説明

共刺激因子を用いた併用療法

炎症又は免疫症状を治療する方法について述べる。IL−1阻害剤及びB細胞若しくはT細胞活性化の阻害剤を用いて炎症又は免疫症状を治療する方法について述べる。TNF阻害剤及びB細胞若しくはT細胞活性化の阻害剤を用いて炎症又は免疫症状を治療する方法について述べる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
治療上有効な量の、IL−1阻害剤と、B7阻害剤及びCD28阻害剤のうち少なくとも1つとを投与することを含む、IL−1介在疾患の治療方法。
【請求項2】
前記IL−1阻害剤が、IL−1raポリペプチドを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記IL−1阻害剤が、ヒト免疫グロブリン定常領域に融合したIL−1raポリペプチドを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記IL−1阻害剤が、IL−1受容体に対する抗体を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記IL−1阻害剤が、IL−1βに対する抗体を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記IL−1阻害剤が、Fc IL−1raを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記IL−1阻害剤が、配列番号3のアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記IL−1阻害剤が、アナキンラを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記B7阻害剤が、B7のCD28との結合を妨害する、請求項1から8の何れか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記CD28阻害剤が、B7のCD28との結合を妨害する、請求項1から8の何れか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記B7阻害剤及び前記CD28阻害剤のうち少なくとも1つが、CTLA4、CTLA4−Fc、アンタゴニストCD28抗体及びアンタゴニストB7抗体のうち少なくとも1つから選択される、請求項1から8の何れか一項に記載の方法。
【請求項12】
前記B7阻害剤及び前記CD28阻害剤のうち少なくとも1つが、配列番号2のアミノ酸配列を含む、請求項1から8の何れか一項に記載の方法。
【請求項13】
前記IL−1介在疾患が、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、移植片拒絶、乾癬及び炎症性腸疾患から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記投与を少なくとも1日中断し、その後再開する、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
再発性の炎症又は自己免疫症状を治療するために前記投与を再開する、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
治療上有効な量の、TNF−α阻害剤と、B7阻害剤及びCD28阻害剤のうち少なくとも1つとを投与することを含む、TNF−α介在疾患の治療方法。
【請求項17】
前記TNF−α阻害剤が、Fc領域に連結されたsTNFR−I、Fc領域に連結されたsTNFR−II及びFc領域に連結されたsTNFR−I若しくはsTNFR−IIの断片のうち少なくとも1つから選択される、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記TNF−α阻害剤が、30kD PEGsTNFR−Iを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記TNF−α阻害剤が、2.6D sTNFR−I断片を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
前記2.6D sTNFR−I断片が、30kD PEGを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記TNF−α阻害剤が、Fc領域に連結されたsTNFR−IIを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項22】
前記TNF−α阻害剤が、エタナーセプト、インフレキシマブ及びD2E7のうち少なくとも1つから選択される、請求項16に記載の方法。
【請求項23】
前記TNF−α阻害剤が、配列番号4のアミノ酸配列を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項24】
前記TNF−α阻害剤が、PEGsTNFR−1を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項25】
前記B7阻害剤が、B7のCD28との結合を妨害する、請求項16から24の何れか一項に記載の方法。
【請求項26】
前記CD28阻害剤が、B7のCD28との結合を妨害する、請求項16から24の何れか一項に記載の方法。
【請求項27】
前記B7阻害剤及び前記CD28阻害剤のうち少なくとも1つが、CTLA4、CTLA4−Fc、アンタゴニストCD28抗体及びアンタゴニストB7抗体のうち少なくとも1つから選択される、請求項16から24の何れか一項に記載の方法。
【請求項28】
前記B7阻害剤及び前記CD28阻害剤のうち少なくとも1つが、配列番号2のアミノ酸配列を含む、請求項16から24の何れか一項に記載の方法。
【請求項29】
治療する前記TNF−α介在疾患が、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、移植片拒絶、乾癬及び炎症性腸疾患から選択される、請求項16に記載の方法。
【請求項30】
前記投与を少なくとも1日中断し、その後再開する、請求項16に記載の方法。
【請求項31】
