説明

化粧料

【課題】本発明は、美肌作用等の化粧料組成物の効果を高める容器及び化粧料組成物と容器の組合せにより該効果を高められた化粧料を提供することを課題とする。
【解決手段】知覚しうる形状に1/fゆらぎを有することを特徴とする化粧料用の容器に美肌作用を有する化粧料組成物を充填した化粧料を提供する。本発明の化粧料は、知覚的刺激と化粧料組成物の相乗作用により、優れた美肌作用を発揮する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、美肌作用を具現するのに好適な化粧料に関する。
【背景技術】
【0002】
化粧料の内、美肌化粧料は、シワを改善・予防したり、皮膚の持つバリアー機能を整えたり、その低下を予防したり、改善したり種々の肌を美しく保つ目的で使用されている。従来に於いては、この様な化粧料の機能は、容器を抜きにした化粧料組成物にのみ帰属するものと考えられていたし、現在も多くの人はそう考えている。しかしながら、化粧料の開発に携わっていると、同じ化粧料組成物を充填しながら、その発現する効果は容器が異なると大きく異なることは、誰しも経験することではないだろうか。開発途上の使用テストに於いては、多くの場合、市販されている一般的な容器等を使用して行われるが、実際の容器に充填して行う確認の使用テストの結果とは、その評価結果は大きく異なり、途上の使用テストの方が評価が低いことは今や常識とさえなっている。この様な状況を見るに及んで、本発明者らは化粧料の容器とは単なる組成物の入れ物ではないと確信するに至った。それでは、どの様な容器が化粧料組成物の効果をより高めるのかが大きな課題となるが、その社会的貢献が多大であるにもかかわらず、この様な論究には誰も現在のところ至っていない。
【0003】
又、他方、化粧料組成物を使用することが、心理的な充足感を介して、ストレスの緩和、免疫機能の向上などに有益であることは既に知られていることであるが、化粧料組成物を他のストレス緩和手段とともに用いること、或いは快適手段と組み合わせることにより、その機能に変化が現れることは全く知られていない。
【0004】
更に、1/fゆらぎは種々の快適性の指標として使用されているが、知覚を介して受けた1/fゆらぎの刺激が、基礎化粧料組成物などの化粧料組成物の美肌効果を高めることは全く知られていないし、化粧料容器の形状にこの様な1/fゆらぎを組込むことも、これによって化粧料組成物の美肌効果を高める試みも全く為されていなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、美肌作用等の化粧料組成物の効果を高める容器と化粧料組成物との組合せにより、該効果の高められた化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この様な実状に鑑みて、本発明者らは美肌作用等の化粧料組成物の効果を高める容器を求めて鋭意研究努力を重ねた結果、視覚や触覚で知覚しうる縞模様の立体形状を有し、該立体形状に1/fゆらぎを備える化粧料容器にその様な特質があることを見出した。更に、この様な化粧料容器に化粧料組成物を充填して化粧料としたところ、美肌作用の向上が実証され、発明を完成させるに至った。以下、本発明について発明の実施の形態を中心に詳細に説明を加える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、美肌作用等の化粧料組成物の効果を高める容器と化粧料組成物との組合せにより、該効果の高められた化粧料を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
(1)本発明に係る化粧料容器
本発明に係る化粧料容器は、その知覚しうる形状に1/fゆらぎを有することを特徴とする。ここで知覚しうる形状とは、視覚や触覚で知覚しうる形状をいい、色、模様、立体形状などを言う。このよう視覚や触覚で知覚しうる形状は1/fゆらぎをもって変化し、その変化値である1/fの算出の数値としては、マンセル座標に於けるその座標値、分光分析に於けるX、Y、Zの値、立体的な変化値、即ち、高さ、幅、奥行きなどの長さの値、面積の変化値、体積の変化値、或いは立体座標に於ける座標の変化値、表面の摩擦係数の変化値等が好ましく例示できる。これらの中で特に好ましく1/fゆらぎを有する形状変化としては、立体的な変化値が挙げられ、その1/fゆらぎの含有手段としては、模様に含有させるのが好ましい。これは、色彩などのゆらぎ、摩擦係数などのゆらぎは、製造時にそのコントロールを行うことが困難であり、これに比して、模様などに含ませることは、金型などで成形するときに再現性良く製造できる利点を有するからである。容器に1/fゆらぎを組み込む方法は、例えば、容器を3次元座標に置き、平面座標に対する高さ等の変化率等で関数化し、これをウェーブマスター(カノープス社製)等の波動解析ソフトを用い1/fを算出し比較、訂正することにより具現化できる。このような設計をする上では、複数の周囲の長さの異なる縞模様を積み上げた形のものが、容易にこの1/fを算出できるので好ましい。この場合、その変化値である1/fの算出の数値としては、中心から同じ角度で切断面をつくり、かかる切断面に於ける縞模様の幅を角度に対する関数として扱えばよい。この際、幅の値を最頻値との差の絶対値に変換して扱うことが特に好ましい。又、この様に設計された化粧料容器の大きさは、高さ、幅、奥行きともに50〜80mmの範囲に収めるのが好ましい。この大きさは、本発明の主旨である、知覚を介する快適さを具現するためには、知覚を刺激しやすいので好ましい。この大きさより小さいと容器に存在する1/fゆらぎが知覚されにくく、これによる快適さが具現化されないことがあり、これより大きいと空間的な圧迫が生じるため、本発明の効果を損ねる場合があるからである。更に本発明に係る化粧料容器には、かかる1/fゆらぎを2個以上組み込むことも可能である。この1/fゆらぎの種類は、例えば、色と大きさの様にディメンジョンの異なるものでも構わない。尚、本発明に係る化粧料容器の材質は、通常化粧料の容器で用いられているものであれば、特段の限定なく使用することが出来、この様な材質の例としては、例えば、アクリル樹脂、メラニン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂等のプラスチック、アルミニウム、ステンレス等の金属材料、大理石、大谷石、御影石等の天然又は人工の石、木材、ガラスや陶器、磁器等が好ましく例示できる。