説明

入出荷管理装置、入出荷管理方法、入出荷管理プログラムおよびそのプログラムを記憶した記録媒体

【課題】大規模な業務対象に対して実用的に適用可能な入出荷管理装置、入出荷管理方法、入出荷管理プログラムおよびこのプログラムが記憶された記録媒体を提供する。
【解決手段】スケジューリングシステム100は、稼働計画取得手段140により取得された処理装置稼働計画情報、入出荷オーダ取得手段150により取得された入出荷情報、および、タンク情報取得手段160により取得されたタンク情報に基づいて、タンク別スケジュールリング手段120によりタンク毎への石油製品の流入出の予定を当日から所定日までの所定期間で演算してタンク割付情報を生成させ、処理装置稼働計画情報、入出荷情報、タンク情報、タンク割付情報および属性情報取得手段170により取得された属性情報に基づいて、油種別スケジューリング手段130により所定日以降における各種油種毎の入出荷の予定を演算して油種割付情報を生成させた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、原油の各種処理により得られる石油製品、アルコールなどの燃料油およびこれらの処理により得られる油種材の入出荷を管理する入出荷管理装置、入出荷管理方法、入出荷管理プログラムおよびそのプログラムを記憶した記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数段の生産設備と、原材料又は前段の生産設備によって生産される生産物を注入・在庫するとともに後段の生産設備へ送出するタンクとによって構成される生産プラントにおいて、製品たる液物の生産計画が作成される場合には、人手によることが一般的であった。例えば、製品の出荷計画、現在在庫、原材料受入予定、生産設備やタンクの制約、稼働時間に基づいて、作業者が属人的な計画作成ノウハウを利用してタイムチャートや表等を起こしながら試行錯誤を繰り返しつつ、生産計画を作成していた。第一に生産計画を作成する作業者の負荷が高く、間接工数が多くかかるなどの問題が生じる。
このような問題に対して、人手によることなく生産計画を作成する技術が知られている(例えば、特許文献1〜17参照)。
【0003】
特許文献1には、各生産工程における生産所要量を算出するとともに、設備毎の生産処理に対応する設備別順序計画データを作成し、各設備の生産計画を、これら生産計画間で整合性が図られるように調整する生産計画作成システムが開示されている。
特許文献2には、スケジュール対象のジョブ情報を読み込み、処理順を未決定とし、スケジュール対象のジョブの処理順の初期解を生成する。処理順w=1と設定し、初期解に基づいて処理順が未決定のジョブを先頭から予め設定した個数獲得して部分計画対象ジョブとし、評価値が最適となる処理順を計算する。評価値が最適となる処理順の初めから1つまたは複数のジョブをw番目から処理するジョブとして決定し、処理順が決定したジョブの個数分だけ処理順を更新し、全ジョブの処理順を決定する生産スケジューリング装置が開示されている。
特許文献3には、石油精製プラントのバーススケジューリングシステムにおいて、スケジューリングを行う期間を分割して探索期間を設定し、この探索期間に割付可能な割付対象物について割付順序ロジックを適用して割付順序を決定する。時間的制約とそれ以外の相反する制約を同時に満たしたスケジューリングの最適近似解を探索できる。
特許文献4には、各企業体に設けたデータ供給サーバから送信された送信情報を統合シミュレーションサーバにおいて処理し、参照情報として各企業体から参照可能とした情報共有システムが開示されている。これにより、異なる企業体間で相互に情報を共有して、企業集合体全体として、効率的かつ迅速な運用を実現できる点が開示されている。
特許文献5には、製品銘柄別に、将来の日別の使用設備を割り当てた操業スケジュールを最新操業スケジュールとするステップと、銘柄別の在庫情報および銘柄別のオーダ情報を与えるステップと、前記最新操業スケジュールを参照して、稼働する設備によって生産される、日別の製品銘柄毎の生産量を求めるステップと、求めた生産量を、前記銘柄別の在庫情報の対応する製品銘柄に加算し、銘柄別生産在庫量を求めるステップと、製品銘柄別に、銘柄別生産在庫量から、前記銘柄別のオーダ情報を参照して得られるオーダ量を差引き、銘柄別在庫量を求めるステップと、求めた銘柄別在庫量、および、当該製品銘柄を格納するタンクの最大容量の少なくともいずれか一方を表示するステップと、を備えた創業スケジュールの立案方法が開示されている。
【0004】
特許文献6には、詳細な生産計画を立案する過程で、工程へのオーダの投入順序と工程の製造資源への割付けを規定するルールを事前評価により決定し、そのルールに従って生産計画を作成する生産スケジューリング方法及び生産スケジューリング装置が開示されている。
特許文献7には、受注生産品目と見込み生産品目が混在して流れる製造工程の生産計画を作成する生産計画方法において、生産計画を立案する生産品目の生産方式を判定し、実在庫量データと必要在庫量データとの関係に基づいて上記生産方式に応じて定められた生産優先度を規定するパラメータを取得し、上記パラメータが所定の値を下回った場合に上記生産品目に対する生産ラインの能力配分を決定し、上記生産品目に関して上記能力配分された生産ラインでの生産量が加算された新たな生産量を決定する生産計画方法が開示されている。
特許文献8には、リソース量の制約条件および時間的な制約条件を考慮しながら繰り返し計算によって複数の作業を複数の時刻に割り当てるスケジューラが開示されている。そして、繰り返し計算の過程においてリソース量についての制約条件を緩い条件から厳しい条件に段階的に変化させるとともに、該リソース量についての制約条件が変化する毎の該リソース量についての評価関数を決定する。このリソース量の評価関数の値と時間的評価関数の値の加算値を用い、動的計画法により複数の作業を実施順序に沿った異なる時刻に割り当てる。
特許文献9には、工場内ネットワークにおいて、第1のサーバ手段は、生産管理に関するデータ処理を実行する情報処理装置が開示されている。第2のサーバ手段は、クライアント側に対して、第1のサーバ手段で得られた情報に対応する画面情報を提供する点が開示されている。
特許文献10には、コンピュータを援用して生産工程の計画立案作業を支援する場合に使用されるスケジューリングシステムにおいて、コンピュータによる視覚的プログラミングの手法を使用し,複数の入力要素の順序列の操作(選択や並べ替え)を、二次元上のブロックの並べ替えに置き換えて表現し、スケジューリングのロジックを構築するシステムが開示されている。
【0005】
特許文献11には、予め与えられたディスパッチングルールに従って各処理装置における処理すべき製品の選択を行うことにより生産スケジュールを作成する第1の手段と、この作成された生産スケジュールに対して、各製品の処理完了時刻を改善する可能性のある工程を検出する第2の手段と、該製品の該工程における処理順序を変更することにより全体の生産スケジュールが改善されるかどうかを判定する第3の手段と、改善されたときは処理順序の変更を行ったスケジュールを新たな生産スケジュールとする第4の手段と、上記の作業を繰り返ことにより生産スケジュールを逐次改善する第5の手段とで構成する点が開示されている。
特許文献12には、工場ネットワークは、第一の工場および第二の工場を含む。第一の工場は、第一の計画システム、第一の計画協調システムを含む。第一の計画システムは、第一の生産計画を作成、調節でき、要求データを送信し、応答データを受信、処理し、計画情報を第一の計画システムに提供し、第一の生産計画にアクセスするように作動できる。第二の工場は、第二の計画システム、第二の計画協調システムを含む。第二の計画システムは、第二の生産計画を作成、調節でき、第一の計画協調システムによって送信された要求データを受信、処理し、応答データを第一の計画協調システムに送信し、計画情報を第二の計画システムに提供し、第二の生産計画にアクセスするように作動できる点が開示されている。
特許文献13には、製造プロセスにおける各設備の仕掛上限値が与えられているとき、前段設備からの中間製品を後段設備の仕掛場においた場合に、その量が後段設備仕掛上限値を超えていることを検知する仕掛上限判別手段と、仕掛が上限を超える場合前段設備へのプロセス割付開始時間を遅らせる為のプロセス割付変更手段により、仕掛上限を満たす生産スケジュールを作成する点が開示されている。
特許文献14には、被処理材を該被処理材が変形を生じない所定圧力に加圧し所定時間該圧力を保持する初期加圧ステップと、該保持時間経過後最終加圧圧力段階的に昇圧しかつ各加圧段階において所定時間当該圧力を保持しつつ被処理材を加圧する予備加圧ステップと、所定の処理液注入圧力において当該被処理材に処理液を注入する処理液注入ステップからなる木質材及び多孔質無機質材への処理液注入方法が開示されている。
特許文献15には、生産計画における生産数量や品種の変動幅を時間的に先の部分ほど粗くした一連のタイムバケットから成るタイムフレームを生成し、各タイムバケットには、ある計画時点における製品の数量及び品種を割り当てる。生産時期が近づくにしたがって、そのタイムバケットを細かく分割、合成して、順次生産計画数量及び品種を確定する。この際に、数量及び品種の分割、合成条件を予め記述した制約条件記憶モジュールを参照して、実行可能な生産指示を自動的に生成する点が開示されている。
【0006】
特許文献16には、コンピュータ及びCRTなどの表示画面、各種の入出力機器を使用し、表示画面上でスケジューリングの対象となる複数の入力要素列や文字を入力をする。また、所定のプログラム動作を指定する機能ブロックを表示画面上に配列し、それらを複数個組み合わせ、並べ替えることによりそのプログラムの動作内容と動作順序を指定し、スケジューリングのロジックを完成するように構成したプログラミングが開示されている。
特許文献17には、制約条件及び割付ルールはプログラムにロジックとして予め組み込まない。オペレータは、割付条件設定部により表示装置の表示画面に表示された生産工程計画を見て、満足しない場合は修正する。修正する場合は、オペレータが割付条件設定部に制約条件及び割付ルールの設定をキーボード等で指示する。生産工程立案部はその設定に基づいて、生産計画データから生産工程計画を作成して、表示装置に再表示する点が開示されている。
【特許文献1】特開2006−227704号公報
【特許文献2】特開2007−102435号公報
【特許文献3】特開2000−259704号公報
【特許文献4】特開2004−264963号公報
【特許文献5】特開2002−328715号公報
【特許文献6】特開2003−280714号公報
【特許文献7】特開2007−72924号公報
【特許文献8】特開2003−331094号公報
【特許文献9】特開2002−312012号公報
【特許文献10】特開平8−6999号公報
【特許文献11】特開平10−263995号公報
【特許文献12】特開平8−123535号公報
【特許文献13】特開平8−50613号公報
【特許文献14】特開平6−210606号公報
【特許文献15】特開平5−225205号公報
【特許文献16】特開平6−168245号公報
【特許文献17】特開平7−210606号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1〜17に記載のものは、比較的小規模な業務対象への適用であるため、例えば石油精製および石油化学では、取り扱う品種・品目、入出荷先やその頻度などが多く、入出荷や在庫管理のための項目が非常に多い。このように、上述したような従来の大規模な業務に適用すると、演算負荷が大きく、演算結果がでるまで数日を要するなどの不都合がある。特に、留分温度により異なる油種となる石油化学製品では、石油化学製品では、順次更新される入出荷に関する情報により原材料のやりくりを調整するたびに他の原材料にも影響を及ぼすこととなる。このため、情報の更新のたびに他の原材料に関する情報をも含めて演算することとなり、演算負荷が大きく、その都度、計算機の入力設定ができなくなるなどの不都合を生じる。
【0008】
本発明は、上述した問題を解決するためになされたもので、原油の各種処理により得られる石油製品、アルコールなどの燃料油およびこれらの処理により得られる油種材の大規模な業務対象に対しても入出荷を実用的に管理運用可能な入出荷管理装置、入出荷管理方法、入出荷管理プログラムおよびそのプログラムを記憶した記録媒体を提供することを1つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に記載の入出荷管理装置は、原油の各種処理により得られる石油製品、アルコールなどの燃料油およびこれらの処理により得られる油種材のうちの少なくともいずれかの液状の油品の入出荷を管理する入出荷管理装置であって、前記原油を処理する処理装置および前記石油製品を処理する処理装置の処理スケジュールに関する処理装置稼働計画情報を取得する装置稼働計画取得手段と、前記石油製品、前記燃料油および前記油種材の入出荷の予定に関する入出荷情報を取得する入出荷オーダ取得手段と、前記石油製品、前記燃料油および前記油種材を貯留する各種タンクに関するタンク情報を取得するタンク情報取得手段と、前記石油製品、前記燃料油および前記油種材がそれぞれ含まれる各種油種に関する情報に関連付ける属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記処理装置稼働計画情報、前記入出荷情報および前記タンク情報に基づいて、前記タンク毎への前記石油製品、前記燃料油および前記油種材の流入出の予定を当日から所定日までの所定期間で演算してタンク割付情報を生成するタンク別スケジュールリング手段と、前記処理装置稼働計画情報、前記入出荷情報、前記タンク情報、前記タンク割付情報および前記属性情報に基づいて、前記所定日以降における各種油種毎の入出荷の予定を演算して油種割付情報を生成する油種別スケジューリング手段と、を具備したことを特徴とする。
【0010】
本発明では、前記タンク情報取得手段は、前記タンク情報として、前記タンクの容量に関する特性情報、前記タンクの保守管理予定に関する保守管理予定情報、在庫量に関する在庫情報、および、前記タンクの過去の流入出量に関する受払実績情報のうちの少なくともいずれか1つを取得する構成とすることが好ましい。
【0011】
本発明では、前記入出荷オーダ取得手段は、前記入出荷情報として、パイプラインを利用する出荷形態、航路を利用する出荷形態および陸路を利用する出荷形態のうちのいずれかの出荷形態毎の入出荷に関する情報を含む構成とすることが好ましい。
【0012】
本発明では、前記タンク別スケジューリング手段および油種別スケジューリング手段は、各種油種が在庫として貯留される基準量の閾値に関する基準値データを取得して演算し前記タンク割付情報および前記油種割付情報を生成する構成とすることが好ましい。
【0013】
本発明では、入力操作により応じて操作信号を出力する操作手段を具備し、前記タンク別スケジューリング手段は、前記操作手段における入力操作に応じて修正された前記処理装置稼働計画情報、前記入出荷情報および前記タンク情報に基づいて前記タンク割付情報を生成する構成とすることが好ましい。
【0014】
本発明では、前記石油製品、前記燃料油および前記油種材に添加する添加剤の入出荷の予定および在庫に関する添加剤情報を取得する添加剤情報取得手段を具備し、前記タンク別スケジューリング手段および前記油種別スケジューリング手段は、前記添加剤情報をも用いて前記タンク割付情報および前記油種割付情報を生成する構成とすることが好ましい。
【0015】
本発明に記載の入出荷管理方法は、演算手段により、原油の各種処理により得られる石油製品、アルコールなどの燃料油およびこれらの処理により得られる油種材のうちの少なくともいずれかの液状の油品の入出荷を管理するための入出荷管理方法であって、前記演算手段は、前記原油を処理する処理装置および前記石油製品を処理する処理装置の処理スケジュールに関する処理装置稼働計画情報を取得する装置稼働計画取得工程と、前記石油製品、前記燃料油および前記油種材の入出荷の予定に関する入出荷情報を取得する入出荷オーダ取得工程と、前記石油製品、前記燃料油および前記油種材を貯留する各種タンクに関するタンク情報を取得するタンク情報取得工程と、前記石油製品、前記燃料油および前記油種材がそれぞれ含まれる各種油種に関する情報に関連付ける属性情報を取得する属性情報取得工程と、前記処理装置稼働計画情報、前記入出荷情報および前記タンク情報に基づいて、前記タンクへの前記石油製品、前記燃料油および前記油種材の流入出の予定を当日から所定日までの所定期間で演算してタンク割付情報を生成するタンク別スケジュールリング工程と、前記処理装置稼働計画情報、前記入出荷情報、前記タンク情報、前記タンク割付情報および前記属性情報に基づいて、前記所定日以降における各種油種毎の入出荷の予定を演算して油種割付情報を生成する油種別スケジューリング工程と、を実施することを特徴とする。
【0016】
本発明に記載の入出荷管理プログラムは、演算手段を、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の入出荷管理装置として機能させることを特徴とする。
【0017】
本発明に記載の入出荷管理プログラムは、請求項7に記載の入出荷管理方法を演算手段に実行させることを特徴とする。
【0018】
本発明に記載の入出荷管理プログラムを記録した記録媒体は、請求項8または請求項9に記載の入出荷管理プログラムが演算手段に読み取り可能に記録されたことを特徴とする。