再発性の炎症又は自己免疫症状を治療するために前記投与を再開する、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
治療上有効な量の、IL−1阻害剤と、B7阻害剤及びCD28阻害剤のうち少なくとも1つとを投与することを含む、炎症又は自己免疫症状の治療方法。
【請求項33】
前記IL−1阻害剤が、IL−1raポリペプチドを含む、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記IL−1阻害剤が、ヒト免疫グロブリン定常領域に融合したIL−1raポリペプチドを含む、請求項32に記載の方法。
【請求項35】
前記IL−1阻害剤が、IL−1受容体に対する抗体を含む、請求項32に記載の方法。
【請求項36】
前記IL−1阻害剤が、IL−1βに対する抗体を含む、請求項32に記載の方法。
【請求項37】
前記IL−1阻害剤が、Fc IL−1raを含む、請求項32に記載の方法。
【請求項38】
前記IL−1阻害剤が、配列番号3のアミノ酸配列を含む、請求項32に記載の方法。
【請求項39】
前記IL−1阻害剤が、アナキンラを含む、請求項32に記載の方法。
【請求項40】
前記B7阻害剤が、B7のCD28との結合を妨害する、請求項32から39の何れか一項に記載の方法。
【請求項41】
前記CD28阻害剤が、B7のCD28との結合を妨害する、請求項32から39の何れか一項に記載の方法。
【請求項42】
前記B7阻害剤及び前記CD28阻害剤のうち少なくとも1つが、CTLA4、CTLA4−Fc、アンタゴニストCD28抗体及びアンタゴニストB7抗体の少なくとも1つから選択される、請求項32から39の何れか一項に記載の方法。
【請求項43】
前記B7阻害剤及び前記CD28阻害剤のうち少なくとも1つが、配列番号2のアミノ酸配列を含む、請求項32から39の何れか一項に記載の方法。
【請求項44】
治療を行う前記症状が、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、移植片拒絶、乾癬及び炎症性腸疾患から選択される、請求項32に記載の方法。
【請求項45】
前記投与を少なくとも1日中断し、その後再開する、請求項32に記載の方法。
【請求項46】
再発性の炎症又は自己免疫症状を治療するために前記投与を再開する、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
治療上有効な量の、TNF−α阻害剤と、B7阻害剤及びCD28阻害剤のうち少なくとも1つとを投与することを含む、炎症又は自己免疫症状の治療方法。
【請求項48】
前記TNF−α阻害剤が、Fc領域に連結されたsTNFR−I、Fc領域に連結されたsTNFR−II及びFc領域に連結されたsTNFR−I若しくはsTNFR−IIの断片、のうち少なくとも1つから選択される、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
前記TNF−α阻害剤が、30kD PEGsTNFR−Iを含む、請求項47に記載の方法。
【請求項50】
前記TNF−α阻害剤が、2.6D sTNFR−I断片を含む、請求項47に記載の方法。
【請求項51】
前記2.6D sTNFR−I断片が、30kD PEGを含む、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記TNF−α阻害剤が、Fc領域に連結されたsTNFR−IIが含まれる、請求項47に記載の方法。
【請求項53】
前記TNF−α阻害剤が、エタナーセプト、インフレキシマブ及びD2E7のうち少なくとも1つから選択される、請求項47に記載の方法。
【請求項54】
前記TNF−α阻害剤が、配列番号4のアミノ酸配列を含む、請求項47に記載の方法。
【請求項55】
前記TNF−α阻害剤が、PEGsTNFR−1を含む、請求項47に記載の方法。
【請求項56】
前記B7阻害剤が、B7のCD28との結合を妨害する、請求項47から55の何れか一項に記載の方法。
【請求項57】
前記CD28阻害剤が、B7のCD28との結合を妨害する、請求項47から55の何れか一項に記載の方法。
【請求項58】
前記B7阻害剤及び前記CD28阻害剤のうち少なくとも1つが、CTLA4、CTLA4−Fc、アンタゴニストCD28抗体及びアンタゴニストB7抗体のうち少なくとも1つから選択される、請求項47から55の何れか一項に記載の方法。
【請求項59】
前記B7阻害剤及び前記CD28阻害剤のうち少なくとも1つが、配列番号2のアミノ酸配列を含む、請求項47から55の何れか一項に記載の方法。
【請求項60】
治療を行う前記症状が、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、移植片拒絶、乾癬及び炎症性腸疾患から選択される、請求項47に記載の方法。
【請求項61】
前記投与を少なくとも1日中断し、その後再開する、請求項47に記載の方法。
【請求項62】
再発性の炎症又は自己免疫症状を治療するために前記投与を再開する、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
治療上有効な量の、(i)AGP3阻害剤、BAFFR阻害剤及びTACI阻害剤のうち少なくとも1つと、(ii)B7阻害剤及びCD28阻害剤のうち少なくとも1つとを投与することを含む、炎症又は自己免疫症状の治療方法。
【請求項64】
前記AGP3阻害剤が、AGP3のBAFFR及びTACIとの結合を妨害する、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
BAFFR阻害剤及びTACI阻害剤を含み、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤が、AGP3のBAFFR及びTACIとの結合を妨害する、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
前記AGP3阻害剤、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤のうち少なくとも1つが、TACI可溶性受容体分子を含む、請求項63に記載の方法。
【請求項67】
前記AGP3阻害剤、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤のうち少なくとも1つが、AGP3のペプチド阻害剤を含む、請求項63に記載の方法。
