説明

半導体試験装置

【課題】テストヘッド側保持構造を改良して、トッププレートの移動機能を保持したまま、プローブカード反り防止機能が向上された半導体試験装置を実現する。
【解決手段】プローバに接するトッププレ−トと、このトッププレ−トをフローティング支持するテストヘッド本体とを具備する半導体試験装置において、前記トッププレ−トと前記テストヘッド本体との間に設けられ前記プローバとトッププレ−トとの結合動作後に前記トッププレ−トと前記テストヘッド本体とを固定する固定手段を具備したことを特徴とする半導体試験装置である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体試験装置に関するものである。
更に詳述すれば、プローブカードの変形を小さくするプローブカード保持機構を有する、特に、プローブ針がウエハに安定して接触することができるプローブカード保持機構を有する半導体試験装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図2は従来より一般に使用されている従来例の要部構成説明図、図3は図2に示す装置のトッププレート30の要部を示した下面図、図4は図2に示す装置のフック部34の拡大構成図、図5は図2に示す装置のフック部35の拡大構成図、図6は図2に示す装置の動作を説明する図、図7は図2に示す装置の動作を説明する図である。
【0003】
図2において、テストヘッド10は、図示しない装置本体と電気的に接続され、図示しないピンエレクトロニクスカードと呼ばれるプリント基板が複数搭載されている。
テストボード20は、長方形状で、テストヘッド10に取り付けられ、4つのフローティングユニット21、1つのフローティングユニット22を有している。
【0004】
フローティングユニット21は、テストボード20の四隅に配置される。フローティングユニット22は、フローティングユニット21よりテストヘッド10に近く、テストボード20の中心に配置される。
そして、フローティングユニット21,22は、XYZ方向にフローティングが行えるように、内部にばねが設けられる。
【0005】
トッププレート30は、テストヘッド10と電気的に接続し、テストボード20に取り付けられ、複数のコネクタ31、コネクタホルダ32、複数のコネクタホルダ33、複数のフック部34,35、ブロック36,37,38を有する。
複数のコネクタ31は、図示しないケーブルによりテストヘッド10と電気的に接続し、コネクタホルダ32に取り付けて円周状に配置される。
【0006】
コネクタホルダ32は、コネクタ31が取り付けられていない位置に複数の突起部321が設けられる。
複数のフック33は、L字状に形成され、コネクタ31より外側に設けられる。
複数のフック部34、35は、コネクタ31の取り付け位置より内側の窪んで形成された面に、図3に示されるように交互に放射状に配置される。
【0007】
フック部34は、図4に示されているように、エアシリンダ341、アーム342、可動部材343、バネ344、くさび形部材345、T字部材346、バネ347を有する。
エアシリンダ341は、トッププレート30の内側の窪んだ面に取り付けられる。
アーム342は、T字状に形成され、T字状の長手方向にスライド可能にエアシリンダ341に取り付けられる。
【0008】
可動部材343は、アーム342の先端に、T字状の短手方向にスライド可能に取り付けられる。
バネ344は、アーム342と可動部材343とのスライド部分に取り付けられる。
くさび形部材345は、可動部材343のスライド方向に対して、垂直方向にスライド可能に取り付けられ、上面を傾斜させている。
T字部材346は、くさび形部材345を貫通して、可動部材343にネジ止めする。 バネ347は、T字部材346の長手が差し込まれ、くさび形部345を押す。
【0009】
フック部35は、図5に示されているように、エアシリンダ351、アーム352、くさび形部材353、T字部材354、バネ355を有する。
エアシリンダ351は、トッププレート30の内側に窪んだ面に取り付けられる。
アーム352は、L字状に形成され、L字状の長手方向にスライド可能にエアシリンダ351に取り付けられる。
【0010】
くさび形部材353は、アーム352のL字形状の短手の先端に、アーム352のスライド方向と同じ方向にスライド可能に取り付けられ、上面を傾斜させている。
T字部材354は、アーム352を貫通して、くさび形部材353にネジ止めする。
バネ355は、T字部材353の長手が差し込まれ、くさび形部材353を押す。
【0011】
ブロック36は、中心部に、四角柱状に形成されると共に、下面が四角錐形状に形成され、くさび形部材345の傾斜面が四角錐形状部の傾斜面に当接される。
ブロック37,38は、円柱状に形成されている。
そして、ブロック37は、フローティングユニット21に対向する位置に形成される。 ブロック38は、フローティングユニット22に対向する位置に形成される。
ここで、フローティングユニット22、ブロック36,38が押圧部となるが、くさび部材345を押圧部として含ませてもよい。
【0012】
プローブカード40は、円状で、下面に複数のプローブピン41が設けられ、上面にコネクタ31と連結するコネクタ42、補強部材43、つば状部材44を有する。
コネクタ42は、コネクタ31と共に、例えば、ZIF(Zero Insertion Force)コネクタ等が用いられる。
