説明

基地局装置及び通信制御方法

【課題】LTEの上りリンクにおいて、適切にスケジューリング処理やAMCにおける送信フォーマットの決定処理を行うことのできる基地局装置及び通信制御方法を提供する。
【解決手段】ユーザ装置と上りリンクの共有チャネルを用いて通信を行う基地局装置は、前記共有チャネルの送信に使用可能な無線リソースと、上りリンクの無線品質情報と、前記共有チャネルの送信に用いられる送信方法とを関連付けて記憶する記憶手段と;前記上りリンクの無線品質情報と、前記共有チャネルに使用可能な無線リソースとに基づいて、前記記憶手段を参照して、前記共有チャネルに用いられる送信方法を決定する決定手段;決定された前記送信方法を前記ユーザ装置に通知する通知手段を備える。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ装置と上りリンクの共有チャネルを用いて通信を行う基地局装置であって:
前記共有チャネルの送信に使用可能な無線リソースと、上りリンクの無線品質情報と、前記共有チャネルの送信に用いられる送信方法とを関連付けて記憶する記憶手段と;
前記上りリンクの無線品質情報と、前記共有チャネルに使用可能な無線リソースとに基づいて、前記記憶手段を参照して、前記共有チャネルに用いられる送信方法を決定する決定手段;
決定された前記送信方法を前記ユーザ装置に通知する通知手段;
を備える基地局装置。
【請求項2】
前記記憶手段は、前記送信方法として、前記共有チャネルに用いられるデータサイズを記憶しており、
前記データサイズは、前記上りリンクの無線品質情報及び前記共有チャネルに使用可能な周波数リソースが固定されている場合に、所定の誤り率を満たし、かつ、最大値となるように設定される請求項1に記載の基地局装置。
【請求項3】
前記記憶手段は、前記送信方法として、前記共有チャネルの送信に用いられるデータサイズと、前記共有チャネルに用いられる変調方式と、前記共有チャネルに用いられる周波数リソース量とを記憶する請求項1に記載の基地局装置。
【請求項4】
前記上りリンクの無線品質情報は、
サウンディング用のリファレンス信号のSIRと、前記サウンディング用のリファレンス信号と前記共有チャネルとの電力オフセットにより決定されることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
【請求項5】
前記電力オフセットは、前記ユーザ装置と前記基地局装置との間のパスロスによって決定されることを特徴とする請求項4に記載の基地局装置。
【請求項6】
前記無線品質情報は、データ種別により決定される優先度に基づいて、調節されることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
【請求項7】
前記無線品質情報は、前記上りリンクの共有チャネルの復号結果と、上りリンクの所要品質とに基づいて、調節されることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
【請求項8】
前記無線品質情報は、複数の論理チャネルグループの内の1つの論理チャネルグループに関する、上りリンクの共有チャネルの復号結果と上りリンクの所要品質とに基づいて、前記無線品質情報の調節を行うことを特徴とする請求項7に記載の基地局装置。
【請求項9】
前記無線品質情報の調節が行われる論理チャネルグループは、最も送信頻度の高い論理チャネルグループであることを特徴とする請求項8に記載の基地局装置。
【請求項10】
前記ユーザ装置の送信電力情報が所定の閾値よりも大きい場合に、前記共有チャネルに割り当てる周波数リソースを小さくする無線リソース割り当て手段;
を備えることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
【請求項11】
前記送信電力情報は、前記ユーザ装置から報告されるUE Power Headroomである請求項10に記載の基地局装置。
【請求項12】
ユーザ装置と上りリンクの共有チャネルを用いて通信を行う基地局装置であって:
前記ユーザ装置と前記基地局装置との間のパスロスを算出する算出手段;
前記パスロスに基づいて、前記共有チャネルのMCSレベルを選択するMCS選択手段;
前記MCSレベルと、共有チャネルに使用可能な無線リソースとに基づいて、前記共有チャネルに用いられる送信方法を決定する決定手段;
決定された前記送信方法を前記ユーザ装置に通知する通知手段;
を備える基地局装置。
【請求項13】
前記送信方法とは、前記共有チャネルの送信に用いられるデータサイズと、前記共有チャネルに用いられる変調方式と、前記共有チャネルに用いられる周波数リソース量と、前記共有チャネルのHARQに関する情報の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
【請求項14】
前記MCS選択手段は、前記パスロスに加えて、サウンディング用のリファレンス信号の無線品質と、前記サウンディング用のリファレンス信号の目標の無線品質とに基づいて、前記共有チャネルのMCSレベルを選択することを特徴とする請求項12に記載の基地局装置。
【請求項15】
前記決定手段は、ユーザ装置のバッファ内のデータ量または前記ユーザ装置が送信可能な最大のデータ量が、前記送信方法として決定されたデータサイズより小さい場合に、該送信方法として決定された周波数リソース量を低減する請求項1に記載の基地局装置。
【請求項16】
前記決定手段は、ユーザ装置のバッファ内のデータ量または前記ユーザ装置が送信可能な最大のデータ量が、前記送信方法として決定されたデータサイズより小さい場合に、該送信方法として決定された周波数リソース量を低減する請求項12に記載の基地局装置。
【請求項17】
ユーザ装置と上りリンクの共有チャネルを用いて通信を行う基地局装置における通信制御方法であって:
前記ユーザ装置と前記基地局装置との間のパスロスを算出するステップ;
前記パスロスとサウンディング用のリファレンス信号の無線品質と前記サウンディング用のリファレンス信号の目標の無線品質とに基づいて、前記共有チャネルのMCSレベルを選択するステップ;
前記MCSレベルと、共有チャネルに使用可能な無線リソースとに基づいて、前記共有チャネルに用いられる送信方法を決定するステップ;
決定された前記送信方法を前記ユーザ装置に通知するステップ;
を備える通信制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11A】
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【図11B】
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【図11C】
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【図12A】
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【図12B】
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【図13A】
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【図13B】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2012−213209(P2012−213209A)
【公開日】平成24年11月1日(2012.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−138173(P2012−138173)
【出願日】平成24年6月19日(2012.6.19)
【分割の表示】特願2009−502530(P2009−502530)の分割
【原出願日】平成20年2月26日(2008.2.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
【出願人】(392026693)株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ (5,876)
【Fターム(参考)】