【0019】
なお、本発明における演算手段としては、1つのコンピュータに限らず、複数のコンピュータをネットワーク状に組み合わせた構成、CPUやマイクロコンピュータなどの素子、あるいは複数の電子部品が搭載された回路基板などをも含むものである。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、当日から所定日までの間、例えば、当日から一週間はタンク別スケジューリングを実施し、一週間経過後は、油種別スケジューリングを実施するので、スケジュールシステムの演算に負担がかかりにくく、迅速なスケジュール処理が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態では、本発明の入出荷管理装置を備えたシステム構成を例示して説明する。なお、本発明では、石油製品として、ナフサ、ガソリン、ジェット燃料、灯油、軽油、A重油、C重油、アスファルト、燃料油としてエタノールやメタノールなどのアルコール、液化石油ガス(LPG:Liquefied Petroleum Gas)、メタン、油種材としてエチルターシャリーブチルエーテル(ETBE:Ethyl Tertiary-Butyl Ether)などの合成燃料などである。また、本実施形態では各種石油製品などの添加する添加剤に関する情報をも利用して入出荷を管理支援するシステム構成を例示するが、この限りではない。なお、以下の説明において、「オフラス」とは、オフサイト運転管理システムであり、「IRIS」とは、製油所操業管理システムである。また、「ボンド出荷」とは、税金の支払いを保留している品物の出荷である。
【0022】
図1は、入出荷管理装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、入出荷管理装置のタンク別スケジューリング手段において、入出荷情報などを取り込む構成を示すブロック図である。図3は、タンク別スケジューリング手段において、タンク割付を実施する構成を示すブロック図である。図4は、入出荷管理装置の油種別スケジューリング手段において、タンク割付情報などを取り込む構成を示すブロック図である。図5は、タンク別スケジューリング手段および油種別スケジューリング手段のそれぞれの全体構成を示すブロック図である。図6は、油種別スケジューリング手段において、予約実績計画を変更した際に再度油種割付を実施する構成示すブロック図である。図7は、タンク別スケジューリング手段によるタンク別割付および油種別スケジューリング手段による油種別割付の各構成を示すブロック図である。図8は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるメニュー一覧表示画面を示す概念図である。図9は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される油種バランス一覧画面を示す概念図である。図10は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される有効在庫切れ油種バランス画面を示す概念図である。図11は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される油種バランス集計画面を示す概念図である。図12は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるタンクバランス画面を示す概念図である。図13は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される設備制約画面を示す概念図である。図14は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される最新性状確認画面を示す概念図である。図15は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるタンク詳細確認画面を示す概念図である。図16は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される海上出荷一覧画面を示す概念図である。図17は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるシフト受払一覧画面を示す概念図である。図18は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置別装置受払画面を示す概念図である。図19は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される油種別装置受払画面を示す概念図である。図20は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置稼動計画変更画面を示す概念図である。図21は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置切替条件画面を示す概念図である。図22は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるタンク割付画面を示す概念図である。図23は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される割付グループ登録画面を示す概念図である。図24は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される未割付入出荷オーダ画面を示す概念図である。図25は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるオフラスデータ取込画面を示す概念図である。図26は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるIRISデータ取込画面を示す概念図である。図27は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される入出荷オーダ入力画面を示す概念図である。図28は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される内航入荷オーダ入力画面を示す概念図である。図29は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される外航入荷オーダ入力画面を示す概念図である。図30は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される内航出荷オーダ入力画面を示す概念図である。図31は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される外航出荷オーダ入力画面を示す概念図である。図32は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるボンド出荷オーダ入力画面を示す概念図である。図33は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるパイプライン出荷オーダ入力画面を示す概念図である。図34は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される陸上出荷オーダ入力画面を示す概念図である。図35は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される添加剤受入オーダ入力画面を示す概念図である。図36は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される入荷タンク設定画面を示す概念図である。図37は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される出荷タンク設定画面を示す概念図である。図38は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるシフト生産入力画面を示す概念図である。図39は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるテーブルメンテナンス画面を示す概念図である。図40は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるルールメンテナンス画面を示す概念図である。図41は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるタンク在庫入力画面を示す概念図である。図42は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるログビューワ画面を示す概念図である。図43は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される作業品名確認画面を示す概念図である。図44は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される在庫量グラフ画面を示す概念図である。図45は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるCSV出力画面を示す概念図である。図46は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される陸上出荷オーダテーブル入力画面を示す概念図である。図47は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるオーダ集計表画面を示す概念図である。図48は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される生産スケジューラデータ取込画面を示す概念図である。図49は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される生産作業管理画面を示す概念図である。図50は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置受払スケジューラデータ取込画面を示す概念図である。図51は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置受払作業管理画面を示す概念図である。図52は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される入荷スケジューラデータ取込画面を示す概念図である。図53は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される出荷スケジュータデータ取込画面を示す概念図である。図54は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される油種詳細確認画面を示す概念図である。図55は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される海上出荷オーダ一覧画面を示す概念図である。図56は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置受払(装置別)画面を示す概念図である。図57は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置受払(油種別)画面を示す概念図である。図58は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置切替条件画面を示す概念図である。図59は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される油種間切替JOB入力画面を示す概念図である。図60は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるシフト生産自動割付画面を示す概念図である。図61は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるスケジューラデータ取込画面を示す概念図である。図62は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される内航入荷オーダ画面を示す概念図である。図63は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される外航入荷オーダ画面を示す概念図である。図64は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される内航出荷オーダ画面を示す概念図である。図65は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される外航出荷オーダ画面を示す概念図である。図66は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるボンド出荷オーダ画面を示す概念図である。図67は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される陸上出荷オーダ画面を示す概念図である。図68は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される添加剤受入オーダ詳細画面を示す概念図である。図69は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される入荷基材品名設定画面を示す概念図である。図70は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される出荷基材品名設定画面を示す概念図である。図71は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるルールメンテナンス画面を示す概念図である。図72は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される在庫量推移グラフ画面を示す概念図である。図73は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される需要品名Bコードを設定するテーブルメンテナンスデータ一覧画面を示す概念図である。図74は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される割付可能タンクを設定するテーブルメンテナンスデータ一覧画面を示す概念図である。図75は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるタンク別割付処理実行設定画面を示す概念図である。図76は、タンク別割付処理を示すフローチャートである。図77は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される割付グループ登録画面を示す概念図である。図78は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるタンク繰り実行画面を示す概念図である。図79は、ウェブブラウザによる画面表示で表示されるテーブルメンテナンスデータ一覧画面を示す概念図である。図80は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される第1のログビューワ画面を示す概念図である。図81は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される第2のログビューワ画面を示す概念図である。図82は、ウェブブラウザによる画面表示で表示される第3のログビューワ画面を示す概念図である。
【0023】
〔スケジューリングシステムの概略構成〕
図1において、100は入出荷管理装置として機能するスケジューリングシステムで、このスケジューリングシステム100は、原油を処理して石油製品を製造する石油製品製造プラントにおける石油製品、アルコールなどの燃料油、石油製品や燃料油の処理により製造される油種材の入出荷を管理するシステムである。
このスケジューリングシステム100は、ネットワーク101を介して接続する端末装置102に接続されている。端末装置102では、スケジューリングシステム100により石油製品などの入出荷オーダや過去のタンク受払実績オーダなどに基づいて、実施されたタンク別割付計画および油種別割付計画の各データを閲覧できる。
また、スケジューリングシステム100には、ネットワーク101を介して複数のサーバ装置103が送受信可能に接続される。これらサーバ装置103には、それぞれ需要調整部門104や他製油所104などに設置された端末装置に接続されている。需要調整部門104は、他製油所104や支店104から入出荷オーダを集計し、この集計した結果をスケジューリングシステム100に提供する。
スケジューリングシステム100は、集計された入出荷オーダや過去のタンク受払実績などに基づきタンク別割付計画および油種別割付計画を作成する。そして、スケジューリングシステム100は、タンク別割付計画および油種別割付計画を需要調整部門104および生産部門に提供する。
需要調整部門104では、提供された計画に基づいて、他製油所104や支店104に入出荷オーダを実施する。
一方、生産部門では、提供された計画に基づいて、生産を行う。