補強部材43は、骨組みが放射状に形成され、突起部321が当接される。
【0013】
つば状部材44はブロックで、上面がプローブカード40に平行な平面状に形成されると共に、上部につば状部が形成され、補強部材43の中央部に設けられ、くさび形部材345の下面がつば状部の上面に当接し、くさび形部材353の傾斜面がつば状部の下面に当接する。
【0014】
プローバ50は、開口の周囲に複数のフック51が設けられ、開口にカードホルダ52が取り付けられ、XYZ方向、回転可能な測定ステージ53を有している。
フック51は、L字状に形成され、円周状に移動可能で、フック33に嵌めあわされる。
【0015】
カードホルダ52は、開口を有し、プローブカード40が搭載される。
プローブカード40の中央部には、プローブピン41が挿入されている。
測定ステージ53は、ウェハ60が搭載され、ウェハ60のチップをプローブピン41に押し当てて、電気的に接続させる。
【0016】
このような装置の動作を、図6,図7を用いて以下に説明する。
図6に示す状態から、カードホルダ52が図示しない取付装置により上昇し、コネクタ42をコネクタ31に連結し、突起部321が補強部材43に当接され、図7に示す状態になる。
【0017】
エアシリンダ341を駆動させて、くさび形部材345の傾斜面をブロック36の傾斜面に当接させ、くさび形部材345の下面をつば状部材44の上面に当接させる。
このとき、バネ347の弾性力により、くさび形部材345がブロック36、つば状部材44に対して押し当てられる。
【0018】
また、バネ344の弾性力が、可動部材343を介して、くさび形部345を下方向へ押し下げ、つば状部材44へ押圧する。
この結果、フローティングユニット22のバネの弾性力による押圧力が、ブロック38、36、くさび形状部345を介して、つば状部材44に伝達され、プローブカード40の中央部が押圧される。
【0019】
次に、エアシリンダ351を駆動させて、くさび形部材353の傾斜面をつば状部材44のつば状部分の下面に当接させる。
このとき、バネ355の弾性力により、くさび形部材353がつば状部材44に対して押し当てられる。この結果、くさび形部材353がつば状部材44を押し上げ、プローブカード40の中央部が押し上げられる。
【0020】
そして、フローティングユニット21のバネの弾性力による押圧力が、ブロック37を介して、トッププレート30に伝達される。
そして、トッププレート30のコネクタ31、突起部321からプローブカード40に対して、押圧力が伝達される。
【0021】
測定ステージ53が、上昇して、ウェハ60をプローブピン41に電気的に接続させ、図2の状態になる。そして、テストヘッド10とウェハ60のチップが信号のやり取りを行い、チップの試験が行われる。
【0022】
このように、フローティングユニット22が、ブロック38,36、フック部34を介して、バネの弾性力によりつば状部材44を押圧して、プローブカード40の中央部を押圧するので、測定ステージ53(プローバ50)の押圧力によりプローブカード40が上方に反ることを抑制することができる。
【0023】
また、フック部35が、つば状部材44を押し上げて、プローブカード40の中央部を押し上げるので、プローブカード40が下方に反ることを抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0024】
【特許文献1】特開2007−116085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0025】
このような装置においては、以下の問題点がある。
プローブピン41の接触により生じる反力は、フック部34,35およびブロック36を介して、トッププレート30で保持される。
【0026】
トッププレート30は、フローティングユニット21,22を介しテストヘッド10にて保持され、また、フック33,51を介しプローバ50でも保持される。
トッププレート30はフローティングユニット21,22を介しているため、テストヘッド10との相対位置を変更することが可能であり、プローバ50の動作に連動し、カードホルダ52、プローバ50との相対位置を保ったまま、移動できる。
【0027】
テストヘッド10側の保持部はフローティング機能をバネ構造で実現しているために、上記プローブピン反力をバネ力で保持する構造となっている。
このため、半導体試験装置のプローブピンの増大の趨勢に対して、増大するプローブピン反力と、フローティング機能に適切なバネ力のバランスを取ることが難しい構造となっており、期待通りのプローブカード反り防止機能が得られない場合がある。
【0028】
本発明の目的は、上記の課題を解決するもので、テストヘッド側保持構造を改良して、トッププレートの移動機能を保持したまま、プローブカード反り防止機能が向上された半導体試験装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0029】
このような課題を達成するために、本発明では、請求項1の半導体試験装置においては、
プローバに接するトッププレ−トと、このトッププレ−トをフローティング支持するテストヘッド本体とを具備する半導体試験装置において、前記トッププレ−トと前記テストヘッド本体との間に設けられ前記プローバとトッププレ−トとの結合動作後に前記トッププレ−トと前記テストヘッド本体とを固定する固定手段を具備したことを特徴とする。
