説明

レーザ加工方法

【課題】レーザビームによる貫通孔加工において、孔形状や孔寸法精度を維持できるレーザ加工方法を提供することを目的とする。
【解決手段】被加工物にレーザビームを照射して、目標とする仕上げの貫通孔の外周形状と略相似形で、目標とする仕上げの貫通孔よりも小さい半径の貫通孔を加工した後、この貫通孔に15J/cm〜20J/cmの加工エネルギ密度のレーザビームを照射して、目標とする最終の孔形状に仕上げる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザによるステンレス鋼などに対する、長円または楕円の外周形状の貫通孔加工に関する技術である。
【背景技術】
【0002】
従来、レーザ加工によるステンレス鋼の貫通孔加工には、大きく分類して、熱による溶融加工と、アブレーションと呼ばれる直接分解あるいは蒸発による気化加工とがある。
溶融加工で一般的に用いられるレーザとしては、連続あるいはパルス炭酸ガスレーザや、連続あるいはパルスYAGレーザの赤外レーザである。
【0003】
アブレーション加工に使われるレーザは、Qスイッチなどを用いてパルス幅をナノ秒にしたレーザである。また、アブレーション加工は、最近では加工部分での熱による変質がもたらす加工形状精度の劣化を避けるため、パルス幅がピコ秒やフェムト秒であるレーザも用いられている。
【0004】
貫通孔加工プロセスには、1ショットのみで加工する方式、一箇所に多数のビームのショットを行うパーカッション方式、ビームを加工しようとする孔の外周に照射しながら円軌道により加工するトレパニング方式、加工しようとする孔の中心から外周に向かって螺旋状にビームを移動させる螺旋方式などがある。
【0005】
高精度な貫通孔をレーザを用いて加工する技術としては、例えば、パルスレーザによるアブレーション加工で、加工しようとする孔の中心から外側に向かって螺旋状に加工してゆき、最後に加工しようとする孔の外周をトレパニング加工により高精度に仕上げる方法がある(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
図4は、被加工物に貫通孔900をレーザ加工する従来のレーザ加工方法を示している。
図4に示すレーザ加工方法では、まず、貫通孔900の外周線930より内側で、この外周線930から十分に離れた一点、例えば中心をアブレーション開始点910としてレーザビームを被加工物の表面に照射する。続いて、レーザビームを、アブレーション開始点910から外周線930の方向に螺旋状に可変速度で駆動し加工する。そして、外周線930内の材料をほぼ取り除くよう設計されたレーザ駆動パターン920で前記加工物の材料を加工することによって、開口を形成するトレパニング加工を実施している。
【0007】
この方法により、貫通孔900の外周のカケなどの欠陥を防ぎ、精密な貫通孔加工を行うことができるとされている。また、この場合のレーザエネルギ密度は、被加工物がステンレス鋼の場合5J/cm程度である。
【0008】
図5は図4におけるレーザ加工方法の断面を示している。
被加工物155に集光されたレーザビーム107は、被加工物表面202から加工を行う。レーザビーム107のレーザ入射方向204は、鉛直上方向から行い加工面215でアブレーション加工が行われる。
【0009】
加工面215では、アブレーションによる高温の金属蒸気が発生しプラズマ状態となっている。またレーザビームにより加工された加工物もデブリ(微小な切り屑)となり、加工面からデブリが発生する。これらプラズマやデブリは短い時間であるがその場所に停滞する。この場合、レーザビームはこれらプラズマやデブリにより反射、吸収され、実際の加工面215に到達するレーザエネルギは、見かけ上、小さくなる。デブリの除去のために、レーザ入射方向と同じ方向から空気や窒素などの不活性ガスをシールドガスとして用いる場合もあるが、その効果は完全ではない。
【0010】
図5に示したように、被加工物表面202から被加工物底面205まで、孔形状210のようにテーパー状に加工する場合のように、アスペクト比(孔の径と孔の深さの比)の低い場合には、レーザ加工により被加工物155はすぐに貫通し加工面215からのプラズマ発生、デブリ発生が少なく、吸収、反射されるレーザエネルギも少ない。そのため、アスペクト比の低い場合は、カケなどの孔形状が著しく悪化する場合は少ない。
【0011】
しかし、レーザによるアブレーション加工でアスペクト比の高い貫通孔900を形成する場合、プラズマやデブリによるレーザビームの反射や吸収が起こる。さらに孔が非貫通の状態での加工は、プラズマやデブリがレーザ照射を遮る方向に噴出し、吸収や反射が頻繁に起こり、アブレーション加工に必要なエネルギ密度に十分に達せず、熱として被加工物に蓄積される。被加工物に蓄積された熱は加工部分周辺での溶融現象が起こり、その部分だけ急速に加工が進み、図6に示すように10μm程度の円錐状の小穴605が出来る。この小穴605の部分にレーザが再度照射されると、小穴605内部でレーザが反射を繰り返し、深さ方向及び横方向に小穴605が成長する。
