容器用の容器蓋
蓋(100)は電子レンジ用の容器(200)頂部に取付可能である。蓋(100)はボール紙、硬質紙、及びその他の材料から作られ電子レンジ用容器(200)の開放頂部を覆う働きをして、容器の中身が加熱中に飛び散らないようにする。蓋(100)はまた加熱後に、消費者が安全に加熱された容器(200)を取り扱うことのできる表面を提供する。蓋の天板(20)の、凹凸や継目のない滑らかで連続した中断のない表面は、広告、製品情報、及びグラフィックスに適している。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
技術分野は容器の蓋またはカバーに関連する。具体的には、技術分野は加熱後の容器の取扱いを安全にする電子レンジ用の容器の蓋に係わる。
【背景技術】
【0002】
電子レンジ用の容器は周知である。この種の容器は桶か盆の形をして、その上方部分に金属周縁部を持つ。こうした容器の頂部はプルタブのついた金属のカバーで塞がれており、プルタブを使ってカバーを除去した後に電子レンジで容器の中身を加熱する。カバーを除去すると容器は開くが、加熱される容器の中身は覆われてなければ電子レンジの内側の表面に飛散する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この問題の1つの解決法は容器にプラスチックの蓋を配することである。プラスチックの蓋は通気するから加熱中の過度の圧力上昇を防止することができ、加えて容器の頂部に締まり嵌めするように整形できる。加熱する前にプラスチックの蓋を取り外し、プルタブに指を入れて金属カバーを除去する。それからプラスチックの蓋を容器に再載置してから加熱する。結果として容器の開口部は覆われ、容器の中身の飛散は防止される。こうしたプラスチックの蓋は有効ではあるが割と製作費が掛かる上に、比較的厳しい公差内で製造しなければならない。プラスチックの蓋はさらに使いようによっては、加熱した電子レンジ容器を持ち上げて運ぼうとする消費者を十分に防護することはできない。
【0004】
別の解決策は容器にボール紙の蓋を配することである。ボール紙の蓋はボール紙の生地板から作り、容器から取り外すことができる。ボール紙蓋もプラスチック蓋の場合のように取り外して容器の金属カバーを除去できるようにされ、加熱する前に容器に再配置される。したがってボール紙蓋は加熱中の容器の中身の飛散を防止する上に、消費者が加熱した容器を持てるようにする。
【0005】
ところが周知のボール紙蓋は、広告またはその他の製品情報を展示するに相応しい表面を持たない点では不十分である。
したがって、広告またはその他の製品情報展示のための表面を提供し、さらに加熱された容器を持ち及び/または運ぼうとするユーザーを保護する、容器を覆うための安価な方策が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の実施形態によれば、蓋に組み上げる蓋の生地板は、天板と、第1の横板と、底板と、底板にある、容器の上方部分を受け入れる大きさにされた少なくとも1つの頂部受入切込パターンと、第2の横板と、閉じ板とを具備する。組み上げた蓋では、天板は第1の横板と第2の横板とに隣接し、底板も第1の横板と第2の横板とに隣接する。
【0007】
第1の実施形態によれば、蓋は蓋の生地板から組み立てられ、滑らかな連続した天板を持つ。天板はこのため製品や広告、その他の情報を印刷するのに特に適している。ロゴ、製品識別物、その他のイメージも天板に設置できる。
【0008】
蓋は例えば、取外しできる金属カバーのついた電子レンジ用の容器に載置できる。金属カバーを除去してから電子レンジで加熱するとき、蓋が容器の頂部を覆うから、加熱中に容器の中身は飛び散らない。さらに加熱後、消費者は、熱すぎて安全に触る及び/または扱うことのできない容器自体ではなく、蓋―容器結合体の蓋を保持することができる。
【0009】
幾つかの実施形態では、生地板に多様な力学的閉塞機構を配して蓋を組み立てることができる。力学的閉塞機構は、例えば閉じ耳と閉じ孔の構成にすることができる。別の実施形態では、閉じ板を接着剤で固着する。
【0010】
当業者は、下に列挙する図面を参照しながら以下の詳細な実施形態の説明を読み取ることで、上述の利点、その他の利点、及び多様な追加的実施形態の利益を諒解するだろう。
【0011】
一般的慣行に従い、以下に議論する図面の多様な形状構成は必ずしも尺度通りには描かれていない。本発明の実施形態をより明瞭に説明するため、図面の様々な形状と要素との寸法は拡大または縮小されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明は容器に取り付ける蓋に関する。蓋100は図5に組み上げた状態で示され、電子レンジ用の容器200に取り付けられている。蓋100は例えば容器に載置され、加熱中容器200の中身が飛散しないようにする。蓋100はさらに、容器200の加熱後、消費者やその他のユーザーが手にやけどを負わずに加熱した容器200を持ち上げ扱うことを可能にする。蓋100は安価で組立が容易な上に、組立用の接着剤を要しない力学的閉塞機構を備える。蓋100の天板は、広告、製品情報、及びその他の絵または文字による情報を設置するに適した滑らかな連続した表面を備える。
【0013】
図1は、第1の実施形態の蓋100の形成に用いる生地板10の第1の面5の平面図である。生地板10は天板20を含み、天板20の第1の側部からは2つの閉じ耳22、24が突出している。生地板10には、各閉じ耳22、24の基部のところでそれぞれ耳の切込26、28が形成され、閉じ耳22、24が生地板20の面に関着したり脱着できるようにする。天板20は第1の折込線32のところで折込自在に第1の横板40に接続する。生地板10にはさらに、天板20と第1の横板40との中間に1以上の第1の切込線34、36も形成され、第1の折込線32での生地板10の折込みを容易にする。折込線32に沿って任意の数の切込線が形成できるが、切込線の数と長さとは生地板10の形成に用いる材料の、例えば規格と剛性とに応じて選択される。
【0014】
第1の横板40は第2の折込線52のところで折込自在に底板50に接続する。生地板10には底板50と第1の横板40との中間で1以上の第2の切込線54、56が形成され、第2の折込線52での折込みを容易にする。
【0015】
底板50は、底板50の長さを隔てて互いに離間した第1の頂部受入切込パターン58と第2の頂部受入切込パターン59とを含む。第1の頂部受入切込パターン58は、第1の頂部受入切込線60と、第1の頂部受入切込線60に沿う各中間点から伸長するJ字型切込64とを含む。第2の頂部受入切込パターン59は第2の頂部受入切込線62を含み、切込線62には第2の頂部受入切込線62に沿う各中間点から伸長するJ字型切込66がある。第1と第2の頂部受入切込線60、62は大略C字型としてよい。第1と第2の頂部受入切込パターン58、59は、組上げた蓋100の底板50に容器の周縁部が突出する挿着個所となる。J字型切込64、66は頂部受入切込線60、62を撓ませて開放させ、容器頂部を切込線60、62に進入させる。
【0016】
底板50は第3の折込線74のところで折込自在に第2の横板80に接続する。生地板10には底板50と第2の横板80との中間に1以上の第3の切込線76、78が形成され、第3の折込線74での折込みを容易にする。
【0017】
