説明

半導体ウェハの部分研磨方法

【課題】ウェハエッジ部の段差、エッジ領域における望ましくない被覆物またはエッジ領域における望ましくない厚さの増加を除去する。
【解決手段】半導体ウェハを研磨板上に位置し且つ固定された砥粒を含有する研磨パッドに押しつけ、研磨ヘッドは弾力性のあるメンブレンと共に提供され且つガスまたは液体のクッションによる複数の室に放射状に細分化され、及ぼされる研磨圧力をそれぞれの室について異なって選択でき、半導体ウェハはリテーナーリングによって所定の位置に保持されており、研磨剤が半導体ウェハと研磨パッドとの間に導入され、半導体ウェハのエッジ領域に位置する室において半導体ウェハ上に及ぼされる研磨ヘッドの研磨圧力、およびリテーナーリングの適用圧力が、本質的に半導体ウェハのエッジ部でのみ材料が除去されるように選択される、半導体ウェハの片面の部分研磨方法によって解決される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は半導体ウェハの部分研磨方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体ウェハは通常、シリコンウェハ、層構造を有する基板、例えばシリコンからもたらされるSiGe(シリコン−ゲルマニウム)、またはSOI、SGOIまたはGeOIウェハである。それらの半導体ウェハ、特にSOIおよびSiGeウェハは、最も要求の厳しい用途、特に最先端マイクロプロセッサの製造用に意図されている。
【0003】
SOIウェハ("silicon on insulator")は一般にシリコンウェハをいわゆる"ドナーウェハ"から支持ウェハ("ハンドルウェハ"またはベースウェハ)へ移設することによって製造される。シリコンウェハを移設することによるSOIウェハの製造方法は、例えば名称Smart Cut(登録商標)(EP533551号A1)またはGenesis Process(登録商標)によって知られている。他の方法はWO03/003430号A2内に記載されている。SOIウェハは、支持ウェハと、それに接続され且つ電子素子の製造が意図されている、いわゆる活性層を意味するシリコン被覆層("最上層"または"デバイス層")とを含む。支持ウェハ全体が電気絶縁性の材料、例えばガラスまたはサファイヤからなるか、あるいはシリコン被覆層が電気絶縁性の中間層、例えばシリコン酸化物からなる中間層を介して支持ウェハに接続されている(この場合、該中間層は"埋込み酸化物層"、BOXとして示される)かのいずれかである。後者の場合、支持ウェハは絶縁体である必要はなく、且つ、それは例えば半導体ウェハ、好ましくはシリコンウェハであってよい。
【0004】
先行技術において、上述の移設法の他に、SOI("silicon on insulator")構造をいわゆるSIMOX("酸素のイオン注入による分離")法を用いて通常通りに製造することもできる。SIMOX法においては、酸素を高ドーズでシリコン基板中に注入し、引き続きそれを高温(>1200℃)で熱処理および酸化して、シリコン基板中に埋め込まれた酸化物層を生成させる。
【0005】
同様に、SIMOXおよび層移設法は、SGOI("silicon/germanium on insulator")および/またはGeOI("germanium on insulator")構造の製造にも適している。
【0006】
高い割合のゲルマニウムを有するSiGe層は、仮想基板としても示され、とりわけ二軸歪みシリコンの製造のために用いられる。シリコンの格子の歪みは、電荷キャリアの移動度の増加をみちびき、且つ特に、歪みのないシリコンチャネルを有するものより良好な性能を有して利用可能なCMOS素子を製造するために使用される。
【0007】
仮想基板は原則として、単結晶シリコン基板、例えばシリコン半導体基板上に直接的に堆積されてよい。しかしながら、この手順によって、欠陥、例えば不整合転位およびらせん転位が多数形成される。貫通転位(threading dislocation)およびそれらの蓄積("パイルアップ")は、仮想基板表面、およびその仮想基板上に堆積されたシリコンの歪み層表面にも広がる。従って、らせん転位の密度およびそれらのパイルアップを制限する方法を見出す試みがなされてきた。かかる制限は、ゲルマニウムの原子分率が線形に上昇する("線形勾配")か、または段階的に上昇する("テラス勾配")、勾配をつけたSiGeバッファ層を始めに堆積させることによって達成できる。一定のゲルマニウム含有率を有するSiGe層が最終的にSiGeバッファ層の上に堆積され、且つ、緩和された状態で仮想基板を形成する。