【0012】
被加工物155に入射されるレーザ強度が小さい場合は、加工面でのアブレーション加工が十分に行われず、レーザエネルギの一部が熱として被加工物に蓄積される。蓄積された熱により溶融が発生し、被加工物155の加工面215に前述の同様な小穴605が発生する。
【0013】
被加工物155に入射されるレーザ強度が逆に大きすぎる場合にも、アブレーションに必要なエネルギ以外の過剰なエネルギにより熱が被加工物に蓄積される。この場合、加工速度を更に大きくし、アブレーション加工を頻繁に起こさせると熱蓄積は防止できるが、レーザビームを走査する走査手段の走査速度に限界があるため極端に走査速度を高めることはできないため、レーザエネルギを小さくする必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0014】
【特許文献1】特表2005−533662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
このような従来のレーザ加工方法では、アスペクト比の高い貫通孔加工を行った場合、孔が非貫通の状態での加工では、プラズマやデブリがレーザ照射を遮る方向に噴出し吸収反射が頻繁に起こり、レーザエネルギはアブレーション加工に使われず熱として蓄積される。
【0016】
また、レーザエネルギが低い場合にもアブレーション加工にレーザエネルギが使われず、熱として被加工物に蓄積される。逆にレーザエネルギが高すぎる場合にもアブレーション加工は行われるが、過剰な熱は被加工物に蓄積される。
【0017】
更に、孔形状が丸ではなく、例えば外周形状が長円または楕円の貫通孔加工の場合には、形状が点対称でないためレーザエネルギが短軸方向で蓄積されやすくなり、局部的に短軸方向に熱停滞が生じ、その結果、溶融現象が起こりその部分が起点となり成長し孔外周部にカケなどが生じ形状、精度が維持できない場合がある。
【0018】
本発明は、これら従来の課題を解決し、周部にカケなどが発生せず、形状、精度が維持できるレーザ加工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0019】
従来の課題を解決するための本発明のレーザ加工方法は、目標貫通孔の外周形状と略相似形で、半径の大きさが前記目標貫通孔の半径の10%より大きく40%以下である前処理貫通孔をレーザ加工により形成した後、前記目標貫通孔をレーザ加工により形成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、被加工物への局部的な熱の蓄積を防ぎ、周部にカケなどが発生せず、形状、精度が維持できるレーザ加工を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の実施の形態1のレーザ加工方法のフローチャート
【図2】本実施の形態1のレーザ加工装置の概略構成図
【図3】本実施の形態1の加工中の孔形状の変化を示す断面図と平面図
【図4】従来のレーザ加工方法を示す平面図
【図5】従来のレーザ加工方法を示す断面図
【図6】溶融現象により加工中の貫通孔の内面に発生する小穴を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明のレーザ加工方法について、具体的な実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1のレーザ加工方法のフローチャートを示し、図2は本発明の実施の形態1のレーザ加工装置の概略構成を示す。なお、図2では、本実施の形態1のレーザ加工装置において、レーザ加工に必要な主要機能を有する構成のみを図示している。
【0023】
図2において、レーザ発振器1から出射したレーザビームは、途中にビームエクスパンダー2により平行光にされた後、2軸のガルバノスキャナー3a,3bで反射し、fθレンズ4により被加工物5に集光、加工される。ここで、2軸のガルバノスキャナー3a、3bは、被加工物5へのレーザビームを走査させるために回転可能に構成されている。また、被加工物5から発生するデブリ(加工屑)を除去するために、被加工物5に対してノズル6から高圧ブローを与えている。
【0024】
被加工物5がステンレス鋼の場合、使用されるレーザ発振器1は、炭酸ガスレーザ、YAGレーザである。しかしながら、これら炭酸ガスレーザやYAGレーザで微細な高精度の貫通孔加工を行う場合は、パルス幅の小さいピコ秒やフェムト秒のパルス発振するレーザが用いられる。これは、YAGレーザを含めた固体レーザなどで短波長へ変換した高調波のレーザや加工領域での被加工物の熱変質を避けるためである。
