説明

受信装置及びこれを用いた車両用通信システム

【課題】主に自動車のドアの施解錠や開閉等に用いられる受信装置及びこれを用いた車両用通信システムに関し、誤操作がなく、確実で容易な操作が可能なものを提供することを目的とする。
【解決手段】スイッチ11や固定抵抗器13A、13Bから形成された受信感度切換手段を設けると共に、制御手段12が受信した複数の電波信号に応じて、受信感度切換手段を切換えることによって、例えば、フロントドア20Aは比較的遠い距離からでも遠隔操作が可能であるが、スライドドア20Bやトランクドア20Cは接近した位置からしか操作ができなくなるため、押し間違い等の誤操作が生じづらくなると共に、押圧操作時間を変える等の煩雑な操作も不要となり、確実で容易な操作が可能なものを得ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に自動車に装着され、ドアの施解錠や開閉等の遠隔操作に使用される受信装置、及びこれを用いた車両用通信システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、車両のドアの施解錠や開閉等を、機械式キーにより直接操作することに加え、運転者が携帯した送信装置によって、離れた箇所から遠隔操作することが一般に行われており、送信装置からの電波信号を受信する受信装置においても、誤操作がなく確実な操作が可能なものが求められている。
【0003】
このような従来の受信装置及びこれを用いた車両用通信システムについて、図6〜図9を用いて説明する。
【0004】
図7は従来の受信装置のブロック回路図であり、同図において、1はアンテナ、2はIC等の復調手段で、アンテナ1がコイルやコンデンサを介して復調手段2に接続されている。
【0005】
また、この復調手段2に抵抗3が接続されると共に、マイコン等の制御手段4が復調手段2に電気的に接続されて、受信装置5が構成されている。
【0006】
そして、このような受信装置5が、図6の車両用通信システムの側面図に示すように、側面にフロントドア20Aやスライドドア20B、背面にトランクドア20Cが各々設けられた自動車20の前方に装着されると共に、コネクタやリード線(図示せず)等によって車両の電子回路やバッテリ(図示せず)に電気的に接続される。
【0007】
さらに、この自動車20には、モータやソレノイド(図示せず)等によって、フロントドア20Aには施錠装置21A、スライドドア20Bには電動装置21B、トランクドア20Cには開扉装置21Cの複数の駆動装置21が形成されると共に、これらの駆動装置21が受信装置5の制御手段4に電気的に接続されている。
【0008】
また、25は送信装置で、絶縁樹脂製のケース26上面には、押釦等の複数の操作部27Aや27B、27Cが設けられると共に、ケース26内には、これらの操作部27Aや27B、27Cの操作に応じて、電気的接離を行う複数のスイッチ接点(図示せず)や、この操作に応じて電波信号を送信する送信手段(図示せず)等が形成されている。
【0009】
そして、このような自動車20に装着された受信装置5と、運転者が機械式キーと共に携帯する送信装置25によって、車両用通信システムが構成されている。
【0010】
以上の構成において、送信装置25を持った運転者が自動車20からある程度離れた場所で、例えば、フロントドア20Aの解錠を行うために、操作部27Aを押圧操作すると、送信装置25から、図8(a)の波形図に示すような、フロントドア20A解錠用の固有の識別コードや駆動コードが、電波信号A1として押圧操作している間、繰返し送信される。
【0011】
そして、この電波信号A1を受信装置5のアンテナ1が受信し、復調手段2から制御手段4に、図8(b)に示すような、受信感度L1で電波信号A1が復調されたパルス信号B1が繰返し出力され、これによって制御手段4が運転者を確認すると共に、施錠装置21Aを駆動しロックを解除して、フロントドア20Aの解錠が遠隔操作によって行われる。
【0012】
また、送信装置25の操作部27Bを押圧操作した場合には、図9(a)の波形図に示すような、スライドドア20B開閉用の電波信号A2が、送信装置25から繰返し送信されると共に、復調手段2から制御手段4には、図9(b)に示すような、パルス信号B2が繰返し出力され、制御手段4が電動装置21Bを駆動して、スライドドア20Bの開扉操作が行われる。
【0013】
さらに、操作部27Cを押圧操作した場合にも、同様に、上記の電波信号A1やA2とは異なる電波信号が送信装置25から送信され、これを受信装置5が受信し、制御手段4が開扉装置21Cを駆動して、トランクドア20Cの開扉操作が行われる。
【0014】
つまり、車両に接近し機械式キーによって、各ドアの施解錠や開閉等を直接行うことに加え、携帯した送信装置25を操作することによって、ある程度離れた場所からでも、各ドアの施解錠や開閉等を遠隔操作できるように構成されている。
【0015】
なお、このような車両用通信システムにおいては、送信装置25から送信される電波信号が、電波の強さ、即ち電界強度が同一となっているため、どのドアを遠隔操作する場合でも、ほぼ同じ距離の場所から操作が可能なようになっている。
