説明

宗教的形状を実現する複数のロテータによる磁気共振装置

【課題】支持構造体と、互いに略並行した個々の回転軸を回転させるために、支持構造体に取り付けられた複数の回転集合体とを有する磁気共振装置を提供する。
【解決手段】支持構造体に対して回転する個々の軸の周囲に、回転集合体の各々を回転させるために、駆動手段は回転集合体と連結される。回転集合体の各々は、個々の軸に沿って配置された複数の磁石を収容する。複数の磁石は、複数の第1および第2の配置にグループ化され、第1の配置が、第2の配置の対の間に配置される。第1および第2の配置のうちの少なくとも1つが、宗教的形状に基づいたパターンまたは形状を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浄化および治療装置の技術分野に関する。
詳細には、本発明は、磁石の回転から生じる磁場を利用する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
磁場を利用して、水を浄化する目的のために様々な装置が提案されている。
多くの浄化装置は静止した磁石を用いるが、いくつかの浄化装置は回転しており、浄化されるべき水を含んだ容器内に1つ以上の回転した磁石と接触させることを必要とする。
一方で、出願人は以前、浄化されるべき物質が当該装置付近にあることのみを必要とする、磁石を用いた浄化装置を発明した。
出願人の先願の発明は、特許文献1および2において例示される。
【0003】
出願人の先願の発明では、「宗教的形状」(以下でさらに詳細に記載する)に従ったパターンにて配置された複数の磁石を用いることが、棒磁石の単純な回転よりも、はるかに効果的であることが認められている。
しかしながら、これまでの出願人の進展にもかかわらず、治癒目的のために、食料、水、空気、土壌、ならびに、人体および動物の体の表面に直接適用するものなどを浄化するための、より効果的でコンパクトな装置が所望されている。
【0004】
「宗教的形状」という用語は、宗教的な重要性を意味するものではない。
対照的に、「宗教的形状」という用語は、自然界において頻繁に見受けられる多数の基本的な形状パターンおよび形状的な並びを意味するものである。
一部のパターンは、自然や人間との重要な繋がりを有するという信条のため、それらのパターンが宗教的な儀礼において用いられることもたしかにあるが、しかしながら、これらの事柄は本発明の関心領域ではない。
【0005】
宗教的形状を論じる多数の出版物が存在する。
例となる出版物は、例えば、Drunvalo Melchizedecによる非特許文献1、およびインターネット上における非特許文献2であり、読者は、宗教的形状におけるさらなる研究のために、それらを参照し得る。
【0006】
非常に広い意味においては、宗教的形状とは一般に、Pi、√2、√5、√3、およびφなどの5つの基本的な形状比のうちの1つを実現することで作成されるパターンおよび形状に関する。
Piは、円周に対する円の直径の比である。
√2は、両辺の長さを1とする正方形の対角線の長さである。
√5は、1辺の長さをそれぞれ1および2とする長方形の対角線の長さである。
√3は、半径を1とする二つの円がそれぞれ交差する点を繋いだ弧の長さである(但し、それぞれの円の外周は、他方の円の中心を通る)。
【0007】
φ((1+√5)/2)は、動物や植物の骨格構造などにおいて一般的である、自然発生的な比である。
それはまた、「黄金比」とも呼ばれる。
雪片やツリー形状などの多くの自然発生的なフラクタルパターンは黄金比となる。
【0008】
宗教的形状パターンは、以下で記載される好適な実施形態の記載において用いられる「生命の種子(シード・オブ・ライフ)」のパターンなどによって例示される、宗教的幾何学的形状比を用いて構成されるパターンである。
他の宗教的幾何学形状およびパターンは、五角形、星型五角形、六線星形、正三角形、正方形、2:1の比の両辺を有する長方形、ヴェシカ・パイシーズ形(Vesica Pisces)、角錐や、キャサラ・グリッド状(cathara grid)などの3D構造体などを含むが、それらに限定されない。
他の形状、パターン、および構造体もまた、宗教的形状に精通する者には公知である。
【特許文献1】カナダ国特許出願第2,488,776号明細書
【特許文献2】カナダ国特許出願第2,526,977号明細書
【非特許文献1】The Ancient Secret of the Flower of Life (Vol.I および II)
