説明

型枠支持部材及びその保管方法並びに運搬方法

【課題】 安全性及び作業性に優れた型枠支持部材を提供する。
【解決手段】 間隔をおいて対向配置される型枠15の表面に沿って設けられるとともに、前記型枠15間を所定の間隔に固定する固定具20によって前記型枠15に固定される型枠支持部材1であって、角パイプ状をなすとともに、一側面4の少なくとも一部が全長に亘って開口され、かつ、前記一側面4の開口部7が前記型枠15によって閉塞されるように、前記型枠15の表面に固定具20によって固定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート構造物の躯体を構築する際のコンクリート型枠に使用され、コンクリート型枠を支持するのに好適な型枠支持部材及びその保管方法並びに運搬方法に関する。
【背景技術】
【0002】
コンクリート構造物の躯体を構築する場合、コンクリートの打設箇所(例えば、壁となる部分)の両側に所定の間隔をおいてコンクリート型枠を対向配置し、両コンクリート型枠間に固定具を取り付けて両コンクリート型枠間を所定の間隔に固定し、この際に、両コンクリート型枠の表面に沿って型枠支持部材を設け、型枠支持部材を固定具によってコンクリート型枠に固定し、型枠支持部材によってコンクリート型枠を支持することが行われている。
【0003】
このようなコンクリート型枠の支持に使用される型枠支持部材は、例えば、特許文献1に記載されているように、アルミ、鉄等の金属製の角パイプ状をなすものであって、2つの型枠支持部材を1組として型枠の表面に複数組の型枠支持部材を上下方向に間隔をおいて複数段に設け、各組の型枠支持部材をそれぞれ固定具によって型枠に固定している。
【特許文献1】特開平9−449320号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のような構成の型枠支持部材にあっては、型枠支持部材の1本当たりの重量が重いために、コンクリート型枠への取り付け、取り外し等の作業に非常に手間がかかるとともに、作業中に落としてしまうこと等により思わぬ怪我をすることがある。
【0005】
また、保管場所に保管したり、トラック等の運搬手段によって運搬する場合には、角パイプ状の型枠支持部材を複数段に重ねて保管したり、運搬することになるため、一度に多くの型枠支持部材を保管又は運搬するためには、保管場所及び運搬手段に大きな容積が必要になる。さらに、型枠支持部材を複数段に重ねた場合に、型枠支持部材が崩れ落ちる危険性があるため、型枠支持部材をバンド等の拘束手段で拘束する等の対策が必要になる。
【0006】
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、コンクリート型枠に対する取り付け、取り外し等の作業を安全にかつ効率良く行うことができるとともに、保管場所及び運搬手段の容積を大きくすることなく一度に多くの型枠支持部材を保管又は運搬することができ、さらに、保管及び運搬の際に崩れ落ちたりする危険性がなく、安全に保管及び運搬することができる型枠支持部材及びその保管方法並びに運搬方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記のような課題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、請求項1に係る発明は、間隔をおいて対向配置される型枠の表面に沿って設けられるとともに、前記型枠間を所定の間隔に固定する固定具によって前記型枠に固定される型枠支持部材であって、角パイプ状をなすとともに、一側面の少なくとも一部が全長に亘って開口され、かつ、前記一側面の開口部が前記型枠によって閉塞されるように、前記型枠の表面に固定具によって固定されることを特徴とする。
【0008】
本発明による型枠支持部材によれば、型枠支持部材は、一側面の開口部が型枠によって閉塞されるように型枠の表面に固定具によって固定され、これにより型枠が支持されることになる。この場合、型枠支持部材は、一側面の少なくとも一部が全長に渡って開口されているので、一側面が開口されていない角パイプ状のものよりも重量を軽くすることができ、型枠への取り付け、取り外し等の作業を安全にかつ効率良く行うことができる。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の型枠支持部材であって、内面の少なくとも一部が所定の曲率の曲面に形成されていることを特徴とする。
【0010】
本発明による型枠支持部材によれば、型枠支持部材同士を噛み合わせて保管等する場合に、型枠支持部材同士を滑らかに噛み合わせることができる。
【0011】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の型枠支持部材の保管方法であって、複数の型枠支持部材を前記一側面が交互に上方向又は下方向を向くように横方向に並べて、隣接する一方の型枠支持部材と他方の型枠支持部材の隣接する腕部同士を互いに噛み合わせることで複数の型枠支持部材を一連に連結し、この状態で複数の型枠支持部材を保管場所に1段又は複数段に重ねて保管することを特徴とする。