ネットワーク101としては、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)などの汎用のプロトコルに基づくインターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、無線媒体により情報が送受信可能な複数の基地局がネットワークを構成する通信回線網や放送網などのネットワーク、さらには、直接送受信するための媒体となる無線媒体自体などが例示できる。ここで、無線媒体としては、電波、光、音波、電磁波などのいずれの媒体をも適用できる。
端末装置102は、例えばパーソナルコンピュータや、ノート型のパーソナルコンピュータあるいはPDA(Personal Digital Assistant)または携帯電話などの携帯端末器などが例示できる。この端末装置102は、例えば、ネットワーク101を介してスケジューリングシステム100と各種データを送受信するための図示しない端末通信手段、キーボードやマウスなどの入力操作により各種設定入力する図示しない端末操作手段、各種データを画面表示させる表示手段としての端末表示手段などを備えている。
サーバ装置103は、製品としてのガソリンなどを製油所や、製品の入出荷オーダ元の支店および船舶会社や製品を一時的に保存する油槽所などに設置されている。
そして、スケジューリングシステム100は、記憶手段110Aと、演算手段110Bと、この演算手段110Bに接続された通信手段105、操作手段106および表示手段107を備えている。
【0024】
通信手段105は、例えば端末装置102の端末通信手段と同様に、ネットワーク101からの各種信号を送受信する。すなわち、通信手段105は、ネットワーク101を介して端末装置102やサーバ装置103からの各種データに対応する信号を受信可能で、ネットワーク101を介して取得した信号をあらかじめ設定されている入力インターフェース処理を実施して演算手段110Bへ出力する。また、通信手段105は、演算手段110Bからの各種データに対応する信号を入力可能で、この入力される信号をあらかじめ設定されている出力インターフェース処理を実施してネットワーク101に送出、すなわちネットワーク101を介して所定の送信先の端末装置102やサーバ装置103へ送信する。
【0025】
操作手段106は、例えば端末装置102の端末操作手段と同様に、例えばキーボードやマウスなどで、入力操作される図示しない各種操作ボタンや操作つまみなどを有し、これら操作ボタンや操作つまみの入力操作に応じた信号を演算手段110Bへ出力する。この操作ボタンや操作つまみの入力操作の内容としては、例えば、表示手段107に表示させるフォームの作成、表示させるデータの特定、データを送受信させるサーバ装置103の登録などのスケジューリングシステム100の機能などの他、表示状態の設定などのハードウェアの調整など、各種設定や項目事項を設定入力可能ないずれの設定内容が適用できる。
【0026】
表示手段107は、演算手段110Bにて制御され、演算手段110Bから出力される各種画像データに対応する信号を取得して画面表示させる。この表示手段107としては、例えば、液晶表示パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネル、PDP(Plasma Display Panel)、CRT(Cathode-Ray Tube)、FED(Field Emission Display)、電気泳動ディスプレイパネルなど、各種表示装置を対象とすることができる。
【0027】
記憶手段110Aは、演算手段110Bに接続され、演算手段110Bが読出可能に各種データを記憶する。この記憶手段110Aとしては、例えば、HD(Hard Disk)などの磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、メモリカードなど、各種記録媒体に読み出し可能に記憶するドライブやドライバなどの構成の他、半導体メモリなど、さらにはこれらの組み合わせが適用できる。
そして、記憶手段110Aは、情報記憶手段110A1と、フォーム情報記憶手段110A2基準値記憶手段110A3とを有している。
情報記憶手段110A1は、サーバ装置103からネットワーク101を介して送信された装置稼動計画、入出荷オーダ、在庫量、過去のタンク受払実績などを記憶する。
フォーム情報記憶手段110A2は、情報記憶手段110Aに記憶された各種データなどを画面表示させるための各種フォームのデータを複数記憶する。具体的には、詳細は後述するが、例えば図8ないし図82に示すようなウェブブラウザによる画面表示で表示される表示画面を構成するHTML(Hyper Text Mark-up Language)形式で記述されたウェブコンテンツのデータ構造に構築された各種フォームデータを複数記憶する。
基準値記憶手段110A3は、例えば、タンク内に油品を貯留可能な量の基準など、基準値データを複数記憶する。この基準値記憶手段110A3は、情報記憶手段110A1に記憶される記録情報に対応し、データの基準となる閾値と、この閾値の対象となるデータの内容に関する特性情報と、サーバ識別情報と、業務内容情報と、を1つの基準値データとして複数記録するテーブル構造に構築されている。この基準値記憶手段110A3は、図示しない設定入力フォームに基づいて操作手段106からの設定入力により基準値データを生成して記憶し構築する構成の他、ネットワーク101を介してサーバ装置103に記憶された基準値データを取得して記憶し構築する構成などしてもよい。なお、閾値としては、上限値のみ、あるいは下限値のみ、もしくは上下限値を有した範囲など、基準の内容に応じた閾値として記録される。
また、記憶手段110Aには、スケジューリングシステム100全体を動作制御するOS(Operating System)上に展開される各種プログラムなどをも記憶している。さらに、記憶手段110Aは、演算手段110Bが演算の際に処理する信号を一時的に記憶可能、すなわちメモリとしても機能する。
【0028】
演算手段110Bは、各種サーバ装置103から取得した各種データを端末装置102でも閲覧可能に適宜処理する。この演算手段110Bは、例えばCPU(central processing unit)を備え、図示しない各種入出力ポートである、通信手段105が接続される通信ポート、操作手段106が接続される入力ポート、表示手段107が接続される表示制御ポート、記憶手段110Aが接続される記憶ポートなどを有している。
そして、演算手段110Bは、各種プログラムとして、タンク別スケジューリング手段120と、油種別スケジューリング手段130と、装置稼動計画取得手段140と、入出荷オーダ取得手段150と、タンク情報取得手段160と、属性情報取得手段170と、を備える。
装置稼動計画取得手段140は、原油を処理する処理装置および石油製品を処理する処理装置の処理スケジュールに関する処理装置稼働計画情報を取得する。
入出荷オーダ取得手段150は、石油製品、燃料油および油種材の入出荷の予定に関する入出荷情報を取得する。入出荷情報とは、上述したように、需要調整部門104から送信された入出荷オーダ情報である。
タンク情報取得手段160は、石油製品、燃料油および油種材を貯留する各種タンクに関するタンク情報を取得する。
タンク情報としては、タンクの容量に関する特性情報、タンクの保守管理予定に関する保守管理予定情報、および、在庫量に関する在庫情報、過去の受払実績情報である。
属性情報取得手段170は、石油製品、燃料油および油種材がそれぞれ含まれる各種油種に関する情報に関連付ける属性情報を取得する。属性情報とは、油種バランス情報、油種スケジューラオーダ情報および油種スケジューラJOB情報、油種に対し紐つけられた需要品名コード(簡略化した需要品名であり、需要品名Bコードとも称する)などである。
タンク別スケジューリング手段120は、処理装置稼働計画情報、入出荷情報およびタンク情報に基づいて、タンク毎への石油製品、燃料油および油種材の流入出の予定を当日から所定日までの所定期間で演算してタンク割付情報を生成する。
ここで、当日から所定日までとは、例えば、当日から一週間であり、比較的短期間が好ましい。長期間になるとタンク別スケジューリング手段120の演算処理が多くなり、演算速度が遅くなる場合がある。
また、油種別スケジューリング手段130は、処理装置稼働計画情報、入出荷情報、タンク情報、タンク割付情報および属性情報に基づいて、所定日以降における各種油種毎の入出荷の予定を演算して油種割付情報を生成する。
ここで、所定日以降とは、例えば、当日から一週間後以降であり、比較的長期間が好ましい。
【0029】
〔タンク別スケジューリング手段の構成〕
図2に示すように、スケジューリングシステム100の装置稼動計画取得手段111は、情報記憶手段110A1に記憶された装置稼動計画情報を取得する。また、入出荷オーダ取得手段112は、情報記憶手段110A1に記憶された入出荷オーダ情報を取得し、タンク情報取得手段113は、情報記憶手段110A1に記憶された出荷タンク設定情報、作業JOB情報、在庫情報およびタンク受払実績を取得する。
スケジューリングシステム100は、計画予約取込手段121を備え、計画予約取込手段121は、装置稼動計画取得手段111にて取得された装置稼動計画情報と、入出荷オーダ取得手段112にて取得された入出荷オーダ情報と、タンク情報取得手段113にて取得された出荷タンク設定作業JOB情報とを、計画予約情報として情報記憶手段110A1に記憶させる。
また、スケジューリングシステム100は、実績取込手段122を備え、実績取込手段122は、タンク情報取得手段113にて取得された在庫情報およびタンク受払実績を、実績情報として情報記憶手段110A1に記憶させる。
そして、タンク別スケジューリング手段120は、情報記憶手段110A1に記憶された計画予約情報、および、情報記憶手段110A1に記憶された実績取込情報を取得する。
タンク別スケジューリング手段120は、取得した計画予約情報と取得した実績情報とを組み合わせて、予約実績情報を作成する。タンク別スケジューリング手段120は、この予約実績情報に基づいて、当日から所定日までのタンク別割付処理を実施する。
また、タンク別スケジューリング手段120は、タンク割付情報を情報記憶手段110A1に記憶させる。
さらに、油種別スケジューリング手段130は計画予約情報と、実績情報と、タンク別割付情報とに基づいて油種別割付処理を実施する。そして、油種別スケジューリング手段130は、油種別割付情報を情報記憶手段110A1に記憶させる。
【0030】
図3に示すように、タンク別スケジューリング手段120は、各種プログラムとして、タンク割付部123と、タンク別計画部124と、タンクバランス計算部125と、タンクバランス記憶部126と、タンクバランス表示部127とを有する。
【0031】
タンク割付部123は、各種プログラムとして、メンテナンスルール部123Aと、タンクルール部123Bと、タンク別計画編成部123Cとを有する。メンテナンスルール部123Aでは、例えば、入出荷オーダが増加した際に、入出荷オーダ情報の変更を行う。そして、タンク別計画編成部123Cは、メンテナンスルール部123Aにより変更されたオーダ情報と、タンクルール部123Bのタンクルール情報とを取得し、これらの変更オーダ情報およびタンクルール情報に基づいてタンク別割付処理を実施し、タンク割付情報(タンク割付結果)を生成する。
タンク別計画部124は、上述の予約実績情報と、タンク別計画編成部123Cにて生成されたタンク割付情報とに基づいて、タンク割付処理を実施する。
タンクバランス計算部125は、割り付けられたタンク内の製品が、入荷または出荷された場合、タンク内に残る製品の在庫量に関する情報であるタンクバランスを計算する。タンクバランス記憶部126は、タンクバランス計算部125により計算された計算結果であるタンクバランスを記憶手段110Aに記憶させる。タンクバランス表示部127は、計算結果であるタンクバランスを表示手段107により表示させる制御をする。
【0032】
〔油種別スケジューリング手段の構成〕
油種別スケジューラ手段130は、タンク別スケジューリング手段120にて割り付けられたタンク割付情報、上述の計画予約情報および上述の実績情報に基づいて油種別割付処理を実施する。すなわち、油種別スケジューラ手段130は、タンク別スケジューラデータ読込部131を有し、このタンク別スケジューラデータ読込部131は、タンク割付情報、および計画予約情報および実績情報を読み込む。
そして、油種別スケジューラ手段130は、図4に示すように、タンク別スケジューラデータ読込部131にて読み込まれたタンク割付情報、計画予約情報および実績情報は、油種バランス情報132、油種スケジューラオーダ情報133および油種スケジューラJOB情報134に分類される。
【0033】
具体的には、図5に示すように、油種別スケジューラ手段130は、各種プログラムとして、油種別割付部135と、油種別計画部136と、油種バランス計算部137と、油種バランス記憶部138と、油種バランス表示部139とを有する。
油種割付部135は、各種プログラムとして、メンテナンスルール部135Aと、油種ルール部135Bと、油種別計画編成部135Cとを有する。
油種割付部135は、各種プログラムとして、メンテナンスルール部135Aと、油種ルール部135Bと、油種別計画編成部135Cとを有する。メンテナンスルール部135Aでは、入出荷オーダが増加した際に、入出荷オーダ情報の変更を行う。そして、油種別計画編成部135Cは、メンテナンスルール部135Aにより変更されたオーダ情報と、油種ルール部135Bの油種ルール情報とを取得し、これらの変更オーダ情報および油種ルール情報に基づいて油種別割付処理を実施し、油種割付情報(油種割付結果)を生成する。
油種別計画部136は、油種別計画編成部135Cにて生成された油種割付情報に基づいて、油種別割付処理を実施する。
油種バランス計算部137は、割り付けられた油種が出荷または入荷された場合、全タンク内に残る製品の在庫量に関する情報である油種バランスを計算する。油種バランス記憶部138は、油種バランス計算部137により計算された計算結果である油種バランスを記憶手段110Aに記憶させる。油種バランス表示部139は、表示手段107により、計算結果である油種バランスを表示手段107により表示させる制御をする。
【0034】
また、演算手段110Bには、操作手段106による入力操作により、記憶手段110Aに記憶された各種表示用フォームに基づいて適宜設定入力されることで、対応する上述した各種情報を適宜修正する処理をする。すなわち、ネットワークを介して取得した各種情報、および、上述した各種演算により生成された各種情報を、手動により修正可能となっている。
具体的には、図6に示すように、演算手段110Bは、各種プログラムとして、油種別計画入力手段141と、油種別割付手段142とを備える。
油種別計画入力手段141は、操作手段106によるユーザ入力情報と、油種スケジューラオーダ情報133と、油種スケジューラJOB情報134とを取得する。
油種別割付手段142は、油種別計画入力手段141からユーザ入力情報、油種スケジューラオーダ情報133および油種スケジューラJOB情報134を取得し、これらの情報に基づいて、再度油種別割付処理を実施し、油種割付情報を生成する。そして、油種バランス記憶部138は、油種別割付手段142により生成された油種別割付処理を取得する。
なお、ユーザ入力情報としては、一般シフト生産やガソリン生産や連続生産などのヤード作業、装置稼動条件および装置切替条件などが挙げられる。
また、図示はしないが、演算手段110Bは、各種プログラムとして、新たなタンク別別計画入力手段およびタンク別割付手段を備えてもよい。このタンク別別計画入力手段およびタンク別割付手段は、油種別計画入力手段141および油種別割付手段142と同様の構成により、再度タンク別割付処理を実施し、タンク割付情報を生成する。そして、タンクバランス記憶部126は、タンク別割付手段により生成されたタンク割付情報を取得する。
【0035】
図7には、タンク別スケジューラ手段120のタンク別計画編成部123Cおよび油種別スケジューラ手段130の油種別計画部136について説明する。
タンク別スケジューリング手段120のタンク別計画編成部123Cは、各種プログラムとして需要品名コード設定部128Aと、割付候補タンク設定部128Bと、割付対象データ取得方法および候補タンク取得方法を設定するデータタンク設定部128Cと、割付条件を設定する割付条件設定部128Dと、割付データを登録する割付データ登録部128Eとを備える。
需要品名コード設定部128Aは、操作手段106による入力操作と、割付判定用油種グループ設定ルール情報128A1とに基づいて、油種グループの各油種に対して、需要品名コードを設定する。これにより、油種と需要品名Bコードとが紐つけられる。
次に、割付候補タンク設定部128Bは、操作手段106による入力操作と、品名作業別割付候補タンク設定情報128B1とに基づいて、割付候補タンクを設定する。つまり、オーダの油種が貯留されたタンクを、バランス品名および作業区分毎に設定する。
さらに、データタンク設定部128Cは、操作手段106による入力操作と、割付実行処理設定情報128C1とに基づいて、割付対象データ取得方法および候補タンク取得方法を設定する。
さらに、割付条件設定部128Dは、操作手段106による入力操作と、割付実行処理設定情報128D1とに基づいて、タンク別割付条件を設定する。
そして、タンク別計画編成部123Cは、需要品名コード設定部128Aの設定内容から割付条件設定部128Dの設定内容に基づいて、タンク割付処理を実施する。
