm程度で高さと接触の状態が大きくことなる。よってプロテクトフィルムの2仕様化は避けられないのが現状であった。このために2種類のプロテクトフィルムを準備する必要が有り、コスト的にも、管理上も厳しいものとなっていた。
従って、プロテクトフィルムは、被着体表面に対する適度のプロテクト性、表面を傷付けない程度の柔軟性、経時や温度による伸び、スクラッチ、機械的強度、耐熱性、耐食性などの物性が維持され、さらに、被着体の表面の各種形状や、平均粗さの異なる表面に対しても、ある程度一定な剥離強度、剥離感覚を与えられるプロテクトフィルムが求められ、さらに、表面がビーズ面、裏面がレンズ面で構成されるプリズムシートにおいても、1品種のプロテクトフィルムで両面に使用できるプロテクトフィルムが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第1254132号公報
【特許文献2】特許第3370198号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
(従来技術)従来、プロテクトフィルムとしては、支持基材の少なくとも片面へ、単一のプロテクト層を樹脂押出し、或いは溶剤系塗工により構成させてきたプロテクトタイプが知られている(例えば、特許文献1〜2参照。)。しかしながら、いずれも保護されるべき被着体の種類、あるいは表面の形状に併せた構成をそれぞれ設計する必要があった。これは表裏を保護する場合に、その面状態、形状が異なった製品に対しては表裏2種類のプロテクト強度仕様を有するプロテクトフィルムを準備しなければならないという問題点がある。
【0006】
そこで、本発明は上記のような問題点を解消するために、本発明者らは鋭意研究を進め、本発明の完成に至ったものである。その目的は、被着体表面に対する適度のプロテクト性、表面を傷付けない程度の柔軟性、経時や温度による伸び、スクラッチ、機械的強度、耐熱性、耐食性などの物性が維持され、さらに、被着体の表面の各種形状や、平均粗さの異なる表面に対しても、ある程度一定な剥離強度、剥離感覚を与えられるので、表裏面の粗さが異なる、例えば、表面がビーズ面、裏面がレンズ面で構成されるプリズムシートにおいても、1品種のプロテクトフィルムで両面に使用できるプロテクトフィルムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1の発明に係わるプロテクトフィルムは、ポリオレフィン系樹脂からなる基材、厚みが0.25〜3μmの粘着層からなるプロテクトフィルムであって、前記プロテクトフィルムと、平均粗さ5μm〜50μmの凹凸が賦形されてなるアクリル樹脂板の凹凸面とのJIS−Z−0237に準拠した粘着強度が0.1〜1N/25mmであるように、したものである。
請求項2の発明に係わるプロテクトフィルムは、粘着層の厚さが0.25〜1.5μmであるように、したものである。
請求項3の発明に係わるプロテクトフィルムは、粘着層がイソプレンをベースとしたゴム系樹脂、又はアクリル樹脂をベースとしたアクリル系樹脂からなり、平面アクリル板に対するJIS−Z−0237に準拠した粘着強度が0.2〜2N/25mmであるように、したものである。
【発明の効果】
【0008】
請求項1の本発明によれば、被着体表面に対する適度のプロテクト性、表面を傷付けない程度の柔軟性、経時や温度による伸び、スクラッチ、機械的強度、耐熱性、耐食性などの物性が維持され、さらに、被着体の表面の各種形状や、平均粗さの異なる表面に対しても、ある程度一定な剥離強度、剥離感覚を与えられるので、表裏面の粗さが異なる、例えば、表面がビーズ面、裏面がレンズ面で構成されるプリズムシートにおいても、1品種のプロテクトフィルムで両面に使用できる効果を奏する。
請求項2の本発明によれば、請求項1の効果に加えて、より一定な剥離強度、剥離感覚が与えられる効果を奏する。
請求項3の本発明によれば、請求項1〜3の効果を有し、平滑な被着体表面に対しても適度のプロテクト性を有する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本願発明の1実施例を示すプロテクトフィルムの断面図である。