【0012】
本発明による型枠支持部材の保管方法によれば、型枠支持部材を保管する場合に、複数の型枠支持部材を、隣接する型枠支持部材の隣接する腕部同士を互いに噛み合わせることで一連に連結し、この状態で複数の型枠支持部材を保管場所に1段又は複数段に重ねて保管することになるので、従来の角パイプ状の型枠支持部材を保管する場合と比較して、従来よりも小さい容積の保管場所で従来よりも多くの型枠支持部材を保管することができる。また、保管場所で型枠支持部材が崩れ落ちる危険性が極めて少ないので、安全性を高めることができる。
【0013】
請求項4に係る発明は、請求項1又は2に記載の型枠支持部材の運搬方法であって、複数の型枠支持部材を前記一側面が交互に上方向又は下方向を向くように横方向に並べて、隣接する一方の型枠支持部材と他方の型枠支持部材の隣接する腕部同士を互いに噛み合わせることで複数の型枠支持部材を一連に連結し、この状態で複数の型枠支持部材を運搬手段に1段又は複数段に重ねて積み込み運搬することを特徴とする。
【0014】
本発明による型枠支持部材の運搬方法によれば、型枠支持部材を運搬する場合に、複数の型枠支持部材を、隣接する型枠支持部材の隣接する腕部同士を互いに噛み合わせることで一連に連結し、この状態で複数の型枠支持部材を運搬手段に1段又は複数段に重ねて積み込んで運搬することになるので、従来の角パイプ状の型枠支持部材を運搬する場合と比較して、従来よりも小さい容積の運搬手段で従来よりも多くの型枠支持部材を運搬することができる。また、運搬手段において型枠支持部材が崩れ落ちる危険性が極めて少ないので、安全性を高めることができる。
【発明の効果】
【0015】
以上、説明したように、本発明の型枠支持部材によれば、一側面の少なくとも一部が全長に亘って開口されているので、一側面が開口されていない従来のものに比べて重量を軽くすることができる。従って、型枠への取り付け、取り外し等の作業を安全にかつ効率良く行うことができる。
また、本発明の型枠支持部材の保管方法及び運搬方法によれば、複数の型枠支持部材を、隣接する型枠支持部材の隣接する腕部同士を互いに噛み合わせることで一連に連結し、この状態で保管場所に1段又は複数段に重ねて保管し、又は運搬手段に積み込んで運搬するように構成したので、一側面が開口されていない角パイプ状の従来の型枠支持部材を保管場所に保管し、又は運搬手段に積み込んで運搬する場合に比べて、小さな容積で多くの型枠支持部材を保管し、又は運搬することができる。また、保管又は運搬中に複数の型枠支持部材が崩れる落ちる危険性が極めて少ないので、保管又は運搬中の安全性を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図5には本発明による型枠支持部材の一実施の形態が示されていて、図1は型枠支持部材の斜視図、図2は図1の拡大端面図、図3は型枠支持部材の変形例の端面図、図4は型枠支持部材によってコンクリート型枠を支持した状態を示す説明図、図5は図4の側面図である。
【0017】
本実施の形態の型枠支持部材1は、コンクリート構造物の躯体を構築する際に、コンクリートの打設箇所30に間隔をおいて対向配置されるコンクリート型枠15(以下、「型枠15」という。)を支持するために使用されるものであって、図1及び図2に示すように、角パイプ状をなすとともに、一側面4の少なくとも一部が全長に亘って開口された断面略コ形状に形成され、一側面4が型枠15の表面で閉塞されるように、型枠15の表面に設けられる。
【0018】
図2に示すように、型枠支持部材1の内面8は所定の曲率の曲面8aに形成され、この曲面8aの一部を切り欠くように型枠支持部材1の一側面4の中央部に所定幅の開口部7が全長に亘って設けられ、この開口部7を介して型枠支持部材1の内面8が外部に開口されている。
【0019】
なお、型枠支持部材1の内面8は、全体を一様の曲面8aに形成する必要はなく、図3に示すように、少なくとも一部を所定の曲率の曲面8aに形成し、その他の部分を平面8bに形成するようにしてもよい。
【0020】
図2に示すように、型枠支持部材1の開口部7の両縁部9、9は、対向する相手方縁部9の方向に突出するとともに、その突出している部分の先端面には、所定の幅、深さの断面半円形状の溝部11が型枠支持部材1の全長に亘ってそれぞれ設けられている。なお、溝部11は、必要に応じて各突出部10の先端面に設ければよい。
【0021】
型枠支持部材1は、繊維強化プラスチック製であって、各種の熱硬化性プラスチック又は熱可塑性プラスチックにガラス繊維や炭素繊維等の強化繊維を配合したものを成形材料とし、各種のプラスチック成形法(引抜き成形法等)により断面略コ形状の角パイプ状に形成される。
【0022】
なお、型枠支持部材1は、繊維強化プラスチック製に限らず、他の各種のプラスチックで形成してもよいし、既存のアルミや鉄等の金属製の角パイプを用い、この角パイプの一側面の中央部に機械加工等によって全長に亘る開口部を形成することで断面略コ形状に形成してもよい。
