説明

作業車両

【課題】電動ワイパーをコンパクトに構成し、ラジエータネット近傍の狭い機体空間に容易に配置できるようにする。
【解決手段】走行車体のボンネット5、ラジエータ22、ラジエータネット23の後方にハンドルコラム31を立設し、該ハンドルコラムを被覆しているパネルフードの上部に操作パネル33を設け、ケース状のワイパーフレーム部26aと、該ワイパーフレーム部にアーム軸回りに往復揺動自在に軸支しているワイパーアーム26cと、該ワイパーアームに取り付けられているワイパーブレード26dと、ワイパーモータ26eと、前記ワイパーフレーム部のケースに内装されていて前記ワイパーモータから前記アーム軸に動力を伝達する伝動手段とを一体的に組み立て電動ワイパーを構成し、前記パネルフードの内部空間に電動ワイパーを配設し、ワイパーブレードをラジエータネットの後側面に往復揺動自在に摺接させることを特徴とする作業車両の構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車両に関し、特にラジエータの塵埃除去装置に関する。
【背景技術】
【0002】
作業車両におけるラジエータの塵埃除去装置において、エンジン、ラジエータ、吸気ファンを備え、吸気ファンの回転によりボンネットの吸気部から外気を吸引しラジエータに通気し、ボンネットの吸気部に通気網体を張設し、通気網体の外側面における端部を支点として通気網体の外側面沿って往復揺動する拭い取り体を設け、網体表面に摺接揺動しながらダストを拭い取るものは、公知である(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−335108号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記背景技術のものは、電動モータで駆動されるリンクを介して拭い取り体を往復揺動させる構成であり、拭い取り装置が大形となり、ボンネット内部のラジエータネットに拭い取り装置を配置するのが困難であった。
【0005】
そこで、本発明は、電動モータと拭い取り装置を備えた電動ワイパーをコンパクトに構成し、作業車両のボンネット内部のラジエータネット近傍の狭い空間への配設を容易にしようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、このような問題点を解消するために、次のような技術的手段を講じた。
請求項1の発明は、走行車体(2)に配設しているエンジン(E)、冷却ファン(21)、ラジエータ(22)及びラジエータネット(23)をボンネット(5)で被覆している作業車両において、
前記走行車体(2)のボンネット(5)、ラジエータ(22)、ラジエータネット(23)の後方にハンドルコラム(31)を立設し、該ハンドルコラム(31)を被覆しているパネルフード(32)の上部に操作パネル(33)を設け、ケース状のワイパーフレーム部(26a)と、該ワイパーフレーム部(26a)にアーム軸(26b)回りに往復揺動自在に軸支しているワイパーアーム(26c)と、該ワイパーアーム(26c)に取り付けられているワイパーブレード(26d)と、ワイパーモータ(26e)と、前記ワイパーフレーム部(26a)のケースに内装されていて前記ワイパーモータ(26e)から前記アーム軸(26b)に動力を伝達する伝動手段とを一体的に組み立て電動ワイパー(26)を構成し、前記パネルフード(32)の内部空間に前記電動ワイパー(26)を配設し、前記ワイパーブレード(26d)を前記ラジエータネット(23)の後側面に往復揺動自在に摺接させることを特徴とする作業車両としたものである。
【0007】
請求項2の発明は、前記パネルフード(32)の内部空間に前記電動ワイパー(26)を配設するにあたり、前記アーム軸(26b)を上方に配置し、前記ワイパーブレード(26d)の先端側を下方に位置し垂下状態で前記ラジエータネット(23)の後側面に摺接させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両としたものである。
【0008】
請求項3の発明は、前記電動ワイパー(26)には往復揺動する前記ワイパーアーム(26c)を拭き取り範囲の揺動開始位置あるいは揺動終了位置で停止させる定位置停止手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の作業車両としたものである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明によると、電動ワイパー(26)をケース状のワイパーフレーム部(26a)と、ワイパーフレーム部(26a)にアーム軸(26b)回りに往復揺動自在に軸支しているワイパーアーム(26c)と、ワイパーアーム(26c)に取り付けられているワイパーブレード(26d)と、ワイパーモータ(26e)と、ワイパーフレーム部(26a)に内装されていてワイパーモータ(26e)からアーム軸(26b)に動力を伝達する伝動手段とを一体的に組み立て電動ワイパー(26)を構成したので、コンパクトに構成することができ、パネルフード(32)内の狭い空間に電動ワイパー(26)を容易に配設することができる。