【0030】
本発明の請求項2の半導体試験装置においては、請求項1記載の半導体試験装置において、
前記固定手段は、前記トッププレ−トに一方端が接続された固定ブロックと、この固定ブロックの他方端に設けられた第1の斜面部と、前記テストヘッド本体に水平方向に移動可能に支持された楔状部材と、この楔状部材に設けられ前記第1の斜面部と同じ傾斜を有し前記第1の斜面部に隙間を保って対向して設けられ前記プローバとトッププレ−トとの結合動作後に前記楔状部材の移動により前記第1の斜面部に接して前記トッププレ−トと前記テストヘッド本体とを固定する第2の斜面部と、前記楔状部材を水平方向に移動する移動手段とを具備したことを特徴とする。
【0031】
本発明の請求項3の半導体試験装置においては、請求項2記載の半導体試験装置において、
前記移動手段はピストンシリンダー機構が使用されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0032】
本発明の請求項1によれば、次のような効果がある。
トッププレ−トがフローティング機構を介さず、固定手段によりテストヘッド本体に直接支持されるので、トッププレ−トがプローブカードのプローブピンの反力を確実に受け止めることができ、プローブカードのそり防止機能が向上された半導体試験装置が得られる。
プローブピンの反力は最終的には、テストヘッド本体で受け止めるので、プローブピンの反力に対抗するフローティング機構に、適切なばね力のバランスを取る必要が全くなくなり、半導体試験装置のプローブピンの増大の趨勢に対して、プローブピンの増大に容易に対応でき、安価な半導体試験装置が得られる。
【0033】
本発明の請求項2によれば、次のような効果がある。
固定手段は、トッププレ−トに一方端が接続され他方端に第1の斜面部を有する固定ブロックと、テストヘッド本体に水平方向に移動可能に支持された楔状部材と、この楔状部材に設けられ第1の斜面部と同じ傾斜を有し第1の斜面部に隙間を保って対向して設けられプローバとトッププレ−トとの結合動作後に楔状部材の移動により第1の斜面部に接してトッププレ−トとテストヘッド本体とを固定する第2の斜面部と、楔状部材を水平方向に移動する移動手段とを具備する。
【0034】
この結果、楔状部材の組み合わせにより、固定されるので、テストヘッド本体とトッププレ−トとの距離を容易に調整して固定でき、安価な半導体試験装置が得られる。
【0035】
本発明の請求項3によれば、次のような効果がある。
移動手段はピストンシリンダー機構が使用されたので、楔状部材の移動が確実安価に出来る半導体試験装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】従来より一般に使用されている従来例の要部構成説明図である。
【図3】図2に示す装置のトッププレート30の要部を示した下面図である。
【図4】図2に示す装置のフック部34の拡大構成図である。
【図5】図2に示す装置のフック部35の拡大構成図である。
【図6】図2に示す装置の動作を説明する図である。
【図7】図2に示す装置の動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0037】
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例の要部構成説明図である。
図において、図2と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図2との相違部分のみ説明する。
【0038】
図1において、固定手段70はトッププレ−ト30とテストヘッド本体10との間に設けられ、プローバ50とトッププレ−ト30との結合動作後に、トッププレ−ト30とテストヘッド本体10とを固定する。
この場合は、固定手段70は、固定ブロック71と第1の斜面部72と楔状部材73と第2の斜面部74と移動手段75とを有する。
【0039】
固定ブロック71は、トッププレ−ト30に一方端が接続されている。
第1の斜面部72は、固定ブロック71の他方端に設けられている。
楔状部材73は、テストヘッド本体10に水平方向に移動可能に支持されている。
第2の斜面部74は、この楔状部材73に設けられ、第1の斜面部72と同じ傾斜を有し、第1の斜面部72と隙間を保って対向して設けられている。
【0040】
第2の斜面部74は、プローバ50とトッププレ−ト30との結合動作後に、楔状部材73の移動により、第1の斜面部72に接して、トッププレ−ト30とテストヘッド本体10とを固定する。
移動手段75は、楔状部材73を水平方向に移動する。
この場合は、移動手段75はピストンシリンダー機構が使用されている。
【0041】
以上の構成において、テストヘッド10がプローバ50に接続されるプロセスにおいて、トッププレート30はフック51,33によりプローバ50と連結される。
このとき、ピストンシリンダー機構75のピストン751の大部分は、シリンダー752に収まっている。
第2の斜面部74は、第1の斜面部72と隙間を保って対向して配置されおり、トッププレート30の移動を可能としている。
【0042】
トッププレート30は、フローティングユニット21を介しテストヘッド10にて保持され、また、フック33,51を介しプローバ50でも保持される。
