説明

体重管理用の酢酸イソアミル

体重管理及び/又は体重調整用の食品組成物における酢酸イソアミルの使用を記載する。更に、酢酸イソアミルを含む飲料を記載する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、体重管理及び体重調整の分野に関する。本発明の態様は、食事の前に摂取すると、食欲を減少させ、体重管理を容易にする酢酸イソアミルに特に関する。本発明は、酢酸イソアミルを含む飲料、並びに体重管理及び体重調整のための食品組成物における酢酸イソアミルの使用にも関する。
【背景技術】
【0002】
食品のいくつかの官能特性が満腹感を高め、そのため食欲及びその後の食物摂取を減少させることができることは公知である。食品の厚みが増加するほど、その摂取量が減少することが、de Wijkら(2004):Amount of ingested custard dessert as affected by its color,odor,and texture、Physiol.Behav.82巻、397〜403ページ、によって報告された。同一の研究において、鼻栓を使用して食品の香りを無くすと、摂取量が低下することも、観察された。他の研究が、多かれ少なかれ多様な官能特性から構成される食事の影響を調査するために行われてきた(Bellisle及びLe Magnen(1981):The structure of meals in humans:Eating and drinking patterns in lean and obese subjects:Physiol.Behav.27巻:649〜58ページ;Rollsら(1981):Variety in a meal enhances food intake in man、Physiol.Behav.26巻:215〜21ページ;Berryら(1985):Sensory and social influences on ice cream consumption by males and females in a laboratory setting、Appetite 6巻:41〜5ページ)。様々な香味が、多様な結果を示した。
【0003】
一般に、この結果は多様性が増加するほど食品及びエネルギー摂取量が増加することを示す。更に、所与の食品を摂取せずに事前の嗅覚刺激する(食品のにおいを嗅ぐ)と、その後この特定の食品を摂取する食欲が減少し得ることが示された(Rolls及びRolls(1997):Olfactory sensory−specific satiety in humans、Physiol.Behav.61巻:461〜73ページ)。
【0004】
しかし、逆のパターンも、Fedoroffら(2003)、The specificity of restrained versus unrestrained eaters’ responses to food cures、 general desire to eat,or craving for the cued food? Appetite 41巻、7〜13ページによって報告された。その研究において、著者らは、食品のにおい(ピザ又はクッキー)に事前に曝露すると関連した食品(ピザ又はクッキー)の食欲が増進することを発見した。まとめると、これらの所見は、食欲の調節において嗅覚刺激が重要であることを強調している。
【0005】
臭気物質を吸入することによって食欲が減少することは、Hirsch及びGomez(1995):Weight Reduction Through Inhalation of Odorants、J.Neurol.Orthop.Med.Surg.16巻:28〜31ページによって示された。著者らは、肥満集団における食物摂取に対して甘味食品の芳香ブレンドを吸入することが及ぼす影響を試験した。参加者は、空腹の度にプラスチック製鼻吸入器のにおいを嗅ぎ、6カ月の期間に亘ってにおいを嗅いだ回数を記録するように指示された。その結果、吸入器を使用する頻度と減量の間には、正の相関があった。吸入器のこの利点は、食欲及びそれに伴う摂食全般の減少につながる食物渇望の低下により生じた。しかし、陰性対照ブレンドの非存在下で、この影響を特定の芳香又はプラシーボ効果が原因と特定することは、依然として難しい。