【0010】
請求項2の発明によると、請求項1の発明の前記効果に加えて、パネルフード(32)の内部空間に電動ワイパー(26)を配設するにあたり、上方に配置しているアーム軸(26b)でワイパーブレード(26d)の先端側を垂下状態で支持し、ラジエータネット(23)の後側面に摺接させるようにしたので、ワイパーブレード(26d)の左右揺動幅を狭くすることができ、また、ワイパーブレード(26d)で拭い取ったダストの落下が促進され、ワイパーモータ(26e)にダストが付着するようなこともなく耐久性を高めることができる。
【0011】
請求項3の発明によると、請求項1又は請求項2の発明の前記効果に加えて、ワイパーアーム(26c)を拭き取り範囲の揺動開始位置あるいは揺動終了位置で停止させることができ、ラジエータネット(23)の冷却風の多く通過する中央部分をワイパーアーム(26c)で邪魔するようなこともなく、冷却効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】作業車両の側面図。
【図2】作業車両の正面図。
【図3】作業車両の前側部の平面図。
【図4】作業車両の前側部の側面図。
【図5】ラジエータ、ラジエータネットの正面図。
【図6】操作パネルの平面図。
【図7】ラジエータ、ラジエータネットの正面図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
まず、図1乃至図3に基づき本発明を備えた薬液を散布する散布作業車1について説明する。
散布作業車1の走行車体2には略等径の左右前輪3,3、左右後輪4,4が設けられ、走行車体2の前側部には防除散布装置11を設けている。走行車体2の左右前輪3,3間上方にはエンジンEを搭載し、エンジンE回りをボンネット5で被覆している。左右前輪3,3と左右後輪4,4間上方には操縦席6を設け、操縦席6の前側部にステアリングハンドル7を設けている。ステアリングハンドル7を左右に操舵すると、左右前輪3,3及び左右後輪4,4を関連的に操舵し小回り走行のできる四輪操舵構成としている。また、操縦席6の回りを取り囲むように薬液タンク9を着脱自在に設け、その下方に防除ポンプ10を設けている。
【0014】
防除散布装置11は機体前方中央部に位置するセンター散布ブーム11aと、センター散布ブーム11aの左右両側に設けられている左右散布ブーム11b,11bとで構成している。また、防除散布装置11を昇降シリンダ15,15により昇降調節可能に構成し、また、開閉シリンダ17,17により左右散布ブーム11b,11bを左右に突出した散布作業状態としたり、あるいは、走行車体2の側方に沿わせた収納状態に回動できるように構成している。
【0015】
しかして、薬液タンク9の薬液は防除ポンプ10から調圧制御弁(図示省略)、流量制御弁(図示省略)、高圧ホースを経由して防除散布装置11に送られ、センター散布ブーム11a及び左右散布ブーム11b,11bの散布ノズル14,…から散布される。
【0016】
次に、図4及び図5に基づきラジエータ22の冷却構成について説明する。
走行車体2の前側部にはエンジンEを搭載してボンネット5で被覆し、エンジンEの後側上部に冷却ファン21を設け、エンジンEの出力軸(図示省略)からベルト伝動装置21aを介して冷却ファン21を回転駆動している。冷却ファン21の後方にラジエータ22を設け、ラジエータ22の後方にラジエータネット23を設けている。
【0017】
走行車体2のボンネット5、ラジエータ22の後方部位にハンドルコラム31を立設し、ハンドルコラム31にステアリングハンドル7のハンドル軸7aを支架している。ハンドルコラム31をパネルフード32で被覆し、パネルフード32の上端部に操作パネル33を設けている。
【0018】
しかして、冷却ファン21が回転すると、ラジエータネット23を通過して冷却風が後方から前方に向かって流れ、ラジエータ22を通過し、エンジンEの周辺を通りボンネット8の左右排風部から排出される。
【0019】
次に、ラジエータネット23の除塵用の電動ワイパー26について説明する。
電動ワイパー26は駆動手段である電動モータと除塵手段であるワイパーブレード26dとを一体構成している。この電動ワイパー26は、ケース状のワイパーフレーム部26aと、ワイパーフレーム部26aに前後方向のアーム軸26bに軸支されていて、所定範囲で往復揺動するワイパーアーム26cと、ワイパーアーム26cに着脱自在に取り付けているワイパーブレード26dと、駆動用のワイパーモータ26eと、ケース状のワイパーフレーム部26aに内装されていてワイパーモータ26eの出力軸からアーム軸26bに往復揺動する動力を伝達する伝動手段(図示省略)とで構成されていて、これらを組み立て一体構成している。
【0020】