さらに、割付データ登録部128Eは,タンク割付処理後の割付結果であるタンク割付結果を記憶手段110Aに登録させる。
油種別計画部136も、タンク別計画部126と同様に、需要品名コード設定部128Aの設定内容から割付条件設定部128Dの設定内容に基づいて、油種割付処理を実施する。
そして、割付データ登録部124Eは,油種割付処理後の割付結果を記憶手段110Aに登録させる。
油種別計画部136についても、同様に、需要品名コード設定部と、割付候補タンク設定部と、データタンク設定部と、油種割付条件を設定する割付条件設定部と、油種割付情報を登録する割付データ登録部とを備える。
【0036】
〔スケジューリングシステムの動作〕
(タンク別スケジューリング手段の動作)
次に、本発明のタンク別スケジューラ手段120において、表示手段107により表示させる画面の一例を説明する。
図8の左側に示すように、タンク別スケジューラ手段120は、メニュー画面200を表示させる。このメニュー画面200には、業務選択領域200Aが設けられている。例えば、業務選択領域200Aの「タンク別オフサイトスケジューラ」が選択されると、タンク別スケジューラ手段120は、図8の右側に示されたタンク別メニュー画面201を表示させる。タンク別メニュー画面201には、業務選択領域201Aが設けられており、例えば、この業務選択領域201Aの「油種バランス」が選択されると、タンク別スケジューラ手段120は、図9の油種バランス画面202を表示させる。
また、業務選択領域201Aには、「オフラス取込」項目および「新IRIS取込」項目が設けられており、この「オフラス取込」項目が選択されることにより、図2に示す入出荷オーダ情報、出荷タンク設定情報、作業JOB情報、在庫情報、およびタンク受払実績が情報記憶手段110A1に取り込まれる。また、「新IRIS取込」項目が選択されることにより、装置稼動計画情報が記憶手段110A1に取り込まれる。
【0037】
図9に示すように、油種バランス画面202には、油種選択領域202Aが設けられている。例えば、油種選択領域202Aの「XXXX」が選択されると、タンク別スケジューラ手段120は、製品ごとにつけられた品名を表示する品名表示領域202Bと、バランス表示領域202Cと、リストボックス202Dとを表示させる。
また、品名表示領域202Bには、設備運転情報選択部202Dが設けられており、この設備運転情報選択部202Dが選択されると、タンク別スケジューラ手段120は、図13に示す設備制約確認画面206を表示させる。図13に示す設備制約確認画面206には、使用できないタンクが表示されている。
また、例えば、品名表示領域202Bの品名「XXXX」が選択されると、タンク別スケジューラ手段120は、図12に示すタンクバランス画面205が表示される。
また、リストボックス202Dには、有効在庫切れ(KL/TON)、集計表などが選択可能に設けられている。
この図9には、品名ごとに、受払項目に対応した量(在庫量、出荷量、入荷量など)がそれぞれ日ごとに表示されている。なお、受払項目名とは、製品を受払する際、その受払作業ごとにつけられた名称である。
また、リストボックス202Dの「有効在庫切れ(KL/TON)」が選択されると、タンク別スケジューラ手段120は、図10に示す有効在庫切れ油種バランス画面203を表示させる。
【0038】
図10に示すように、有効在庫切れ油種バランス画面203には、油種選択領域202Aと、品名表示領域203Bと、バランス表示領域203Cと、リストボックス202Dが表示される。
この図10には、在庫切れの品名ごとに、受払項目に対応した量がそれぞれ日ごとに表示されている。
ここで、例えば、リストボックス202Dの「集計表」が選択されると、タンク別スケジューラ手段120は、図11に示す集計表画面204を表示させる。
【0039】
図11に示すように、集計表画面204には、油種選択領域202Aと、品名表示領域204Bと、集計バランス表示領域204Cと、リストボックス202Dとが表示される。
この図11には、前日(8月26日)までの入出荷実績と、当日(8月27日)以降の入出荷予定が受払項目ごとに表示されている。
図9において、上述したように、品名「BS」が選択されると、タンク別スケジューラ手段120は、図12に示すタンクバランス画面205を表示させる。タンクバランス画面205には、油種選択領域202Aと、タンクナンバ表示領域205Bと、タンクバランス表示領域205Cと、リストボックス202Dが表示される。
この図12には、当日から所定期間(8月27日〜9月7日)までの受払項目に対応した入出荷量が表示されている。
また、図12のタンクバランス表示領域205Cの下側には、入出荷オーダに対して、割付処理が実施されていない入出荷量が表示されている。
タンクナンバ表示領域205Bには、性状データ選択部205Dが設けられており、この性状データ選択部205Dが選択されると、タンク別スケジューラ手段120は、図14に示す最新性状確認画面207を表示させる。図14には、製品の性状データが表示されている。
【0040】
また、タンク別スケジューラ手段120は、図15に示すタンク詳細確認画面208、図16に示す海上出荷一覧画面209、図17に示すシフト払出一覧画面210を表示させる。
図15に示すタンク詳細確認画面208には、在庫数量表示領域208A、入出荷項目表示領域208B、数量表示領域208CおよびオーダシーケンスNo表示領域208Dが設けられている。
この図15には、タンクNo.10053と紐つけられているオーダシーケンスNo.と、このオーダシーケンスNo.に対応する入出荷数量が示されている。なお、オーダシーケンスNo.は、入出荷オーダにも紐つけられている。
図16には、海上出荷オーダ一覧が表示されている。図16に示す海上出荷一覧画面209には、オーダシーケンスNo表示領域209A、内外航種別を示す種別表示領域209B,受付品名表示領域209C、作業品名表示領域209D、タンクNo表示領域209E,作業形態表示領域209F、オーダ数量表示領域209G,納入先209H、船名表示領域209I、割付処理を禁止するかどうかを表示する自動割付表示領域209Jおよび詳細内容表示領域209Kが設けられている。
この図16では、海上出荷オーダシーケンスNoごとに、内外航種別や受付品名などが表示されている。
図17に示すシフト払出一覧画面210には、JOBシーケンスNo表示領域210A、作業品名表示領域210B,タンクNo表示領域210C、JOB区分名表示領域210D、作業形態表示領域210E,数量表示領域210F,割付状態表示領域210G、割付処理を禁止するかどうかを表示する自動割付表示領域210Hおよび詳細内容表示領域210Iが設けられている。
この図17では、シフト払出作業のJOBシーケンスNo.ごとに作業品名や割り付けられたタンクNo.が表示されている。
【0041】
また、タンク別スケジューラ手段120は、図18に示す装置受払(装置別)画面211および図19に示す装置受払(油種別)画面212を表示させる。
図18、19に示す装置受払(装置別)画面211,212には、装置名表示領域211A、212Aと、新IRIS受払項目名表示領域211B、212Bと、装置品名表示領域211C、212Cと、タンクNo表示領域211D、212Dと、ガントチャート表示領域211E、212Eとが設けられている。ここで、装置品名とは、装置(TOP)で処理された品名である。
図18に示す装置受払(装置別)画面211には、装置別に装置の受払計画が開示されている。また、所定期間(4月12日から4月18日まで)において、装置品名ごとの受払計画がガントチャートにて表示されている。
図19に示す装置受払(装置別)画面212には、リストボックスにて特定の油種が選択された際に、その選択された油種に対応して装置受払計画がガントチャートにて表示される。
【0042】
また、タンク別スケジューラ手段120は、図20に示す装置稼動計画変更画面213と、図21に示す装置切替条件画面214とを表示させる。
図20に示す装置稼動計画変更画面213には、稼動計画期間表示領域213Aと、新IRIS受払項目名表示領域213Bと、装置品名表示領域213Cと、装置設定内容表示領域213Dとが設けられている。
この図20に示す装置稼動計画変更画面213では、入出荷オーダの変更があった際に、操作手段106により入力して装置の稼動計画が変更された内容が表示されている。この変更された装置の稼動計画は、情報記憶手段110A1に記憶される。
図21に示す装置切替条件画面214には、装置名表示領域214Aと、新IRIS受払表示領域214Bと、装置品名表示領域214Cと、受払品名表示領域214Dと、受払区分表示領域214Eと、開始時間表示領域214Fと、終了時間表示領域214Gと、タンクNo表示領域214Hと、切替条件表示領域214Iと、JOBを削除するか否かを表示するJOB削除表示領域214Jと、自動割付を禁止させるか否かを表示させる自動割付表示領域214Kとが設けられている。
図21に示す装置切替条件画面214では、入出荷オーダの変更があった際に、所定期間(開始日時から終了日時まで)、操作手段106により新しい番号のタンクに装置を切り替える内容が表示されている。ここで、自動割付禁止が選択されると、タンク割付処理の対象から除外される。つまり、図21では、タンク別スケジューリング手段は、タンクNo.20234についてタンク割付処理を実施しない。そして、この装置の内容は、情報記憶手段110A1に記憶される。
【0043】
さらに、タンク別スケジューラ手段120は、図22に示すタンク繰り実行画面215と、図23に示す割付グループ登録画面216と、図24に示す未割付入出荷オーダ一覧画面217と、を表示させる。
図22に示すタンク繰り実行画面215には、ケースNoや実行期間を表示させるケース期間表示領域215Aと、割付グループ選択項目表示領域215Bと、修正新規選択領域215Cと、割付作業項目表示領域215Dと、割付要否選択表示領域215Eとが設けられている。ここで、タンク繰り実行画面215は、タンク別割付処理の各項目が表示されたものである。
図22では、入出荷日付情報を含んだ入出荷オーダに対して、タンク割付を実行するためのタンク割付を選択する。ここでは、ガソリン出荷オーダに対して、当日(2006年8月27日)分のガソリン陸上単品出荷割付などの割付処理を実施するように設定する。
図23に示す割付グループ登録画面216には、グループ名称表示領域216Aと、割付項目表示領域216Bと、割付項目表示領域216Bにて選択された項目を表示させる選択項目表示領域216Cと、選択項目表示領域216Cに表示された項目の順番を変更する項目変更表示領域216Dとが設けられている。
図23では、グループ名称に、例えば、「ガソリン」を入力することができ、この入力された「ガソリン」の入出荷オーダ情報に対して、「ガソリン陸上単品出荷割付」などの割付項目を紐つける。
図24に示す未割付入出荷オーダ一覧画面217には、日付表示領域217Aと、オーダシーケンスNo表示領域217Bと、種別表示領域217Cと、作業品名表示領域217Dと、オーダ数量217E、などが設けられている。
図24には、タンクが割り付けられていないオーダシーケンスNo.が表示される。
【0044】
そして、タンク別スケジューラ手段120は、図25に示すオフラスデータ取込画面218、図26に示す新IRIS装置稼動計画取込画面219および図27に示すオーダ入力画面を表示させる。
図25に示すオフラスデータ取込画面218には、ケースNoや実行期間を表示させるケース期間表示領域218Aと、割付作業項目表示領域218Bと、取込要否選択表示領域218Cとが設けられている。
図25には、図2に示す入出荷オーダ情報、出荷タンク設定情報、作業JOB情報、在庫情報およびタンク受払実績情報をタンク別スケジューリング手段に取り込むための処理内容が表示されている。
例えば、割付作業項目表示領域218Bの「実績」とは、在庫情報、タンク受払実績情報に相当する。
図26に示す新IRIS装置稼動計画取込画面219には、ケース番号を表示させるケース番号表示領域219Aと、装置作業項目を示す項目表示領域219Bと、取込要否選択表示領域219Cとが設けられている。
図26には、図2に示す装置稼動計画情報111をタンク別スケジューリング手段に取り込むための処理内容が表示されている。
また、取込要否選択表示領域219Cの「要取込」が選択されると、タンク別スケジューリング手段は、項目表示領域219Bに示された装置稼動計画を取り込んでタンク割付を実施する。
図27に示すオーダ入力画面220には、オーダシーケンスNo表示領域220Aと、作業日表示領域220Bと、入荷または出荷のいずれかを選択可能な入出荷区分表示領域220Cと、作業品名表示領域220Dと、数量表示領域220Eとが設けられている。
図27のオーダ入力画面220は、新たに入出荷オーダが変更された場合に、オーダシーケンスNo表示領域220Aにおいて、新しいオーダシーケンスNo.を登録可能に表示されている。この登録された情報は、情報記憶手段110A1に記憶されている。
【0045】
さらに、タンク別スケジューラ手段120は、図28に示す内航入荷オーダ入力画面221、図29に示す外航入荷オーダ入力画面222および図30に示す内航出荷画面223が表示される。
図28に示す内航入荷オーダ入力画面221には、オーダシーケンスNo表示領域221Aと、作業日表示領域221Bと、取引区分表示領域221Cと、取引先コード表示領域221Dと、仕入先表示領域221Eと、支払先表示領域221Fと、船名コード表示領域221Gと、船車コード表示領域221Hと、品名コード表示領域221Iと、品名表示領域221Jと、作業品名表示領域221Kと、数量表示領域221Lと、バース表示領域221Mとが設けられている。
この図28の内航入荷オーダ入力(修正/削除)画面221では、入出荷オーダ情報に相当する内航入荷オーダ情報を修正又は削除可能に設けられている。この図28では、特定のオーダシーケンスNo.に対して作業日などが修正または削除され、その内容が情報記憶手段110A1に記憶される。
図29に示す外航入荷オーダ入力画面222には、オーダシーケンスNo表示領域222Aと、取引区分表示領域222Bと、作業日表示領域222Cと、船名コード表示領域222Dと、船車コード表示領域222Eと、バース表示領域222Fと、品名コード表示領域222Gと、品名表示領域221Hと、作業品名表示領域222Iと、数量表示領域222Jと、取引先コード/仕入先/支払先表示領域222Kとが設けられている。
この図29の外航入荷オーダ入力(修正/削除)画面222では、入出荷オーダ情報に相当する外航入荷オーダ情報を修正又は削除可能に設けられている。この図29では、特定のオーダシーケンスNo.に対して作業日などが修正または削除され、その内容が情報記憶手段110A1に記憶される。
図30に示す内航出荷画面223には、オーダシーケンスNo表示領域223Aと、取引区分表示領域223Bと、作業日表示領域223Cと、取引先コード表示領域223Dと、仕入先表示領域223Eと、支払先表示領域223Fと、船名コード表示領域223Gと、船車コード表示領域223Hと、品名コード表示領域223Iと、品名表示領域223Jと、作業品名表示領域223Kと、数量表示領域223Lと、バース表示領域223Mとが設けられている。
この図30の内航出荷オーダ入力(修正/削除)画面223では、入出荷オーダ情報に相当する内航出荷オーダ情報を修正又は削除可能に設けられている。この図30では、特定のオーダシーケンスNo.に対して作業日などが修正または削除され、その内容が情報記憶手段110A1に記憶される。
【0046】
さらに、タンク別スケジューラ手段120は、図31に示す外航入荷オーダ入力画面224、図32に示すボンド出荷オーダ入力(修正/削除)画面225および図33に示すパイプライン出荷(修正/削除)画面226を表示させる。
図31に示す外航入荷オーダ入力画面224には、オーダシーケンスNo表示領域224Aと、取引区分表示領域224Bと、作業日表示領域224Cと、取引先コード表示領域224Dと、仕入先表示領域224Eと、支払先表示領域224Fと、船名コード表示領域224Gと、船車コード表示領域224Hと、品名コード表示領域224Iと、品名表示領域224Jと、作業品名表示領域224Kと、数量表示領域224Lと、バース表示領域224Mとが設けられている。
この図31の外航出荷オーダ入力(修正/削除)画面224では、入出荷オーダ情報に相当する外航出荷オーダ情報を修正又は削除可能に設けられている。この図31では、特定のオーダシーケンスNo.に対して作業日などが修正または削除され、その内容が情報記憶手段110A1に記憶される。
図32に示すボンド出荷オーダ入力(修正/削除)画面225には、オーダシーケンスNo表示領域225Aと、取引区分表示領域225Bと、作業日表示領域225Cと、取引先コード表示領域225Dと、仕入先表示領域225Eと、支払先表示領域225Fと、品名や数量などを表示する明細情報表示領域215Gと、艀や品名や作業品名などを表示する積載明細情報表示領域225Hと、船名コードや船名などを表示する艀情報表示領域225Iとが設けられている。
この図32のボンド出荷オーダ入力(修正/削除)画面225では、入出荷オーダ情報に相当するボンド出荷オーダ情報を修正又は削除可能に設けられている。この図32では、特定のオーダシーケンスNo.に対して作業日などが修正または削除され、その内容が情報記憶手段110A1に記憶される。
