説明

光ヘッドおよび画像形成装置

【課題】 光ヘッドの駆動回路が発光基板に固定されていると、発光基板とともに駆動回路も廃棄されてしまうことがある。
【解決手段】 光ヘッドは、光を照射する発光基板と、前記発光基板から照射された光を集光するレンズと、前記発光基板および前記レンズを保持するホルダと、前記レンズおよび前記ホルダの少なくとも一方に固定された電気素子を含み、前記発光基板を駆動する駆動回路と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、光ヘッドおよび画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
光ヘッドは、感光体の露光に用いられる光を照射する。光ヘッドは、発光基板を有しており、発光基板は、光の照射によって発熱する。発光基板を使用し続けると、熱等になって発光基板が劣化するため、光ヘッドを交換する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
光ヘッドの駆動回路が発光基板に固定されていると、発光基板とともに駆動回路も廃棄されてしまうことがある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の実施形態である光ヘッドは、光を照射する発光基板と、前記発光基板から照射された光を集光するレンズと、前記発光基板および前記レンズを保持するホルダと、前記レンズおよび前記ホルダの少なくとも一方に固定された電気素子を含み、前記発光基板を駆動する駆動回路と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【図1】画像形成装置の内部構造を示す図である。
【図2】第1実施形態である光プリンタヘッドの外観図である。
【図3】第1実施形態である光プリンタヘッドの断面図である。
【図4】第1実施形態における発光素子およびガラス基板の正面図である。
【図5】第1実施形態において、ボトムエミッションタイプの発光素子を備えた光プリンタヘッドの一部の概略図である。
【図6】第1実施形態において、トップエミッションタイプの発光素子を備えた光プリンタヘッドの一部の概略図である。
【図7】光プリンタヘッドの駆動回路を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
(第1実施形態)
第1実施形態である図面を参照しつつ説明する。
【0007】
図1は、画像形成装置の内部構造を示す図である。画像形成装置100は、スキャナ部1およびプリンタ部2を有する。スキャナ部1は、原稿Oの画像を読み取る。プリンタ部2は、用紙に画像を形成する。
【0008】
原稿Oは、原稿台ガラス7に載せられ、原稿Oの読み取り面は、下方を向いて、原稿台ガラス7に接触する。カバー8は、原稿台ガラス7を閉じる位置と、原稿台ガラス7を開く位置との間で回転する。カバー8が原稿台ガラス7を閉じるとき、カバー8は、原稿Oを原稿台ガラス7に押し付ける。
【0009】
光源9は、原稿Oに向けて光を照射する。光源9の光は、原稿台ガラス7を透過して原稿Oに到達する。原稿Oからの反射光は、ミラー10,11,12の順で反射し、集光レンズ5に導かれる。集光レンズ5は、ミラー12からの光を集光して、光電変換素子6の受光面に結像させる。光電変換素子6は、集光レンズ5からの光を受けて、電気信号(アナログ信号)に変換する。
【0010】
光電変換素子6の出力信号は、所定の信号処理が施された後、光ヘッドである光プリンタヘッド13に出力される。所定の信号処理とは、原稿Oの画像データ(デジタルデータ)を生成するための処理である。光電変換素子6としては、例えば、CCDセンサやCMOSセンサを用いることができる。
【0011】
第1キャリッジ3は、光源9およびミラー10を支持しており、原稿台ガラス7に沿って移動する。第2キャリッジ4は、ミラー11,12を支持しており、原稿台ガラス7に沿って移動する。第1キャリッジ3および第2キャリッジ4は、独立して移動し、原稿Oから光電変換素子6までの光路長を一定に維持する。
【0012】