【0008】
ここで記載される半導体ウェハは、それらの形状の点で最も厳しい要求も満たさなければならない。
【0009】
本質的に、前記の要求は、年刊で提示される国際的に合意された"半導体技術ロードマップ"(ITRS)によって示される。例えば、形状、平坦性、ナノトポグラフィー等における要求が増大する22nm技術が現在開発中である。それぞれの場合、次世代の技術の目標(22nm技術の後は16nmの設計ルールが続くであろう)は、より高いスイッチング速度、より高いクロックレート、および、微細電子素子のより高い集積密度である。
【0010】
製造方法はそれらの増大した要求に合わせる必要があり、従って全てのウェハ製造工程はそれ相応に適合し、且つしばしば他の新しい方法によって置き換えられなければならない。
【0011】
将来的に非常に重要になることが予想されているSiGeおよびSOIウェハは、本発明が取り組むさらなる問題を内含している。
【0012】
上述の層移設法において、用いられるドナーウェハは通常、再利用可能であるべきである。しかしながら、ドナーウェハの分離後、段差がウェハエッジ部で見出され、それはウェハを再利用する前に(シリコンウェハを移設するために)除去されていなければならない。
【0013】
SiGe技術においては、裏面上をヘビードープされたSiGeで覆われたウェハの前面上にSiGeがあるという問題も生じる。エピタキシャル層を堆積する際、しばしば被覆されない側の上にも材料が堆積される。これはSiウェハ上のエピタキシャルSi層の通常の堆積の間にも生じることがあり、この場合、エッジ部での肥厚化として観察される。
【0014】
さらには、多くの半導体ウェハは、凹型または凸型に研磨された形態で存在する。ここで述べられることのできる一例は、ウェハの内側またはウェハ中心部よりもエッジ部が厚いウェハである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0015】
【特許文献1】EP533551号A1
【特許文献2】WO03/003430号A2
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
記載された場合において、それらのエッジ部の段差、エッジ領域における望ましくない被覆物、またはエッジ領域における望ましくない厚さの増加を除去することが望ましい。
【0017】
これが本発明の課題を表す。
【課題を解決するための手段】
【0018】
本課題は、半導体ウェハの片面の部分研磨方法であって、回転可能な研磨ヘッドを用いて半導体ウェハをその研磨されるべき側の表面で、回転する研磨板上に位置し且つ固く結合された砥粒を含有する研磨パッドに押しつけ、その際、研磨ヘッドは弾力性のあるメンブレンと共に提供され、且つガスまたは液体のクッションによる複数の室内に放射状に細分化され、且つ、及ぼされる研磨圧力をそれぞれの室について異なって選択でき、この間、半導体ウェハは、同様に研磨パッドに適用圧力で押しつけられたリテーナーリングによって所定の位置に保持されている部分研磨方法において、研磨剤が半導体ウェハと研磨パッドとの間に導入され、且つ、半導体ウェハのエッジ領域に位置する室において半導体ウェハ上に及ぼされる研磨ヘッドの研磨圧力、およびリテーナーリングの適用圧力が、本質的に半導体ウェハのエッジ部でのみ材料が除去されるように選択される部分研磨方法によって解決される。
【0019】
基本的に、"研磨ヘッド"を用いて、半導体ウェハをその研磨される側の表面で、研磨板上に位置している研磨パッドに押しつける。
【0020】