第2の横板80は第4の折込線88のところで折込自在に閉じ板90に接続する。離間した閉じ孔82、84は概ね第4の折込線88と整列し、かつ閉じ耳22、24を受け入れる大きさにされる。閉じ孔82、84は例えば切込、細孔、その他の開口として形成する。
【0018】
図1に示すように、生地板10は天板20と底板50の中心部分とが概ね矩形を成す。生地板10は第1の折込線32のところで細くなり、第2の折込線52のところでさらに細くなる。同様に、生地板10は第4の折込線88のところで細くなり、第3の折込線74のところでさらに細くなる。
【0019】
図2は、容器200に取り付ける前の蓋100の組立段階の斜視図である。図1は生地板10の第1の面5、すなわち組み上げた蓋100の「下側」または「内側」の面を示しているが、図2は、生地板10を生地板10の折込線で巻き込んだときの生地板10の第2の、または外側の面15を示している。図1及び2について説明すれば、生地板10の天板20は、生地板10の第2の面15を外側にして、生地板10を第1と第2の折込線32、52で巻き込めば折り込まれる。閉じ板90も、同じく第2の面15を外側にして生地板10を第3と第4の折込線74、88で巻き込んで折り込む。折込線32、52、74、88の巻込みは閉じ板90を天板20に接近させる。この時、閉じ耳22、24を各々1つの閉じ孔82、84に挿入できるから、生地板10の両端部は連結して蓋100を「閉塞」する。
【0020】
図3は容器200の、蓋100への挿着を示している。図3では、閉塞した蓋は逆さまで、容器200の頂縁部または頂部の周縁は第1の頂部受入切込60に挿着されている。容器200の頂部を第1の頂部受入切込60に挿入すると、底板50は第1と第2のJ字型切込64のところで撓み、容器頂部を第1の頂部受入切込60に進入させる。
【0021】
次に図4を参照すれば、容器200の頂部または周縁部の反対側の縁部は第2の頂部受入切込62に挿入されている。底板50は第3と第4のJ字型切込66のところで撓み、容器200の挿着を容易にさせる。容器200はこの時完全に蓋100に着座する。
【0022】
図5は、桶形容器200に装着された組上げ蓋100の直立位置での斜視図である。容器200への載置時は、第1と第2の横板40、80は概ね垂直に伸長し、天板20は容器200の頂部に概ね水平に跨乗する。底板50もまた概ね水平に広がり、容器200の頂部と天板20間に介在する。図5に示すように、天板20の上面は、凹凸や継目、その他表面の不揃いのない滑らかで連続した表面であるから、この上に広告情報や製品情報、その他任意の有用な情報及び/またはグラフィックスを印刷することができる。
【0023】
上述の実施形態によれば、蓋100は、閉じ耳22、24と閉じ孔82、84との力学的相互作用により確実に閉塞状態で保持される。蓋100は組立が簡単な上、比較的低コストで製造され組み立てられる。蓋100を閉塞状態に維持するのに接着剤やその他の化学的接合手段は要しない。
【0024】
図6は第2の実施形態の蓋300の形成に用いる生地板302の平面図である。蓋300は図7に組み上げた状態で示され、電子レンジ用の桶形容器200に取り付けられている。蓋300は例えば容器に載置されて、加熱中に容器200の中身の飛散を防止するから、消費者またはその他のユーザーは手にやけどを負わずに加熱した容器200を取り上げかつ扱うことができる。蓋300は安価かつ組立が簡単な上に、組立に接着剤を要しない力学的閉塞機構を配することができる。蓋300の天板は、広告、製品情報、及びその他の絵または文字情報の設置に適した、滑らかで連続した表面を備えている。
【0025】
図6は、蓋300の形成に用いる生地板302の第1の面305の平面図である。生地板302は天板320を含み、天板320の第1の側部からは2つの閉じ耳322、324が突出する。生地板302には各耳322、324の基部のところにそれぞれ耳の切込326、328が形成され、耳322、324が生地板302の面に関着したり脱着できるようにする。天板320は第1の折込線332のところで折込自在に第1の横板340に接続する。生地板302にはまた、天板320と第1の横板340との中間に1以上の第1の切込線334、336も形成されて、第1の折込線332での生地板302の折込を容易にする。折込線332に沿って任意の数の切込線が形成できるが、切込線の数と長さは生地板302の形成に用いる材料の、例えば規格と剛性とに応じて選択する。
【0026】
第1の横板340は第2の折込線352のところで折込自在に底板350に接続する。生地板302には底板350と第1の横板340との中間に1以上の第2の切込線354、356が形成され、第2の折込線352での折込を容易にする。
【0027】
底板350は、底板350の両側部に配置された第1の頂部受入切込パターン360と第2の頂部受入切込パターン362とを含む。第1の頂部受入切込パターン360は、生地板302の幅に沿って伸長する第1の直線部分364と、直線部分364の端部から外方に伸長するJ字型切込366とを含む。「く」の字型切込368は、J字型切込366と相交わり、そこから伸長する。くの字型切込368の端部からはC字型切込370が伸長する。折込線372はC字型切込370から底板350の縁部まで伸びる。第2の頂部受入切込パターン362は第1の頂部受入切込パターン360と同じで、生地板302の幅に沿って伸長する第1の直線部分384と、直線部分384の端部から外方に伸長するJ字型切込386と、J字型切込386から伸びる「く」の字型切込388と、くの字型切込388の端部から伸びるC字型切込390とを含む。C字型切込390からは底板350の縁部まで折込線392が伸びる。頂部受入切込パターン360、362は底板350を撓ませて開放させ、容器頂部を組上げ蓋300の底板350に進入させる。
【0028】
底板350は第3の折込線404のところで折込自在に第2の横板400に接続する。生地板302には、底板350と第2の横板400との中間に1以上の第3の切込線406、408が形成され、第3の折込線404での折込を容易にする。
【0029】
第2の横板400は第4の折込線418のところで折込自在に閉じ板420に接続する。閉じ孔422、424は概ね第4の折込線404と整列し、閉じ耳322、324を収容する大きさにされている。
【0030】
図6に示すように、生地板302は天板320と底板350の中心部分とが概ね矩形を成す。生地板302は第1の折込線332のところで細くなり、第2の折込線352のところでさらに細くなる。同様に、生地板302は第4の折込線418のところで細くなり、第3の折込線404のところでさらに細くなる。
【0031】
図7は生地板302から形成した組上げ蓋300の斜視図である。蓋300は蓋100と同様のやり方で組み上げられ容器200に装着される。
図8は、変形の閉じ耳装置を持つ別の天板520の一部分の平面図である。天板520の第1と第2の閉じ耳522、524には2つの突起がある。閉じ孔の大きさを閉じ耳522、524の大きさに対応するように選定すれば、天板520は上述の生地板10、302と同じ生地板に使用できる。
【0032】
図9は、変形閉じ耳装置を持つさらに別の天板の一部分の平面図である。天板620には単一の閉じ孔622がある。天板620は上述の生地板10、302と同じ生地板に使用できるが、閉じ孔は1つしか要しない。
【0033】