【0025】
厚さ500μm程度のステンレス鋼の被加工物5に、例えば短軸70μm、長軸120μmの貫通孔を加工する場合を検討する。この場合、レーザ発振器1としては周波数5KHz、出力5W程度、パルス幅20ピコ秒、波長約1μmの発振器を用いる。被加工物5の加工点での集光ビーム径は、ビームエクスパンダー2の倍率とfθレンズ4の焦点距離の組み合わせにより決定され、本実施の形態1の被加工物5の加工点では直径約30μmのビーム径としている。
【0026】
なお、本実施の形態1では、ガルバノスキャナー3a,3bを用いてレーザビームを走査しているが、ピエゾを用い、これと同等な働きをする2軸のジンバル構造を走査手段でも実現可能である。
【0027】
図1は、本発明の実施の形態1におけるレーザ加工方法の加工手順を示す。
図1のフローチャートにおいて、まず、ステップS1では、被加工物5にレーザビーム10を照射して、貫通孔である第1孔7(前処理貫通孔)をレーザ加工により形成する。図3(a1)にステップS1で構成される第1孔7の断面図を示し、そのときの平面図を図3(a2)に示す。7Uが第1孔7の被加工物表面側の開口、7Dが第1孔7の被加工物底面側の開口である。
【0028】
第1孔7は、第3孔9(目標貫通孔)の半径の10%より大きく約40%以下の大きさの半径の長円または楕円形状を有す貫通孔である。具体的には外周形状が長円または楕円形状を有す貫通孔の長径と短径とが、それぞれ半径の10%より大きく約40%以下の大きさである。すなわち、第3孔9の半径rと第1孔7の半径rとの関係は、
0.1r < r ≦ 0.4r
となる。ここで、第1孔7の外周形状は、第3孔の外周形状の略相似形である必要がある。また、第3孔9は、目標とする仕上げの貫通孔で、被加工物表面側の開口9Dが短軸70μm、長軸120μmの貫通孔である。
【0029】
前処理の貫通孔(前処理貫通孔)である第1孔の形状を、第3孔9の外周形状の略相似形の約40%以下とする理由は、第3孔9の半径の50%以上の孔を前処理用貫通孔としてレーザ加工してしまうと、被加工物5の熱変質層が外周形状まで広がり形状寸法精度の悪化が生じる場合や、第3孔9の半径の50%以上の貫通孔に発生したカケが後工程で修正しきれない場合があるためである。また、第1孔7の半径を第3孔9の外周形状の10%より大きくする理由は、逆に、第1孔7が第3孔9の半径の10%ほどの小さな貫通孔であると、被加工物5の加工点でのレーザエネルギ集中が起こり、小さい孔形状にも係わらずカケが発生する場合があるためである。
【0030】
このステップS1での加工速度は0.6mm/秒ほどである。加工面でのプラズマやデブリの発生により入射されるレーザエネルギの反射や吸収をできるだけ小さくするために、第1孔7は、レーザ加工工程の初期の段階で形成することが望ましい。また、本実施の形態1においても、シールドガスなどを使ってプラズマやデブリの除去が行われるが、これらのガスは被加工物の冷却効果をもたらす場合もある。冷却効果をもたらすために、シールドガスとしては、圧縮空気、窒素、不活性ガスのいずれかを用いることが望ましい。
【0031】
続いて、ステップS2では、ステップS1で形成する第1孔7が貫通したかどうかを判定する。本実施の形態1では、第1孔7が貫通したか否かを、被加工物5の加工点でのプラズマ発生がなくなったか否かにより判定している。本実施の形態1では、加工点にプラズマが発生しなくなると、第1孔7が貫通したと判定する。
【0032】
プラズマ発生により貫通したか否かを判定できる理由について説明する。前述のように、レーザビームにより被加工物5でアブレーション加工を行っている場合は、プラズマが発生する。ここで、貫通孔が形成されると、加工点がなくなり、プラズマの発生がなくなる。そのため、被加工物5の加工点をCCDカメラなどを使って撮影することで、被加工物5の加工点でのプラズマの発生を確認し、貫通したか否かを判定できる。
【0033】
そして、このステップS2でプラズマ発生がなくなったかどうかを判定し、プラズマが発生していると判定された場合には、ステップS1に戻り、貫通するまでステップS1を繰り返し実行する。ステップS2において、プラズマ発生がなくなったと判定された場合には、貫通孔の形成が確認できたと判定し、ステップS3に移る。
【0034】
続いて、ステップS3では、ステップS1で形成された略相似形の貫通孔である第1孔7に、図2に示したレーザ装置によってレーザビームを照射して、第2孔8(仕上げ前貫通孔)を形成する。この第2孔8の半径は、第3孔9(目標貫通孔)の半径の90%程度の大きさである。具体的には外周形状が長円または楕円形状を有す貫通孔の長径と短径とが、それぞれ半径の約90%以下の大きさである。すなわち、第2孔8の半径rと第3孔9の半径rとの関係は、 r≒0.9r である。なお、第2孔8も、第1孔7と同様に、第3孔9の略相似形である必要がある。図3(b1)にステップS3で形成される第2孔8の断面図を示し、そのときの平面図を図3(b2)に示す。8Uが第2孔8の被加工物表面側の開口、8Dが第2孔8の被加工物底面側の開口である。