【請求項68】
前記AGP3阻害剤、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤のうち少なくとも1つが、AGP3ぺプチボディを含む、請求項63に記載の方法。
【請求項69】
前記AGP3阻害剤、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤のうち少なくとも1つが、配列番号1でコードされるタンパク質を含む、請求項63に記載の方法。
【請求項70】
前記B7阻害剤が、B7のCD28との結合を妨害する、請求項63から69の何れか一項に記載の方法。
【請求項71】
前記CD28阻害剤が、B7のCD28との結合を妨害する、請求項63から69の何れか一項に記載の方法。
【請求項72】
前記B7阻害剤及び前記CD28阻害剤のうち少なくとも1つが、CTLA4、CTLA4−Fc、アンタゴニストCD28抗体及びアンタゴニストB7抗体のうち少なくとも1つから選択される、請求項63から69の何れか一項に記載の方法。
【請求項73】
前記B7阻害剤及び前記CD28阻害剤のうち少なくとも1つが、配列番号2のアミノ酸配列を含む、請求項63から69の何れか一項に記載の方法。
【請求項74】
治療する前記症状が、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、移植片拒絶、乾癬及び炎症性腸疾患から選択される、請求項63に記載の方法。
【請求項75】
前記投与を少なくとも1日中断し、その後再開する、請求項63に記載の方法。
【請求項76】
再発性の炎症又は自己免疫症状を治療するために前記投与を再開する、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
治療上有効な量の、IL−1阻害剤と、治療上有効な量のTNF−α阻害剤と、B7阻害剤及びCD28阻害剤のうち少なくとも1つとを投与することを含む、炎症又は自己免疫症状の治療方法。
【請求項78】
前記TNF−α阻害剤が、sTNFR−I、sTNFR−II、sTNFR断片及びsTNFR−Fcのうち少なくとも1つを含む、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
前記TNF−α阻害剤が、30kD PEGsTNFR−Iを含む、請求項77に記載の方法。
【請求項80】
前記TNF−α阻害剤が、2.6D sTNFR−I断片を含む、請求項77に記載の方法。
【請求項81】
前記2.6D sTNFR−I断片が、30kD PEGを含む、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
TNF−α阻害剤が、Fc領域に連結したsTNFR−IIを含む、請求項77に記載の方法。
【請求項83】
前記TNF−α阻害剤が、エタナーセプト、インフレキシマブ及びD2E7から選択される、請求項77に記載の方法。
【請求項84】
治療する前記症状が、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、移植片拒絶、乾癬及び炎症性腸疾患から選択される、請求項77に記載の方法。
【請求項85】
前記投与を少なくとも1日中断し、その後再開する、請求項77に記載の方法。
【請求項86】
再発性の炎症又は自己免疫症状を治療するために前記投与を再開する、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
治療上有効な量の、(i)AGP3阻害剤、BAFFR阻害剤及びTACI阻害剤のうち少なくとも1つと、(ii)IL−1阻害剤とを投与することを含む、炎症又は自己免疫症状の治療方法。
【請求項88】
前記IL−1阻害剤が、IL−1raポリペプチドを含む、請求項87に記載の方法。
【請求項89】
前記IL−1阻害剤が、ヒトイムノグロブリン定常領域に融合したIL−1raポリペプチドを含む、請求項87に記載の方法。
【請求項90】
前記IL−1阻害剤が、IL−1受容体に対する抗体を含む、請求項87に記載の方法。
【請求項91】
前記IL−1阻害剤が、IL−1βに対する抗体を含む、請求項87に記載の方法。
【請求項92】
前記IL−1阻害剤が、Fc IL−1raを含む、請求項87に記載の方法。
【請求項93】
前記IL−1阻害剤が、配列番号3のアミノ酸配列を含む、請求項87に記載の方法。
【請求項94】
前記IL−1阻害剤が、アナキンラを含む、請求項87に記載の方法。
【請求項95】
前記AGP3阻害剤が、AGP3のBAFFR及びTACIとの結合を妨害する、請求項87から94の何れか一項に記載の方法。
【請求項96】
BAFFR阻害剤及びTACI阻害剤を含み、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤が、AGP3のBAFFR及びTACIとの結合を妨害する、請求項87から94の何れか一項に記載の方法。
【請求項97】
前記AGP3阻害剤、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤のうち少なくとも1つが、TACI可溶性受容体分子を含む、請求項87から94の何れか一項に記載の方法。
【請求項98】
前記AGP3阻害剤、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤のうち少なくとも1つが、AGP3のペプチド阻害剤を含む、請求項87から94の何れか一項に記載の方法。
【請求項99】
前記AGP3阻害剤、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤のうち少なくとも1つが、AGP3ぺプチボディを含む、請求項87から94の何れか一項に記載の方法。
【請求項100】
前記AGP3阻害剤、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤のうち少なくとも1つが配列番号1でコードされるタンパク質を含む、請求項87から94の何れか一項に記載の方法。
【請求項101】
治療する前記症状が、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、移植片拒絶、乾癬及び炎症性腸疾患から選択される、請求項87に記載の方法。
