説明

平面回転水車

【課題】従来の水車の回転を生む水エネルギーが水車の1/3(120度)の回転でこぼれおちてなくなっている。残りの2/3(240度)の回転は水エネルギーがない状態で回転している。課題としては、水エネルギーが最初から最後まで水車に絡んで回転に生かし、産業用としても貢献できる水車を提供することである。
【解決手段】水車本体1の形状は円筒形1にする。その本体1は固定する。本体1の外周を回転部分として設ける。回転部分に流水路3を多数設置する流水路3(注水口5、流水路3、吐水口6からなる)は一定の傾斜角度があり、多数の堰(セキ)を設けた。長い流水路3で水エネルギーを一滴もこぼさず本体1外周を螺旋状に旋回し吐水口6まで落下する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は水車の形状を円筒形1に、回転を平面にした水車に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の水車は回転を生む水エネルギーが水車の回転の1/3(120度)の回転で水エネルギーがこぼれてなくなっている。残り2/3(240度)の回転は水エネルギーがない状態で回転している。従来の水車はほとんど川辺であったが、今はなくなっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の水車は回転が1/3(120度)で水エネルギーがこぼれおちてなくなっている。課題としては水エネルギーが最初から最後まで水車に絡んで回転に生かせる水車を産業用としても貢献できる水車を本発明はこれらの問題を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の水車は、水車本体1の形状を円筒形1にする。円筒形の上部の直径を1度小さくする。その円筒形を固定する。水車の回転は平面回転にする。本体の外周部分を回転部分として設置する。回転部分には、流水路を多数設置する。流水路(注水口、流水路、吐水口からなる)は一定の傾斜角度があり、多数の堰(セキ)7を設けた。流水路は本体外周を螺旋状に旋回し、吐水口まで落下する。これ等は平面回転水車の構造です。本体の形状を円筒形にしたのは、従来の水車にはなかった根本的な構造上の問題を変えてくれると考えた。円筒形の直径を大きくすれば、流水路を多く設置することが出来、水車の巨大化にもなる。直径が30メートルの場合、円周は94メートルになり流水路が46本〜48本の設置が出来る。
一基の水車に50本近くの流水路を設置すると小さな発電所になる。本体中心部の空間は直径20メートル前後になり、相当な設備の設置が可能になる。流水路3の注水口5に注水された水エネルギーは一定の傾斜角度があり、多数の堰(セキ)7を設けた。長い流水路で水エネルギーを一滴もこぼさず、本体外周を螺旋状に旋回し流水路自体が保有し、絡み、歯車をとうして次の設備に機械的エネルギーとして吐水口6まで落下する。本発明水車の構造組立は、水車本体を円筒形にしたこと、その本体を固定したこと、水車1の回転を平面回転にしたこと。本体の外周に流水路を多数設置したこと、回転部の内側と外側に歯車を設置したこと。本発明の平面回転水車は、固定した本体と回転する流水路は別々でなく、一対であり、一体としての構成による平面回転水車である。水車の設置場所として条件がそろった川辺であればベストだが、たとえば他の場所でも大きな深いプールを建設し、そのプールの上部に建造物を設置できれば、水車全体とその付属設備などを活用することで、プール上で全てを賄うことが可能になる。またポンプを設置し循環方式を取り入れれば、建設場所に広がりを持たせることが出来る。
【効果】
【0005】
従来水車は縦回転で本発明の平面回転水車はほぼ横回転で、そのままでは比較は出来ないので、本発明の説明を中心に行う。従来の水車は回転の1/3(120度)で水エネルギーはこぼれ落ちて無くなってしまう。本発明の水車は本体の形状を円筒形1にし、その円筒形1を固定した。円筒形1の外周部分を回転部分として設置する。回転部分には流水路3(注水口5、流水路3、吐水口6からなる)を多数設置する。流水路3は一定の傾斜角度があり、多数の堰(セキ)7を設けた。注水口5から注水された水エネルギーは本体外周1を螺旋状に旋回しながら吐水口6まで一滴もこぼさず落下する。また本体1の直径を大きくすれば流水路3は数十本にもなり、小さな発電所が出来、産業用として使用できると考えられる。
【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体1部分の形状を円筒形1にする。円筒形1の上部の直径を1度、小さくする。その円筒形1を固定する、円筒形1の外周部分に回転部分として設置する。水車の回転は平面回転にする。回転部分(流水路3)は、本体1の外周を旋回する。流水路3(注水口5、流水路3、吐水口6からなる)は一定の傾斜角度があり、多数の堰(セキ)7を設けた水エネルギーを保有した状態で水車の回転に絡みながら歯車をとうして、次の設備に機械的エネルギーとして吐水口6まで落下する。本発明水車の構造組立は、水車本体を円筒形にしたこと、その本体を固定したこと、水車1の回転を平面回転にしたこと。
本体の外周に流水路を多数設置したこと、回転部の内側と外側に歯車を設置したこと。
本発明水車は、固定した本体1と回転する流水路3が別々でなく、一対であり、一体となる構成よりなる。

【公開番号】特開2013−87765(P2013−87765A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−240649(P2011−240649)
【出願日】平成23年10月14日(2011.10.14)
【出願人】(505112587)
【出願人】(511265556)
【Fターム(参考)】