説明

ボタン電話装置、電話通信システムおよび着信制御方法ならびにプログラム

【課題】異なる信号種別による通信が可能な電話端末が混在するような環境下においても全ての電話端末間での保留転送を可能とすること。
【解決手段】複数の異なる信号種別の信号に基づき通信可能な電話端末4が電話端末4が通信可能な信号種別よりも少ない信号種別の信号に基づき通信可能な電話端末5へ通信を転送する際に、呼制御部20は、電話端末4と電話端末5との間で共通して通信可能な信号種別の信号については電話端末4から電話端末5へ転送し、電話端末4と電話端末5との間で異なる信号種別の信号については所定の方路に当該信号を出力するルータ21を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボタン電話装置、電話通信システムおよび着信制御方法ならびにプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
昨今では、IP(Internet Protocol)網などのように、音声信号と映像信号とを共に伝送も可能な広い帯域を有する通信網が普及している。このような通信網を電話通信網として利用することにより高品質な映像によるテレビ電話や電話会議を実現することができる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2005−150865号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上述したIP網などの通信網をボタン電話装置に適用した場合について説明する。ボタン電話装置には、様々な種類の電話端末が混在して収容されている場合が多い。このような環境を図6に示す。
【0005】
図6に示すように、IP網100に、会社Aのボタン電話装置101が接続されている。図中の縦の鼓型の図形は音声通信可能である電話端末であることを示し、図中の二重の四角の図形は映像通信可能である電話端末であることを示す。よって、縦の鼓型の図形のみの電話端末103、105は、音声通信のみ可能なものであり、縦の鼓型の図形と二重の四角の図形の双方を有する電話端末102、104、106は、音声通信と映像通信とが双方共に可能なものである。
【0006】
図6に示したような環境において、IP網100から電話端末102に対し、音声信号と映像信号とを共に含む着信があったとする。電話端末102のユーザは、この着信に応答し、発信者(不図示)との間で音声信号および映像信号による通信を行う。そして、この通信の中で、発信者が電話端末104または106に対する転送を希望したとする。電話端末102のユーザは、これを受けて通信をいったん保留すると共に、電話端末104または106に通信の転送を行う。これにより、発信者は通信を終了することなく、引き続き電話端末104または106のユーザとの通信を行うことができる。このようにある電話端末が行っている通信をいったん保留して他の電話端末にこの通信を転送することを保留転送という。
【0007】
このようにして電話端末104または106のユーザと通信を行っている発信者が、次に、電話端末103または105のユーザとの通信を行うために、電話端末104または106から電話端末103または105への保留転送を希望したとする。このときに、電話端末103または105は、音声信号のみにより通信可能なものであるため、電話端末104または106からの保留転送は不可能である。よって、電話端末104または106のユーザは、発信者に対し、電話端末103または105に対する転送は不可能であることを伝え、通信を終了させるしかない。発信者は、この通信の終了後に、電話端末103または105との通信が可能な音声信号のみによる通信を改めて試みることになる。
【0008】
このように、1台のボタン電話装置40に、音声信号と映像信号の双方による通信が可能な電話端末102、104、106と、音声信号のみにより通信が可能な電話端末103、105とが混在して収容されている場合には、これらの電話端末間での保留転送が不可能な場合がある。このことは、ユーザ(発信者、着信者)にとってきわめて不便なことである。
【0009】
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、異なる信号種別による通信が可能な電話端末が混在するような環境下においても全ての電話端末間での保留転送を可能とすることができるボタン電話装置、電話通信システムおよび着信制御方法ならびにプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明のボタン電話装置は、通信網に接続される外線と電話端末に接続される内線とを収容し、外線と第1の電話端末との間の通信をいったん保留した上で第2の電話端末に通信を転送する保留転送手段を備えるボタン電話装置において、 複数の異なる信号種別の信号に基づき通信可能な第1の上記電話端末が当該第1の上記電話端末が通信可能な信号種別よりも少ない信号種別の信号に基づき通信可能な第2の上記電話端末へ上記通信を転送する際に、保留転送手段は、第1の電話端末と第2の電話端末との間で共通して通信可能な信号種別の信号については第1の電話端末から第2の電話端末へ転送し、第1の電話端末と第2の電話端末との間で異なる信号種別の信号については所定の方路に当該信号を出力する方路切替手段を備えるものである。
【0011】