【0006】
米国特許出願公開第2003/0147938号には、食料品に加えられた後、摂取される甘味及び塩味味覚剤が記載されている。これによって、食料品の飽食効果を延長することにより、食欲抑制及びカロリー摂取量の減少が達成される。
【0007】
しかし、消費者から見ると、食品を摂取する直前に満腹感をいだけば、より望ましく、体重管理がはるかに容易となろう。
【0008】
したがって、規則的な食事を摂取する前に都合よく食欲を抑制し、体重減量用食事の際に体重調整の管理を支援するより効果的な方法を提供すること、又は不必要な体重増加を回避することが本発明の目的である。
【発明の概要】
【0009】
したがって、この目的は、独立請求項の特長によって達成される。従属請求項は、本発明の好ましい実施形態を更に定めるものである。
【0010】
本発明は、体重管理及び/又は体重調整のための食品組成物における酢酸イソアミルの使用を記載する。
【0011】
この食品組成物は、酢酸イソアミルを富化することができる。
【0012】
酢酸イソアミルを含む食品組成物は、過体重及び/又は肥満症を治療又は予防するために用いることもできる。
【0013】
「肥満症」は、動物、特に人間及び他の哺乳類の脂肪組織に蓄積された自然エネルギーの貯蔵物が、特定の健康状態又は死亡率の増加に関わる程度まで増大した状態である。「肥満の」は、BMIが30超の成人に対して定義される。
【0014】
「肥満度指数」すなわち「BMI」は、体重(kg)を身長(メートル)の平方で除した比率を意味する。
【0015】
「過体重」は、BMIが25〜30の成人に対して定義される。
【0016】
本発明の食品組成物は、食事の前に投与することができる。
【0017】
「食事の前に」は、食事の1時間前から食事までの時間枠を含む。例えば、この食品組成物は食事の前30分以内に投与することができる。
【0018】
酢酸イソアミルを含む食品組成物を事前に摂取すると、その後、規則的な食事の食欲が低下し、手ごろな満腹感が得られることが、挙動レベルで、驚くべきことに分かった。
【0019】
更に、達成された食欲の減少は、その後の食事に関する満足及び知覚強度の変化に何ら影響を及ぼさない。
【0020】
例えば、酢酸イソアミル又は酢酸イソアミルを含む食品組成物は、体重減量用食事を支援するために用いることができる。それゆえに、本発明の食品組成物又は酢酸イソアミルは体重減量用食事の際に人及び/又は患者に投与してもよい。
【0021】
本発明者らは、酢酸イソアミルを摂取することが、食品に対する嗜好を維持したまま、食品に対する欲求を減少させることを発見して驚いた。
【0022】
本発明は、液体基剤及び酢酸イソアミルを含む飲料を提供する。
【0023】
更に、本発明によれば、酢酸イソアミルは、体重管理及び/又は体重調整用の薬剤のために使用することができる。
【0024】
本発明について、例示的な実施形態によって、以下に更に詳細に述べる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】酪酸エチル香味水及び酢酸イソアミル香味水を用いた臨床試験において得られた欲求評点及び嗜好評点の概略図である。
【図2】バナナ香味(酢酸イソアミルを含有する)水、バニラ香味水、及び無香味水を用いた消費者試験において得られた欲求評点及び嗜好評点の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本発明によれば、酢酸イソアミルを体重管理及び/又は体重調整に適している食品組成物に使用する。
【0027】
酢酸イソアミルは、天然の抽出物を使用することができ、又は、化学的に合成することもできる。
【0028】
酢酸イソアミルの式は次のとおりである。
【0029】
【化1】

【0030】
酢酸イソアミルは、例えばバナナ、西洋ナシ及びリンゴなどの果実に天然に見出すことができ、ビール、バター及びカカオ豆などの他の食品にも見出すことができる。
【0031】
食品組成物の最終用途に応じて、酢酸イソアミルは、種々の芳香化合物の混合物又はブレンドとして使用することができる。好ましい実施形態において、果実香味特性を有する芳香化合物の混合物を使用する。
【0032】
