説明

光源装置

【課題】 弱い照明光であっても照度を正確にモニタすることができる光源装置を提供する。
【解決手段】 光の透過強度を調節し得るNDフィルタ4と、このNDフィルタ4と撮像素子との光路に挿脱可能に配置され、NDフィルタ4を透過した光を遮断するシャッタ1と、NDフィルタ4を透過した光を検出する照度センサ3と、この照度センサ3の出力に基づいてNDフィルタ4を動かしてNDフィルタ4を透過する光の透過強度を制御する照度制御装置8とを備えている光源装置において、照度センサ3へ光を導く全反射プリズム9をシャッタ1に設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、光源装置に関し、例えばさまざまな条件の光を撮像素子へ向けて発し、撮像素子が設計通りに反応するかどうかを調べるのに適した光源装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図8、9は従来の光源装置の概念図である。
【0003】
光源装置は光源506とレンズ520,521,522とND(Neutral Density)フィルタ504と照度平坦化光学系507とハーフミラー505と照度センサ503と照度制御装置508とチャートターレット502とを備えている。
【0004】
NDフィルタ504はガラス基板上に厚みに勾配をつけたアルミニウム等の蒸着膜を形成し、この勾配によって入射光の吸収率を変えるものである。
【0005】
チャートターレット502は例えば円板の同一半径上にレチクル等の複数のパターンチャート(図示せず)を配置したものである。
【0006】
照度センサ503はハーフミラー505で反射された光を受光し、受光面の照度に対応する照度モニタ信号503aを出力する。
【0007】
照度制御装置508は光学装置を含むシステム全体を制御する制御装置(図示せず)によって制御され、照度センサ503からの照度モニタ信号503aに基づいてNDフィルタ504の動作を制御するNDフィルタ移動指令信号508cを出力する。
【0008】
また、照度制御装置508はシステム全体を制御する制御装置(図示せず)からの指令によってシャッタ501及びチャートターレット502の動作を制御するシャッタ開閉指令信号508a及びチャートターレット回転指令信号508bを出力する。
【0009】
この光源装置の動作を説明する。
【0010】
照度設定を行う場合(図8参照)、照度制御装置508からシャッタ開閉指令信号508aが出力され、シャッタ501が閉じる。
【0011】
光源506から出射された光はレンズ520で平行光とされ、NDフィルタ504に入射する。
【0012】
光はNDフィルタ504で吸収され、減衰した光はレンズ521によって集光されて照度平坦化光学系507に入射する。
【0013】
照度平坦化光学系507を通過した光はハーフミラー505で反射され、照度センサ503で照度が検出され、照度に対応した照度モニタ信号503aが出力される。
【0014】
照度センサ503で検出された照度と予め設定された撮像素子の受光面515の照度とが等しくなるように、NDフィルタ504を移動させるNDフィルタ移動指令信号508cが照度制御装置508から出力される。
【0015】
NDフィルタ移動指令信号508cに基づいて、NDフィルタ504が所定量だけ移動する。
【0016】
上記照度設定動作が完了した後、照度制御装置508からシャッタ開閉指令信号508aが出力され、シャッタ501が開く(図9参照)。
【0017】
光源506から出射された光はレンズ520で平行光とされ、NDフィルタ504、レンズ521を介して照度平坦化光学系507に入射する。
【0018】
照度平坦化光学系507を通過した光の一部はハーフミラー505を透過し、投影レンズ522によってチャートターレット502に照射され、パターンチャートが撮像素子の受光面515に投影される。
【0019】
照度平坦化光学系507で平坦化された残りの光はハーフミラー505で反射され、照度センサ503で照度が検出され、照度に対応する照度モニタ信号503aが出力される。
【0020】
照度モニタ信号503aに基づいて照度センサ503で検出された照度と予め設定された撮像素子の受光面515の照度とが等しくなるようにNDフィルタ504を移動させるNDフィルタ移動指令信号508cが照度制御装置508から出力される。
【非特許文献1】Nikon Today Vol.59(2003.04.18発行)、P16〜17
