説明

再生装置

【課題】 ナビゲーション本体から放射される電磁波が、ガラス部等に設置されたアンテナによって受信されることを防止することができる再生装置を提供する。
【解決手段】 フロントガラスにアンテナが設けられるオーディオ機器と、記録媒体の再生装置とを含む電子機器が収容され、記録媒体を再生装置に挿入および排出するための開口部4a,4bが形成されるナビゲーション本体2と、ナビゲーション本体2の開口部4a,4bが形成されるナビゲーション本体2の前面7に対向する位置に設置されるディスプレイ3とを備え、フロントガラスの下方にあるダッシュボードに搭載され、開口部4a,4bが形成されるナビゲーション本体2の前面7に対向するディスプレイ3の対向面には、開口部4a,4bから放射される電磁波がアンテナに到達することを防止する凸部5a,5bが設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーション本体から上方に放射される電磁波が、ガラス部等に設置されたアンテナによって受信されることを防止することができる再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図1は、従来の可動ディスプレイ付きのナビゲーション装置71の外観を示す斜視図であり、図2は、ナビゲーション装置71の正面図および側面図である。図1(a)および図2(a)は、ディスプレイ73がナビゲーション装置71の前面側下部に移動した状態を示す図である。図1(b)および図2(b)は、ディスプレイ73が移動してナビゲーション本体72の前面側に配置された状態を示す図である。図1(a)および図2(a)に示すように、記録媒体であるCD(Compact disc)またはDVD(Digital versatile
disc)は、ナビゲーション本体72の前面に設けられた開口部74a,74bから挿入または排出される。CDまたはDVDがナビゲーション本体72に挿入または排出されるときには、ディスプレイ73はスライドしてナビゲーション本体72の前面側下部に配置される。
【0003】
CDまたはDVDの挿入または排出が終了すると、図1(b)および図2(b)に示すように、ディスプレイ73は、ナビゲーション本体72の開口部74a,74bが形成される前面側に移動する。ディスプレイ73は、ナビゲーション本体72の前面77とディスプレイ73の裏面78とが一定の間隔を置いた状態で、ナビゲーション本体72の前面側に配置される。
【0004】
特許文献1には、筐体の内部で発生する電磁波が筐体の外部に放射することを防止するために、筐体の開口部に扉を設けて開口部と扉とを被接触な状態で閉鎖して、導電性を有する開口部の表面と扉の表面とによってコンデンサを構成することが開示されている。開口部の表面と扉の表面とは等電位となり、筐体および扉を流れる電流分布は等しくなるので電磁波が発生しにくくなる。
【0005】
特許文献2には、筐体の開口部を2以上の領域に分割して、内部で発生した問題となる周波数帯域のノイズを、分割された開口部から放射させることによって問題のない周波数帯域のノイズに変化させることが開示されている。開口部は、導電性部材によって2以上の領域に分割される。
【0006】
特許文献3には、記録媒体の挿入口からノイズが外部に漏れることを防止するために、CDが挿入される開口から埃が浸入することを防止する防塵カバーを導電性材料で製作して、導電性を有する防塵カバーと導電性材料からなる筐体とを電気的に接続することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2001−284873号公報
【特許文献2】特開2005−327412号公報
【特許文献3】特開平8−293690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
図2(b)に示すように、ディスプレイ73がナビゲーション本体72と一定の間隔を置いてナビゲーション本体72の前面側に配置された状態では、開口部74a,74bから放射された電磁波は、ディスプレイ73裏面の金属板78で反射される。金属板78で反射された電磁波は、四方に散乱および放射される。
【0009】
図3は、ナビゲーション装置71が車両90に搭載された状態を示す図である。ナビゲーション装置71は、ダッシュボード91に設置され、ラジオ放送あるいはテレビジョン放送などの電波を受信するためアンテナは、フロントガラス92などのガラス部などに設置されている。すなわち、アンテナは、ナビゲーション装置71の上方に位置している。
【0010】
ナビゲーション装置71が設置されているダッシュボード91の上部方向に反射された電磁波は、フロントガラス91に設置されているアンテナに到達する。アンテナに到達する電磁波の帯域がラジオ放送あるいはテレビジョン放送の電波と同じ帯域の場合には、ラジオあるいはテレビジョンの受信状態が悪くなる。
【0011】
特許文献1〜3には、いずれも電磁波の発生を抑制することが開示されているが、ナビゲーション本体から放射される電磁波がディスプレイ裏面で反射され、ガラス部等に設置されたアンテナによって受信されることを防止することについては開示されていない。
