説明

化粧合板

本発明は、支持合板(2)を有する化粧合板(1)及び支持合板(2)の少なくとも一方の面に結合されたベニヤ(3)に関する。ベニヤ(3)の支持合板と反対側にオーバーレイ(4)が設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、独立請求項の前文に従う化粧合板、並びにその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
化粧合板(veneered panels)は、特に家具製造産業のために製造されている。その目的は、洗練された表面を有する安価な支持板の提供と、従って、その表面を洗練することである。
この表面は、通常0.5〜0.9mmの厚さを有する天然木の薄い層からなっている。従って、ベニヤの自然の木目によって、観者は、支持板に比べて遙かに高価な、重厚で貴重な木材であるという印象を受けるので、そのような合板から製造された家具、壁又は床板等は、高価に見える。さらに、そのような表面は、見た目が心地よい。天然木のみで形成されている表面を、汚れ、損傷及びベニヤの孔に入り込む塵から保護するには、化粧合板に、付随的に、視覚的及び触感的な魅力を付与できるワニス層を形成する。
【0003】
そのような化粧合板の製造は、一般に、離れた場所で行われる。ベニヤ産業(veneering industry)が、通常0.5〜0.9mmの厚さで、10cmより広い幅に、好適な天然木をスライスし、そのベニヤを合板、ドア又は家具を製造する工場、又は小売市場に供給する。合板製造産業は、例えば、通常5〜50mmの厚さを有する樹脂合板、削片板、HDF板、MDF板又は多重板上に供給されたベニヤを圧締め(press)する。薄いベニヤを圧締めする前に、個々のベニヤシートを、その端部同士で接着しなければならない。この接着は、従来、ベニヤを互いに隣接して並べ、圧締めしている間にベニヤが段々離れていくのを防止するために、ジグザグに並べられた、接着剤被覆されたポリエステル繊維(polyester threads)によって互いに接着することによって行われている。近年においては、ベニヤの端部同士が、即ち、重なることなく、接着される、ようになった。
【0004】
尿素接着剤若しくはPVA接着剤、又はそれらの好適な混合物を、圧締めの際に用いる。板上にベニヤを圧締めするために合板製造産業で用いるベニヤプレス機(veneer pressing machines)は、典型的に要求される、95〜140℃の温度で、612kg/cmの圧力を達成できるように設計されている。接着剤が硬化し、化粧合板が冷えるまでの休止期間の後、合板製造業者は、通常、その後に行う合板のワニス塗布(varnishing)及び研削仕上げ(grinding)の観点から、できるだけ平らな基板を提供するための、いわゆる基礎研削(basic grinding)を行う。プレス後の合板には、支持板又はベニヤの不規則性及び不均一性によって、プレスした合板の冷却又は乾燥によっても生じ得る不規則性が見られる。
【0005】
これらの逸脱は、基礎研削の前で、合計で0.3mm程度に達し、このことが、より薄いベニヤ、即ち、0.5mmより薄いベニヤを上記の方法に用いることが通常できない理由である。そのような厚さは、基礎研削の間、又は後の中間又は微細研削の間にベニヤが一部分で完全に剥がれる危険性を増加させ、支持板が露出し、合板は使用できなくなるであろう。
【0006】
基礎研削を行った化粧合板は、小売市場に上市されるか、又は家具製造業者及び大工に販売される。それらには、研削とワニス塗布を代わる代わる行う、さらなる表面処理が施される。ここで用いる研削機の価格は、およそ15,000.00ユーロであり、0.5〜0.9mmの間の厚さを有するベニヤを加工する分には、ベニヤが部分的に削り取られるおそれがなく、十分である。
【0007】