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0021】
この光源装置では、上述したようにハーフミラー505が用いられているので、照度設定時に全ての光を照度センサ503に向けることができず、光量損失が発生する。したがって、特に弱い照明光の照度を検出する際、その検出に必要な光量を得られないことがある。そのため、照度を正確にモニタできないという問題があった。
【0022】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は弱い照明光であっても照度を正確にモニタすることができる光源装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0023】
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、光の透過強度を調節し得る調節手段と、この調節手段と光照射対象との光路に挿脱可能に配置され、前記調節手段を透過した光を遮断するシャッタと、前記調節手段を透過した光を検出する検出手段と、この検出手段の出力に基づいて前記調節手段を動かして前記調節手段を透過する光の透過強度を制御する制御手段とを備えている光源装置において、前記シャッタに、前記検出手段へ光を導く全反射光学部材を設けたことを特徴とする。
【0024】
請求項2記載の発明は、光の透過強度を調節し得る調節手段と、この調節手段と光照射対象との光路に挿脱可能に配置され、前記調節手段を透過した光を遮断するシャッタと、前記調節手段を透過した光を検出する検出手段と、この検出手段の出力に基づいて前記調節手段を動かして前記調節手段を透過する光の透過強度を制御する制御手段とを備えている光源装置において、前記シャッタに前記検出手段を設けたことを特徴とする。
【0025】
請求項3記載の発明は、光の透過強度を調節し得る調節手段と、光照射対象にチャート像を投影するための複数のチャートを有し、前記調節手段と前記光照射対象との光路に前記複数のチャートのうちのいずれかを選択的に配置し得るチャートターレットと、前記調節手段を透過した光を検出する検出手段と、この検出手段の出力に基づいて前記調節手段を動かして前記調節手段を透過する光の透過強度を制御する制御手段とを備えている光源装置において、前記チャートターレットに、前記検出手段へ光を導く全反射光学部材を設けたことを特徴とする。
【0026】
請求項4記載の発明は、光の透過強度を調節し得る調節手段と、光照射対象にチャート像を投影するための複数のチャートを有し、前記調節手段と前記光照射対象との光路に前記複数のチャートのうちのいずれかを選択的に配置し得るチャートターレットと、前記調節手段を透過した光を検出する検出手段と、この検出手段の出力に基づいて前記調節手段を動かして前記調節手段を透過する光の透過強度を制御する制御手段とを備えている光源装置において、前記チャートターレットに前記検出手段を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0027】
この発明の光源装置によれば、弱い照明光であっても照度を正確にモニタすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0029】
図1、2はこの発明の第1実施形態に係る光源装置の概念図である。
【0030】
光源装置は光源6とレンズ20,21,22とNDフィルタ(調節手段)4と照度平坦化光学系7とシャッタ1と全反射プリズム(全反射光学部材)9と照度センサ(検出手段)3と照度制御装置(制御手段)8とチャートターレット2とを備えている。なお、全反射光学部材は全反射ミラーであってもよい。
【0031】
NDフィルタ4はガラス基板(図示せず)上に厚みに勾配をつけたアルミニウム等の蒸着膜を形成し、この勾配によって入射光の吸収率を変えるものである。このNDフィルタ4によって光の透過強度が調節される。
【0032】
照度平坦化光学系7はフライアイレンズ等の光学部材を有し、照度の一様性を確保する。
【0033】
シャッタ1は例えばティアドロップ形のシャッタであり、一端を中心として回転し、光路を閉じることができる。
【0034】
全反射プリズム9はシャッタ1に設けられ、入射光軸を照度センサ3に向けて90°曲げる。
【0035】
チャートターレット2は例えば円板の同一半径上にレチクル等の複数のパターンチャート(図示せず)を配置したものである。
【0036】
