説明

包装用容器

【課題】 汚れや雑菌が付着しにくく、衛生的に使用できる包装用容器を提供する。
【解決手段】 包装用容器11は、台座13に食品を収容する紙容器31が脱着自在に収容されたものである。台座13は、向い合う二方が開放された箱体形状であり、載置した際に上方となる第1支持板26には、開口18が設けられている。紙容器31は開口18を介して台座13に収容される。つまり紙容器31は、その底面部33が第1支持板26と対向する第2支持板27と当接し、側壁部34が開口18の縁と接触した状態で支持される。紙容器31は、電子レンジでの加熱等は台座13に収容されたままで行うことが可能であり、弁当箱等に移す際に台座13から取り外せば良い。このため、電子レンジでの処理時等に汚れや雑菌等が紙容器31に付着しにくく、衛生的な状態が保持される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は包装用容器に関し、特に冷凍食品等を充填して、包装袋に収納される包装用容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
冷凍食品等の調理加工済み食品の多くは、1食分又は一口分ずつ小分けにした状態で容器に収納し、包装された状態で流通及び販売がなされている。
【0003】
図6は、例えば特許文献1に示されているような従来の食品収納容器の概略構成を示す斜視図である。
【0004】
図を参照して、食品収納容器61は、逆円錐台形の4つの食品収納部63a〜63dと、これら食品収納部63a〜63dの開口縁68a〜68dを一体につなぐ矩形のフランジ部67a〜67dとが、樹脂シートによって一体的に形成されている。フランジ部67a〜67dは、4つの個食用容器62a〜62dを区切るように十字状に刻まれた切り取り線64を介して一体構造となっており、この切り取り線64を用いて、食品収納容器61を4つの個食用容器62a〜62dに適宜切り離せるようにしている。
【0005】
個食用容器62は、食品収納部63と開口縁68周囲のフランジ部67とからなっている。フランジ部67には、切り取り線66が開口縁68の外側近傍を沿うように全周にわたって円形に形成され、更にこの切り取り線66とフランジ部67の外縁との間に補助切り取り線65が直線状に形成されている。切り取り線66と補助切り取り線65とを切り離すことにより、食品収納部63が、フランジ部67から切り離されて分離される。
【0006】
図7は、食品収納容器61の使用状態において、上述のように個食用容器62からフランジ部67を切り離した状態の概略形状を示した拡大斜視図であり、図8は図7の個食用容器62を弁当箱に詰めた状態の全体斜視図である。
【0007】
これらの図を参照して、個食用容器62における食品収納部63には、調理加工済み食品45が収納され、上方の開口部近傍には開口縁68のみが鍔状に残った状態である。このため個食用容器62はコンパクトな状態となり、弁当箱71内に、米飯73や副食類74と共に効率的に収容される。
【特許文献1】特開2003−252371号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記のような食品収納容器61は、調理時に、その全体あるいは個別に切り離した個食用容器62を電子レンジ内部等に載置して加熱処理等を行う際、食品収納部63の底面部が載置面と直に接触することになり、その際該底面部に汚れや雑菌等が付着する虞がある。このような状態のまま弁当箱等に収納することは、衛生上好ましいとは言えない。
【0009】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、使用の際に食品収納部分の底面等に汚れや雑菌が付着しにくい包装用容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、冷凍食品等を収容するための包装用容器であって、開口を有する第1の平板と、第1の平板に対して対向するように配置された第2の平板とからなる台座と、台座に対して開口を介して着脱自在に取りつけられ、少なくとも底面部と底面部から立ちあがる側壁部とからなり、食品を収容する食品容器とを備え、食品容器は取り付け時において、底面部が第2の平板に当接すると共に、側壁部が開口の縁によって支持されるものである。
【0011】
このように構成すると、包装容器を電子レンジ等の内部に載置した時、食品容器は、底面部が載置面に直接触れることなく台座により支持される。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、台座は、向い合う二方が開放された直方体形状の箱体であり、対向する側壁同士の一方の第1の側壁は第1の平板を構成し、第1の側壁と対向する第2の側壁は第2の平板を構成するものである。
【0013】
このように構成すると、第1の平板と第2の平板とは、台座を構成する他の側壁同士を介して一定の間隔をあけて支持された一続きの構成となる。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、箱体には、第1の側壁と第2の側壁との間隔を保持するように補強する補強部が形成されたものである。
【0015】
このように構成すると、箱体における第1の側壁と第2の側壁との間隔が変化しにくいものとなる。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3記載の発明の構成において、食品容器を近くで覆うように台座及び台座に取りつけられた食品容器を収容できる包装袋を更に備えたものである。