原稿Oの画像を読み取るとき、第1キャリッジ3および第2キャリッジ4は、一方向に移動する。第1キャリッジ3および第2キャリッジ4が一方向に移動する間、光源9は、原稿Oに光を照射する。原稿Oからの反射光は、ミラー10〜12および集光レンズ5によって、光電変換素子6に結像する。原稿Oの画像は、第1キャリッジ3および第2キャリッジ4の移動方向において、1ライン毎に順次読み取られる。
【0013】
プリンタ部2は、画像形成部14を有する。画像形成部14は、給紙カセット21から搬送された用紙Sに対して、画像を形成する。給紙カセット21に収容された複数の用紙Sは、搬送ローラ22および分離ローラ23によって、1枚ずつ分離されて、画像形成部14に向かう。用紙Sは、搬送路Pを移動しながら、レジストローラ24に到達する。レジストローラ24は、所定のタイミングにおいて、用紙Sを画像形成部14の転写位置に移動させる。
【0014】
搬送機構25は、画像形成部14によって画像が形成された用紙Sを、定着器26に移動させる。定着器26は、用紙Sを加熱することにより、画像を用紙Sに定着する。排紙ローラ27は、画像が定着した用紙Sを、排紙トレイ28に移動させる。
【0015】
画像形成部14の動作について説明する。
【0016】
感光ドラム15の周囲には、光プリンタヘッド13、帯電器16、現像器17、転写チャージャ18、剥離チャージャ19およびクリーナ20が配置されている。感光ドラム15は、矢印D1の方向に回転する。
【0017】
帯電器16は、感光ドラム15の表面を帯電させる。光プリンタヘッド13は、帯電後の感光ドラム15を露光する。光プリンタヘッド13は、複数の光ビームを感光ドラム15の露光位置に到達させる。
【0018】
光プリンタヘッド13からの光ビームが感光ドラム15に到達すると、露光部分での電位が低下し、静電潜像が形成される。現像器17は、感光ドラム15の表面に現像剤を供給して、感光ドラム15の表面に現像剤像を形成する。
【0019】
感光ドラム15の回転によって、現像剤像が転写位置に到達すると、転写チャージャ18は、感光ドラム15上の現像剤像を用紙Sに転写する。剥離チャージャ19は、用紙Sを感光ドラム15から剥離する。クリーナ20は、感光ドラム15の表面に残留した現像剤を取り除く。
【0020】
感光ドラム15が回転している間、静電潜像の形成と、現像剤像の形成と、現像剤像の転写と、残留した現像剤像のクリーニングを連続して行うことができる。すなわち、用紙Sに画像を形成する動作を連続して行うことができる。
【0021】
光プリンタヘッド13の構造について説明する。図2は、光プリンタヘッド13の外観図であり、図3は、光プリンタヘッド13の断面図である。図2および図3において、X軸、Y軸およびZ軸は、互いに直交する軸である。他の図面においても、X軸、Y軸およびZ軸の関係は同様である。
【0022】
発光素子131は、ガラス基板132に積層されている。図4に示すように、複数の発光素子131がガラス基板132に設けられている。複数の発光素子131は、ガラス基板132の長手方向(X方向)に並んでいる。X方向に並ぶ複数の発光素子131の列が、Y方向にも並んでいる。
【0023】
ガラス基板132は、実質的に透明であり、光を通過させる。本実施形態では、ガラス基板132を用いているが、ガラス基板132の他にも、光を透過させる基板を用いることができる。例えば、ガラス基板132の代わりに、樹脂で形成された基板を用いることができる。
【0024】
ガラス基板132は、ホルダ本体としてのレンズホルダ136に固定されている。例えば、接着剤を用いることにより、ガラス基板132をレンズホルダ136に固定できる。
【0025】
レンズホルダ136は、セルフォックレンズアレイ135を保持する。セルフォックレンズアレイ135は、図2に示すように、複数のセルフォックレンズ135aを有しており、複数のセルフォックレンズ135aは、ガラス基板132の長手方向(X方向)に沿って並んでいる。本実施形態では、X方向に並ぶ複数のセルフォックレンズ135aの列が、Y方向にも並んでいる。
【0026】
ガラス基板132および封止部材134は、発光素子131の収容スペースを形成する。封止部材134は、レンズホルダ136および蓋137に対して固定される。蓋137は、レンズホルダ136に固定される。発光素子131、ガラス基板132および封止部材134は、レンズホルダ136および蓋137の間に形成されたスペースに収容される。
【0027】