【図2】本願発明のプロテクトフィルムをビーズ表面へ貼着した状態を表す断面図である。
【図3】本願発明のプロテクトフィルムを突起面へ貼着した状態を表す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
【0011】
本願発明のプロテクトフィルム10は、図1に示すように、基材11、粘着層19(プロテクト層とも呼称される)から構成される。基材11はポリオレフィン系樹脂からなり、粘着層19は厚みが0.25〜3μmの粘着性樹脂からなる。更に好ましくは、粘着層19は厚みは0.25〜1.5μmとする。プロテクトフィルム10と、平均粗さ5μm〜50μmの凹凸が賦形されてなるアクリル樹脂板の凹凸面とのJIS−Z−0237に準拠した粘着強度が0.1〜1N/25mmであるようにする。このにように、粘着層19を全面に薄く塗布することで、粘着層19(プロテクト層)自体への潜り込みに限度を設け、変形が制限され、各種形状、および平均粗さの異なる表面に対しても、一定な剥離強度、剥離感覚を与えることができる。
【0012】
また、粘着層19をイソプレンをベースとしたゴム系樹脂、又はアクリル樹脂をベースとしたアクリル系樹脂から構成すれば、平面アクリル板に対するJIS−Z−0237に準拠した粘着強度が0.2〜2N/25mmとすることができて、平滑面を有する光学部材の表面およびプラスチック板の表面保護にも使用できる。
【0013】
(基材)本発明における支持基材(基材11)はポリオレフィン系樹脂であり、LDPE、LLDPE、MDPE、HDPE、PPなどの単体、或いはPPとLDPEの複合体(ブレンド物)、PPとHDPEの複合体(ブレンド物)などが挙げられる。
【0014】
基材11の厚みは、20μm〜150μmで、20μm以下ではプロテクトフィルムとしての効果(防キズ、緩衝効果)が達成できず、150μm以上ではオーバースペックとなってしまい、コスト、環境にも悪いためである。
【0015】
(粘着層)粘着層19はプロテクト性樹脂層であり、本発明では塗工型プロテクト剤を設定する。アクリル系プロテクト剤としてはアクリルポリマー((メタ)アクリル酸アルキルエステル(共)重合体などを主成分とする)をベースとした有機溶剤希釈型アクリル系プロテクト剤で、主にグラビアコーターにて塗布されることが好ましい。また、ゴム系プロテクト剤として、ポリブチレン系プロテクトなどの塗工系プロテクト剤、ウレタン系プロテクト剤として、ポリブチレン系プロテクトなどの塗工系プロテクト剤など、一般的に使用されている強プロテクトタイプのプロテクト剤も使用することができる。
【0016】
粘着層19の厚みは0.25〜3μmで、0.5μm以下では粘着力が弱く、3μm以上では粘着層19(プロテクト層)自体への潜り込みが大きく、粗面に対しては一定な剥離強度、剥離感覚を与えられない。更に、より好ましくは0.25〜1.5μmであり、粘着層19(プロテクト層)自体への潜り込みを抑えられて、粗面に対しては一定な剥離強度、剥離感覚を与えることができる。
【0017】
また、粘着層19をイソプレンをベースとしたゴム系樹脂、又はアクリル樹脂をベースとしたアクリル系樹脂から構成すれば、平面アクリル板に対するJIS−Z−0237に準拠した粘着強度が0.2〜2N/25mmとすることができて、平滑面を有する光学部材の表面およびプラスチック板の表面保護に使用できる。
【実施例】
【0018】
以下、実施例及び比較例により、本発明を更に詳細に説明するが、これに限定されるものではない。
【0019】
(実施例1)(1)基材11としてPP(密度=0.900g/cm3、MFR=2.8g/10分、融点=161℃)を用い、単層のTダイキャスト製膜機を用いて厚み40μmのフィルムを製造し、該単層フィルムの片側表面へコロナ処理(450mN/m)を施し、その表面へアクリル系プロテクト剤である日本カーバイド工業株式会社製ニッセツ「「KP−1405」と硬化剤「CK−102」を固形分15質量%へ溶剤希釈し、塗工厚み1μmとなるように調整し、全面にグラビアリバース方式で塗工し、乾燥して粘着層19とし、実施例1のプロテクトフィルム10を得た。粘着層19の粘着強度はアクリル鏡面板に対して1.2N/25mmであった。
