説明

吸気制御装置

【課題】スロットルバルブ全閉時の空気漏れ量を低減する内燃機関用吸気制御装置を提供すること。
【解決手段】空気量を調整するスロットルバルブ12と、スロットルバルブと一体に回転するスロットルシャフト13と、スロットルバルブに対向する内壁面を有しスロットルシャフトの軸受を有するスロットルボディ11とを備えた吸気制御装置であって、スロットルバルブ12は、上流側に回転する第1の外周縁と、下流側に回転する第2の外周縁とを有し、スロットルバルブの全閉時におけるスロットルシャフトから最も離れた第1の外周縁と第2の外周縁とに対向するスロットルボディの内壁面に、空気流れ方向に沿った径一定の所定長さ部を形成し、この所定長さ部の上流側のスロットルボディ11の内壁面に、スロットルボディの中心軸に向け且つスロットルボディの軸受に向けた突状体22を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車や自動二輪車等に搭載される内燃機関における吸気装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、内燃機関のスロットル制御装置において、円筒状のスロットルボディ本体(ボア)にスロットルシャフトを開口部横断方向に貫通し、スロットルシャフトに、スロットルボディ本体で形成される空気流路の横断面形状と略同形状のバタフライバルブ(スロットルバルブ)を固着し、モータ等の駆動手段によりスロットルシャフトを介してスロットルバルブを開閉して吸入空気量を調整するように構成されている。
【0003】
この構成において、スロットルボディとスロットルバルブ間には、スロットルバルブの回転のための隙間が設けられている。このため、スロットルバルブ全閉時においても空気が流れるようになっている。近年、環境問題等から燃費低減が求められており、その中の一つとしてアイドリング回転時の燃費低減がある。そのためには全閉時の空気流量(漏れ量)を低減することが必要である。
【0004】
この空気漏れ量を低減するために従来種々の方法が提案されている。例えば、特許文献1では、スロットルバルブが吸気通路内に設けられ、全閉時のスロットルバルブと吸気通路の内壁面との間には隙間が形成されていて、スロットルバルブの外周端面に非付着性を有するコーティング膜を形成して、隙間へのデポジットの堆積を防ぎ、スロットルバルブの固着を防止して、隙間を狭くする構成が提案されている。これにより、スロットルバルブの全閉時における洩れ空気量を低減し、アイドル回転時の燃費を低減することができる。
【0005】
また、特許文献2では、スロットルバルブを開閉して吸気通路を流れる空気を制御するスロットルバルブの下流側に低摩擦係数の物質を含有する塗布層を形成して隙間を減少させる方法が開示されている。さらに、特許文献3では、スロットルバルブの外周面とスロットルボディ内空気通路であるボアの壁面の両方に、ボアにおける空気の流れ方向Xに沿って直列をなす凹凸が設けられ、バルブがボアを全閉とする位置に配置されたとき、バルブの外周面とボアの壁面との間に、凹凸によりラビリンス流路が構成されることでスロットルバルブ全閉時の空気流量を低減する方法が示されている。
【特許文献1】特開平8−14069号公報
【特許文献2】特開2000−54859号公報
【特許文献3】特開2005−240614号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1,2に示すように、空気漏れ量の低減のためにボアの内部にコーティングを行う場合、コーティングや乾燥といった工程が必要になり、工程の増加を招いてしまう。また、スロットルボディとスロットルバルブとの隙間を小さくするために、金属製ボアの加工精度を高めることも行われているが、隙間を小さくし過ぎると燃焼生成物等が堆積してスロットルボディ内壁とスロットルバルブを固着させる恐れがあり、樹脂製のスロットルボディの場合、樹脂自体の加工時の収縮や環境による変形が生じる恐れがあり、寸法精度を高めることが困難である。
【0007】
また、上記特許文献3に示すようにラビリンス流路を設ける場合も樹脂製のスロットルボディの場合、必要な加工精度を得られにくい恐れがある。
【0008】
本発明の目的は、上述した課題を解決するために、コーティング等を行うことなく樹脂製スロットルボディにおいてもスロットルバルブ全閉時の空気漏れ量を低減する内燃機関用吸気装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本発明は次のような構成を採用する。
内燃機関に吸入される空気量を調整するスロットルバルブと、前記スロットルバルブと一体に回転するスロットルシャフトと、前記スロットルバルブの外周縁に対向する内壁面を有するとともに前記スロットルシャフトを回転自在に支承する軸受を有するスロットルボディと、を少なくとも備えた内燃機関用吸気制御装置であって、
前記スロットルバルブは、前記スロットルシャフトを回転中心として、前記スロットルボディの上流側に向かって回転する第1の外周縁と、下流側に向かって回転する第2の外周縁とを有し、