【0023】
次に、上記のような構成の型枠支持部材1を型枠15の表面に取り付ける手順について説明する。
まず、図4に示すように、コンクリート構造物の躯体のコンクリートの打設箇所30(例えば、壁となる部分)の両側に1枚又は複数枚の型枠15を所定の間隔をおいて対向配置し、対向する型枠15、15間の複数箇所に固定具20を取り付け、両型枠15、15間を所定の間隔に固定する。
【0024】
この際に、2つの型枠支持部材1、1を1組として、各型枠15の表面に複数組の型枠支持部材1、1を上下方向に間隔をおいて複数段に設け、各組の2つの型枠支持部材1、1を固定具20によって各型枠15の表面に固定する。この場合、各組の各型枠支持部材1の一側面4が各型枠15の表面で閉塞されるように、かつ、各組の2つの型枠支持部材1、1が互いに平行をなすように、各組の2つの型枠支持部材1、1を各型枠15の表面に沿って水平に設ける。
【0025】
型枠15は、例えば、ベニヤ板製又はプラスチック製のせき板16と、せき板16の表面に所定の間隔ごとに釘等の固定手段によって固定される木製又はプラスチック製の補強用の桟木17とからなり、コンクリートの打設箇所30の両側に桟木17が外側を向くように1枚又は複数枚の型枠15を配置し、この型枠15の桟木17の表面に2つの型枠支持部材1、1を1組として、複数組の型枠支持部材1、1を上下方向に間隔をおいて複数段に配置する。
【0026】
固定具20は、例えば、両端部に雄ねじ部が設けられた金属製の棒状のセパレータ21と、セパレータ21の両端部に取り付けられるプラスチック製の円錐台形状のアタッチメント22と、セパレータ21の両端部に取り付けられる金属製の締結部材25とから構成され、対向配置した型枠15、15間にセパレータ21を位置し、セパレータ21の両端部の雄ねじ部を各型枠15を貫通させて各型枠15の表面側に突出させ、各アタッチメント22を各型枠15の内面側に当接させることで、両型枠15、15間を所定の間隔に調整する。
【0027】
締結部材25は、一端部に雌ねじ部が設けられるとともに、他端部に雄ねじ部が設けられた金属製の棒状の締結ねじ26と、締結ねじ26に取り付けられる金属製の板状の支持板27と、締結ねじ26の雄ねじ部に螺着されるナット29とから構成され、型枠15の表面側に突出させたセパレータ21の両端部の雄ねじ部に締結ねじ26の雌ねじ部を螺着させ、締結ねじ26の雄ねじ部を支持板27を貫通させて支持板27の表面側に突出させ、この支持板27の表面側に突出させた雄ねじ部にナット29を螺合させて締め付ける。
【0028】
この場合、締結ねじ26を1組の型枠支持部材1、1の間を挿通させるとともに、支持板27を2つの型枠支持部材1、1の外側に架け渡すように配置し、この状態で締結ねじ26を支持板27を貫通させて支持板27の表面側に突出させ、支持板27の表面側から締結ねじ26にナット29を螺合させて締め付ける。
【0029】
このような締め付け作業を各固定具20に対して行うことで、型枠15の表面に複数組の型枠支持部材1、1を固定することができ、これらの複数組の型枠支持部材1、1によって型枠15を支持することができる。
【0030】
そして、上記のようにコンクリートの打設箇所30の両側に型枠15、15を対向配置し、型枠15、15間を固定具20によって所定の間隔に固定し、各型枠15の表面に複数組の型枠支持部材1、1を固定具20によって固定した後に、両型枠15、15間にコンクリートを打設する。
【0031】
そして、コンクリートが固化して所定の強度を発現した後に、固定具20、各組の型枠支持部材1、1及び型枠15を解体して取り外すことで、コンクリートの打設箇所30に所望の厚み、強度の壁を構築することができる。
【0032】
上記のように構成した本実施の形態による型枠支持部材1にあっては、一側面4の中央部に全長に亘る開口部7を有する断面略コ形状に形成しているので、従来の一側面に開口部を有していない角パイプ状の型枠支持部材に比べて重量を軽くすることができる。従って、型枠15への取り付け、取り外し等の作業を安全にかつ効率良く行うことができる。
【0033】
なお、本実施の形態の型枠支持部材1は、一側面4の中央部に開口部7を設けて断面略コ形状に形成しているので、従来の一側面に開口部を有していない角パイプ状の型枠支持部材に比べて強度が低下するが、コンクリートの打設圧力は、主として型枠15の表面に直交する方向から型枠15の表面側の型枠支持部材1に作用することになるので、型枠支持部材1が打設圧力によって変形等することはなく、型枠支持部材1としての機能を発揮し続けることができる。
【0034】
次に、本発明による型枠支持部材の保管方法及び運搬方法の一実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態においては、型枠支持部材1の開口部7に連続する部分を腕部6として、型枠支持部材1の保管方法及び運搬方法について説明する。
【0035】