なお、ワイパーブレード26dの表面にはダストを拭い取るブレードラバー(図示省略)を交換自在に取り付けている。
ハンドルコラム31に取り付けたブラケット34を操作パネル33の前方の空間部まで延出し、ブラケット34に電動ワイパー26のワイパーフレーム部26aを取り付けている。そして、ワイパーモータ26e及びアーム軸26bを上側に位置させ、ワイパーアーム26c及びワイパーブレード26dの先端を下側に向けて垂下状に取り付け、アーム軸26bを前後方向に沿わせてワイパーブレード26dの拭き取り面をラジエータネット23の後側面に密着させるように取り付けている。
【0021】
また、図5に示すように、ワイパーブレード26dの基部を軸支する軸26bを正面視でラジエータネット23の左右一側部上方部位で前後方向に沿うように配置し、ワイパーブレード26dの下側部が垂下状態で左右方向に往復揺動し、ワイパーブレード26dはラジエータネット23の左右両側までを揺動範囲とし、広範囲に接触しながらダストを落下させるようにしている。
【0022】
前記構成によると、ラジエータネット23の後側面をワイパーブレード23cが左右に往復揺動しながら接触すると、ダストを粉砕しながらラジエータネット23から離脱させる。離脱したダストはラジエータ22のコア部を通して冷却風と共に前方へ流れ、エンジンEの周辺部のボンネット5の左右通気部を通り排出される。また、ラジエータネット23の後側面に沿って落下したダストは下方空間を経て機体の下方に排出される。
【0023】
まは、ワイパーブレード26dの基部が上側に軸支され、ワイパーブレード26dの先端側は垂下状態で左右傾斜状で左右に往復揺動するので、ワイパーブレード26dで除去されたダストがワイパーブレード26dの上側面に付着しにくく下方への落下が促進される。
【0024】
稲の防除作業では、散布作業中に稲の花粉が冷却ファン21の吸入空気に混じり、ラジエータネット23に滞積付着し、ラジエータ22の冷却性能を極度に低下させるので、その都度ラジエータネット23のメンテナンスをしなければならない。また、ダストの除去作業はオペレータが操縦部6から降り、ボンネット5を開けラジエータネット23を取り出して清掃しなければならず、手間がかかり、煩わしい作業である。
【0025】
前記構成によると、オペレータは操縦部6のワイパースイッチ28を操作することにより、電動ワイパー26のブレード26dを遠隔操作で往復揺動させ、ラジエータネット23のダストを除去することができ、メンテナンス時間と労力を大幅に低減させることができる。
【0026】
また、ラジエータネット23の近傍は狭いスペースしかないが、電動ワイパー26をコンパクトに構成しているので、例えば、ラジエータネット23の近傍の操作パネル33の下方空間を利用して電動ワイパー26を取り付けることができる。しかも、ブレード26dの基部を支点とした左右揺動回動方式のコンパクトな構成としたので、ラジエータネット23の狭い空間部に容易に配設することができる。
【0027】
また、図6に示すように、操縦部6の運転席の側方に設けた操作パネル27を設け、操作パネル27にワイパースイッチ28を設け、操縦部6のオペレータがワイパースイッチ28を操作すると、ワイパーブレード26dを遠隔操作で作動し、ラジエータネット23のダストの除去をするように構成している。
【0028】
また、操作パネル27のワイパースイッチ28の側方にはワイパースイッチランプ29を設け、ワイパースイッチ28をONにすると、ワイパースイッチランプ29が点灯し、スイッチをOFFにしたり、コントローラの指令で電動ワイパー26が自動停止すると、ワイパースイッチランプ29が消灯するようにし、電動ワイパー26の作動状態を容易に確認できるようにしている。
【0029】
また、ワイパーモータ26eの回転動力はモータ軸のウォームからワイパーアーム26c側のアーム軸26bのウォームホイールを経て動力が伝達される。そして、ワイパーアーム26cは拭き取り範囲の左右両端に揺動した位置で停止させる公知の定位置停止手段を備えている。この定位置停止手段は図示省略したが、例えば次のように構成している。ワイパーモータの減速駆動側に切欠き部を持つカムプレートと、ワイパーモータの電源となるスイッチとなるコンタクトポイントが設けられていて、カムプレートとワイパーアームの位置とが連動しており、カムプレートの切欠き部とコンタクトポイントの位置が合うようになっていて、ワイパーモータへの電流がカットされワイパーアームが停止する構成である。
【0030】
前記構成によると、ワイパーアーム26cが左右両端に回動したラジエータネット23の左右両側部で停止するので、ラジエータネット23の冷却風の多く通過する中央部分をワイパーアーム26cで邪魔するようなことがなく、冷却効果を高めることができる。
【0031】
また、作業車が停止しエンジンEの停止状態でも、ワイパースイッチ28をONすると、ラジエータネット23の清掃をすることができ、利便性を高めることができる。