発光素子131から射出した光は、セルフォックレンズアレイ135に入射する。各発光素子131から射出した光は、対応するセルフォックレンズ135aに入射する。
【0028】
セルフォックレンズアレイ135は、複数の発光素子131からの複数の光(拡散光)を集光して、感光ドラム15の露光位置に到達させる。露光位置では、所望の解像度のスポット光が形成される。
【0029】
図5は、光プリンタヘッド13の一部を示す概略図である。
【0030】
本実施形態では、発光素子131として、いわゆるボトムエミッションタイプの有機EL素子を用いている。
【0031】
発光素子131は、陽極131a、陰極131bおよび発光層131cを有する。陽極131aは、発光層131cに正孔を注入する透明電極である。陽極131aは、例えば、ITO(インジウムスズ酸化物)で形成することができる。陰極131bは、発光層131cに電子を注入する電極である。発光層131cは、有機物質を含んでおり、陽極131aおよび陰極131bの間にある。
【0032】
陽極131aおよび陰極131bに対して直流電圧又は直流電流を印加すると、陽極131aは、発光層131cに正孔を注入する。陰極131bは、発光層131cに電子を注入する。発光層131cでは、正孔および電子の再結合によって、有機分子の電子状態が基底状態から励起状態に変化する。
【0033】
励起状態は、基底状態よりもエネルギが高い状態である。励起状態は、不安定な状態であるため、有機分子の電子状態は、励起状態から基底状態に戻る。電子状態が励起状態から基底状態に変化するとき、エネルギが放出され、発光層131cにおいて発光現象が発生する。
【0034】
発光層131cで発生した光は、陽極131aおよび陰極131bに向かう。陽極131aは、透明電極であるため、発光層131cからの光は、陽極131aを通過する。陰極131bに向かう光は、陰極131bで反射して、陽極131aに向かう。陽極131aを通過した光は、ガラス基板132を通過して、セルフォックレンズアレイ135に到達する。
【0035】
スイッチング素子としてのトランジスタ131dは、ガラス基板132に積層されており、発光素子131の輝度を制御するために用いられる。トランジスタ131dとしては、例えば、TFT(Thin Film Transistor)を用いることができる。1つの発光素子131に対して、複数のトランジスタ131dを設けることができる。
【0036】
発光素子131が光を照射すると、発光素子131が発熱する。発光素子131で発生した熱は、ガラス基板132に伝達する。ガラス基板132に伝達した熱は、レンズホルダ136に伝達する。
【0037】
発光素子131の温度上昇を抑制すれば、熱による発光素子131の劣化を抑制することができ、発光素子131の寿命を延ばすことができる。
【0038】
有機EL素子としての発光素子131は、熱の影響を受けやすく、発光素子131の温度上昇によって、光量が半減してしまい、輝度半減期が短くなる。光プリンタヘッド13では、要求される露光量を確保するために、光を照射する他の機器(例えば、ディスプレイ)に比べて、印加される電流が大きく、自己発熱量も多い。
【0039】
本実施形態の発光素子131は、ボトムエミッションタイプの発光素子であるが、いわゆるトップエミッションタイプの発光素子を用いることもできる。図6は、トップエミッションタイプの発光素子を用いた光プリンタヘッド13の概略図である。
【0040】
ボトムエミッションタイプの発光素子131では、陽極131aが透明電極であるが、トップエミッションタイプの発光素子131では、陰極131bが透明電極である。透明電極としての陰極131bは、例えば、ITO(インジウムスズ酸化物)で形成することができる。陰極131bが透明電極であるとき、有機膜との界面に、陰極用の金属を設ける必要がある。
【0041】
発光層131cで発生した光は、陽極131aおよび陰極131bに向かう。陰極131bに向かう光は、陰極131bを通過する。陽極131aに向かう光は、陽極131aで反射して、陰極131bに向かう。封止部材134は、発光素子131からの光を通過させる。封止部材134が実質的に透明であれば、光量を低下させることなく、封止部材134から光を射出することができる。ガラス基板132は、蓋137と接触する。
【0042】
