説明

外用化粧料

【課題】 皮膚刺激性が少なく、十分な清涼感を長時間に渡って付与できる外用化粧料を提供することである。
【解決手段】 (a)メントール、(b)カンファーおよび(c)脂肪酸イソプロピルが配合されてなる冷感剤組成物を含み、pH値が3.0〜6.8の酸性条件下で使用されることを特徴とする外用化粧料(ヘアシャンプーおよびヘアリンスを除く)である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、刺激感が少なく清涼感の持続性に優れる外用化粧料、例えば、化粧水、ヘアトニック、ボディソープおよび浴用剤等に関する。
【背景技術】
【0002】
使用中および使用後にすっきりした爽快感や清涼感を与えるメントール等の冷涼感物質が配合された化粧料が多種多数市販されている。かかる清涼感の持続性を向上させるため、メントールと皮膚浸透剤とを併用する工夫が提案されている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2004−269368公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら従来技術では、未だ清涼感の持続性は十分とは言えず、より長時間清涼感が持続する化粧料が要望されている。その一方、身体への影響を考慮し刺激感の少ない製品が要求されている。
本発明は、使用後も長時間、清涼感が持続し、しかも刺激感のない化粧水、ボディソープ、浴用剤などの外用化粧料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者らは、上記従来技術における問題点を解決すべく鋭意研究した結果、冷涼感物質としてメントールとカンファーとを併用し、さらに脂肪酸イソプロピルを配合した化粧料を、一定範囲の酸性域で使用した場合に、清涼感が長時間持続し、しかも刺激感がないことを見出し本発明の完成に至った。
【0005】
すなわち、本発明は、(a)メントール、(b)カンファーおよび(c)脂肪酸イソプロピルが配合されてなる冷感剤組成物を含み、pH値が3.0〜6.8の酸性条件下で使用されることを特徴とする外用化粧料(ヘアシャンプーおよびヘアリンスを除く)である。
【0006】
また、本発明は、(a)メントール、(b)カンファーおよび(c)脂肪酸イソプロピルが配合されてなる冷感剤組成物を含み、pH値が3.0〜6.0に調整されていることを特徴とする水溶性外用化粧料(ヘアシャンプーおよびヘアリンスを除く)である。
【0007】
上記外用化粧料または水溶性外用化粧料において、酸を添加することによりpH値が3.0〜6.0に調整されていること、酸が、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸およびリン酸から選ばれた1種または2種以上の酸であることを特徴とする。
【0008】
また、上記外用化粧料または水溶性外用化粧料において、冷感剤組成物が成分(a)100質量部に対して、成分(b)が0.1〜20質量部および成分(c)が10〜200質量部配合されてなる組成物であること、冷感剤組成物の成分(c)が、パルミチン酸イソプロピルおよびミリスチン酸イソプロピルから選ばれる1種または2種の脂肪酸イソプロピルであることを特徴とする。
さらに、上記外用化粧料または水溶性外用化粧料中の成分(a)の含有量が0.6〜1質量%となるように冷感剤組成物が配合されていることを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、(a)メントール、(b)カンファーおよび(c)脂肪酸イソプロピルが配合されてなる冷感剤組成物を含み、pH値が4.5〜6.8の浴水中で使用されることを特徴とする浴用剤である。
そして、浴水のpH値を4.5〜5.5に調整するように酸が配合されてなる浴用剤である。
【0010】
また、(a)メントール、(b)カンファーおよび(c)脂肪酸イソプロピルが配合されてなる冷感剤組成物を含み、さらに本剤0.5gを2000mLの水に溶解したときのpH値が4.5〜5.5となるように酸が配合されていることを特徴とする浴用剤である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、皮膚刺激感が少ない、清涼感を長時間に持続可能な、水溶性外用化粧料(例えば、化粧水、ボディソープ、ヘアトニック等の整髪料など)および浴用剤を含めた外用化粧料を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下本発明について詳細に説明する。
(1)冷感剤組成物
冷感剤組成物を構成する冷涼感物質である成分(a)としてメントールと成分(b)のカンファーを併用する。
【0013】
メントール、メントン、プレゴール、イソプレゴール、シネオール、ハッカオイル、ペパーミントオイル、スペアーミントオイル、ユーカリオイル等はその化学構造の違いにより効果の違いはあるものの、いずれも冷涼感効果を有している。本発明においては、特に冷涼感効果と清涼感の持続性に優れたメントールを使用する。
【0014】
成分(b)のカンファーの配合量は、メントール等の成分(a)100質量部に対して0.1〜20質量部であり、より好ましくは2〜10質量部である。
【0015】