図33に示すパイプライン出荷オーダ入力(修正/削除)画面226には、オーダシーケンスNo表示領域226Aと、取引区分表示領域226Bと、作業日表示領域226Cと、取引先コード表示領域226Dと、仕入先表示領域226Eと、支払先表示領域226Fと、品名コード表示領域226Gと、品名表示領域226Hと、作業品名表示領域226Iと、数量表示領域226Jとが設けられている。
この図33のパイプライン出荷オーダ入力(修正/削除)画面226では、入出荷オーダ情報に相当するパイプライン出荷オーダ情報を修正又は削除可能に設けられている。この図33では、特定のオーダシーケンスNo.に対して作業日などが修正または削除され、その内容が情報記憶手段110A1に記憶される。
【0047】
そして、タンク別スケジューラ手段120は、図34に示す陸上出荷オーダ入力(修正/削除)画面227、図35に示す添加剤受入オーダ入力(修正/削除)画面228および図36に示す入荷タンク設定画面229を表示させる。
図34に示す陸上出荷オーダ入力(修正/削除)画面227には、オーダシーケンスNo表示領域227Aと、作業日表示領域227Bと、品名コード表示領域227Cと、品名表示領域227Dと、作業品名表示領域227Eと、数量表示領域227Fとが設けられている。
この図34の陸上出荷オーダ入力(修正/削除)画面227では、入出荷オーダ情報112に相当する陸上出荷オーダ情報を修正又は削除可能に設けられている。この図34では、特定のオーダシーケンスNo.に対して作業日などが修正または削除され、その内容が情報記憶手段110A1に記憶される。
図35に示す添加剤受入オーダ入力(修正/削除)画面228には、オーダシーケンスNo表示領域228Aと、作業日表示領域228Bと、作業品名表示領域228Cと、数量表示領域228Dとが設けられている。
この図35の添加剤受入オーダ入力画面(修正/削除)228では、入出荷オーダ情報に相当する内航出荷オーダ情報を修正又は削除可能に設けられている。この図35では、特定のオーダシーケンスNo.に対して作業日などが修正または削除され、その内容が情報記憶手段110A1に記憶される。
図36に示す入荷タンク設定画面229には、計画日表示領域229Aと、JOBシーケンスNo表示領域229Bと、オーダ種別表示領域229Cと、状態表示領域229Dと、自動割付を禁止するか否かを表示する自動割付禁止表示領域229Eと、作業品名表示領域229Fと、第1の数量表示領域229Gと、追加表示領域229Hと、タンクNo表示領域229Iと、第2の数量表示領域229Jと、削除表示領域229Kと、合計表示領域229Lとが設けられている。
この図36の入荷タンク設定画面229では、タンク別スケジューリング手段120によりタンク割付を実施する前に、予め入荷オーダに対してタンク割付を可能に設けられている。ここで、「自動割付禁止」項目が選択されると、タンク別スケジューリング手段120は、割り付けられたタンクを割付対象から除外して、タンク割付処理を実施する。
【0048】
また、タンク別スケジューラ手段120は、図37に示す出荷タンク設定画面230、図38に示すシフト生産入力画面231および図39に示すテーブルメンテ画面232を表示させる。
図37に示す出荷タンク設定画面230には、計画日表示領域230Aと、品名表示領域230Bと、出荷シーケンスNo表示領域230Cと、数量表示領域230Dと、オーダ種別表示領域230Eと、状態表示領域230Fと、自動割付を禁止するか否かを表示する自動割付禁止表示領域230Gと、出荷用の基材タンクのタンク品名やタンクNoなどを表示する基材タンク内容表示領域230Hと、添加剤タンクの添加剤品名やタンクNoなどを表示する添加剤タンク内容表示領域230Iとが設けられている。
この図37の出荷タンク設定画面230では、タンク別スケジューリング手段120によりタンク割付を実施する前に、予め出荷オーダに対してタンク割付が可能に設けられている。ここで、「自動割付禁止」項目が選択されると、タンク別スケジューリング手段120は、割り付けられたタンクを割付対象から除外して、タンク割付処理を実施する。
図38に示すシフト生産入力画面231には、作業区分表示領域231Aと、形態表示領域231Bと、JOBシーケンスNo表示領域231Cと、計画日表示領域231Dと、生産品名表示領域231Eと、生産数量表示領域231Fと、タンクNo表示領域231Gと、割付が未予約か否かを表示する状態表示領域231Hと、自動割付を禁止するか否かを表示する自動割付禁止表示領域231Iと、タンク品名やタンクNoなどを表示する払出タンク内容表示領域231Jと、添加剤タンクの添加剤品名やタンクNoなどを表示する添加剤タンク内容表示領域231Kと、が設けられている。
作業区分表示領域231Aでは、「一般シフト生産」、「ガソリン生産」、「連続生産」が選択可能に設けられている。
ここでは、生産品名表示領域231Eに記載の「タンクNo.5031」に、払出タンク内容表示領域233Jの「タンクNo.1051」や添加剤タンク内容表示領域231Kに記載の「No.21」などを混合させるための処理内容が表示されている。
図39に示すテーブルメンテ画面232には、タンク関連テーブルおよび装置関連テーブルを選択可能なタンク装置テーブル選択表示部232Aと、第1の油種グループテーブル表示部232Bと、第2の油種グループテーブル表示部232Cとが設けられている。
第1の油種グループテーブル表示部232Bには、油種グループNo表示領域232B1と、油種グループ名232B2と、更新日時232B3とが設けられている。
第2の油種グループテーブル表示部232Cには、入力値表示領域232C1と、参考値表示領域232C2、などが設けられている。
この図39には、油種グループNo.や油種グループ名が設定可能に設けられている。
【0049】
さらに、タンク別スケジューラ手段120は、図40に示すルールメンテ画面233、図41に示すタンク在庫入力画面234および図42に示すログビューワ画面235を表示させる。
図40に示すルールメンテ画面233には、シフト割付対応タンク設定項目やブレンドパターン設定項目を選択可能なルールメンテ表示画面233Aと、ブレンドパターン表示画面233Bと、ブレンドNo1の内容が表示されたブレンド表示画面233Cとが設けられている。ブレンド表示画面233Cには、ブレンドNo1の作業品名やJOB区分などが表示可能に設けられている。このブレンド表示画面233Cには、ブレンドパターン毎に詳細に設定可能に設けられている。
図41に示すタンク在庫入力画面234には、在庫日付表示領域234Aと、タンクNo表示領域234Bと、タンク品名表示領域234Cと、換算数量表示領域234Dとが設けられている。
図41のタンク在庫入力画面234には、タンク割付が実施されたタンクにおいて、特定日(3月22日)のタンクの在庫予想量が表示されている。
図42に示すログビューワ画面235には、油種選択表示領域202Aと、ケース番号や参照期間や機能名を表示する参照項目表示領域235Aと、ログ表示領域235Bとが設けられている。
図42に示すログビューワ画面235には、所定期間(3月26日)において、タンクの割付処理を実施した際のログ記録が表示されている。このログ記録は、情報記憶手段110A1に記憶されている。
【0050】
また、タンク別スケジューラ手段120は、図43に示す作業品名確認画面236、図44に示す在庫量グラフ画面237および図45に示す表出力一覧画面238を表示させる。
図43に示す作業品名確認画面236には、作業品名コードが入力可能に設けられた作業品名コード入力表示領域236Aと、作業品名が入力可能に設けられた作業品名入力表示領域236Bとを備える。
図43に示すように、作業品名コードは作業品名に紐付けられる。タンク別スケジューリング手段120は、作業品名コードを用いてタンク割付処理を実施する。
図44に示す在庫量グラフ画面237には、グラフ表示領域237Aが設けられている。グラフ表示領域237Aには、HO、在庫量およびPOの各推移を示すグラフが示されている。
HOは運転安全最大容量を表し、POは、運転安全最低容量を表す。図44に示すように所定の品名の在庫量は、HOおよびPO間で推移しているので、在庫切れがないことがわかる。
図45に示す表出力一覧画面238は、表出力一覧表示画面238Aと、油種バランス表表示画面238Bとにより構成されている。
表出力一覧表示部238Aには、所定日における「油種バランス表」または「タンクバランス表」を表出力させるための取込部238A1が設けられている。
油種バランス表表示部238Bには、製油所名表示領域238B1と、品名表示領域238B2と、タンクNo表示領域238B3と、バランス内容表示領域238B4とが設けられている。
この油種バランス表表示部238Bは、表出力一覧画面238は、タンク別スケジューリング手段120によりタンク割付が実施された後のタンクバランス表である。
油種バランス表表示部238Bは、タンク割付が実施された後の油種バランスが示されている。なお、取込部238A1の選択により、タンク割付が実施された後のタンクバランスを表示させることができる。
【0051】
また、タンク別スケジューラ手段120は、図46に示すオーダ管理画面239、図47に示すオーダ集計表画面240および図48に示す作業計画画面241を表示させる。
図46に示すオーダ管理画面239には、オーダ管理領域239Aが設けられ、このオーダ管理領域239Aには、「陸上出荷テーブル入力」が選択可能に設けられている。この「陸上出荷テーブル入力」が選択されると、タンク別スケジューラ手段120は、陸上出荷オーダテーブル入力表示領域239Bを表示させる。
陸上出荷オーダテーブル入力表示領域239Bには、品名表示領域239B1と、期間表示領域239B2と、平日数量表示領域239B3と、土曜数量表示領域239B4と、日曜・祝日数量表示領域239B5となどが設けられている。
図46に示すオーダ管理画面239では、端末装置102や需要調整部門104において、入出荷オーダ情報や入出荷オーダ情報に対応した日付情報などが入力可能に設けられている。
入力された内容に基づいて、タンク別スケジューリング手段120は、例えば、夜間にタンク割付を実施する。
図47に示すオーダ集計表画面240には、オーダ管理領域240Aが設けられ、このオーダ管理領域240Aには、「オーダ集計表」を選択可能に設けられている。この「オーダ集計表」が選択されると、タンク別スケジューラ手段120は、オーダ集計表表示領域240Aを表示させる。オーダ集計表表示領域240Aには、作業日付などを設定する集計設定表示領域240A1と、集計内容表示領域240A2となどが設けられている。
図47に示すオーダ集計表画面240には、所定期間(2005年3月3日から7日間)において、作業品名ごとのオーダ集計表が表示されている。
図48に示す作業計画画面241には、作業計画表示領域241Aが設けられている。この作業計画表示領域241Aの「スケジューラデータ取込」の「生産」が選択されると、タンク別スケジューラ手段120は、スケジューラデータ取込部241Bを表示させる。
スケジューラデータ取込部241Bには、計画日付入力領域241B1と、作業形態選択表示領域241B2と、作業形態内容表示領域241B3と、ID表示領域241B4と、計画日付表示領域241B5と、タンクNo表示領域241B6と、品名表示領域241B7と、数量表示領域241B8と、取込要否表示領域241B9とが設けられている。
図48に示すスケジューラデータ取込部241Bには、生産計画が表示されている。作業形態ごとにタンクNo.数量などが表示されており、タンク別スケジューリング手段120は、これらの生産計画に基づいてタンク割付処理を実施する。
【0052】
そして、タンク別スケジューラ手段120は、図49に示すガソリン生産作業管理画面242、図50に示すオフサイトスケジューラ取込装置画面243および図51に示す装置受払作業管理画面244を表示させる。
図49に示すガソリン生産作業管理画面242には、作業計画表示領域241Aが表示され、作業計画表示領域241Aの「ガソリン生産」が選択されると、ガソリン生産作業管理領域242Aが表示される。ガソリン生産作業管理領域242Aには、JOB日付を選択可能なJOB日付選択表示領域242A1と、JOB日付選択表示領域242A1にて選択された日付に対応して表示されるJOB一覧表示領域242A2とが設けられている。
図49に示すガソリン生産作業管理画面242には、生産計画のうちガソリン生産計画が表示されている。タンク別スケジューリング手段120は、このガソリン生産計画に基づいてタンク割付処理を実施する。
図50に示すスケジューラ取込装置画面243には、業計画表示領域241Aが表示され、作業計画表示領域241Aの「スケジューラデータ取込」の「装置受払」が選択されると、装置データ取込表示領域243Aが表示される。装置データ取込表示領域243Aには、装置を選択可能な装置選択領域243A1と、計画期間選択表示領域243A2と、データ内容表示領域243A3と、取込要否選択表示領域243A4とが設けられている。
図50に示すスケジューラ取込装置画面243には、装置受払計画が表示されており、タンク別スケジューリング手段120は、これらの装置受払計画に基づいてタンク割付処理を実施する。
図51に示す装置受払作業管理画面244には、作業計画表示領域241Aが設けられ、作業計画表示領域241Aの「作業別一覧」の「装置受払」が選択されると、装置受払作業管理画面244Aが表示される。この装置受払作業管理画面244Aには、装置を選択可能な装置選択領域244A1と、作業日選択表示領域244A2と、作業内容表示領域244A3と、計算要否選択表示領域244A4とが設けられている。
図51に示す装置受払作業管理画面244にも、図50に示すスケジューラ取込装置画面243と同様に、装置受払計画が表示されている。
また、タンク別スケジューラ手段120は、図52に示す入荷作業管理画面245および図53に示す入荷タンク設定画面246を表示させる。
図52に示す入荷作業管理画面245は、入荷作業管理画面245Aと、入荷タンク設定画面245Bとにより構成されている。
入荷作業管理部245Aには、作業日付を選択可能な作業日付表示領域245A1と、入荷作業予定入力表示領域245A2と、SCH取込部245A3とが設けられている。このSCH取込部245A3が選択されると、タンク別スケジューラ手段120は、入荷タンク設定部245Bを表示させる。
図52に示す入荷作業管理画面245には、特定の入荷オーダに対する入荷作業が表示されている。入荷作業予定入力表示領域245A2にて入荷作業を修正することにより、情報記憶手段110A1に記憶された入荷作業計画が変更される。そして、変更された入荷作業計画に基づいて、タンク別スケジューリング手段120は、再度タンク割付処理を実施し、入荷タンク設定部245Bに新しいタンク割付処理後の予定在庫量を表示する。
図53に示す出荷タンク設定画面246は、出荷作業管理画面246A1と、取込用出荷タンク設定画面246Bとにより構成されている。
出荷作業管理画面246Aには、作業日付選択表示領域246A1と、タンクNoをしてするするための出荷タンク設定内容表示領域246A2と、SCH取込部246A3とが設けられている。このSCH取込部246A3が選択されると、出荷タンク設定画面246Bが表示される。
取込用出荷タンク設定画面246Bには、作業品名表示領域246B1と、数量表示領域246B2と、区分表示領域246B3と、オフラス情報表示領域246B4と、スケジューラ表示領域246B5と、取込要否を選択可能な取込要否選択表示領域246B6とが設けられている。
【0053】
〔タンク別スケジューリング手段の動作〕
〔タンク別計画部の動作〕
タンク別スケジューリング手段120は、図73に示すテーブルメンテナンスデータ一覧画面319を表示させる。このテーブルメンテナンスデータ一覧画面319には、油種グループNo表示領域319Aと、油種グループ名表示領域319Bと、需要品名Bコード(下限)表示領域319Cと、需要品名Bコード(上限)表示領域319Dとなどが設けられている。
図73に示すテーブルメンテナンスデータ一覧画面319は、図3のメンテナンスルール123Aに対応する。
テーブルメンテナンスデータ一覧画面319では、予約実績計画の各油種に対して、需要品名Bコード(需要品名コード)の上限値と需要品名Bコードの下限値とを設定する。例えば、予約実績計画の出荷オーダが「XXXX」で、需要品名Bコードが1000から1010までの各製品があるとき、これら10種類の「XXXX」のうち特定の需要品名Bコードを設定する。タンク割付処理は、需要品名Bコードを用いて実施される。
需要品名Bコードが設定されることにより、予約実績計画の油種と、割り付けられたタンクNo.とが紐つけされる
【0054】
需要品名Bコードが設定されると、図74に示すように、タンク別スケジューリング手段120は、テーブルメンテナンスデータ一覧画面320を表示させる。
このテーブルメンテナンスデータ一覧画面320には、割付作業対象バランス品名320Aと、作業区分表示領域320Bと、基材シーケンスNo表示領域320Cと、基材バランス品名表示領域320Dと、シーケンスNo表示領域320Eと、割付可能タンクNo表示領域320Fとなどが設けられている。
図74に示すテーブルメンテナンスデータ一覧画面320では、バランス品名(油種名)と作業区分ごとに割付候補タンクの設定をする。
例えば、バランス品名「XXXX」・作業区分「01」に対して、割付候補タンクが10053、5012、5022の3つある場合、各割付候補タンクごとにシーケンスNoを1から順番に設定する。これにより、バランス品名、作業区分、シーケンスNoおよび割付可能タンクNo.がそれぞれ紐つけられる。
なお、作業区分は、以下に表示する。
【0055】
【表1】