トップエミッションタイプの発光素子を用いれば、光路上に、回路の電極といった遮光物が配置されていないため、光の射出面積を確保しやすく、光量を確保しやすい。
【0043】
本実施形態では、発光素子131として、有機EL素子を用いているが、他の光源を用いることができる。例えば、発光素子131として、LED(Light Emitting Diode)を用いることができる。
【0044】
次に、光プリンタヘッド13の駆動回路について説明する。図7は、光プリンタヘッド13の駆動回路を含む光プリンタヘッド13の構成を示す図である。
【0045】
ヘッド制御部200は、光プリンタヘッド13の駆動を制御する。シフトレジスタ201は、1ライン分の画像データを格納する。ヘッド制御部200は、転送クロックに同期させて1ライン分の画像データをシフトレジスタ201に出力する。
【0046】
ヘッド制御部200は、シフトレジスタ201への画像データの出力が完了すると、HSYNC(水平同期信号)信号をラッチ回路202に出力する。ラッチ回路202は、HSYNC信号を受けて、シフトレジスタ201上の1ライン分の画像データをラッチする。
【0047】
ヘッド制御部200がSTRB信号をドライバ203に出力すると、ドライバ203は、対応する画素に応じた電流を発光素子131に供給する。発光素子131は、供給された電流値に応じて発光する。
【0048】
STRB信号は、感光ドラム15の露光時間に相当するため、STRB信号の出力時間を調整(増加)することによって、露光量を増加させることができる。露光量を増加させることにより、感光ドラム15の感度劣化に対応させることができる。すなわち、感光ドラム15の感度が劣化することに応じて、露光量を増加させることができる。
【0049】
ドライバ203は、発光素子131に供給される電流値を補正するレジスタを備える。ドライバ203のレジスタには、発光素子131から照射される光の光量を補正する補正データが書き込まれている。ドライバ203から出力される電流値は、補正データによって、補正される。
【0050】
光プリンタヘッド13の各種のバラツキによって、発光素子131から感光ドラム15に到達する光の光量がばらつくことがある。補正データは、感光ドラム15に到達する光量のバラツキを補正するために用いられる。光プリンタヘッド13の各種のバラツキとしては、複数の発光素子131の発光効率のバラツキ、各発光素子131を駆動する駆動回路のバラツキ、セルフォックレンズアレイ135の屈折率分布のバラツキ、セルフォックレンズ135aの配列のバラツキ、発光素子131およびセルフォックレンズアレイ135の位置関係のバラツキがある。補正データは、光プリンタヘッド13の製造ラインや調整ラインにおいて、予め測定することによって得ることができる。
【0051】
不揮発性メモリ204は、補正データを記憶する。不揮発性メモリ204としては、例えば、EEPROMを用いることができる。
【0052】
ヘッド制御部200は、画像形成装置100の起動時に、不揮発性メモリ204から補正データを読み出す。ヘッド制御部200は、画像形成動作を開始する前などの所定のタイミングにおいて、ドライバ203のレジスタに補正データを書き込む。
【0053】
補正データの測定方法について説明する。例えば、光プリンタヘッド13の製造ラインや組み立て調整ラインでは、CCD等の光センサを用いて、光プリンタヘッド13の1画素毎の光強度分布を測定する。すべての画素における光量が所定範囲内の光量(例えば、40nW±0.5%)となるように、ドライバ203への電流指示値を調整する。電流指示値を調整する値が、補正データであり、不揮発性メモリ204に記憶される。不揮発性メモリ204への補正データの書き込みは、ヘッド制御部200と互換性のある補正データの書き込みによって行われる。
【0054】
不揮発性メモリ204は、レンズホルダ136に固定される。不揮発性メモリ204は、配線と接続されており、配線の一部とともに、レンズホルダ136に固定される。配線は、不揮発性メモリ204およびヘッド制御部200を電気的に接続する。配線としては、例えば、フレキシブルプリント基板、フレキシブル基板、フレキシブルプリントケーブルを用いることができる。
【0055】
