説明

小売店の販売支援方法および支援設備

【課題】ネット販売データを容易に既存のPOSレジスタ装置に入力する。
【解決手段】インターネット6からアクセス可能にウエブサーバ1上に開設された小売店3の仮想店舗2と、小売店3に設置されてインターネット6を介してウェブサーバ1に接続可能な小売店端末機5と、小売店3に設置されて売上販売管理を行うPOSレジスタ装置22を具備した小売店の販売支援方法であって、顧客端末機41から仮想店舗2に接続して所望の商品を購入した時に、ウェブサーバ1から小売店端末機5に送信する注文伝票データに、顧客データを含むバーコードデータおよびネット注文された商品名を含むバーコードデータを、直接的またはリンクを介して間接的に添付し、小売店端末機5の表示装置23の画面に表示された顧客データを含むバーコード画像および商品名データを含むバーコード画像を、バーコードリーダ25により読み取ってりPOSレジスタ装置22に入力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、小売店における直接販売と、汎用ネットによるネット販売を併用して行い、ネット販売した商品データや顧客データなどを、既存の直接販売用のPOSレジスタ装置に容易に入力できる小売店の販売支援方法および支援設備に関する。
【背景技術】
【0002】
従来からの個人商店では、販売商品のデータや売上管理、在庫管理を行うためにPOSレジスタ装置が導入されている。このようなPOSレジスタ装置は、問屋に発注するために電話回線を使用して発注業務を行う通信機能は備えていることもある。
【0003】
近年、特許文献1に示すように、ウェブサーバに汎用ネットでアクセス可能な仮想店舗を安価で開設可能となっており、小売店ではネット販売と直接販売とを並行して行うことが増加しつつある。
【0004】
【特許文献1】特開2003−58788
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、POSレジスタ装置は、インターネットに接続できたとしても、POSレジスタ装置と連動されていない。このため、仮想店舗にアクセスされた顧客端末機から注文があった場合、ウェブサーバを介して小売店端末機に送信された購入商品データや顧客データは、POSレジスタ装置に直接入力することができない。このため、小売店では、POSレジスタ装置に対応してそれぞれ複雑な入力操作をする必要があった。
【0006】
ウェブサーバから送信される販売商品データを直接入力可能なPOSレジスタ装置を新たに導入すル場合には、新たな大きい投資が必要となる。
本発明は上記問題点を解決して、ネット販売データを容易に既存のPOSレジスタ装置に入力可能な販売小売店の販売支援方法および設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、汎用ネットからアクセス可能にウエブサーバ上に開設された小売店の仮想店舗と、前記小売店に設置されて汎用ネットを介して前記ウェブサーバに接続可能な小売店端末機と、前記小売店に設置されて売上販売管理を行うPOSレジスタ装置を具備した小売店の販売支援方法であって、顧客端末機から汎用ネットを介して前記仮想店舗に接続し所望の商品を注文した時に、前記ウェブサーバから前記小売店端末機に送信する注文伝票データに、少なくとも商品名データを含むバーコードデータを、直接的またはリンクを介して間接的に添付し、前記小売店端末機の表示装置の画面に表示された発注伝票の商品名データを含むバーコード画像を、バーコードリーダにより読み取ってりPOSレジスタ装置に入力するものである。
【0008】
請求項2記載の発明は、小売店に来店した顧客が購入する所望の商品を注文した時に、小売店端末機の表示装置に表示された仮想店舗の商品の商品名データを含むバーコード画像を、バーコードリーダにより読み取ってPOSレジスタ装置に入力し、小売店端末機からウェブサーバに送信された顧客データ請求信号により、ウェブサーバではデータベースに記録された少なくとも顧客データを含むバーコードデータを汎用ネットを介して小売店端末機に送信し、小売店端末機の表示装置に表示された顧客データを含むバーコード画像を、バーコードリーダにより読み取ってPOSレジスタ装置に入力するものである。
【0009】