また、前記ワイパースイッチ28を一度ONにすると、所定時間だけON状態を維持し、所定時間が経過すると自動的にOFFとするものを選択すると、電動ワイパー26の耐久性を高めながら、ダストの少ないラジエータネット23をきれいに清掃することができる。
【0032】
また、ワイパースイッチ28を一度ONにすると、次にOFF操作まで電源入り状態を維持するものを選択すると、電動ワイパー26の操作を簡単にしながら、ダストの多いラジエータネット23をきれいに清掃することができる。
【0033】
また、ワイパースイッチ28がONすると、コントローラ(図示省略)の計時手段が計時を開始し、所定時間が経過しワイパーブレード26dが所定回数の往復揺動を終了すると、コントローラの停止指令により、ワイパースイッチ28をOFFにするようにしてもよい。このようにすると、オペレータのワイパースイッチ28の切り忘れを防止し、ワイパーブレード26dの耐久性を高めることができる。
【0034】
次に、図7に基づき電動ワイパー26の取付構成の他の実施例について説明する。
ラジエータ22の後側上部あるいは前側上部に左右方向に沿った熱仕切板36を上側に延出するように取り付け、その上側周辺部をボンネット5の内周面に接近させ、エンジンEの熱気が操縦部6側に行かないようにしている。この熱仕切板36に電動ワイパー26のワイパーフレーム部26aを取り付け、ワイパーモータ26eを上方へ突出しないように左右方向に沿わせて取り付け、ワイパーアーム26c、ワイパーブレード26dを下方に垂下するように取り付け、ラジエータネット23のダストを落下させるようにしている。
【0035】
そして、熱仕切板36に電動ワイパー26取り付けるにあたり、ラジエータ22の上側部左右方向中央部に設けている給水口22a、キャップ22bよりも左右一側に偏位するように電動ワイパー26を配設している。前記構成によると、電動ワイパー26のワイパーモータ26eが左右側方に偏位し、ラジエータ22のキャップ22bの開閉操作の邪魔にならず好都合である。
【符号の説明】
【0036】
2 走行車体
3 前輪
4 後輪
5 ボンネット
7 ステアリングハンドル
21 冷却ファン
22 ラジエータ
23 ラジエータネット
26 電動ワイパー
26a ケース状のワイパーフレーム部
26b アーム軸
26c ワイパーアーム
26d ワイパーブレード
26e ワイパーモータ
31 ハンドルコラム
32 パネルフード
33 操作パネル(33)
E エンジン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行車体(2)に配設しているエンジン(E)、冷却ファン(21)、ラジエータ(22)及びラジエータネット(23)をボンネット(5)で被覆している作業車両において、
前記走行車体(2)のボンネット(5)、ラジエータ(22)、ラジエータネット(23)の後方にハンドルコラム(31)を立設し、該ハンドルコラム(31)を被覆しているパネルフード(32)の上部に操作パネル(33)を設け、ケース状のワイパーフレーム部(26a)と、該ワイパーフレーム部(26a)にアーム軸(26b)回りに往復揺動自在に軸支しているワイパーアーム(26c)と、該ワイパーアーム(26c)に取り付けられているワイパーブレード(26d)と、ワイパーモータ(26e)と、前記ワイパーフレーム部(26a)のケースに内装されていて前記ワイパーモータ(26e)から前記アーム軸(26b)に動力を伝達する伝動手段とを一体的に組み立て電動ワイパー(26)を構成し、前記パネルフード(32)の内部空間に前記電動ワイパー(26)を配設し、前記ワイパーブレード(26d)を前記ラジエータネット(23)の後側面に往復揺動自在に摺接させることを特徴とする作業車両。
【請求項2】
前記パネルフード(32)の内部空間に前記電動ワイパー(26)を配設するにあたり、前記アーム軸(26b)を上方に配置し、前記ワイパーブレード(26d)の先端側を下方に位置し垂下状態で前記ラジエータネット(23)の後側面に摺接させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記電動ワイパー(26)には往復揺動する前記ワイパーアーム(26c)を拭き取り範囲の揺動開始位置あるいは揺動終了位置で停止させる定位置停止手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の作業車両。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−51410(P2012−51410A)
【公開日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−193712(P2010−193712)
【出願日】平成22年8月31日(2010.8.31)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】