不揮発性メモリ204をレンズホルダ136に固定する方法としては、レンズホルダ136の外面に不揮発性メモリ204を固定することができる。レンズホルダ136の外面としては、例えば、X方向におけるレンズホルダ136の端面(図2参照)を用いることができる。不揮発性メモリ204をレンズホルダ136の外面に固定するときには、不揮発性メモリ204を覆うカバーを用いることができる。カバーを用いることにより、不揮発性メモリ204を保護することができる。
【0056】
一方、不揮発性メモリ204は、レンズホルダ136の内部に埋め込むこともできる。
【0057】
本実施形態では、不揮発性メモリ204をレンズホルダ136に固定しているが、セルフォックレンズアレイ135や蓋137に、不揮発性メモリ204を固定することができる。
【0058】
不揮発性メモリ204をセルフォックレンズアレイ135に固定するときには、発光素子131から照射された光の光路から外れた位置に不揮発性メモリ204を固定することができる。不揮発性メモリ204は、セルフォックレンズアレイ135の外面に固定したり、セルフォックレンズアレイ135の内部に埋め込んだりすることができる。
【0059】
本実施形態では、不揮発性メモリ204をレンズホルダ136等に固定しているが、不揮発性メモリ204に代えて、又は、不揮発性メモリ204ととともに、不揮発性メモリ204以外の電気素子をレンズホルダ136等に固定することができる。電気素子は、光プリンタヘッド13の駆動回路(図7参照)を構成する電気素子である。
【0060】
本実施形態によれば、不揮発性メモリ204がレンズホルダ136に固定されているため、レンズホルダ136およびガラス基板132を分離すれば、不揮発性メモリ204を含むレンズホルダ136を、再利用することができる。すなわち、ガラス基板132を取り出すだけで、再利用できる部品と、廃棄する部品とを簡単に分離することができる。
【0061】
劣化したガラス基板132は、再利用することができないが、レンズホルダ136や不揮発性メモリ204は、劣化し難く、再利用することができる。セルフォックレンズアレイ135を再利用するときには、セルフォックレンズアレイ135をクリーニングすることができる。
【0062】
尚、本実施の形態では、固定はソケットなどにはめ込まれたものも含む。
【0063】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0064】
13:光プリンタヘッド、131:発光素子、132:ガラス基板、
135:セルフォックレンズアレイ、136:レンズホルダ、200:ヘッド制御部、
204:不揮発性メモリ


【特許請求の範囲】
【請求項1】
光を照射する発光基板と、
前記発光基板から照射された光を集光するレンズと、
前記発光基板および前記レンズを保持するホルダと、
前記レンズおよび前記ホルダの少なくとも一方に固定された電気素子を含み、前記発光基板を駆動する駆動回路と、
を備えることを特徴とする光ヘッド。
【請求項2】
前記電気素子は、前記ホルダに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の光ヘッド。
【請求項3】
前記電気素子は、前記ホルダの内部に埋め込まれていることを特徴とする請求項2に記載の光ヘッド。
【請求項4】
感光体と、
光を照射する発光基板と、
前記発光基板から照射された光を前記感光体に向けて集光するレンズと、
前記発光基板および前記レンズを保持するホルダと、
前記レンズおよび前記ホルダの少なくとも一方に固定された電気素子を含み、前記発光基板を駆動する駆動回路と、
前記感光体に現像剤を供給する現像器と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
前記電気素子は、前記ホルダに固定されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−213118(P2011−213118A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−78215(P2011−78215)
【出願日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.セルフォック
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】