【非特許文献2】http:/www.intent.com/sg
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
より一般的な意味において、本発明は、軸方向の回転ローラに沿って形成される宗教的形状に基づいて、磁気パターンを反復し、互いに並行して配置された複数のローラを利用することにより、宗教的形状を実現する磁気共振装置において、より効果的な磁場が実現され得ることを認めるものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
詳細には、磁気共振装置は、支持構造体と、互いに略並行する個々の回転軸を回転するために、当該指示構造体に取り付けられた複数の回転集合体とを備える、磁気共振装置を提供する。
支持構造体に対して回転する個々の軸の周囲に、回転集合体の各々を回転させるために、駆動手段は回転集合体と連結される。
回転集合体の各々は、個々の軸に沿って配置された複数の磁石を収容する。
複数の磁石は、複数の第1および第2の配置にグループ化され、第1の配置が、第2の配置の対の間に配置される。
第1および第2の配置のうちの少なくとも1つが、宗教的形状に基づいたパターンまたは形状を含む。
【0011】
第1の配置の磁石が、「生命の種子」パターンであってもよい。
【0012】
第2の配置の磁石は、複数の磁石を備えてもよく、当該複数の磁石は、略角錐形または略円錐形のパターンまたは形状にて、回転する個々の軸の周囲に略等間隔に配置されてもよく、角錐形または円錐形の頂点が第1の配置に面してもよい。
【0013】
第2の配置の磁石は、縦軸(長手方向軸)の対向側に、識別可能な正面および背面を有してもよい。
磁石は、角錐形または円錐形に沿って位置する縦軸(長手方向軸)と一直線に並んで配置されてもよい。
磁石の各々は、それぞれ隣接する磁石から共通の方向に、等しい分だけ回転され、正反対にある磁石はそれぞれ、略垂直方向を向いた、正面および背面をそれぞれ有してもよい。
【0014】
第1および第2の配置における磁石は、湾曲した正面および背面によってつなぎ合わされた、略平坦な面を有し、湾曲した正面および背面は両極の端部にて接触し、正面または背面から見た場合には、レンズ状の輪郭であり、側面から見た場合には、略長方形の輪郭であり、それぞれのレンズの縦軸(長手方向軸)が両極の端部を通り抜けて延びてもよい(貫通してもよい)。
【0015】
磁石は、磁石を受け止めて方位を正しく合わせるために、形成された溝を有する支持ブロックに取り付けられてもよい。
【0016】
支持ブロックは円筒形であってもよく、非磁性材料のチューブ状の円筒板を供える回転集合体に収容されてもよい。
円筒板と支持ブロックとの間で保持器が作動し、支持ブロックが、円筒板に対して、回転するのを制限してもよい。
【0017】
磁気共振装置は、共通の軸の周囲に、等間隔に配置された回転集合体のうちの3つの回転集合体をさらに備えてもよい。
【0018】
磁石は、個々のN極およびS極を交互に配置されてもよい。
【0019】
磁気共振装置は、第1の配置のうちの4個の磁石および第2の配置のうちの9個の磁石を備えてもよい。
【0020】
各第2の配置は6個の磁石を有してもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
本発明による磁気共振装置は、添付の図面における参照番号100によって一般に示される。
磁気共振装置100は、基本的に、通常互いに並行する個々の回転軸104の周囲を回転するために取り付けられた、例えば図に示すような円筒形のドラム型などの、複数の回転集合体102を備える。
【0022】
回転集合体102およびそれらの個々の軸は、共通の軸106と並行し、その周囲に等しく間隔を置いて配置されている。
【0023】
3つの回転集合体102は、例えば、図5に示すように、端面から見た場合に、正三角形の角に対応するように配置された個々の軸104とともに配置される。
【0024】
そのような配置にしたがって組み立てられた原型的な磁気共振装置100は、試験作業において有益な結果をもたらした。
しかしながら、他の個数のローラや他のローラの配置もまた可能であることも予想されている。
もちろん、より小さな共振磁界ではあるが、有益な結果が、単一の回転集合体102を用いて達成可能である。
【0025】
各回転集合体102は、以下でさらに詳述される宗教的形状となるパターンにしたがって配置される磁石を含む。