【請求項102】
前記投与を少なくとも1日中断し、その後再開する、請求項87に記載の方法。
【請求項103】
再発性の炎症又は自己免疫症状を治療するために前記投与を再開する、請求項102に記載の方法。
【請求項104】
治療上有効な量の、(i)AGP3阻害剤、BAFFR阻害剤及びTACI阻害剤のうち少なくとも1つと、(ii)TNF−α阻害剤とを投与することを含む、炎症又は自己免疫症状の治療方法。
【請求項105】
前記TNF−α阻害剤が、Fc領域に連結されたsTNFR−I、Fc領域に連結されたsTNFR−II、及びFc領域に連結されたsTNFR−I若しくはsTNFR−IIの断片、の少なくとも1つから選択される、請求項104に記載の方法。
【請求項106】
前記TNF−α阻害剤が、30kD PEGsTNFR−Iを含む、請求項104に記載の方法。
【請求項107】
前記TNF−α阻害剤が、2.6D sTNFR−I断片を含む、請求項104に記載の方法。
【請求項108】
前記2.6D sTNFR−I断片が、30kD PEGを含む、請求項104に記載の方法。
【請求項109】
前記TNF−α阻害剤が、Fc領域に連結されたsTNFR−IIを含む、請求項104に記載の方法。
【請求項110】
前記TNF−α阻害剤が、エタナーセプト、インフレキシマブ及びD2E7のうち少なくとも1つから選択される、請求項104に記載の方法。
【請求項111】
前記TNF−α阻害剤が、配列番号4のアミノ酸配列を含む、請求項104に記載の方法。
【請求項112】
前記TNF−α阻害剤が、PEGsTNFR−1を含む、請求項104に記載の方法。
【請求項113】
前記AGP3阻害剤が、AGP3のBAFFR及びTACIとの結合を妨害する、請求項104から112の何れか一項に記載の方法。
【請求項114】
BAFFR阻害剤及びTACI阻害剤を含み、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤が、AGP3のBAFFR及びTACIとの結合を妨害する、請求項104から112の何れか一項に記載の方法。
【請求項115】
前記AGP3阻害剤、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤のうち少なくとも1つが、TACI可溶性受容体分子を含む、請求項104から112の何れか一項に記載の方法。
【請求項116】
前記AGP3阻害剤、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤のうち少なくとも1つが、AGP3のペプチド阻害剤を含む、請求項104から112の何れか一項に記載の方法。
【請求項117】
前記AGP3阻害剤、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤のうち少なくとも1つが、AGP3ぺプチボディを含む、請求項104から112の何れか一項に記載の方法。
【請求項118】
前記AGP3阻害剤、前記BAFFR阻害剤及び前記TACI阻害剤のうち少なくとも1つが、配列番号1でコードされるタンパク質を含む、請求項104から112の何れか一項に記載の方法。
【請求項119】
治療する前記症状が、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、移植片拒絶、乾癬及び炎症性腸疾患から選択される、請求項104に記載の方法。
【請求項120】
前記投与を少なくとも1日中断し、その後再開する、請求項104に記載の方法。
【請求項121】
再発性の炎症又は自己免疫症状を治療するために前記投与を再開する、請求項120に記載の方法。
【請求項122】
治療上有効な量のTNF−α阻害剤とOX40リガンド阻害剤とを投与することを含む、炎症又は自己免疫症状を治療する方法。
【請求項123】
前記TNF−α阻害剤が、Fc領域に連結されたsTNFR−I、Fc領域に連結されたsTNFR−II、及びFc領域に連結されたsTNFR−I若しくはsTNFR−IIの断片、の少なくとも1つから選択される、請求項122に記載の方法。
【請求項124】
前記TNF−α阻害剤が、30kD PEGsTNFR−Iを含む、請求項122に記載の方法。
【請求項125】
前記TNF−α阻害剤が、2.6D sTNFR−I断片を含む、請求項122に記載の方法。
【請求項126】
前記2.6D sTNFR−I断片が、30kD PEGを含む、請求項125に記載の方法。
【請求項127】
前記TNF−α阻害剤が、Fc領域に連結されたsTNFR−IIを含む、請求項122に記載の方法。
【請求項128】
前記TNF−α阻害剤が、エタナーセプト、インフレキシマブ及びD2E7のうち少なくとも1つから選択される、請求項122に記載の方法。
【請求項129】
前記TNF−α阻害剤が、配列番号4のアミノ酸配列を含む、請求項122に記載の方法。
【請求項130】
前記TNF−α阻害剤が、PEGsTNFR−1を含む、請求項122に記載の方法。
【請求項131】
前記OX40リガンド阻害剤が、抗−OX140リガンド抗体である、請求項122から130の何れか一項に記載の方法。
【請求項132】
治療する前記症状が、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、移植片拒絶、乾癬及び炎症性腸疾患から選択される、請求項122に記載の方法。
【請求項133】
前記投与を少なくとも1日中断し、その後再開する、請求項122に記載の方法。
【請求項134】
再発性の炎症又は自己免疫症状を治療するために前記投与を再開する、請求項133に記載の方法。
【請求項135】
治療上有効な量のIL−1阻害剤とOX40リガンド阻害剤とを投与することを含む、炎症又は自己免疫症状を治療する方法。
【請求項136】
前記IL−1阻害剤がIL−1raポリペプチドを含む、請求項135に記載の方法。
【請求項137】
前記IL−1阻害剤が、ヒト免疫グロブリン定常領域に融合したIL−1raポリペプチドを含む、請求項135に記載の方法。
【請求項138】
前記IL−1阻害剤が、IL−1受容体に対する抗体を含む、請求項135に記載の方法。
【請求項139】
前記IL−1阻害剤が、IL−1βに対する抗体を含む、請求項135に記載の方法。