トッププレート30はフローティングユニット21を介しているため、テストヘッド10との相対位置を変更することが可能であり、プローバ50の動作に連動し、カードホルダ52、プローバ50との相対位置を保ったまま、移動でき、プローバ50とトッププレート30の位置合わせが行われる。
【0043】
プローバ50とトッププレート30の位置合わせが完了した後、ピストンシリンダー機構75のピストン751は伸長し、楔状部材73を固定ブロック71に押し当てて、第1の斜面部72と第2の斜面部74とが接する。
第1の斜面部72と第2の斜面部74とが接することで、図1の下方からのプローブピン41の反力を、フローティングユニット21を介さずテストヘッド10にて直接受けることが出来る。
【0044】
この結果、
トッププレ−ト30がフローティング機構21を介さず、固定手段70によりテストヘッド本体10に直接支持されるので、トッププレ−ト30がプローブカード40のプローブピン41の反力を確実に受け止めることができ、プローブカード40のそり防止機能が向上された半導体試験装置が得られる。
【0045】
プローブピン41の反力は最終的には、テストヘッド本体10で受け止めるので、プローブピン41の反力に対抗するフローティング機構21に、適切なばね力のバランスを取る必要が全くなくなり、半導体試験装置のプローブピンの増大の趨勢に対して、プローブピン41の増大に容易に対応でき、安価な半導体試験装置が得られる。
【0046】
固定手段70は、この場合は、トッププレ−ト30に一方端が接続され他方端に第1の斜面部72を有する固定ブロック71と、テストヘッド本体10に水平方向に移動可能に支持された楔状部材73と、この楔状部材73に設けられ第1の斜面部72と同じ傾斜を有し第1の斜面部72に隙間を保って対向して設けられプローバ50とトッププレ−ト30との結合動作後に楔状部材73の移動により第1の斜面部72に接してトッププレ−ト30とテストヘッド本体10とを固定する第2の斜面部74と、楔状部材73を水平方向に移動する移動手段75とを具備する。
【0047】
この結果、楔状部材73の組み合わせにより、固定されるので、テストヘッド本体10とトッププレ−ト30との距離を容易に調整して固定でき、安価な半導体試験装置が得られる。
移動手段75はピストンシリンダー機構751,752が使用されたので、楔状部材73の移動が確実、安価に出来る半導体試験装置が得られる。
【0048】
なお、以上の説明は、本発明の説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。
したがって本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。
【符号の説明】
【0049】
10 テストヘッド
20 テストボード
21 フローティングユニット
22 フローティングユニット
30 トッププレート
31 コネクタ
32 コネクタホルダ
321 突起部
33 フック
34 フック部
341 エアシリンダ
342 アーム
343 可動部材
344 バネ
345 くさび形部材
346 T字部材
347 バネ
35 フック部
351 エアシリンダ
352 アーム
353 くさび形部材
354 T字部材
355 バネ
36 ブロック
37 ブロック
38 ブロック
40 プローブカード
41 プローブピン
42 コネクタ
43 補強部材
44 つば状部材
50 プローバ
51 フック
52 カードホルダ
53 測定ステージ
60 ウェハ
70 固定手段
71 固定ブロック
72 第1の斜面部
73 楔状部材
74 第2の斜面部
75 移動手段
751 ピストン
752 シリンダー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プローバに接するトッププレ−トと、このトッププレ−トをフローティング支持するテストヘッド本体とを具備する半導体試験装置において、
前記トッププレ−トと前記テストヘッド本体との間に設けられ前記プローバとトッププレ−トとの結合動作後に前記トッププレ−トと前記テストヘッド本体とを固定する固定手段
を具備したことを特徴とする半導体試験装置。
【請求項2】
前記固定手段は、
前記トッププレ−トに一方端が接続された固定ブロックと、
この固定ブロックの他方端に設けられた第1の斜面部と、
前記テストヘッド本体に水平方向に移動可能に支持された楔状部材と、
この楔状部材に設けられ前記第1の斜面部と同じ傾斜を有し前記第1の斜面部に隙間を保って対向して設けられ前記プローバとトッププレ−トとの結合動作後に前記楔状部材の移動により前記第1の斜面部に接して前記トッププレ−トと前記テストヘッド本体とを固定する第2の斜面部と、
前記楔状部材を水平方向に移動する移動手段と
を具備したことを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
【請求項3】
前記移動手段はピストンシリンダー機構が使用されたこと
を特徴とする請求項2記載の半導体試験装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−141227(P2011−141227A)
【公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−2802(P2010−2802)
【出願日】平成22年1月8日(2010.1.8)
【出願人】(000006507)横河電機株式会社 (4,443)
【Fターム(参考)】