図10は、第3の実施形態の蓋500の形成に用いる生地板502の第1の面505の平面図である。蓋500は図11に組み上げた状態で示され、電子レンジ用の桶形容器200に取り付けられている。蓋500の天板は520は、広告や製品情報、その他絵または文字情報の設置に適した滑らかな表面を備えている。
【0034】
生地板502は天板520、第1の横板540、底板550、第2の横板600、及び閉じ板620から成る。第1、第2、及び第3の折込線532、552、604は、図6に示した折込線332、352、404と同じ構造でよい。第1の頂部受入切込パターン560と第2の頂部受入切込パターン562もまた図6に示したそれらと同じ構造でよい。代案として、図1に示したパターン58、59のような頂部受入切込パターンも生地板502に使用できる。
【0035】
生地板502が図6に示した生地板と異なる点は、閉じ板620が第4の折込線618で第2の横板600に接続し、そこに閉じ耳や閉じ孔がないことである。その代りに、生地板502は閉じ板620を天板520の下側に糊付けして閉塞する。折込線618は第1と第2の切込線622、624を含み、第4の折込線618での折込を容易にする。
【0036】
図11は、生地板502から形成された組上げ蓋500の斜視図である。蓋500は蓋100と同じやり方で組み上げられ容器200に装着される。一方で、閉じ耳を閉じ孔と係合させる代りに、閉じ板610を天板520の下側に糊付けする。閉じ板620の1以上の側部は例えばニスまたはその他の、閉じ板620を天板5210に接着させる助けとなる被膜で処理しなくてもよい。天板520もまた、閉じ板620との接着点のところをニスまたは同様の処理剤で処理しなくてもよい。
上述の各実施形態の底板は、容器頂部を蓋の底板の範囲内に受け入れる例示的装置を示している。一方、容器を蓋に装着させるその他の装置も具えることができる。
【0037】
生地板10は例えば硬質紙、ボール紙、及び同様の材料から作ることができる。生地板の第1と第2の面は例えば粘土被膜で被覆可能である。そのあと粘土被膜に製品、広告、及びその他の情報またはイメージを印刷することができる。次に生地板に印刷した情報を保護するため生地板をニスで被覆する。生地板はさらにその一面または両面を例えば水分バリア層で被覆してもよい。
【0038】
上述の各実施形態では、蓋100、300、500は、円形の上方周縁部を持つ概ね円筒形または切頭円錐形の桶形容器200に合うものとして示した。一方、本発明の蓋で他の種類の容器も覆うことができる。例えば、平行六面体の容器は、生地板の底板の切込の形を変えることで、または底板に別の切込または孔を与えることで、蓋100、300、500の総括的形状を持つ蓋に適合させることができる。生地板の寸法もまた変更して、例えば多様な容器の形に適合させることができる。
【0039】
上述の各実施形態は、第2の横板を天板に結合させる閉塞機構を含んでいる。一方、生地板は閉塞機構が別の板に接続するようにも構築できる。例えば、図1を参照すれば、生地板102の成分を移動して天板20を折込自在に第2の横板80に接続させる。閉じ板は生地板のどちらの側からも突出でき反対側の耳を固締する。こうして閉塞機構が与えられ生地板から蓋が組み上がる。
【0040】
上記の各実施形態では、折込線は任意適当な方法により生地板に形成できる。例えば、折込線は生地板の一部に折り目をつけたり切れ目を入れたりして形成する。その他の、生地板に折込線を形成する方法も使用できる。
上述の各実施形態は、電子レンジ用のプラスチックの桶形容器への挿着に適した蓋に関連させた。一方、上記実施形態の蓋は、カップやトレー、ボールなどの容器との共用にも適している。そうした実施形態では、例えばプラスチックから作るカップやトレイ、ボールはプラスチックのフィルムやその他の材料の被膜を備え、その被膜は加熱前に除去される。本発明の蓋は然る後蓋やボールに載置されて加熱に供される。
【0041】
上述の発明の説明で本発明を説明し記述した。補足すれば、開示は本発明の専ら選択された好ましい実施形態の記述にすぎず、諒解されるように、本発明はその他の多様な組合せ、変更、及び環境のもとで使用できる上に、上の言及に相応する本願に明記した本発明のコンセプトの範囲内での、及び/または関連技術の技術や知見内での変更、修正が可能である。
記述は本発明を本願に開示した形態に限定するものではない。同様に、添付クレームは、詳細な説明に明示的に規定されない他の実施形態をも含むと解釈される。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】第1の実施形態の蓋の形成に用いる生地板の平面図である。
【図2】図1の生地板から作る蓋の、桶形容器に取り付ける前の組立段階の斜視図である。
【図3】桶形容器に取り付け中の、図2の組上げた蓋の斜視図である。
【図4】桶形容器に取り付け済みの、図2の組上げ蓋の斜視図である。
【図5】直立位置で桶形容器に取り付けた、図2の組上げ蓋の斜視図である。
【図6】第2の実施形態の蓋の形成に用いる生地板の平面図である。
【図7】桶形容器に取り付けた、第2の実施形態の組上げ蓋の斜視図である。
【図8】変形の閉じ耳装置を持つ別の天板の部分平面図である。
【図9】変形閉じ耳装置を持つさらに別の天板の部分平面図である。
【図10】第3の実施形態の蓋の形成に用いる生地板の平面図である。
【図11】桶形容器に装着されている、図10の組上げ蓋の斜視図である。
【符号の説明】
【0043】
20 天板
82、84 閉じ孔
90 閉じ板
100 蓋
200 容器
【技術分野】
【0001】
技術分野は容器の蓋またはカバーに関連する。具体的には、技術分野は加熱後の容器の取扱いを安全にする電子レンジ用の容器の蓋に係わる。
【背景技術】
【0002】
電子レンジ用の容器は周知である。この種の容器は桶か盆の形をして、その上方部分に金属周縁部を持つ。こうした容器の頂部はプルタブのついた金属のカバーで塞がれており、プルタブを使ってカバーを除去した後に電子レンジで容器の中身を加熱する。カバーを除去すると容器は開くが、加熱される容器の中身は覆われてなければ電子レンジの内側の表面に飛散する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この問題の1つの解決法は容器にプラスチックの蓋を配することである。プラスチックの蓋は通気するから加熱中の過度の圧力上昇を防止することができ、加えて容器の頂部に締まり嵌めするように整形できる。加熱する前にプラスチックの蓋を取り外し、プルタブに指を入れて金属カバーを除去する。それからプラスチックの蓋を容器に再載置してから加熱する。結果として容器の開口部は覆われ、容器の中身の飛散は防止される。こうしたプラスチックの蓋は有効ではあるが割と製作費が掛かる上に、比較的厳しい公差内で製造しなければならない。プラスチックの蓋はさらに使いようによっては、加熱した電子レンジ容器を持ち上げて運ぼうとする消費者を十分に防護することはできない。
【0004】
別の解決策は容器にボール紙の蓋を配することである。ボール紙の蓋はボール紙の生地板から作り、容器から取り外すことができる。ボール紙蓋もプラスチック蓋の場合のように取り外して容器の金属カバーを除去できるようにされ、加熱する前に容器に再配置される。したがってボール紙蓋は加熱中の容器の中身の飛散を防止する上に、消費者が加熱した容器を持てるようにする。
【0005】
ところが周知のボール紙蓋は、広告またはその他の製品情報を展示するに相応しい表面を持たない点では不十分である。