成分(c)は、炭素数が12〜20の脂肪酸イソプロピルであり、具体的にはパルミチン酸イソプロピルおよびミリスチン酸イソプロピルが挙げられる。これらはメントール等の冷涼感物質の皮膚への浸透性を向上させ、かつメントール等を多量に使用することなく少ない量で効率的にかつ刺激感の少ない清涼感を付与するため、単独又は併用して用いられる。成分(c)の配合量はメントール等の成分(a)100質量部に対して10〜200質量部であり、より好ましくは50〜170質量部である。
さらに、化粧料中において、成分(a)のメントールの含有量が0.6〜1質量%となるように上記冷感剤組成物が配合されることが好ましい
【0016】
(2)外用化粧料
(a)水溶性外用化粧料
水溶性外用化粧料として、化粧水、ボディソープ、ヘアトニック等の整髪料などの液体状の化粧料が例示される。
化粧水は精製水と保湿剤を主体に他の添加成分が配合され、ボディソープは精製水と界面活性剤を主体に他の添加成分が配合され、そしてヘアトニック等の整髪料は精製水、エタノール、精製油、保湿成分を主体に他の添加成分が配合される。
【0017】
上記化粧料の添加成分としては、例えば、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、シリコーン、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、糖、アミノ酸、有機酸塩、無機塩、有機アミン、カチオン化ポリマー、高分子エマルジョン、等張化剤、皮膚栄養剤、ビタミン、防腐剤、酸化防止剤、酸化防止助剤、香料、水等を必要に応じて、常法に従い適宜配合することができる。
【0018】
(b)浴用剤
一般に、固体状化粧料の浴用剤は、無機塩類系と炭酸ガス系に大別されるが、前者は炭酸水素ナトリウムや硫酸ナトリウム等の無機塩類を主成分として保湿剤、色素、香料が配合され、後者は炭酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウム等の炭酸塩と有機酸類を併用し保湿剤、色素、香料が配合される。
【0019】
(3)酸性条件での使用
清涼感持続性を高めるため、本発明の外用化粧料はpH値が3.0〜6.8の酸性条件下で使用される。すなわち、化粧料自体あるいは水溶液が体表面の皮膚に接触する際に、上記酸性域のpH値であれば、メントール等の冷涼感物質の皮膚への浸透性を向上させることができるからである。
従って、製品のままの状態で肌に適用される水溶性外用化粧料、例えば化粧水、ボディソープ、ヘアトニック等の整髪料については、そうした製品のpH値が3.0〜6.0に調整されることが好ましく、特に好ましいpH値は4.5〜5.5である。
【0020】
製品を上記の酸性域に調整するため、酸を製品に配合することが好ましい。
酸としては、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸およびリン酸等が挙げられ、これらは1種または2種以上用いられる。
酸の配合量は、冷感剤組成物を配合した化粧水、ボディソープ、ヘアトニック等の整髪料などの化粧料製造後のpH値が上記酸性域となるような量であるが、およその配合量はメントール等の前記成分(a)100質量部に対して1〜10質量部が好ましい。
【0021】
ここで、水溶性化粧料である化粧水、ボディソープ、ヘアトニック等の整髪料などのpH値は、日本薬局方に収載されているpH測定法に準じて行う。実際の測定は、化粧料をガラスビーカーに所定量入れ、その中にガラス電極を浸して測定する。測定は、数値が安定するまで静置或いは必要に応じて化粧料基材を攪拌(ガラス電極に外的ショックを与えないように)しながら行う。
【0022】
一方、固体状(粉末、顆粒、錠剤)であり、使用の際に浴槽に投入し、水に溶解して使用する浴用剤については、これを溶解した浴水が皮膚に接触することから、浴水のpH値が好ましくは4.5〜6.8、特に好ましくは4.5〜5.5であれば、メントール等の冷涼感物質の皮膚への浸透性を大きく向上させることができる。
【0023】
従って、浴水のpH値を4.5〜5.5に調整するように浴用剤中に酸が配合されていることが好ましい。具体的には、浴用剤を構成する各成分の酸性度、塩基性度、また、浴槽の大きさに応じた浴用剤の使用量、酸の酸性度を考慮して適宜配合量を決定する。
【0024】
浴水を酸性域に調整するために配合する酸としては、前記クエン酸、リンゴ酸、コハク酸およびリン酸等が挙げられ、これらは1種または2種以上用いられる。
具体的な酸の配合量は、通常の使用態様を考慮して浴用剤0.5gを2000mLの温水に溶解したときのpH値が4.5〜5.5になるように決定されるが、有機酸がクエン酸の場合は浴用剤中の無機塩の配合量に併せて適宜調整されるが、その量はおよそ5〜50質量部である。
【実施例】
【0025】
次に実施例を示して本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
<冷感剤組成物(A)の調製>
メントール100質量部に対し、カンファーを4.0質量部、パルミチン酸イソプロピルを170質量部配合し、冷感剤組成物(A)を得た。
【0026】
<実施例1>
冷感剤組成物(A)を用いて表1処方の化粧水を調製した。
【0027】
【表1】