これらの加工は通常行われている方法に準じて行えばよい。更に、容器の機構としては化粧料組成物を充填する部分はリフィール機構として、本体は永続的に使用できるようにするのが好ましい。リフィール機構に使用される部分はアルミニウムなどのリサイクル可能な材料を用いるのが好ましい。この様に設計すれば、環境に優しい容器となるからである。本発明に係る容器に於いては、1/fゆらぎ以外にも、ストレス抑制に好ましい要素を組み込むことが出来、この様な形態がより好ましい。この様な要素としては、やすらぎをもたらす青系の色の使用等が好ましく例示できる。かくして得られた化粧料容器は、視覚や触覚等の知覚を介して、化粧料の使用者に、快適さ、精神的なやすらぎを提供し、化粧料組成物のもっている、肌の保護作用や美肌作用などの効果をより効果的に引き出す作用を有する。
【0009】
(2)本発明の化粧料
本発明の化粧料は、上記本発明に係る化粧料容器に、化粧料組成物を充填してなる。化粧料容器に充填される化粧料組成物としては、通常の化粧料組成物であれば特段の限定なく使用することが出来、例えば、クリーム、乳液、化粧水、パック等の基礎化粧料組成物、ファンデーション、アイカラー、リップカラー等のメークアップ化粧料組成物、リンス、シャンプー、洗顔料、石鹸等の洗浄化粧料組成物、ヘアトニック、ヘアリキッド、ヘアクリーム等の頭髪用化粧料組成物、香水やオーデコロン等のフレグランス組成物などが例示できる。これらの化粧料組成物の中では、その得られる効果より、基礎化粧料組成物を
用いるのが特に好ましい。中でも、ストレス緩和と深い関係にある美肌用の基礎化粧料組成物を用いることが特に好ましい。更に好ましい形態としては、この化粧料組成物が、ストレスによる皮膚のトラブルの発生を防ぐ成分を含有することである。この様な成分としては、例えば、ブクリョウ、チョレイ、ツキヨタケ、サルノコシカケ等のサルノコシカケ科の植物のエッセンスが好ましく例示でき、中でもブクリョウのエッセンスが特に好ましい。ここで、本発明で言うエッセンスとは、植物体それ自身、植物体を乾燥・細切・粉砕した加工物、植物体乃至は加工物に溶媒を加えて抽出した抽出物、抽出物より溶媒を除去した、抽出物の溶媒除去物、抽出物やその溶媒除去物を分画精製した精製物等の総称を意味する。本発明の化粧料容器に充填される化粧料組成物が含有するのに好適なエッセンスはエタノール及び/又は水で植物体を抽出し、溶媒を留去したものである。これは有効成分が多く抽出され、有効でない成分を取り除くことが出来るからである。以下に、このブクリョウのエッセンスの効果を実験例で示す。
【0010】
<ストレス予防剤のスクリーニング実験例>
被験物質のストレスによる皮膚機能の低下の予防作用を調べた。使用したストレスモデルは、過剰飼育ストレス・ストリッピングモデルであった。検体は被験物質を50%エタノール水溶液に1%の濃度で溶かしたものを用いた。即ち、通常の2倍の密度で2週間飼育後、背部皮膚をセロファンテープでストリッピングし、皮膚機能の低下を拡散散逸水量(TEWL)を測定しこれを指標に評価した。予防効果は予備飼育期間(2週間)に被験物質で1日1回0.1mlを背部部位に投与して行った。対照群は50%エタノールで処置した。予備飼育は通常密度で行った。使用動物はICR系ヘアレスマウス(雄性、10〜15週齢)を用い、1群10匹とした。評価は群全体のTEWLの様子を見、++:著しいTEWL増加抑制、+:明らかなTEWLの増加抑制、±:微弱なTEWLの増加抑制、−:抑制が認められないの基準で予防作用を判定した。この判定に於いて、ブクリョウの50%エタノール抽出物は++の判定であった。この様に、ストレス予防剤により生体を処理することにより、生体が来るべきストレスに備えられるように生体内の環境を整えていることがわかる。
【0011】
この様な化粧料組成物を本発明に係る化粧料容器に充填し、化粧料とすると、本発明に係る化粧料容器のストレス緩和作用と相まって、この化粧料組成物の作用をより効果的に発揮させることが出来る。従って、本発明の化粧料を、ストレス等の原因で肌にトラブルを起こしている人が使用すると、この様な肌のトラブルを速やかに改善し、美しい肌にすることが出来る。この様な増強効果は、ローズマリーのエッセンスやウルソール酸及びその誘導体等によるコラーゲン線維束の再構築促進作用、麦芽根のエッセンス等によるコラーゲン合成促進作用及び大豆蛋白などによるエラスチン分解抑制作用等に対しても見られるので、この様な作用を有する、美肌用の基礎化粧料組成物を充填し、本発明の化粧料とすることが好ましい。
【実施例】
【0012】
以下に、実施例を挙げて本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限定を受けないことは言うまでもない。
【0013】
<実施例1>
図1〜2に示される、1/fのゆらぎを組み込んだ容器を作成した。この容器は側面に有する縞模様の間隔に1/fのゆらぎを有する。この組込は、粗型を作成し、このものを水平面に対して垂直な、容器の中心を通る、10度づつの角度をもった18の面で切り出し、この切り取られた面の縞の間隔Xを測定した。この間隔より最頻値Mを算出し、X−Mの値の絶対値を算出し、X’とし、角度YとX’を関数として、波動解析ソフト(ウェーブマスター)に入力し、対数プロットし、このゆらぎの中心直線を求めた。これと1/f直線を比較し、この離れ具合をそれぞれのXの値に反映させて、形状に修正を加え、設
計を完成させた。この容器の対数プロット、ゆらぎの中心線及び1/f直線を図3に示す。この図より、この容器はその縞模様に1/fゆらぎを有していることがわかる。又、この図2に示されるように、この容器はリフィール機構を有しており、このリフィール容器部には、アルミニウムが材料として使用されており、この部分のリサイクルが可能である。
【0014】
<実施例2>
以下に示す処方に従って、実施例1の容器に充填する化粧料組成物である、油中水クリームを作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを徐々に加え、乳化し、ホモジナイザーで粒子を均一化した後、攪拌冷却してクリームを得た。このものを実施例1の容器に充填し、本発明の化粧料1とした。