【0026】
回転集合体102は、任意の適切な原動力手段、または共振磁場を生成するロテータによって、回転集合体の個々の軸104の周囲を回転する。
図に示すように、適切なロテータは、回転(ロテータ)集合体(アセンブリ)102に取り付けられた被駆動滑車110と連動し、それと摩擦しつつ係合する駆動ベルト112によって、回転集合体102と回転自在に連結されるモータ108を含んでもよい。
駆動滑車114は、モータ108の出力軸に取り付けられ、駆動ベルト112を圧迫し、ベルト112と摩擦しつつ係合する。
【0027】
滑車およびベルトのこの配置は例示的なものであり、他の駆動アセンブリ、例えば、スプロケットアセンブリおよびチェインアセンブリ、あるいは、一例を挙げれば、二つの代替物として、歯車駆動アセンブリなどによって代替されてもよいことは理解されよう。
【0028】
図1から図5に示す構造体は、通常、上述の部品を取り付け、支持するための支持構造体によってバランスをとっている。
図に示す支持構造体は、基部120を備え、回転集合体支持プレート122は、通常、基部120から垂直に延びるように固定されている。
回転集合体支持プレートは、通常、軸受部を収容しており、回転集合体102の個々の端部は、低摩擦の回転支持部に対してジャーナル軸受(journalled)する。
モータ108は、調整可能なモータ取付部122によって基部120上に支持されてもよく、モータ180を動かすことによって、駆動ベルト112の張力を可能にする。
【0029】
非磁気カバー(図示されず)は、外観のため、および、任意の動的部分との不慮の接触から保護するために、磁気共振装置100を覆うように提供されてもよい。
【0030】
回転集合体108およびその各部分は、図6から図31に詳細に示す。
各回転集合体108は、通常、非磁性物質(例えば、アルミニウム)の円筒形の円筒板130を有し、その内部には、通常、回転集合体108の軸方向に沿って、複数の並んだレンズ型の磁石132が配置されている。
【0031】
本明細書において使用される「非磁性」とは、磁石132と著しく干渉しない材料を意味する。
【0032】
複数の並んだ磁石132は、通常、2つの配置を含む。
第1の配置134は、図8に示すように、半径方向に「生命の種子」パターンで配置される。
【0033】
第2の配置136は、通常、円錐形の構成において、ローラ102の回転軸104の周囲に等しく間隔を置かれた6個の磁石を備える。
すなわち、各磁石132の一端は、他端よりも、回転軸138に、より接近している。
それゆえ、第2の配置136の磁石132は、見る者の視点に依存するが、回転軸138に対して、中心に向かうか、または外側に逸れていく。
【0034】
第2の配置136は、各第2の配置136の磁石132を用いて、各第1の配置と隣接して配置され、第2の配置136の各磁石は、第1の配置134と隣接する回転軸104に最も接近して位置する。
すなわち、第2の配置136の磁石132は、隣接する第1の配置134から離れるほど、回転軸104から外側に逸脱していく。
【0035】
図9から図16において了解されるように、第2の配置136それぞれの各磁石132は、第2の配置136の他の磁石132と比較して、それぞれ僅かに異なる方向を有している。
上述のように、各磁石132は通常、レンズ型をしており、図9Aにて了解されるように、通常、並行する平面状の側面140、ならびに、湾曲した正面および背面142を有する。
レンズの軸146は、両側面140から等距離にある両端部144の間を通り抜けるように、各レンズ132を通って延びている。
【0036】
第2の配置136における各レンズ132は、直接に隣接するレンズ132に対して、そのレンズの軸146の周りを、およそ30度回転する方向に置かれる。
図9Aにおける参照番号148に示す矢印は、回転を示している。
図12から図14および図15から図18は、その回転の結果としての方向を示す。
例えば、図12の2つのレンズ132のうちの1つ(左側に示す)は、ページの平面に対して並行した、1つの側面を提示しており、他方で、レンズ132のもう一方(右側に示されている)は、ページの平面に対して垂直となる側面140を有していることに留意されたい。
図16はその逆の配置を示す。
【0037】
磁石132は、18個の磁石および6個の磁石ホルダ150および152によって、それぞれの位置に保持される。
図10から図14および図24から図31は18個の磁石を示し、図15から図23は6個の磁石ホルダ150および152を示す。