前記スロットルバルブの全閉時における前記スロットルシャフトから最も離れた位置にある前記第1の外周縁と前記第2の外周縁とに対向する前記スロットルボディの内壁面に、空気流れ方向に沿った径一定の所定長さ部を形成し、
前記内壁面に形成された径一定の所定長さ部の空気流れ上流側のスロットルボディ内壁面に、前記スロットルボディの中心軸に向け且つ前記スロットルボディの前記軸受に向けた突状体を設ける構成とする。
【0010】
また、前記内燃機関用吸気制御装置において、前記突状体は、前記スロットルボディの内壁面に沿った上流側からの空気流れが前記突状体によって前記スロットルボディの中心軸方向に向かうとともに、前記スロットルボディの前記軸受方向に向かうような略々角錐形状である構成とする。
【0011】
また、前記内燃機関用吸気制御装置において、前記スロットルボディの内壁面に設けられた前記軸受向けの突状体は、前記第1の外周縁と前記第2の外周縁の各々に対向して、前記スロットルボディの中心軸から45度の範囲内に形成される構成とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によると、スロットルバルブよりも上流側のスロットルボディ内壁面に、空気の流れを不均一にする突状体を設けることにより、空気漏れ量を低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の実施形態に係る内燃機関の吸気制御装置について、図1〜図7を参照しながら以下説明する。図1は本発明の実施形態に係る内燃機関の吸気制御装置の概略構成を示す図である。図2は図1のA−A線で切断した断面図であり、本実施形態に関するスロットルバルブとスロットルボディの一の断面図である。図3は図1のB−B線で切断した断面図であり、本実施形態に関するスロットルバルブとスロットルボディの他の断面図である。図4は図1の真上からみた平面図であり、本実施形態に関するスロットルバルブとスロットルボディの別の断面図である。図5は本発明の実施形態に係る内燃機関の吸気制御装置の他の構成例を示す断面図である。図6は本発明の実施形態に係る内燃機関の吸気制御装置の更に他の構成例を示す断面図である。図7は本発明の実施形態に係る内燃機関の吸気制御装置の別の構成例を示す断面図である。
【0014】
図面において、1は吸気制御装置、2は突状体のスロットルボディ中心軸への拡がり部、3は突状体のスロットルボディ内壁面に沿った拡がり部、4は突状体のスロットルボディ内壁面に沿った当接部、11はスロットルボディ、11a,11bは分割スロットルボディ、12はスロットルバルブ、13はスロットルシャフト、14はモータケース、15はカバー、16は軸受、21は上流側、22は突状体、23は下流側、24は空気の流れ、31はスロットルボディ中心軸、をそれぞれ表す。
【0015】
本実施形態に係る内燃機関用吸気制御装置は、スロットルバルブ全閉時の空気漏れ量を低減する構成を例示するものであるが、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内のものを含むものである。本実施形態に係る吸気制御装置は、図1に全体構造を示すように、スロットルボディ11と、このスロットルボディ11内に内燃機関への供給空気量を調節するスロットルバルブ12と、このスロットルバルブ12のシャフト部となるスロットルシャフト13が備えられ、あるいは、スロットルバルブ12とスロットルシャフト13が一体形成で備えられ、スロットルシャフト13はスロットルボディ11に組み込まれた軸受16(図2を参照)にて回転自在に支承される。
【0016】
スロットルボディ11の材料として、例えばアルミニウムやその合金等の金属類や、樹脂材料等が挙げられる。樹脂材料として、例えば耐熱性であるエンジニアリングプラスチックに充填材を添加したPBT、PPS、PPA、LCP、PEI、PEEK、PA等(これらはいずれもよく知られた樹脂材料)が挙げられる。充填材としては、補強を目的とした場合、繊維やビーズ状のガラスやカーボン等が好ましく、スロットルボディ11の空気通路内に付着する水分、油分、水分または油分が空気中の塵や燃焼生成物と混在した付着物、をスロットルボディ11に付着し難くするために、低表面エネルギの物質として、例えばPTFE等(よく知られた物質)を添加することが好ましい。
【0017】
スロットルバルブ12やスロットルシャフト13の材料として、例えば、アルミニウムやその合金,真鍮,鉄系材料や樹脂材料等が挙げられる。樹脂材料やその充填材としては前記スロットルボディと同様の種類が挙げられる。
【0018】
スロットルボディ11の側面には、スロットルボディ11と一体に成型されるまたは別体として成型し組み付けられるモータケース14内にスロットルシャフト13を回転駆動するモータ(図示せず)と、このモータの回転をスロットルシャフト13に伝達する歯車伝達機構(図示せず)と、スロットルバルブ12とスロットルシャフト13を全閉方向に付勢するばね(図示せず)と、スロットルバルブ12の回転角度を検出するセンサ(図示せず)とがカバー15内に備えられ、上記したこれらの構成要素と、アクセルペダルの踏み込み量に応じてモータに制御信号を出力すると同時にセンサからの出力信号に基づいてモータの回転を制御するECU(エンジンコントロールユニット:図示せず)とによって吸気制御装置が構成される。