蔗糖脂肪酸エステル 0.5 重量部
ワセリン 1 重量部
ラノリン 3 重量部
流動パラフィン 8 重量部
低粘度シリコーン 30 重量部
ステアリルアルコール 0.5 重量部
ステアリン酸 0.55重量部
ウンデシレン酸モノグリセリド 2 重量部
有機変性ベントナイト 2 重量部

1,3−ブタンジオール 5 重量部
グリセリン 20 重量部
ローズマリーのエッセンス 1 重量部
ブクリョウのエッセンス 0.5 重量部
水酸化カリウム 0.05重量部
水 25.9 重量部
【0015】
<実施例3>
肌荒れに悩む人24名をパネラーとして用いて、実施例2の化粧料1の肌荒れの改善作用を調べた。即ち、パネラーを無作為に12名づつ2群に分け、1群には実施例2の化粧料1を、他の1群には、実施例2の化粧料を通常の1/fゆらぎを有しない単なる円筒形の市販クリーム容器に充填した比較化粧料を渡し、1日朝・夕2回、2カ月連日使用してもらい、使用後の肌荒れの改善を使用前に比較して、++:著しく改善、+:明らかに改善、±:やや改善、−:改善なしの基準で評価してもらった。同時に、使用直前と使用後に採血を行い、血中のストレスの指標であるコルチゾールの濃度を測定し、使用後の血中コルチゾールの群平均低下率を求めた。この結果を出現例数として、又、コルチゾールの変化を平均低下率(%)として表1に示す。これより、本発明の化粧料1の使用群が肌荒れの改善、コルチゾールの低下、即ちストレスの緩和も優れており、本発明に係る化粧料容器が、その知覚を介したストレス緩和の働きにより、化粧料組成物のもっている、肌荒れ改善効果を著しく増強していることがわかる。
【0016】
【表1】