したがって、広告またはその他の製品情報展示のための表面を提供し、さらに加熱された容器を持ち及び/または運ぼうとするユーザーを保護する、容器を覆うための安価な方策が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の実施形態によれば、蓋に組み上げる蓋の生地板は、天板と、第1の横板と、底板と、底板にある、容器の上方部分を受け入れる大きさにされた少なくとも1つの頂部受入切込パターンと、第2の横板と、閉じ板とを具備する。組み上げた蓋では、天板は第1の横板と第2の横板とに隣接し、底板も第1の横板と第2の横板とに隣接する。
【0007】
第1の実施形態によれば、蓋は蓋の生地板から組み立てられ、滑らかな連続した天板を持つ。天板はこのため製品や広告、その他の情報を印刷するのに特に適している。ロゴ、製品識別物、その他のイメージも天板に設置できる。
【0008】
蓋は例えば、取外しできる金属カバーのついた電子レンジ用の容器に載置できる。金属カバーを除去してから電子レンジで加熱するとき、蓋が容器の頂部を覆うから、加熱中に容器の中身は飛び散らない。さらに加熱後、消費者は、熱すぎて安全に触る及び/または扱うことのできない容器自体ではなく、蓋―容器結合体の蓋を保持することができる。
【0009】
幾つかの実施形態では、生地板に多様な力学的閉塞機構を配して蓋を組み立てることができる。力学的閉塞機構は、例えば閉じ耳と閉じ孔の構成にすることができる。別の実施形態では、閉じ板を接着剤で固着する。
【0010】
当業者は、下に列挙する図面を参照しながら以下の詳細な実施形態の説明を読み取ることで、上述の利点、その他の利点、及び多様な追加的実施形態の利益を諒解するだろう。
【0011】
一般的慣行に従い、以下に議論する図面の多様な形状構成は必ずしも尺度通りには描かれていない。本発明の実施形態をより明瞭に説明するため、図面の様々な形状と要素との寸法は拡大または縮小されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明は容器に取り付ける蓋に関する。蓋100は図5に組み上げた状態で示され、電子レンジ用の容器200に取り付けられている。蓋100は例えば容器に載置され、加熱中容器200の中身が飛散しないようにする。蓋100はさらに、容器200の加熱後、消費者やその他のユーザーが手にやけどを負わずに加熱した容器200を持ち上げ扱うことを可能にする。蓋100は安価で組立が容易な上に、組立用の接着剤を要しない力学的閉塞機構を備える。蓋100の天板は、広告、製品情報、及びその他の絵または文字による情報を設置するに適した滑らかな連続した表面を備える。
【0013】
図1は、第1の実施形態の蓋100の形成に用いる生地板10の第1の面5の平面図である。生地板10は天板20を含み、天板20の第1の側部からは2つの閉じ耳22、24が突出している。生地板10には、各閉じ耳22、24の基部のところでそれぞれ耳の切込26、28が形成され、閉じ耳22、24が生地板20の面に関着したり脱着できるようにする。天板20は第1の折込線32のところで折込自在に第1の横板40に接続する。生地板10にはさらに、天板20と第1の横板40との中間に1以上の第1の切込線34、36も形成され、第1の折込線32での生地板10の折込みを容易にする。折込線32に沿って任意の数の切込線が形成できるが、切込線の数と長さとは生地板10の形成に用いる材料の、例えば規格と剛性とに応じて選択される。
【0014】
第1の横板40は第2の折込線52のところで折込自在に底板50に接続する。生地板10には底板50と第1の横板40との中間で1以上の第2の切込線54、56が形成され、第2の折込線52での折込みを容易にする。
【0015】
底板50は、底板50の長さを隔てて互いに離間した第1の頂部受入切込パターン58と第2の頂部受入切込パターン59とを含む。第1の頂部受入切込パターン58は、第1の頂部受入切込線60と、第1の頂部受入切込線60に沿う各中間点から伸長するJ字型切込64とを含む。第2の頂部受入切込パターン59は第2の頂部受入切込線62を含み、切込線62には第2の頂部受入切込線62に沿う各中間点から伸長するJ字型切込66がある。第1と第2の頂部受入切込線60、62は大略C字型としてよい。第1と第2の頂部受入切込パターン58、59は、組上げた蓋100の底板50に容器の周縁部が突出する挿着個所となる。J字型切込64、66は頂部受入切込線60、62を撓ませて開放させ、容器頂部を切込線60、62に進入させる。
【0016】
底板50は第3の折込線74のところで折込自在に第2の横板80に接続する。生地板10には底板50と第2の横板80との中間に1以上の第3の切込線76、78が形成され、第3の折込線74での折込みを容易にする。
【0017】
第2の横板80は第4の折込線88のところで折込自在に閉じ板90に接続する。離間した閉じ孔82、84は概ね第4の折込線88と整列し、かつ閉じ耳22、24を受け入れる大きさにされる。閉じ孔82、84は例えば切込、細孔、その他の開口として形成する。
【0018】
図1に示すように、生地板10は天板20と底板50の中心部分とが概ね矩形を成す。生地板10は第1の折込線32のところで細くなり、第2の折込線52のところでさらに細くなる。同様に、生地板10は第4の折込線88のところで細くなり、第3の折込線74のところでさらに細くなる。
【0019】
図2は、容器200に取り付ける前の蓋100の組立段階の斜視図である。図1は生地板10の第1の面5、すなわち組み上げた蓋100の「下側」または「内側」の面を示しているが、図2は、生地板10を生地板10の折込線で巻き込んだときの生地板10の第2の、または外側の面15を示している。図1及び2について説明すれば、生地板10の天板20は、生地板10の第2の面15を外側にして、生地板10を第1と第2の折込線32、52で巻き込めば折り込まれる。閉じ板90も、同じく第2の面15を外側にして生地板10を第3と第4の折込線74、88で巻き込んで折り込む。折込線32、52、74、88の巻込みは閉じ板90を天板20に接近させる。この時、閉じ耳22、24を各々1つの閉じ孔82、84に挿入できるから、生地板10の両端部は連結して蓋100を「閉塞」する。
【0020】
図3は容器200の、蓋100への挿着を示している。図3では、閉塞した蓋は逆さまで、容器200の頂縁部または頂部の周縁は第1の頂部受入切込60に挿着されている。容器200の頂部を第1の頂部受入切込60に挿入すると、底板50は第1と第2のJ字型切込64のところで撓み、容器頂部を第1の頂部受入切込60に進入させる。
【0021】
次に図4を参照すれば、容器200の頂部または周縁部の反対側の縁部は第2の頂部受入切込62に挿入されている。底板50は第3と第4のJ字型切込66のところで撓み、容器200の挿着を容易にさせる。容器200はこの時完全に蓋100に着座する。
【0022】
図5は、桶形容器200に装着された組上げ蓋100の直立位置での斜視図である。容器200への載置時は、第1と第2の横板40、80は概ね垂直に伸長し、天板20は容器200の頂部に概ね水平に跨乗する。底板50もまた概ね水平に広がり、容器200の頂部と天板20間に介在する。図5に示すように、天板20の上面は、凹凸や継目、その他表面の不揃いのない滑らかで連続した表面であるから、この上に広告情報や製品情報、その他任意の有用な情報及び/またはグラフィックスを印刷することができる。
【0023】