特に、酢酸イソアミルは単独で又は他の芳香化合物、例えば2−メチル−1−プロパノール、アセタール、ヘキサナール、ブチルアセテート、E−2−ヘキサナール、2−ペンタノールアセテート、酪酸ブチル、リモネン、酪酸イソアミル、又はオイゲノールと組み合わせて使用することができる。
【0033】
本発明の食品組成物は、酢酸イソアミルで富化することができる。
【0034】
本発明の食品組成物は、組成物の100gにつき0.001μg〜1,000,000μgの量の酢酸イソアミルを含むことができる。例えば、この組成物は組成物の100gにつき1.0μg〜500,000μg又は1,000μg〜50,000μgの酢酸イソアミルを含むことができる。
【0035】
本発明の好ましい実施形態において、食品組成物は消費者によって大いに認められている低カロリー食品である。食品の非限定例には、飲料、菓子及び乳製品がある。
【0036】
本発明によれば、液体基剤及び酢酸イソアミルを含む飲料を提供する。
【0037】
本発明の飲料は、規則的な食事の前に都合よく摂取される任意の飲物であってもよい。この飲物は、消費者が規則的な食事を摂るときに、すでに少なくともある程度は満腹しているように、心地よい満腹効果を提供する。
【0038】
本発明によれば、酢酸イソアミルを液体基剤に溶解する。この芳香化合物を溶解した液体基剤は、減量及び体重管理に適している任意の低カロリーの液体であってもよい。液体の例は、水、炭酸水、果汁、レモネード、コーヒー、茶、及びスキムミルクである。ミネラルウォーターなどの水を、液体として使用することが好ましい。適切ならば、液体は、炭酸入りでもよい。
【0039】
本発明の特定の実施形態では、飲料は酢酸イソアミルを加えた香味水である。
水は、バナナ香味を有するミネラルウォーターであってもよい。
【0040】
本発明の好ましい実施形態では、飲料は100mlの液体につき0.001μg〜1,000,000μgの量の酢酸イソアミルを含む。より好ましくは、組成物は100mlの液体につき1.0μg〜500,000μgの量の酢酸イソアミルを含む。最も好ましくは、組成物は100mlの液体につき1,000μg〜50,000μgの量の酢酸イソアミルを含む。
【0041】
所望であれば、甘味剤、例えば砂糖又は砂糖の代替物、又は無カロリー甘味料の適切な量も、この液体に溶解することができる。当業者は、その使用する甘味剤の量が甘味剤の性質、及び組成物の意図された目的に基づいて変更できるということを理解するであろう。好ましくは、これらの甘味剤の量は、甘味剤が砂糖である場合、0.1〜2.0%w/vであり、より好ましくは0.5〜1.5%w/vの範囲である。他方、その量は使用する無カロリー甘味料に応じて変化する。例えば、その量は甘味剤がサッカリンである場合は、1/300〜1/500であり、甘味剤がアスパルテームである場合は、1/200であり、又は、甘味剤がスクラロースである場合は、1/6200である。
【0042】
所望であれば、ビタミン、ミネラル、食物繊維、又は生体作用剤(カフェインなど)からなる群から選択される他の栄養素の適切な量を、米国の1日当たり推奨摂取量(RDA)のある一定の比率(%)に対応する量で、その液中に溶解するか又は封入することができる。例えば、ビタミン類の栄養素の米国RDAは、平均的な成人に対して1日当たり2μg〜550mgである。これらの追加的栄養素は、約0〜20%w/v、更に詳細には約0.01〜5%w/vの範囲を占めることができる。
【0043】
好ましい実施形態において、飲料は瓶詰めして、標準的な手順に従って気密に密封する。飲料は、インスタント飲料形態で提供できるのが有利である。
【0044】
本発明によれば、酢酸イソアミルを体重管理及び/又は体重調整に適している薬剤として使用する。
【0045】
前もって述べたように、酢酸イソアミルは、規則的な食事の前に摂取すると、消費者がすでに少なくとも部分的に満腹しているように、食欲を著しく減少させることができる。同時にこの消費者は、あらかじめ酢酸イソアミルを摂取しておかなかったかのようにその食事を同様に好むことになろう。酢酸イソアミルを摂取すると、食品に対する嗜好を維持したまま食品に対する欲求が減少する。
【0046】
したがって、実際に摂取する規則的な食事の量が減少すると、食事から知覚される満足を変えぬまま、カロリー摂取量が有意に減少する。
【0047】