化粧合板の別の製造方法は、人件費の安い国で知られており、より薄いベニヤ、例えば、約0.3mmの厚さを有するベニヤを用い、材料費を節約している。その方法では、主たる木材を、切断性、柔軟性及び加工性を確実なものにするために、最初に蒸気ピット中で蒸気に当てるか煮る。0.3mm厚さのベニヤウェブ(veneer webs)を、このようにして濡らした木材から薄く削り取り、それらを互いに接着させずに、例えば、その端部同士を接着剤を塗ったポリエステル繊維によって接着させずに、予め接着剤が塗られた支持板の上に一枚ずつ載せる。スライスから湿ったままの状態で、このシートを僅かに重ねて支持板上に載せ、次いで、ひとまとまりとなったベニヤをスクレイパーを使って苦労して手できれいにする。そうすることにより、一方では、不規則性が無くなり、他方では、支持板が表出しない(supporting panel does not shine through)。これは、機械で行うことができない特に集中力を要する方法である。その後はじめて、その上にベニヤが載せられている基板を、約6〜12kg/cmで圧締めする従来のベニヤプレス機に入れる。従って、ベニヤ製造において、人件費が80%を超えて非常に大きい理由が理解できる。しかしながら、このようにして製造された合板の後の加工は、非常に高い品質が要求されるため、ヨーロッパでは特に問題を含んでいる。約15,000.00ユーロの価格の研削機を有する標準的な建具屋(joiner)には、その不規則性を意のままに考慮することはできず、従って、部分的にベニヤを基材まで研削してしまうため、又はその製品をヨーロッパに存在する要求品質に適合させられないので、その研削及びワニス塗布工程を行うことができない。
【0008】
このように、問題は、彼ら自身、異なる加工技術レベル(different technical possibilities of processing)を有しているベニヤ製造業者が、製造した合板、ドア及び家具を製造する工場又は小売市場に供給していることである。従って、現在一般的な0.5〜0.6mmのベニヤの厚さは、加工業(processing businesses)にとって、通常0.65mm又は0.9mmの厚さの材料を要求する米国又はスイスを除いた、ほぼ世界中と連携できるという妥協を示している。
【0009】
さらに、1層以上の紙の層をベニヤ及びオーバーレイと積層した、いわゆる「ベニヤ積層体(veneer laminates)」が知られている。このように、板上に接着することができ、柔軟性があり、加工しやすいベニヤ積層体を得ることができる。このオーバーレイは良好な透明性を有する紙のような表面であり、メラミン樹脂又はメラミン−フェノール樹脂が含浸されており、メラミン樹脂又はメラミン−フェノール樹脂によってベニヤに接着されている。しかしながら、紙の存在はまた、外観に影響を及ぼすことがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従って、本発明の目的は、改善された化粧合板の仕様を定めることである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この目的は、独立請求項に記載の特徴を有する化粧合板によって達成される。好適な実施形態は従属項の主題である。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、ベニヤにオーバーレイを設けた化粧合板が提供される。本発明の範囲内のオーバーレイは、ベニヤの上に配置された平らな層として製造されるものと理解すべきであり、そして、その層は、環境の影響からベニヤを保護するためにベニヤとの結合を確立し、使用品質を保証する。最も簡易に考えられるオーバーレイは、単一の材料からなるウェブ(web)であり、例えば、紙を用いない樹脂のウェブである。具体的には、オーバーレイはベニヤの損傷又は部分的な剥がれ、汚れ、及び塵がベニヤに入り込むことからベニヤを保護する。従って、本発明の範囲内のオーバーレイは、例えば、ワニス塗布、ブラシがけ又はスプレーによって塗布される従来の技術による上塗り層(varnish layer)とは区別されると理解すべきである。
【0013】