上述の実施形態によれば、蓋100は、閉じ耳22、24と閉じ孔82、84との力学的相互作用により確実に閉塞状態で保持される。蓋100は組立が簡単な上、比較的低コストで製造され組み立てられる。蓋100を閉塞状態に維持するのに接着剤やその他の化学的接合手段は要しない。
【0024】
図6は第2の実施形態の蓋300の形成に用いる生地板302の平面図である。蓋300は図7に組み上げた状態で示され、電子レンジ用の桶形容器200に取り付けられている。蓋300は例えば容器に載置されて、加熱中に容器200の中身の飛散を防止するから、消費者またはその他のユーザーは手にやけどを負わずに加熱した容器200を取り上げかつ扱うことができる。蓋300は安価かつ組立が簡単な上に、組立に接着剤を要しない力学的閉塞機構を配することができる。蓋300の天板は、広告、製品情報、及びその他の絵または文字情報の設置に適した、滑らかで連続した表面を備えている。
【0025】
図6は、蓋300の形成に用いる生地板302の第1の面305の平面図である。生地板302は天板320を含み、天板320の第1の側部からは2つの閉じ耳322、324が突出する。生地板302には各耳322、324の基部のところにそれぞれ耳の切込326、328が形成され、耳322、324が生地板302の面に関着したり脱着できるようにする。天板320は第1の折込線332のところで折込自在に第1の横板340に接続する。生地板302にはまた、天板320と第1の横板340との中間に1以上の第1の切込線334、336も形成されて、第1の折込線332での生地板302の折込を容易にする。折込線332に沿って任意の数の切込線が形成できるが、切込線の数と長さは生地板302の形成に用いる材料の、例えば規格と剛性とに応じて選択する。
【0026】
第1の横板340は第2の折込線352のところで折込自在に底板350に接続する。生地板302には底板350と第1の横板340との中間に1以上の第2の切込線354、356が形成され、第2の折込線352での折込を容易にする。
【0027】
底板350は、底板350の両側部に配置された第1の頂部受入切込パターン360と第2の頂部受入切込パターン362とを含む。第1の頂部受入切込パターン360は、生地板302の幅に沿って伸長する第1の直線部分364と、直線部分364の端部から外方に伸長するJ字型切込366とを含む。「く」の字型切込368は、J字型切込366と相交わり、そこから伸長する。くの字型切込368の端部からはC字型切込370が伸長する。折込線372はC字型切込370から底板350の縁部まで伸びる。第2の頂部受入切込パターン362は第1の頂部受入切込パターン360と同じで、生地板302の幅に沿って伸長する第1の直線部分384と、直線部分384の端部から外方に伸長するJ字型切込386と、J字型切込386から伸びる「く」の字型切込388と、くの字型切込388の端部から伸びるC字型切込390とを含む。C字型切込390からは底板350の縁部まで折込線392が伸びる。頂部受入切込パターン360、362は底板350を撓ませて開放させ、容器頂部を組上げ蓋300の底板350に進入させる。
【0028】
底板350は第3の折込線404のところで折込自在に第2の横板400に接続する。生地板302には、底板350と第2の横板400との中間に1以上の第3の切込線406、408が形成され、第3の折込線404での折込を容易にする。
【0029】
第2の横板400は第4の折込線418のところで折込自在に閉じ板420に接続する。閉じ孔422、424は概ね第4の折込線404と整列し、閉じ耳322、324を収容する大きさにされている。
【0030】
図6に示すように、生地板302は天板320と底板350の中心部分とが概ね矩形を成す。生地板302は第1の折込線332のところで細くなり、第2の折込線352のところでさらに細くなる。同様に、生地板302は第4の折込線418のところで細くなり、第3の折込線404のところでさらに細くなる。
【0031】
図7は生地板302から形成した組上げ蓋300の斜視図である。蓋300は蓋100と同様のやり方で組み上げられ容器200に装着される。
図8は、変形の閉じ耳装置を持つ別の天板520の一部分の平面図である。天板520の第1と第2の閉じ耳522、524には2つの突起がある。閉じ孔の大きさを閉じ耳522、524の大きさに対応するように選定すれば、天板520は上述の生地板10、302と同じ生地板に使用できる。
【0032】
図9は、変形閉じ耳装置を持つさらに別の天板の一部分の平面図である。天板620には単一の閉じ孔622がある。天板620は上述の生地板10、302と同じ生地板に使用できるが、閉じ孔は1つしか要しない。
【0033】
図10は、第3の実施形態の蓋500の形成に用いる生地板502の第1の面505の平面図である。蓋500は図11に組み上げた状態で示され、電子レンジ用の桶形容器200に取り付けられている。蓋500の天板は520は、広告や製品情報、その他絵または文字情報の設置に適した滑らかな表面を備えている。
【0034】
生地板502は天板520、第1の横板540、底板550、第2の横板600、及び閉じ板620から成る。第1、第2、及び第3の折込線532、552、604は、図6に示した折込線332、352、404と同じ構造でよい。第1の頂部受入切込パターン560と第2の頂部受入切込パターン562もまた図6に示したそれらと同じ構造でよい。代案として、図1に示したパターン58、59のような頂部受入切込パターンも生地板502に使用できる。
【0035】
生地板502が図6に示した生地板と異なる点は、閉じ板620が第4の折込線618で第2の横板600に接続し、そこに閉じ耳や閉じ孔がないことである。その代りに、生地板502は閉じ板620を天板520の下側に糊付けして閉塞する。折込線618は第1と第2の切込線622、624を含み、第4の折込線618での折込を容易にする。
【0036】
図11は、生地板502から形成された組上げ蓋500の斜視図である。蓋500は蓋100と同じやり方で組み上げられ容器200に装着される。一方で、閉じ耳を閉じ孔と係合させる代りに、閉じ板610を天板520の下側に糊付けする。閉じ板620の1以上の側部は例えばニスまたはその他の、閉じ板620を天板5210に接着させる助けとなる被膜で処理しなくてもよい。天板520もまた、閉じ板620との接着点のところをニスまたは同様の処理剤で処理しなくてもよい。
上述の各実施形態の底板は、容器頂部を蓋の底板の範囲内に受け入れる例示的装置を示している。一方、容器を蓋に装着させるその他の装置も具えることができる。
【0037】
生地板10は例えば硬質紙、ボール紙、及び同様の材料から作ることができる。生地板の第1と第2の面は例えば粘土被膜で被覆可能である。そのあと粘土被膜に製品、広告、及びその他の情報またはイメージを印刷することができる。次に生地板に印刷した情報を保護するため生地板をニスで被覆する。生地板はさらにその一面または両面を例えば水分バリア層で被覆してもよい。
【0038】
上述の各実施形態では、蓋100、300、500は、円形の上方周縁部を持つ概ね円筒形または切頭円錐形の桶形容器200に合うものとして示した。一方、本発明の蓋で他の種類の容器も覆うことができる。例えば、平行六面体の容器は、生地板の底板の切込の形を変えることで、または底板に別の切込または孔を与えることで、蓋100、300、500の総括的形状を持つ蓋に適合させることができる。生地板の寸法もまた変更して、例えば多様な容器の形に適合させることができる。