本発明のプログラムは、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、本発明のボタン電話装置における保留転送手段の機能を実現させるものである。
【0012】
本発明の電話通信システムは、本発明のボタン電話装置を備えるものである。
【0013】
本発明の保留転送方法は、通信網に接続される外線と電話端末に接続される内線とを収容し、外線と第1の電話端末との間の通信をいったん保留した上で第2の電話端末に通信を転送するボタン電話装置が行う保留転送方法において、複数の異なる信号種別の信号に基づき通信可能な第1の上記電話端末が当該第1の上記電話端末が通信可能な信号種別よりも少ない信号種別の信号に基づき通信可能な第2の上記電話端末へ上記通信を転送する際に、第1の電話端末と第2の電話端末との間で共通して通信可能な信号種別の信号については第1の電話端末から第2の電話端末へ転送し、第1の電話端末と第2の電話端末との間で異なる信号種別の信号については所定の方路に当該信号を出力するステップを有するものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、異なる信号種別による通信が可能な電話端末が混在するような環境下においても全ての電話端末間での保留転送を可能とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
(本発明の第1の実施の形態に係る電話通信システム1の全体構成について)
本発明の第1の実施の形態に係る電話通信システム1の全体構成について図1を参照して説明する。電話通信システム1は、IP網2、IP網2に接続される外線3、電話端末4〜8に接続される内線10〜14、外線3および内線10〜14を収容するボタン電話装置15を備える。なお、以下の説明では、IP網2からボタン電話装置15への着信についてのみ説明し、電話端末4〜8からIP網2の外線3への発信および電話端末4〜8相互間の内線通信についての説明は省略する。
【0016】
さらに、ボタン電話装置15は、外線3と第1の電話端末(例えば、電話端末4)との間の通信をいったん保留した上で第2の電話端末(例えば、電話端末5)に通信を転送する保留転送手段として呼制御部20を備える。なお、電話端末4は、音声信号および映像信号の双方の信号形式により通信を行うことができるものである。また、電話端末5は、音声信号のみにより通信を行うことができるものである。
【0017】
また、音声信号および映像信号に基づき通信可能な電話端末4が音声信号のみにより通信可能な電話端末5へ通信を転送する際に、呼制御部20は、電話端末4と電話端末5との間で共通して通信可能な信号種別である音声信号については電話端末4から電話端末5へ転送し、電話端末4と電話端末5との間で異なる信号種別である映像信号については所定の方路に当該映像信号を出力する方路切替手段としてのルータ21を備える。この所定の方路は、映像信号を廃棄するための方路である。よって、この方路の先には、何も接続されていなくてよい。あるいは、この方路の先には、映像信号を終端する終端装置が接続されてもよい。
【0018】
また、電話端末4〜8が通信可能な信号種別などの情報を記憶する記憶部22を備える。記憶部22は、電話端末4〜8が活性化しているときに、その通信可能な信号種別などの情報を収集して記憶する。あるいは、ボタン電話装置15の管理者が予め記憶部22に電話端末4〜8が通信可能な信号種別などの情報を手動により入力してもよい。
【0019】
(呼制御部20の動作について)
次に、呼制御部20の動作を図2のフローチャートを参照して説明する。電話端末4がIP網2を介して通信中に、その通信を保留し、電話端末5への保留転送をボタン電話装置15に要求したとする。ボタン電話装置15の呼制御部20は、電話端末4から電話端末5への保留転送要求を受け取ると、まず、転送先である電話端末5が通信可能な信号種別を記憶部22を参照して確認する(ステップS1)。その結果、呼制御部20は、電話端末4が音声信号および映像信号に基づき通信可能であるのに対し、電話端末5が音声信号のみ通信可能であることがわかる。このように、転送先となる電話端末5にとって不要な信号種別が有る場合には(ステップS2のYes)、呼制御部20は、ルータ21に対してIP網2から電話端末5に向かう音声信号についてはこれをそのまま電話端末5に接続し、IP網2から電話端末5に向かう映像信号についてはこれを廃棄する方路に接続するように指示する(ステップS3)。このようにして、呼制御部20は、電話端末4から電話端末5への保留転送を実施する(ステップS4)。
【0020】
保留転送実施の際の映像信号および音声信号の流れを図3に示す。図3の上図に示すように、発信者30と電話端末4との間の通信では、映像信号パケットと音声信号パケットとが共にIP網2、ルータ21、呼制御部20を介して送受信されている。一方、発信者30と電話端末5との間の通信では、音声信号パケットはIP網2、ルータ21、呼制御部20を介して送受信されているが、映像信号パケットは、ルータ21によって廃棄の方路に出力されている。
【0021】
次に、上述した保留転送の手順を図4のシーケンス図を参照して説明する。なお、図4では、発信者の図示は省略する。IP網2を介して発信者からの着信がボタン電話装置15のルータ21に到来する(ステップS10)。このとき、ルータ21の設定としては、着信をそのまま呼制御部20に透過させる設定である(ステップS11)。呼制御部20は、ルータ21を透過した着信を、その着信先である電話端末4に着信させる(ステップS12)。なお、着信には着信情報として着信先の電話番号、発信元の電話番号、信号種別、コーデック種別などが含まれている。呼制御部20は、着信情報に含まれるこれらの情報に基づいて指定された着信先に着信を行う。電話端末4は、着信に対して応答する(ステップS13)。これにより、発信者と電話端末4との間で音声信号および映像信号による通信が開始される(ステップS14)。
【0022】
ここで、電話端末4がステップS14で行われている通信を保留する(ステップS15)。これを受けて呼制御部20は、ルータ21を介してIP網2に保留を通知する(ステップS16、S17)。IP網2は、発信者に対して保留を通知する。続いて電話端末4は、呼制御部20に、電話端末5への通信の保留転送を要求する(ステップS18)。呼制御部20は、電話端末5へ通信の保留転送のための着信を行う(ステップS19)。続いて電話端末4は呼制御部20に通信の保留転送を実施する(ステップS20)。
【0023】
電話端末5は、呼制御部20からの着信に対して応答する(ステップS21)。呼制御部20は、電話端末5からの応答を受け取ると、映像信号パケットの廃棄をルータ21に対して指示する(ステップS22)。続いて呼制御部20は、保留解除をルータ21に送信する(ステップS23)。ルータ21は、呼制御部20からの保留解除をIP網2に送信する(ステップS24)。IP網2は、発信者に対して保留解除を通知する。これを受けて発信者は、電話端末5との音声のみによる通信を開始する(ステップS25)。
【0024】
(本発明の第1の実施の形態に係る効果について)
以上説明したように、ボタン電話装置15を用いることにより、異なる信号種別による通信が可能な電話端末4〜8が混在するような環境下においても全ての電話端末4〜8間での保留転送を可能とすることができる。特に、発信者に対して信号種別の変更などを要求する必要がなく、発信者にとっても着信者にとっても利便性の高い電話通信サービスを提供することができる。
【0025】
(本発明の第2の実施の形態に係る電話通信システム1Aについて)
次に、本発明の第2の実施の形態に係る電話通信システム1Aについて説明する。本発明の第2の実施の形態に係る電話通信システム1Aの構成については、図1に示す本発明の第1の実施の形態に係る電話通信システム1と同じである。よって、本発明の第1の実施の形態と本発明の第2の実施の形態とでは、その動作が異なる。したがって、電話通信システム1Aの動作について図5を参照して説明する。
【0026】
前述した電話通信システム1は、電話端末4から電話端末5への保留転送の際に、電話端末5が通信不可能な映像信号パケットについては、ルータ21によって廃棄している。これに対し、電話通信システム1Aは、電話端末4から電話端末5への保留転送の際に、電話端末5が通信不可能な映像信号パケットについては、ルータ21によって電話端末4に送信している。これによれば、電話端末4では電話端末5に通信を転送した後にも映像のみを見ることができる。
【0027】
(本発明の第2の実施の形態に係る効果について)
電話通信システム1Aによれば、廃棄される映像信号パケットを電話端末4で利用することができる。例えば、電話端末4と電話端末5とが近距離に設置されているような場合には、電話端末5のユーザは、電話端末4の映像を見ながら電話端末4により音声のみによる通信を行うことができる。その他にも1台の映像信号による通信が可能な電話端末が設置された室内において、他の複数の音声信号のみにより通信可能な電話端末が1台の映像信号による通信が可能な電話端末による映像を見ながら通信を行うといったことにも利用できる。
【0028】
(プログラムに係る本発明の実施の形態)
また、ボタン電話装置15の呼制御部20を所定のソフトウェア(請求項でいうプログラム)により動作する汎用の情報処理装置(CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal
Processor)、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)など)によって構成してもよい。例えば、汎用の情報処理装置は、メモリ、CPU、入出力ポートなどを有する。汎用の情報処理装置のCPUは、メモリなどから所定のプログラムとして制御プログラムを読み込んで実行する。これにより、汎用の情報処理装置には、呼制御部20の機能が実現される。
【0029】
なお、汎用の情報処理装置が実行する制御プログラムは、ボタン電話装置15の出荷前に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであっても、ボタン電話装置15の出荷後に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであってもよい。また、制御プログラムの一部が、ボタン電話装置15の出荷後に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであってもよい。ボタン電話装置15の出荷後に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶される制御プログラムは、例えば、CD−ROMなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に記憶されているものをインストールしたものであっても、インターネットなどの伝送媒体を介してダウンロードしたものをインストールしたものであってもよい。