従って、表面処理の前に、ワニス塗布機(varnishing machines)を用いる必要がないことは、本発明によるオーバーレイを有する化粧合板の利点であると理解しなければならない。好適なワニス塗布機、特に、例えば、幅が1.3mより広い板用のワニス塗布機は市場には存在しない。さらに、大きな労働力を要し、環境に害を及ぼす加工工程である、化粧合板加工に共通の、基礎研削、基礎ワニス塗布、中間研削、上塗り(cover varnish)を、加工業者にとって不要にすることができる。どのビジネスにとっても大きな投資を余儀なくさせるワニス塗布室及びワニス塗布ラインのみならず、特に、廃棄の問題に関わるランニングコストも不要になる。さらには、オーバーレイは、引っ掻き傷、熱及び湿気に対する抵抗性に関する試験で示したように、表面感度(surface sensitivity)に関しては、ワニスと同等又はそれより良好である。さらに、ワニスの代わりにオーバーレイを有する本発明の化粧合板(panel veneered)は、実質的により安価な変形物である(variation)。全ての工程を含む両面ワニス塗布は、技術的構成によってEUR6.00〜EUR9.00の費用を要するのに対し、例えば、オーバーレイ圧締め(材料+圧締め加工)の場合における、両面化粧合板1m当たりの推定費用は、およそEUR2.00である。これに加え、オーバーレイによって、ワニス塗布よりも厚い層を、1回の工程で塗布することができる。ワニスの複数層塗布は、本発明によって置き換えられる。大工又は家具の製造者は、本発明の化粧合板を必要なサイズに切りさえすればよく、如何なる表面仕上げ作業も必要としない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明に従って構成された化粧合板は、ベニヤの厚さにかかわらず、労働時間と費用の節減を可能にする。さらに、従来技術では使用できないか、又は苦心しなければ使用できない、0.5又は0.4mm未満の、又は0.3mmの薄いベニヤを使用できるという利点を有する。
【0015】
一実施形態として、オーバーレイが接着剤、具体的には例えば、メラミン樹脂又はメラミン−フェノール樹脂等の樹脂を含有する場合には、例えば、積層型床張り材(laminate floorings)の製造において知られている、特に確立された、周知の非常に加工性の良い接着剤を用いることができる。従って、好適な接着剤の開発は必要無く、現在有る包括的な資料を参照することができる。さらに、この材料の長期挙動も知られている。これにより、研究開発費を低減できる。メラミン−フェノール樹脂は特に適応性がある(flexible)。
【0016】
オーバーレイがベニヤに直接に隣接している、即ち、オーバーレイとベニヤの間に接着剤以外の物質が挟まれていない場合、加工は簡易化でき、コストも節減できる。例えば、装飾用紙とオーバーレイの間に耐摩耗性物質を挟み込むことは積層型床張り材から公知である。家具産業又は壁板において用いられる合板の表面には、殆ど圧力がかからない(subjected to significantly less stress)ので、この場合、オーバーレイがベニヤに直接に隣接していても差し支えない。
【0017】
ベニヤが支持板(supporting panel)に直接に隣接している、即ち、ベニヤと支持板の間に、通常用いられる接着剤、一次接着剤(primarily glue)以外の他の中間層が無い場合、単純で直接的で、それ故コストを節減でき、工程を節減できる結合(connection)が確立される。これとは対照的に、当業界で知られているいわゆる「ベニヤ積層体(veneer laminate)」は、ベニヤの底面の担体として、1以上の紙の層を有する。それに比べて、本発明の化粧合板は、より簡易に構成されており、ベニヤと支持板の間の結合を確立するために必要な中間工程が少ない。
【0018】
別の実施形態では、圧締めによって、オーバーレイがベニヤと結合されている。圧締めは、種々の利点を提供する。環境問題と関連性のある揮発性物質が圧締めの間に放出されることはないので、ワニス塗布に比べて環境に悪影響を及ぼさない。高い精度と投資を必要とする基礎研削が、通常、非常に高価な機械に投資することができない末端加工者、例えば、大工等に必要ではなくなる。
【0019】
従って、通常の0.5mm未満の厚さの薄いベニヤを安価に使用することができる。圧締めする表面を適切に選択することによって、オーバーレイに光沢、つや消し又は構造化された(structured)表面、例えば、天然木の触感を有する、天然木の表面に類似した構造化された表面を持たせることができる。このように、滑らかな表面を得るための交互に繰り返される研削とワニス塗布は必要ない。圧締めは、例えば、短周期圧締め(short cycle presses)又はカレンダー圧締め(calender presses)で行うことができる。必要とされる約20〜30kg/cmの圧力を用いることができないので、ベニヤ・プレス(veneer presses)は適当ではない。