【0056】
次に、タンク別スケジューリング手段120により、図75に示す割付処理実行設定画面321を表示させる。
この割付処理実行設定画面321には、割付方法表示領域321Aと、割付条件表示領域321Bとが設けられている。割付方法表示領域321Aには、処理作業区分、油種グループ、割付対象取得方法、割付対象ソート方法、候補タンク取得方法および候補タンクソート方法を設定可能に設けられている。
また、この割付方法表示領域321Aの「割付データ取得方法」や「候補タンク取得方法」にて設定可能な事項としては、表2に示す内容が挙げられる。割付条件表示領域321Bの「条件」や「割付方法」には、表3に示す事項が挙げられる。
ここで、作業区分、油種、割付対象データ取得方法、候補タンク取得方法を設定することにより、割付実行処理を定義する。
そして、割付処理実行設定画面321の左下にある「実行」を選択すると、例えば、図76に示すフローチャート322により、タンク別割付処理が実施される。
【0057】
図76に示すように、フローチャート322によれば、候補タンクがない場合および払出可能量が0以下の場合、該当タンクには、未割付となる。一方、作業量が払出可能量より多い場合も少ない場合も、該当タンクへ作業量が割り付けられる。なお、作業量が払出可能量より多い場合には、該当タンクへ可能量が割付られた後、次のタンクへ作業量が割り付けられる。
なお、表2に、割付対象取得方法および候補タンク取得方法の具体例を以下に示す。表3には、タンク割付条件の具体例を示す。表4〜15には、タンク別割付を実施する場合で、油種毎の「割付条件」、「割付対象取得方法」、「割付対象ソート方法」、「候補タンク取得方法」、「候補タンクソート方法」が示されている。
例えば、図75に表示した割付処理実行設定画面321の内容は、表4に示した品名Aの陸上単品出荷に対応している。
【0058】
【表2】