【0039】
上述の各実施形態は、第2の横板を天板に結合させる閉塞機構を含んでいる。一方、生地板は閉塞機構が別の板に接続するようにも構築できる。例えば、図1を参照すれば、生地板102の成分を移動して天板20を折込自在に第2の横板80に接続させる。閉じ板は生地板のどちらの側からも突出でき反対側の耳を固締する。こうして閉塞機構が与えられ生地板から蓋が組み上がる。
【0040】
上記の各実施形態では、折込線は任意適当な方法により生地板に形成できる。例えば、折込線は生地板の一部に折り目をつけたり切れ目を入れたりして形成する。その他の、生地板に折込線を形成する方法も使用できる。
上述の各実施形態は、電子レンジ用のプラスチックの桶形容器への挿着に適した蓋に関連させた。一方、上記実施形態の蓋は、カップやトレー、ボールなどの容器との共用にも適している。そうした実施形態では、例えばプラスチックから作るカップやトレイ、ボールはプラスチックのフィルムやその他の材料の被膜を備え、その被膜は加熱前に除去される。本発明の蓋は然る後蓋やボールに載置されて加熱に供される。
【0041】
上述の発明の説明で本発明を説明し記述した。補足すれば、開示は本発明の専ら選択された好ましい実施形態の記述にすぎず、諒解されるように、本発明はその他の多様な組合せ、変更、及び環境のもとで使用できる上に、上の言及に相応する本願に明記した本発明のコンセプトの範囲内での、及び/または関連技術の技術や知見内での変更、修正が可能である。
記述は本発明を本願に開示した形態に限定するものではない。同様に、添付クレームは、詳細な説明に明示的に規定されない他の実施形態をも含むと解釈される。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】第1の実施形態の蓋の形成に用いる生地板の平面図である。
【図2】図1の生地板から作る蓋の、桶形容器に取り付ける前の組立段階の斜視図である。
【図3】桶形容器に取り付け中の、図2の組上げた蓋の斜視図である。
【図4】桶形容器に取り付け済みの、図2の組上げ蓋の斜視図である。
【図5】直立位置で桶形容器に取り付けた、図2の組上げ蓋の斜視図である。
【図6】第2の実施形態の蓋の形成に用いる生地板の平面図である。
【図7】桶形容器に取り付けた、第2の実施形態の組上げ蓋の斜視図である。
【図8】変形の閉じ耳装置を持つ別の天板の部分平面図である。
【図9】変形閉じ耳装置を持つさらに別の天板の部分平面図である。
【図10】第3の実施形態の蓋の形成に用いる生地板の平面図である。
【図11】桶形容器に装着されている、図10の組上げ蓋の斜視図である。
【符号の説明】
【0043】
20 天板
82、84 閉じ孔
90 閉じ板
100 蓋
200 容器
【特許請求の範囲】
【請求項1】
天板と、
第1の横板と、
底板と、
前記底板にあって、容器の上方部分を受け入れる大きさにされた少なくとも1つの頂部受入切込パターンと、
第2の横板と、
閉じ板と、を備える、蓋に組み上げる蓋の生地板において、
組み上げた蓋では、前記天板が前記第1の横板と前記第2の横板とに隣接し、前記底板が前記第1の横板と前記第2の横板とに隣接することを特徴とする蓋の生地板。
【請求項2】
請求項1に記載の生地板において、前記生地板を内側に折り込むとき前記生地板を閉塞するように構成された力学的閉塞機構をさらに備えることを特徴とする生地板。
【請求項3】
請求項2に記載の生地板において、前記力学的閉塞機構は、
少なくとも1つの閉じ耳と、
前記少なくとも1つの閉じ耳を受け入れる大きさにされた少なくとも1つの閉じ孔と、を含むことを特徴とする生地板。
【請求項4】
請求項3に記載の生地板において、前記少なくとも1つの閉じ孔は前記第2の横板に隣接することを特徴とする生地板。
【請求項5】
請求項3に記載の生地板において、前記少なくとも1つの閉じ耳は2つの閉じ耳を含み、前記少なくとも1つの閉じ孔は2つの閉じ孔を含むことを特徴とする生地板。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれかに記載の生地板において、前記少なくとも1つの頂部受入切込パターンは、
前記底板の第1の側部に配された第1の頂部受入切込パターンと、
前記底板の第2の側部に配された第2の頂部受入切込パターンと、を含むことを特徴とする生地板。
【請求項7】
請求項6に記載の生地板において、前記第1の頂部受入切込パターンは、
第1の頂部受入切込と、
前記第1の頂部受入切込から伸長する少なくとも1つの第1のJ字型切込と、
前記第2の頂部受入切込から伸長する少なくとも1つの第2のJ字型切込と、を含むことを特徴とする生地板。
【請求項8】
請求項7に記載の生地板において、前記第1の頂部受入切込は概ねC字型をなすことを特徴とする生地板。
【請求項9】
請求項6に記載の生地板において、前記第1の頂部受入切込パターンは、
前記生地板の幅に沿って伸びる第1の直線部分と、
前記第1の直線部分の端部から伸びるJ字型切込と、を含むことを特徴とする生地板。
【請求項10】
請求項9に記載の生地板において、前記第1の頂部受入切込パターンは、
前記J字型切込から伸びる「く」の字型切込と、
前記J字型切込から伸びるC字型切込と、をさらに含むことを特徴とする生地板。
【請求項11】
請求項6に記載の生地板において、前記第1の頂部受入切込パターンと前記第2の頂部受入切込パターンとは、前記底板の長さを隔てて互いに離間することを特徴とする生地板。
【請求項12】
請求項1乃至11のいずれかに記載の生地板において、前記生地板は前記天板のところが概して矩形をなし、前記天板を前記第1の横板に折込可能に接続するところが細くなることを特徴とする生地板。
【請求項13】
請求項12に記載の生地板において、前記生地板は前記底板の中心部分が概して矩形をなし、前記底板を前記第1の横板に折込可能に接続するところが細くなることを特徴とする生地板。
【請求項14】
請求項1乃至13のいずれかに記載の生地板において、前記生地板はボール紙または硬質紙から構築されることを特徴とする生地板。
【請求項15】
請求項1乃至14のいずれかに記載の生地板において、前記天板は凹凸または継目のないボール紙の連続した部片であることを特徴とする生地板。
【請求項16】
請求項3に記載の前記生地板から、前記少なくとも1つの閉じ耳と前記少なくとも1つの閉じ孔とを係合させて形成することを特徴とする蓋。
【請求項17】
容器と請求項16に記載の前記蓋との組合せにおいて、前記容器の頂部部分は前記蓋の前記少なくとも1つの頂部受入切込パターンと係合することを特徴とする容器と蓋との組合せ。
【請求項18】
請求項17に記載の組合せにおいて、前記第1の横板と前記第2の横板とは概ね垂直に伸長し、前記天板は概ね水平に伸長することを特徴とする組合せ。
【請求項19】
請求項18に記載の組合せにおいて、前記容器は概して切頭錐体であることを特徴とする組合せ。
【請求項20】
請求項1乃至15のいずれかに記載の前記生地板から、前記閉じ板を前記蓋の生地板の前記残余の板の1つに糊付けすることにより形成することを特徴とする蓋。
【請求項21】
容器と請求項20に記載の前記蓋との組合せにおいて、前記容器の頂部部分は前記蓋の前記少なくとも1つの頂部受入切込パターンと係合することを特徴とする容器と蓋との組合せ。
【請求項22】