研磨板は、基板を側方で囲み且つ研磨の間に基板が研磨ヘッドを滑り落ちるのを防ぐ"リテーナーリング"も含む。従って、研磨の間に生じる横方向の力によってウェハが研磨ヘッドから滑り落ちるのを防ぐために、かかるリテーナーリングによってウェハは所定の位置に保持されている。それらの装置は様々な特許内に記載されている(US6293850号B1; US6033292号; EP1029633号A1; US5944590号)。本発明の方法においては、リテーナーリングを同様に、研磨パッド上に多かれ少なかれ固く押しつける。
【0021】
ここで使用される研磨ヘッド(取り付け台)において、研磨パッドに面していない側の半導体ウェハの表面が、及ぼされる研磨圧力を伝搬させる弾力性のあるメンブレンを支えている。該メンブレンは、好ましくはガスまたは液体のクッションによって形成される5つのゾーンに細分化された室系の構成要素である。
【0022】
圧力室は好ましくは同心円状あるいは区分けされて配置され、且つ、特定の圧力を互いに独立してそれらに適用できる。最終的に、研磨圧力は、加圧された圧力室の弾力性を有する表面を通じて、支持板の裏面上に伝搬される。
【0023】
好ましくは、研磨圧力は、同心円状に配置された圧力室を用いて、半導体ウェハの直径にわたる同心円で制御される。この方法において、定められた研磨圧力を、特に研磨される半導体ウェハのエッジ部での放射状の小区域に適用できる。
【0024】
取り付け台は、外側から内に向かって、リングの幅によってそれぞれ減少された半径を有する、輪型の同心円状に配置された圧力室を含有する。該リングの幅は好ましくは1〜100mm、および特に好ましくは10〜50mmである。
【0025】
好ましくは、保持板の表面全体が、かかる圧力室によって占有される。
【0026】
研磨剤を基板と研磨パッドとの間に供給し、且つ、研磨ヘッドおよび研磨板を回転させながら、基板の研磨を実施する。
【0027】
さらには、研磨パッド表面のより幅広い使用を達成するように、研磨ヘッドが平行移動で研磨パッド上を移動してもよい。
【0028】
本発明による方法において、研磨パッド中に結合された砥粒物質を含有する研磨パッドを使用する(FAPまたはFAパッド)。
【0029】
適した砥粒物質は、好ましくは元素のセリウム、アルミニウム、シリコンまたはジルコニウムの酸化物の粒子、または硬質物質、例えばシリコンカーバイド、ホウ素窒化物およびダイヤモンドの粒子を含み、相応する研磨パッドは例えばUS6602117号B1内に記載される。
【0030】
粒径は好ましくは0.1〜1.0μm、特に好ましくは0.1〜0.6μm、およびより特に好ましくは0.1〜0.25μmである。
【0031】
特に適した研磨パッドは、複製された微細構造によって付与された表面トポグラフィーを有する。それらの微細構造("支柱")は、例えば円筒形または多角形の断面を有する柱の形、または角錐または角錐台の形を有する。
【0032】
かかる研磨パッドのさらなる記載は、例えばWO92/13680号A1およびUS2005/227590号A1内に包含されている。
【0033】
本発明による方法を、シングルプレート式研磨機およびマルチプレート式研磨機上で同様に良好に実施できる。
【0034】
好ましくは2つ、より特に好ましくは3つの研磨板および研磨ヘッドを有するマルチプレート式研磨機を使用することが好ましい。
【0035】
Applied Materials社製のAMAT Reflectionマルチプレート式研磨機が特によく適している。
【0036】
本発明に不可欠なのは、研磨機が種々のゾーン内で取り付け台の圧力プロファイルを種々に調節することを可能にすることである。これは、種々に調節された圧力プロファイルを有する5つのゾーンのメンブレン取り付け台を含むAMAT Reflectionの場合に当てはまる。
【0037】
本発明はエッジ領域のみに作用する、部分的に限定された研磨を記載する。このために、接触し、切り離されないリテーナーリングを有する5つのゾーンのメンブレン取り付け台を、固く結合された砥粒を含有する研磨パッドと一緒に使用する。
【0038】
本発明は、結合された砥粒に基づく、部分的に作用する超微細粉砕法にも関する。所望の部分的に限定された除去を、非常に硬いFAPパッド(研磨パッドまたは粉砕パッド)と一緒に、メンブレン取り付け台の相応する加圧によってのみ達成できる。逆に、CMPで使用されるような柔らかい研磨パッドを用いれば、取り付け台の適切な圧力プロファイルを設定した場合であっても、本発明は成功しないであろう。