【0059】
【表3】

【0060】
【表4】

【0061】
【表5】

【0062】
【表6】

【0063】
【表7】

【0064】
【表8】

【0065】
【表9】

【0066】
【表10】

【0067】
【表11】

【0068】
【表12】

【0069】
【表13】

【0070】
【表14】

【0071】
【表15】

【0072】
なお、タンク別スケジューリング手段120は、図77に示す割付グループ登録画面323を表示させる。
この割付グループ登録画面323には、グループ名称入力領域323Aと、選択可能な割付項目が一覧表示された割付項目一覧表示領域323Bと、この割付項目一覧表示領域323Bにより選択された割付項目が表示される割付項目選択表示領域323Cと、割付項目選択表示領域323Cに表示された割付項目を削除したり、順番を変更可能な割付項目変更表示領域323Dとが設けられている。
この割付グループ登録画面323では、タンク割付を実施する際の割付条件をグループ化することができる。
例えば、割付項目選択表示領域323Cに示すように、「ガソリン陸上単品出荷割付」、「XXXX」および「XXXX」を一つのグループとすることができる。
これにより、タンク別スケジューリング手段120は、予約実績計画に基づいてガソリン陸上単品出荷割付などの各割付をまとめて行うことができる。
具体的には、図78に示すようなタンク繰り実行画面324にて実行する。
タンク繰り実行画面324には、ケース番号および実行期間を設定するケース期間表示領域324Aと、割付グループ選択表示領域324Bと、割付対象項目表示領域324Cと、割付要否表示領域324Dとが設けられている。
タンク繰り実行画面324に示すように、割付グループ選択表示領域324Bにおいて、「ガソリン」を選択し、さらに、割付要否表示領域324Dにおいて「要割付」を選択することにより、タンク別スケジューリング手段120は、ガソリン陸上単品出荷割付、「XXXX」および「XXXX」を実施する。
【0073】
なお、タンク別スケジューリング手段120は、指定時間帯で、例えば夜間に割付処理を実行する状態にしてもよい。
具体的には、タンク別スケジューリング手段120により、図79に示すテーブルメンテナンスデータ一覧画面325を表示させる。このテーブルメンテナンスデータ一覧画面325には、実行ルール設定表示領域325Aと、割付日数設定表示領域325Bと、夜間処理ケース設定表示領域325Cとが設けられている。実行ルール設定表示領域325Aにおいて、例えば、「実行処理_0」と設定されると、「1〜10」のルールが実行される。また、割付日数設定表示領域325Bにおいて、例えば、「実行日数_0」と設定されると、当日から5日間割付が実行される。そして、夜間処理ケース設定表示領域325Cにおいて、対象ケースが設定されると、ケースNo.1とケースNo.3で夜間割付処理が実行される。
【0074】
次に、タンク別スケジューリング手段120によりタンク別の割付処理が実施された際のログ画面を説明する。
図80に示すように、第1のログ画面326には、ケース番号や参照期間を設定可能に表示させるケース期間設定表示領域326Aと、日付表示領域326Bと、割付内容表示領域326Cとが設けられている。この割付内容表示領域326Cには、開始時刻ログ表示領域326Dと、割付解除ログ表示326Eと、割付対象期間ログ表示領域326Fと、割付対象開始ログ表示領域326Gと、割付対象取得ログ表示領域326Hと、割付判定対象作業ログ表示領域326Iと、割付候補タンク取得ログ表示領域326Jと、割付判定開始ログ表示領域326Kと、割付判定内容ログ表示領域326Lとが設けられている。
また、図81に示すように、第2のログ画面327には、第1のログ画面326と同様に、ケース番号や参照期間を設定可能に表示させるケース期間設定表示領域327Aと、日付表示領域327Bと、割付内容表示領域327Cとが設けられている。この割付内容表示領域327Cには、作業量割付ログ表示領域327Dと、可能量割付ログ表示領域327Eと、可能量割付ログ表示領域327Fとが設けられている。
さらに、図82に示すように、第3のログ画面328には、第1及び第2のログ画面326,327と同様に、ケース番号や参照期間を設定可能に表示させるケース期間設定表示領域328Aと、日付表示領域328Bと、割付内容表示領域328Cとが設けられている。この割付内容表示領域328Cには、ブレンパターン取得ログ表示領域238Dと,ブレンパターン基材割付ログ表示領域328Eとが設けられている。
【0075】
〔油種別スケジューリング手段の動作〕
次に、本発明の油種別スケジューリング手段130により、表示手段107に表示させる画面の一例を説明する。なお、タンク別スケジューリング手段120により表示させる画面と同一のものについては、説明を省略する。
油種別スケジューリング手段130は、図8の右側に示すような油種別メニュー画面を表示させる。ここで、油種別メニュー画面において所定の油種が選択され、さらに、在庫量が選択されると、油種別スケジューリング手段130は、図54に示す油種詳細画面300を表示させる。この油種詳細画面300には、油種表示領域300Aと、在庫数量表示領域300Bと、受払項目表示領域300Cと、受払項目に対応した数量表示領域300Dと、オーダシーケンスNo表示領域300Eとが設けられている。
この図54に示す油種詳細画面300には、油種(XXXX)と紐つけられているオーダシーケンスNo.と、このオーダシーケンスNo.に対応する入出荷数量が示されている。なお、オーダシーケンスNo.は、入出荷オーダ情報にも紐つけられている。
また、油種別スケジューリング手段130は、図55に示す海上出荷一覧画面301、図56に示す装置受払(装置別)画面302および図57に示す装置受払(油種別)画面303を表示させる。
図55に示す海上出荷一覧画面301には、オーダシーケンスNo表示領域301A、種別表示領域301B,受付品名表示領域301C、作業品名表示領域301D、バランス品名表示領域301E,作業形態表示領域301F、オーダ数量表示領域301G,納入先301H、船名表示領域301I、ハッチ洗浄をするかどうかを表示するハッチ洗浄表示領域301J、割付処理を実施するかどうかを表示する自動割付表示領域301Kおよび詳細内容指定表示領域301Lが設けられている。
図55に示す海上出荷一覧画面301では、海上出荷オーダシーケンスNoごとに、内外航種別や受付品名などが表示されている。
図56に示す装置受払(装置別)画面302には、装置名選択表示領域302Aと、新IRIS受払項目名表示領域302Bと、装置品名表示領域302Cと、バランス品名表示領域302Dと、ガントチャート表示領域302Eとが設けられている。
図57に示す装置受払(油種別)画面303には、油種名選択表示領域303Aと、装置名表示領域303Bと、新IRIS受払項目名表示領域303Cと、装置品名表示領域303Dと、バランス品名表示領域303Eと、ガントチャート表示領域303Fとが設けられている。
図56に示す装置受払(装置別)画面302には、装置別に装置の受払計画が開示されている。また、所定期間(8月25日から8月31日まで)において、装置品名ごとの使用計画がガントチャートにて表示されている。
図57に示す装置受払(油種別)画面303には、リストボックスにて特定の油種が選択された際に、その選択された油種に対応して装置受払計画がガントチャートにて表示される。
【0076】
そして、油種別スケジューリング手段130は、図58に示す装置切替条件画面304、図59の油種間切替JOB入力画面305および図60に示すシフト生産自動割付実行画面306を表示させる。
図58に示す装置切替条件画面304には、装置名表示領域304Aと、新IRIS受払表示領域304Bと、装置品名表示領域304Cと、受払品名表示領域304Dと、受払区分表示領域304Eと、開始時間表示領域304Fと、終了時間表示領域304Gと、タンクバランス表示領域304Hと、切替条件表示領域304Iと、JOBを削除するか否かを表示するJOB削除表示領域304Jと、自動割付を禁止させるか否かを表示させる自動割付表示領域304Kとが設けられている。
図58に示す装置切替条件画面304では、入出荷オーダの変更があった際に、所定期間(開始日時から終了日時まで)、操作手段106により新しい番号のタンクに対して装置(XXXX)を切り替える内容が表示されている。ここで、自動割付禁止が選択されると、油種割付処理の対象から除外される。つまり、図21では、油種別スケジューリング手段は、装置(XXXX)以外のタンクについて、油種割付処理を実施する。そして、この装置の内容は、情報記憶手段110A1に記憶される。
図59の油種間切替JOB入力画面305には、装置品名表示領域305Aと、受払区分表示領域305Bと、開始時間表示領域305Cと、終了時間表示領域305Dと、バランス品名表示領域305Eと、切替条件表示領域305Fとが設けられている。
これら各表示領域305A〜305Fは、切替前と切替後とにおいてそれぞれ区分して表示されている。
図59に示す油種間切替JOB入力画面305には、入出荷オーダに対して変更がある場合、装置の切替前後の内容が表示されている。この図59では、装置品名などが変更されており、この変更内容に基づいて、油種別スケジューリング手段130は、再度油種割付処理を実施する。そして、この装置の内容は、情報記憶手段110A1に記憶される。
図60に示すシフト生産自動割付実行画面306には、実行期間を表示させる期間表示領域306Aと、割付グループ選択項目表示領域306Bと、修正新規選択表示領域306Cと、割付作業項目表示領域306Dと、割付要否選択表示領域306Eとが設けられている。
図60に示すシフト生産自動割付実行画面306では、油種割付を実施する対象となるシフト生産計画が選択可能にする。
割付作業項目表示領域306Dには、ガソリンブレンドシフトなどが選択可能に設けられており、例えば、ガソリンブレンドシフトが選択されると、ガソリンブレンドシフトに対して油種割付を実施する。
【0077】
さらに、油種別スケジューリング手段130は、図61に示すスケジューラデータ取込画面307、図62に示す内航入荷オーダ詳細画面308および図63に示す外航入荷オーダ詳細画面309を表示させる。
図61に示すスケジューラデータ取込画面307には、実績取込開始日を指定可能な実績取込開始日表示領域307Aと、取込項目表示領域307Bと、取込要否選択表示領域307Cとが設けられている。
図61に示すスケジューラデータ取込画面307は、図2のタンク別スケジューラデータ読込手段131に相当する。このスケジューラデータ取込画面307では、タンク別スケジューリング手段120にて実施されたタンク割付情報を取り込むように設定する。
図62に示す内航入荷オーダ詳細画面308には、オーダシーケンスNo表示領域308Aと、作業日表示領域308Bと、取引区分表示領域308Cと、取引先コード表示領域308Dと、仕入先表示領域308Eと、支払先表示領域308Fと、船名コード表示領域308Gと、船車コード表示領域308Hと、品名コード表示領域308Iと、品名表示領域308Jと、作業品名表示領域308Kと、数量表示領域308Lと、バース表示領域308Mとが設けられている。
この図62の内航入荷オーダ詳細画面308では、入出荷オーダ情報に相当する内航入荷オーダ情報が表示されている。この内航入荷オーダ情報は、修正又は削除可能に設けられており、外航入荷オーダ情報が修正または削除されることにより、油種別スケジューリング手段は、再度油種割付を実施する。
図63に示す外航入荷オーダ詳細画面309には、オーダシーケンスNo表示領域309Aと、取引区分表示領域309Bと、作業日表示領域309Cと、船名コード表示領域309Dと、船車コード表示領域309Eと、バース表示領域309Fと、品名コード表示領域309Gと、品名表示領域309Hと、作業品名表示領域309Iと、数量表示領域309Jと、取引先コード/仕入先/支払先表示領域309Kとが設けられている。
この図63の外航入荷オーダ詳細画面309では、入出荷オーダ情報に相当する外航入荷オーダ情報が表示されている。外航入荷オーダ情報は、修正又は削除可能に設けられており、外航入荷オーダ情報が修正または削除されることにより、油種別スケジューリング手段は、再度油種割付を実施する。
【0078】
さらに、油種別スケジューリング手段130は、図64に示す内航出荷オーダ詳細画面310、図65に示す外航出荷オーダ詳細画面311および図66に示すボンド出荷オーダ詳細画面312を表示させる。
図64に示す内航出荷オーダ詳細画面310には、オーダシーケンスNo表示領域310Aと、取引区分表示領域310Bと、作業日表示領域310Cと、取引先コード表示領域310Dと、仕入先表示領域310Eと、支払先表示領域310Fと、船名コード表示領域310Gと、船車コード表示領域310Hと、品名コード表示領域310Iと、品名表示領域310Jと、作業品名表示領域310Kと、数量表示領域310Lと、バース表示領域310Mとが設けられている。
この図64に示す内航出荷オーダ詳細画面310では、入出荷オーダ情報に相当する内航出荷オーダ情報が表示されている。内航出荷オーダ情報は、修正又は削除可能に設けられており、内航出荷オーダ情報が修正または削除されることにより、油種別スケジューリング手段130は、再度油種割付を実施する。
なお、タンク別スケジューリング手段120も、油種別スケジューリング手段130と同様に、図64に示すような内航出荷オーダ詳細画面を表示させることができる。これにより、タンク別スケジューリング手段120は、再度タンク割付を実施する。
図65に示す外航出荷オーダ詳細画面311には、オーダシーケンスNo表示領域311Aと、取引区分表示領域311Bと、作業日表示領域311Cと、取引先コード表示領域311Dと、仕入先表示領域311Eと、支払先表示領域311Fと、船名コード表示領域311Gと、船車コード表示領域311Hと、品名コード表示領域311Iと、品名表示領域311Jと、作業品名表示領域311Kと、数量表示領域311Lと、バース表示領域311Mとが設けられている。
この図65に示す外航出荷オーダ詳細画面311では、入出荷オーダ情報に相当する外航出荷オーダ情報が表示されている。外航出荷オーダ情報は、修正又は削除可能に設けられており、外航出荷オーダ情報が修正または削除されることにより、油種別スケジューリング手段130は、再度油種割付を実施する。
図66に示すボンド出荷オーダ詳細画面312には、オーダシーケンスNo表示領域312Aと、取引区分表示領域312Bと、作業日表示領域312Cと、取引先コード表示領域312Dと、仕入先表示領域312Eと、支払先表示領域312Fと、品名や数量などを表示する明細情報表示領域312Gと、艀や品名や作業品名などを表示する積載明細情報表示領域312Hと、船名コードや船名などを表示する艀情報表示領域とが設けられている。
この図66に示すボンド出荷オーダ詳細画面312では、入出荷オーダ情報に相当するボンド出荷オーダ情報が表示されている。ボンド出荷オーダ情報は、修正又は削除可能に設けられており、ボンド出荷オーダ情報が修正または削除されることにより、油種別スケジューリング手段130は、再度油種割付を実施する。
【0079】
そして、油種別スケジューリング手段130は、図67に示す陸上出荷オーダ詳細画面313、図68に示す添加剤受入オーダ詳細画面314および図69に示す入荷基材品名設定画面315を表示させる。
図67に示す陸上出荷オーダ詳細画面313には、オーダシーケンスNo表示領域313Aと、作業日表示領域313Bと、品名コード表示領域313Cと、品名表示領域313Dと、作業品名表示領域313Eと、数量表示領域313Fとが設けられている。
この図67に示す陸上出荷オーダ詳細画面313では、出荷オーダ情報に相当する陸上出荷オーダ情報が表示されている。陸上出荷オーダ情報は、修正又は削除可能に設けられており、陸上出荷オーダ情報が修正または削除されることにより、油種別スケジューリング手段130は、再度油種割付を実施する。
図68に示す添加剤受入オーダ詳細画面314には、オーダシーケンスNo表示領域314Aと、作業日表示領域314Bと、作業品名表示領域314Cと、数量表示領域314Dとが設けられている。
この図68に示す添加剤受入オーダ詳細画面314では、入出荷オーダ情報に相当する添加剤受入オーダ情報が修正又は削除可能に設けられている。この図68では、特定のオーダシーケンスNo.に対して作業品名などが修正または削除され、この変更された内容に基づいて、油種別スケジューリング手段は、再度油種割付を実施する。
図69に示す入荷基材品名設定画面315には、計画日表示領域315Aと、JOBシーケンスNo表示領域315Bと、オーダ種別表示領域315Cと、未予約かどうかを示す状態表示領域315Dと、自動割付を禁止するか否かを表示する自動割付禁止表示領域315Eと、作業品名表示領域315Fと、第1の数量表示領域315Gと、追加表示領域315Hと、タンクNo表示領域315Iと、第2の数量表示領域315Jと、削除表示領域315Kと、合計表示領域315Lとが設けられている。
図69に示す入荷基材品名設定画面315では、新たな基材の入荷オーダがあった場合に、基材の作業品名に対してバランス品名などを指定する。
【0080】
さらに、油種別スケジューリング手段130は、図70に示す出荷基材品名設定画面316、図71に示すルールメンテ表示画面317および図72に示す在庫量推移グラフ画面318を表示させる。
図70に示す出荷基材品名設定画面316には、計画日表示領域316Aと、品名表示領域316Bと、出荷シーケンスNo表示領域316Cと、数量表示領域316Dと、オーダ種別表示領域316Eと、未予約かどうかを示す状態表示領域316Fと、自動割付を禁止するか否かを表示する自動割付禁止表示領域316Gと、基材のバランス品名や比率などを表示する基材内容表示領域316Hと、添加剤の添加剤品名や濃度などを表示する添加剤内容表示領域316Iとが設けられている。
図70に示す出荷基材品名設定画面316では、所定の比率で「XXXX」(基材のバランス品名)などが混合されて基材シーケンスNo21729が製造されるように設定する。
図71に示すルールメンテ表示画面317は、ルールメンテ選択画面317Aと、シフト割付対応品名設定画面317Bと、バランス品名設定画面317Cとにより構成されている。
ルールメンテ選択画面317Aには、シフト割付対応品名の設定や割付実行処理の設定を選択可能なルールメンテ選択表示領域317A1が設けられている。
シフト割付対応品名設定画面317Bには、バランス品名やシフト区分などの内容を表示する内容表示領域317B1が設けられている。
バランス品名画面317Cには、バランス品名やシフト区分などの内容を表示する内容設定領域317C1が設けられている。
図71に示すルールメンテ表示画面317は、図5のメンテナンスルール135Aに対応している。バランス品名画面317Cに示すように、特定のバランス品名に対してシフト区分などを設定する。
図72に示す在庫量推移グラフ画面318には、グラフ表示領域318Aが設けられている。グラフ表示領域318Aには、HO、在庫量およびPOの推移を示す各グラフが表示されている。
図72に示すようにLPG(製品)について、短期的には在庫量がHOおよびPO間で推移しており、在庫切れがないことがわかる。
【0081】
〔油種別スケジューリング手段の動作〕
〔油種別計画部の動作〕
油種別計画部136においても、タンク別計画部124と同様に、図73から図79および表1〜3、16〜18に示すように設定して油種別割付処理を実施する。
なお、表16〜18には、油種毎の「割付条件」、「割付対象取得方法」、「割付対象ソート方法」、「候補タンク取得方法」、「候補タンクソート方法」が示されている。
【0082】
【表16】

