説明

台車の連結装置

【課題】ドーリー台車などで、複数の台車を連結して、物流コンテナの効率良い搬送や、物流コンテナの梱包を解く作業を効率化できる。
【解決手段】連結装置40は、平面長方形の連結平板20の長辺側の縁に係止具30を設け、連結平板20の長辺に添って間隙29を形成して、間隙29内に、逆U字状の柵材36の下端部を固定して構成する(a)。適用する台車1は、長方形の基台部3の下面にキャスター12を有する(a)。長辺側を対向して並べた台車1、1の間に、連結装置40の連結平板20を入れる。各台車1の基台部3の縦片5に係止具を係止して両台車1、1を連結する(b)。台車1上に、物流コンテナを載せ、連結平板20上に、梱包を解いた物流コンテナを折り畳んで収容し、あるいは他の物を載置できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ドーリーと称する簡易台車などの台車の間に配置して、2台の台車を連結する台車の連結装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ドーリー台車と称する簡易台車は、物流コンテナを載せる基台部の下面にキャスターを取り付けて構成していた(例えば特許文献1、2)。ドーリー台車では通常、物流コンテナを載せた台車を複数個を同時に移動させるような使用が多かった。従って、台車を連結して、まとめて移動させる工夫がなされていた。この場合、基台部の対向する縁に、互いに係止する2種類の係止具を設けて構成していた(特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平8−276847
【特許文献2】特開平10−980
【特許文献3】特開2000−127980
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
台車は、通常、乱雑に扱われ、並べられるので、前記従来の台車では、連結する場合に台車の向きを考慮する必要があり、作業が煩雑となっていた。
また、小売り店舗などで、物流コンテナの梱包を解いて、内容物を取り出した後に、物流コンテナの置き場が無く、床に並べて置くことがなされていた。取り分け、商品棚の間の通路で作業がなされるので、商品棚間の移動や作業効率が悪くなる問題点があった。
【0005】
また、病院などのリネン運搬車では、機能が異なる台車を、縦パイプを使って連結する工夫も成されているが、縦パイプが必須であるので、台車には応用できなかった(特許文献3)。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこでこの発明では、連結平板の周縁部に、台車の周辺部に係止できる係止具を設けたので、台車の間に連結平板を配置して、両台車を容易に連結することができる連結装置を構成できる。
【0007】
すなわち、この発明は、基台部の下面にキャスターを取り付けてなる台車を連結する装置であって、以下のように構成したことを特徴とする台車の連結装置である。
(1) 連結平板の周縁部に、前記基台部の周縁部に係止できる係止具を設ける。
(2) 前記連結平板は、前記台車の2台を離して配置した際に、その間隙に配置することができる構造とする。
【0008】
また、前記において、連結平板の上面であって、対向側縁周辺に、柵材を立設したことを特徴とする台車の連結装置である。
【0009】
さらに、前記において、以下のように構成したことを特徴とする台車の連結装置である。
(1) 連結平板の対向側縁に、該側縁に沿って、夫々開口部を形成する。
(2) 前記開口部内に、下方が平いた略逆U字状の柵材の下端部を取り付ける。
(3) 「前記柵材が、前記下端部を除き、前記開口部内に挿入可能」となるように、前記開口部を形成する。
【0010】
なお、前記における連結装置の係止具の構成は、使用する台車の周縁部に係止できれば、任意であり、台車の構造により適宜選択することができる。
【発明の効果】
【0011】
この発明は、連結平板の周縁部に係止具を設けて構成したので、2台の台車の間に連結平板を挿入して、台車を連結することができる。また、台車に連結した状態で、連結平板の上に物を乗せることができるので、とりわけ、台車に物流コンテナを載せた状態で、小売り店舗で、物流コンテナの梱包を解く場合、不要になった物流コンテナを連結平板上に載置できる。
また、連結平板のみ構成するので、不用になった台車を縦につみ、同時に連結平板も上下に積み重ねられるので、総じて、台車に乗せた物流コンテナを使用した作業の効率化を図ることができる。
また、連結平板に柵材を設けた場合には、連結平板に載せた不要になった物流コンテナ等が落下することなく、整然と作業をすることができる。
更に、連結平板に設けた開口部内に、柵材を設けた場合には、複数の連結装置を、柵材を設けた場合であってもネスティングできる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図1はこの発明の実施例の台車連結装置で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図、(d)は斜視図である。