【0017】
このように構成すると、台座及び台座に取りつけられた食品容器は、包装袋によって覆われる。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明の構成において、第1の平板には、開口が複数形成されると共に、食品容器は開口の各々に収容され、台座には、開口の各々に取り付けられた食品容器の各々に対応する部分ごとに分離出来るように切り取り線が形成されたものである。
【0019】
このように構成すると、台座に取り付けられたいずれかの食品容器を切り取り線で切り離すと、該食品容器は、台座の対応部分と共に個別に分離される。
【0020】
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明の構成において、台座及び食品容器は、紙を主とする素材により構成されるものである。
【発明の効果】
【0021】
以上説明したように、請求項1記載の発明は、食品容器は、底面部が載置面に直接触れることなく台座により支持されるため、衛生的な状態が保たれる。又、食品容器は台座に対して着脱自在に取り付けられているため、食品容器を台座から取り外して、弁当箱等他の容器に効率良く収納することが可能となる。
【0022】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、第1の平板と第2の平板とは、台座を構成する他の側壁同士を介して一続きの構成となるため、台座の製造工程が簡易となる。また、第1の平板と第2の平板とが一定間隔を隔てて一体化するため、より安定に食品容器を支持することが可能となる。
【0023】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、箱体における第1の側壁と第2の側壁との間隔が変化しにくいため、箱体による食品容器の保持状態が安定する。
【0024】
請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3記載の発明の効果に加えて、台座及び台座に取りつけられた食品容器は、包装袋によって覆われるため、運搬時等に外方から力が加わっても食品容器の台座からの脱落が防止され、より安定した包装が実現される。
【0025】
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、台座に取り付けられたいずれかの食品容器を切り取り線で切り離すと、該食品容器は、台座の対応部分と共に個別に分離することができ、食品容器を第1の平板及び第2の平板によって支持された状態のままで、個別に電子レンジによる加熱処理等を行うことが可能となるため、使い勝手が良い。
【0026】
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、台座及び食品容器は紙を主とする素材により構成されるため、使用後のリサイクルや廃棄のための分別等が容易な包装用容器となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
図1はこの発明の第1の実施の形態による包装用容器の概略形状を示した全体斜視図であり、図2は図1で示したII−IIラインの拡大端面図である。
【0028】
これらの図を参照して、包装用容器11は、向い合う二方が開放された箱体形状の台座13に、逆円錐台形の紙容器31a〜31fを着脱自在に取り付けた構成となっている。
【0029】
台座13は、1枚の矩形シート状の厚紙を、開放部の形状が長方形となるように、前記の厚紙のいずれかの辺と平行に順次直角に折り返し、折り目と平行な対向する辺同士を繋ぎ合わせるように接着した構成である。この台座13は、矩形シート状の第1支持板26と、第1支持板26の1辺と垂直に接続された矩形シート状の第3支持板28と、第3支持板28の、第1支持板26との接続辺と対向する辺を介して第3支持板28と垂直に接続された矩形シート状の第2支持板27と、第2支持板27の、第3支持板28との接続辺と対向する辺を介して第2支持板27と垂直に接続された矩形シート状の第4支持板29とで構成される。第4支持板29の、第2支持板27との接続辺と対向する辺には細長い矩形シート形状の接着部19が垂直に接続され、第1支持板26の、第3支持板28との接続辺と対向する辺に沿うように接着されている。又、第1支持板26には、紙容器31a〜31fの側壁部34に沿うような大きさの円形の開口18a〜18fが形成されている。
【0030】
このように、台座13は1枚の矩形の厚紙を折り曲げて接着する手順のみで、容易に作成される。
【0031】
台座13は、第1支持板26が上方となるように載置され、紙容器31a〜31fの各々は、底面部33が第2支持板27に当接するように、第1支持板26における開口18a〜18fの各々を介して着脱自在に取り付けられている。この時紙容器31a〜31fは、側壁部34a〜34fが第1支持板26における開口18a〜18fの縁によって支持された状態となる。つまり、紙容器31は、台座13における第2支持板27と、第1支持板26の開口18の縁のみと接触した状態で安定に支持されていることになる。
【0032】