(2)このプロテクトフィルム10を被着体であるプリズムシートへ貼り合わせたところ、片面の粒径平均8μmのビーズを構成させたビーズマット面に対して、0.35N/25mmの粘着強度で、プリズムシートの反対面の高さ30μmの三角状をしたアクリルレンズ賦形面に対して、0.1N/25mmの粘着強度であった。
(3)貼り合わせの状態の目視から、プロテクトフィルムの浮き、剥がれなどの不良は認められず、剥離作業も容易に行うことができた。
なお、プリズムシートへの貼り合わせ法は、マルチラミネーター(日本ジービーシー社製マルチラミネーターGL835PRO)にて23℃、圧力0.5MPa、速度600mm/minの条件で行った。粘着強度の測定方法はJIS Z−0237に準拠した方法から測定した。
【0020】
(実施例2)(1)基材11としてLDPE(密度=0.922g/cm3、MFR=1.5g/10分、融点=109℃)を50質量部、PP(ランダムPP:密度=0.900g/cm3、MFR=1.2g/10分)を50質量部混練し調整した。単層のインフレーション製膜機を用いて厚み40μmのフィルムを製造した単層フィルムの、片側表面へコロナ処理(450mN/m)を施し、その表面へアクリル系プロテクト剤である日本カーバイド工業株式会社製ニッセツ「「KP−1405」と硬化剤「CK−102」を固形分15質量%へ溶剤希釈し、塗工厚み1μmとなるように調整し、全面にグラビアリバース方式で塗工し、乾燥して粘着層19とし、実施例2のプロテクトフィルム10を得た。粘着層19(プロテクト性樹脂層)のプロテクト力(粘着強度)はアクリル鏡面板に対して1.4N/25mmであった。
(2)このプロテクトフィルム10を実施例1と同様にプリズムシートへ貼り合わせたところ、ビーズマット面の粘着強度が0.40N/25mmで、レンズ賦形面の粘着強度が0.1N/25mmであった。
(3)貼り合わせ状態を目視したところ、プロテクトフィルムの浮き、剥がれなどの不良は認められず、剥離作業も容易に行うことができた。なお、プリズムシートへの貼り合わせ法と、粘着強度の測定方法は実施例1と同様にした。
【0021】
(実施例3)(1)基材11としてPP(密度=0.900g・cm3、MFR=2.8g/10分、融点=161℃)を100質量部調整し、単層のTダイキャスト製膜機を用いて厚み40μmの単層フィルムを製造し、該単層フィルムの片側表面へコロナ処理(450mN/m)を施し、その表面へゴム系プロテクト剤である東洋インキ製造株式会社製オリバイン「BPS3757−1」を固形分15質量%へ溶剤希釈し、塗工厚み0.5μmとなるように調整し、全面にグラビアリバース方式で塗工し、乾燥して粘着層19とし、実施例3のプロテクトフィルム10を得た。粘着層19の粘着強度はアクリル鏡面板に対して1.6N/25mmであった。
(2)このプロテクトフィルム10を実施例1と同様にプリズムシートへ貼り合わせたところ、ビーズマット面の粘着強度が0.45N/25mmで、レンズ賦形面の粘着強度が0.25N/25mmであった。
(3)貼り合わせ状態を目視したところ、プロテクトフィルムの浮き、剥がれなどの不良は認められず、剥離作業も容易に行うことができた。なお、プリズムシートへの貼り合わせ法と、粘着強度の測定方法は実施例1と同様にした。
【0022】
(比較例1)(1)基材11としてPP(密度=0.900g/cm3、MFR=2.8g/10分、融点=161℃)を100質量部調整し、単層のTダイキャスト製膜機を用いて厚み40μmの単層フィルムを製造し、該単層フィルムの片側表面へコロナ処理(450mN/m)を施し、その表面へアクリル系プロテクト剤である日本カーバイド工業株式会社製ニッセツ「「KP−1405」と硬化剤「CK−102」を固形分20質量%へ溶剤希釈し、塗工厚み5μmとなるように調整し、全面にグラビアリバース方式で塗工し、乾燥して粘着層19とし、比較例1のプロテクトフィルム10を得た。粘着層19の粘着強度はアクリル鏡面板に対して2.2N/25mmであった。