【請求項140】
前記IL−1阻害剤が、Fc IL−1raを含む、請求項135に記載の方法。
【請求項141】
前記IL−1阻害剤が、配列番号3のアミノ酸配列を含む、請求項135に記載の方法。
【請求項142】
前記IL−1阻害剤が、アナキンラを含む、請求項135に記載の方法。
【請求項143】
前記OX40リガンド阻害剤が、抗−OX40リガンド抗体である、請求項135から143の何れか一項に記載の方法。
【請求項144】
治療する前記症状が、関節リウマチ、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス、移植片拒絶、乾癬及び炎症性腸疾患から選択される、請求項135に記載の方法。
【請求項145】
前記投与を少なくとも1日中断し、その後再開する、請求項135に記載の方法。
【請求項146】
再発性の炎症又は自己免疫症状を治療するために前記投与を再開する、請求項145に記載の方法。
【請求項147】
治療上有効な量の、IL−1阻害剤と、B7阻害剤及びCD28阻害剤のうち少なくとも1つとを投与することを含み、前記IL−1阻害剤と、前記B7阻害剤及びCD28阻害剤のうち少なくとも1つとが、治療開始時に所定の初期量で1ないし10日間にわたって投与され、および1又は複数の所定の維持量で1ないし10日間にわたって投与され、(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約1週間より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約1週間より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約1週間より長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約1週間より長い、IL−1介在疾患の治療方法。
【請求項148】
(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約2週間より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約2週間より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約2週間より長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約2週間より長いか、の何れかである、請求項147に記載の方法。
【請求項149】
(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約1ヶ月より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約1ヶ月より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約1ヶ月よりも長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約1ヶ月より長いか、の何れかである、請求項147に記載の方法。
【請求項150】
(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約2ヶ月より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約2ヶ月より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約2ヶ月よりも長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約2ヶ月より長いか、の何れかである、請求項147に記載の方法。
【請求項151】
(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約3ヶ月より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約3ヶ月より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約3ヶ月よりも長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約3ヶ月より長いか、の何れかである、請求項147に記載の方法。
【請求項152】
前記IL−1阻害剤がKIN2であり、前記B7阻害剤がCTLA−4Fcを含む、請求項147の方法。
【請求項153】
治療上有効量のTNF−α阻害剤と、B7阻害剤及びCD28阻害剤のうち少なくとも1つとを投与することを含み、前記TNF−α阻害剤と、前記のB7阻害剤及びCD28阻害剤のうち少なくとも1つとが、治療開始時に1ないし10日間にわたって所定の初期量で投与され、および1又は複数の所定の維持量で1ないし10日間にわたって投与され、(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約1週間より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約1週間より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約1週間よりも長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約1週間より長い、TNF介在疾患の治療方法。
【請求項154】
(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約2週間より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約2週間より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約2週間よりも長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約2週間より長いか、の何れかである、請求項153に記載の方法。
【請求項155】