【0039】
本発明は半導体ウェハの外側のエッジ領域を部分的に研磨することを可能にし、且つ、特に300mm以上の直径を有する半導体ウェハ、特に450mmの直径を有する半導体ウェハに対して有利である。本発明を通常の研磨装置上で実行できる。本発明を実施するために市販の研磨機を改造、あるいはさらなる装置を提供する必要はない。
【実施例】
【0040】
AMAT Reflection型の研磨機を本実施例のために使用した。
【0041】
研磨パッドとしては、固く結合されたセリウム酸化物粒子(粒径0.2μm)を有する研磨パッドを使用した。
【0042】
エッジ部の段差を有する直径300mmを有するSiGeウェハを本発明に従って処理した。
【0043】
以下の研磨パラメータが、例えばエッジ部の段差を除去するために、半導体ウェハのエッジ部で増加した材料除去を達成するために適している:
実施例1:
研磨剤: アルカリ溶液 K2CO3 0.2質量%;
研磨剤の容積流量: 0.5l/分;
板回転速度: 119rpm;
取り付け台回転速度: 123rpm;
リテーナーリング適用圧力: 0.8psi;
メンブレンゾーン1〜5の圧力プロファイル: 0.1−−0.1−−0.1−−0.1−−5[psi]。
【0044】
実施例2:
研磨剤: アルカリ溶液 K2CO3 0.2質量%;
研磨剤の容積流量: 0.5l/分;
板回転速度: 119rpm;
取り付け台回転速度: 123rpm;
リテーナーリング適用圧力: 4.7psi;
メンブレンゾーン1〜5の圧力プロファイル: 1−−2−−2−−2−−6[psi]。
【0045】
実施例3:
研磨剤: アルカリ溶液 K2CO3 0.2質量%;
研磨剤の容積流量: 0.5l/分;
板回転速度: 119rpm;
取り付け台回転速度: 123rpm;
リテーナーリング適用圧力: 6.1psi;
メンブレンゾーン1〜5の圧力プロファイル: 1.5−−2−−3−−3−−3.5[psi]。
【0046】
ゾーン1〜5は内側から外への同心円に相当する:ゾーン1=最も内側のゾーン、ゾーン5 外側のゾーン(エッジ領域)。
【0047】
リテーナーリング適用圧力は、本発明による方法においては好ましくは0.5〜10psiである。
【0048】
室5(ゾーン5)内の圧力は、本発明による方法においては好ましくは常にゾーン1〜4よりも高い。
【0049】
3つ全ての実施例において、同一の研磨剤および該研磨剤の同一の容積流量が使用された。
【0050】
実施例1においては、0.8psiの低いリテーナー適用圧力を選択した一方、取り付け台のゾーン5における研磨圧力5psiは、ゾーン1〜4内よりも非常に高くなるように選択した。
【0051】
実施例2および3はより高いリテーナー適用圧力を使用するが、ゾーン5と4つの内側のゾーンとの間での圧力差があまり顕著ではない。
【0052】
実施例2および3は、実施例1よりも広くされる半導体ウェハの最も外側のエッジ部で非常に顕著で鋭い材料除去をもたらす。
【0053】
材料を半導体ウェハの外側のエッジ部でのみ除去することを意図している場合、1.5psi以下の低いリテーナー適用圧力と、内側のゾーンに対して著しく増加されたゾーン5内での研磨圧力との組み合わせが好ましい。
【0054】
材料除去をより広くする、即ちウェハエッジ部のより広い領域に及ぶことを意図している場合、4psi以上の高いリテーナー圧力を選択することが好ましい。
【0055】
予めエッジ部の段差を有していた実施例1〜3によって研磨された全てのSiGeウェハは、本方法を実施した後、エッジ部の段差がなかった。
【0056】
本発明はウェハの中心部よりもエッジ部が厚いシリコンウェハ上で試験された。シリコンウェハは、DSPの後にしばしばかかる形態で存在する。
【0057】
かかるウェハを本発明による部分研磨または選択性研磨によって、ウェハ中心部よりもエッジ部でより多くの材料除去で、全体的に平坦化することが可能であった。
【0058】
従って本発明をシリコンウェハ、SiGeウェハおよびSOIウェハに有利に適用できる。
【0059】
しかしながら、本発明はそこに限定されず、且つ、部分的に増加した材料除去が望まれる他の半導体ウェハの部分選択性研磨のために使用してもよい。