端的には、磁石ホルダ150および152は、磁石132を受け止める適切な溝を有する非磁性体のブロックであり、所望の位置に、磁石を並べ、保持する。
【0038】
18個の磁石ホルダは、第1の配置134および第2の配置136の磁石の両方を保持する。
6個の磁石ホルダ152は、第2の配置136の磁石のみを保持する。
磁石ホルダ150および152は、単に例示として挙げられたものであり、他の固定手段が実行可能であることは明白であることに留意されたい。
例えば、全ての並んだ磁石は、熱硬化性ポリマーまたは熱矯正用(thermal setting)ポリマー、あるいは、エポキシなどの化学的矯正用樹脂(chemically setting resin)などの適切なポッティング材料に流し込むことも可能である。
【0039】
ここで、6個の磁石ホルダ152を示す図20から図23を参照する。
6個の磁石ホルダ152は、複数の溝162を有する略円筒体160を有し、ぞれぞれの溝は1つの磁石132を収容する。
【0040】
各溝162は、磁石132の側面140と接近して係合することによって、所望の方向にて個々の磁石を受け止めるように設計されている。
【0041】
位置決め穴164は、磁石ホルダ152の対面166の間に提供され、回転集合体102を通って延びる位置決め棒、または位置決めボルト168(図6を参照)と一直線に並んで配置される。
位置決め穴164は、磁石ホルダ150および152を、位置合わせをして並べ、回転集合体が、磁石ホルダと共に回転する場合のバランスをとる。
【0042】
ここで、18個の磁石ホルダ150を示す図24から図31を参照する。
18個の磁石ホルダは、片側において6個の磁石ホルダと類似しているが、もう一方の片側においては、第1の配置134の磁石を受け止め、保持するための、さらなる溝170を備える。
6個の磁石ホルダ152と同様に、位置決め穴164は、位置決め棒、または位置決めボルト168と一直線に並んで配置されるように提供され、回転集合体104内において、所望の方向に、18個の磁石ホルダ150を保持する。
【0043】
使用時、モータ108は、駆動ベルト112を介して、回転集合体102を回転するように駆動される。
ローラ102が回転する所望の速度は、共振装置が用いられる用途に依存して変化してもよい。
例えば、試験操作においては、毎分3500回転(rpm)から4000回転にて回転集合体102を駆動させることは、水浄化の用途において、有用であることが分かっている。
【0044】
共振装置100を使用する場合、取り扱われる対象物が回転集合体102を囲む必要はない。
共振装置と隣接していることで、通常は十分であり、したがって、対象物が流体である場合、必要とされるのは、流体のための非磁性の管路が共振装置100を通過することである。
浄化時間は、浄化される物質および共振装置100全体のサイズに依存する。
長さ約43.18cm(17インチ)および直径約10.16cm(4インチ)のローラを有する共振装置100を用いて水の浄化を行う場合、ウィルスを死滅するためには、およそ0.03秒が必要とされた。
PCBは、およそ20分必要とした。
したがって、連続流での操作(回分操作とは対照的に)が、少なくとも一部の用途において実行可能であることは明らかである。
【0045】
上述の記載は、「生命の種子」パターンの使用に焦点を合わせている。
生命の種子は、「宗教的形状」とまとめて呼ばれている、自然界で頻繁に見受けられる形状比または形状的な並びを取り入れる、1つの形状パターンにすぎない。
「生命の種子」に関連する宗教的形状の固有の比は、結果として生じる磁場の効果に強い影響を及ぼすと考えられている。
したがって、有益な結果が、宗教的形状の群のなかで、他の形状パターンを選択することによって達成されることは明白である。
【0046】
磁石132は実行可能な限りで、強力であるべきである。
したがって、希土類磁石が、サイズ比に対する強度の観点から、目下好ましいものである。
希土類磁石が好適であるが、必須要件ではない。
他の形態の永久磁石または電磁石もまた使用してもよい。
好ましくは、磁石132は左右対称に配置され、使用中、回転時に生じる振動を最小限に留めることが好ましい。
磁石は、N極およびS極の方向を交互に配置することが好ましいが、この設計もまた変更してもよい。
【0047】
本発明の共振装置100は、病原体を死滅させ、毒素を分解することによって、水または食料を浄化する手段として、実際的な用途を有する。