請求項21に記載の組合せにおいて、前記第1の横板と前記第2の横板とは概ね垂直に伸長し、前記天板は概ね水平に伸長することを特徴とする組合せ。
【請求項23】
請求項22に記載の組合せにおいて、前記容器は概して切頭錐体であることを特徴とする組合せ。
【請求項24】
蓋を容器に取り付ける方法において、
請求項1乃至15のいずれかに記載の生地板を用意するステップと、
生地板を折り込むステップと、
少なくとも1つの閉じ耳と少なくとも1つの閉じ孔とを係合させるステップと、
容器を用意するステップと、
容器の頂部を少なくとも1つの頂部受入切込パターンに挿着させるステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項25】
蓋を容器に取り付ける方法において、
請求項1乃至15のいずれかに記載の生地板を用意するステップと、
生地板を折り込むステップと、
閉じ板を蓋の生地板の残余の板の1つに糊付けするステップと、
容器を用意するステップと、
容器の頂部を少なくとも1つの頂部受入切込パターンに挿着させるステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項26】
凹凸や継目のない天板と、
第1の横板と、
底板と、
前記底板にあって、容器の上方部分を受け入れる大きさにされた少なくとも1つの頂部受入切込パターンと、
第2の横板と、
前記生地板を閉塞する力学的手段と、を備える、蓋に組み上げる蓋の生地板において、
組み上げた蓋では、前記天板が前記第1の横板と前記第2の横板とに隣接し、前記底板が前記第1の横板と前記第2の横板とに隣接することを特徴とする蓋の生地板。
【請求項27】
請求項26に記載の生地板において、前記少なくとも1つの頂部受入切込パターンは、
前記底板の第1の側部に配された第1の頂部受入切込パターンと、
前記底板の第2の側部に配された第2の頂部受入切込パターンと、を含むことを特徴とする生地板。
【請求項28】
請求項26に記載の生地板において、前記生地板を閉塞する前記力学的手段は耳手段を含むことを特徴とする生地板。
【請求項29】
請求項26に記載の生地板において、前記生地板は前記底板の中心部分が概して矩形をなし、前記底板を前記第1の横板に折込可能に接続するところが細くなることを特徴とする生地板。
【請求項30】
請求項26に記載の前記生地板から形成されることを特徴とする蓋。
【請求項31】
容器と請求項30に記載の前記蓋との組合せにおいて、前記容器の頂部部分は前記蓋の前記少なくとも1つの頂部受入切込パターンと係合することを特徴とする容器と蓋との組合せ。
【請求項32】
天板と、
第1の横板と、
底板と、
前記底板にあって、容器の上方部分を受け入れる手段と、
第2の横板と、
少なくとも1つの閉じ耳と、
前記少なくとも1つの閉じ耳を受け入れる大きさにされた少なくとも1つの閉じ孔と、を備える、蓋に組み上げる蓋の生地板において、
組み上げた蓋では、前記天板が前記第1の横板と前記第2の横板とに隣接し、前記底板が前記第1の横板と前記第2の横板とに隣接することを特徴とする蓋の生地板。
【請求項33】
請求項32に記載の生地板において、前記天板は凹凸または継目のないボール紙の連続した部片であることを特徴とする生地板。
【請求項34】
請求項32に記載の生地板から形成されることを特徴とする蓋。
【請求項35】
容器と請求項34に記載の前記蓋との組合せにおいて、前記容器の頂部部分は、容器の上方部分を受け入れる前記底板の前記手段と係合することを特徴とする容器と蓋との組合せ。
【請求項36】
蓋を容器に取り付ける方法において、
請求項32に記載の生地板を用意するステップと、
前記生地板を折り込むステップと、
前記少なくとも1つの閉じ孔と前記少なくとも1つの閉じ耳とを係合させるステップと、
容器を用意するステップと、
前記容器の頂部を、容器の上方部分を受け入れる前記底板の前記手段に挿着させるステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項37】
請求項32に記載の生地板において、
前記生地板は前記天板のところが概して矩形をなし、前記天板を前記第1の横板に折込可能に接続するところが細くなり、さらに、
前記生地板は前記底板の中心部分が概して矩形をなし、前記底板を前記第1の横板に折込可能に接続するところが細くなることを特徴とする生地板。
【請求項1】
天板と、
第1の横板と、
底板と、
前記底板にあって、容器の上方部分を受け入れる大きさにされた少なくとも1つの頂部受入切込パターンと、
第2の横板と、
閉じ板と、を備える、蓋に組み上げる蓋の生地板において、
組み上げた蓋では、前記天板が前記第1の横板と前記第2の横板とに隣接し、前記底板が前記第1の横板と前記第2の横板とに隣接することを特徴とする蓋の生地板。
【請求項2】
請求項1に記載の生地板において、前記生地板を内側に折り込むとき前記生地板を閉塞するように構成された力学的閉塞機構をさらに備えることを特徴とする生地板。
【請求項3】
請求項2に記載の生地板において、前記力学的閉塞機構は、
少なくとも1つの閉じ耳と、
前記少なくとも1つの閉じ耳を受け入れる大きさにされた少なくとも1つの閉じ孔と、を含むことを特徴とする生地板。
【請求項4】
請求項3に記載の生地板において、前記少なくとも1つの閉じ孔は前記第2の横板に隣接することを特徴とする生地板。
【請求項5】
請求項3に記載の生地板において、前記少なくとも1つの閉じ耳は2つの閉じ耳を含み、前記少なくとも1つの閉じ孔は2つの閉じ孔を含むことを特徴とする生地板。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれかに記載の生地板において、前記少なくとも1つの頂部受入切込パターンは、
前記底板の第1の側部に配された第1の頂部受入切込パターンと、
前記底板の第2の側部に配された第2の頂部受入切込パターンと、を含むことを特徴とする生地板。
【請求項7】
請求項6に記載の生地板において、前記第1の頂部受入切込パターンは、
第1の頂部受入切込と、
前記第1の頂部受入切込から伸長する少なくとも1つの第1のJ字型切込と、
前記第2の頂部受入切込から伸長する少なくとも1つの第2のJ字型切込と、を含むことを特徴とする生地板。
【請求項8】
請求項7に記載の生地板において、前記第1の頂部受入切込は概ねC字型をなすことを特徴とする生地板。
【請求項9】
請求項6に記載の生地板において、前記第1の頂部受入切込パターンは、
前記生地板の幅に沿って伸びる第1の直線部分と、
前記第1の直線部分の端部から伸びるJ字型切込と、を含むことを特徴とする生地板。
【請求項10】
請求項9に記載の生地板において、前記第1の頂部受入切込パターンは、
前記J字型切込から伸びる「く」の字型切込と、
前記J字型切込から伸びるC字型切込と、をさらに含むことを特徴とする生地板。
【請求項11】
請求項6に記載の生地板において、前記第1の頂部受入切込パターンと前記第2の頂部受入切込パターンとは、前記底板の長さを隔てて互いに離間することを特徴とする生地板。
【請求項12】
請求項1乃至11のいずれかに記載の生地板において、前記生地板は前記天板のところが概して矩形をなし、前記天板を前記第1の横板に折込可能に接続するところが細くなることを特徴とする生地板。
【請求項13】
請求項12に記載の生地板において、前記生地板は前記底板の中心部分が概して矩形をなし、前記底板を前記第1の横板に折込可能に接続するところが細くなることを特徴とする生地板。