【0016】
つまり、ロックは解除されるがドアは閉じたままで、周りの者には解錠が行われたことが判りづらいフロントドア20Aの解錠操作と、ドアが完全に開いてしまい、周りから視認が容易なスライドドア20Bやトランクドア20Cの開扉操作が、ほぼ同じ距離で行われる構成となっている。
【0017】
従って、ある程度離れた場所から遠隔操作する際に、例えば、操作部27Aを押圧しフロントドア20Aを解錠操作するつもりが、誤って操作部27Bを押圧操作した場合には、この電波信号A2を受信した受信装置5が電動装置21Bを駆動して、スライドドア20Bが開いてしまう。
【0018】
このため、このような誤操作が生じた場合の防犯対策として、例えば、解錠操作用の電波信号A1については1回でも受信すると、受信装置5が直ちに施錠装置21Aを駆動しフロントドア20Aを解錠するが、開扉操作用の電波信号A2等を受信した際には、この電波信号A2等を所定時間の間、繰返して受信しないと、電動装置21Bや開扉装置21Cを駆動させないようになっている。
【0019】
すなわち、解錠操作用の操作部27Aに対して、開扉操作用の操作部27Bや27Cは所定時間、例えば2〜3秒程度押圧し続けなければ、電動装置21Bや開扉装置21Cが駆動せず、スライドドア20Bやトランクドア20Cの開扉操作が行われないように構成されているものであった。
【0020】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【特許文献1】特開2005−271764号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0021】
しかしながら、上記従来の受信装置及びこれを用いた車両用通信システムにおいては、送信装置25の複数の操作部27Aや27B、27Cの誤操作を防ぐため、例えば、これらの押圧操作時間を変え、受信装置5がその電波信号をカウントして駆動装置21を駆動し、各ドアの施解錠や開閉等を行う等の防犯対策が必要となり、操作が煩雑なものになるという課題があった。
【0022】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、誤操作がなく、確実で容易な操作が可能な受信装置及びこれを用いた車両用通信システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0023】
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
【0024】
本発明の請求項1に記載の発明は、受信感度切換手段を設けると共に、制御手段が受信した複数の電波信号に応じて、受信感度切換手段を切換えるようにして受信装置を構成したものであり、例えば、フロントドア解錠操作用の電波信号を受信した場合には、受信装置がそのまま受信して解錠操作を行うが、スライドドアやトランクドアの開扉操作用の電波信号を受信した場合には、制御手段が受信感度切換手段を切換え、受信感度を弱めることによって、フロントドアは比較的遠い距離からでも遠隔操作が可能であるが、スライドドアやトランクドアは接近した位置からしか操作ができなくなるため、押し間違い等の誤操作が生じづらくなると共に、押圧操作時間を変える等の煩雑な操作も不要となり、確実で容易な操作が可能な受信装置を得ることができるという作用を有する。
【0025】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の受信装置と、複数の操作部の操作に応じて複数の電波信号を送信する送信装置から形成され、受信装置の制御手段が受信した電波信号に応じて、複数の駆動装置を駆動するようにして車両用通信システム送信装置を構成したものであり、誤操作がなく、確実で容易な操作が可能な車両用通信システムを実現することができるという作用を有する。
【発明の効果】
【0026】
以上のように本発明によれば、誤操作がなく、確実で容易な操作が可能な受信装置及びこれを用いた車両用通信システムを実現することができるという有利な効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図6を用いて説明する。
【0028】
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
【0029】
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による受信装置のブロック回路図であり、同図において、1はアンテナ、2はIC等の復調手段で、アンテナ1がコイルやコンデンサを介して復調手段2に接続されると共に、この復調手段2にはトランジスタやリレー等のスイッチ11が接続されている。
【0030】
また、12はマイコン等の制御手段で、この制御手段12に復調手段2が電気的に接続されると共に、制御手段12がスイッチ11に接続され、このスイッチ11と複数の固定抵抗器13Aや13Bによって受信感度切換手段が形成されて、受信装置15が構成されている。
【0031】