照度センサ3は全反射ミラー9で反射された光を受光し、受光面の照度に対応する照度モニタ信号3aを出力する。照度センサ3としてフォトダイオード、フォトトランジスタ、イメージセンサ等のフォトセンサを用いることができる。
【0037】
照度制御装置8は光学装置を含むシステム全体を制御する制御装置(図示せず)によって制御され、照度センサ3からの照度モニタ信号3aに基づいてNDフィルタ4の動作を制御するNDフィルタ移動指令信号8cを出力する。
【0038】
また、照度制御装置8はシステム全体を制御する制御装置(図示せず)からの指令によってシャッタ1及びチャートターレット2の動作を制御するシャッタ開閉指令信号8a及びチャートターレット回転指令信号8bを出力する。
【0039】
前述のNDフィルタ4及びシャッタ1がそれぞれ図示しない駆動装置を有する。
【0040】
この光源装置の動作を説明する。
【0041】
照度設定を行う場合(図1参照)、照度制御装置8からシャッタ開閉指令信号8aが出力され、シャッタ1が閉じる。
【0042】
光源6から出射された光はレンズ20で平行光とされ、NDフィルタ4に入射する。光はNDフィルタ4で吸収され、減衰した光がレンズ21によって集光されて照度平坦化光学系7に入射する。
【0043】
照度平坦化光学系7を通過した光はシャッタ1で遮断され、全反射プリズム9で照度センサ3に向けて反射される。照度センサ3で照度が検出され、照度に対応した照度モニタ信号3aが出力される。
【0044】
照度センサ3で検出された照度と予め設定された撮像素子(光照射対象)の受光面15の照度とが等しくなるように、NDフィルタ4を移動させるNDフィルタ移動指令信号8cが照度制御装置8から出力される。
【0045】
NDフィルタ移動指令信号8cに基づいて、NDフィルタ4が所定量だけ移動する。
【0046】
上記照度設定動作が完了した後、照度制御装置8からシャッタ開閉指令信号8aが出力され、シャッタ1が開く(図2参照)。
【0047】
光源6から出射された光はレンズ20で平行光とされ、NDフィルタ4、レンズ21を介して照度平坦化光学系7に入射する。
【0048】
照度平坦化光学系7を通過した光はレンズ22によってチャートターレット2に照射され、パターンチャートが撮像素子の受光面15に投影される。
【0049】
このとき、撮像素子の受光面15には所定の光量の光が照射される。
【0050】
この実施形態によれば、照度設定時に光路に挿入される全反射プリズム9によって全ての光を照度センサ3に向けることができるため、光量損失を従来例より抑えることができ、弱い照明光であっても照度を正確にモニタすることができる。
【0051】
図3はこの発明の第2実施形態に係る光源装置の概念図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0052】
この実施形態は、シャッタ1に全反射プリズム9に代えて照度センサ3を設けた点で第1実施形態と相違する。
【0053】
図3は照度設定を行う状態を示し、シャッタ1は閉じている。
【0054】
光源6から出射された光はレンズ20で平行光とされ、NDフィルタ4、レンズ21を介して照度平坦化光学系7に入射する。
【0055】
照度平坦化光学系7を通過した光はシャッタ1で遮断され、シャッタ1上の照度センサ3で照度が直接(全反射プリズム9を介さずに)検出され、照度に対応した照度モニタ信号3aが出力される。
【0056】
照度センサ3で検出された照度と予め設定された撮像素子の受光面15の照度とが等しくなるように、NDフィルタ4を移動させるNDフィルタ移動指令信号8cが照度制御装置8から出力される。
【0057】
NDフィルタ移動指令信号8cに基づいて、NDフィルタ4が所定量だけ移動する。
【0058】
なお、図示しないが、照度設定動作が完了した後、シャッタ1は開く。
【0059】
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、全反射プリズム9を用いない分、光源装置の製造コストの低減を図ることができる。
【0060】
図4はこの発明の第3実施形態に係る光源装置の概念図、図5(a)はチャートターレットの平面図、図5(b)は図5(a)のA矢視図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0061】
この実施形態は、シャッタ1に全反射プリズム9を設ける代わりにチャートターレット102に全反射プリズム9を設け、シャッタ1を削除した点で第1実施形態と相違する。