【0028】
pH値の調整は、堀場製作所製の「HORIBA pH METER F-22」を用いて、2000mLガラスビーカーに最終合計量が1000質量部に相当するクエン酸ならびに精製水を除く処方成分中の原料を加えて調整し、化粧水の最終トータルが1000質量部のときpHが5.5となるようにクエン酸と精製水を加えて調整した。
【0029】
<実施例2>
クエン酸によるpHの調整を行わないこと以外は、実施例1と同様にして化粧水(1)を調製した。そのpHは6.5であった。
【0030】
<実施例3>
冷感剤組成物(A)を用いて表2処方のヘアトニックを調製した。
【0031】
【表2】

【0032】
実施例1と同様の条件にてpH値を5.5に調整した。
【0033】
<実施例4>
冷感剤組成物(A)を用いて表3処方のボディソープを調製した。
【0034】
【表3】

【0035】
実施例1と同様の条件にてpH値を5.5に調整した。
【0036】
<実施例5>
冷感剤組成物(A)を用いて表4処方の浴用剤(a)を調製した。
【0037】
【表4】

【0038】
上記浴用剤(a)0.5gを40℃の温水2000mLに溶解した時のpHが5.5となるようにクエン酸ならびに精製水を加えて、トータル100質量部の浴用剤(a)を調製した。
【0039】
<実施例6>
クエン酸によるpHの調整を行わないこと以外は、実施例5と同様にして浴用剤(a−1)を調製した。この浴用剤(a−1)0.5gを40℃の温水2000mLに溶解した時のpHは6.8であった。
【0040】
<実施例7>
冷感剤組成物(A)を用いて表5処方の浴用剤(b)を調製した。
【0041】
【表5】

【0042】
上記浴用剤(a)0.5gを40℃の温水2000mLに溶解した時のpHが5.5となるようにクエン酸、炭酸水素ナトリウムならびに硫酸ナトリウムを加えて、トータル100質量部の浴用剤(b)を調製した。
【0043】
<比較例1>
クエン酸ナトリウムを新たに加えてpHを7.2に調整すること以外は、実施例1と同様にして化粧水(2)を調製した。
【0044】
<比較例2>
冷感剤組成物(A)の量を実施例1の1/2に調整すること以外は、実施例1と同様にして化粧水(3)を調製した。
【0045】
<比較例3>
冷感剤組成物(A)の代わりに成分(a)ならびに(b)をそれぞれ化粧水100質量部に対し1.0質量部、1.7質量部加えること以外は、実施例1と同様にして化粧水(4)を調製した。トータルは精製水で調整した。
【0046】
<比較例4>
冷感剤組成物(A)の代わりに成分(a)ならびに(c)をそれぞれ化粧水100質量部に対し1.0質量部、0.4質量部加えること以外は、実施例1と同様にして化粧水(5)を調製した。トータルは精製水で調整した。
【0047】
<比較例5>
冷感剤組成物(A)の代わりに成分(a)を化粧水100質量部に対し1.0質量部加えること以外は、実施例1と同様にして化粧水(6)を調製した。トータルは精製水で調整した。
【0048】
<比較例6>
クエン酸ナトリウムを新たに加えてpHを7.2に調整すること以外は、実施例3と同様にしてヘアトニック(1)を調製した。
【0049】
<比較例7>
クエン酸ナトリウムを新たに加えてpHを7.2に調整すること以外は、実施例4と同様にしてボディソープ(1)を調製した。
【0050】
<比較例8>
クエン酸ナトリウムを新たに加えて浴用剤0.5gを40℃の温水2000mLに溶解した時のpHを7.2に調整すること以外は、実施例5と同様にして浴用剤(a−2)を調製した。
【0051】
<比較例9>
クエン酸、炭酸水素ナトリウムならびに硫酸ナトリウムによって浴用剤0.5gを40℃の温水2000mLに溶解した時のpHを7.2に調整すること以外は、実施例7と同様にして浴用剤(b−1)を調製した。
【0052】
上記実施例1〜7ならびに比較例1〜9の外用化粧料の冷感の強度、持続性について、下記の方法で官能評価を行い、清涼感持続性の効果を検討した。
<冷感の試験方法>
以下の手順に従って、一般パネル(n=9)を用いて官能評価を行った。
化粧水、ヘアトニックの評価
(1)手の甲にマイクロピペットで200μL滴下し、手の甲全体に広げる。
(2)直後、5分後、10分後、30分後の冷感強度を評価する。
【0053】
ボディソープの評価
(1)両手を40℃のお湯に30秒間漬ける。
(2)ボディソープについては、手の甲にマイクロピペットで200μL滴下し、手の甲全体に広げ、1分間そのままの状態に保つ。
(3)お湯で擦らずに30秒間洗い流す。
(4)洗い流した直後、5分後、10分後、30分後の冷感強度を評価する。
【0054】
浴用剤の評価
(1)洗面器に浴用剤0.25gを40℃の温水1000mLに溶解した溶液を調整し、手の甲まで溶液に漬けて1分間そのままの状態に保つ。
(2)手を溶液から引き出し、軽くタオルで水分を取り除く。
(3)直後、5分後、10分後、30分後の冷感強度を評価する。
【0055】
冷感の評価基準は下記の通りである。結果を表6に示す。
3点:冷感が強い
2点:冷感が適度である
1点:冷感が弱い
0点:冷感を全く感じない
【0056】
【表6】