酢酸イソアミルは、通常消費者によって良く認められている食品と組み合わせて、都合よく摂取することができる。
【0048】
本発明の食品は、人間の摂取を目的とする食品又は動物用食品であってもよい。例えば、この食品は栄養組成物、栄養補助剤、飲物、又は食品添加物であってもよい。
【0049】
食品の典型的な例としては、好ましくは低カロリーの形態で、飲料、菓子、乳製品、インスタント食品、デザート、調合インスタント飲料、幼児授乳用調合乳、を挙げることができる。
【0050】
酢酸イソアミルを摂取するのに便利な形態は、液体基剤に酢酸イソアミルを溶解することである。原則として、減量及び体重管理に適している任意の低カロリー液体を、液体基剤として使用することができる。液体の例は、水、炭酸水、果汁、レモネード、コーヒー、茶、及びスキムミルクである。ミネラルウォーターなどの水を、液体に使用することが好ましい。適切ならば、液体は、炭酸入りにもすることができる。
【0051】
本発明の好ましい実施形態において、酢酸イソアミルは香味水として摂取する。酢酸イソアミルは、ミネラルウォーター、炭酸水、機能水、果汁、又はソーダなどの水又は水性飲料によって摂取することが好ましい。
【0052】
以下において、本発明を制限することを目的としない実施例により、本発明を更に説明する。
【実施例】
【0053】
実施例1
臨床試験用香味水の調製
酢酸イソアミルは、0.5%w/wスクロース(Fisher Scientific)と混合して、瓶詰めのミネラルウォーターに溶解した(Vittel、Nestle waters、フランス)。酢酸イソアミルは、Sigma−Aldrich(Steinheim、ドイツ)から供給される液体濃縮物として提供された。
酢酸イソアミルの最終濃度は、16ppmであった。
【0054】
実施例2
臨床試験
17人の健常な参加者を使った臨床試験で、「嗜好」(又は満足)及び「欲求」(又は食欲)の観点から見た香味報酬の神経的相関事象を調査した。17人の参加者は、脳の電気活動が脳波計測を使用してモニターされながら、異なる状態の香味水を評価した。水は、酢酸イソアミル(バナナと評される)又は酪酸エチル(イチゴと評される)を用いて香味を付けた。実験条件は、プレロード(香味水の事前摂取)の後又はプレロードの無い、2種の香味水の評価であった。
【0055】
この臨床試験の行動結果を、異なるプレロード条件におけるETB香味水について17人の参加者から得られた欲求(又は食欲)及び嗜好(又は満足)の平均評点(1の全くないから9の極めて大まで)を示した図1に要約する。「プレロード無し」条件と比較すると、IAA香味水を事前に摂取することにより、その後の摂取に対する欲求評点を有意に減少させた[F(2,32)=5.44,P=0.01]。この効果は、ETB香味水のプレロードについては、観察されず、嗜好評点[F(2,32)=2.91,ns]及び強度評点[F(2,32)=2.49,ns]に影響を及ぼさなかった。IAA:酢酸イソアミル、 ETB:酪酸エチル。
【0056】
挙動レベルで、酢酸イソアミルの香味水を事前に摂取すると、その後の酪酸エチルの香味水の食欲を減少させるということを発見した。重要なことに、この効果は、相互的ではなかった(酪酸エチルは、酢酸イソアミルで香味水に対する食欲に影響を及ぼさなかった)。更に、酢酸イソアミルによって、その後の食品に対する満足及び知覚強度には何ら変化を及ぼさずに、食欲が低下した。
【0057】
実施例3
消費者試験用香味水の調製
バナナ香味は、0.5%w/wスクロース(Fisher Scientific)と混合して、瓶詰めのミネラルウォーターに溶解した(Vittel、Nestle waters、フランス)。バナナ香味は、Givaudan(Vernier、スイス)から供給される液体濃縮物として提供された。バナナ香味は、酢酸イソアミルを含む芳香化合物の複合混合物であった。バナナの最終濃度は、0.05%であった。
【0058】
実施例4
消費者試験
酢酸イソアミルが満腹効果を有し、したがってそれ以上の摂食に対する食欲を抑えることができるという本発明者らの先の発見を検証するために、112人の参加者で消費者試験を行った。臨床試験(上記参照)においてすでに使用したものとして同様のデザインを、嗜好、欲求、及び強度評点に適用したが、本発明者らは追加の対照条件(香味無しの水)及び追加の香味付きプレロードを含めた。水は、香味会社が提供するバナナ、イチゴ及びバニラの食品用複合芳香と混合した。バナナだけは、その配合物中に酢酸イソアミルを含有していた。