【0035】
なお、このステップS3では、できるだけ加工速度を増加させ、レーザビームの入射エネルギが加工エネルギに費やされるように、レーザビームを早く走査し加工を行う必要がある。本実施の形態1では、レーザビームの加工速度は、5mm/秒ほどに設定している。
【0036】
続いて、ステップS4では、ステップS3で形成した第2孔8の形状を最終形状精度に仕上げする。図3(c1)にステップS4で形成される第3孔9の断面図を示し、そのときの平面図を図3(c2)に示す。9Uが第3孔9の被加工物表面側の開口、9Dが第3孔9の被加工物底面側の開口である。ステップS4で行う加工は、第2孔8の外周形状の外周をなぞるようにレーザ加工を行って第3孔9を形成する、トレパニング加工である。本実施の形態1の場合、仕上げ加工として外周形状の外周をなぞるようなトレパニング加工を行うため、対策が必要である。具体的な対策としては、熱停滞をさけるためレーザビームの照射時間を短くする、被加工物5の加工量を少なくする、加工速度を約1.5mm/秒にする、などの対策がある。これらの対策により、第3孔9の形状、精度を維持することが必要である。
【0037】
本発明者らが様々な実験を行った結果、ステンレス鋼の被加工物5に対し、本実施の形態1のようにステップS1,S3,S4で孔加工するのに必要なエネルギ密度は、15〜20J/cmであることが分かった。レーザビームのエネルギ密度を15〜20J/cmとすることで、投入エネルギのほとんどがアブレーションに必要な加工エネルギとして費やされ、被加工物5への熱蓄積を防ぐことができ、外周形状と形状精度が維持できる。
【0038】
なお、本実施の形態1におけるステップS1〜S4でのレーザ加工は、貫通孔の外周形状が長円または楕円の場合に、特に効果を奏するものである。
なお、図3に図示したように、本実施の形態1におけるステップS1,S3,S4で加工する貫通孔は、それぞれの貫通孔の孔中心が同じである。
【0039】
なお、少なくとも第3孔9を加工するステップS4において、レーザビームのエネルギ密度を15〜20J/cmにし、ステップS1,S3は、ステップS4よりも小さいエネルギ密度とすることで、ステップS1,S3で発生した欠けをステップS4で修正することが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明に係るレーザ加工方法は、孔形状、孔精度を維持できるため、複雑な形状や高精度な貫通孔を被加工物に加工する各種の装置に適用できる。
【符号の説明】
【0041】
1 レーザ発振器
2 ビームエクスパンダー
3a,3b ガルバノスキャナー
4 fθレンズ
5 被加工物
6 ノズル
7 第1孔
8 第2孔
9 第3孔
10 レーザビーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
目標貫通孔の外周形状と略相似形で、半径の大きさが前記目標貫通孔の半径の10%より大きく40%以下である前処理貫通孔をレーザ加工により被加工物に形成した後、
前記前処理貫通孔と同じ孔中心の前記目標貫通孔をレーザ加工により前記被加工物に形成する
レーザ加工方法。
【請求項2】
目標貫通孔の外周形状と略相似形で、半径の大きさが前記目標貫通孔の半径の10%より大きく40%以下である前処理貫通孔をレーザ加工により被加工物に形成し、
前記前処理貫通孔と同じ孔中心かつ前記目標貫通孔の外周形状と略相似形で、半径の大きさが前記目標貫通孔の半径の90%の仕上前貫通孔をレーザビームを螺旋状に操作させたレーザ加工により前記被加工物に形成した後、
前記前処理貫通孔と同じ孔中心の前記目標貫通孔をレーザ加工により前記被加工物に形成する
請求項1に記載のレーザ加工方法。
【請求項3】
前記目標貫通孔の外周形状が、長円または楕円である
請求項1または2に記載のレーザ加工方法。
【請求項4】
前記被加工物がステンレス鋼である
請求項1から3いずれか1項に記載のレーザ加工方法。
【請求項5】
前記目標貫通孔のレーザ加工に用いるレーザビームの加工エネルギ密度が20J/cm以下である
請求項1から4いずれか1項に記載のレーザ加工方法。
【請求項6】
前記前処理貫通孔のレーザ加工に用いるレーザビームの加工エネルギ密度が、前記目標貫通孔のレーザ加工に用いるレーザビームの加工エネルギよりも小さい
請求項1から5いずれか1項に記載のレーザ加工方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate