説明

太陽光エンジンW型

【課題】太陽光エネルギーを集光させて直接エンジン内部に導き、噴射される空気や水分子を一瞬に熱膨張させ、同時に二つのエンジンを発動させるシステムを提供する。
【解決手段】追尾集光された太陽光線を更に集光レンズ1を用いてエンジン内の中心部まで導き、素粒子熱エネルギーを吸収させた耐熱金属から熱電子を発生させる。その高温の領域に外部から吸入した水分子や空気などの気体分子を噴射し、一瞬で爆発的な熱膨張力を発生させ、二つのピストン6に同時に強力な圧力を与えて回転運動力を発動するエンジンシステムとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本特許の太陽光エンジンW型システムについては、上下二つのエンジン中心内部で同時に気体膨張力を発生させることによってピストン運動を起こさせ、統一して動力源を生み出すことが出来るシステムとなっている。
【背景技術】
【0002】
現在までは化石燃料を使用した外燃エンジンとしてスターリングエンジンがある。太陽光を効率よく集光する技術はすでに完成されている。本発明の太陽光エンジンW型は、追尾集光された太陽光線を更に平行集光させてエンジン内部に導き、高温領域を作り出し、熱電子を発生させてエンジン内部に噴射される空気や水分子等を一瞬に熱膨張させて強力な圧力をピストンに与え、回転運動を起こし、統一して動力源を生み出す事の出来るシステムである。
【発明の開示】
【0003】
従来の化石燃料に依存した科学技術では、人類社会の未来発展に希望が持てない。地球環境を守り、公害のない新しい産業を創造する為には必要とするエネルギー問題を解決する事が最も大切なことである。本発明の太陽光エンジンW型は、無限の科学技術による発電や動力源として活用する為にエンジンシステムを開示する。
【発明の効果】
【0004】
本発明の太陽光エンジンW型を活用して公害の無い新しい産業を構築させ、現在直面している環境問題や経済問題などを解決して、地球と人類社会に明るい未来を創造する事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
無限の科学技術である本発明の太陽光エンジンW型を実施するためには、従来の産業を圧迫せず、安全、安心の管理体制システムを完成させ、全ての国々に混乱を起こさせない進め方を確立して、有限の科学から無限の科学へ移行しつつ、新しい産業を構築させることが最も大切であると考える。
【実施例】
【0006】
現在までは化石燃料を使用した外燃エンジンとしてスターリングエンジンがある。太陽光エネルギーを集光させて直接エンジン内部に導き、噴射される空気や水分子を一瞬に熱膨張させ、同時に二つのエンジンを発動させるシステムの実施例はない。
【産業上の利用可能性】
【0007】
本発明の太陽光エンジンW型は化石燃料を一切必要とせず、太陽からの素粒子熱を活用する無限の科学技術である。地球に枯渇することのない太陽光と空気や水がエネルギー源となる。太陽と地球を繋ぐ光と時間と空間が最も必要な資源の領域であるが故に、私共が住んでいる地球の自然環境が美しく保たれることが最も大切なことである。人類社会の発展の為に発電や動力源として産業上の利用可能性は無限大である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の太陽光エンジンW型は、太陽光を追尾集光させて、エンジンの内部に直接光エネルギーを導き、高温の熱電子を発生させる。その高温領域に空気や水分子などを噴射し熱膨張力を活用して二つのエンジンを同時に発動させ、統一した動力源を生み出す為の基本的な合成中心断面図である。
【符号の説明】
【0009】
1. 集光レンズ 11.高温耐熱合金
2. レンズ受け台 12.高温蒸気発生室
3. ピストン受け 13.熱伝導合金
4. 動力シャフト 14.気体膨張室
5. ピストン受け台 15.石英耐熱ガラス
6. 石英ピストン 16.耐熱セラミックス
7. 石英耐熱ガラス 17.耐圧力金属
8. 耐熱反射材 18.ピストン受け台
9. 空気膨張室 19.フライホイル
10.耐熱合金 20.動力ベルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本特許の太陽光エンジンW型システムについては、太陽光エネルギーを集光させることによって平行光線を作り出し、上下二つのエンジン中心内部へ導き、同時に気体膨張力を発生させることを活用し、ピストン運動を起こさせ、統一して動力源を生み出すことが出来るシステムとなっている。
【請求項2】
本特許の太陽光エンジンW型の集光レンズ▲1▼は高温に耐える石英ガラスを採用して入光面を球面とし、出光面は平行光線を作り出す為に非球面としている。更に、高温の光を通過させる為の石英ピストン▲6▼は平面レンズを応用している。尚、エンジンのシリンダーも石英耐熱ガラスを採用している。
【請求項3】
本特許の太陽光エンジンW型は、追尾集光された太陽光線をさらに集光レンズ▲1▼で平行光線を作り出し、石英ピストン▲6▼を通過させ、更に底部の石英耐熱ガラスも透過させて耐熱合金▲11▼に到達させ、熱伝導合金▲13▼に熱エネルギーを吸収させる。その過程において、圧力を高める為にヘリウムガス等を加えることも出来る。上のエンジンは空気の膨張力を活用している。
下のエンジンは、蒸気発生領域▲12▼で高温の蒸気を発生させて気体膨張力を活用している。

【図1】
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【公開番号】特開2013−64394(P2013−64394A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−220500(P2011−220500)
【出願日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【出願人】(508251162)
【出願人】(511240841)
【Fターム(参考)】