【0019】
通常、スロットルバルブ12の外周縁とこれに対向するスロットルボディ11との間には隙間があり、スロットルバルブ12の全閉時にも空気が上流側21から下流側23へ流れる空気漏れが生じている。特に、スロットルシャフト13の軸受16から遠いスロットルバルブ12の外周縁(スロットルシャフト13に直交する仮想軸の外周縁:スロットルシャフトから最も離れた位置近傍にあるスロットルバルブの外周縁)に対向するスロットルボディ内壁面には、スロットルバルブ12の変形による接触を防ぐために、軸受周辺よりも設計隙間を大きくしているため、この部分からの空気漏れが多い傾向がある。また、スロットルボディ11を樹脂で成型した場合、熱膨張や収縮、水分による膨潤等によって変形が生じやすいため空気漏れ量が増加する恐れがある。
【0020】
そこで、本実施形態においては、スロットルバルブ全閉時でのスロットルバルブ12の外周縁の上流側で、スロットルボディ11の空気通路内壁面に突状体22を設けることを特徴の1つとしている。本実施形態に関するスロットルボディ内壁面に設けた突状体22について、図1のA−A方向に矢視した図2と、図1のB−B方向に矢視した図3と、図1の上流側から矢視した図4と、を用いて説明する。
【0021】
スロットルボディ11の空気通路内壁面に、上流側21の開口部方向から下流側軸受方向に拡がりを有する突状体22をスロットルボディ11と一体に略三角形状に形成している。図2、図3及び図4に示す具体例によると、2は突状体のスロットルボディ中心軸への拡がり部(稜線)、3は突状体のスロットルボディ内壁面に沿った拡がり部(稜線)、4は突状体のスロットルボディ内壁面に沿った当接部、をそれぞれ表し、この符号2,3,4によって突状体22が構成されている。
【0022】
そして、スロットルボディ11の内壁面に設けた突状体22は、スロットルバルブ12全閉時のスロットルバルブ外周縁よりも上流側に設置される。ここで、図2と図3に示すように、この突状体22の下流側では、空気通路内壁面の径一定の範囲dが形成されている。径一定の範囲dとするのは、スロットルバルブ全閉時またはその近傍におけるバルブ外周縁と内壁面との適宜の隙間を形成できるように、また、内壁面の加工がしやすいように、との観点からである。
【0023】
本実施形態の具体例では、スロットルバルブ12とスロットルシャフト13は樹脂材料にて一体に成型したが、スロットルバルブとスロットルシャフトを別に作成し、ねじ等により組み付けてもよい。その際、材料は同一でも異なっても構わない。
【0024】
図3及び図4に示すように、この突状体22はスロットルバルブ12の回転動作を妨げない程度に、スロットルボディの中心軸31に向かって突状になるような形状である。この突状体22によって、上流側21から吸入された空気の流れ24が軸受16方向、スロットルシャフト中央部方向に向かい、突状体22を越えた空気流れの速度が低下するため、スロットルバルブ外周縁と径一定範囲dの内壁面との間の隙間の寸法精度を厳密設計しなくても(寸法精度をラフにしても)、スロットルバルブ全閉時の空気漏れ量を低減することができる。
【0025】
また、図4に示すように、内壁面に沿った突状体3は、スロットルシャフト13の軸受16まで延びるのではなくて、スロットルシャフト13の中心を通る直交軸を中心として精々45度の範囲に形成する構成である。この構成の突状体を設ける意味は、スロットルボディの内壁面に流れる空気の流れを不均一にして空気漏れ量を低減することであり、また、スロットルシャフト13から最も離れたスロットルバルブ12の外周縁とスロットルボディの内壁面との隙間が、他の外周縁(軸受16に近い方のスロットルバルブ外周縁)と内壁面との隙間と比べて、前述したように大きく形成されていることに因る(軸受16に近い方の隙間はより少なく設計形成されているので、この部分からの空気漏れ量は元々少ない)。
【0026】
上述したスロットルバルブの具体例はスロットルボディを一体成型したものを示したが、他の構成例として、図5に示すように軸受16部分から二分割して二分割スロットボディ11a,11bを構成してもよい。スロットルボディを二分割にすることで、スロットルボディへの軸受やスロットルシャフト、スロットルバルブを容易に組み込むことができ、一体に成型した場合と同様にスロットルバルブ全閉時の空気漏れ量を低減することができる。
【0027】
また、本実施形態に関するスロットルボディ内壁面における突状体22の他の構成例として、図6に示すように、突状体22をスロットルボディ11の最小内径(図3に示す径一定の範囲d)と同一の部位まで突部とする構成である。このように構成することによって、上流側から吸入された空気流の一部が軸受方向やスロットルボディ中心軸方向に向かうことによりスロットルバルブ全閉時の空気漏れ量を低減することができる。
【0028】