【0012】
本発明の目的は、ナビゲーション本体から放射される電磁波が、ガラス部等に設置されたアンテナによって受信されることを防止することができる再生装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明(1)は、記録媒体が挿排される挿排口を有するとともに、該挿排口に挿入された記録媒体を再生する再生機器本体と、
再生機器本体からの再生出力を表示する表示部とを備え、アンテナの直下部に配置される再生装置であって、
前記表示部は、再生機器本体の再生状態において、再生機器本体の挿排口に当接して挿排口からの電磁波の漏れを遮断する電磁波遮断部材を備えていることを特徴とする再生装置である。
【発明の効果】
【0014】
本発明(1)によれば、再生装置は、記録媒体が挿排される挿排口を有するとともに、該挿排口に挿入された記録媒体を再生する再生機器本体と、再生機器本体からの再生出力を表示する表示部とを備え、アンテナの直下部に配置される。前記表示部は、再生機器本体の再生状態において、再生機器本体の挿排口に当接して挿排口からの電磁波の漏れを遮断する電磁波遮断部材を備えているので、ナビゲーション本体から放射される電磁波が、ガラス部等に設置されたアンテナによって受信されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】従来の可動ディスプレイ付きのナビゲーション装置71の外観を示す斜視図図である。
【図2】ナビゲーション装置71の正面図および側面図である。
【図3】ナビゲーション装置71が車両90に搭載された状態を示す図である。
【図4】本発明の実施の第1の形態であるナビゲーション装置1を説明するための概略図である。
【図5】本発明の実施の第2の形態であるナビゲーション装置11を説明するための概略図である。
【図6】本発明の実施の第3の形態であるナビゲーション装置21を説明するための概略図である。
【図7】本発明の実施の第4の形態であるナビゲーション装置31を説明するための概略図である。
【図8】本発明の実施の第5の形態であるナビゲーション装置41を説明するための概略図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図4は、本発明の実施の第1の形態であるナビゲーション装置1を説明するための概略図である。図4(a)は、ディスプレイ3がナビゲーション本体2の前面側下部に移動した状態を示す図である。再生装置であるナビゲーション装置1は、ナビゲーション本体2およびディスプレイ3を含んで構成されている。ナビゲーション装置1は、車両などに設けられるアンテナの直下部に配置される。
【0017】
再生機器本体であるナビゲーション本体2の前面は、導電性を有する金属板などで覆われており、前面7にはCD(Compact disc)あるいはDVD(Digital versatile disc)などの記録媒体の挿入および排出を行うための挿排口である開口部4a,4bが上下2箇所に設けられる。スライドして移動した表示部であるディスプレイ3は、導電性を有する金属板などで覆われており、ディスプレイ3の背面6がナビゲーション本体2の下方に向き、ディスプレイが表示される表示面9はナビゲーション本体2の上方に向く。背面6には、導電性部材である導電性を有する金属片であって電磁波遮断部材である凸部5a,5bが設けられる。
【0018】
図4(b)は、ディスプレイ3が移動してディスプレイ3の背面6がナビゲーション本体2の前面7に対向する位置に配置された閉じた状態を示す図である。CDあるいはDVDなどの記録媒体の挿入および排出が終了すると、ディスプレイ3は、ディスプレイ3の背面6がナビゲーション本体2の前面7に対向する位置に配置されるように移動する。ナビゲーション本体2の前面開口部4aは、ディスプレイ3の背面6に形成された凸部5aによって覆われ、前面開口部4bは、ディスプレイ3の背面6に形成された凸部5bによって覆われる。図4(c)は、凸部5a,5bによって覆われる開口部4a,4b周辺の領域を示す図である。凸部5a,5bの表面8a,8bの周縁部が、開口部4a,4bの周囲の領域に当接することによってナビゲーション本体2の前面7と凸部5a,5bに形成される表面8a,8bとの間から電磁波が漏れることを防止することができる。表面8a,8bは、開口部4a,4bの周囲の領域を含んだ広さを持った長方形である。
【0019】
CDあるいはDVDなどの記録媒体を挿入あるいは排出するとき、ディスプレイ3は、図1(b)に示したように、開口部4a,4bが露出した状態になるが、ナビゲーション本体2は、動作を停止しており、電磁波は発生しない。CDあるいはDVDなどの記録媒体の挿入あるいは排出が終了し、ディスプレイ3が開口部4a,4bを覆ったとき、ナビゲーション本体2は動作を開始し、電磁波が発生する。しかし、このとき、凸部5a,5bが開口部4a,4bに当接して、開口部4a,4bを塞いでいるので、電磁波は、開口部4a,4bから漏れることはない。
【0020】