(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約1ヶ月より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約1ヶ月より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約1ヶ月よりも長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約1ヶ月より長いか、の何れかである、請求項153に記載の方法。
【請求項156】
(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約2ヶ月より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約2ヶ月より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約2ヶ月よりも長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約2ヶ月より長いか、の何れかである、請求項153に記載の方法。
【請求項157】
(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約3ヶ月より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約3ヶ月より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約3ヶ月よりも長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約3ヶ月より長いか、の何れかである、請求項153に記載の方法。
【請求項158】
前記TNF−α阻害剤が、PEG−sTNFRI 2.6Dを含み、B7阻害剤及びCD28阻害剤の少なくとも1つがCTLA−4Fcを含む、請求項153に記載の方法。
【請求項159】
前記TNF−α阻害剤がエタナーセプトを含み、B7阻害剤及びCD28阻害剤の少なくとも1つがCTLA−4Fcを含む、請求項153に記載の方法。
【請求項160】
治療上有効量の(i)AGP3阻害剤、BAFFR阻害剤及びTACI阻害剤のうち少なくとも1つと、(ii)B7阻害剤及びCD28阻害剤のうち少なくとも1つとを投与することを含み、前記AGP3阻害剤、BAFFR阻害剤及びTACI阻害剤のうち少なくとも1つと、前記B7阻害剤及びCD28阻害剤のうち少なくとも1つとが、治療開始時に1ないし10日間にわたり所定の初期量で投与され、且つ1ないし10日間にわたり1又は複数の所定の維持量で投与され、(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約1週間より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約1週間より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約1週間より長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約1週間より長い、炎症又は自己免疫症状の治療方法。
【請求項161】
(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約2週間より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約2週間より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約2週間より長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約2週間より長いか、の何れかである、請求項160に記載の方法。
【請求項162】
(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約1ヶ月より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約1ヶ月より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約1ヶ月よりも長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約1ヶ月より長いか、の何れかである、請求項160に記載の方法。
【請求項163】
(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約2ヶ月より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約2ヶ月より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約2ヶ月よりも長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約2ヶ月より長いか、の何れかである、請求項160に記載の方法。
【請求項164】
(a)初期量と第一の維持量との投与間隔が約3ヶ月より長いか、(b)何れか2つの維持量の投与間隔が約3ヶ月より長いか、又は(c)初期量と第一の維持量との投与間隔が約3ヶ月よりも長く、且つ、何れか2つの維持量の投与間隔も約3ヶ月より長いか、の何れかである、請求項160に記載の方法。
【請求項165】
AGP3阻害剤、BAFFR阻害剤及びTACI阻害剤のうち少なくとも1つが、AGP3のペプチド阻害剤を含み、B7阻害剤及びCD28阻害剤の少なくとも1つがCTLA−4Fcを含む、請求項160に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【公表番号】特表2006−517191(P2006−517191A)
【公表日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−565743(P2004−565743)
【出願日】平成15年12月24日(2003.12.24)
【国際出願番号】PCT/US2003/041378
【国際公開番号】WO2004/060911
【国際公開日】平成16年7月22日(2004.7.22)
【出願人】(500049716)アムジエン・インコーポレーテツド (242)
【Fターム(参考)】