【0020】
別の有利な実施形態では、オーバーレイはオーバーレイ紙を含む。オーバーレイ紙が、接着層の担体の役割を果たすという利点を有する。これにより、オーバーレイは、より安全でより簡易に別々に製造され、輸送され、最後に安全に圧締め機(press)に導入され得る。
【0021】
接着剤をオーバーレイに含浸させることにより、オーバーレイとベニヤを圧力と高温によって結合させるのを促進する。これは、十分な接着剤がバッファーのように存在するからである。圧締めをより安全に行うことができる。圧力と温度をかけることにより透明性が得られる。
【0022】
さらに、オーバーレイ紙が80%以上、好ましくは99%より多い、及び特に好ましくは100%のセルロースからなることが好ましい。セルロースの使用は、ほぼ完全な透明性が得られるという利点を有する。安価であり容易に入手可能な軟材(soft wood)又はユーカリパルプが好ましい。
【0023】
実験によって、25〜80g/mのオーバーレイ紙の坪量(grammage)を用いると、特に良好な浸透率、サクションヘッド及び気孔率が得られることが示された。坪量がこの範囲よりも低い又は高いと、それぞれ表面が裂けたり、乳白色の表面となる。
【0024】
特許請求の範囲で述べたオーバーレイ紙の浸透率、サクションヘッド及び気孔率に関する技術的特性は、オーバーレイの含浸、即ち、オーバーレイ形成のための、接着剤、具体的にはメラミン樹脂の、オーバーレイ紙との結合を促進し、さらにこのように製造されたオーバーレイとベニヤとの結合を、具体的には、圧締めによって促進する。特許請求の範囲で述べたパラメーターによって、具体的には結合したときに、優れたシート外観、低い坪量、高い嵩、高い寸法安定性、高い気孔率及び高いサクションヘッドがもたらされる。従って、オーバーレイ紙の含浸の間に、x−、y−及びz−方向への非常に良好な樹脂分布を達成しながら、多量の樹脂が短時間で確実に吸収される。具体的には、ウォッシュボード効果、即ち、波状の外観が避けられる。さらに、前述のパラメーターは、圧締め後に、ベニヤ上の自由視界(free view)を与える非常に良好な透明性が得られるとういう効果を有する。いわゆるミルキーウェイ、即ち、くすんだ透明性を有する部分が生じるのを避け、均一な摩耗性が得られる。そのようなオーバーレイは、含浸されていないベニヤ、即ち、独自の接着層(メラミン等)を持たないベニヤと何ら問題なく結合できる。最後に、そのようなオーバーレイには印刷が可能である。そのような本発明の合板の製造に好適なオーバーレイ紙は、TVOオーバーレイペーパー(TVO overlay paper)の名称で、シェーラー・アンド・ヘッシュ(Schoeller and Hoesh)社から入手可能である。
【0025】
さらなる利点は、下記説明及び添付図面から理解される。前述の特徴は、さらに説明するが、本発明に従って、個々に又は組み合わせて用いることもできる。説明した実施形態は、最終的なものであると理解すべきではなく、それらは具体例の特質を有しているに過ぎない。
【0026】
図1は、本発明に従って構成された化粧合板1を示しており、複数の別々のベニヤを端部と端部13で結合した天然木のベニヤ3が、支持板2に接着され、その一番上に設けられたオーバーレイ4からなる保護層によって環境の影響から保護されており、ベニヤ3は、通常のベニヤプレス機及び接着剤12によって支持板2にプレスされている。
【0027】
別の作業工程では、樹脂11で含浸されたオーバーレイ紙5、例えば、TVOからなるオーバーレイ4を、ベニヤ5にプレスする。シームプルカンプ・プレス機(Siempelkamp press)での実験では、例として次の値が測定された。
プレス温度:174℃
プレス圧力:22kg/cm
プレス時間:24秒
オーバーレイ紙の坪量(paper weight):25g/m
シート金属:サテン(satin)
【0028】