そして、このような受信装置15が、図6の車両用通信システムの側面図に示すように、側面にフロントドア20Aやスライドドア20B、背面にトランクドア20Cが各々設けられた自動車20の前方に装着されると共に、コネクタやリード線(図示せず)等によって車両の電子回路やバッテリ(図示せず)に電気的に接続される。
【0032】
さらに、この自動車20には、モータやソレノイド(図示せず)等によって、フロントドア20Aには施錠装置21A、スライドドア20Bには電動装置21B、トランクドア20Cには開扉装置21Cの複数の駆動装置21が形成されると共に、これらの駆動装置21が受信装置15の制御手段12に電気的に接続されている。
【0033】
また、25は送信装置で、絶縁樹脂製のケース26上面には、押釦等の複数の操作部27Aや27B、27Cが設けられると共に、ケース26内には、これらの操作部27Aや27B、27Cの操作に応じて、電気的接離を行う複数のスイッチ接点(図示せず)や、この操作に応じて電波信号を送信する送信手段(図示せず)等が形成されている。
【0034】
そして、このような自動車20に装着された受信装置15と、運転者が機械式キーと共に携帯する送信装置25によって、車両用通信システムが構成されている。
【0035】
以上の構成において、送信装置25を持った運転者が自動車20からある程度、例えば10m前後離れた場所で、フロントドア20Aの解錠を行うために、操作部27Aを押圧操作すると、送信装置25からは、図2(a)の波形図に示すような、電波の強さ、即ち電界強度が50dBμV/m前後の、フロントドア20A解錠用の固有の識別コードや駆動コードが、電波信号A1として押圧操作している間、繰返し送信される。
【0036】
そして、この電波信号A1を受信装置15のアンテナ1が受信し、復調手段2から制御手段12に、図2(b)に示すような、受信感度L1で電波信号A1が復調されたパルス信号B1が繰返し出力され、これによって制御手段12が予め記憶した識別コードや駆動コードと照合して、運転者を確認すると共に、施錠装置21Aを駆動しロックを解除して、フロントドア20Aの解錠が遠隔操作によって行われる。
【0037】
なお、この時、復調手段2はスイッチ11を介して、抵抗値の小さな固定抵抗器13Aに接続されているため、−100dBm前後の受信感度L1で電波信号A1を復調し、制御手段12には復調手段2からパルス信号B1が繰返し出力される。
【0038】
これに対し、同じく自動車20から10m前後離れた場所で、送信装置25の操作部27Bを押圧操作した場合には、図3(a)の波形図に示すような、スライドドア20B開閉用の電波信号A2が、送信装置25から繰返し送信され、これをアンテナ1が受信して、復調手段2から制御手段12に、図3(b)に示すような、パルス信号B2が出力されるが、この時、パルス信号B2を所定回数、例えば1〜3回程度受信した場合には、制御手段12がスイッチ11を切換える。
【0039】
つまり、制御手段12によってスイッチ11が切換えられ、復調手段2には抵抗値の大きな固定抵抗器13Bが接続されて、復調手段2の受信感度が下がり、−82〜−85dBm前後の受信感度L2となるため、復調手段2が電波信号A2を復調できなくなり、制御手段12には信号C1が出力され、この場合には、制御手段12が電動装置21Bを駆動せず、スライドドア20Bの開扉操作は行われない。
【0040】
また、同様に、離れた場所から操作部27Cを押圧操作した場合には、図4(a)の波形図に示すような、電波信号A3が送信装置25から送信され、これを受信装置15が受信して、復調手段2から制御手段12に、図4(b)に示すような、パルス信号B3が出力されるが、この場合にも、制御手段12が所定回数受信した後スイッチ11を切換え、復調手段2の受信感度がL2となって、制御手段12には信号C1が出力されるため、トランクドア20Cの開扉操作は行われない。
【0041】
つまり、送信装置25から送信される電波信号A1やA2、A3は、どのドアを遠隔操作する場合でも、同じ電波の強さで送信が行われるが、これを受信した受信装置15は、制御手段12が予め記憶した識別コードや駆動コードと照合して、受信感度切換手段のスイッチ11の切換えを行い、解錠操作用の電波信号A1については受信感度L1で受信し続け、開扉操作用の電波信号A2やA3の場合には、受信感度の下がった受信感度L2で受信するようになっている。
【0042】
すなわち、制御手段12が受信した電波信号A1やA2、A3に応じて、受信感度切換手段を切換えることによって、フロントドア20Aの解錠操作用の電波信号A1を受信した場合には、受信装置15がそのまま受信して解錠操作を行うが、スライドドア20Bやトランクドア20Cの開扉操作用の電波信号A2やA3を受信した場合には、これらのドアの開扉操作は行われないように構成されている。
【0043】
したがって、ロックは解除されるがドアは閉じたままで、周りの者には解錠が行われたことが判りづらいフロントドア20Aの解錠操作は、10m前後の比較的遠い距離からでも遠隔操作が可能であるが、ドアが完全に開いてしまい、周りから視認が容易なスライドドア20Bやトランクドア20Cの開扉操作は、自動車20から離れた場所からは遠隔操作が行えないようになっている。
【0044】