請求項3記載の発明は、小売店端末機の表示装置に表示された仮想店舗の商品のうち、新商品の画像に添付された商品名データを含むバーコードを、バーコードリーダにより読み取ってPOSレジスタ装置に入力し、小売店端末機からウェブサーバに送信された商品情報データ請求信号により、ウェブサーバでは商品データベースから新商品の商品情報を含むバーコードデータを汎用ネットを介して売店端末機に送信し、小売店端末機の表示装置の画面に表示された商品情報を含むバーコード画像を、バーコードリーダにより読みとってPOSレジスタ装置に入力するものである。
【0010】
請求項4記載の発明は、汎用ネットからアクセス可能にウエブサーバ上に開設された小売店の仮想店舗と、前記小売店に設置され汎用ネットを介して前記ウェブサーバに接続可能な小売店端末機と、前記小売店に設置されて売上販売管理を行うPOSレジスタ装置とを具備した小売店の販売支援設備であって、顧客端末から前記仮想店舗に所望の販売商品を注文した時に、前記ウェブサーバから小売店端末機に送信され、直接的またはリンクを介して間接的に添付された少なくとも商品名を含むバーコードデータを有する注文伝票データと、前記POSレジスタ装置に、小売店端末機の表示装置の画面に表示された注文伝票データの商品名を含むバーコード画像を読み取ってPOSレジスタ装置に入力するバーコードリーダとを設けたものである。
【0011】
請求項5記載の発明は、仮想店舗の商品画面に表示されバーコードリーダにより読みとってPOSレジスタ装置に入力可能な少なくとも商品名を含むバーコードと、ウェブサーバに設けられて顧客データを含むバーコードデータを記録した顧客データベースと、ウェブサーバから前記顧データベースから汎用ネットを介して小売店端末機に送信され表示装置の画面に表示される顧客データを含むバーコード画像とを具備し、前記小売店に来店した顧客の注文により、小売店端末機の表示装置に表示された前記仮想店舗の商品名データを含むバーコード画像を、バーコードリーダにより読み取ってPOSレジスタ装置に入力可能としたものである。
【0012】
請求項6記載の発明は、ウェブサーバに設けられて販売商品ごとに商品情報を含むバーコードデータを記録した商品データベースと、小売店端末機から要求されるとウェブサーバにより商品データベースから汎用ネットを介して小売店端末機に送信され、その表示装置に表示される商品情報バーコード画像とを具備し、
前記バーコードリーダにより商品情報を含むバーコード画像を読み取ってPOSレジスタ装置に入力可能としたものである。
【発明の効果】
【0013】
上記請求項1または4記載の発明によれば、従来から互いにデータ交換できない小売店端末機とPOSレジスタ装置とを、小売店端末機の表示装置に表示されたバーコードと、POSレジスタ装置に接続されたバーコードリーダとを介して注文データ伝票のデータを容易かつ迅速に入力することが可能となる。これにより、ネット対応の新たなPOSレジスタ装置を必要とせず、既設のPOSレジスタ装置ほ使用して、低コストでネット販売と直接販売の売上データ管理が可能となる。
【0014】
請求項2または5記載の発明によれば、来店した顧客の注文が、店に在庫がない販売商品であっても、小売店端末機の表示装置の画面からPOSレジスタ装置にに容易かつ迅速に入力することができる。また顧客のデータも同様に表示装置の画面からPOSレジスタ装置に容易かつ迅速に入力することができる。
【0015】
請求項3または6記載の発明によれば、新商品のデータを小売店端末機の表示装置の画面からPOSレジスタ装置にに容易かつ迅速に入力することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
以下、酒屋の販売支援システムについて、図 〜図 を参照して説明する。
【0017】
ウェブサーバ1と、このウェブサーバ1上にそれぞれ仮想店舗(小売店ホームページ)2を開設する複数の小売店3と、小売店端末機5によりインターネット(汎用ネット)6を介して仮想店舗2にアクセス可能な顧客4と、前記小売店3に酒類を卸す複数の酒問屋7が具備されている。
【0018】
前記ウェブサーバ1には、小売店3からの依頼に基いて開設された複数の仮想店舗2と、顧客4のデータとその購入商品の履歴データを記録した顧客データベース(顧客DBという)12と、酒問屋7の問屋管理サーバ8から得られた商品データを記録した商品データベース(商品DBという)13と、これらを管理するウェブサーバ管理装置11とが設けられ、小売店3の仮想店舗2が開設されている。前記仮想店舗2の商品画像には、後述するバーコードリーダ23によりPOSレジスタ装置22に入力可能な商品名バーコードが表示されている。なお、必要に応じてバーコードリーダ23によりPOSレジスタ装置22に入力可能な商品情報バーコードを表示することもできる。