又、台座13における第1支持板26には、開口18a〜18fの各々を区切るように切り取り線14a〜14cが縦横に形成されており、第2支持板27にも、第1支持板26に形成されたものと対向する箇所に、切り取り線21a〜21cが同様に形成されている。更に、第1支持板26に形成された切り取り線14のうち、端部が第3支持板28との接続部及び第4支持板29との接続部となるように形成された切り取り線14b及び14cと、これに対向する第2支持板27に形成された切り取り線21b及び21c(図示せず)とが一続きとなるように、第3支持板28には切り取り線22a及び22bが、第4支持板29には切り取り線23a及び23b(図示せず)が形成されている。
【0033】
このように形成された切り取り線14a〜14cの、開口18のいずれかを区切る部分及び、それに対応する第2支持板27の切り取り線21a〜21c及び第3支持板28の切り取り線22a又は22b、又は第4支持板29の切り取り線23a又は23bで切り離すと、該開口18に取りつけられた紙容器31が、台座13の対応部分とともに分離されることになる。
【0034】
更に、台座13における第2支持板27と第4支持板29との接続部分のうちの2点を起点にして、第2支持板27及び第4支持板29に一定長さの切り込みが形成され、この切り込みに挟まれた個所を台座13の内側に折り込み、第1補強片16a及び第2補強片17aが形成されている。又、第2支持板27と第3支持板28との接続部分にも、同様に第1補強片16b及び第2補強片17bが形成されている。
【0035】
図3は、図1で示したIII―IIIラインの拡大断面図である。
【0036】
図を参照して、第1補強片16aと第2補強片17aとは、第2支持板27と第4支持板29とを掛け渡すように内方に折り曲げられ、又、第2支持板27と第4支持板29とで形成される角と対向する向きの折り曲げ角を形成している。
【0037】
図4は、図3に相当する箇所を示した図であり、台座13に外部から横方向の力が加えられた際に上述の第1補強片16及び第2補強片17が形成されているものと形成されていないものとを比較するものである。
【0038】
先に述べたように、紙容器31は、台座13における第2支持板27に底面部33が当接し、第1支持板26の開口18の縁によって側壁部34が支持されている。つまり、第1支持板26と第2支持板27とが、一定間隔開いた状態で安定的に保持されることによって、台座13による紙容器31の安定な支持が実現されている。すなわち、何らかの原因でこれらの間隔が狭まると、紙容器31の支持が不安定になることになる。
【0039】
このことを踏まえて、包装用容器11に、外部から横方向の力が加えられた場合について説明する。
【0040】
図4の(a)に示す包装用容器11は、図3で説明した第1補強片16及び第2補強片17が形成されていないものである。この図において、矢印Aに示す力が包装用容器11における台座13に加えられると、台座13の断面は、長方形形状から図示するように平行四辺形形状に変形する。つまり、図中のCに示す第1支持板26と第2支持板27との距離が狭まることで、紙容器31における側壁部34の、台座13における開口18の縁によって支持されている位置が、底面部33から近い位置となる。このため紙容器31の支持の安定さが減退することになる。
【0041】
これに対し(b)に示す包装用容器11は、台座13に第1補強片16a及び第2補強片17aが形成されている。(a)に示したものと同じように矢印Aに示す力を台座13に加えると、同じように台座13は、断面形状が平行四辺形に変形しようとするが、その際第1補強片16a及び第2補強片17aが抵抗となり、図中の矢印Bに示す力がAとは逆向きに発生する。このため、(a)に示したものと等しい力Aを加えた場合も、台座13の変形量は(a)と比べて小さく、このため図中の矢印Cに示す第1支持板26と第2支持板27との距離Cの狭まりが小さくなる。その結果、台座13による紙容器31の支持の安定さが損なわれにくい包装用容器が実現される。
【0042】
図5は、図1で示した包装用容器11の、実際の使用状態のものを包装袋に収納する様子及び、紙容器31のうちの一つを、台座13の対応する部分と共に包装用容器11から分離させた様子を示した斜視図である。
【0043】
図を参照して、紙容器31a〜31fの各々には調理加工済み食品45a〜45fが充填され、台座13における第1支持板26の開口18a〜18fの各々に脱着自在に収容されている。包装袋41は、包装用容器11を完全に収容し、且つ紙容器31a〜31fを接近して覆うように内部に余分な空間が生じない形状である。このため、運搬時等に外方(特に下方)から力がかかった際にも、紙容器31が台座13から外れて転倒する等の虞が最小となり、更に安定した包装が実現される。
【0044】
調理加工済み食品45を電子レンジ等で処理する際は、包装袋41から包装用容器11を取り出し、処理する個数分だけ台座13における切り取り線14と、切り取り線21、切り取り線22、切り取り線23の対応部分を切り離して分離させた上で処理を行えば良い。図中では、紙容器31fに充填された調理加工済み食品45fが、台座13の対応部分と共に分離されている。
【0045】
前述したように、紙容器31は、台座13に取りつけられている状態では、第2支持板27と、第1支持板26の開口18の縁のみと接触した状態である。処理の際に個別に分離した後も同様であるから、電子レンジでの加熱処理等を行う際も、紙容器31は、台座13とのみ接触した状態が変わらない。処理が終わって弁当箱等他の容器に移す際には、紙容器31を台座13から取り外してコンパクトな状態とすれば良いので、ここで初めて、図示する紙容器31fのように、紙容器31を、台座13から取り外すことになる。この時点までは、紙容器31の底面等が電子レンジの載置面等に接触して汚れや雑菌等が付着する虞が少なく、衛生的な状態を長く保つことが可能となる。