【図2】図2(a)は、図1(c)のA−A線における断面図、(b)は図1(a)のB−B線における断面図、(c)は図1(d)の斜視図でA−A線における断面図で、(d)は(b)のC部拡大部である。
【図3】図3はこの発明の台車連結装置の連結を説明する図で、(a)(b)は連結前で(a)は側面図、(b)は正面図、(c)(d)(e)は同じく連結後で(c)は側面図、(d)は正面図、(e)は平面図である。
【図4】図4は、斜視図で(a)は連結前、(b)は連結後、を夫々表す。
【図5】図5(a)は、図3(e)のD−D線における拡大断面図で、(b)は(a)のE部拡大部、(c)はD−D線で破折した斜視図、(d)は(c)のF部拡大図である。
【図6】図6は他の連結状態の連結後の図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図、(d)は斜視図である。
【図7】図7は図6の連結状態の使用例で、(a)(b)は斜視図である。
【図8】図8は台車のネスティング状態で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図9】図9は図8(a)のG−G線における断面図で、(b)はG−G線で破折した斜視図である。
【図10】図10(a)(b)はネスティング状態の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図面に基づきこの発明の実施態様を説明する。
【0014】
1.適用する台車1
【0015】
(1) この連結装置を使用する台車1は、平面長方形の基台部3の下面四隅部にキャスター12、12を取り付けて構成する(図4(a)、図3(a))。
【0016】
(2) 基台部3は、以下のように構成する。縦片5と横片6とからなるL形鋼材(長辺側)4、4、縦片8と横片9とからなるL形鋼材(短辺側)7、7を平面で長方形に組み、外周に縦片5、5、8、8が位置し、縦片5、8の内周側の下端に、夫々横片6、9が位置する。長辺側のL形鋼材4、4に内側に添って、夫々補助板11を取り付ける。補助板11は、長さ方向のリブが形成され、かつその下面が長辺側のL形鋼材4の横片6、および短辺側のL形鋼材7の横片9に支えられている。基台部3の長辺の長さをL01、短辺の長さをL02とする。
従って、台車1の基台部3の周縁部には各L形鋼材4、7の縦片5、8が配置され、この各縦片5、8が被係止具を構成する。
【0017】
(3) また、この台車1は、基台部3の縦片5、8の内側に、各種の物流コンテナ51の底部を挿入して、補助板11、11で受けて、物流コンテナ51を保持する。通常は、台車1に保持した物流コンテナ51の上に更に多数の物流コンテナ51、51を上下に積み重ねて、1台の台車1で、多数の物流コンテナ51、51を搬送できる。
【0018】
(4) 上記台車1はいわゆるドーリーと称する台車であるが、ドーリー台車以外であっても、連結する際に係止できる縁(縦片5、8)を有すれば他の構造の台車にも適用できる(図示していない)。
【0019】
2.連結装置40の構成
【0020】
(1) 角パイプ21を短辺側に、縦片24と横片25とからなるL形鋼材23を長辺側に配置して、平面長方形の枠材を形成する。L形鋼材23は、縦片24を外周に位置させ、縦片24の上縁に横片25が連設された状態で配置され、枠材の隅部では、角パイプ21の上面に、L形鋼材23の横片25が載置され固定されている。
短辺側の両角パイプ21、21の中央部間に、平板27を架設する。平板27の長辺側の縁28とL形鋼材23の横片25の縁との間に、枠材の長辺方向にあるL形鋼鋼材23に添って(=平板27の長辺方向の縁28に添って)間隙29が形成されるように、平板27の大きさ及び取付位置等を設定する。以上のようにして、連結平板20を構成する。連結平板20の長辺の長さLは、台車1の基台部3の長辺の長さL01と略同一に形成してある。
【0021】
(2) 連結平板20の両長辺側で、L形鋼材23の上面(=横片25の上面)に、係止具30を固定する。係止具30は、縦片31と横片32とからなるL形鋼材製で、横片32を、連結平板20のL形鋼材23、23の横片25の上面に位置させ、縦片31を外側で下方に向くように配置する。従って、連結平板20のL形鋼材23の縦片24の外側に、係止具30の縦片31が位置し、「係止具30のL形鋼材の縦片31」と「連結平板20のL形鋼材23の縦片24」との間に、差込間隙33が形成される。差込間隙33は、使用する台車1の基台部3のL形鋼材4、7の縦片(被係止具)5、8が挿入できる幅で形成されている。
なお、係止具30は、差込間隙33の幅を調節できるように取り付けることもできる(図示していない)。
【0022】
(3) 柵材35は、角パイプ21を逆U字状に屈曲して形成する。柵材35は、頂片36が略水平で、頂片36の両側に下方に向けて頂片36の幅よりも幅が広がるよう斜片37、37が連設され、斜片37の下端部を略鉛直に屈曲して、固定部38を形成してある。また、両斜片37、37間で、やや上部の高さに、頂片36と略平行に(略水平に)補強材39を架設固定する。柵材35は、その上部及び中間部(斜片37の下端部及び固定部38を除く部分)が、連結平板20の間隙29に挿入できるような大きさで形成される。