まず、図6に示すように、複数の型枠支持部材1を各々の開口部7が交互に上方向又は下方向を向くように横方向に一列並べ、隣接する一方の型枠支持部材1と他方の型枠支持部材1の隣接する腕部6同士を、互いに相手方型枠支持部材1の内部に開口部7から挿入することで互いに噛み合わせ、このような隣接する型枠支持部材1の隣接する腕部6同士の噛み合わせ作業を複数の型枠支持部材1の全てに対して行い、複数の型枠支持部材1を一連に連結する。
なお、ここで、腕部6とは、型枠支持部材1の開口部7に連続する両側部を意味するものとする。
【0036】
この場合、隣接する一方の型枠支持部材1及び他方の型枠支持部材1の内面8は共に所定の曲率の曲面8aに形成されているので、両型枠支持部材1の隣接する腕部6同士を滑らかに噛み合わせることができる。また、腕部6の先端部同士が互いに係止し合うことにより、両型枠支持部材1の噛み合い状態が解除されるのが防止される。
【0037】
そして、上記のように一連に連結した複数の型枠支持部材1を1段又は複数段に重ねて保管場所に保管し、又はトラック等の運搬手段に1段又は複数段に重ねて積み込んで運搬する。
【0038】
上記のように構成した本実施の形態による型枠支持部材1の保管方法及び運搬方法にあっては、複数の型枠支持部材1を隣接する腕部6同士を噛み合わせることで一連に連結し、この状態で保管場所に1段又は複数段に重ねて保管し、又は運搬手段に積み込んで運搬するようにしたので、一側面に開口部を有していない従来の型枠支持部材をそのまま保管又は運搬する場合に比べて小さな容積で多くの型枠支持部材1を保管又は運搬することができる。
【0039】
また、複数の型枠支持部材1は隣接する腕部6同士が互いに噛み合わされて一連に連結されているので、保管場所又は運搬手段において複数の型枠支持部材1が崩れ落ちる危険性は極めて少なく、安全に保管又は運搬することができる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明による型枠支持部材の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1の拡大端面図である。
【図3】型枠支持部材の変形例を示す拡大端面図である。
【図4】型枠支持部材を型枠に取り付けた状態を示す説明図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】本発明による型枠支持部材の保管方法及び運搬方法の一実施の形態を示す概略図である。
【符号の説明】
【0041】
1 型枠支持部材
4 一側面
6 腕部
7 開口部
8 内面
8a 曲面
8b 平面
9 縁部
11 溝部
15 コンクリート型枠(型枠)
16 せき板
17 桟木
20 固定具
21 セパレータ
22 アタッチメント
25 締結部材
26 締結ねじ
27 支持板
29 ナット
30 打設箇所

【特許請求の範囲】
【請求項1】
間隔をおいて対向配置される型枠の表面に沿って設けられるとともに、前記型枠間を所定の間隔に固定する固定具によって前記型枠に固定される型枠支持部材であって、
角パイプ状をなすとともに、一側面の少なくとも一部が全長に亘って開口され、かつ、前記一側面の開口部が前記型枠によって閉塞されるように、前記型枠の表面に固定具によって固定されることを特徴とする型枠支持部材。
【請求項2】
内面の少なくとも一部が所定の曲率の曲面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の型枠支持部材。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の型枠支持部材の保管方法であって、
複数の型枠支持部材を前記一側面が交互に上方向又は下方向を向くように横方向に並べて、隣接する一方の型枠支持部材と他方の型枠支持部材の隣接する腕部同士を互いに噛み合わせることで複数の型枠支持部材を一連に連結し、この状態で複数の型枠支持部材を保管場所に1段又は複数段に重ねて保管することを特徴とする枠支持部材の保管方法。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の型枠支持部材の運搬方法であって、
複数の型枠支持部材を前記一側面が交互に上方向又は下方向を向くように横方向に並べて、隣接する一方の型枠支持部材と他方の型枠支持部材の隣接する腕部同士を互いに噛み合わせることで複数の型枠支持部材を一連に連結し、この状態で複数の型枠支持部材を運搬手段に1段又は複数段に重ねて積み込み運搬することを特徴とする型枠支持部材の運搬方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2009−74314(P2009−74314A)
【公開日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−245810(P2007−245810)
【出願日】平成19年9月21日(2007.9.21)
【出願人】(594088444)
【Fターム(参考)】