【0046】
更に使用後は、紙容器13及び台座13の双方とも紙素材のものであるため、廃棄の際の分別が容易になり、リサイクルも可能となる。
【0047】
尚、上記第1の実施の形態では、台座に複数の開口が設けられ、各々に紙容器が取り付けられているが、台座における開口及びそこに取り付ける紙容器は、1以上あれば良い。
【0048】
又、上記第1の実施の形態では、台座に形成された開口は円形形状となっているが、食品容器を保持できる形状であれば、多角形等他の形状であっても良い。
【0049】
更に、上記第1の実施の形態では、食品容器は逆円錐台形形状であるが、食品を収容することが出来、且つ台座における開口によって保持される形状であれば、四角柱形状等他の形状であっても良い。
【0050】
更に、上記第1の実施の形態では、台座は向い合う二方が開放された箱体となっているが、二つの平板が対向した状態で支持されるものであれば、開放部は無くても良く、二つの平板の間に支持棒を取りつけたもの等、別の構成であっても良い。
【0051】
更に、上記第1の実施の形態では、台座に補強部が形成されているが、他の補強方法でも良く、あるいは補強部は形成しないものであっても良い。
【0052】
更に、上記第1の実施の形態では、台座には厚紙を、食品容器には紙容器を用いているが、樹脂シート等、他の素材によるものを用いても良い。
【0053】
更に、上記第1の実施の形態では、台座に切り取り線が形成されているが、切り取り線は形成しないものであっても良い。
【0054】
更に、上記第1の実施の形態では、台座及び台座に収容された紙容器を包装袋に収容しているが、包装袋は無いものでも良いし、包装袋に代えてフィルム包装を用いたものでも良い。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】この発明の第1の実施の形態による包装用容器の概略形状を示した斜視図である。
【図2】図1で示したII−IIラインの拡大端面図である。
【図3】図1で示したIII−IIIラインの拡大断面図である。
【図4】図3に相当する部分を示した断面図であり、包装用容器の外部から力が加わった際の、台座における補強部の有無による効果を比較する図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態による包装用容器の使用状態を示した斜視図である。
【図6】従来の食品収納容器の概略形状を示した斜視図である。
【図7】図6で示した食品収納容器から、個食用容器を分離させた拡大図である。
【図8】図7で示した個食用容器を弁当箱に詰めた状態の斜視図である。
【符号の説明】
【0056】
11…包装用容器
13…台座
14…切り取り線
16…第1補強片
17…第2補強片
18…開口
21…切り取り線
22…切り取り線
26…第1支持板
27…第2支持板
31…紙容器
33…底面部
34…側壁部
41…包装袋
45…調理加工済み食品
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
冷凍食品等を収容するための包装用容器であって、
開口を有する第1の平板と、前記第1の平板に対して対向するように配置された第2の平板とからなる台座と、
前記台座に対して前記開口を介して着脱自在に取り付けられ、少なくとも底面部と前記底面部から立ち上がる側壁部とからなり、食品を収容する食品容器とを備え、
前記食品容器は取り付け時において、前記底面部が前記第2の平板に当接すると共に、前記側壁部が前記開口の縁によって支持される、包装用容器。
【請求項2】
前記台座は、向い合う二方が開放された直方体形状の箱体であり、対向する側壁同士の一方の第1の側壁は前記第1の平板を構成し、前記第1の側壁と対向する第2の側壁は前記第2の平板を構成する、請求項1記載の包装用容器。
【請求項3】
前記箱体には、前記第1の側壁と前記第2の側壁との間隔を保持するように補強する補強部が形成された、請求項2記載の包装用容器。
【請求項4】
前記食品容器を近くで覆うように前記台座及び前記台座に取り付けられた前記食品容器を収容できる包装袋を更に備えた、請求項2又は請求項3記載の包装用容器。
【請求項5】
前記第1の平板には、前記開口が複数形成されると共に、前記食品容器は前記開口の各々に収容され、前記台座には、前記開口の各々に取り付けられた前記食品容器の各々に対応する部分ごとに分離できるように切り取り線が形成された、請求項1から請求項4のいずれかに記載の包装用容器。
【請求項6】
前記台座及び前記食品容器は、紙を主とする素材により構成される、請求項1から請求項5のいずれかに記載の包装用容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−331795(P2007−331795A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−165457(P2006−165457)
【出願日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【出願人】(000222141)東洋アルミエコープロダクツ株式会社 (106)
【Fターム(参考)】