続いて、柵材35の固定部38を、連結平板20の間隙29内に挿入して、頂片36が連結平板20の上方に位置するように配置する。固定部38を、連結平板20の角パイプ21の内面に固定する。また、柵材35は連結平板20に対して、略直角に立設される(図1(b)(c))。
以上のようにして、この発明の連結装置40を構成する(図1)。
【0023】
3.連結装置40の使用
【0024】
(1) 第1の使用状態は、2台の台車1、1を長辺側(長辺側のL形鋼材4、4)を向かい合わせにして連結する使用状態である。2台の台車1、1を長辺側を向かい合わせにして、間隔を空けて配置して、2台の台車1、1の基台部3、3の間に、連結装置40の連結平板20を挿入する(図4(a)、図3(a)(b))。そして、係止具30、30の差込間隙33内に、各台車1の基台部3の縦片5を夫々挿入して(図5(b)(d))、両台車1、1を連結する(図4(a)(b)、図5(a)(c)、図3(c)〜(e))。この際、連結装置40の柵材35、35を持って作業をすれば、作業効率が高まる。
両台車1、1の上に、通常の台車1の使用と同様に、物流コンテナ51、51を積み上げて、2台の台車1、1を同時に移動されることができる。また、この際に、連結装置40の柵材35、35を持って移動させれば、物流コンテナ51に負担を掛けずに、効率よく移動させることができる。また、この際に、連結装置40の連結平板20上に、他の物流コンテナ51などの搬送物を同時に載せることもできる(図示していない)。
また、台車1、1の連結は1台のみならず、同様に、台車1、1間に連結装置40、40を設ければ、3台以上を連結することもできる(図示していない)。
また、連結平板20の長辺の長さLは、台車1の基台部3の長辺の長さL01と略同一に形成したので、台車1、1の基台部3の短辺側と、連結装置40の連結平板20の短辺側とは、ほぼ一直線に並ぶので(図3(e)、図4(b))、例えば、この状態で、壁に寄せた場合には、短辺側を壁に添わせた場合に、納まりがよい。
【0025】
(2) この連結台車40を、例えば、小売り店舗向けの商品が詰め込まれた物流コンテナ51で、折り畳み可能な物流コンテナ51に適用した場合、小売り店舗での商品棚の周りに、物流コンテナ51、51を載せた台車1、1を配置する(図3(a))。そこで、物流コンテナ51を開いて、中の商品を取り出して商品棚に並べる。そして、空になった物流コンテナ51を折り畳んで、連結装置40の連結平板20上に立てかける(図3(c))。折り畳んだ物流コンテナ51A、51Aは立てかけた状態でも、柵材35、35間に挟まれるので、倒れて散乱することが無く、さらに他の未開封の物流コンテナ51に触れることなく、安定して保管される。従って、通路に折り畳んだ物流コンテナ51A、51Aや、折り畳む前の空のコンテナが散乱するおそれがない。
作業が終了したならば、そのまま、空の台車1、1に連結装置(折り畳んだ物流コンテナを収容)40が連結した状態で撤去する。また、連結装置40を持ち上げて、空の台車1、1との連結を解いて、2台の台車1、1を上下に積み上げ、その上に連結装置40を載せて、まとめて撤去することもできる(図示していない)。
【0026】
(3) 次ぎに、第2の使用状態として、2台の台車1、1を短辺側のL形鋼材7、7を向かい合わせにして連結する使用状態を説明する。2台の台車1、1を短側のL形鋼材7、7を向かい合わせにして、間隔を空けて配置して、2台の台車の基台部の間に、連結装置の連結平板を挿入して、係止具30の差込間隙33に、台車1の基台部3の縦片8、8を挿入して(図5(b)(d)参照)、両台車を連結する(図6(a)〜(d))。
この場合、連結平板2上に、上方に開口した容器53を載せれば、例えば、開封作業の際に生じたゴミを投入するゴミ箱として使用することもできる(図7(a))。また、開封作業の際に空の段ボール54が生じた場合には、連結平板2上に、段ボール54を載せることもできる(図7(b))。
他の具体的使用は、前記第1の使用状態と同様である。
【0027】
(4) また、前記第1の使用状態、第2の使用状態で、連結した一方の台車1にのみ物流コンテナ51、51を載せて、他方の台車1に物流コンテナ51を載せない状態(空の状態)にすれば、一方の台車1から物流コンテナ51を取り出して、梱包を解いた後、その梱包を解いた物流コンテナを他方の空の台車1に載せるような作業をすることができる(図示していない)。この場合には、特に折り畳めない物流コンテナ51を使用する場合に、搬入した物流コンテナ51と搬出する空の物流コンテナの対応が明確になり、作業効率を高めることができる。
【0028】
(5) 次ぎに、空の連結装置40のネスティングについて説明する(図8〜図10)。