【0083】
【表17】

【0084】
【表18】

【産業上の利用可能性】
【0085】
本発明は、製油所において、油種製品の入出荷オーダに対してタンク割付計画および油種割付計画を実施するスケジューリングシステムとして利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0086】
【図1】入出荷管理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】入出荷管理装置のタンク別スケジューリング手段において、入出荷情報などを取り込む構成を示すブロック図である。
【図3】タンク別スケジューリング手段において、タンク割付を実施する構成を示すブロック図である。
【図4】入出荷管理装置の油種別スケジューリング手段において、タンク割付情報などを取り込む構成を示すブロック図である。
【図5】タンク別スケジューリング手段および油種別スケジューリング手段のそれぞれの全体構成を示すブロック図である。
【図6】油種別スケジューリング手段において、予約実績計画を変更した際に再度油種割付を実施する構成示すブロック図である。
【図7】タンク別スケジューリング手段によるタンク別割付および油種別スケジューリング手段による油種別割付の各構成を示すブロック図である。
【図8】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるメニュー一覧表示画面を示す概念図である。
【図9】ウェブブラウザによる画面表示で表示される油種バランス一覧画面を示す概念図である。
【図10】ウェブブラウザによる画面表示で表示される有効在庫切れ油種バランス画面を示す概念図である。
【図11】ウェブブラウザによる画面表示で表示される油種バランス集計画面を示す概念図である。
【図12】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるタンクバランス画面を示す概念図である。
【図13】ウェブブラウザによる画面表示で表示される設備制約画面を示す概念図である。
【図14】ウェブブラウザによる画面表示で表示される最新性状確認画面を示す概念図である。
【図15】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるタンク詳細確認画面を示す概念図である。
【図16】ウェブブラウザによる画面表示で表示される海上出荷一覧画面を示す概念図である。
【図17】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるシフト受払一覧画面を示す概念図である。
【図18】ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置別装置受払画面を示す概念図である。
【図19】ウェブブラウザによる画面表示で表示される油種別装置受払画面を示す概念図である。
【図20】ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置稼動計画変更画面を示す概念図である。
【図21】ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置切替条件画面を示す概念図である。
【図22】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるタンク割付画面を示す概念図である。
【図23】ウェブブラウザによる画面表示で表示される割付グループ登録画面を示す概念図である。
【図24】ウェブブラウザによる画面表示で表示される未割付入出荷オーダ画面を示す概念図である。
【図25】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるオフラスデータ取込画面を示す概念図である。
【図26】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるIRISデータ取込画面を示す概念図である。
【図27】ウェブブラウザによる画面表示で表示される入出荷オーダ入力画面を示す概念図である。
【図28】ウェブブラウザによる画面表示で表示される内航入荷オーダ入力画面を示す概念図である。
【図29】ウェブブラウザによる画面表示で表示される外航入荷オーダ入力画面を示す概念図である。
【図30】ウェブブラウザによる画面表示で表示される内航出荷オーダ入力画面を示す概念図である。
【図31】ウェブブラウザによる画面表示で表示される外航出荷オーダ入力画面を示す概念図である。
【図32】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるボンド出荷オーダ入力画面を示す概念図である。
【図33】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるパイプライン出荷オーダ入力画面を示す概念図である。
【図34】ウェブブラウザによる画面表示で表示される陸上出荷オーダ入力画面を示す概念図である。
【図35】ウェブブラウザによる画面表示で表示される添加剤受入オーダ入力画面を示す概念図である。
【図36】ウェブブラウザによる画面表示で表示される入荷タンク設定画面を示す概念図である。
【図37】ウェブブラウザによる画面表示で表示される出荷タンク設定画面を示す概念図である。
【図38】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるシフト生産入力画面を示す概念図である。
【図39】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるテーブルメンテナンス画面を示す概念図である。
【図40】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるルールメンテナンス画面を示す概念図である。
【図41】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるタンク在庫入力画面を示す概念図である。
【図42】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるログビューワ画面を示す概念図である。
【図43】ウェブブラウザによる画面表示で表示される作業品名確認画面を示す概念図である。
【図44】ウェブブラウザによる画面表示で表示される在庫量グラフ画面を示す概念図である。
【図45】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるCSV出力画面を示す概念図である。
【図46】ウェブブラウザによる画面表示で表示される陸上出荷オーダテーブル入力画面を示す概念図である。
【図47】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるオーダ集計表画面を示す概念図である。
【図48】ウェブブラウザによる画面表示で表示される生産スケジューラデータ取込画面を示す概念図である。
【図49】ウェブブラウザによる画面表示で表示される生産作業管理画面を示す概念図である。
【図50】ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置受払スケジューラデータ取込画面を示す概念図である。
【図51】ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置受払作業管理画面を示す概念図である。
【図52】ウェブブラウザによる画面表示で表示される入荷スケジューラデータ取込画面を示す概念図である。
【図53】ウェブブラウザによる画面表示で表示される出荷スケジュータデータ取込画面を示す概念図である。
【図54】ウェブブラウザによる画面表示で表示される油種詳細確認画面を示す概念図である。
【図55】ウェブブラウザによる画面表示で表示される海上出荷オーダ一覧画面を示す概念図である。
【図56】ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置受払(装置別)画面を示す概念図である。
【図57】ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置受払(油種別)画面を示す概念図である。
【図58】ウェブブラウザによる画面表示で表示される装置切替JOB入力画面を示す概念図である。
【図59】ウェブブラウザによる画面表示で表示される油種間切替JOB入力画面を示す概念図である。
【図60】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるシフト生産自動割付画面を示す概念図である。
【図61】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるスケジューラデータ取込画面を示す概念図である。
【図62】ウェブブラウザによる画面表示で表示される内航入荷オーダ画面を示す概念図である。
【図63】ウェブブラウザによる画面表示で表示される外航入荷オーダ画面を示す概念図である。
【図64】ウェブブラウザによる画面表示で表示される内航出荷オーダ画面を示す概念図である。
【図65】ウェブブラウザによる画面表示で表示される外航出荷オーダ画面を示す概念図である。
【図66】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるボンド出荷オーダ画面を示す概念図である。
【図67】ウェブブラウザによる画面表示で表示される陸上出荷オーダ画面を示す概念図である。
【図68】ウェブブラウザによる画面表示で表示される添加剤受入オーダ詳細画面を示す概念図である。
【図69】ウェブブラウザによる画面表示で表示される入荷基材品名設定画面を示す概念図である。
【図70】ウェブブラウザによる画面表示で表示される出荷基材品名設定画面を示す概念図である。
【図71】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるルールメンテナンス画面を示す概念図である。
【図72】ウェブブラウザによる画面表示で表示される在庫量推移グラフ画面を示す概念図である。
【図73】ウェブブラウザによる画面表示で表示される需要品名Bコードを設定するテーブルメンテナンスデータ一覧画面を示す概念図である。
【図74】ウェブブラウザによる画面表示で表示される割付可能タンクを設定するテーブルメンテナンスデータ一覧画面を示す概念図である。
【図75】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるタンク別割付処理実行設定画面を示す概念図である。
【図76】タンク別割付処理を示すフローチャートである。
【図77】ウェブブラウザによる画面表示で表示される割付グループ登録画面を示す概念図である。
【図78】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるタンク繰り実行画面を示す概念図である。
【図79】ウェブブラウザによる画面表示で表示されるテーブルメンテナンスデータ一覧画面を示す概念図である。
【図80】ウェブブラウザによる画面表示で表示される第1のログビューワ画面を示す概念図である。
【図81】ウェブブラウザによる画面表示で表示される第2のログビューワ画面を示す概念図である。
【図82】ウェブブラウザによる画面表示で表示される第3のログビューワ画面を示す概念図である。
【符号の説明】
【0087】
100……入出荷管理装置としてのスケジューリングシステム
110A…記憶手段
120……タンク別スケジューリング手段
130……油種別スケジューリング手段
140……装置稼動計画取得手段
150……入出荷オーダ取得手段
150……タンク情報取得手段
170……属性情報取得手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原油の各種処理により得られる石油製品、アルコールなどの燃料油およびこれらの処理により得られる油種材のうちの少なくともいずれかの液状の油品の入出荷を管理する入出荷管理装置であって、
前記原油を処理する処理装置および前記石油製品を処理する処理装置の処理スケジュールに関する処理装置稼働計画情報を取得する装置稼働計画取得手段と、
前記石油製品、前記燃料油および前記油種材の入出荷の予定に関する入出荷情報を取得する入出荷オーダ取得手段と、
前記石油製品、前記燃料油および前記油種材を貯留する各種タンクに関するタンク情報を取得するタンク情報取得手段と、
前記石油製品、前記燃料油および前記油種材がそれぞれ含まれる各種油種に関する情報に関連付ける属性情報を取得する属性情報取得手段と、
前記処理装置稼働計画情報、前記入出荷情報、前記タンク情報に基づいて、前記タンク毎への前記石油製品、前記燃料油および前記油種材の流入出の予定を当日から所定日までの所定期間で演算してタンク割付情報を生成するタンク別スケジュールリング手段と、
前記処理装置稼働計画情報、前記入出荷情報、前記タンク情報、前記タンク割付情報および前記属性情報に基づいて、前記所定日以降における各種油種毎の入出荷の予定を演算して油種割付情報を生成する油種別スケジューリング手段と、
を具備したことを特徴とした入出荷管理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の入出荷管理装置であって、
前記タンク情報取得手段は、前記タンク情報として、前記タンクの容量に関する特性情報、前記タンクの保守管理予定に関する保守管理予定情報、在庫量に関する在庫情報、および、前記タンクの過去の流入出量に関する受払実績情報のうちの少なくともいずれか1つを取得する
ことを特徴とした入出荷管理装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の入出荷管理装置であって、
前記入出荷オーダ取得手段は、前記入出荷情報として、パイプラインを利用する出荷形態、航路を利用する出荷形態および陸路を利用する出荷形態のいずれかの出荷形態毎の入出荷に関する情報を含む
ことを特徴とした入出荷管理装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の入出荷管理装置であって、
前記タンク別スケジューリング手段および油種別スケジューリング手段は、各種油種が在庫として貯留される基準量の閾値に関する基準値データを取得して演算し前記タンク割付情報および前記油種割付情報を生成する
ことを特徴とした入出荷管理装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の入出荷管理装置であって、
入力操作により応じて操作信号を出力する操作手段を具備し、
前記タンク別スケジューリング手段は、前記操作手段における入力操作に応じて修正された前記処理装置稼働計画情報、前記入出荷情報および前記タンク情報に基づいて前記タンク割付情報を生成する
ことを特徴とした入出荷管理装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の入出荷管理装置であって、
前記石油製品、前記燃料油および前記油種材に添加する添加剤の入出荷の予定および在庫に関する添加剤情報を取得する添加剤情報取得手段を具備し、
前記タンク別スケジューリング手段および前記油種別スケジューリング手段は、前記添加剤情報をも用いて前記タンク割付情報および前記油種割付情報を生成する
ことを特徴とする入出荷管理装置。
【請求項7】
演算手段により、原油の各種処理により得られる石油製品、アルコールなどの燃料油およびこれらの処理により得られる油種材のうちの少なくともいずれかの液状の油品の入出荷を管理するための入出荷管理方法であって、
前記演算手段は、
前記原油を処理する処理装置および前記石油製品を処理する処理装置の処理スケジュールに関する処理装置稼働計画情報を取得する装置稼働計画取得工程と、
前記石油製品、前記燃料油および前記油種材の入出荷の予定に関する入出荷情報を取得する入出荷オーダ取得工程と、
前記石油製品、前記燃料油および前記油種材を貯留する各種タンクに関するタンク情報を取得するタンク情報取得工程と、
前記石油製品、前記燃料油および前記油種材がそれぞれ含まれる各種油種に関する情報に関連付ける属性情報を取得する属性情報取得工程と、
前記処理装置稼働計画情報、前記入出荷情報および前記タンク情報に基づいて、前記タンクへの前記石油製品、前記燃料油および前記油種材の流入出の予定を当日から所定日までの所定期間で演算してタンク割付情報を生成するタンク別スケジュールリング工程と、
前記処理装置稼働計画情報、前記入出荷情報、前記タンク情報、前記タンク割付情報および前記属性情報に基づいて、前記所定日以降における各種油種毎の入出荷の予定を演算して油種割付情報を生成する油種別スケジューリング工程と、を実施する
ことを特徴とする入出荷管理方法。
【請求項8】
演算手段を、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の入出荷管理装置として機能させる
ことを特徴とした入出荷管理プログラム。
【請求項9】
請求項7に記載の入出荷管理方法を演算手段に実行させる
ことを特徴とした入出荷管理プログラム。
【請求項10】
請求項8または請求項9に記載の入出荷管理プログラムが演算手段に読み取り可能に記録された
ことを特徴とした入出荷管理プログラムを記録した記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図76】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【公開番号】特開2010−89956(P2010−89956A)
【公開日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−264648(P2008−264648)
【出願日】平成20年10月10日(2008.10.10)
【出願人】(000183646)出光興産株式会社 (2,069)
【Fターム(参考)】