【0017】
<実施例4>
実施例1の2/3の大きさの容器、3/2の大きさの容器を作成し、実施例2の化粧料組成物を充填し、それぞれ化粧料2、3とし、実施例3同様、肌荒れに悩むパネラー8名を使用して、1群4名で使用テストした。結果を表2に示す。これより、化粧料2、3も優れた肌荒れ改善効果とストレス緩和作用を示しているものの、化粧料1には及ばないことが明白である。これより、本発明に係る1/fゆらぎを有する化粧料容器としては、高さ、幅、奥行きともに50〜80mmの範囲に収めるのが好ましいことがわかる。
【0018】
【表2】

【0019】
<実施例5>
実施例1の化粧料容器に、下記に処方を示すファンデーション(化粧料組成物)を充填し、本発明の化粧料4とした。ファンデーションは、イ、ロ、ハ、ニをそれぞれ80℃に加熱し、イとロを良く混練りし、ハを加えて希釈し、これにホを分散させた後、ニを徐々に加えて乳化し、攪拌冷却して作成した。

70%マルチトール水溶液 5 重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
グリセリン 3 重量部
メチルパラベン 0.3重量部
ブチルパラベン 0.1重量部

トリグリセリンジイソステアレート 5 重量部

軽質イソパラフィン 15 重量部
流動パラフィン 5 重量部
カルナウバワックス 3 重量部

水 43.6重量部

粉体(二酸化チタン、酸化鉄、タルク) 15 重量部
【0020】
<実施例6>
実施例5の化粧料4について、パネラー20名を用いて色味ののりと化粧仕上がりについて評価してもらった。即ち、パネラーは無作為に10名づつ2群に分け、1群には化粧料4を他の1群には通常に市販されている円筒形のクリーム容器に実施例5のファンデーションを充填した比較化粧料2を渡し、1週間使用してもらい、++:非常によい、+:良い、±:普通、−:やや悪い、−−:非常に悪いの基準で判定してもらった。結果を出現例数として表3に示す。これより、本発明の化粧料はストレスを緩和し、メークアップ化粧料などののりや化粧仕上がりを改善していることがわかる。しかしながら、この作用は上記のように基礎化粧料組成物に於ける作用ほど如実ではなく、従って、本発明の化粧料は基礎化粧料組成物に適用するのがより好ましいことがわかる。
【0021】
【表3】

【0022】
本発明に係る化粧料容器は、視覚や触覚で知覚しうる縞模様の立体形状が備える1/fゆらぎで知覚を刺激し、これにより、使用者ストレスを緩和し、基礎化粧料組成物による皮膚機能の改善や、メークアップ化粧料組成物のメークアップ効果をより高める作用を有する。
【0023】
以上より、本発明によれば、美肌作用等の化粧料組成物の効果を高める容器及び化粧料組成物と容器との組み合わせにより該効果を高められた化粧料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】実施例1の化粧料容器を示す図である。
【図2】実施例1の化粧料容器の内部構造を示す図である。
【図3】実施例1の容器の側面の縞模様に於ける1/fゆらぎを示す対数プロットを示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
視覚や触覚で知覚しうる縞模様の立体形状を有し、該立体形状に1/fゆらぎを備える化粧料容器に、化粧料組成物を充填したことを特徴とする、化粧料。
【請求項2】
前記立体形状が、略球状であり、複数の縞が積み上げられることにより形成されるものであって、前記複数の縞のそれぞれは周囲の長さが異なるものであることを特徴とする、請求項1に記載の化粧料。
【請求項3】
前記1/fゆらぎを算出する数値は、前記立体形状の鉛直軸上の中心から同じ角度で切断面をつくり、該切断面に於ける前記縞模様を形成する幅を前記角度に対する関数とし、該関数を基に算出されるものであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項4】
前記化粧料容器の大きさが、高さ、幅、奥行きともに50〜80mmの範囲に収まっていることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の化粧料。
【請求項5】
前記化粧料容器は、青系統の色が使用されていることを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載の化粧料。
【請求項6】
前記化粧料組成物が、基礎化粧料組成物であり、美肌作用を有することを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載の化粧料。
【請求項7】
前記基礎化粧料組成物には、ブクリョウ、チョレイ、ツキヨタケ、サルノコシカケから選択されるサルノコシカケ科植物のエッセンスを含有していることを特徴とする、請求項1〜6の何れかに記載の化粧料。
【請求項8】
前記美肌作用が、ストレスによる皮膚機能の低下抑制作用であることを特徴とする、請求項6又は7に記載の化粧料。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−247413(P2006−247413A)
【公開日】平成18年9月21日(2006.9.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−156773(P2006−156773)
【出願日】平成18年6月6日(2006.6.6)
【分割の表示】特願平10−376805の分割
【原出願日】平成10年12月25日(1998.12.25)
【出願人】(000113470)ポーラ化成工業株式会社 (717)
【Fターム(参考)】