空の連結装置40の上方から、他の連結装置40Aを下げれば、下側の連結装置40の柵材35は、上側の連結装置40Aの間隙29Aを通過して、上側の連結装置40Aの連結平板20Aを、下側の連結平板20に近づけることができる。上側の連結装置40の柵材35の補強材39の下面に、下側の連結装置40の頂片36の上面が当たり、それ以上の上側の連結装置40Aの落下を規制して(図9(a)(b)、ネスティングできる(図8)。
また、ネスティングした2つの連結装置40、40Aの上方から更に第三の連結装置40Bを下降して、連結装置40Bの間隙29B、29Bに、下方の連結装置40、40Aの柵材35、35Aを挿入して(図10(a)(b))、3台の連結装置40、40A、40Bをネスティングすることもできる。更に、4台以上の連結装置をネスティングすることもできる(図示していない)。
【0029】
4.他の実施態様
【0030】
(1) 前記実施態様において、連結平板20の長辺側に係止具(L形鋼材)を取り付けたが、短辺側に取り付け、あるいは短辺・長辺の両方に取り付けることもできる(図示していない)。
【0031】
(2) また、前記実施態様において、連結平板20の長辺側に間隙29を形成して、間隙29内に柵材35を取り付けたが、連結平板20の短辺側に間隙29を形成して柵材35を取り付けることもできる(図示していない)。
また、前記実施態様において、ネスティングするために、間隙29内に柵材35を取り付けたが、他の柵材35の取付構造で、ネスティングを実現させることもできる(図示していない)。例えば、柵材35の下端部より上方側を連結平板20の辺よりも外側に位置するように屈曲する。また、ネスティングをしなければ、柵材35の取付構造は任意である。
【0032】
(3) また、前記実施態様において、板状のものを収容する際に立てかけることができれば、柵材35の構成は任意である。また、柵材35を省略することもできる(図示していない)。
【0033】
(4) また、前記実施態様において、連結平板20の構造は枠状を形成して平板27を設けて構成したが、構成は任意である。また、連結平板20は長方形としたが、正方形や円形など他の形状とすることもできる(図示していない)。
【0034】
(5) また、前記実施態様において、係止具はL形鋼材を使用して、連結平板20の外周面との間に差込間隙33を形成して構成したが、台車1の外周の縦片5、8に係止できれば、他の構成とすることもできる(図示していない)。また、他の構成の台車1に対しては、係止できれば、他の構成の係止具30とすることもできる(図示していない)。
【0035】
(6) また、前記実施態様において、連結装置40の連結平板20の長辺Lを、台車1の基台部3の長辺L01と略同一としたが、連結装置40の連結平板20の長辺Lを、台車1の基台部3の短辺L02と略同一とすることもできる(図示していない)。この場合には、第2の使用状態でも、図6(c)(d)のように、台車1の基台部3から連結装置40の連結平板20が突出することがない。
【符号の説明】
【0036】
1 台車
3 基台部
4 L形鋼材(長辺側)
5 L形鋼材(長辺側)の縦片
6 L形鋼材(長辺側)の横片
7 L形鋼材(短辺側)
8 L形鋼材(短辺側)の縦片
9 L形鋼材(短辺側)の横片
11 補助板
12 キャスター
20、20A、20B 連結平板
21 角パイプ(短辺側)
22 角パイプ(短辺側)の上面
23 L形鋼材(長辺側)
24 L形鋼材(長辺側)の縦片
25 L形鋼材(長辺側)の横片
27、27A、27B 平板
28 平板の縁
29、29A、29B 間隙(開口部)
30、30A、30B 係止具
31 係止具の縦片
32 係止具の横片
33 差込間隙
35、35A、35B 柵材
36、36A、36B 柵材の頂片
37、37A、37B 柵材の斜片
38 柵材の固定部
39、39A、39B 柵材の補強材
40、40A、40B 連結装置
51 物流コンテナ
51A 折り畳んだ物流コンテナ
53 容器
54 梱包用の段ボール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基台部の下面にキャスターを取り付けてなる台車を連結する装置であって、以下のように構成したことを特徴とする台車の連結装置。
(1) 連結平板の周縁部に、前記基台部の周縁部に係止できる係止具を設ける。
(2) 前記連結平板は、前記台車の2台を離して配置した際に、その間隙に配置することができる構造とする。
【請求項2】
連結平板の上面であって、対向側縁周辺に、柵材を立設したことを特徴とする請求項1記載の台車の連結装置。
【請求項3】
以下のように構成したことを特徴とする請求項1記載の台車の連結装置。
(1) 連結平板の対向側縁に、該側縁に沿って、夫々開口部を形成する。
(2) 前記開口部内に、下方が平いた略逆U字状の柵材の下端部を取り付ける。
(3) 「前記柵材が、前記下端部を除き、前記開口部内に挿入可能」となるように、前記開口部を形成する。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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