【0030】
また、制御プログラムは、汎用の情報処理装置によって直接実行可能なものだけでなく、ハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものも含む。また、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含む。
【0031】
(変形例)
本発明の実施の形態は、その要旨を逸脱しない限り、様々に変更が可能である。例えば、上述した実施の形態では、音声通信と映像通信とを例に挙げて説明したが、通信に用いる信号形式については、様々な信号形式を適用することができる。例えば、信号形式としては、音声通信と文字通信であってもよい。あるいは、信号形式としては、映像通信と文字通信であってもよい。また、信号形式としては、デジタル通信とアナログ通信であってもよい。あるいは、信号形式としては、同じ映像通信または音声通信の中でコーデックが異なる映像通信または音声通信でもよい。
【0032】
また、呼制御部20とルータ21とは一体に構成されてもよい。さらに、記憶部22についても呼制御部20、ルータ21と共に一体に構成されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るボタン電話装置を含む電話通信システムの全体構成図である。
【図2】図1に示す呼制御部の保留転送の動作を示すフローチャートである。
【図3】図1に示す呼制御部の保留転送の際の映像信号パケットおよび音声信号パケット流れを示す図である。
【図4】図1に示す呼制御部の保留転送の動作を示すシーケンス図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る電話通信システムにおける保留転送の際の映像信号パケットおよび音声信号パケット流れを示す図である。
【図6】従来のボタン電話装置を含む電話通信システムの全体構成図である。
【符号の説明】
【0034】
1、1A…電話通信システム、2…IP網、3…外線、4〜8…電話端末、10〜14…内線、15…ボタン電話装置、20…呼制御部(保留転送手段)、21…ルータ(方路切替手段)、22…記憶部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信網に接続される外線と電話端末に接続される内線とを収容し、上記外線と第1の上記電話端末との間の通信をいったん保留した上で第2の上記電話端末に上記通信を転送する保留転送手段を備えるボタン電話装置において、
複数の異なる信号種別の信号に基づき通信可能な第1の上記電話端末が当該第1の上記電話端末が通信可能な信号種別よりも少ない信号種別の信号に基づき通信可能な第2の上記電話端末へ上記通信を転送する際に、
上記保留転送手段は、第1の上記電話端末と第2の上記電話端末との間で共通して通信可能な信号種別の信号については第1の上記電話端末から第2の上記電話端末へ転送し、第1の上記電話端末と第2の上記電話端末との間で異なる信号種別の信号については所定の方路に当該信号を出力する方路切替手段を備える、
ことを特徴とするボタン電話装置。
【請求項2】
請求項1記載のボタン電話装置において、
前記所定の方路は、前記異なる信号種別の信号を廃棄するための方路である、
ことを特徴とするボタン電話装置。
【請求項3】
情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
請求項1記載のボタン電話装置における前記保留転送手段の機能を実現させる、
ことを特徴とするプログラム。
【請求項4】
請求項1または2記載のボタン電話装置を備えることを特徴とする電話通信システム。
【請求項5】
通信網に接続される外線と電話端末に接続される内線とを収容し、上記外線と第1の上記電話端末との間の通信をいったん保留した上で第2の上記電話端末に上記通信を転送するボタン電話装置が行う保留転送方法において、
複数の異なる信号種別の信号に基づき通信可能な第1の上記電話端末が当該第1の上記電話端末が通信可能な信号種別よりも少ない信号種別の信号に基づき通信可能な第2の上記電話端末へ上記通信を転送する際に、
第1の上記電話端末と第2の上記電話端末との間で共通して通信可能な信号種別の信号については第1の上記電話端末から第2の上記電話端末へ転送し、第1の上記電話端末と第2の上記電話端末との間で異なる信号種別の信号については所定の方路に当該信号を出力するステップを有する、
ことを特徴とする保留転送方法。
【請求項6】
請求項5記載の保留転送方法において、
前記所定の方路は、前記異なる信号種別の信号を廃棄するための方路である、
ことを特徴とする保留転送方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−130356(P2010−130356A)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−302964(P2008−302964)
【出願日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願人】(000227205)NECインフロンティア株式会社 (1,047)
【出願人】(399040405)東日本電信電話株式会社 (286)
【出願人】(399041158)西日本電信電話株式会社 (215)
【Fターム(参考)】