【0057】
<冷感持続性の効果>
化粧水は、化粧水 > 化粧水(1) > 化粧水(4) > 化粧水(5) > 化粧水(6) > 化粧水(3) > 化粧水(2);ヘアトニックは、ヘアトニック > ヘアトニック(1);ボディソープは、ボディソープ > ボディソープ(1);浴用剤(a)は、浴用剤(a)≒浴用剤(a−1) > 浴用剤(a−2);浴用剤(b)は、浴用剤(b) > 浴用剤(b−1)の順で冷感効果とその持続性が良い結果となった。
【0058】
<刺激感の評価>
化粧水では、化粧水(2)は刺激を感じ、化粧水(1)は(2)より少ないながら刺激を感じ、化粧水(3)〜(6)は(2)よりも刺激が少ないという結果となった。
ヘアトニックでは、ヘアトニック > ヘアトニック(1);ボディソープでは、ボディソープ > ボディソープ(1);浴用剤では、浴用剤(a−2) > 浴用剤(a−1) > 浴用剤(a)、浴用剤(b)では、浴用剤(b−1) > 浴用剤(b)の順で刺激を感じる結果となった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)メントール、(b)カンファーおよび(c)脂肪酸イソプロピルが配合されてなる冷感剤組成物を含み、pH値が3.0〜6.8の酸性条件下で使用されることを特徴とする外用化粧料(ヘアシャンプーおよびヘアリンスを除く)。
【請求項2】
(a)メントール、(b)カンファーおよび(c)脂肪酸イソプロピルが配合されてなる冷感剤組成物を含み、pH値が3.0〜6.0に調整されていることを特徴とする水溶性外用化粧料(ヘアシャンプーおよびヘアリンスを除く)。
【請求項3】
酸を添加することによりpH値が3.0〜6.0に調整されていることを特徴とする請求項2記載の水溶性外用化粧料。
【請求項4】
酸が、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸およびリン酸から選ばれた1種または2種以上の酸である請求項3記載の水溶性外用化粧料。
【請求項5】
冷感剤組成物が、成分(a)100質量部に対して、成分(b)が0.1〜20質量部および成分(c)が10〜200質量部配合されてなる組成物であることを特徴とする請求項1記載の外用化粧料または請求項2記載の水溶性外用化粧料。
【請求項6】
冷感剤組成物の成分(c)が、パルミチン酸イソプロピルおよびミリスチン酸イソプロピルから選ばれる1種または2種の脂肪酸イソプロピルである請求項1記載の外用化粧料または請求項2記載の水溶性外用化粧料。
【請求項7】
化粧料中において成分(a)の含有量が0.6〜1質量%となるように冷感剤組成物が配合されてなる請求項5記載の外用化粧料または水溶性外用化粧料。
【請求項8】
(a)メントール、(b)カンファーおよび(c)脂肪酸イソプロピルが配合されてなる冷感剤組成物を含み、pH値が4.5〜6.8の浴水中で使用されることを特徴とする浴用剤。
【請求項9】
浴水のpH値を4.5〜5.5に調整するように酸が配合されてなる請求項8記載の浴用剤。
【請求項10】
(a)メントール、(b)カンファーおよび(c)脂肪酸イソプロピルが配合されてなる冷感剤組成物を含み、さらに本剤0.5gを2000mLの水に溶解したときのpH値が4.5〜5.5となるように酸が配合されていることを特徴とする浴用剤。

【公開番号】特開2007−332047(P2007−332047A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−162954(P2006−162954)
【出願日】平成18年6月13日(2006.6.13)
【出願人】(591011410)小川香料株式会社 (173)
【Fターム(参考)】