したがって、ナビゲーション本体2の内部に配置された図示しないオーディオ機器と、記録媒体の再生装置とを含む電子機器から発生する電磁波が、開口部4a,4bからナビゲーション本体2の外部に放射されることを遮断することができるので、ナビゲーション装置1が搭載されるダッシュボードの上部のガラス部等に設置されたフィルムアンテナなどのアンテナが該電磁波を受信することを防止することができる。
【0021】
図5は、本発明の実施の第2の形態であるナビゲーション装置11を説明するための概略図である。図4について説明した部分と重複する部分については説明を省略する。図5(a)は、ディスプレイ13がナビゲーション本体12の前面側下部に移動した状態を示す図である。ディスプレイ13の背面16には、導電性部材である導電性を有する金属片であって電磁波遮断部である凸部15a,15bが設けられる。
【0022】
図5(b)は、ディスプレイ13が移動してディスプレイ13の背面16がナビゲーション本体12の前面17に対向する位置に配置された状態を示す図である。開口部4a,4bは、ディスプレイ13の背面16に形成された凸部15a,15bによって開口部4a,4bの1部分が覆われる。図5(c)は、開口部4a,4bが凸部15a,15bによって覆われる開口部4a,4b周辺の領域を示す図である。凸部15a,15bの表面18a,18bの周縁部が、開口部4a,4bの上部および下部の領域に当接することによって開口部4a,4bは、開口部4a1,4a2および4b1,4b2に分割される。
【0023】
開口部4a1,4a2および4b1,4b2の開口長さは、開口部4a,4bの開口長さよりも短くなるので、開口部から放射される電磁波の周波数帯域は、凸部15a,15bによって覆われない状態の開口部4a,4bから放射される電磁波の周波数帯域よりも高くなる。ナビゲーション装置11が搭載されるダッシュボードの上部のガラス部等に設置されたフィルムアンテナが受信する電磁波の周波数帯域をラジオ放送あるいはテレビジョン放送の周波数帯域よりも高い帯域とすることができるので、ラジオ放送あるいはテレビジョン放送の受信状態が悪くなることを防止することができる。
【0024】
凸部15aおよび15bは、開口部4a,4bの長手方向中央部に当接しているが、これに限定されるものではない。凸部15aおよび15bが当接する開口部4a,4bの位置を変えることによって、開口部4a1,4a2および4b1,4b2から放射される電磁波の周波数帯域を変えることができる。
【0025】
図6は、本発明の実施の第3の形態であるナビゲーション装置21を説明するための概略図である。図4について説明した部分と重複する部分については説明を省略する。図6(a)は、ディスプレイ23がナビゲーション本体22の前面側下部に移動した状態を示す図である。図6(b)は、ディスプレイ23が移動してディスプレイ23の背面16がナビゲーション本体22の前面27に対向する位置に配置された状態を示す図である。電磁波遮断部であるディスプレイ23の背面26は、ディスプレイ23がナビゲーション本体22の前面27に対向する位置に配置された状態で、ナビゲーション本体22の下方側に傾斜する。
【0026】
ナビゲーション本体22の内部に配置された図示しないオーディオ機器と記録媒体の再生装置とを含む電子機器から発生する電磁波は、ナビゲーション本体22の前面27に設けられた開口部4a,4bから外部に放射される。外部に放射された電磁波は、ナビゲーション本体22の下方側に傾斜するディスプレイ23の背面26で反射して、ナビゲーション本体22の下方側に放射される。ナビゲーション装置21の図示しないフィルムアンテナは、ナビゲーション装置21が搭載されるダッシュボードの上部のガラス部等に設置されるので、フィルムアンテナがナビゲーション本体22から放射される電磁波を受信することを防止することができる。背面26の傾斜角度は、図6(b)に示したものに限定されるものではなく、ナビゲーション本体22から放射される電磁波がナビゲーション本体22の下方側に反射されるものであれば良い。
【0027】
図7は、本発明の実施の第4の形態であるナビゲーション31を説明するための概略図である。図4について説明した部分と重複する部分については説明を省略する。図7(a)は、ディスプレイ33がナビゲーション本体32の前面側下部に移動した状態を示す図である。図7(b)は、ディスプレイ33が移動してディスプレイ33の背面36がナビゲーション本体32の前面37に対向する位置に配置された状態を示す図である。ディスプレイ33の背面36がナビゲーション本体32の前面37に対向する位置に配置された状態で、背面36の上端部には、電磁波遮断部であり傾斜部である下方側に傾斜した傾斜面38が形成される。傾斜面38は、背面36を基準として45°の角度で下方に傾いているが、これに限定されるものではない。傾斜面38の傾斜角は、ナビゲーション本体32の上方に放射される電磁波を下方に反射するものであればよい。
【0028】