【0019】
前記小売店3には、インターネット6を介してアクセス可能な小売店端末機21と、売上記録部や商品管理記録部、顧客記録部などを有するPOSレジスタ装置22とを具備している。前記小売店端末機21には、少なくとも小型の表示装置23が設置され、さらに来店顧客4に仮想店舗の商品を見せるための大型モニター24が設けられている。またPOSレジスタ装置22は、販売商品の表示部などのバーコードを読取って入力可能なバーコードリーダ(BR)25が設けられている。なお、POSレジスタ装置22には、酒問屋7に発注データを電話回線26によりパケット通信を介して専用発注機能が付加されている。
【0020】
酒問屋7には、インターネット6および電話回線26を利用して酒問屋7に接続可能な問屋管理サーバ31が具備されている。
【0021】
上記酒屋の販売支援システムにおける販売方法を説明する。
【0022】
まず、小売店からウェブサーバ1の管理者にネット販売をしたいとの申込みがあると、ウェブサーバ1に仮想店舗2を開設する。ウェブサーバ1の商品 DB13には、この仮想店舗2では、複数の酒問屋7からたとえば約8000種類の酒類の販売商品データが蓄積されており、通常小売店で取り扱う酒類は800程度でその10倍の量である。この仮想店舗2では、商品 DB13の販売商品の表示画面41には約8000種類の酒類の販売商品が表示可能で、図5に示すように、価格や産地、味などとともに、商品名データを含むバーコード画像SBCが表示される。さらに小売店の顧客4には、直接または仮想店舗を介してアクセスコード(パスワードを含む)が与えられる。
【0023】
図2を参照して、小売店3においてネット販売の売上データをPOSレジスタ装置22に入力する方法を説明する。
【0024】
顧客4は、顧客端末機41からインターネット6を介して仮想店舗2にアクセスし、所望の商品を選択してアクセスコードとともに数量と配達先などの注文データを入力する(STEP1)。
【0025】
ウェブサーバ1では、顧客4の注文データに基いて、ウェブ管理部11により注文伝票データを作成して小売店端末機5に送信する(STEP2)。前記注文伝票データには、顧客データを含むバーコードデータと商品名データを含むバーコードデータが直接、またはインターネット6を介したリンクにより間接的に添付されている。
【0026】
小売店端末機5では、図6に示す注文データが表示装置23に表示される(STEP3)。この注文伝票データ画像には、顧客DB12から取得した顧客データを含むバーコード画像CBCと、商品DB13から取得した商品名を含むバーコード画像SBCが表示される。(STEP3)。
【0027】
この時、注文伝票データの容量が大きくなる場合には、表示装置23の表示画面にリンクボタンが表示され、このリンクボタンをクリックすると、小売店端末機5からウェブ管理部11に顧客データ要求信号および商品名要求信号が出力される(STEP11)。ウェブ管理部11では、顧客DB12および商品DB13からそれぞれ顧客データを含むバーコードデータおよび商品名データを含むバーコードデータを小売店端末機5に返信する(STEP12)。そして小売店端末機5の表示装置23に、商品名データを含むバーコードSBCと顧客データを含むバーコードCBCをそれぞれ表示する(STEP13)。
【0028】
小売店3では、バーコードリーダ25により、表示装置23の注文伝票データの画面から商品名データを含むバーコードSBCと顧客データを含むバーコードCBCを読取り(STEP5)、このデータがPOSレジスタ装置22に入力される(STEP6)。
【0029】
POSレジスタ装置22では、注文商品の在庫が確認され(STEP7)、不足分の注文商品をて専用発注機能を利用して、酒問屋7に発注する(STEP8)。または小売店端末機5により、酒問屋7にFAXまたはインターネット6を利用して酒問屋7に不足分の注文商品を発注する。
【0030】
このようにして発注された商品は、酒問屋7から小売店3または顧客4に配送される。商品代金は小売店から顧客4に集金されるか、顧客4が小売店3に出向いて支払う。
【0031】
上記方法によれば、ネット販売商品のデータと、注文顧客4のデータとを、小売店端末機5の表示装置23の画面に表示された顧客データを含むバーコード画像CBCと商品名を含むバーコード画像SBCを、バーコードリーダ25で読取ることにより、POSレジスタ装置22に容易かつ迅速に入力することができる。