なお、自動車20に接近、例えば1m前後まで近づいて、例えば送信装置25の操作部27Bを押圧操作した場合には、上記と同様に制御手段12によってスイッチ11が切換えられ、図5(a)の波形図に示すように、復調手段2の受信感度が下がり受信感度はL2となるが、受信装置15と送信装置25の距離が短く、受信装置15が受信する電波が強いため、復調手段2から制御手段12には、図5(b)に示すような、パルス信号B2が繰返し出力され、制御手段12が電動装置21Bを駆動して、スライドドア20Bの開扉操作が行われる。
【0045】
つまり、送信装置25の操作部27Bや27Cを押圧操作すると、受信装置15の受信感度が下がり受信感度はL2となるが、自動車20に接近してこれらの操作を行った場合には、受信装置15が受信する電波が強くなるため、スライドドア20Bやトランクドア20Cの開扉操作が可能なようになっている。
【0046】
なお、以上の説明では、送信装置25から電界強度が50dBμV/m前後の、電波信号A1やA2、A3を送信し、受信装置15の受信感度を、−100dBm前後の受信感度L1と−82〜−85dBm前後の受信感度L2に切換える構成について説明したが、送信装置25の電波信号の電界強度が大きく、例えば70dBμV/m前後である場合には、受信感度L1を−80dBm前後に、受信感度L2を−62〜−65dBm前後に切換える等、送信装置25の電波信号の強さに応じて、受信感度L1やL2の設定を行うことで、より確実な遠隔操作を行うことができる。
【0047】
このように本実施の形態によれば、スイッチ11や固定抵抗器13A、13Bから形成された受信感度切換手段を設けると共に、制御手段12が受信した複数の電波信号に応じて、受信感度切換手段を切換えることによって、例えば、フロントドア20Aは比較的遠い距離からでも遠隔操作が可能であるが、スライドドア20Bやトランクドア20Cは接近した位置からしか操作ができなくなるため、押し間違い等の誤操作が生じづらくなると共に、押圧操作時間を変える等の煩雑な操作も不要となり、確実で容易な操作が可能な受信装置及びこれを用いた車両用通信システムを得ることができるものである。
【0048】
なお、以上の説明では、復調手段2に接続されたスイッチ11や固定抵抗器13A、13Bによって、受信感度切換手段を形成した構成について説明したが、アンテナ1と復調手段2の間に、スイッチと固定抵抗器によって受信感度切換手段を形成し、これを制御手段12が切換える構成や、アンテナ1とは別にもう一つアンテナを設け、このアンテナを発信させて受信感度の切換えを行う構成等としても、本発明の実施は可能である。
【0049】
また、以上の説明では、送信装置25から受信装置15へ電波信号を送信する、所謂キーレスシステムについて説明したが、送信装置と受信装置の双方に送信手段と受信手段を設け、送信装置と受信装置が互いに通信を行う、所謂スマートエントリシステムとしても、実施は可能である。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明による受信装置及びこれを用いた車両用通信システムは、誤操作がなく、確実で容易な操作が可能なものが得られ、主に自動車のドアの施解錠や開閉操作用として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明の一実施の形態による受信装置のブロック回路図
【図2】同波形図
【図3】同波形図
【図4】同波形図
【図5】同波形図
【図6】車両用通信システムの側面図
【図7】従来の受信装置のブロック回路図
【図8】同波形図
【図9】同波形図
【符号の説明】
【0052】
1 アンテナ
2 復調手段
11 スイッチ
12 制御手段
13A、13B 固定抵抗器
15 受信装置
20 自動車
20A フロントドア
20B スライドドア
20C トランクドア
21 駆動装置
21A 施錠装置
21B 電動装置
21C 開扉装置
25 送信装置
26 ケース
27A、27B、27C 操作部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の電波信号を受信するアンテナと、このアンテナの電波信号を復調する復調手段と、この復調手段に接続された制御手段からなり、受信感度切換手段を設けると共に、上記制御手段が受信した電波信号に応じて、上記受信感度切換手段を切換える受信装置。
【請求項2】
請求項1記載の受信装置と、複数の操作部の操作に応じて複数の電波信号を送信する送信装置からなり、上記受信装置の制御手段が受信した電波信号に応じて、複数の駆動装置を駆動する車両用通信システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−94771(P2009−94771A)
【公開日】平成21年4月30日(2009.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−263088(P2007−263088)
【出願日】平成19年10月9日(2007.10.9)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】