また、本実施形態に係る吸気制御装置の別の構成例として、図7に示すように、突状体22をスロットルバルブ12の回転動作を妨げないように全閉時のスロットルバルブ外周縁に近づけて構成する。すなわち、図3に示す径一定の範囲dを図3に比べて短くするものである。突状体22をスロットルバルブ12の全閉位置近くに設置することにより、空気漏れ量をさらに低減することができる(突状体22の頂部を越えた空気流れは殆ど軸受16やスロットルボディ中心軸方向に向かうこととなり、この頂部を越えて回り込み隙間を通る空気流れは殆どないからである)。
【0029】
以上説明したように、一般に寸法精度を要求される全閉時のスロットルバルブ外周縁(スロットルシャフトから最も離れた外周縁)に対向するスロットルボディ内壁面に隙間が生じると、空気の漏れ量が多くなってしまうが、本実施形態のように、全閉時スロットルバルブ上流側において、スロットルディ内壁面に突状体を設けることにより、樹脂材料等の変形しやすい材料であって、スロットルボディ内壁面とスロットルバルブ間の隙間が増加した場合においても、また、寸法精度を多少ラフにしても空気の漏れ量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施形態に係る内燃機関の吸気制御装置の概略構成を示す図である。
【図2】図1のA−A線で切断した断面図であり、本実施形態に関するスロットルバルブとスロットルボディの一の断面図である。
【図3】図1のB−B線で切断した断面図であり、本実施形態に関するスロットルバルブとスロットルボディの他の断面図である。
【図4】図1の真上からみた平面図であり、本実施形態に関するスロットルバルブとスロットルボディの別の断面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る内燃機関の吸気制御装置の他の構成例を示す断面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る内燃機関の吸気制御装置の更に他の構成例を示す断面図である。
【図7】本発明の実施形態に係る内燃機関の吸気制御装置の別の構成例を示す断面図である。
【符号の説明】
【0031】
1 吸気制御装置
2 突状体のスロットルボディ中心軸への拡がり部
3 突状体のスロットルボディ内壁面に沿った拡がり部
4 突状体のスロットルボディ内壁面に沿った当接部
11 スロットルボディ
11a,11b 分割スロットルボディ
12 スロットルバルブ
13 スロットルシャフト
14 モータケース
15 カバー
16 軸受
21 上流側
22 突状体
23 下流側
24 空気の流れ
31 スロットルボディ中心軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内燃機関に吸入される空気量を調整するスロットルバルブと、前記スロットルバルブと一体に回転するスロットルシャフトと、前記スロットルバルブの外周縁に対向する内壁面を有するとともに前記スロットルシャフトを回転自在に支承する軸受を有するスロットルボディと、を少なくとも備えた内燃機関用吸気制御装置であって、
前記スロットルバルブは、前記スロットルシャフトを回転中心として、前記スロットルボディの上流側に向かって回転する第1の外周縁と、下流側に向かって回転する第2の外周縁とを有し、
前記スロットルバルブの全閉時における前記スロットルシャフトから最も離れた位置にある前記第1の外周縁と前記第2の外周縁とに対向する前記スロットルボディの内壁面に、空気流れ方向に沿った径一定の所定長さ部を形成し、
前記内壁面に形成された径一定の所定長さ部の空気流れ上流側のスロットルボディ内壁面に、前記スロットルボディの中心軸に向け且つ前記スロットルボディの前記軸受に向けた突状体を設ける
ことを特徴とする内燃機関用吸気制御装置。
【請求項2】
請求項1において、
前記突状体は、前記スロットルボディの内壁面に沿った上流側からの空気流れが前記突状体によって前記スロットルボディの中心軸方向に向かうとともに、前記スロットルボディの前記軸受方向に向かうような略々角錐形状である
ことを特徴とする内燃機関用吸気制御装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記突状体は、前記径一定の所定長さ部を上流側に延在する延在部と、前記延在部の最上流側のステップ状段部とを有する形状である
ことを特徴とする内燃機関用吸気制御装置。
【請求項4】
請求項1、2または3において、
前記スロットルボディの内壁面に設けられた前記軸受向けの突状体は、前記第1の外周縁と前記第2の外周縁の各々に対向して、前記スロットルボディの中心軸から45度の範囲内に形成される
ことを特徴とする内燃機関用吸気制御装置。
【請求項5】
請求項1、2、3または4において、
前記スロットルボディは、前記軸受の部位で二分割した分割スロットボディを組み合わせたものであることを特徴とする内燃機関用吸気制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−231789(P2007−231789A)
【公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−52775(P2006−52775)
【出願日】平成18年2月28日(2006.2.28)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】