【0032】
次に図3を参照して、小売店3において、来店された顧客4が大型モニター24または表示装置23に表示された仮想店舗2の商品(を注文した時店内在庫がなく、商品に付されたバーコードからPOSレジスタ装置22にデータが入力できない場合)に、直接販売の商品げデータをPOSレジスタ装置22に入力する方法を説明する。
【0033】
仮想店舗2では、画像の商品に商品名データを含むバーコードSBCがそれぞれ表示されている。小売店3では、来店顧客4が所望の商品を注文する(STEP21)と、バーコードリーダ25により、画面に表示された商品名データを含むバーコードSBCを読み取り(STEP22)、商品名データをPOSレジスタ装置22に入力する(STEP23)。
【0034】
さらに小売店端末機5からウェブ管理部11に顧客データ要求信号が出力される(STEP24)。ウェブ管理部11では、顧客DB12および商品DB13からそれぞれ顧客データを含むバーコードデータを小売店端末機5に返信する(STEP25)。そして小売店端末機5の表示装置23に顧客データを含むバーコードCBCが表示される(STEP26)。
【0035】
小売店3では、バーコードリーダ25により、表示装置23の画面から顧客データを含むバーコードCBCを読取り(STEP27)、このデータがPOSレジスタ装置22に入力される(STEP28)。
【0036】
POSレジスタ装置22では、注文商品を専用発注機能を利用して酒問屋7に発注する(STEP29)。または小売店端末機5により、酒問屋7にFAXまたはインターネット6を利用して酒問屋7に注文商品を発注する(STEP30)。
【0037】
このようにして発注された商品は、酒問屋7から小売店3または顧客4に配送される。商品代金は小売店から顧客4に集金されるか、顧客4が小売店3に出向いて支払う。
【0038】
上記方法によれば、画面に表示されたバーコードSBC,CBCとバーコードリーダ25を利用して、データを容易かつ迅速にPOSレジスタ装置22に入力することができる。
【0039】
図4を参照して、小売店3でPOSレジスタ装置22にデータのない無い新商品のデータを入力する方法を説明する。
【0040】
小売店端末機5の表示装置23に仮想店舗2の商品を表示し、バーコードリーダ25により所望の新商品の商品名データを含むバーコードSBC画像を読み取り(STEP31)、POSレジスタ装置22に入力する(STEP32)。
【0041】
次いで、小売店端末機5からインターネット6を介してウェブ管理部11に、先に選択した商品情報データを含むバーコードデータを要求する商品情報データ要求信号を出力する(STEP33)。ウェブ管理部11では、商品DB13から新製品の情報(味や産地、仕入れ価格、取扱い酒問屋など)のうち、POSレジスタ装置22に必要な情報を有する商品情報バーコードデータを小売店端末機5に返信する。
【0042】
小売店端末機5では、表示装置23の画面にに商品情報バーコードを表示させ(STEP34)、バーコードリーダ23で読取ってPOSレジスタ装置22に入力する(STEP35)。
【0043】
上記方法によれば、新商品名や商品情報のデータを、インターネット6を介して小売店端末機5の表示装置23からバーコードおよびバーコードリーダ23によりPOSレジスタ装置22に容易かつ迅速に入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明に係る酒屋の販売支援設備の実施の形態を示す構成図である。
【図2】同販売支援設備においてネット販売データをPOSレジスタ装置に入力する方法を説明するフロー図である。
【図3】同販売支援設備において直接販売データをPOSレジスタ装置に入力する方法を説明するフロー図である。
【図4】同販売支援設備において新商品の商品データをPOSレジスタ装置に入力する方法を説明するフロー図である。
【図5】同販売支援設備の仮想店舗の画面を示す説明図である。
【図6】同販売支援設備のネット販売の発注伝票画面をを示す説明図である。
【符号の説明】
【0045】
1 ウェブサーバ
2 仮想店舗
3 小売店
4 顧客
5 小売店端末機
6 インターネット
7 酒問屋
11 ウェブ管理部
12 顧客DB
13 商品DB
21 小売店端末機
22 POSレジスタ装置
23 表示装置
24 大型モニター
25 電話回線
31 問屋管理サーバ
41 顧客端末機


【特許請求の範囲】
【請求項1】