【請求項14】
請求項1乃至13のいずれかに記載の生地板において、前記生地板はボール紙または硬質紙から構築されることを特徴とする生地板。
【請求項15】
請求項1乃至14のいずれかに記載の生地板において、前記天板は凹凸または継目のないボール紙の連続した部片であることを特徴とする生地板。
【請求項16】
請求項3に記載の前記生地板から、前記少なくとも1つの閉じ耳と前記少なくとも1つの閉じ孔とを係合させて形成することを特徴とする蓋。
【請求項17】
容器と請求項16に記載の前記蓋との組合せにおいて、前記容器の頂部部分は前記蓋の前記少なくとも1つの頂部受入切込パターンと係合することを特徴とする容器と蓋との組合せ。
【請求項18】
請求項17に記載の組合せにおいて、前記第1の横板と前記第2の横板とは概ね垂直に伸長し、前記天板は概ね水平に伸長することを特徴とする組合せ。
【請求項19】
請求項18に記載の組合せにおいて、前記容器は概して切頭錐体であることを特徴とする組合せ。
【請求項20】
請求項1乃至15のいずれかに記載の前記生地板から、前記閉じ板を前記蓋の生地板の前記残余の板の1つに糊付けすることにより形成することを特徴とする蓋。
【請求項21】
容器と請求項20に記載の前記蓋との組合せにおいて、前記容器の頂部部分は前記蓋の前記少なくとも1つの頂部受入切込パターンと係合することを特徴とする容器と蓋との組合せ。
【請求項22】
請求項21に記載の組合せにおいて、前記第1の横板と前記第2の横板とは概ね垂直に伸長し、前記天板は概ね水平に伸長することを特徴とする組合せ。
【請求項23】
請求項22に記載の組合せにおいて、前記容器は概して切頭錐体であることを特徴とする組合せ。
【請求項24】
蓋を容器に取り付ける方法において、
請求項1乃至15のいずれかに記載の生地板を用意するステップと、
生地板を折り込むステップと、
少なくとも1つの閉じ耳と少なくとも1つの閉じ孔とを係合させるステップと、
容器を用意するステップと、
容器の頂部を少なくとも1つの頂部受入切込パターンに挿着させるステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項25】
蓋を容器に取り付ける方法において、
請求項1乃至15のいずれかに記載の生地板を用意するステップと、
生地板を折り込むステップと、
閉じ板を蓋の生地板の残余の板の1つに糊付けするステップと、
容器を用意するステップと、
容器の頂部を少なくとも1つの頂部受入切込パターンに挿着させるステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項26】
凹凸や継目のない天板と、
第1の横板と、
底板と、
前記底板にあって、容器の上方部分を受け入れる大きさにされた少なくとも1つの頂部受入切込パターンと、
第2の横板と、
前記生地板を閉塞する力学的手段と、を備える、蓋に組み上げる蓋の生地板において、
組み上げた蓋では、前記天板が前記第1の横板と前記第2の横板とに隣接し、前記底板が前記第1の横板と前記第2の横板とに隣接することを特徴とする蓋の生地板。
【請求項27】
請求項26に記載の生地板において、前記少なくとも1つの頂部受入切込パターンは、
前記底板の第1の側部に配された第1の頂部受入切込パターンと、
前記底板の第2の側部に配された第2の頂部受入切込パターンと、を含むことを特徴とする生地板。
【請求項28】
請求項26に記載の生地板において、前記生地板を閉塞する前記力学的手段は耳手段を含むことを特徴とする生地板。
【請求項29】
請求項26に記載の生地板において、前記生地板は前記底板の中心部分が概して矩形をなし、前記底板を前記第1の横板に折込可能に接続するところが細くなることを特徴とする生地板。
【請求項30】
請求項26に記載の前記生地板から形成されることを特徴とする蓋。
【請求項31】
容器と請求項30に記載の前記蓋との組合せにおいて、前記容器の頂部部分は前記蓋の前記少なくとも1つの頂部受入切込パターンと係合することを特徴とする容器と蓋との組合せ。
【請求項32】
天板と、
第1の横板と、
底板と、
前記底板にあって、容器の上方部分を受け入れる手段と、
第2の横板と、
少なくとも1つの閉じ耳と、
前記少なくとも1つの閉じ耳を受け入れる大きさにされた少なくとも1つの閉じ孔と、を備える、蓋に組み上げる蓋の生地板において、
組み上げた蓋では、前記天板が前記第1の横板と前記第2の横板とに隣接し、前記底板が前記第1の横板と前記第2の横板とに隣接することを特徴とする蓋の生地板。
【請求項33】
請求項32に記載の生地板において、前記天板は凹凸または継目のないボール紙の連続した部片であることを特徴とする生地板。
【請求項34】
請求項32に記載の生地板から形成されることを特徴とする蓋。
【請求項35】
容器と請求項34に記載の前記蓋との組合せにおいて、前記容器の頂部部分は、容器の上方部分を受け入れる前記底板の前記手段と係合することを特徴とする容器と蓋との組合せ。
【請求項36】
蓋を容器に取り付ける方法において、
請求項32に記載の生地板を用意するステップと、
前記生地板を折り込むステップと、
前記少なくとも1つの閉じ孔と前記少なくとも1つの閉じ耳とを係合させるステップと、
容器を用意するステップと、
前記容器の頂部を、容器の上方部分を受け入れる前記底板の前記手段に挿着させるステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項37】
請求項32に記載の生地板において、
前記生地板は前記天板のところが概して矩形をなし、前記天板を前記第1の横板に折込可能に接続するところが細くなり、さらに、
前記生地板は前記底板の中心部分が概して矩形をなし、前記底板を前記第1の横板に折込可能に接続するところが細くなることを特徴とする生地板。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公表番号】特表2008−532871(P2008−532871A)
【公表日】平成20年8月21日(2008.8.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−501906(P2008−501906)
【出願日】平成18年3月3日(2006.3.3)
【国際出願番号】PCT/US2006/007609
【国際公開番号】WO2006/101690
【国際公開日】平成18年9月28日(2006.9.28)
【出願人】(504075588)グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド (137)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年8月21日(2008.8.21)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年3月3日(2006.3.3)
【国際出願番号】PCT/US2006/007609
【国際公開番号】WO2006/101690
【国際公開日】平成18年9月28日(2006.9.28)
【出願人】(504075588)グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド (137)
【Fターム(参考)】
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