【0059】
消費者試験の結果を、異なるプレロード条件におけるイチゴ香味水について、112人の消費者から得られた欲求(又は食欲)及び嗜好(又は満足)の平均評点(1の全くないから9の極めて大まで)を示した図2に示す。バニラ及び対照条件と比較すると、バナナ香味水(酢酸イソアミルを含有する)を事前に摂取すると、その後の摂取に対して欲求評点を有意に減少させた。この効果は、嗜好及び強度の評点に影響を及ぼさなかった。
【0060】
バナナ香味水を事前に摂取すると、その後のイチゴ香味水(無香味水の事前の摂取と比較して)の摂取に対する食欲が低下することを見出した。有意でない同様のパターンが、バニラ香味水について得られた。先の研究に関しては、強度及び嗜好の評点が影響を受けなかったので、食欲に対するバナナ香味のこの効果は一方的であり、欲求の次元に特有であった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
体重管理及び/又は体重調整用の食品組成物の調製における、酢酸イソアミルの使用。
【請求項2】
食品組成物を食事の前に投与すべきである、請求項1に記載の使用。
【請求項3】
食品組成物が、食欲を低下させ、飽食を促進し、及び/又は満腹感を高めることを意図した、請求項1又は2に記載の使用。
【請求項4】
酢酸イソアミルが、食品に対する嗜好を維持したまま、食品に対する欲求を減少させる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の使用。
【請求項5】
肥満症及び/又は過体重を治療又は予防するための、請求項1〜4のいずれか一項に記載の使用。
【請求項6】
酢酸イソアミルが他の芳香化合物と組み合わせて使用される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の使用。
【請求項7】
食品組成物が、飲料、菓子、乳製品、インスタント食品、デザート、調合インスタント飲料、及び幼児授乳用調合乳から選択される食品である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の使用。
【請求項8】
食品組成物を体重減量用食事の際に投与すべきである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の使用。
【請求項9】
液体基剤、及び100mlの液体につき0.001μg〜1,000,000μgの量、好ましくは100mlの液体につき1.0μg〜500,000μgの量、更に好ましくは100mlの液体につき1,000μg〜50,000μgの量の酢酸イソアミルを含む飲料。
【請求項10】
液体基剤が、水、炭酸水、果汁、レモネード、コーヒー、茶及びスキムミルクから選択される、請求項9に記載の飲料。
【請求項11】
香味水である、請求項9又は10に記載の飲料。
【請求項12】
体重管理及び/又は体重調整用の薬剤として使用するための酢酸イソアミル。
【請求項13】
食事の前に摂取すべきである、請求項12に記載の酢酸イソアミル。
【請求項14】
香味水として摂取すべき、請求項12又は13に記載の酢酸イソアミル。
【請求項15】
肥満症及び/又は過体重を治療又は予防するための、請求項12〜14のいずれか一項に記載の酢酸イソアミル。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2011−527189(P2011−527189A)
【公表日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−517159(P2011−517159)
【出願日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際出願番号】PCT/EP2009/058725
【国際公開番号】WO2010/003997
【国際公開日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【出願人】(599132904)ネステク ソシエテ アノニム (637)
【Fターム(参考)】