【0062】
チャートターレット102は円板102aとこの円板102aを回転させるモータ111とで構成される。チャートターレット102の円板102a上には4つのパターンチャート10と4つの全反射プリズム9とが交互かつ等間隔で配置されている(図5(a)参照)。なお、図5(a)に示す状態では全反射プリズム9が光路L上に位置している。
【0063】
全反射プリズム9の断面形状は直角三角形であり、全反射プリズム9は照度センサ3に向けて光を反射できる反射面を有している(図5(b)参照)。
【0064】
照度設定を行う場合には、照度制御装置8からチャートターレット回転指令信号8bが出力され、4つの全反射プリズム9のうちの1つの全反射プリズム9が光路L上に配置される(図7(a)参照)。
【0065】
光源6から出射された光はレンズ20で平行光とされ、NDフィルタ4、レンズ21を介して照度平坦化光学系7に入射する。
【0066】
照度平坦化光学系7を通過した光はレンズ22を介して全反射ミラー9に入射し、全反射ミラー9で照度センサ3に向けて反射される。照度センサ3で照度が検出され、照度に対応した照度モニタ信号3aが出力される。
【0067】
照度センサ3で検出された照度と予め設定された撮像素子の受光面15の照度とが等しくなるように、NDフィルタ4を移動させるNDフィルタ移動指令信号8cが照度制御装置8から出力される。
【0068】
NDフィルタ移動指令信号8cに基づいて、NDフィルタ4が所定量だけ移動する。
【0069】
上記照度設定動作が完了した後、照度制御装置8からチャートターレット回転指令信号8bが出力され、チャートターレット102の円板102aが回転して4つのパターンチャート10のうちの1つのパターンチャート10が光路L上に配置される。
【0070】
光源6から出射された光はレンズ20で平行光とされ、NDフィルタ4、レンズ21を介して照度平坦化光学系7に入射する。
【0071】
照度平坦化光学系7を通過した光はレンズ22によってチャートターレット102のパターンチャート10に照射され、パターンチャート10が撮像素子の受光面15に投影される。
【0072】
このとき、撮像素子の受光面15には所定の光量の光が照射される。
【0073】
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、シャッタ1を用いない分、光源装置の製造コストの低減を図ることができる。
【0074】
図6はこの発明の第3実施形態に係る光源装置のブロック構成図、図7(a)はチャートターレットの平面図、図7(b)は図7(a)のB矢視図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0075】
この実施形態は、シャッタ1に全反射プリズム9を設ける代わりにチャートターレット202に照度センサ3を設け、シャッタ1を削除した点で第1実施形態と相違する。
【0076】
チャートターレット202は円板202aとこの円板202aを回転させるモータ211とで構成される。チャートターレット202の円板202a上には4つのパターンチャート10と1つの照度センサ3とが配置されている。パターンチャート10は等間隔で配置されている(図7(a)参照)。図7(a)に示す状態では照度センサ3が光路L上に位置している。
【0077】
照度設定を行う場合、照度制御装置8からャートターレット回転指令信号8bが出力され、チャートターレット202の円板202aが回転して照度センサ3が光路上に配置される(図7(a)参照)。
【0078】
光源6から出射された光はレンズ20で平行光とされ、NDフィルタ4、レンズ21を介して照度平坦化光学系7に入射する。
【0079】
照度平坦化光学系7を通過した光はレンズ22によってチャートターレット202上の照度センサ3に照射され、照度センサ3で照度が検出され、照度に対応した照度モニタ信号3aが出力される。
【0080】
照度センサ3で検出された照度と予め設定された撮像素子の受光面15の照度とが等しくなるように、NDフィルタ4を移動させるNDフィルタ移動指令信号8cが照度制御装置8から出力される。
【0081】
NDフィルタ移動指令信号8cに基づいて、NDフィルタ4が所定量だけ移動する。
【0082】
上記照度設定動作が完了した後、照度制御装置8からチャートターレット回転指令信号8bが出力され、チャートターレット202の円板202aが回転して4つのパターンチャート10のうちの1つのパターンチャート10が光路L上に配置される。