また、共振装置100は、血液循環の回復、炎症、腫瘍、ウィルス感染およびバクテリア感染を治療し、かつ一般的な強壮剤として役に立つように、人体および動物の体への直接的な適用において、実際的な用途を有する。
また、共振装置100は、空気中、水中、食物中、および土壌中における環境有害物質を低減するために有用である。
予備試験では、毒性化合物(自動車の排出ガスなど)を、HC、CO、NO、およびSOなどの、より微細で、毒性の少ない構成分子に分解する試験結果を示した。
【0048】
上述の記載は、限定的な意味ではなく、例示として記載されたものである。
請求の範囲に記載された請求項によって規定された本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、その構成において他の変更が可能であることは、当業者にあきらかである。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】外側のカバーが取り外された、本発明による磁気共振装置の上面、側面、端部を示す斜視図である。
【図2】図1に対応し、図1の反対側を示す図である。
【図3】図1および図2の磁気共振装置の上面図である。
【図4】図3に対応する正面図である。
【図5】図1および図2の磁気共振装置の端面図である。
【図6】本発明による共振装置ユニットの回転集合体の平面図または正面図である(示された回転集合体が円筒形ならば、平面および正面の図に近似する)。
【図7】図6の線7−7にとられた回転集合体の断面図である。
【図8】図7の線8−8に対応する図6の回転集合体の断面図であり、本発明による磁石ホルダを示す。
【図9】図8の線9−9にとられた図8の磁石ホルダの断面図である。
【図9A】本発明による、「レンズ型」磁石の斜視図である。
【図10】18個の磁石を保持する、本発明による磁石ホルダの正面図である。
【図11】図10の磁石ホルダの背面図である。
【図12】図10の線12−12の断面である。
【図13】図10の線13−13の断面である。
【図14】図10の線14−14の断面である。
【図15】6個の磁石を保持する、本発明による磁石ホルダの正面図である。
【図16】図15の線16−16の断面である。
【図17】図15の線17−17の断面である。
【図18】図15の線18−18の断面である。
【図19】6個の磁石を保持する、本発明による磁石ホルダの非表示部の詳細を示す正面図である。
【図20】図19の磁石ホルダの上面図である。
【図21】図20の線21−21の方向からとられた、図19および図20の磁石ホルダの斜視図である。
【図22】図19の線22−22の断面である。
【図23】図19の線23−23の断面である。
【図24】18個の磁石を保持する、本発明による磁石ホルダの正面図である。
【図25】図24の磁石ホルダの背面図である。
【図26】図24の磁石ホルダの上面図である。
【図27】図26の線27−27の視点からとられた、図24、図25、および図26の磁石ホルダの斜視図である。
【図28】図24の線28−28の断面である。
【図29】図24の線29−29の断面である。
【図30】18個の磁石を保持する、本発明による磁石ホルダの斜視図である。
【図31】図30の湾曲部の例示的な半径を示す図30の磁石ホルダの正面図である。
【符号の説明】
【0050】
100 共振装置
102 回転集合体
104 軸(回転集合体)
106 共通軸(回転集合体の)
108 モータ
110 被駆動滑車
112 駆動ベルト
114 駆動滑車
120 基部
122 支持プレート
124 調整可能なモータ取付部
130 円筒板(ローラ)
132 磁石
134 第1の配置(生命の種子)
136 第2の配置(円錐形)
138 回転軸(回転集合体)
140 側面
142 正面および背面(レンズ)
144 端部(レンズ)
146 レンズ軸
148 矢印(レンズの回転移動を示す)
150 18個の磁石ホルダ
152 6個の磁石ホルダ
162 溝(磁石を保持するための)
164 位置決め穴
166 対面(本体の)
168 棒またはボルト(回転集合体を貫通している)
170 第1の配置の磁石を保持するための、18個の磁石における溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持構造体と、
互いに略並行した個々の回転軸を回転させるために、前記支持構造体に取り付けられた複数の回転集合体と、