汎用ネットからアクセス可能にウエブサーバ上に開設された小売店の仮想店舗と、前記小売店に設置されて汎用ネットを介して前記ウェブサーバに接続可能な小売店端末機と、前記小売店に設置されて売上販売管理を行うPOSレジスタ装置を具備した小売店の販売支援方法であって、
顧客端末機から汎用ネットを介して前記仮想店舗に接続し所望の商品を注文した時に、前記ウェブサーバから前記小売店端末機に送信する注文伝票データに、少なくとも商品名データを含むバーコードデータを、直接的またはリンクを介して間接的に添付し、
前記小売店端末機の表示装置の画面に表示された発注伝票の商品名データを含むバーコード画像を、バーコードリーダにより読み取ってりPOSレジスタ装置に入力する
小売店の販売支援方法。
【請求項2】
小売店に来店した顧客が購入する所望の商品を注文した時に、小売店端末機の表示装置に表示された仮想店舗の商品の商品名データを含むバーコード画像を、バーコードリーダにより読み取ってPOSレジスタ装置に入力し、
小売店端末機からウェブサーバに送信された顧客データ請求信号により、ウェブサーバではデータベースに記録された少なくとも顧客データを含むバーコードデータを汎用ネットを介して小売店端末機に送信し、
小売店端末機の表示装置に表示された顧客データを含むバーコード画像を、バーコードリーダにより読み取ってPOSレジスタ装置に入力する
請求項1記載の小売店の販売支援方法。
【請求項3】
小売店端末機の表示装置に表示された仮想店舗の商品のうち、新商品の画像に添付された商品名データを含むバーコードを、バーコードリーダにより読み取ってPOSレジスタ装置に入力し、
小売店端末機からウェブサーバに送信された商品情報データ請求信号により、ウェブサーバでは商品データベースから新商品の商品情報を含むバーコードデータを汎用ネットを介して売店端末機に送信し、
小売店端末機の表示装置の画面に表示された商品情報を含むバーコード画像を、バーコードリーダにより読みとってPOSレジスタ装置に入力する
請求項1または2記載の小売店の販売支援方法。
【請求項4】
汎用ネットからアクセス可能にウエブサーバ上に開設された小売店の仮想店舗と、前記小売店に設置され汎用ネットを介して前記ウェブサーバに接続可能な小売店端末機と、前記小売店に設置されて売上販売管理を行うPOSレジスタ装置とを具備した小売店の販売支援設備であって、
顧客端末から前記仮想店舗に所望の販売商品を注文した時に、前記ウェブサーバから小売店端末機に送信され、直接的またはリンクを介して間接的に添付された少なくとも商品名を含むバーコードデータを有する注文伝票データと、
前記POSレジスタ装置に、小売店端末機の表示装置の画面に表示された注文伝票データの商品名を含むバーコード画像を読み取ってPOSレジスタ装置に入力するバーコードリーダとを設けた
小売店の販売支援設備。
【請求項5】
仮想店舗の商品画面に表示されバーコードリーダにより読みとってPOSレジスタ装置に入力可能な少なくとも商品名を含むバーコードと、
ウェブサーバに設けられて顧客データを含むバーコードデータを記録した顧客データベースと、
ウェブサーバから前記顧データベースから汎用ネットを介して小売店端末機に送信され表示装置の画面に表示される顧客データを含むバーコード画像とを具備し、
前記小売店に来店した顧客の注文により、小売店端末機の表示装置に表示された前記仮想店舗の商品名データを含むバーコード画像を、バーコードリーダにより読み取ってPOSレジスタ装置に入力可能とした、
請求項4記載の小売店の販売支援設備。
【請求項6】
ウェブサーバに設けられて販売商品ごとに商品情報を含むバーコードデータを記録した商品データベースと、
小売店端末機から要求されるとウェブサーバにより商品データベースから汎用ネットを介して小売店端末機に送信され、その表示装置に表示される商品情報バーコード画像とを具備し、
前記バーコードリーダにより商品情報を含むバーコード画像を読み取ってPOSレジスタ装置に入力可能とした
請求項4載の小売店の販売支援設備。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−107258(P2006−107258A)
【公開日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−295071(P2004−295071)
【出願日】平成16年10月7日(2004.10.7)
【出願人】(304053290)株式会社 のばた (1)
【Fターム(参考)】