この工程では、62g/mの樹脂比率のメラミン樹脂で含浸された、25g/mの坪量(grammage)を有するTVOオーバーレイ紙を用いたので、含浸紙は87g/mの総重量を有していた。40gのTVOオーバーレイ紙の場合には、樹脂比率が85g/mであり、総重量が125g/mであった。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】図1は、本発明に従って構成された化粧合板1を示す。
【符号の説明】
【0030】
1 化粧合板
2 支持板
3 ベニヤ
4 オーバーレイ
5 オーバーレイ紙
11 接着剤層
12 接着剤
13 ベニヤの端部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持板(supporting panel)(2)及び該支持板(2)の少なくとも一方の表面にベニヤ(3)が接着された化粧合板(veneered panel)(1)であって、
該ベニヤ(3)の該支持板(2)とは反対側の面に、オーバーレイ(4)が設けられていることを特徴とする化粧合板。
【請求項2】
前記オーバーレイ(4)が、前記ベニヤ(3)と接着される接着剤層(11)、具体的にはメラミン又はメラミンフェノール等の樹脂からなる層を含むことを特徴とする先行する請求項のいずれか1項に記載の合板。
【請求項3】
前記オーバーレイ(4)が、前記ベニヤ(3)と直接に接していることを特徴とする先行する請求項のいずれか1項に記載の合板。
【請求項4】
前記ベニヤ(3)が、前記支持板(2)と直接に接していることを特徴とする先行する請求項のいずれか1項に記載の合板。
【請求項5】
前記ベニヤ(3)の厚さが、0.1〜1.8mm、好ましくは0.2〜0.6mm、特に0.25〜0.4mmであることを特徴とする先行する請求項のいずれか1項に記載の合板。
【請求項6】
前記オーバーレイが、圧締め(pressing)によって前記ベニヤに接着されていることを特徴とする先行する請求項のいずれか1項に記載の合板。
【請求項7】
前記オーバーレイが、オーバーレイ紙を含むことを特徴とする先行する請求項のいずれか1項に記載の合板。
【請求項8】
前記オーバーレイ紙(4)が、接着剤、具体的にはメラミン又はメラミンフェノール等の樹脂で含浸されていることを特徴とする先行する請求項のいずれか1項に記載の合板。
【請求項9】
前記オーバーレイ紙が、セルロースを80%以上を含む、好ましくはセルロースを99%より多い量で含む、特に好ましくはセルロース100%からなる、好ましくは軟材(softwood)及び/又はユーカリパルプからなることを特徴とする先行する請求項のいずれか1項に記載の合板。
【請求項10】
前記オーバーレイ紙が、25〜80g/mの坪量を有することを特徴とする先行する請求項のいずれか1項に記載の合板。
【請求項11】
前記オーバーレイ紙の、浸透率(penetration rate)が4秒未満、クレム(Klemm)に従うサクションヘッドが100mm lgs以上、好ましくは150mm lgs以上、及び/又は気孔率(porosity)が100L/msより大きい、好ましくは300L/msより大きいことを特徴とする先行する請求項のいずれか1項に記載の合板。
【請求項12】
前記ベニヤ(4)が、複数の端部同士を継ぎ合わせたシートからなっており、このシートは支持板と接着される前に、その端部(13)が、例えば、接着剤によって互いに接着されることを特徴とする先行する請求項のいずれか1項に記載の合板。

【図1】
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【公表番号】特表2008−503369(P2008−503369A)
【公表日】平成20年2月7日(2008.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−516987(P2007−516987)
【出願日】平成16年10月14日(2004.10.14)
【国際出願番号】PCT/EP2004/052536
【国際公開番号】WO2006/000253
【国際公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【出願人】(506422401)カインデル フローリング ゲーエムベーハー (2)
【Fターム(参考)】