ナビゲーション本体32の内部に配置された図示しないオーディオ機器と記録媒体の再生装置とを含む電子機器から発生する電磁波は、ナビゲーション本体32の前面37に設けられた開口部4a,4bからナビゲーション本体32の外部に放射される。ナビゲーション本体32の外部に放射され上方に向かう電磁波は、傾斜面38で反射してナビゲーション本体32の下方側に放射される。ナビゲーション装置31の図示しないフィルムアンテナは、ナビゲーション装置31が搭載されるダッシュボードの上部のガラス部等に設置されるので、フィルムアンテナがナビゲーション本体32から放射される電磁波を受信することを防止することができる。
【0029】
図8は、本発明の実施の第5の形態であるナビゲーション41を説明するための概略図である。図4について説明した部分と重複する部分については説明を省略する。図8(a)は、ナビゲーション本体42の前面47にITO(Indium Tin Oxide)フィルム48が貼付される前の状態を示す図である。ナビゲーション本体42の前面47には、CD,DVDまたはMD(Mini disc)デッキ本体の開口部44a,44bが設けられ、開口部44a,44bの周囲を囲むように前面パネル45が設置される。
【0030】
前面パネル45には、導電性金属が用いられるので電磁波を反射することができる。しかし、開口部44a,44bと前面パネル45との間には隙間46が生じており、ナビゲーション本体42の内部に配置された図示しないオーディオ機器と記録媒体の再生装置とを含む電子機器から発生する電磁波は、開口部44a,44bと前面パネル45との間の隙間46から、ナビゲーション本体42の外部へ放射される。隙間46が樹脂カバーで覆われている場合においても同様に電磁波は放射される。
【0031】
図8(b)は、ナビゲーション本体42の前面47にITOフィルム48が貼付された後の状態を示す図である。ナビゲーション本体42の前面47には、CD,DVDまたはMDの開口部を残してITOフィルム48が貼付される。反射部であるITOフィルム48は、酸化インジウム錫が用いられており、電磁波を反射することができる。したがって、ナビゲーション本体42の内部に配置された図示しないオーディオ機器と記録媒体の再生装置とを含む電子機器から発生する電磁波が、ナビゲーション本体42の隙間46あるいは樹脂カバーを通ってナビゲーション本体42の外部へ放射されることを防止することができる。
【0032】
このように、ナビゲーション装置1は、記録媒体が挿排される開口部4a,4bを有するとともに、開口部4a,4bに挿入された記録媒体を再生するナビゲーション本体2と、ナビゲーション本体2からの再生出力を表示するディスプレイ3とを備え、アンテナの直下部に配置される。ディスプレイ3は、ナビゲーション本体2の再生状態において、ナビゲーション本体2の開口部4a,4bに当接して開口部4a,4bからの電磁波の漏れを遮断する凸部5a,5bを備えているので、ナビゲーション本体2から放射される電磁波が、ガラス部等に設置されたアンテナによって受信されることを防止することができる。
【0033】
さらに、ナビゲーション本体42の開口部4a,4bが形成される前面47には、CD,DVDまたはMDの開口部を残して、ナビゲーション本体42内からの電磁波を反射するITOフィルムが貼付されるので、ナビゲーション本体42の内部に配置された図示しないオーディオ機器と記録媒体の再生装置とを含む電子機器から発生する電磁波が、ナビゲーション本体42の隙間46あるいは樹脂カバーを通ってナビゲーション本体42の外部へ放射されることを防止することができる。
【符号の説明】
【0034】
1,11,21,31,41,71 ナビゲーション装置
2,12,22,32,42,72 ナビゲーション本体
3,13,23,33,43,73 ディスプレイ
4a,4b,4a1,4a2,4b1,4b2,44a,44b,74a,74b 開口部
5a,5b,15a,15b 凸部
6,16,26,36 背面
7,17,27,37,47,77 前面
8a,8b,18a,18b 表面
9 表示面
38 傾斜面
45 前面パネル
46 隙間
48 ITOフィルム
78 金属板
90 車両
91 ダッシュボード
92 フロントガラス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録媒体が挿排される挿排口を有するとともに、該挿排口に挿入された記録媒体を再生する再生機器本体と、
再生機器本体からの再生出力を表示する表示部とを備え、アンテナの直下部に配置される再生装置であって、
前記表示部は、再生機器本体の再生状態において、再生機器本体の挿排口に当接して挿排口からの電磁波の漏れを遮断する電磁波遮断部材を備えていることを特徴とする再生装置。
【請求項2】
前記再生機器本体の挿排口が形成される面に、前記再生機器本体内からの電磁波を反射する反射部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−241355(P2010−241355A)
【公開日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−94413(P2009−94413)
【出願日】平成21年4月8日(2009.4.8)
【出願人】(000237592)富士通テン株式会社 (3,383)
【Fターム(参考)】