(2)このプロテクトフィルム10を実施例1と同様にプリズムシートへ貼り合わせたところ、ビーズマット面の粘着強度が1.55N/25mmで、レンズ賦形面の粘着強度が0.30N/25mmであった。
(3)貼り合わせ状態を目視したところ、プロテクトフィルムの浮き、剥がれは認められなく、レンズ賦形面に対しては適当な粘着強度を示したが、アクリルビーズ面に対しては粘着強度が強すぎる傾向が発現した。これは粘着層19の層が厚いために、ビーズ周囲へ回り込んでビーズ全体を包み込む形で粘着強度を高めてしまったことと、且つ基材11面へも一部の粘着層19が回り込み、平面における粘着強度が影響してしまった可能性が考えられる。なお、プリズムシートへの貼り合わせ法と、プロテクト強度(粘着強度)の測定方法は実施例1と同様にした。
【0023】
(評価結果)実施例1〜3のプロテクトフィルム10では、ビーズマット面、及びレンズ賦形面への粘着強度ともに適正な範囲内の強度であった。貼り合わせ状態を目視したところ、経時的なエア抱き、プロテクトフィルムの浮き、剥がれ、トンネリングもなく、綺麗に貼り合わすことができた。また、剥離しても、容易に剥離することができた。
しかしながら、比較例1のプロテクトフィルム10では、レンズ賦形面への粘着強度は適当であったが、アクリルビーズ面への粘着強度は粘着強度が強すぎた。これは粘着層19の層が厚いため、ビーズ全体を包み込む形で粘着強度を高めてしまい、剥離した際にも、プロテクトフィルム10が波打ったり、変形したりして、剥離し難くかった。即ち、レンズ賦形面、及びアクリルビーズ面の両面へ同一の比較例1のプロテクトフィルム10を用いることは無理であった。
【産業上の利用可能性】
【0024】
(産業上の利用可能性)本発明のプロテクトフィルムの主なる用途としては、建材、日用品、ステーショナリー、家電製品、自動車、例えばディスプレーなどの光学部材や、製特に、表裏面で表面状態の異なる、例えば、片側が平面でも一方がマット面のような、液晶パネル用のプリズムシート(レンズシート)に好適である。
しかしながら、被着面にプロテクトすることで、運搬、保管、加工等の表面を保護することを必要とする用途であれば、特に限定されるものではない。
【符号の説明】
【0025】
10:プロテクトフィルム
11:基材
19:粘着層
21:ビーズ
23:突起
101:被着体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリオレフィン系樹脂からなる基材、厚みが0.25〜3μmの粘着層からなるプロテクトフィルムであって、
前記プロテクトフィルムと、平均粗さ5μm〜50μmの凹凸が賦形されてなるアクリル樹脂板の凹凸面とのJIS−Z−0237に準拠した粘着強度が0.1〜1N/25mmであることを特徴とするプロテクトフィルム。
【請求項2】
粘着層の厚さが0.25〜1.5μmであることを特徴とする請求項1記載のプロテクトフィルム。
【請求項3】
粘着層がイソプレンをベースとしたゴム系樹脂、又はアクリル樹脂をベースとしたアクリル系樹脂からなり、平面アクリル板に対するJIS−Z−0237に準拠した粘着強度が0.2〜2N/25mmであることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のプロテクトフィルム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−6524(P2011−6524A)
【公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−149281(P2009−149281)
【出願日】平成21年6月24日(2009.6.24)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】