前記回転集合体と接続され、前記支持構造体と関連するそれぞれの回転軸について、前記回転集合体の各々を回転させる駆動手段とを備え、
前記回転集合体の各々は、
前記個々の軸に沿って配置された複数の磁石を収容し、前記複数の磁石は、複数の第1および第2の配置にグループ化され、第1の配置が、前記第2の配置の対の間に配置されており、前記第1および第2の配置のうちの少なくとも1つが、宗教的形状に基づくパターンまたは形状を含む、ことを特徴とする磁気共振装置。
【請求項2】
前記第1の配置の磁石が、「生命の種子」パターンである、ことを特徴とする請求項1に記載の磁気共振装置。
【請求項3】
前記第2の配置の磁石は、複数の前記磁石を備え、
該複数の前記磁石は、略角錐形または略円錐形のパターンまたは形状にて、前記回転する個々の軸の周囲に略等間隔配置され、前記略角錐形または略円錐形の頂点が前記第1の配置に面している、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の磁気共振装置。
【請求項4】
前記第2の配置の磁石における前記磁石は、縦軸の対向側に識別可能な正面および背面を有し、
前記磁石は、前記略角錐形または略円錐形に沿って位置する前記縦軸と一直線に並んで配置され、
前記磁石の各々は、それぞれ隣接する磁石から共通の方向に等分量だけ回転され、正反対にある磁石はそれぞれ、略垂直方向を向いた、前記正面および背面をそれぞれ有している、ことを特徴とする請求項3に記載の磁気共振装置。
【請求項5】
前記第1および第2の配置における前記磁石は、湾曲した正面および背面によってつなぎ合わされた、略平坦な面を有し、前記湾曲した正面および背面は両極の端部にて接触し、
前記正面または背面から見た場合には、レンズ状の輪郭であり、側面から見た場合には、略長方形の輪郭であり、
それぞれの前記レンズ状の前記縦軸が前記両極の端部を通って延びている、ことを特徴とする請求項4に記載の磁気共振装置。
【請求項6】
前記磁石は、前記磁石を受け止めて方位を合わせるために形成された溝を有する支持ブロックに取り付けられる、ことを特徴とする請求項5に記載の磁気共振装置。
【請求項7】
支持ブロックは円筒形であり、
前記回転集合体は、前記支持ブロックを収容する非磁性材料のチューブ状の円筒板を有し、
前記円筒板と前記支持ブロックとの間で保持器が作動し、前記支持ブロックが、前記円筒板に対して、回転するのを制限する、ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の磁気共振装置。
【請求項8】
共通の軸の周囲に、等間隔に配置された前記回転集合体を3つさらに備える、ことを特徴とする請求項7に記載の磁気共振装置。
【請求項9】
前記磁石のうちの少なくとも一部が、個々のN極およびS極を交互に配置されている、ことを特徴とする請求項8に記載の磁気共振装置。
【請求項10】
前記回転集合体のそれぞれに沿っている、前記第1の配置のうちの4個の磁石および前記第2の配置のうちの9個の磁石をさらに備える、ことを特徴とする請求項9に記載の磁気共振装置。
【請求項11】
前記第2の配置それぞれが、6個の磁石を有する、ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の磁気共振装置。
【請求項12】
前記駆動手段が、毎分3500回転から4000回転にて、前記回転集合体を回転させるように構成されている、ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1つに記載の磁気共振装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図9A】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【公表番号】特表2009−519118(P2009−519118A)
【公表日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−543622(P2008−543622)
【出願日】平成18年12月6日(2006.12.6)
【国際出願番号】PCT/CA2006/001984
【国際公開番号】WO2007/065257
【国際公開日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【出願人】(508170656)
【Fターム(参考)】