【0060】
最後に、エッジ部での選択的な材料除去がここで記載され、特許請求されることに言及すべきである。しかしながら、本発明を半導体ウェハの内側のゾーンにおける部分研磨のために同様に使用してもよく、将来的にはこのための必要性が高まるはずである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体ウェハの片面の部分研磨方法であって、回転可能な研磨ヘッドを用いて半導体ウェハをその研磨されるべき側の表面で、回転する研磨板上に位置し且つ固く結合された砥粒を含有する研磨パッドに押しつけ、その際、研磨ヘッドは弾力性のあるメンブレンと共に提供され、且つガスまたは液体のクッションによる複数の室に放射状に細分化され、且つ、及ぼされる研磨圧力をそれぞれの室について異なって選択でき、この間、半導体ウェハは、同様に研磨パッドに適用圧力で押しつけられたリテーナーリングによって所定の位置に保持されている部分研磨方法において、研磨剤が半導体ウェハと研磨パッドとの間に導入され、且つ、半導体ウェハのエッジ領域に位置する室において半導体ウェハ上に及ぼされる研磨ヘッドの研磨圧力、およびリテーナーリングの適用圧力が、本質的に半導体ウェハのエッジ部でのみ材料が除去されるように選択される、部分研磨方法。
【請求項2】
研磨剤溶液が、化合物の炭酸ナトリウム(Na2CO3)、炭酸カリウム(K2CO3)、水酸化ナトリウム(NaOH)、水酸化カリウム(KOH)、水酸化アンモニウム(NH4OH)、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)またはそれらの任意の混合物の水溶液である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
研磨剤溶液のpHが、11.0〜12.5であり、且つ、該研磨剤溶液中での前記の化合物の割合が0.01〜10質量%である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
使用される研磨パッドが、元素のセリウム、アルミニウム、シリコンまたはジルコニウムの酸化物の粒子、または硬質物質、例えばシリコンカーバイド、ホウ素窒化物またはダイヤモンドの粒子から選択される砥粒物質を含有する、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
研磨パッドが粒径0.1〜1.0μmを有する砥粒を含有する、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
研磨パッドが粒径0.1〜0.6μmを有する砥粒を含有する、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
研磨パッドが粒径0.1〜0.25μmを有する砥粒を含有する、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
リテーナーリングの適用圧力が0.5〜10psiである、請求項1から7までのいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
外側の室における圧力が、内側の室における圧力よりも高い、請求項1から8までのいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
半導体ウェハが、直径300mm以上の単結晶シリコンウェハまたはSiGe層を含むウェハである、請求項1から9までのいずれか1項に記載の方法。

【公開番号】特開2011−9738(P2011−9738A)
【公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−125999(P2010−125999)
【出願日】平成22年6月1日(2010.6.1)
【出願人】(599119503)ジルトロニック アクチエンゲゼルシャフト (223)
【氏名又は名称原語表記】Siltronic AG
【住所又は居所原語表記】Hanns−Seidel−Platz 4, D−81737 Muenchen, Germany
【Fターム(参考)】