【0083】
光源6から出射された光はレンズ20で平行光とされ、NDフィルタ4、レンズ21を介して照度平坦化光学系7に入射する。
【0084】
照度平坦化光学系7を通過した光はレンズ22によってチャートターレット202のパターンチャート10に照射され、パターンチャート10が撮像素子の受光面15に投影される。
【0085】
このとき、撮像素子の受光面15には所定の光量の光が照射される。
【0086】
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、シャッタ1、全反射プリズム9を用いない分、光源装置の製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0087】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る光源装置の概念図である。
【図2】図2はこの発明の第1実施形態に係る光源装置の概念図である。
【図3】図3はこの発明の第2実施形態に係る光源装置の概念図である。
【図4】図4はこの発明の第3実施形態に係る光源装置の概念図である。
【図5】図5(a)はチャートターレットの平面図、図5(b)は図5(a)のA矢視図である。
【図6】図6はこの発明の第3実施形態に係る光源装置の概念図である。
【図7】図7(a)はチャートターレットの平面図、図7(b)は図7(a)のB矢視図である。
【図8】図8は従来の光源装置の概念図である。
【図9】図9は従来の光源装置の概念図である。
【符号の説明】
【0088】
1 シャッタ
2,102,202 チャートターレット
3 照度センサ(検出手段)
4 NDフィルタ(調節手段)
8 照度制御装置(制御手段)
9 全反射プリズム(全反射光学部材)
10 パターンチャート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光の透過強度を調節し得る調節手段と、この調節手段と光照射対象との光路に挿脱可能に配置され、前記調節手段を透過した光を遮断するシャッタと、前記調節手段を透過した光を検出する検出手段と、この検出手段の出力に基づいて前記調節手段を動かして前記調節手段を透過する光の透過強度を制御する制御手段とを備えている光源装置において、
前記シャッタに、前記検出手段へ光を導く全反射光学部材を設けたことを特徴とする光源装置。
【請求項2】
光の透過強度を調節し得る調節手段と、この調節手段と光照射対象との光路に挿脱可能に配置され、前記調節手段を透過した光を遮断するシャッタと、前記調節手段を透過した光を検出する検出手段と、この検出手段の出力に基づいて前記調節手段を動かして前記調節手段を透過する光の透過強度を制御する制御手段とを備えている光源装置において、
前記シャッタに前記検出手段を設けたことを特徴とする光源装置。
【請求項3】
光の透過強度を調節し得る調節手段と、光照射対象にチャート像を投影するための複数のチャートを有し、前記調節手段と前記光照射対象との光路に前記複数のチャートのうちのいずれかを選択的に配置し得るチャートターレットと、前記調節手段を透過した光を検出する検出手段と、この検出手段の出力に基づいて前記調節手段を動かして前記調節手段を透過する光の透過強度を制御する制御手段とを備えている光源装置において、
前記チャートターレットに、前記検出手段へ光を導く全反射光学部材を設けたことを特徴とする光源装置。
【請求項4】
光の透過強度を調節し得る調節手段と、光照射対象にチャート像を投影するための複数のチャートを有し、前記調節手段と前記光照射対象との光路に前記複数のチャートのうちのいずれかを選択的に配置し得るチャートターレットと、前記調節手段を透過した光を検出する検出手段と、この検出手段の出力に基づいて前記調節手段を動かして前記調節手段を透過する光の透過強度を制御する制御手段とを備えている光源装置において、
前記チャートターレットに前記検出手段を設けたことを特徴とする光源装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−138643(P2006−138643A)
【公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−326026(P2004−326026)
【出願日】平成16年11月10日(2004.11.10)
【出願人】(000004112)株式会社ニコン (12,601)
【Fターム(参考)】